「あんな魔物に食べられるなんてやだよ……助けて、ミミ! ミソギ!」
別名"死者の洞窟"と呼ばれる高難易度のダンジョンでは、彼女が得意とする魔法も役に立たず、無力な少女は腐った肉塊に追い詰められた。不死の呪いに縛られた屍達は、生前の欲望を満たすべく眼前の獲物に牙を剥く。
「いやぁぁぁぁ!!」
蟲が蠢く悍ましい腐茎は呆気なくキョウカの純潔を奪った。僅か8歳という幼すぎる相手であっても、不死者は容赦などしない。小さな子宮に異臭漂う濁った種汁を大量に注ぎ込まれ、彼女は絶望を孕む。
「はぁっ……はぁっ……!」
真っ暗な洞窟に荒い息遣いが響く。時折転びそうになりながらも必死の形相で駆ける幼い少女は、怯えるように後ろを振り返った。背後に広がる漆黒からは魔物と思しき呻き声が追ってきており、彼女は恐怖に顔を強張らせる。
「もっと遠くに……逃げないと……!」
少女が凸凹のある地面を踏みしめるたび、小さな体には不釣り合いな長いツインテールが揺れた。淡い紫に染まったそれは暗闇の中でも絹のように美しい輝きを放つため、追う者からしてみれば目立つ印となる。
(あんな魔物に食べられるなんてやだよ……助けて、ミミ! ミソギ!)
仲の良い友人達に助けを求めて暗闇を彷徨う彼女の名はキョウカ……8歳という幼さで水系統の魔法を使いこなすエルフ族の秀才少女だ。そんな優等生がたった1人で険しい洞窟を徘徊しているのには理由がある。彼女は友人達に誘われてランドソル郊外まで探検にやってきたのだが、迷い込んだ洞窟の中で魔物に出くわして散り散りになってしまったのだ。遊び友達のミミやミソギと合流することも叶わず、ひたすら岩道を逃げ惑っている。
「このあたり、全然見覚えがないかも……」
息を整えるために立ち止まったキョウカは、目を凝らして周囲を見渡した。洞窟の内部は岩盤をくり抜いたような細い道が続いているばかりで、目印になりそうなものはない。さらに自然に造られたであろう無数の横穴が方向感覚を失わせるため、脱出不可能な迷宮と化していた。
「うぅ……もう無理、歩けないよ……」
走り疲れた足が棒のように痛むせいで、少女は思うように動けなくなっていた。なにより袖とスカートが長い衣服のせいで余計に疲労感が募る。青と黒を基調にし、着物と呼ばれる民族衣装のデザインを取り込んだお気に入りの服ではあったが、動き回るには不便だった。
――グォォォォ!――
逃げて来た道から魔物の咆哮が追ってくる。思わずキョウカは涙目になって、近くにあった横道へ身を隠した。しかしそこは行き止まりになっており、逃げ道としては最悪の選択だった
(お願い、こっちに気づかないでっ……!)
行き着いた袋小路にしゃがみ込み、華奢な肩を震わせながら一心不乱に祈る少女であったが、その願いはあっさりと見放されてしまった。追ってきた魔物が新鮮な肉の匂いに気づき、キョウカがいる通路へと足を踏み入れる。
(こっちにやってくる……!?)
エルフ族特有の長耳が迫る足音をキャッチした。ゆっくりと近づいてくる魔物の気配を感じ取り、その整った顔を酷く引き攣らせる。
――グォォッ!――
悍ましい雄叫びが響き渡った直後、魔物がキョウカの視界に入った。天井や壁にへばりついた発光苔がその頭部をうっすらと照らし出す。抜け落ちた頭髪に青黒く腐った肌、そして眼窩には潰れて淀んだ目玉――キョウカを追ってきた魔物は死人であった。ゾンビとも呼ばれる彼らは、死してなお動き続ける不死者である。いつまでも消えない渇きと飢えを満たすため、新鮮な血肉を欲して生命を襲い続ける忌むべき魔物だ。
「ひっ……!?」
骸が発する腐臭に少女は吐き気を催した。生前なら人間男性であったであろうその肉体は醜く朽ちており、骨や内臓が剥き出しになっている部分すらある。そして何より彼女が恐ろしく感じたのはその身に巣食う無数の蟲であった。皮膚を食い荒らすようにして這いずり回る蛆虫と思しきものが、ポタポタと足元に落ちていく。
「ち、近づかないでくださいっ!!」
杖を構えて威嚇するキョウカだったが、魔力切れを起こしており魔法を放つ余裕はなかった。背には冷たい岩壁が触れており逃げ場がない事を残酷に告げている。もはや彼女に成す術はなかった。
(どうしよう……どうしよう!?)
