TSロリ勇者は仲間たちにぶち犯される 作:人の心を捨てないと書けない
「随分ちんちくりんになったわねぇ、グリム?」
「お前も全然変わんないなぁ、2年経ったんだろ?」
「うっさいわね、成長期なのよ、成長期」
白髪のグリムと、金髪のソルシエ。低身長の二人で隣同士に歩く姿は実に絵になる。以前まではグリムの腹ぐらいまでしかないほどの身長差だったのに、今は横並びだ。
今はフォンターナ……この国の王女のいる王城の前に二人は立っている。
「ほら、行くわよ」
仰々しい城門を抜け王城内へ、ソルシエならば顔パスで通れる。隣の少女は誰なのかと門番達が少しだけざわつくが、気にする事なく進んでいく。
「……くっさいわね、本当に」
ソルシエと共に、フォンターナの自室兼研究室へやってきた。中は謎の悪臭が支配しており、思わず顔を歪めてしまう。薄暗い部屋には、怪しい色をした薬品などがそこら中に置いてあり、床には物が散乱していて足の置き所を探すのにも一苦労だ。
「……ぶつぶつ」
そして部屋の片隅に、背中を向けて椅子の上に体操座りで座る者がいた。髪の毛は長く垂れ下がっている。そして、周りには聞こえないほどの声量で何かを呟き、時に妖しく笑う。
「ちょっと、ターナ。……ったく」
呼びかけても全く反応を見せない。ソルシエは深くため息をついてから、指をパチンと鳴らす。
「ぎゃうっ……うんぅ…? あ〜? 久しぶりですねぇ、ソルちゃん〜」
背中に電撃が走ったのだが、大して気にしないように振り向く。そして、陰気に笑った。
「…うぇへへへ…それで、その子誰なんですかぁ?」
「さぁ、誰かしら? 当ててみたらいいじゃない」
「いやぁ、お久しぶりですねぇ、グリムさぁん♡」
「………こ、こんのクソ呪術師…!」
少女の正体を明かすことを勿体ぶったソルシエを嘲笑うかのような発言に青筋を立てる。素直に友人と認められないのは、こう言った人をおちょくるような態度が気に食わないからである。
「じゃあ話は早いな。なぁ、もとに戻してくれよ」
「え〜まぁやれる事はやりますけどぉ…あんまり期待しないで下さいねぇ?」
「お、おお…?」
のろりと立ち上がり、どこにそんな力があるのかグリムを持ち上げて奥の部屋まで連れて行く。
「あー、ソルちゃんは外ですよぉ」
「は? なんでよ。 …ちょっ…こいつ…! 封印術式かけやがったわね!」
フォンターナが扉を閉めると、もうノブを回しても開く事は出来なかった。ソルシエと同じく彼女もまた魔導…いや、呪術の天才。封印された扉を開く事は容易ではなかった。
「舐めんじゃ無いわよ…アンタ如きに、このソルシエ様が劣るわけないでしょ…!」
自身のプライドと、何をするかわかったものではない友人…いや、狂人の暴挙を止めるべく、術式の解除を始めた。
「可愛くなりましたねぇグリムさぁん。ボクは嬉しいですよぉ…」
「よく俺ってわかったな。あと、俺は嬉しくないぞ」
「そうなんですかぁ? まー早く始めましょうかぁ…外もうるさいみたいなんでねー?」
扉をチラリと覗くターナ。外ではソルシエが血眼になりながら、ターナが張った封印術式を解いているのだが、実際には音も何も伝わっていない。
「それじゃあ、とりあえず脱いでくださいねぇ。桜華の服、似合ってますよぉ〜。あ、ボクぅ…あれやってみたかったんですよぉ…」
グリムが着ている和服の帯をきゅっと掴む。そして、それをグイッと引っ張った。ターナの想像では、そのままグリムがくるくると回ってくれるかと思っていたのだが、意外とすぐに帯は解けてしまうだけであった。
「あれぇー? 桜華の本だとこうやったら……まぁいいやぁ。ほら、全部脱いでぇ…そのあられもない姿をボクに見せてくださいねぇ♡」
「何がしたかったんだ…。 ほら、脱いだぞ」
