『アオのハコ』
小さな親切大きなお世話、とはよく言うものです。とは言うものの、本人的には善意ですから。
それだからこそタチ悪い? それはまあ、そうかもしれませんが。
まあそれはそれで、思い出ですよ。多分。

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まだ設定がハッキリしない菖蒲ちゃんですが、今回は大喜くんのクラスメイトということになってます。
もしかしたら中等部だったりするかもしれませんが、まあ現時点でのお話ですんで。


その華はアオく咲き誇る

 菖蒲は奔放だ、ってみんなが言う。でも自分ではそんな風だとは考えてなくて、逆にみんなが慎重過ぎるんじゃないかなーくらいに思ってる。だって人を好きになるのもなられるのも、特別なことじゃないんだから。付き合うのだって、友達と遊ぶくらいに普通のこと。キスもえっちも、その延長線にある。

 それなのに、だ。みんな躊躇ってばかりで足踏みしてて、なんだかつまらなそう。恋愛って、そんな我慢したり悩んだりするものじゃないよ。もっとキラキラして、楽しいものなんだから。いっぱい好きになってなられて、色んな人といっぱい楽しんだ方が良いに決まってる。

 最近はホントにそう思ってばかり、特に雛ちゃんを見てるとそう感じる。

 大喜くんが好きなら、押していけば良いのに。大喜くんも大喜くんで、なんで気付かないのかな。割と露骨に好き好きオーラ全開なのに。まあただでさえ男の子ってバカなもんだし、大喜くんそういうの苦手そうだから仕方無いか。顔は可愛いんだけど部活バカで、女子馴れしてなさそうだからなあ……。

 雛ちゃん良い子だし、にいなちゃんたちも応援しようって言ってるし。ここは菖蒲が、一(・)肌(・)脱(・)い(・)じ(・)ゃ(・)お(・)う(・)か(・)な(・)ー(・)っ(・)と(・)。

 

 

 菖蒲は面倒なことが嫌いなタチだから、一度決めたら後は直球。男の子を恋愛へ積極的にさせるのも、別に難しくなんかない。一度女の子の気持ちよさを仕込んでしまえば、それで済む。

 菖蒲は男の子を攻めるの好きだし初めての子も大好き、大喜くんはオ(・)ト(・)ナ(・)になって自信がつく。Win-Winというやつだよね、これ。

 だから今、菖蒲は大喜くんを適当な理由で体育倉庫に呼び出して、合気道部エースの実力で組倒している。体力とか単純な腕力なら負けるかもしれないけど、合気道は仮にも格闘技。素(・)人(・)を制圧するなんて、簡単なことだ。文字通り赤子の手を捻るような、ってやつかな。

「……、なにす、……や……めっ」

 力任せにもがいたところで、跳ね除けられるわけがない。揉良く剛を制す、合気は理詰めの技術なんだから。それに身体はどうやったって、痛みを嫌がる。力を入れれば入れるほど自分が痛くなるのに、抵抗を続けられる人はそうそういない。

 ――それに、抵抗出来なくする方法は他にもある。

 腕を極めたまま、ずいっと顔を寄せて。大喜くんの口を、菖蒲の唇で強引に塞いであげた。

 困惑したせいか半開きの歯列を舌で押し広げて、大喜くんの中へと分け入って行く。暖かく柔らかい、この感触はいつだって大好き。隠れるようにしている大喜くんの舌を絡め、口内を舐め上げ、唾液を啜り。口の中を隅々まで、犯していくんだ。こうやってあげると、どんなにガードが固い子でも一発で落とせる。菖蒲のキスは、魔法のキスだからね。

 そのまま味わっていると、不意にかくんと大喜くんの手足が脱力するのが分かった。一度こうなれば少しの間は力が入らない、それどころか喋ることさえ億劫になる筈だ。

「んー……っ」

 どうやら菖蒲の予想は当たってくれた、顔を離しても大喜くんは身動ぎもしないで呆然としたままになっている。

 あまり長くは持たないけど、ちょっとの間動かないでくれればそれで十分。

「さーてとぉ、じゃぁ脱ぎ脱ぎしましょうねぇー」

 脱力した身体から上着を剥ぎ取ってからシャツで腕を後ろ手に縛り、下も下ろして足首を結んでおく。制服ダメにしちゃうと悪いから、破ったりはしない。本当は切って縛り上げる方がいいんだけどね、でもそれやると後が大変なんだよ。

 ……しかし結構たくましいなあ、可愛い顔してさ。大喜くん意外とモテそうなんだよなあ、雛ちゃんがいつも一緒にいるから他の女子が近付けないだけで。いやでもそうなると、雛ちゃんが過保護だから女子馴れしてないってことになるか。それはちょっとなあ、なんか良くないかも。

