志貴に開発された肉体をエロマッサージ師にハメ堕とされるアルクェイド 作:猪熊夜離
原作:月姫
タグ:R-18 アルクェイド アルクェイド・ブリュンスタッド NTR 寝取られ マッサージ ♡喘ぎ
最初は普通のマッサージだったが次第に性感帯のマッサージにシフトしていく。マッサージが初体験のアルクェイドはこれが普通なのかと勘違いし男に身を任せる。
Skeb依頼で書きました。
NTRものは恋人が雑魚チンにされがちだけど今回は「性生活はもともと志貴相手で何度も絶頂していて満足していた」という指定があったので、公式に倣って虚弱体質だけどベッドの上では元気になる設定。
なまじっか志貴が頑張って開発したためセックスはいいものだと刷り込まれたアルクェイドが、さらに強い雄に出会ってしまったら。
https://skeb.jp/@inokuma_yoga
プロローグ
死徒との争いやその後に続いたゴタゴタを片付け、現在は遠野志貴と共に静かな時間を過ごす真祖の姫君アルクェイド・ブリュンスタッド。
首元まで伸びたショートボブの金髪に見た者を魅了する真紅の眼。この世の者ならざる美貌は街で擦れ違う男を十中八九で振り返らせる。そして振り返った男は視線を首から下に向けて二度嘆息する。
九十センチ近い巨乳にくびれた胴回り、揉み応えがありそうなヒップは全ての面において均整が取れた『男の抱きたくなる身体』だ。
この肉体に抱きついて勃起したナニを擦りつけたいと下卑た妄想をしたとて誰が咎められよう。アルクェイドの美貌は男なら誰もが手中に収めたいと願う宝。
世が世なら一国の王が全財産を投げ打って求め、傾国の美姫と噂されたかもしれない。無論そんなことをしたところでただの人間に彼女の相手は務まらない。
アルクェイドの正体は吸血鬼。それも八百年前から生きている世界最強クラスの存在だ。
そういう意味では、彼女を人間離れした美しさと形容することは、二重の意味で正しい。
そんなアルクェイドは今、一糸まとわぬ姿でベッドに仰臥し、己にのし掛かってくる志貴を待ち受けていた。顔の横に彼の手がつかれる。僅かにベッドが沈み込んだ。この瞬間の彼からは野生の雄みを感じる。
志貴が自分を求めている。突き上げられる性衝動に抗いギリギリまで理性的に振る舞おうとするが、はち切れんばかりに膨らんだ性器が我慢の限界を訴えている。自由にして構わないと許しの笑みを浮かべた。志貴の好きなように私を貪って。いつもどおり気持ちよくして。
気持ちは正確に彼へ伝わった。
「アルクェイド」興奮に掠れた声で呟いた志貴の顔が近づいてくる。
迎え入れたアルクェイドは唇が重なっただけで脳髄に電流でも流されたように痺れた。彼の口づけにはアルクェイドを一瞬で陶酔させる力があるらしい。ちゅっちゅっと甘いリップ音をさせながら何度も唇を重ねると、真祖の強靱な肉体から力が抜ける。
悠久の時を生きた吸血鬼から、愛する男に抱かれるのを待つ女にされてしまう。無力な存在に堕とされることも相手が志貴なら本望だ。
頤おとがいが持ち上げられ唇が首筋に触れてきた。本来であれば吸血鬼の自分が人間の首筋に牙を立てるところ、今は志貴に甘噛みされて身体を震わせている。吸血衝動に支配された食事ではなく愛情表現としての噛み方。
「はぁう、んんっ……んっ」
自分の匂いを擦り込み、歯形を残そうとする愛撫。この肉体は俺の物だと主張する行動にアルクェイドも昂ぶってくる。彼が独占欲を発揮してくれることが嬉しい。誰にも渡さないと言ってもらえてるようで自分からも返したくなる。
志貴のキスが再び唇に戻って来る。アルクェイドは開いた唇から舌を出し、先ほどよりも深く彼を受け入れた。遠慮のない舌が絡みついてくる。舌をしゃぶられると後頭部に感じるビリビリが強くなった。
「ふぁ、はひっ、ひぁあっ」
「綺麗だよ、アルクェイド」
「ちゅっ、じゅるっ、じゅっ、はぁ……はぁ、もっと、言って……ん、はむっ、じゅるるっ」
舌が蕩けそうなほど舐られ、口内に溜まった唾液を啜り上げられる。志貴の喉が動いてゴクゴクと自分の体液を飲み干すのが分かった。そんな気恥ずかしい行動さえ彼女の気分を盛り上げてしまう。
「初めて見たときから綺麗だと思ってた。それなのにアルクェイドは自分が美人だって自覚もなかったね。無防備な姿にドキドキした」
濡れた二枚の舌肉が絡みつき淫靡で粘着質な音色が奏でられる。すっかり自分の犯し方を把握してしまった志貴のキスにアルクェイドは酔いしれた。
「はむっ、ちゅっ、ちゅっ、んんっ! はっ、あぁっ! きもっ、ち、いいいっ!」
わざといやらしい男を立てて、志貴はアルクェイドの性感を聴覚からも揺さぶってくる。
望むところとばかりに彼女のほうからも舌を絡め返した。お互いの口腔を隅々まで舐め合い、一つになるようなキスを繰り返す。
「他のところにもして」
キスだけで満足できない。ステップアップをねだると、志貴の唇は顎から鎖骨を通り豊かな胸に辿り着いた。敏感な突起で彼の息吹を感じる。志貴に見られている。息を吹きかけられた。それだけではしたない乳首が固く尖った。胸の先端が甘く疼いて心地よい。
たっぷり中身の詰まった乳房を志貴の手が掬い上げた。仰向けに寝ても型崩れしない美乳を男の力強い手が揉みしだく。幼いころ受けた傷の後遺症で虚弱体質な志貴だが、ベッドの上では驚くほど頑健な雄に変貌する。そのギャップにも胸が高鳴った。
女らしい丸みを手で捏ねられると息が荒くなる。身体中の力が抜けて彼に隷属したくなる。
「はぁっ……ああぁんっ……志貴の手、きもちいぃ……私の感じさせ方もう分かられてる」
「アルクェイドの身体とっても柔らかいな」
志貴が力を込めると手の中で乳房は千変万化。次々に形を変えて淫らに男を愉しませる。彼に弄ばれると胸の先端がますます尖り狂った。
「アルクェイドの乳首コリコリに勃ってる。どうしてほしい?」
「舐めて」真祖の姫君は間髪入れず答えた。「志貴に吸ってほしい」
あまりにも素直な求めに志貴も焦らしを入れず応えた。
乳房を根本から先端に向かって搾るように揉まれる。ピンと勃起した乳首が彼の口に含まれた。
「あぁ……んんっ、んっ」
「こんな風にされるのが好きなんだよね」
固くしこった乳首を甘噛みされた。軽く歯を立てた状態で、じゅっじゅじゅ、じゅるるっと吸われる。たちまち触ってほしくて堪らなかった乳首から全身を支配する官能が走り抜けた。
「あっ、あんっ♡ おっぱい、そんなに激しくされたら……っ♡」
「激しくされたら?」
「気持ちよすぎて……乳首、こんなに敏感なんて、自分でも知らなかっ♡ ひゃ♡ あっ、あっ、あっ、あぁぁっ♡」
人間では考えられないほど長い時間を生きてきたアルクェイドだが、その大半は居城で眠りに就いていた。ミハイル・ロア・バルダムヨォンが転生するたび彼を抹殺するため目覚めたが、吸血鬼としても規格外の力を持つ彼女は大抵すぐに事をなし、一日か二日で再び眠りにつくことを繰り返してきた。
志貴に出会うまでは他人と交わることをせず、誰かと話す姿も観測されなかったというアルクェイドであるから、異性との性体験などあるはずがない。志貴に触れられるまで自分の身体に気持ちいい場所がたくさんあるなんて知らなかった。