服をばさっと下ろして、生まれたままの姿となるグリム。特に羞恥心などを見せる素振りはなく、ドンと腕を組んで直立している。
「うーん、潔し、ですねぇ。ボクとしてはもっとなんかぁ…顔を赤らめるところ見たかったですねぇ…? まぁこれはこれで…」
裸の幼女を見つめながら鼻息を荒げながら頬を赤らめるその姿は、王女というよりも不審者そのものである。
「それじゃ始めまぁす…いろいろ検体が欲しいのでねぇ、いひひっ…。そこに座ってくださいねぇ」
ターナは分娩台のような、開脚を強要させる椅子を指差す。腰かけ、足を乗せるとベルトで全身を固定する。
「…お、お?」
ぐっと力を入れても、全く動くことはできない。もうグリムが体を動かす権利は剥奪されてしまった。
「えへへ…えへ…いひひ………♡」
グリムはにじり寄ってくるターナの背後に、不気味なオーラを感じ取る。かつての勇者パーティで屈指の天才であり、大問題児。そんな彼女に身を預ける選択をしたことを、外にいるソルシエと共に後悔した。
くちゅくちゅくちゅ、と水音が静かな室内に響く。そしてその裏に溶け込むように、吐息のような声が漏れ出している。
「……ふっ…う…♡ ぅ……ぅ…♡」
「処女膜無しとは、椿さんも手が早いですねぇ………子宮もあり、と」
開脚して丸見えになったグリムの女性器の中を、指や器具で広げて覗き込む。事前に口に放り込んだ媚薬の作用か、愛液がとめどなく溢れるおかげで性器を傷つけることなく安全に観察できている。
「……ふーっ♡」
「あっ……! お、おい…やめろっ…!」
優しく息を吹きかけただけで、体をピクッと跳ねさせる。だが、拘束されている現状それ以上動くことはできない。
「いやぁ…こーいう可愛い妹、欲しかったんですよねぇ。なでなで…」
「どっ…こ…なでてんだ…! うぁっ……ぉ、ぉ…♡」
口を塞ごうとするが、まだ快感に慣れていない身体へ、他人から与えられる抑えの効かない刺激は耐えようがなかった。
「ピンク色のお尻の穴、かわいい…」
しっかりと閉じられたお尻の穴にも指を這わせる。しわをなぞる様に、指先でさする。
「あーかわいい…やば…♡ はぁ……はぁ……」
鼻先をおまんこへとべったりと引っ付け、乳臭い幼女の香りを顔全体で堪能する。ターナの瞳はぐるぐると回って目眩を起こしそうになってしまう。
「……おっほぉ…♡ 死ぬかと思ったぁ……♡ ……お仕置きですねぇ?」
「は……ぅ…? びぃっ…!?」
指先を膣壁へと引っ付けると、そのままバチっと魔力を流す。その瞬間、グリムの体に電流が走ったかのような刺激が走る。
「あはぁ…♡ 全身ガクガクさせてぇ、どーしたんですかぁ…?」
それそれ…っと、追撃するかのように、等間隔で魔力を流し続ける。痛みにも近い快楽に、グリムの思考は追いつかない。刺激に対し、悲鳴のような喘ぎ声とともに身体をビクビク痙攣させてターナの手を愛液で濡らし続ける。
「えへへ…ボクは前のグリムさんよりも、今の方が好きだなぁ…。すき、すきですよ…♡」
グリムの瞳から溢れる涙をペロリと舐め取り、耳元で愛を囁く。その言葉は、快楽の処理で手一杯な筈のグリムの頭の中へと、すーっと入っていく。
「ぁ……ぁ…ぉ゛っ……?♡」
「…ね、ボクのモノになりましょぉ? 一生可愛がってあげますよ…ボクの
「……ぁ…ぅ…」
目も虚になっていき、悪魔のような誘いに身を委ね、理性という名のダムが決壊寸前まで持って行かれている。
「…心の中で、頷くだけで良いんですよ…♡ 楽ちん、ですねぇ?」
不自然なほどに頭に入り込んでくる声を疑うこともなく、差し伸べられた唯一の道を進む。無意識のうちに、心がターナに屈服してしまう。
その様子に、計画通りと内心ほくそ笑むターナ。
「そうそう…ボクの言うことだけを信じればいいんです…ボクだけが、アナタの全て…えへ、えへへ……うぎゃぁっ…!」