 ま、それはそれとしてだ。

「おまっ、さすがに、怒……るぞっ」

 どうやら意識がフリーズから戻ってきたらしい大喜くんの、露になった胸板に軽くキス。

 僅かな汗の気配が混ざった男の子の匂いを胸いっぱいに吸い込みながら、唇を滑らせて――。

「! あ、あぁ……っ!?」

 菖蒲は大喜くんの乳首を、思いきり吸い上げた。そしてもう片方を、指で捏ね潰していく。

 左右別々に、思いっきり強く攻めてあげる。経験のない男の子が、これに耐えられる訳がないんだ。ほんの数秒、それだけで大喜くんの乳首が堅く隆起していくのが感じられる。でもまだまだ、こんなもんじゃない。舌先でそして指先で、更に激しくイジめてあげるんだ。

 大喜くんの口から溢れるのは抵抗の意思じゃなく、可愛い喘ぎ声。

 もっともっと感じさせたいんだけど、でも。まずは一回、終わらせておこう。そうしないと、落ち着いて話せないからね。

 左手と口で乳首を攻めながら、空いた右手を大喜くんの腰の方へと伸ばしていく。目指すは男の子の、オトコノコだ。

 最後に残ったトランクス越しにも分かるほどガチガチに張り詰めたそこを、ツーっと指先でなぞり下ろす。上から下まで行ったら、また上へ。それだけ、だ。ただずっと、なぞるだけ。大喜くんが普段どんな風にするのかは知らないけど、こうやって焦らすようにただ触ってあげるのがオトコノコには効くんだ。

 だからこそ、大喜くんの身体は震えだしている。早くイカせて、と訴えている。ああ、男の子って可愛いなあ。触られたらすぐにこうなるんだから。

 ――と。

 ドクン、と指先に拍動が伝わる。それは熱く激しい、決壊の印。それでも菖蒲は止めてあげない、舌も指も。

 すべては抵抗する気力を奪いきる為に。射精で弛緩していく身体を尚も攻めて、身体の芯まで刻み込むんだ。逆らっても無駄だ、と。

 

「うっわぁー……出た出たぁ。大喜くんさぁ、ちゃんと抜いてる? 溜めすぎは身体に悪いよぉ?」

 大量の精液を手で掬い取り、見せ付けるようにその掌を向ける菖蒲。いや実際スゴい濃いんですけど、トロロみたい。元気だなーホント。

 これだけ精力溢れてるのに恋愛に興味が向かないって言うのも、不思議な話だ。せっかく雛ちゃんがいつも側にいるのに、手を出しもしないんだもん、やっぱり一度経験させて、そっちに目が向くようにしてあげないとダメだな。

 荒い息を吐きながらも倒されたまま動けない大喜くんを跨いで、そのお腹に腰を下ろす。そして制服のスカートを持ち上げて――中(・)をさらしてあげる。そうすると疲れきっているように虚ろだった大喜くんの視線が、一瞬光を取り戻すのが見えた。

 だろうなあ、見たことなんか無いだろうし。女子のスカートの内側、その更に中なんて。

 でもまだ、足りないんだ。精液がまだこびりついた指で閉じた肉の裂け目を拡げ、菖蒲の中を大喜くんに見せてあげる。

「ほらほら、見えるかなー? これがぁ、オンナノコですよーぉ」

 顔を真っ赤にしても、視線は逸れようとしない。いくら部活バカでも、ここまですれば他のことなんか考えられるわけがない。身体は身体で、素直になるから。

 男の子なんて、ここの事だけ考えるくらいでちょうど良いんだ。

 さてと、ここからだ。

「大喜くんはさぁ、部活ばっかりしてるじゃない? 少しはこっちのお勉強もしなくちゃ、ねぇ? 雛ちゃんが困ってるみたいなんだし、さ」

 囁いてあげると、菖蒲の下で大喜くんの身体がビクンと震えた。おや、おやおや? これは、ひょっとして。

 ――気付いては、いるんだろうかな。しかしそうなると、それはそれで問題だ。自分に好意を向けて貰ってると分かってるのにこの有り様となると、不器用通り越してる気がする。

 まったく、世話が焼けるんだから。もっと気軽に恋愛できるように、菖蒲が最後までしてあげよう。

 ひょいっと身体を浮かせて僅かに下がり、背後で膨れ上がっているオトコノコを掠めるようにして腰の先へとお尻を下ろし直す。私のオンナノコに触れるか触れないか、そんな微妙な距離で。改めて視界に入れると、可愛い顔に似つかわしくない結構な大物がそこにある。でも、だ。皮に隠れてる辺りはやっぱり可愛いかな。