執拗な乳首責めにアルクェイドは腰をねじって快感から逃れようとする。だが志貴の両脚が彼女の太ももを外から締め拘束するので身動きできない。
口の中の動きは時間が経過するほど大胆になった。熱く潤った空間で乳首は休みなく転がされる。時折きゅぅっとバキュームされて違うタイプの刺激を与えられると、反射的に背中が引き攣りシーツから腰が浮いた。彼のしてくれる全てのことが自分を幸せにしてしまう。
「あっ……ぁ、ん、そこ……っ」
「知ってる」
「んっ……ぁ、ぁあっ♡」
知られちゃってる。そこが気持ちいい、もっとって恥ずかしいお願いするまでもなく、志貴には私の身体ぜんぶ知られちゃってる。何度も抱かれたから。毎日、毎日、休まずしたから。
「ぁあ♡ ぁ、あんっ♡ そんなに乳首ばかり、されたら……ふぅ、くっ♡」
快感に翻弄されるアルクェイドはまともに話せない。もう肉体が生み出せる快感の上限だろう、さすがにこれ以上はないだろうと思うのに、舐られた乳首とは反対側を指で転がされ身体が弓なりにしなった。
私の身体、志貴に抱かれるたび気持ちいいことに弱くなってる! 敏感になってる。どんどんセックスに適応してる。
生物の種としての比較で言えば、人間は吸血鬼と比べものにならないほど脆弱。その中でも志貴は肉体的に脆いはず。それなのにベッドの上では両者の立場が逆転してしまう。普段からは考えられない絶倫超人ぶりを発揮してくる。
「もう挿れて。準備はできてるから」
今日も最後まで奪ってもらいたい。あなた以外は知らない私の奥の奥まで征服してと招いた。
喘ぎ悶える美女を前に志貴も限界が近かったらしい。GOサインを出すと迷わず下腹部を擦りつけてきた。硬く勃起したペニスを膣口に押し当てられた。
「ふぁ、んん……ッ!」
指や舌では再現できない質量を持った物質が、アルクェイドの淫唇を割って泥濘みの中に沈んでいく。何度やっても処女のようにキツい隘路が隆起した肉棒でこじ開けられた。この瞬間にしか得られない幸福な息苦しさに陶然となる。
「アルクェイドのナカ、凄く濡れてる……まだ胸しか触ってなかったのに……ぐねぐね蠢いてきゅっと吸い付いてきた……」
「そんな恥ずかしいこと言わなくていいから……あ……はぁ、う……いいッ」
小刻みな前後運動を繰り返して馴染ませながら、やがて志貴のモノが根本まで収まった。ぴったり互いの腰が密着する。
お腹の奥で志貴の脈動を感じた。モーター駆動式のおもちゃのようにナカで震えている。これから始まることを期待して小さく戦慄いた。その振動は膣内にも伝わったようで、肉襞との摩擦に志貴は表情を歪めた。
「動くよ」
宣言するより先に志貴は動き出していた。
根本まで埋まった男根を引き抜かれると、内臓が引っ繰り返って捲り出される気がした。死徒との戦いで彼らのはらわたを引きずり出したことはあったが、内臓を引っ張られるのはこういう気分なのか。
喪失感に抗いアルクェイドの膣洞が志貴を引き留めようと締まる。逃すまいと入り口を締めつけペニスに纏わり付いた。意識して動かしてるわけではない。女体に備わった条件反射だ。
そんな動きも気持ちいいのか志貴が呻き声を漏らす。
抜ける寸前まで引いた腰を志貴がすぐに折り返してくる。一転して腹の中を抉られる。ヒダを巻き込んで内側から押し広げられる。
勢いをつけた挿入で先ほどよりさらに一段深い場所まで亀頭が入り込んだ。ズンッと行き止まりを一撃されて淫らな衝撃が脊髄を駆け上がる。脳天まで達しても止まらず、パッーンと弾け突き抜けた。
「ふわぁ♡ んっ♡」
たった一突きでアルクェイドの肉体は全面降伏した。全身が蕩けてしまいそうな快楽の漣が内側から彼女をザワつかせる。指の一本に至るまで脱力して無防備になった。
感じる。これ、志貴のおちんぽ、私のナカで形や段差までクッキリ。私の身体もう志貴の形になってる。
ベッドを軋ませて志貴が正常位で動き出す。すっかり手慣れた腰使いで入り口から奥まで滑らかにロングストローク。しゃくり上げる動きも交えながら、アルクェイドの膣内を我が物顔で闊歩する。
「あっ♡ ぉふ♡ あぁ♡ はぁ、ぅ♡」
指では届かない場所まで押し込まれるたび快感が迸った。お腹の奥の奥まで自分以外の肉体が入ってきてる。愛しい者と合一する行為に強い幸福を感じた。
「ちゃんと奥で感じられるようになったね。何回もここをこじ開けて突いてきた甲斐があった」
自分が絶世の美女にセックスの好さを教えたんだ、彼女の身体を開発したのは俺なんだという優越感が志貴の口ぶりに滲んだ。八百年生きてきて知識としては識っていた行為だが、実際に体験してみると頭で識った気になっていたのとは全然違う。
セックス気持ちいい! こんなに気持ちいいことあるなら人間が夢中になるのも分かる。気持ちいいことして子孫が増やせるから人間は地球上に繁殖したのね。
アルクェイドには自分の肉体が日に日に淫乱化していく自覚があった。吸血衝動が丸ごと性欲に転嫁されたかの如くインフレが止まらない。最近では一日中部屋に籠もって志貴とセックスだけして過ごしたい日もある。あまりにも不健全だと言われて却下されるが、彼も満更ではない様子だ。だいたい私の身体をこんな風にしたのは志貴じゃない。志貴には私を満足させる責任があるわ。彼と出会わなければ女の悦びなど千年生きても知ることはなかっただろう。
知らずに済んだ……知ってしまったら以前には戻れない……ことを教え込んだのだ、ちゃんと満たしてくれないと許さない。
「志貴、もっと動いて……ああっ! 気持ちいいっ! もっと……もっと、い、いいの……私のこと壊すつもりで突いて……私なら大丈夫だから……乱暴にされたらされただけ気持ちよくなるから♡ 志貴のおちんぽで私のお腹、突き破るつもりで突いて!」
彼女に求められるまま志貴は最奥をほじくるように動いた。カリ首の段差でナカの肉を刮げ落とすように動かす。行き止まりの膣壁を押し上げた。
ズチュ、ズチュと卑猥な交接音を立てながら執拗に奥ばかり突っつき回す。
「ああッ! いいッ! 凄い! あッ、あッ、あんッ! ああ! ぁひッ! うあぁッ、ソコッ! 奥ッ、凄いッ!」
「乱暴にされて感じる淫乱吸血鬼が恥ずかしくないの? これじゃ真祖の姫っていうより淫魔の類だ。酷いこと言われてるのに気持ちよさそうに締めつけてヒクついてる」
「あッ! ダメッ! そこ! そこッ、凄い! そこ! ゴリゴリされちゃ――――!」
志貴に両脚を抱えられ身体を丸め込まれた。屈曲位で顔が近づくと衝動的に彼の首に腕を回し引き寄せた。上から叩きつけるようにピストンされながら舌を絡め合う。
「あッ! あンッ! あン! あンンッ! イクッ、イッちゃうッ!」
根本まで埋め込んだままペニス全体を膣洞へ擦りつけるようにグラインドさせてくる。上の口に負けないくらい子宮口と亀頭もピッタリ密着したままディープキスを繰り返した。
この体位エッチ過ぎる。上も下も限界まで繋がって志貴と完全に一つになってる。幸せすぎて何も考えられない。