距離を詰めてくる魔物に対して、キョウカは怯えることしかできない。もしここが地上であれば叫ぶことで誰かに気付いてもらえる可能性があったが、地下洞窟ではその希望もない。何より、ここは死者の洞窟と呼ばれる高難易度のダンジョンであった。一般の冒険者でさえ立ち入りは禁止されており、子供が遊び場にしても良い場所ではなかったのだ。しかしキョウカ達はそれに気づかずに入ってしまっていた。幼気な冒険心の代償を、その肉体で支払うことになるとも知らずに。
――ビリビリビリ!――
ゾンビは動けなくなったキョウカの衣服を掴むと、強引に剥ぎ取ってしまった。死した肉体とは思えぬほどの腕力で布地を呆気なく破ってしまう。
「いやぁぁっ!!」
キョウカの悲鳴が袋小路に反響した。それが気に触ったのか、ゾンビは腐った血肉で濡れた腕を突き出し、彼女の身体を押し倒す。身長120cmに満たず、体重ですら20kg程度しかない小さな身体は簡単に岩場へと叩きつけられた。
「かはっ……!?」
キョウカは背中に走った衝撃に表情を歪ませる。倒された拍子に杖も折れてしまい、どこかへと転がっていってしまった。もはや少女に抵抗する手段はなく、自らを見下ろすゾンビの贄とされるのを待つしか無い。
(魔物が服を破くなんて、本には書いてなかったのに……)
衣服を破かれ、白い肌を露わにしたキョウカは両手で身体を隠そうとする。細い腰や薄い胸はまだ彼女が女性としての成長を迎える前である事を赤裸々に語っていた。長命であるエルフ族において8歳という年齢はまだまだ子供の範疇だ。二次性徴すら始まっていない青すぎる果実を前にして性的興奮を覚えることができるのは、よほどの小児性愛者くらいだろう。
生前がそうだったのかは不明だが、ゾンビは執拗に少女が纏う布地を裂いた。洞穴からビリビリという音が聞こえなくなる頃には、すっかり彼女は生まれたままの姿に剥かれていた。キメの細かい柔らかそうな肌が惜しげもなく晒される。
「み、見ないでください!」
顔を真赤にして羞恥を訴えるキョウカ。年相応の恥じらいを持っていた少女は、たとえ相手が魔物であっても裸を見られることが苦痛だったのだ。ただこの時点において彼女は、魔物の目的が自分を食べることだと思いこんでいる。裸にされたのもそのためだと考えていた。
(私、これから食べられちゃうの……? やだよ! 誰か助けて!!)
腐った歯茎から覗く欠けた歯は黒ずんでおり、噛まれただけで病気になってしまいそうである。覆いかぶさってきたゾンビ相手に、キョウカは「食べないで!」と何度も繰り返した。しかし彼が興味を示したのは喰らい付き易い彼女の二の腕や脇腹ではなく、女性にとって大切な器官が多く収納されている下半身であった。魔物は両腕を使って少女の細い両脚を無理やり開き始める。
「ひぃっ!?」
死体特有の冷たい感覚が自分の肌に触れたことでキョウカの全身に鳥肌が立った。しかもそれは左右の膝を掴んでおり、強制的に股を開かせようとしているのだ。女の子にとって大切な場所を暴こうとしているに他ならない野蛮な行為を、彼女は必死に拒絶した。
しかし魔物化して成人男性以上の腕力を誇る相手に8歳の女児が抵抗できるはずもない。力を振り絞って太腿を閉じようとしていたのだが、すぐに力尽きて開脚させられる形となった。先程まで履いていた下着は破かれて役目を果たしていないため、魔物の視線を遮るものは何もない。
(私の大事なところ、全部見られちゃってる!?)
左右に開かれた太腿の付け根には、産毛すら生えていないぷっくりとした恥丘が見えており、そこから会陰にかけて深い割れ目が走っていた。ぴったりと閉じた大陰唇は子供特有の肉厚さを以って、未熟な少女の性器を大切そうに隠している。
「見ないでぇ! そこは他の人に見せちゃダメだって、お母さんが……!」
濁った目玉で局部を凝視するゾンビに対して、キョウカは激しい拒絶を示した。母親から少し早めの性教育を受けていた彼女は、そこが赤ん坊を産むための場所だということを知っていたのだ。まだ初潮すら迎えてはいないのだが、陰部を他人の目に晒してはいけない事は重々承知している。だが言うまでもなく魔物が人語を解することはない。ゾンビは骨が飛び出た指先を幼いスリットへ挿し込み、左右に拡げてみせた。
「いやぁぁぁぁ!!」
キョウカの叫び声も虚しく、重なった柔肉が容赦なく開かれてしまう。その内側は桜の花弁のような鮮やかなピンクを帯びており、雪のような肌の白さとは対称的であった。また湿り気を帯びた処女膜は淫靡な輝きを放ち、未熟ながらも雌としての芳香を漂わせている。当然のごとく新品である肉壺は、ゾンビに残された性本能を刺激したのだろう。彼は声にならないうめき声を上げ、口元からだらだらと涎を垂らし始めた。
――ウゥゥ……!――
半開きの口から悪臭を放つ黄ばみ汁が落ち、キョウカの腹部を汚していく。その中には体長1cm程度の蛆虫も含まれていた。黄白色の胴体に対して頭部は黒く染まっており、生理的嫌悪感を催させるコントラストが特徴的だ。だがそれ以上にこの幼虫は恐ろしい秘密を隠し持っていた。
(これ、図鑑で見たことある……!?)