ドロドロと濁った瞳を浮かべるターナの後頭部へと、不意に強い衝撃が与えられる。背後に立つのは、怒りの表情を浮かべ、拳を握りしめたソルシエ。彼女によって密室は開かれ、容赦なしの拳を振るった。魔力を込めた本気のげんこつに、意識を保つことはできなかった。
「私があんたをブッ飛ばす方が楽ちんよ、バカ」
口を開けたまま、だらりと涎を垂らしながら放心するグリム。拘束を力づくで破壊して、体格差は無いはずであるが、軽々しくひょいと持ち上げた。
「全く、どうしようもないアホしかいないのかしら」
愛した者とはいえ、無知で無力な相手に対して手を出す奴が2人もいるのだと考えると、頭が痛くなる。
「…こいつ、意外と可愛い顔してるわね」
至近距離でまじまじと見つめていると、ソルシエの胸は熱くなっていった。さらに、自分が少し力を込めれば壊せそうな儚い存在になってしまったグリムに、言葉に表せない様な感情が湧き上がっていった。少女の髪の毛の隙間から漂うほのかに甘い香りも、思考を鈍らせていく。
「………私もどうかしてるのかしら」
一瞬でも邪な感情が湧き上がってきた自身に嫌悪感を抱きながら、グリムを抱き抱えていった。
魔法王国ファンリィルの王都、その近くに鬱蒼と広がる森林。通称、魔の森。魔物が多く棲みつく危険な森。そんな森の近くに王都がある理由は単純、資源が豊富であるからだ。
薬草などの植物から、洞窟には魔水晶も豊富。魔物の牙や内蔵なども魔術的な利用価値がある。
だからこそ、魔法王国として繁栄を極めたのだ。しかし、だからこそ脅威が身近にあっても気付き難い。
「…いいか、我々は偵察のために来たのだ。不用意な接触は避けろ。もし見つかったらならば…殺せ」
魔の森からファンリィルへと向かう影。この様な危険な森をなぜ態々通るのか。…いや、彼らにとって危険ではない。なぜなら、彼らは人間ではないのだから。理性の無い魔物達でも、魔族は決して襲わない。
静かな森の中を歩く者達。一歩一歩、確実に歩を進める。
その時、前方に人影が見えた。勘付かれたか、若しくは研究者が1人で森の中にいるのか、定かでは無い。リーダーの魔族はジェスチャーで部下達に指示をする。散開し、その何者かを囲む様に陣形を組む。そして、一気に仕留める。
幸い、相手は気づいていない様子。合図を出して、部下達が一斉に飛びかかる。
「……なっ!?」
しかし、彼らの刃は届かなかった。全員、その寸前でバラバラに切り刻まれ命を落とした。そしてその何者かは走り出す。
「くっ…なぜ気付かれた!」
夜目が効かない人間に、暗闇に紛れ奇襲を仕掛けたと言うのに、気配も完璧に消していると言うのに、魔族は怒り、そして焦りが入り混じった表情を浮かべながら剣を抜き応戦する。
「鼠を狩る蛇は目になど頼らないでござるよ」
月光に映し出されたのは桜華の姫であり、屈指の実力者である椿。
「くっ……」
勝てないと悟り、闇に紛れて逃走を図った。隠蔽魔法も自身にかけ、木を陰にしつつ視界を遮りながら走り出す。
「見え見えでござる」
「ぐぁっ!!??」
しかし、逃げ切ることなどできない。腕が地面に落ち、苦痛で這い蹲る。
「ふっ……ふっ…! 馬鹿め…! 俺を殺したとて…」
「別働隊がいる、と」
「なっ…!」
「生憎、こちらも1人ではござらん。お主らの目論見はわからぬが…まぁ、どうしたとて吐かんであろうな。…では、せめて安らかにな」
月光が反射する刀に自身の顔が映し出されたのを最後に目にし、その魔族の命は途切れた。
【フォンターナ】
闇魔術を得意とするファンリィルの第三王女。死霊術への造詣が深く、多くの亡霊達を付き従えている。性格はひん曲がっており、自身の探究心、そして欲望の為ならば大体何でもする。ソルシエとは魔導学校の同級生。ソルシエの卒業と共に中退、自室に引き篭もることとなる。自身を全く恐れない勇者という存在に興味津々。