「あんッ! あッ、あッ……はあぁぁぁんッ! き、気持ちいいッ、イッちゃう、イッちゃう! もう……もう、イッちゃうぅッ!」
「いいよアルクェイド。俺もイキそうだ」
「一緒に! 一緒っ!」
共に果てようという呼びかけに志貴の肉体が応えた。深々と突き入れられたペニスが子宮を持ち上げるように抉ってくる。イケッ! と命令する動きが女体の忍耐力を超えた喜悦の波を生み出した。
押し寄せる津波のようなオルガスムスにアルクェイドの意識は堪らず呑み込まれる。
「ああっ! イくっ! イくっ! イくうううっ! 志貴のおちんぽでイクゥゥゥウ!」
雌悦に打ち震える膣洞が志貴の分身を食い締めた。
捕食者と化した媚肉の動きに男根もビクビク震え、浮かれ騒ぎながら愛する女のナカに熱い液体を撒き散らした。
今日の志貴も凄い。まだ出してる。射精終わらない。
気が遠くなりそうな快楽の渦に揉まれながら、朦朧とした意識の中で唇を重ねた。ナカ出しちんぽの動きを感じながら口内も同時に蹂躙されると、お前のすべては俺のものだと宣言されているよう。
「次は私が上でしてあげる」
騎乗位を志願すると射精直後で萎えかけていた男根に力が戻った。
今晩も一回や二回では終わらない。今日は何回してもらえるかと濫りがわしい期待をしてしまう自分は、もう戻れないくらいこの行為にハマってしまっているのだろう。
初めてのマッサージ
男が椅子の上で居住まいを正した。巨漢を支える椅子が哀れっぽい調子で泣く。
「アルクェイドさんですね。肩こりが酷いということでお間違えない」
手元の問診票を見ながら男が言った。
今、アルクェイドはマッサージ店に来ていた。施術に入る前に軽い問診と触診で問題を確かめてから治療計画を立てると言われ、問診票を完成させたところだ。
居城で孤独に眠る生から解放され人と交わって生きることを選んだ彼女は、知識としてしか知らなかった様々な事柄を実地で学んだ。大半は心浮き立つ体験であり、志貴に出会っていなければ得られなかった感動であったろう。
だが同時に嬉しくない体験もあった。そのひとつが肩こりである。
筋肉の血流不足からくる硬化現象は実に様々な症状を引き起こす。肩の重さや首の張り、頭痛、めまい。アルクェイドも少し前から体調不良に悩まされてきた。
長期間の活動に加え、彼女の場合は胸の大きさも肩こりの原因となる。志貴は大好きだと喜んでくれる巨乳だが、肩から重りをぶら下げて歩いてるようなもの。直立してるだけでも疲労が溜まった。
「少し肩を触ってみましょうか。失礼します」
男は立ち上がると向かい合って座っていたアルクェイドの背後に回った。縦にも横にも大きな男だった。体重は彼女の倍以上あるかもしれない。一見すると肥満体だが数々の強敵と戦ってきたアルクェイドの眼には、分厚い脂肪の奥に野太い筋肉が見えた。
男の指が肩に触れてくる。さすがにプロだけあって勘所を心得た触り方だ。軽く押されただけで凝り固まった筋肉に響いた。
「――んっ♡」
凝りを押し潰すように揉まれると初めての感覚に戸惑いと快感の声が漏れる。くすぐった気持ちいい感触は志貴の愛撫を想起させた。こんな時にまで思い出してしまうなんて、自分はどれだけ好き者になってしまったんだとアルクェイドは自嘲するが、昨夜も一晩中愛された記憶に身体が熱くなる。
近ごろ身体が変だと言う彼女の言葉を聞き、症状から志貴は肩こりが原因と結論づけた。志貴に軽く肩や首筋を揉んでもらうと楽にはなったが決定打に欠けた。まだ病巣が取り切れず奥のほうに残っている感覚とでも言おうか。
「餅は餅屋。プロに頼むのが一番だろうね」
そう言って志貴がマッサージを勧めてきた。しっかりほぐしてもらって元気になってきなよと送り出されアルクェイドは今ここに居る。
やはり専門職は違うわね。志貴の肩揉みも気持ちよかったけど、この人の手は凝りの中心を外さず捉えて……やだ、声が漏れる。
「ふっ、あぁ、んんっ!」
心地よい快感に押し出された声は、あの時の抑えられない声音に似ていた。予想外に色っぽくなってしまう声を我慢しようとすればするほど、いけないことをしてる調子が出てくる。
「だいぶ肩が張ってますね。こちらもお辛いんじゃないですか」
マッサージ師の指が肩甲骨の際を押した。背骨側から肩甲骨の内側に抉り込むような動きで指を突き刺す。
「背中の筋肉が張ることでも肩こりって起きるんですよ。やはり肩甲骨が張り付いてしまってますね。肩だけでなく背中も緩めていきましょうね」
「んぁっ……ん、んぅっ……」
確かにそこをマッサージ師の太い指でぐりぐりされると、肩も含めた広い範囲に効くような気がした。
「それでは施術台のほうでうつ伏せになってください。本格的にやっていきましょう」
問診用のスペースから治療用のスペースに移動したアルクェイドは、マッサージ師に言われるがままうつ伏せになった。何てことないマッサージ用のベッドも彼女が横たわるだけで高級寝台に見えてしまう。
ここから顔を出すように言われた穴から床を見る。背中にタオルを掛けられる感触があった。
「それじゃ初めていきます」
タオルの上から軽く背中全体を摩るように触れてくる。本格的な指圧が始まる前に筋肉を馴らそうとする動きだ。そこから各部位への刺激に移っていく。
「……んっ……んはぁ」
やや体重を掛けながら肩に触れられると、やはり声が抑えられない。肩こりの概念を持たないため症状を自覚できていなかったが、彼の手が触れた反応で如何に自分の肉体が不健康な状態だったか痛感した。
「強さ大丈夫ですか。強い、弱いあったら遠慮なく言ってください」
「大丈夫。もっと強くてもいいかな」
「分かりました」
客とマッサージ師の淡々とした会話。あまり積極的に話しかけるタイプではないのか、男は手元の作業に集中する。黙々とアルクェイドの緊張した筋肉に圧を掛けてくる。彼に押された場所から血流が改善してポカポカ温かくなってくる気がした。
マッサージって気持ちがいいものなのね。疲れたとき受けに来るのは悪くないかもしれない。肉体が緩んでくると心もリラックスする。施術を受けてるうち睡魔が忍び寄ってきた。
昨日も志貴が寝かせてくれなかったから。本当に、あれしてるときの志貴は別人ね。男らしいのも嫌いじゃないけど。
今日も帰ったらケダモノな恋人に愛し尽くされてしまうのだろう。嫌ではない。彼に求められただけこちらも応えてしまいたくなる。ここで疲れを取り今晩も志貴といっぱいしよう。アルクェイドは心地よい男の手に身を委ねた。
エロマッサージ師の性感マッサージ
マッサージは全工程の半ばまで進んでいた。今はアルクェイドを仰向けにして太もも前部の筋肉をほぐしている。ここの筋肉は脇腹から膝の内側までを繋ぐもので、凝ると腰痛の原因や脚の怠さが出る。
それにしても凄い美人だ。
目元の血流を促すためと眩しさ防止に蒸しタオルを乗せているため、アルクェイドからは泰造の姿が見えない。それをいいことに彼は彼女の身体を大きく揺さぶり、ぷるぷる振動して男を惑わす巨乳を視姦した。凝視である。片時も目が離せない。
その光景を見ていると最近は大人しくしていた悪い虫が疼き出すのを止められなかった。