キョウカは昔読んだ魔物図鑑にそっくりな生物が掲載されていた記憶に思い至る。図鑑によるとその蟲は家畜や魔物だけでなく、人体にも寄生する蝿型魔物の幼虫である旨が書かれていた。そして見た目は小さくとも、歪な形状の口吻に皮膚や肉を齧ることができるヤスリ状の歯が付いていることも付記されていたのだった。そんな危険生物が素肌の上を這っていることに、彼女は強い危機感を抱いた。
「きゃああ!!」
慌てて腹の上を手で払い除けるキョウカ。だが蛆はゾンビから止め処なく落ちてくるため、意味のない行為となっていた。そんな中、数匹の蟲が彼女の手から逃れて身を隠すのに良さそうな凹みを見つける。乳児期の名残を感じさせるプニプニとした臍は無防備に口を開けていたため、幼虫が苦も無く潜り込んでしまった。
(あうぅ……この感じ……まさか虫がお腹に入っちゃったの……?)
むず痒さを伴った臍の違和感に、キョウカの焦りが加速する。臍の孔が内臓にまで達しているわけではないが、それでも腹膜に最も近づく場所である事は変わらない。しかも侵入者は単なる虫ではなく、寄生蝿の幼虫なのだ。放置すれば悲惨なことになってしまうと、キョウカは必死に蛆を取り除こうとする。だが彼女の裸体で性的興奮を催したゾンビは、そんな悠長な時間を与えてはくれなかった。
「えっ……!?」
少女の視線を塞ぐように反り勃った陰茎が突き出される。死んでいるはずの男は幼すぎる肉襞に対し、異常なまでの執念を見せていた。生命への渇望なのだろうか。腐った海綿体は膨れ上がり、生前にも負けぬほどの硬度を再現している。しかし相手は8歳の女児であり妊娠できる体ではない。また朽ちた肉体から生み出される精子もまた腐っており、子を成すことなどなかった。それでも尚、ゾンビは仔を孕ませようとしていたのだ。
(これ、おちんちん……だよね……?)
ゾンビの股間から生えたグロテスクなペニスを見て絶句するキョウカ。それが男性器である事は彼女も何となく分かっていたが、勃起した状態のものを目の当たりにしたのはこれが初めてであった。露骨な欲望を向けられ、幼い少女は自分が性的に辱められているのだという事実を改めて実感する。だが女性としての尊厳が本格的に踏み躙られるのはここからだ。ゾンビの目的はただ1つ、眼の前にある雌穴を犯すことなのだから。
――ちゅぷっ――
亡者は赤黒く腫れた肉棒を少女の粘膜部分へと擦り付け始めた。プリプリとした新鮮な処女膜を味わうが如く、蛆だらけの亀頭を使って愛撫を施す。腐った体液によるマーキングは、無垢な割れ目をしっとりと濡らしていく。
(まさか……私と赤ちゃんを作ろうとしてるの!?)
男女が性器同士を触れ合わせる行為――愛し合う者同士が行う神聖な子作りの儀式が始められようとしていることに、キョウカは気付いてしまった。彼女の顔からはどんどん血の気が引いていくが、膣口は既に屍の陰茎とキスしてしまっており、今更逃れることなどできない。
(いやぁぁ! 私の初めてを、こんな化け物なんかにあげたくないよぉ! だって、私はあの人のことが大好きでっ……!!)
キョウカには想い人がいた。少し変わったところはあるが、優しくて頼もしい年上の少年である。年の差はあれど、密かに恋心を抱く彼といずれ結ばれるのだと少女は漠然と信じていた。だがその儚い希望と共に、乙女の純潔は無惨に破られていく。
「痛いっ、痛いよぉ!! もうやめてぇぇ!!」
全身が腐っているというのにゾンビの肉棒には硬い芯があり、異物の侵入を拒む肉襞を容赦なく抉じ開けていた。成人男性の指なら1本も入らないであろう狭い穴が、プチプチと音をたてながら裂けていく。粘膜に鮮血が滲み、キョウカは激痛に泣き叫んだ。
(やだ、入ってきちゃうよ……! こんなの入れちゃ絶対ダメなのに……)
息も絶え絶えになりながら、下腹部に力を込めるキョウカ。腐肉の塊が体内に入ればどんな悲惨な事になるかは想像もしたくなかった。だから絶対に受け入れたくないと拒絶し続ける。とはいえ疲れ果てた少女の限界は近かった。息切れして下半身の筋肉が緩んだ瞬間に処女の証は貫通され、腐肉の先端が強引に膣へ入り込んだ。
「ひぎぃぃぃっ!?」
まるで鋭いナイフで刺されたような灼けた痛みが彼女の下腹部に走った。獣のような悲鳴を吐き出しながら少女は悶絶する。不死者によってもたらされた残酷な破瓜は、幼い女児にとって耐え難い拷問と化していた。拡げられた膣肉は異物に耐えきれず割れてしまい、痛々しい裂傷が刻み込まれる。
――グォォ!――
念願の挿入を果たしたゾンビは興奮したように叫ぶと、肉穴の具合を確かめるが如く腰を前後させ始めた。鮮血と腐った汚汁が混ざり合い、ジュプジュプといういやらしい水音が響く。生殖目的の魔物が少女を犯す事自体はこの世界でも珍しくはないが、生者と死者が交わる事はあってはならない禁忌とされていた。もしキョウカが無事にエルフの里へ帰られたとしても、この事実が知られれば迫害を受けることは確実だ。家族にすら蔑まれ、二度と元の生活は取り戻せないだろう。
「ひぐっ……うぐっ……うわぁぁん!!」
