※この作品はR-18です。

そっくりなアイツ リターンズ   作:もっち~!

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地図にない街

 

---佐藤美和子----

 

警察庁の広域捜査室の野上冴子警視から、指令がくだった。旅先で行方不明になった女子高生の捜索を共に行うというもんだ。

 

「どこで居なくなったのですか?」

 

以前、特捜で私へ目を掛けてくれた警視。相棒として私に白羽の矢がたったらしい。

 

「小淵沢から佐田鉄道に乗った後、消息を絶ったそうなの」

 

「一人旅ですか?」

 

「友達と二人で」

 

「で、捜索対象者は一人って、おかしくないですか」

 

「政治的な問題らしいわよ」

 

きな臭さを感じる。

 

「監視カメラ映像から、佐田鉄道に乗ったのは確認している。ただ、乗った佐田鉄道の駅には監視カメラがないらしく。どこで降りたかは不明なの」

 

佐田鉄道は小淵沢を出ると、二駅しかない。元々佐田グループの関係舎しかつかわない路線であるから。終点の佐田リゾートホテルの建設の為の人員とその家族などが、(仮)駅に住める街造りをしているという。

 

観光地もない場所に、二人は何をしに行ったのか?

 

◇

 

警視と二人で現地へ向かう。駅名が(仮)の駅で下車した。そこらかしこで建設をしているようだ。区画も整理中なのか、道路の敷設工事を行われていた。

 

「ここには泊まれないみたいだ。隣の駅へ行こう」

 

警視と共に電車に乗り、隣の駅へ…隣の佐田リゾートホテル駅の駅前では巨大な建設物があった。あれがリゾートホテルになるのか。その近場には ビジネスホテルがいくつか有り、その地の一つにチェックインをした。

 

「彼らもどこかのビジネスホテルに泊まったはずだ」

 

手分けをして聞き込みを行う。

 

「近くに観光名所はないようだ」

 

と、夕食を終え、ひとっ風呂をあびて、警視の部屋で情報のすりあわせをする。

 

「まだ情報端末用のアンテナが少ないみたいで、ホテルと駅以外ではアンテナの強度が弱くて、通信できませんでした」

 

「そのようだ」

 

警視は情報端末で、警察庁と情報をやりとりしいている。この街は住むには不便である。商店がない。あるのは、建設中の病院、ホテルで、あとは元温泉旅館の屋敷くらいだ。その屋敷には立派な門がるが表札はない。しかし、誰か住んでいる気配があった。

 

「あの屋敷に用があったのかな?」

 

「あそこは、この辺りの大地主の屋敷だそうだ。ノータッチで行けって…この辺りの地図がほしいな」

 

ネットで地図検索をするが無いようだ。

 

◇

 

翌日、小淵沢まで戻り役所で、あの辺りのことを調べた。

 

古くから聖域と呼ばれる森があるとのこと。その森には名の無い神を奉る神社があることが分かった。

 

「その神社を目指していたのか?」

 

それくらいしか名所がないようだし。ただ、その場所が分からない。役所にも地図がないそうだ。駅前以外は私有地らしく、立ち入り調査すらしていないと言う。

 

四駆のレンタカーを借り、神社探しをすることになったのだが、私有地での捜査は許可をとらないといけない。警視は警察庁へ許可申請を依頼した。

 

 

 

---宗方亜樹---

 

シエスタが東京で仕事である。助手として、俺を同伴出勤するそうだ。依頼内容は鈴木財閥が所有する宝石を、怪盗キッドから防いでくれって内容である。捕り物はシエスタの能力では不向きで有るため、俺が駆り出されたようだった。シエスタは打ち合わせに向かい、俺は美術館周りを街をぶらつく。

 

「快翔!」

 

腕に誰かがしがみついている。

 

「今日は逃がさないからね。今日は夕飯を一緒にたべてよ」

 

肉付きの良い女の子のようだ。俺を誰かと勘違いしているのだろう。

 

「人違いでは?」

 

「その手には乗らないからね」

 

俺はお持ち帰りをされた。まぁ、暇だしいいか。

 

手料理をごちそうになり、お礼にマジックを披露した。カードマジックである。シャッフルして貰ったデッキの一番上がハートのエースになるやうだ。

 

「ウデをあげたね。何度もできるなんて…」

 

彼女の想い人もマジシャンなのか?隙を見て、意識を刈りとり、シエスタの元へ戻った。

 

 

 

---宗方一弥---

 

朝目覚めると、幼児体型の女性が俺に抱き付いていた。誰だ、コイツは…

 

「ねぇ、一弥、お腹がへったよ~」

 

その言葉で、思い出した。前の周回で同棲していた喰う寝る食うな巨大胃袋のことを…

 

「インデックス?」

 

「そうだよ。こんな美人なシスターを忘れてるって、あり得ないよ~」

 

インデックスとは禁書目録と呼ばれている少女である。あらゆる禁書を記憶しており、その記憶力を維持する為喰いまくるのだ。能力を使うと寝まくるし、コスパが低すぎる能力者である。そのボディは俗に言う幼児体型で、萎えるわ~

 

「ねぇ、ミサカシリーズは持って来ないの?」

 

ミサカシリーズかぁ…御坂美琴のクローン体の妹達である。人手が欲しいところだな。誰に言えば、穏便にお持ち帰りできるだろうか。

 

 

 

---宗方亜樹---

 

怪盗キッドを捕まえることはできなかったが、宝石は護り切った。盗まれた後、キッドの懐から『強奪』で、かすめ取っただけであるが、鈴木なんとかに、褒められたが…シエスタに依頼料が振り込まれるのでヨシにすっるか。

 

仕事の後は温泉三昧である。家に帰る。と、兄がシスター服の少女と何やらしていた。巨乳というよりちっぱい系である。好みが変わったのか?

 

「あぁ、亜樹、帰って来ていたのか。なぁ、この腹ぺこシスターに食い物を与えてくれないか?」

 

料理する羽目になるのか?喰ってきたのになぁ。

 

「なあ。うちは神社なのに、何故にシスターなんだ?」

 

神社で必要なのはシスターでは無く巫女である。

 

「そうだな。教会を作るか、駅前に。結婚式需要があるかもしれなし。司祭はバチカンから貰ってくるか」

 

「エクソシストなら、招聘できるけど」

 

「あれは、神父だったはず…」

 

「ならせっかく聖女にした火織にまかせよ~」

 

と、何故か裏の事情通なシスター。

 

「聖女って、司祭扱いなのか?」

 

温泉玉子を量産する俺。

 

 

 

 

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