「身体の深い部分もほぐしていきます。ちょっと刺激的なマッサージだけど治療行為ですからご勘弁のほどを」
泰造はアルクェイドの脚に掛けたタオルを腰まで持ち上げた。
黒タイツに包まれた長い脚が真っ直ぐに伸びていた。通常スカートを履いて来店した客には店から着替えを用意する。しかし今回は泰造から声を掛けなかった。
着替え? そんなもの用意ありませんけどという態度を貫けば押し切れるかと期待した。アルクェイドはマッサージの利用が初めてらしく、彼女から着替えを要求してくることはなかった。ゆえに泰造の思惑どおり彼女はミニスカートで施術を受けている。
両手で太ももを包み込むように触った。推定八十デニールのタイツの上から美脚を摩った。膝から太もも、脚の付け根へ向かって揉み上げる。スカートを捲り上げて脚の付け根ギリギリまで手を入れると、むず痒そうにアルクェイドは身をよじった。
「んっ……」
「気持ちいいですか。もっとマッサージしますね」
泰造は右手を彼女の両脚の中心に伸ばした。下着の上から秘所を揉捻する。反対の手はへその下に当てた。手のひらで押し込むように内部の構造を確かめる。やがて目的の臓器を捉えた。大きく円を描くように下腹部を揉んだ。
「あっ、あっ、あああぁっ……」
体外式ポルチオ責めに反応したアルクェイドが身をよじる。その艶めかしい動きが男を挑発した。泰造の動きは大胆さを増す。
「あ、あああっ、だめっ、そこっ、ダメっ、ああああああっ」
「大丈夫ですよ。これもマッサージですからね。やはり女性はここが凝りますから。奥を丹念に刺激して愛液と一緒に女性ホルモンの分泌を促すことにより、美容効果やデトックス効果も期待できるんですよ」
嘘に嘘を重ねる嘘八百な説明。だが堂々と貫き通せば嘘も真実で通用する。
「そ、そうなの? マッサージなんて受けたことないから」
「ええ、ええ。すべて任せてください。すっきりした気分で家に帰れますよ」
そんなわけあるか馬鹿女。こんな説明で信じやがって。それとも気づいてるが気持ちいいからやめて欲しくないのか? 外人さんは性欲が強いねえ。
泰造のキャリアでも白人女を抱くのは初めてだった。日本人離れした体格とちんぽの大きさには自信がある。本場のビックディックを知ってる金髪女に大和魂ちんぽが通用するか興味をそそられた。
ふにふにと女の花びらを指先で揉んでいると、じんわり奥のほうから蜜が垂れてくる。布越しで初めは分かりにくかったが、繰り返し膣口をあやしてやるとタイツの上からでも水気を感じた。
「いいっ、あっ、あっ♡ いいっ♡」
粘り強く手マンを続けると女の発情臭が漂い始めた。アルクェイドの額に玉の汗が浮かぶ。いずれその汗を舐め回してやりたくなった。
「もっと深部を直接マッサージしますね」
泰造はタイツの裾から手を侵入させた。下着の上から擦って満足する時間は終わった。膣内を直接おまんこマッサージしてやる。
にちゃぁと湿った肉の合わせ目をこじ開け、熱く潤みきった泥濘みに太い指を滑り込ませた。
うぉぉっ! こ、これは……なんて名器だ、指を挿れただけで射精しちまう。ヌルヌルのマン肉が指をちんぽと勘違いして吸い付いてきやがる。
そこに獰猛な肉食の獣を飼ってるのかと思うほどアルクェイドの膣襞は異物を締めつけた。指を食い千切らんばかりに纏わり付いてくる肉ヒダを押しのけ、泰造は既に粘液のプールと化した秘所に指を泳がせる。
「あっ、はぅぅ、あんっ、はぁぁぁ」
浅瀬で指を動かし、くちゅくちゅと淫らな音を鳴らす。愛液を充分に塗した指でヌルヌル責めすれば奥から止めどもなく新しい蜜が溢れた。
タイツの中に手を入れているため自由に動かせるスペースは少ない。それでも泰造は膣内に埋め込んだ二本指を巧みに操る。派手に動けないぶんは一度に複数の快感ポイントを刺激してカバーした。
「やっ、あっあっあぁぁあっ! なんで、私こんなこと! はあぁぁんっ! はぁぁっン! そこっ、そこダメぇっ! これが本当にマッサージなの。こんな治療って」
手マンで感じさせすぎたかアルクェイドが疑問を持ち始めた。感じさせすぎたといっても泰造の感覚では軽く可愛がってやった程度の愛撫。こんなものでここまで感じる女の身体がスケベ過ぎるのだ。しかし今はありがたい。これだけ快感に弱い肉体なら押せば押し通せる。
「気持ちいいですか。ナカがヒクついてきましたよ。もう少しでイケるんですね。イッちゃいましょうか。女性ホルモンはイッた瞬間にドバッと出てきますからね」
「指っ、そんな風に動かしたら……んひっ、いいぃぃっ♡ はうぅ……っ♡」
「ほーらナカで回転させますよ。掻き混ぜられたおまんこ汁がじゅぶじゅぷ鳴ってますね」
「ひぅぅぅっ! だめっ、だめぇぇっ! こんなぁ、こんなぁ! やぁんっ、あっ、あっ、あんっあぁあっ! イクっ、イクっ、イッちゃうっ! あぁぁぁぁぁぁっ! イク、イクっ、イクッ……イクぅぅぅぅぅっ! あっはっぁぁぁ、いっちゃうっ、いくっ♡♡」
エロマッサージ師に陥落するアルクェイド
何をされてるのかすぐには理解できなかった。自分は肩こりがひどくてマッサージを受けに来たはず。しばらくは変な動きがなく他人の手で太い筋肉を揉みほぐされる心地よさに微睡んでいた。それが仰向けになった途端一変した。
「奥に老廃物が溜まってたようですね。いくらでも掻き出せますよ」
男の指が奥から手前に向かって肉ヒダを引っ掻くように動く。敏感な粘膜を大量の粘液と共に擦られると堪らない。くちゅくちゅと音を立て自分の膣内を掻き混ぜる太い指。その感触にアルクェイドはうっとりとしてしまう。
「んっ! やっ、そんな、私……あっ、あっ、あっ……」
男の愛撫は巧みだった。まるで以前から自分の膣内を知り尽くしていたように気持ちいい場所ばかり弄られる。志貴よりも太く、ゴツゴツした、中年男性の指で雌肉を躾けられお腹の奥がキュンキュン反応してしまう。
なんっ、で……こんなに、私、感じて……ああっ、ダメ、だめだめそこばっか、責めないでっ、んんっ、そんなっ……。
アルクェイドは寝台の上で秘所を指で弄ばれ続けた。施術の邪魔だからとタイツも下着も剥ぎ取られ、脚をM字に開かされている。そんなことする必要あるのか、治療と称するにはおかしいことが多すぎではないかと疑問は次から次に浮かぶ。だが具体的なアクションに繋がらない。
「あっ、あっ、やっ、いい、イイ、そこ、そこ、イイ……ひあっ、あっ、あっ、ああああっ!」
「ここが好きな女性は多いんですよ。アルクェイドさんにも気に入ってもらえてよかった。もっと強くしますからね。恥ずかしがらず気持ちよくなって老廃物たっぷり出してください」
宣言どおり彼の手が激しさを増して出入りする。反対の手はへその下を指先でトントン突く。そこを手のひらで押し込まれると腰から下が弾け飛んだかと思うほど気持ちよかった。今は排卵を促すモールス信号でも打つように叩かれる。大して力を入れてるわけでもないのに軽い振動だけで下半身に甘い疼きが蓄積した。
「出る、出ちゃう♡ 漏らしちゃう♡ また漏らしてしまう♡♡♡」
お腹トントンされながら膣内ぐちゃぐちゃされると出る! またさっきのお漏らし、大人のお漏らし出る!