激しい痛みに加え、自分の身体を汚されたというショックでキョウカは泣き出してしまった。顔をぐしゃぐしゃにしながら、必死にレイプから逃れようと身体を捩らせる。しかしゾンビはそれを許さず、彼女の華奢な腰を掴んで強引に腰を打ち付けた。ゾンビが少女の両脚に体を割り込ませたことで、皮肉にもキョウカは魔物と正常位で体を重ね合わせた格好となる。
――ぐちゅっ、ぐちゅっ――
本来なら男と女が愛し合うための行為を利用し、魔物は一方的に快楽を貪った。相手を思いやることなく、ひたすら肉棒を抜き差しして乱暴に柔襞を掻き混ぜる――獣の交尾にも近しいそれは、キョウカの尊厳を悉く踏み躙った。望まぬ性行為を強いられているばかりか、本来生命を生み出すための器官を死者によって蹂躙されたことで、彼女の心は今にも挫けようとしている。
「あうっ……! いやぁっ……!」
体を揺らされるたびに少女の口から嗚咽が漏れた。下半身からもいやらしい水音が響いており、まるで全身が楽器にされたみたいだとキョウカは感じていた。自分は今まで魔物に犯されるために生きていたのかと、黒い絶望が彼女の心を覆っていく。そうしてついに抵抗する気力さえ失い、ゾンビに身を任せるだけの肉人形と化してしまった。
――ぶちゅっ……ぐちゅっ……――
入口付近で前後していた肉棒が、徐々に奥の方を開拓し始めた。膣腔から潤滑液が分泌され、滑りが良くなってきたからだ。だが決してキョウカは性的快楽など感じてはいない。異物に対して防衛本能が働いただけだ。
(お腹の中、擦られて……苦しい……)
幼い穴がミチミチと音を立てて拡張されていく。腐っていても成人男性が勃起させた陰茎は太く、彼女が許容できる大きさを遥かに超えていた。故に膣肉は一生懸命に分泌液を滲ませ、少しでも痛みを和らげようとしていたのだ。
しかし腟内を濡らすことで性行為に耐えようとする健気さが、却って裏目にでてしまう。柔らかい襞はゾンビの陰茎を優しく締め付け、射精を導びくように愛液を絡ませた。死んだ肉体に性行為の快感がどのように感じられるのかは不明だが、少なくとも彼は一心不乱に幼女の膣肉を愉しんでいる。
(魔物のおちんちん……お腹の奥まで入ってる……いやだよ、こんなの……)
普段なら利発さを感じさせる明るい黄色の瞳も、この時ばかりは暗く曇ってしまっていた。キョウカは泣き腫らした顔で洞窟の天井を見つめながら、早くこの行為が終って欲しいと祈り続ける。そんな惨めな彼女を嘲笑うように、ゾンビはひたすら眼前の獲物を陵辱し続けた。欲望に任せた激しいピストンによって未熟な膣口は捲れてしまっており、陰部も全体的に赤く充血している。
――ぐちゅっ、ぐちゅっ――
無抵抗のキョウカに気を良くしたのか、魔物は彼女の腰を持ち上げて性器を密着させた。8歳児の膣は浅く、5cmもないため、その全てが入り切ることはない。それでも朽ちた亀頭は奥まで入り込み、少女の胎へ突き進んだ。そして最深部に隠されていた子を宿すための神聖な門――子宮の入口を不浄なる腐茎がノックする。
「あうっ……!!」
深く刺さった異物に苦しげな声を漏らすキョウカ。内臓が圧迫されたせいで、恥丘の少し上あたりがボコンと飛び出てしまっている。その様子は寝そべった状態からでも良く見えており、自分の体が魔物の性器に合わせて作り変えられてしまった事実を彼女へと突き付けた。
(うぅ……女の子の……一番大事なところなのに……)
キョウカの目尻からポロポロと涙粒が溢れていく。恋した男性との接吻すら未経験の清い体が、取り返しの付かない状態になってしまった事を自覚したのだ。目に見えてこそいないが、膣襞には腐った汁や垢がこびりつき、無数の蟲も這い回っている。そのぞわぞわとした不快感は幼い少女へ絶望を与えるのには十分すぎた。
――ぐちゅっ、ぐちゅっ――
幼い性器は死肉によって何度も掻き混ぜられ、結合部から生ゴミのような悪臭を放つ液体を垂れ流す。ピストンのたびに膿んでいるであろう黄色い体液が飛び散り、尿道や肛門を汚していった。雑菌だらけの不潔な汁は触れるだけで病気になりかねない。そんなものが直に粘膜部へ注がれているのだから、キョウカの免疫細胞が悲鳴をあげていてもおかしくはなかった。すぐに適切な治療を受けなければ、酷い炎症を引き起こすことになるだろう。
――ウゥゥ……――
しばらくキョウカの肉穴を貪っていたゾンビが、唐突に動きを止めた。陰部の痛みが引き、キョウカはようやくこの責め苦が終わるのだと安堵する。だが、それは幕引きではなく新たな地獄が蓋を開けた瞬間であった。
――ビュルルルッ!――
ゾンビは下半身を震わせながらキョウカの中へ欲望を吐き出し始めた。黒く染まった陰嚢を不気味に蠢かせ、中に入っていたであろう腐った精液を注いでいく。茶色く変色した子種は容赦なく少女の膣内を迸った。
「えっ、何か出て……?」
下腹部に広がっていく、ひんやりとした液体の感覚。キョウカはそれが何なのか分からず、ただただ困惑することしかできなかった。ぷっくりと膨れた腹部を見て、何かが自分の体内へ放出されたことを察した彼女は、母親が教えてくれた"赤ちゃんの作り方"を思い返す。
(これってまさか……男の人の精子!?)