 指先を皮の先に押し当てて精液の残滓をまとわりつかせ、そして――。

「えーいぃ、っとね」

 指を食い込ませてにゅるりと押し下げると、軽い抵抗と共に先端が露になる。初々しいピンク色に、黄色がかった乳白色の塊が僅かにこびりついているのが丸見えだ。普段から綺麗にはしてるつもりなんだろうけど、詰めが甘いかな。こういう所なんだよね、未経験な子ってさ。ちゃんとお手入れしないと、モテないぞー。

 ま、菖蒲はそういう隙のある子も好きだけど。

「ほら、大喜くん。ちゃんと見てね。これから、オトナにしてあげるから」

 腰を浮かせて、少しだけ前へ。天井を向いているオトコノコの真上に、菖蒲の入り口が来るように。

 何も考えなくて良いんだよ、恋愛なんて。好きとか嫌いとかも、もっと簡単で良い。ヤりたい、で十分なんだから。こうやって特に理由もなくえっちすれば、そう思えるようになるんだよ。

 くちっと粘膜が触れあう音がした、その刹那。大喜くんが絞り出すように、声を上げた。

「ダメ……やめ、てぇ……。俺、は……こんな、の……」

 か細くて弱々しい、でも確かな拒絶。ここまでされて、それでも性欲に負けないってスゴいな。雛ちゃんが気になるから他の女子とはしたくない、とかそういうやつかな。

 ……そうなると、ここまでする必要も無かったかな? て言うか逆に菖蒲を好きになられてもちょっと困るかも、雛ちゃんと上手く行くように童貞切ってあげたいだけだもん。その辺誤解されてもなあ。

 うーん、ちょっと考え足りなかったかな。

 でも、まああれだ。

「んー……ま、良いか」

 膝立ちも疲れるし、菖蒲は考えるのを止めてそのままズンッと腰を落としてしまう。一気に大喜くんのオトコノコが菖蒲のオンナノコに埋まり、中を押し上げられる心地良い衝撃が身体を貫いていく。大喜くんは完全にフリーズし、瞬きさえ忘れてしまったかのようだ。

 まあ、本人の意思は別にどうでも良い。考えるの好きじゃないし、これで良いや。

 胸に手をついたまま腰を上げ下ろすと、菖蒲の中がゴリゴリ抉られていく。見た目通り、これはなかなかの出物だ。雛ちゃんの事がなかったら、しばらく菖蒲が使ってあげてても良いんだけどな。まあ雛ちゃん怒ると怖いし、にいなちゃんたちにも叱られそうだから止めとくけどさ。

 お腹の中ではち切れそうなくらいに興奮しているオトコノコを締め上げながら、大喜くんのほっぺにキスを一つ。

 こういう時に反応が無くなるのは、未経験の子ならではだよね。きっと朧気でも理(・)想(・)はあっただろうし、色々と考えが渋滞しすぎて大抵はこんな風に固まってしまうんだ。自分から楽しめるようになるまで、多少かかるのは男の子も女の子も同じ同じ。

 だからそう、さっさと初めてなんか済ませてしまうべきなんだ。そして自信をつけて、色んな恋をすると良い。菖蒲が応援してあげるから、さ。

 接合部から溢れる音はどんどん粘っこくなり、抜き差しの度に菖蒲の深い部分へと熱い塊が押し込まれていくのが分かる。

 もうすぐ、もうじき。その時は、迫っている。

 だから――もっともっと、加速しよう。その方が楽しい(気持ちいい)から。 

 全力で腰を振り、一気呵成に攻め立てていく。ラストスパートは激しくなくちゃ、サマにならない。

 大喜くんが漏らす切れ切れの喘ぎを聞きながらお腹に思いっきり力を込めて、何度目かの着(・)地(・)を終えたまさにその瞬間。

 期待通りの強烈な熱さが、菖蒲の中で弾けとんだ。

「あ、あー……、出てる出てる……っ」

 一番奥に叩き付けられる、灼熱の塊。子宮口で感じる精液は、さっき指先で弄んだ分よりずっと粘性が強く感じる。こんなに濃いと、うっかり孕みそうだな。まあそうなったらそうなった時だ、菖蒲赤ちゃん好きだしね。

 後から後から湧き上がってくる精液は逃げ場を失って、お腹の中を押し拡げていく。ああ、お腹いっぱい。

 大喜くんも余程気持ちよかったんだろう、涙を流して喜んでいるみたい。

 とりあえずこれで、半分は終わりかな。女子への意識は変わった筈、後は――。

 