入り口の特に感じる部分――志貴もたっぷり愛してくれる場所――を重点的に刺激され続け、尿道が震えだした。既に一度大量の潮を吹かされているアルクェイドの身体は、一度やったのだから二度でも三度でも恥ずかしさは変わらないとでも思っているのか、持ち主の意思を無視して潮吹きの準備を始めてしまう。
「我慢せず出してしまいましょう。老廃物ですよ老廃物。出せば出すだけ身体にはいいですからね。我慢するほうがよくない。ほ~ら恥ずかしがらずピュッピュしちゃいましょう」
「イク、イクイクっ♡ んっ、あ、あっ♡ んぉ、おお゛おっおおっ♡ あっ、あ゛あっ、あ゛ぁあ、あっ、あっ♡ 志貴じゃない人の指でイクっ♡」
如何にアルクェイドが常識に疎いと言っても、恋人以外の男に手マンされてイクのが罪深いことは知っていた。本当なら振りほどかないといけない。いくら相手が体格のいい男だと言っても、真祖が本気で抵抗すれば瞬きする間もなく片がつく。しかし何度もイカされた身体は力が入らない。
事は肉体的な問題に留まらない。アルクェイドの心が志貴とは違うアプローチで自分を堕とそうとしてくる男の愛撫に期待し、さらなる快楽を求めて反抗する意思を放棄していた。
タオルを目元に乗せられ、視界を遮られた状態で男の声と自分の喘ぎ声、おまんこから聞こえる水っぽい音ばかりが耳に届く。視覚を遮断されたぶんだけ聴覚と触覚に意識が集中した。すると如何に自分が強い性感を得ているか、ダメと言いながら知らず知らず志貴の愛撫とどちらが気持ちいいか比べてしまってるか気づかされる。
「ここも一緒にしてあげればイケますかね」
ポルチオを体外トントンしていた手が秘所に回り込んできた。淫唇の上部でひっそり佇んでいた肉豆を探り当てる。そこに直接触れた指が輪郭をなぞるように撫で回す。
「はぁっ♡ んっ♡ んっ♡ んっ♡ やっ……だめ♡」
小さなボディに女が気持ちよくなってしまうための機能をぎっしり詰め込んだクリトリス。性感帯の密集地を指で転がされアルクェイドの身体が狭い施術台の上で跳ね回った。
「あっ♡ あっ♡ だめっ♡ だめっ♡ イク♡ イッてしまう♡ あっ♡ ああああぁっ♡ あっ♡ あっっ♡」
気が遠くなりそうなほどの快楽に包まれ目には涙が滲んだ。八百年生きてきて多くの死徒を葬り去った真祖の姫君が、ただの人間に泣かされてしまう。如何に彼女が強かろうと基本的な身体の造りが人間と大差ない以上、セックスの快楽に勝てるものではなかった。
相変わらず膣内の好いところを押したり、引っ掻いたりしたまま、無防備にさらされた女体の弱点も弄ぶ。指の腹で愛おしそうに転がしては、タイミングを見計らって押し潰してきた。太い指が大量の愛蜜でヌルヌル滑って媚肉をなぞると我慢の限界を迎えた。
意識が遠のいて宙に浮く感覚がきた。志貴との幸せなセックスでも何回に一度あるかないかの本気アクメ。アルクェイド・ブリュンスタッドという存在のすべてが雄に負けたことを認める完全降伏の絶頂。
志貴以外で感じるはずがない、感じてはいけない多幸感が押し寄せてきた。
歯を食いしばり、声にならない絶叫を残して彼女は堕ちていく。
自分の身体から出た生暖かい液体で下半身が濡れる。二度目のお漏らし。だらしなく開いた脚を閉じる余裕もなく全身を震わせた。
「次は器具を使ったマッサージです。指では届かない深い場所の凝りまでほぐせますよ」
放心状態の耳に男が囁いた。深い場所。指では届かない気持ちいいところ。男の指してる場所がどこで、そこを突かれると自分がどうなるか知っている。知っていて動けない。
「器具はこれを使っていきます。握ってみてください」
目隠しの向こうで男に手を取られた。手のひらに棒状のモノが乗せられる。
これ……? こんなのって!