聡い少女は気付いてしまった。それが性の営みの末にある射精と呼ばれる行為であったことに。そして精子が卵子と合体して新たな生命を作ることも彼女は知っている。魔物との子供ができてしまうと思い込んだキョウカは、頭の中が真っ白になった。しかし思考を停止しても、吐精された事実からは逃れられない。その証拠に彼女の体は本人の意思と関係なく、女としての役割を果たしていた。
(お腹の奥がなんかヘン……苦しくて、せつなくて……)
下腹部の違和感に戸惑うキョウカ。彼女の生殖器はまだ発展途上であったが、生物の本能は遺伝子レベルで細胞に刻まれている。故に幼い子宮は魔物から与えられた子種を吸い上げようと、子宮口をパクパクと動かし始めたのだ。死んで腐った精子は自ら動くことはないが、受け入れる側が飲み込めば話は別である。無垢な子宮の中へ、大量の穢れた精が吸い込まれていった。その中には子宮頸管を通れるサイズの寄生蛆も含まれている。
「あうぅ……ふぅぅ……」
恥丘の内側をビクビクと痙攣させ、キョウカは切なそうに吐息を吐き出す。妙な疼きを感じる腹部へ手を当てた彼女の脳裏に、母親から習った内容が過ぎった。女の子のお腹には赤ん坊を産むための"最も大切な臓器"が存在している――そう教わった部分が、今まさに違和感を生じている場所だったのだ。
(うそ……そんなことって……!?)
手の平へと伝わってくる不気味な脈動に少女は言葉を失った。自身の子宮口が"何か"を啜っているような感覚が、確かにそこにあったからだ。言うまでもなく彼女の膣内は吐精されており、中を満たしているのはゾンビの種汁だ。あと数年もすれば赤ん坊を作るための機能が宿る器官に、不潔な体液が染み込んでいく恐怖は底知れない。
(だめっ……こんなのを受け入れちゃ! 赤ちゃんを育てるところなのに……!)
キョウカは必死に下半身に力を入れて子宮の動きを抑えようとする。しかし無意識で行われる行為を理性で阻むことはできなかった。小さな子袋はあっという間に茶色く濁った汚汁と蛆虫達で埋め尽くされてしまったのである。身体の奥深くで何かが蠢く感触――それが彼女に最低最悪の事実を告げていた。
――うぞうぞ……うぞうぞ……――
無数の小さな蟲達は新鮮な子宮内膜に身を埋め、新天地を謳歌する。そのうち数匹が精液に押し流される形で卵管を遡り、あろうことか卵巣にまで到達していた。まだ卵子を産み出すことができない未熟な生殖器であっても、彼らは容赦なく喰らいつく。それが言葉に言い表せない疼痛となり、キョウカの下腹部を襲った。赤子を孕むための場所から発せられる原因不明の痛みに、彼女の不安は更に煽られる。
「いやぁぁぁぁ!! 赤ちゃんが出来なくなっちゃう!?」
耐えきれず少女は叫び声をあげた。だが卵巣にまでゾンビの精を受け入れたという過去は覆らない。今もなお彼女の肉壺は腐った陰茎を愛おしそうに咥えこんでおり、離そうとしていないのだ。死者と結合したままでは穢れを掻き出すこともできない。
「このままじゃダメっ……! はやく中を洗わないと……」
引き攣った顔でキョウカはゾンビの体から這い出ようとする。本望を果たしたためか魔物の動きは鈍く、その拘束を解いて抜け出すのは容易であった。しかし少女の股間だけはガッチリと相手を締め付けており、思うように動けない。
「どうして……!? おちんちんが抜けないっ……!」
半狂乱に陥った彼女は、無理やり腰を捻って結合を解除しようとした。その拍子にゾンビの陰茎が厭な音を立てて千切れてしまい、彼女は思わぬ贈り物を受け取ることになる。
「ひぃっ!?」
キョウカは小さな悲鳴をあげた。陰部に刺さったままのペニスからは黒い血管や海綿体の残骸が見えており、直視すると胃の内容物を全て吐き出しかねない。ともかくその場を一刻でも早く離れたかった彼女は下腹部の違和感に目を瞑り、這うようにしてゾンビから離れていった。
「水場……水場はどこ……?」
地下洞窟には湧き水が溜まっている場所が多い。キョウカは清潔な水を求め、四つん這いのまま洞窟内を彷徨った。衣服はほとんど身につけていないので、岩盤で擦った膝や手からは血が滲んでいる。それでも彼女はめげずに地下を進んだ。
(うぅ……お腹が気持ち悪いよぉ……)
一向に彼女の膣穴は千切れた腐肉を離そうとしない。おそらく無理やりねじ込まれたことで、過剰に食い込んでしまっているのだろう。だが出口に栓をされた状態でも微かな隙間はできるため、足を動かすたびに漏れ出た腐汁が内腿を伝った。
「この音……もしかして、湧き水?」
暗闇の果てから聞こえる水滴の落下音を耳にしたキョウカは、生暖かい空気が漂う横穴へと進んだ。壁に生えた発光苔がもたらしてくれる僅かな灯りを頼りに、緩やかな傾斜を下っていく。しばらくして彼女は水溜りの出来た行き止まりへと辿り着いた。どこからか空気が出入りしているのか、水面らしきものが揺らめいているのが辛うじて分かる。ただ深さまでは分からないので、少女は手で触れてみることにした。両手で掬い取るとサラサラと指の間をすり抜ける感触があり、液体であることは確認できた。
(水……だよね?)
