※この作品はR-18です。

そっくりなアイツ リターンズ   作:もっち~!

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お見合い

 

---宗方一弥---

 

ショウが終わり、家に帰ると、見合い話が来ていた。俺と亜樹の両方にだ。

 

「この国の暗部を取り仕切る四葉家と、公安を牛耳る七草家からだ。見合い写真を置いてく。選べ。」

 

相手は二人とも美人である。

 

「兄さん、俺は巨乳は無理だよ」

 

って、亜樹。じゃあ、俺が七草家か…

 

見合い場所は東京のホテルで、それぞれ違う部屋らしい。久しぶりに車出行くか。ガレージへ向かい、亜樹と車の整備をしていく。亜樹は、母親の遺品であるジャガーマーク2、俺はロータスヨーロッパ(改)。初代RX-7エンジンへ換装し、足周りを強化してある。亜樹のは無改造だが。

 

「兄さん、排ガス規制前なのか?」

 

「勿論だ。競争するか?」

 

「母さんの車だよ。大切に乗りたい」

 

足周りは強化してやるかな。

 

◇

 

見合い当日、2台の車で移動する。亜樹は車をいじったようで、燃費が良いようだ。

 

「弄ったのか?」

 

「少しねぇ。エンジン音にノイズが乗っていたから、エンジンを調整して、サスとブレーキを強化してみた」

 

トラブルも無く、だいたい予定時刻に着けた。お見合いは断っても良いらしいが、公安関係者を敵にはしたくないかな。

 

仲人も付き添いもなく、一人で挑んだ。

 

目の前には七草弘一、真由美親子がいる。

 

「宗方家本家跡取りの宗方一弥です。職業は手品師です」

 

何も無いところから、薔薇を一輪取り出し、真由美嬢に手渡した。

 

 

 

---宗方亜樹---

 

シエスタがいるのに見合いって…シエスタ本人は愛人希望だというので、お見合いにクレームは付かない。

 

目の前には四葉真夜と司波深雪がいる。あぁ、デッサンしいたい。透過して脳内保存しておく。あっ、そうだ、自己紹介しないと

 

「代羽家次期当主の宗方亜樹です。職業は絵師です」

 

「どういった絵を描かれるのですか?」

 

持って来たスケッチブックを見せてみた。得意の裸婦画は入っていないヤツだ。あぁ~。モデルにしたい。俺がやらかさない様に、夏美が付き添い来ている。

 

「代羽の次期ということは、代羽神社を取り仕切るのですか?」

 

真夜に訊かれた。俺じゃなくて、代羽家に興味があるのかな。

 

「今、取り仕切っているのは、神代神社です。神主代理です」

 

神主は俺の魂に宿る勇者の亘である。

 

「代羽神社には関わっていないのですか?」

 

真夜がしつこい。深雪と会話させろよ。この見合いは真夜が取り仕切っているようだ。深雪に口を挟ませないようだし。

 

「あちらでは、庭師です」

 

階位が足り無いから…俺には興味ないらしいのだ、食い逃げするかな。

 

 

 

---宗方一弥---

 

見合いは結婚を前提としないお付き合いから」始めることになった。相手の両家ともに、代羽家及び代羽神社狙いのようだった。

 

俺には、長男なのに代羽神社を何故継がないかを訊いてきた。俺は元々宗方家の人間である。継ぎようがない。亜樹と違い、代羽神社で修行もしていないし。だが、亜樹にはシエスタがいるから、見合いは成立しないんだけど…家と縁紡ぎしたいのだろうか。それとも、、血脈狙いか?

 

とりあえず、彼女達の通う学校に入ることになった俺と亜樹。入学試験を受けないといけないそうだ、

 

国立魔法大学付属高校、通称が魔法科高校、週六日制の学校である。場所は八王子で、通えない距離ではないが…ちょっとツライ。仕事をする時間がないぞ。どうするかな?転移スキルで通うか、亜樹と相談だな。

 

◇

 

まず入学試験を受けないと。この学校の魔法の理が違う。どうしてこうなるんだ?分からない事は調べる。調べてみると、魔法使いの育成学校ではなく、魔法技能士の育成学校のようだ。この国の魔法は、技術体系化された技能…スキルのようだ。俺達と違うかな。CADと言う、魔法発動を簡略化・高速化するデバイスをもちいるそうだ、それがないと、詠唱を機械任せの為、実戦に向かないようだ。なら、破壊してやれば、俺達の勝ちだな。用いるのも魔素ではなくて、サイオン粒子のようだ。

 

「どうするよ、これ?」

 

亜樹に訊いた

 

「やれることするだけだよ、兄さん。魔法を使えないから科学でカバーしているんだろ?」

 

楽しそうな顔の亜樹。

 

「ジャマだったら取り除けばいい。敵だったら消せばいい。まぁ、愉しみだよ」

 

こいつ、女子生徒を喰いまくる気じゃないのか。

 

◇

 

魔法体系が合わず、俺達はH組になった。現代魔法が使えない落ちこぼれ扱いらしい。ホグワーツ魔法魔術学校と時計台を首席で卒業した俺達がだ。おgかしいだろう、この国は。まして、世界に数人しかいない【賢者】の称号を持つ俺達がだ…

 

そして、入学式。落ちこぼれ組は、参加できないそうだ。俺達の教室は裏門入って直ぐの別棟だった。正門は使うなという。なんだ、この差別学校は…

 

「兄さん、問題ないよ。この学校は敵認定だよ。ふふふ」

 

亜樹はヤル気満々である。まぁ、俺も舐められたらやるけど。

 

 

 

 

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