「どうです。結構大きいでしょ。皆さん初めは入るか心配しますが丹念にほぐしましたからね。意外といけるものなんですよ。そして一度挿れると次回もこの器具なしのマッサージは考えられないと喜んでくださいます」
男が握らせてきた器具を五本指で掴み、筒を上下させて扱いた。
「おほっ♡」
男が奇妙な声を漏らすと器具が手の中でピクッと震える。
器具は全体が硬く、太く、釣り針で言う返しのような出っ張りがある。これが膣内で引っ掛かると最高に気持ちいいことをアルクェイドは経験済みだ。いつまでも触ってると火傷しそうに熱いそれは、彼女が知るモノより凶悪で禍々しい形をしていた。
研ぎ澄まされた触覚を基に脳内でリアルな造形が浮かぶ。
真っ直ぐではなく全体がやや左に曲がっている。反り返りは小さいが挿れ方によっては奥までストレートに届くこちらのほうが適しているだろう。先端の膨らんだ部分が巨大だった。赤ん坊の拳を挿れるようなものではないか。竿の部分も太い。
本当に入るのこれ? 過去に施術を受けた女性たちが心配したというのがよく分かる。人間より頑丈な自分でも怖気立つのだ。ただの人間では壊れてしまわないか不安だろう。だが一方で器具の巨大さはアルクェイドに格好の言い訳も用意した。
こんなに大きく、硬く、太い男性器がこの世にあるはずない。人間の身体の一部と呼ぶにはおぞましすぎる。この世に存在してはいけないもの。だから、これは男性器なんかじゃない。マッサージ用の器具よ。
器具ならばセックスにはならない。最後までしたことにはならない。
最強美女をちんぽで翻弄
女の手が何度もちんぽを擦るので泰造は声を我慢するのが大変だった。器具を握って見ろと言っただけなのに愛おしそうに手コキしてくる。これから自分に天国を見せてくれるおちんぽ様へのご挨拶が止まらない。
もっと楽しんでいたいが彼女も乗り気になってきたのだ。おまんこ使わせてもらうとするか。
「そろそろ挿れますよ。力を抜いて楽にしていてください」
施術台に乗って女のほうへにじり寄った。膝に手を添え両脚を大きく開かせる。泰造は勃起の根本を握り、熱く蕩けた秘所に亀頭を押しつけた。小細工も焦らしもいらない。極上の獲物はフルコースで楽しむ。一分一秒だって余計な回り道をしてる時間が惜しい。
亀頭冠を潤みに浸して前後に擦った。一番太い部分で膣洞に挨拶する。アルクェイドのまんこは締め付けが強く狭いが、男が入って行くと受け入れられるように伸びた。
顔と身体だけじゃなく、おまんこの具合も絶品だ。指を挿れた段階で分かっていたが本物の名器。ありったけの力で精子を搾り取ろうとしてくる。
粘度が高くゼリー状の蜜で満たされている。柔らかなヒダが肉棒に纏わり付いてきて、奥へどうぞと誘うように蠢いた。トロトロになったマン肉の感触でこちらの理性も解けてしまいそうな気がした。
あまりの気持ちよさに泰造は天を仰ぎながら腰を進めた。そうせざるを得なかった。
溺れる! この身体、一度知ったら溺れて手放せなくなる。今まで抱いてきた女のまんこがカスに思える別格に気持ちいいまんこ。堕とす。絶対に堕とす! ハメ堕として俺の女にしてやる。
「根本まで入りましたね。動かしますよ」
まずは自分の大きさと形に馴らすためゆっくり抜き差しした。
だがすぐに我慢できなくなりテンポアップ。速いピッチで抽送する。
二度の潮吹きで雌臭い汁を撒き散らしたアルクェイドのまんこは完全に出来上がっている。ぬぷぬぷと卑猥な音を立てながら突き入れるたび、媚肉が甘えて雄棒に吸い付いてくる。深く挿れたところで腰をしゃくり上げると、金髪美女の全身が痙攣した。
「ここが好きなんですね」
彼女は口を開きかけ、逡巡した後に無言で頷いた。
素直に認めていっぱい突いてもらいたい、男に可愛がってもらいたい欲と、そんなはしたないことすべきでないという理性が戦っている。彼女の葛藤に泰造は少しだけ横槍を入れてやる。天秤が欲望のほうへ傾くように。
「やぁ、奥……奥ばかりダメっ」
「しかしアルクェイドさんのここは、奥を突かれると悦んで締まってますよ。身体は嘘をつけませんからね。突いて欲しがってます」
自慢のデカ亀頭と抉れカリ首で奥をゴリゴリしてやる。その瞬間、女の身体が激しく波打ち態度で歓びを表した。
「ほら、アルクェイドさんの身体は膣奥をマッサージされて悦んでる」
「い゛やあぁあぁ♡ あ゛はッ♡ あ゛あ゛あ゛ッ♡ あ゛あ゛ッ♡ らめッ♡ らめぇえええぇえッ♡」
「そこまで乱れてもらえると私もマッサージ師冥利に尽きます」
ゆっくり腰を引いて肉棒の長さ、太さ、卑猥な形を膣洞に教え込む。切っ先が抜ける寸前まで引いたペニスを、蜜道が閉じてしまう前に再び埋め込んだ。巨大な質量が入っていくと代わりに大量の愛蜜が体外へ押し出された。
「あっ♡ あっ♡ お、お、おちんぽ♡ おっき♡ おっき♡ おっきぃ♡ 志貴のおちんぽも大きかったけど、彼のよりもっと大きい♡ あっあっあっ♡ それっ♡ すごくっ♡ 感じる♡ ひんっ♡ ひゃんっ♡ ひゃんっ♡ おっきぃ♡ ふかい♡」
「先ほども言ってましたな。志貴さんというのは恋人ですか。まったく、アルクェイドさんのような美人を恋人にできるなんて羨ましいですね。……それで? 志貴さんのちんぽと、このマッサージ器具、どちらが気持ちいいですか」
もう彼女は気づいている。自分の腟内を掻き混ぜているものがちんぽだと。だが泰造はネタばらしを引き伸ばして遊んだ。
「ひぃんっ♡ はっ♡ はっ♡ あっ♡ これ、好きかも♡ あっ♡ あふっ♡ あんっ♡ これ好きっ♡ こっちのほうが好きっ♡ 好きっ♡ あんんっ♡」
頭の下に敷いた枕を両手でつかみ、息も絶え絶えに挿入の衝撃に備えるアルクェイドは平素の何倍も色気が出ていた。まさに匂い立つようなと形容するに相応しい色香を振りまく。
彼女の気配にも当てられて泰造のイチモツは膣内でより一層そそり勃ち、ヒダを押し広げた。甘やかな肉の交わりに二人して夢中になる。
肉棒と媚肉が隙間なく密着し、スキンなしで擦り合わせていると、どこからどこまでが己の肉体なのか境界が曖昧になる。相手が感じてるであろう快楽まで自分に上乗せされてる気がした。
「ひぃぃぃぃぃっ♡ い゛ぐっ♡ い゛ぐぅぅぅぅぅっ♡」
腟内がギュッと締まってアルクェイドが達した。だが泰造は止まらない。締めつけに負けず、射精を我慢して腰を動かし続けた。
「こんな小さいオルガスムスでは満足できないでしょう。本物の絶頂に到れるまでお付き合いしますよ」
「あへぇっ♡ らめぇぇぇっ♡ イッてるからぁ、もうイッたからぁ♡ ゆるしてぇ♡ お゛っ♡ お゛へっ♡」
目の前でくねる柳腰をつかみ、目標を固定してピストンした。ここまでの行為で把握してるアルクェイドの弱い場所を狙い、執拗に膣壁を内側から押す。傘のように張った亀頭のエラで引っ掻いてやると、一突きごとに彼女の身体が蕩けていくのが分かった。