近づくとツンとする醗酵臭を感じたが、選り好みできる状況になかった彼女は意を決する。すぐさまその浅い水場に腰を浸けると、少女は自ら両脚を開いて陰部を曝け出したのだ。普段のキョウカなら絶対にしない格好であったが、一刻を争う今、恥も外聞も気にしてはいられない。両指を小陰唇に這わせると、左右に引っ張るようにして拡げた。
――くぱぁ――
水溜りの中でキョウカの鮮やかな花弁が開かれる。爛れた粘膜に冷たい液体が沁みたので彼女は一瞬眉を顰めたが、これで汚い異物を洗い流せると思えばいくらでも我慢できた。痛みに慣れてきたところで、早速彼女は冒涜された性器の洗浄を始める。
「早く、私の体から出ていって……!」
自分で触ったこともなかった小さな穴に細い指を突っ込み、ペニスの残骸をほじくり出すキョウカ。彼女は泣きながら魔物の置き土産を掻き出し続けた。ブニョブニョとした気味の悪い肉片を引っ張り出し、水中へ廃棄する作業を幾度となく繰り返す。襞に潜んでいた蛆虫も爪の先端で可能な限り掻き出した。
「はぁ……はぁ……これで取れたはずだよね……?」
下腹部の異物感が少なくなったことで、やっと腐肉や蟲を除去出来たとキョウカは胸をなでおろす。だが彼女は重大な事実を2つ見落としていた。1つ目は逃げ場のない閉鎖空間に長居してしまったということ。2つ目は湧き水だと思い込んでいる液体が、不自然な粘り気を有していたことだ。特に水溜りの方は暗闇のせいでその透明度すら分からず、得体が知れない。そんな危険な場所で彼女は自らの秘部を曝け出した上、膣奥まで液体を導いてしまっていた。
「奥のも出さないと……ひぎっ!?」
続けて子宮口付近を掃除しようとキョウカが指で膣口を拡げた瞬間、その周辺部に激痛が走った。彼女は紫色のツインテールを振り乱し、体を弓なりに仰け反らせる。
「あうぅぅ!! 痛いよぉっ……!!」
痛みに歯を食いしばりながら、キョウカは恐る恐る自身の股間に視線を移した。しかし水は黒く濁っており、その様子までは窺い知れない。彼女は手の届くところにあった発光苔を毟り取り、それを使って水面を照らした。
「え……黒い糸……?」
少女の瞳が水溜りの中を泳ぐ小さな蟲の姿を捉える。ただの湧き水とばかり思っていた場所に生き物がいると思っていなかった彼女は慌てて顔を近づけ、自身の内腿に目を凝らした。その直後、視界に飛び込んできた光景に彼女は言葉を無くす。
白い肌の表面を覆うようにして線虫が群れており、それらが全て下腹部へと向かっていたからだ。黒い糸のような身体をくねらせて進む彼らは、膣穴だけでなく尿道や肛門にも侵入し始めている。それも数え切れないほどの夥しい数が。
「きゃぁぁぁ!?」
知らない間に無数の蟲を受け入れてしまっていた事を知り、キョウカは洞窟中に響き渡るほどの叫び声を上げた。只でさえ子宮にはゾンビが吐き出した蛆虫が潜んでいるのに、ここにきて再び異生物の侵入を許してしまった自分に軽率な行動に後悔を覚える。
「どうして、こんなっ……!」
急いで黒い水溜りから這い出した彼女は、陰部の痛みに耐えつつ周囲を見渡した。来るときは気付いていなかったが、周囲には魔物の糞便と思しきものが飛散しており、まるで肥溜めのような様相を呈している。
(まさか、ここって……)
キョウカは天井を見上げた。岩盤にはくり抜いたような縦穴が存在しており、その先には薄っすらと光が見えている。穴は上層にまで繋がっていたのだ。
(この上って確か……魔物の巣があったはずだけど……)
この洞窟は浅い階層と深い階層に分かれており、今キョウカがいるのは深い階層の方だ。浅い階層にはゴブリンが住み着き、巣を作っていた。実際に彼女とその友人はゴブリンが出入りするのを見たことがある。それが洞窟で宝探しをしようという話になった原因でもあるのだが。
(ここはおトイレなんだ……魔物の……)
キョウカの鼻腔にツンとした糞尿の汚臭が漂った。ゾンビの腐臭で嗅覚が麻痺していたので気づかなかったが、ここは上層の魔物達が糞便を落とすための廃棄坑だったのだ。知能の低い魔物と異なり、人間並の知能を有するゴブリンは集団生活用の便所を作る習性がある。仲間内で伝染病が広がらないようにするための知恵だ。そしてキョウカが先程、自ら性器を拡げて洗っていた水溜りは……
「うぷっ……!!」
自分が何に浸かっていたのか悟った彼女は、その場に胃の内容物を吐き出す羽目になった。棄てられた魔物の糞や尿のうち、固形物だけが沈殿して形成された汚水――その上澄みが水溜りの正体である。そして彼女の陰部へ忍び込んできた蟲は、糞便に付着していた寄生虫だった。新鮮な肉がやってきたこと察した彼らはそこを新たな住処とするべく、少女の下半身に殺到していたのである。
