※この作品はR-18です。

そっくりなアイツ リターンズ   作:もっち~!

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第49話

 

---宗方一弥---

 

精神を浄化して白紙にもどした司波達也を糧に、四葉家と交渉をし、ミサカシリーズを手に入れた。御坂美琴本人は含まれていない。拾いに行くのがメンドーである。なので、ミサカシリーズにピックアップをお願いした。

 

拾ってきた美琴に、ラストオーダー経由で事情を説明し、取り敢えず納得して貰った。1万体近くを平和に働け、住む場所を提供したのだから。仕事は巫女か、神社の裏方である。

 

 

 

 

---黒羽快翔---

 

誰かが、俺に化けて、青子に優しくしたらしい。その優しさに絆され、すっかり俺の彼女になった気の青子。誰だよ。俺に似た顔って…工藤か?工藤なのか?

 

工藤を呼び出した。

 

「怪盗が俺になんの用だ!」

 

少し怒り気味の工藤。

 

「お前、俺に化けて、青子に何をしたんだ?!」

 

「えっ…お前もされたのか?俺もだぜ。俺の記憶に無いことを俺がしたって蘭が…」

 

工藤もやられたらしい。じゃ、誰が?

 

「服部の線も考えたが、アイツじゃ女心をくすぐることはできないし。じゃあ、誰が化けたんだ?」

 

変装の達人で俺と工藤に化けるヤツを考えるが、服部平次以外思い浮かばない

 

 

 

 

---佐藤美和子---

 

待てども、待てども、警察庁から、ゴーサインが届かない。警察庁でも手の出せない相手の屋敷か?

野上警視がしびれを切らせ、警察庁と協力関係のある探偵に依頼し、調べて貰う事にした。警視庁で言うところの工藤君のような存在のようだ。

 

依頼した翌日、依頼した国際免許持ちの探偵シエスタが現れた。もう調べたの?

 

「依頼された屋敷は、私の彼氏の兄の家で、みんなでシェアして住んでいます」

 

と意外な解答。

 

「シエスタも住んでいるの?ここから通い?」

 

「いえいえ、東京に単身赴任中です。彼は、こちらでお仕事がありますから」

 

「彼の仕事は?」

 

「神社の神主代行です」

 

目の前に探している神社の関係舎が現れた。話を訊くと、その神社は観光地では無いそうだ。なので、アクセスは困難だという。ここからだと山道の上、途中階段もあることから、自動車でアクセスはできないようだ。

 

「どこからなら車で行けるの?」

 

「宮内庁の許可があれば、小淵沢から車でのアクセスはできます」

 

宮内庁?許可が下りなそうな部署である。

 

「この国の皇帝しか謁見できない者が住んでいますから。私も謁見はできてませんよ」

 

マズい相手の土地のようだ。

 

「どこの家の管理なの?」

 

臆すること無く警視がグイグイ聞き込む。

 

「謁見するには、神代家に申し込み、鳥居家の許可をえてだね」

 

「謁見でなくて、神社に行くには?」

 

「それならば、宗方家に申し込み神代家の許可かな」

 

「分からない時はシエスタを頼っても大丈夫?」

 

「そうだね。冴子なら窓口になるよ」

 

依頼完了を警察庁に連絡すると、シエスタさんが帰って行った。

 

◇

 

翌日、小淵沢に山道歩きようの靴や衣服を買いに向かい、図書館、役場で、宗方家、神代家、鳥居家について、調べてに行った。

 

調べると、我が国は多様な宗教があるが、皇帝は名の無き神だけを信奉しているそうだ。古来より名の無き神として存在しており、あえて呼ぶなら『守護者』もしくは『ガーディアン』と言うらしい。その神のご神体は、神代神社の先の鳥居の門を潜った先にある代羽神社にあるそうだ。

 

「じゃあ、件の二人はご神体を見に行った可能性がありますね」

 

「何の為に?学生じゃ資格がないでしょうに」

 

許可が下りない可能性がありますね。

 

「では、手前の神代神社を見に行ったとか」

 

取り敢えず、神代神社を目指すことにした。シエスタさんに頼んで許可を貰った。地図が送られて来た。注意書きがあり、遭難する可能性もあるので、山歩きを舐めないようにと。

 

用意を調えての山歩き…舐めてはいないがキツい。ぬかるみ有り、鎖場有り、登山道ではなく本当の山道。森の中、獣道らしき道を進む。休憩所は無いのか?お花摘みするのは森の中である。穴を掘り、排泄物を土に埋める。朝焼けと共に出発したが、鳥居を見つける頃には夕焼けが見えていた。鳥居の先には竹のトンネル、その中に長い石段。ここで休む訳にいかない。

 

無我夢中で石段を登り終えると、目の前に宿坊があり、休むことにした。

 

 

 

---宗方一弥---

 

駅から神社まで休憩所が無いのはつらいと、新しい巫女候補に言われた。俺と亜樹は転移スキルで来るか、車だし、徒歩の苦労を経験していないいので、分からなかった。実際に歩いて見て、休憩所は必要だと感じた。団子屋がいいかな。峠のお茶屋と言えば団子だよな。と言う事で、和カフェ喫茶リコリコをスカウトしてきた。ここの名物は試験管に入ったみたらし団子とか、ずんだ団子である。石段の下の鳥居の並びに店を構えてもらった。

 

「どう?」

 

「本当に何もも無いよね。駅と神社までの道って。でも宮野先生の病院があるのはいいなぁ」

 

宮野病院の院長である宮野エレーナの患者である錦木 千束が、ニコニコ顔で言った。

 

「だろう?やはり定期検診は信用できる医者に限ると思うぞ」

 

千束は心臓が悪く、シエスタ同様、人工心臓をエレーナに移植してもらっていた。

 

「ここなら、ドクターヘリで十分くらいで来て貰えるしねえ」

 

問題はこの店のマスターの入れる珈琲がマズいことだな。なので、日本茶専門カフェにしてもらった。美味しい珈琲の店もスカウトしたいな。

 

 

 

 




黒羽家って、四葉家の分家にあるが…(^^;
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