「だ、だめだめぇ♡ もう止めてェェェェェッッッ♡♡ あっ♡ そこっ♡ そこ弱いのぉ♡ もう、何回もイッてるのにぃ♡ あっ♡ あっ♡ あんっ♡ あっ♡ んひぃっ♡ ひゃうぅぅっ♡ うあぉおっ♡♡♡ いまっイッ♡ またイッたから一回止まって♡ あたまとけちゃうっ♡♡ まらっ♡ まっしろにっ♡」
アルクェイドの膣内射精懇願
感じたことがない規模のエクスタシーに襲われたアルクェイドは、首が千切れ飛ばんばかりに頭を振った。その顔からタオルがずり落ちると欲と涙に濡れた深紅の魔眼が現れる。
久方ぶりに開けた視界が捉えたのは自分に伸し掛かるマッサージ師の姿。彼はアルクェイドの身体の横に手を付き、真上から見下ろす体勢で腰を振っている。繋がった下半身からは糸を引くように粘っこい水音が切れ目なく鳴り続けた。
「タオルが落ちてしまいましたか。アルクェイドさんの綺麗な顔が隠れてしまうのは残念ですし、このまま続けましょう」
男は上体を立てると両手で膝の裏を支えてくる。下半身を持ち上げ角度がつけられる。アルクェイドの美脚をこれでもかというほど思い切り広げると、自分は上半身を反らして腰だけ突き出した。まるで俺たちが繋がってる場所を見ろと誇示するかのように。
いや誇示するかのようにではない。見せつけているのだ。お前を気持ちよくしてやってるちんぽはこれだぞ、お前は初対面の四十過ぎたおっさんにヤラれて人生で一番気持ちよくされてしまってるんだぞと見せつけ、認めさせようとしてくる。
「ひっ! やっ、だめっ、いま顔は……は、恥ずかしっ……」
「隠さないで」男が言った。「私はね、自分のちんぽで感じてる女の蕩け顔を見ながらするのが大好きなんですよ。それもアルクェイドさんほどの美人が、自分のちんぽでとなるとね。分かりますか? 目隠しが取れてからナカで一段大きくなったのが」
角度のついた腟内を斜め下から上に向かって突き上げられる。先ほどとは当たる場所が変わった。ここも気持ちいい。男のちんぽにクッキリ刻まれたカリ首がGスポットを引っ掛ける。
「ひゃん! やっ、そんな、ことっ、いわれてもっ……あっ、ああっ! あっ、ああっ……おっきくなってる! さっきまでで苦しいくらい大きかったあなたのおちんぽ、また大きくなってる!」
「どんな美人も一皮剥いてちんぽ突っ込めばただの雌。この味を覚えたら病みつきになりますよ」
「ああんっ♡ そんなこと言われたら……もう、感じちゃうぅ♡ やんっ、やあっ……あっ、あっ、だめぇぇぇ♡ 志貴のおちんぽ忘れちゃう♡ こっちに上書きされる♡」
一突きされるごとに快楽の底なし沼に飲み込まれるようだった。途切れることのない愉悦に身を任せていると、初めは足首程度だった沼に膝、腰、胸まで浸かる。頭の先まで飲み込まれ戻って来られなくなるのは時間の問題に感じた。
恐ろしいのは一時の快楽に心が蝕まれてしまうことではない。それを強くは拒めなくなってる己の心の有り様。たかだか、ちんぽとまんこを擦り合わせた程度で、会ったばかりの男に親愛の念を抱き始めてる己の多情で淫乱な性質が怖かった。知りたくなかった、そんなこと。最強の真祖でも女の身である限り、大きなちんぽを巧みに使ってくる男には勝てないなんて。
官能に支配されたアルクェイドはマッサージ師が抱きついてきても拒めない。彼も限界が近いのか吐き出す息は荒い。肉厚な手が服の中に侵入してくる。
「上も脱ぎましょう」
もどかしそうに言って彼はアルクェイドの服を剥ぎ取った。下半身に続いて上半身も裸体をさらけ出す。自由になった乳房が彼の突き上げに応じてリズミカルに揺れた。
彼の手が乳房を捏ねる。そちらへ意識を逸らした瞬間に彼が不意打ち気味のキスを落としてきた。直前で気づいたがアルクェイドは逃げることなく受け止めた。
汗で濡れた身体を擦り合わせ、彼の分厚い胸板に押し潰されながら抽送を深めた。
「んっ、ん、ちゅ、ふぅ……あっ、あっ、んっ! キスも上手」
隠し立てできない素直な気持ちが漏れてしまう。美女からの褒め言葉に気を良くした男はキスハメを繰り返した。
「ちゅっ、ちゅぴっ♡ んはぁ、あっ、はぁっ、あぁっ、ンぅううう!」
性器を繋げ合った場所にも負けない卑猥な水音が口元からも奏でられる。男は志貴よりも大きく、太く、逞しかった。性器だけの評価ではない。こちらを圧殺せんとする彼の巨体に押し潰され、ぎゅうぎゅう抱きしめられる体験は、この上なく甘美でいやらしい。すっぽり包み込んでくる肉の感触が安心感をくれる。
男は大胆に腰を振るい、これ以上はない濃密な求愛行動で今の男なんか捨ててしまえ、俺に乗り換えろと説得してくる。
ぐいっと最奥を突き上げられると、ドロッドロに溶かされた膣奥が、彼のモノでいっぱいになる。
「一番奥に薬液を注入しますよ。老廃物を掻き出して私の活力に満ちた薬液でアルクェイドさんの子宮を清めます」
「んあぁっ♡ いやぁっ♡ だめぇっ! ナカっ♡ ナカ出しだめっ、だめぇっ♡ しき、たすけてっ♡ あっ♡ だめっ♡ しき、しき、たすけてぇっ♡ 自分では拒めない♡ ナカはダメなのに、身体が受け入れるつもりでいるの♡」
男のちんぽに陥落することを選んだ肉体は言うことを聞かない。いくらなんでも会った日にナカ出しなんて、それは志貴だけに許された行為なのにと首まで沼に呑まれた状態で最後の理性を振り絞るが、男の下から抜け出せない。
絶対に逃さない。必中の覚悟を込めて男が行き止まりを突いてくる。
「んひぃっ♡ らめっ、ゆるひてぇっ♡ 奥っ、くるひいいぃぃっ! 子宮っ、壊れりゅうぅっ♡」
「ここに注ぎますからね。ナカ出し一発必中の濃厚ザーメン。彼氏さんとは比べ物にならない強い雄汁でアルクェイドさんの卵子追いかけ回して受精させますよ」
ぬぅんと男は唸り声を上げた。子宮口にピッタリ押しつけられた肉棒が膨らみ、独立した生き物であるかのように脈動した。
勃起の先端に切られた割れ目から勢いよく白濁液が飛び出してくる。アルクェイドの奥深い場所にある神聖な空間が男の淫らな汁に満たされた。
「だめっ♡ だめ♡ 赤ちゃん孕む♡ 孕まされるっ♡ もう、だめっ♡♡ 負けた♡ 孕んじゃう♡ 真祖も人間も関係ない、卵子が絶対に勝てない本物の精子に負けて、この人の子供を産まされるっ♡ すごぃ♡♡♡ ザーメンすごい♡ またイくぅ! 射精で奥揺さぶられてイクッ! 奥に射精てるぅぅうう♡」
射精は永遠に続くかと思われた。体感で一時間は射精されっぱなし。無論そんなに射精を続けられる人類などいない。めくるめく快楽の極地――雌悦が到れる無上の悦びが時間を何万倍にも引き伸ばして感じさせたのだ。
情欲の火が灯った身体は一度の膣内射精で燃え尽きるほど淡白ではない。男もアルクェイドも休まず二回戦目を求めた。
「どうですか。気持ちいいですか」
後背位で抽送しながらマッサージ師が聞いてくる。