「もうやだっ、こんなの……! 誰か、助けてよぉ……!」
蛆だけでなく寄生虫まで孕んでしまった哀れな少女は暗闇の中に助けを求める。しかしそんな掠れた声を聞き届けたのは、友人でも冒険者でもなかった。彼女の叫び声によって引き寄せられた不死者の群れが目の前に映る。
――グォォォォ!――
――ガルルルル!――
――キキキキキ!――
ゾンビオーク、ゾンビウルフ、ゾンビゴブリン……死した魔物達が横穴の出口を塞いだ。この洞窟では人間だけでなく魔物ですら不死者化してしまう、恐ろしい呪いが蔓延っている。故に下層は危険度Sクラスのダンジョンとして指定されていた。
「こ、来ないで……!!」
恐怖で小刻みに体を震わせるキョウカ。そんな彼女の裸体をゾンビ達は腐り落ちた目玉でしばらく見つめていた。ボロボロに崩れた顔面からは何の感情も感じ取れないが、一向に立ち去ろうともしないことから、キョウカをこの場から逃がすつもりが無いのは明白だ。
(まさか、さっきの魔物みたいに……!)
キョウカの脳内にゾンビにレイプされた記憶がフラッシュバックする。朽ちた骸からグロテスクな陰茎を挿し込まれた恐怖と痛みはその体を硬直させ自由を奪った。今の彼女は頭を左右に振るのが精一杯であり、無防備な体を隠すこともできない。
――ビュウゥゥ……――
不意に天井の縦穴から獣臭い風が吹き込んできた。極度に緊張していたキョウカは空気に肌を撫でられただけで驚き、思わず地面に腰を付く。
「ひっ……!?」
転倒は免れたが、体を支えるために両脚を開いたことで少女はゾンビ達に秘部を見せつける格好となってしまった。乱暴に穿たれた膣穴はぽっかりと口を開け、雌であることを艶めかしい赤肉でアピールする。しかも、そこには蜜の如くいやらしい分泌液が溢れ出ていた。肉襞に喰らいついた蟲の刺激による生理反応ではあるものの、皮肉にも子種を欲しいと彼女自ら誘う格好となる。
――ウォォォォ……!――
それを目の当たりにした魔物達は興奮したように呻き声を放ち始めた。初潮すら迎えていない異種族の子供に対して、狂った生殖本能が牙を剥いたのだ。彼女の下半身は汚物塗れになっていたが、不死者となった彼らに衛生観念は存在しておらず、使える穴があればそれで十分だった。
「また……おちんちんが大きくなってる……」
キョウカに見せつけるか如く股間を怒張させるゾンビ達。彼らの剥き出しの下半身からは凶暴な陰茎が突き出ており、腐汁を垂らしながらビクビクと脈打っていた。腐敗が進んで異常に膨らんだ陰嚢は破裂しそうなほどに張り詰めており、その中で繁殖しているであろう蟲が爛れた皮膚の下を這い回っているのが見える。
「やめてっ、こっちに来ないで……!」
糞溜まりを背にしてしまった彼女に逃げ場は無かった。仮にそこへ飛び込んだところで洞窟から出られる保証はなく、さらには寄生虫や感染症に冒される可能性の方が高い。かと言って天井の縦穴に手は届かないので、上層に脱出することも不可能だ。なにより、唯一の出口は魔物によって完全封鎖されていた。
「お願いです……許してください……っ!」
キョウカは必死に懇願したが、欲望に囚われた亡者が耳を貸すことはなかった。魔物は少女の手足が折れてしまいかねない暴力で押さえつけ、無理やり体を開かせる。そして仰向きのカエルにも似た惨めな格好にされた彼女の股間へ、人間のソレとは全く違う異形のペニスが擦り付けられた。腐って黒ずんだ血管は所々破れており、醜い蛆虫が顔を出している。
「いやあっ! 離してっ!! 助けてぇぇぇぇ!!!」
不衛生極まりない肉塊が自身の性器に挿入される光景を見せつけられながら、彼女は喉が潰れかねないほどの叫び声をあげた。だがその声は誰にも届かず、無力な少女は亡者の慰み者にされるという残酷な結末を辿る。
―――――
―――
―
それから半日が経過し、地上は夜の静寂に包まれていた。だが死者が蔓延る洞窟に昼夜は関係ない。地下奥深くに存在する魔物の汚物溜まり――そこでキョウカは犯され続けていた。四つん這いの格好で3体の不死者へ身体を捧げ、底なしの性欲を受け止める。
「うぐっ……げほっ……」
腐ったオークのペニスを口から突っ込まれ、キョウカは苦しそうに息を吐き出した。豚の生殖器に近しいそれは細長く伸びており、彼女の食道にまで至っている。腐汁を伴った先端は何度も内臓を擦り上げ、ひたすら腐った精液を注ぎ込んだ。それが余りに大量だったため、キョウカの胃は濁った種汁と寄生蛆で歪に膨らんでしまっている。