パンッパンッとアルクェイドの尻と男の下腹部のぶつかる男が部屋に響いた。
正常位よりも奥まで入ってくる体位で巨根をねじ込まれる。亀頭が膣の前のほうをぞりぞり擦った。へその裏に目掛けてピストンされるとはしたない声が止まらない。
「あっ、あっあっ、い、いい……っ、あ、そこ、そこ好きっ! すきいっ! あっ、あっ、あっ、ああんっ!」
ヒクつくアナルもさらけ出し、美しき吸血鬼は喘ぎ悶える。
「あひんっ! おくっ、おくがごりごりって! これっ、すごっ♡ おっ♡ おおお゛っ♡ そこぉっ! そこ、だめっ、だめぇっ! あっ、あんっ、あっ、あんっ! いいっ!」
背後から尻を鷲掴みされての強烈な連打。ちんぽの気持ちよさで男を選ぶ淫乱でごめんなさいと謝れと叱るように尻を打たれた。
男のピストンは激しさをます一方。アルクェイドの腟内も彼のサイズに慣れ、暴力的なまでの突き込みをしなやかに受け止める。
「初回から私のちんぽに完全適応できた人はアルクェイドさんが初めてですよ。今日はとことん付き合ってもらいますからね」
腰を大きく引いての突き。一撃目で身体を起こされ、二撃目で尻を吊り上げられ、三撃目で子宮口を潰される。真正面からパンチを食らった瞬間の鼻のようにアルクェイドの子宮はひしゃげた。
「あ、ひっ、んぉおっ♡ お、奥、までぇっ♡ んひいいぃぃっ♡♡ も、むり、あっ、あああぁああっ♡ そんな激しくされたら壊れちゃう! ひぃうっ、あぁ、あぁぁあぁぁっ! あ゛あぁあぁぁあぁあぁぁ!」
再びマッサージ師のちんぽでイカされた。息が止まるくらい強い愉悦。意識を保つため噛み締めた奥歯が悲鳴を上げる。
まだ絶頂の余韻に震えてるうちから男は体位を変えにくる。太い腕が軽々とアルクェイドの身体を操作した。今度は向い合わせで彼の膝に座らされる。対面座位。志貴とするときは如何にも恋人同士のイチャラブ体位という風情だったが、男の顔を見ながら突き上げられている現在は、この人との浮気セックスで志貴よりも気持ちよくなっちゃってるんだと背徳感が強い。
「下から突かれるのもお好きですか。アルクェイドさんのまんこは何をされても気持ちよくなってしまうんですね」
「だって、あっ! こんな強いおちんぽ、知らなくて♡」
恥ずかしいと思うのに彼の前で乱れる身体を止められない。
いきなり乳首に電流が走った。目の前で揺れるアルクェイドの巨乳に我慢できなくなったのか、男が屹立した尖りを舌で弄り始める。口で咥え乳首をれろれろ舐め転がしたかと思うと、ちゅ~っと吸ってくる。
「んひ! おっぱい♡ 乳首そんな、両方は、ダメ♡ 下から突き上げながら乳首もなんて……あ、あんっ! そんな、吸ったら、あっ、あああんあんあん♡」
さらに男は腰に回した手に力を込める。強く抱き寄せられると挿入の角度が変わった。後背位でされたときとは反対に背中側に向かって突かれる。そうすると長大なペニスの先は膣壁越しに直腸を圧迫した。
「ふあっ、あひんっ、はうんっ! わ、私っ、おしりっ♡♡ おしり、すごいっ! きもちいい……いいぃん! おしり、すごくきもちいいっ♡♡」
志貴とお尻遊びをしたことはなかった。彼の性的嗜好は至ってノーマル。だから膣壁越しにも直腸を標的に定められたのは初めての経験。また一つ性技の奥深さをアルクェイドは志貴以外の男から学んだ。
「これで気持ちよくなれるならお尻の才能もありますよ。もっとも、私のサイズだと入念に準備してからでないと大惨事になるので、今日明日でアナルバージンを奪うというわけにはいきませんがね」
今日のところは疑似体験で我慢してくださいと男はピストンを繰り出した。
「ち、違う……そんなわけ……ない♡ あ、あはぁ♡ ふうぅぅ♡♡ おしりのさいのうなんて……やりゃ♡♡ やりゃあぁぁぁッ♡♡♡♡♡♡」
「ぐねぐねうにょうにょ痙攣しながら締めつけてきてますよ。またイキたいんですね。私も出そうです。どこに射精して欲しいですか」
「ナカ!」アルクェイドは瞬間も迷うことなく答えた。「膣内射精以外は許さない!」
自ら膣内射精を求める堕ちっぷりに男は喉の奥でくつくつと笑った。
「いいでしょう。たっぷり出しますよ」
「ああっ♡ もっと、もっと犯して♡ ああっ♡ ごめんなさいっ! 志貴、ごめんなさい!」
最愛の人だった男に謝罪しながらアルクェイドは髪を振り乱す。そして「イッ、イックゥウゥウッ」と絶叫しながら男にしがみついた。
マッサージ師は感じ入ったように呻くと腰を震わせた。子種を求めて蠕動する肉穴のバキュームで彼も忍耐の限界を迎えた。再び膣内射精された精液の量は一度目と何ら変わることがなかった。
エピローグ
目を覚ますと朝からご機嫌な鼻歌が聞こえた。今日も我が姫は健やかな起床を迎えられたらしい。何かいいことでもあるのかと寝ぼけ眼で予定を思い返す。そういえば今日は彼女がマッサージに行く日だ。
吸血鬼だてらに肩こりになった彼女を初めてマッサージに送り出したのが三ヶ月前。以来マッサージが気に入ったのか毎週通っている。まるで好きな人に会いに行く少女のような態度のアルクェイドを見送るのは、毎回ちょっと嫉妬してしまう。
健康のため定期的に通院してるのだし、そんなことにまで嫉妬してしまうのは器が小さい男と思われて嫌なのだが、マッサージ師が男性と聞いては気になってしまう。彼女の身体に自分以外の男が触れてると考えただけで嫌な気分になってしまう。
こんなみみっちい自分をアルクェイドには見せられない。
「志貴」
寝室のドアを開けて彼女が顔を出す。艶々と光る金髪に深紅の眼。顔にはこの後の予定を楽しみにしてか笑みが浮かぶ。軽いステップで一回転しながら部屋に入って来る。ひらりひらりとミニスカートが舞い太ももが際どいラインまで見えた。
「私は出かけてくるから」
「分かった。いつもどおり終わったら連絡して」
アルクェイドのマッサージが終わるのを待ち、外で待ち合わせるのが週末の過ごし方として定着していた。今日もそうしようと言うと「分かった」と明るい返事が帰ってくる。
定期的に身体のメンテナンスへ出かけるようになってから調子が良さそうだ。この顔を見ると行かないでくれなんて言えない。
それにマッサージの効果だろうか? 以前よりも綺麗になった。アルクェイドが並外れた美形なのは昔からだが、最近は輪をかけて美人度に磨きがかかった気がする。特に色っぽさとか性的な魅力とかの面で前よりもハッとさせられることが増えた。
それに関してはマッサージよりも自分との性生活が影響してると思いたい。よく言うじゃないか。男を知って女は綺麗になると。俺とのセックスで女の悦びを知ったアルクェイドが内側から磨かれたと考えるのは調子良すぎかな。志貴は眩いばかりに輝く恋人の姿に目を細めた。
「行ってきます」
小躍りしそうなステップのアルクェイドは、志貴に「行ってらっしゃい」を言わせる間も与えず出て行った。