――グチュ! グチュ!――
暗闇に突き出された白い臀部からも異音が響いた。ゾンビウルフがキョウカに伸し掛かり、その肛門を穿っていたからだ。毛が抜け落ち、剥き出しの骨と赤黒い臓器を腹から覗かせる醜悪な獣――そんな恐ろしい魔物が少女の背中を陣取っている。こいつは俺の雌なのだと言わんばかりに彼が激しく腰を動かすせいで、排泄用の穴は太い陰茎によって通常の3倍近くまで拡がってしまっていた。
――ビュルルル!――
直腸に向けて何度目か分からない吐精が行われる。死獣はそれが交尾の穴と異なる場所だとも知らず、出来るはずのない仔を成そうとしていた。だが小さな臓物ではその欲望を全て受け止められず、括約筋が断裂して緩くなった出口から蟲混じりの膿汁が漏れ出る。
「ゆるひてぇ……」
たぷんたぷんになった腹を揺らしながら許しを請うキョウカ。だがせっかくの子種を無駄にされた魔物は彼女を許さなかった。躾とばかりに再び腰を打ち付け始める。この繰り返しが数時間以上も続いているせいで、少女の体力は限界をとっくに超えていた。
「もう……だめ……」
体を支えていた手足から力が抜け、キョウカはその場に崩れそうになる。だがそれを許さない魔物が、彼女の乳首を強く噛んだ。鋭い痛みに意識を引き戻された彼女は無理矢理に体を起こし、嬲られるための惨めな格好を維持した。
――キキキキッ!――
従順な雌を褒めるが如く響き渡る甲高い鳴き声――その主はキョウカの真下に体を潜らせていたゾンビゴブリンである。小さい鬼とも称されるゴブリンは人間の幼児ほどの大きさしかない。その体躯を最大限に利用し、彼は恋人同士のように少女と抱き合っていたのだ。剥き出しの乳房を独占する権利を得た小鬼は、他の魔物に邪魔されない安全地帯で小さな蕾を味わい尽くす。
――ちゅぱっ、ちゅぷっ――
ゾンビゴブリンは尖った顎から紫色の舌を伸ばし、薄い胸からツンと突き出た乳首を執拗に舐っていた。そうしていればいずれ母乳が出るとでも思っているのかもしれない。他の魔物に比べれば可愛らしいとも思える行為だったが、キョウカにとっては酷く不快感を与える責め苦であった。小鬼の腐った舌には無数の孔が空いており、そこから蛆が這い出てきたからだ。蟲達にとっても皮膚が薄いピンクの突起はご馳走であった。充血した乳頭を喰い破ろうと何度も噛みつき、断続的な苦痛を彼女に与える。
――キキッ! キキッ!――
キョウカが嗚咽で震えるたびにゾンビゴブリンは無邪気に笑った。生前の知能が残っているためか小鬼は他の魔物よりも残忍であり、雌を辱めることに躊躇がない。その下半身でも彼女を弄ぶべく、器用に下から肉棒を挿入して膣穴を突き上げていた。見た目に反して大人顔負けの肉棒が幼い性器をゴリゴリと削る。
――ブチュッ……――
子宮口にまで押し込まれた剛直により、逃げ場を失った血と精液が結合部から吹き出た。本来なら陰部に激痛を伴う行為だったがキョウカの表情は変わらない。半日に及ぶ壮絶なレイプによって膣内の感覚が失われていたからである。小陰唇は摩擦で擦り切れ、見る影もないほどにボロボロになっていた。それが原因で神経すら壊れてしまったのだが、彼女にとってはせめてもの救いかもしれない。というのも、少女を蝕んでいるのは腐茎だけではなかったのだ。粘膜の裂け目から蛆や寄生虫が潜り込み、その血肉を啜っていた。無論それは子宮内部も同様であり、腐汁漬けにされた卵巣は蟲の苗床と化している。もし痛覚が残っていれば更なる苦しみを与えただろう。
「ぅ……ぁ……」
うわ言のような呟きを繰り返すキョウカの頭には、早く楽になりたいという想いしか存在していなかった。そんな自死を願う心が鼓動を弱め、彼女の呼吸を浅くする。それにより脳に届くはずの酸素が途切れて、彼女の意識を朦朧とさせた。死が急速に近づいてきた事で少女は瞳を僅かに笑わせる。
だがその身に安らかな死が訪れることはなかった。胎を腐った精液の掃き溜めにされたキョウカは、洞窟に巣食う呪いもその身に宿してしまっている。遠からず彼女自身も不死者となる運命が待ち構えていた。そうなれば最後、体中の穴が腐り落ちるまで亡者の贄として使われる。
死して尚、魔物に犯され続ける救いのないバッドエンド――幼い遊び心に対する報いとしては重すぎる罰だ。いずれ彼女の苦悶は呪われたダンジョンの一部となり、新たなる犠牲者を呼び込むかもしれない。それがミミなのか、それともミソギになるのか……少女達の結末を知るのはこの洞窟に足を踏み入れた者だけだろう。
--BAD END--