 ……後はまあ雛ちゃんに恋の矢印を向けてくれれば良かったんだけど、な。

 長い長い放精が終わり、ようやく言葉が発せられるようになった大喜くんが震える声で言い出した事は、菖蒲の想像とは大きく違っていた。と言うより、予定外だったのだ。

「えー……雛ちゃんにはもう告白されてて、でもその千夏って先輩が好きと。だから断りたいけどどうして良いかわからない、……あー……うん」

 てっきり女子馴れしてないせいで何にも気付いてないタイプかと思ったのに、そっちか。そういうアレか、それで雛ちゃんとくっつかなかったのか。

 さっきまでと同じく菖蒲の下で、大喜くんは怯えた顔をしたまま震えている。好きな人がいるのに別の女子とえっちした、って気にしてるんだろうか。いやそんなもん一々気にすることじゃないでしょ、もっと軽くいかないと疲れちゃうよ。それにその先輩さんが好きなのに何も出来てない、ってそっちの方が良くないでしょ。どうしてこう、考えすぎるのかな。

「んじゃさぁ、先輩さんに告白できるように菖蒲が鍛えてあげるぅ」

 にいなちゃんたちには悪いけど、こりゃ雛ちゃんには脈無いわ。早く見切りつけさせて、別のを探させた方が良いな。人生有限なんだから、無駄な時間は使わせたくない。ああ、菖蒲って優しいー。

 よっと軽く立ち上がると、大喜くんのオトコノコが菖蒲から抜け落ちて太股を精液の塊が伝っていく。……うわ、濃いなー。これ固まったら菖蒲の中塞がっちゃいそう。そんでもって手足を縛っていた布をほどいてから、四つん這いでお尻を向けてあげる。

「ほら、入ってきて。菖蒲で練習して自信ついたら、告白だってなんだって出来るでしょ」

 正直、完全に後ろを向くのはあんまり良くはない。逃げられたら嫌だし、さっきまで童貞だったわけだから少し心配もある。でも男の子に自信を付けさせるには、お初で気持ち良くなった後で「自分からもう一回させる」ってのが大事なんだよね。自分の力で快感を再現させる事で成功体験を蓄積させるー……とかなんとからしいけど、菖蒲には良く分かんない。でもま、どうにかなるでしょ。

 遠慮がちに菖蒲の腰が捕まれ、おずおずと身体が近付いてくる。押し当てられるオトコノコはずるりと上滑りしたり、お尻の方へと向かってしまったりで上手く的に当たってはくれないけど、でもそれは仕方ない。だから最初のうちは、経験者相手が絶対良いんだ。菖蒲も小学生の時に近所のお兄さんとしたのが初めてだったけど、たっぷり解してくれたお陰で痛いとか血が出るとか全然なかったもん。処女と童貞で初えっちなんて絶対大惨事でしょ、菖蒲も結構聞くもん。痛いのになかなか終わんないから思いっきり顔蹴りあげてやっただの何だの、みんな苦労してるっぽい。

 恋愛もえっちも、気持ち良くて楽しいものなんだ。だからもっと軽く考えていかないとね。

 何回かの失敗を経て、ついに。

「お"、あー……そうそう、そこぉ……」

 大喜くんのオトコノコは、菖蒲の入り口を捉えた。そのままずぶずぶと進んでいくその動きは緩慢で不器用、でも情熱的だ。

 さっきとは向きが違うし体重もかからないから、中を抉る形も全然違う。奥へ進む勢いより、背中側の壁がガリガリと削れていく方がハッキリと感じられる。オトコノコって面白いな、同じモノでも一回ごとに変わって思える。

 大喜くんも大喜くんで、オンナノコってスゴいとか感じてるんだろうか。……そんな余裕ないかな、まだ二回目だし。

 さっき出されて中に溜まった精液が潤滑油になっているのか、大喜くんの動きは少しずつ速まっていく。ちょっと力が入りすぎてて捕まれた腰が痛いけど、我慢我慢。わざと大きく喘ぎながらオトコノコを締め上げて、気持ち良くさせてあげる。初心者相手なんだから、気を遣ってやらないとね。

「ん。上手、だよぉ……。これな、……ら先輩さん、も、喜んで、くれるか……もっ!?」

 褒めてもっと自信を付けさせようとした、その瞬間。再び脈動した、大喜くんのオトコノコ。とくとくと勢い良く放たれる奔流は、三度目とは思えないほど力強い。

 ……そうか先輩さんの事考えさせると即イキしちゃうのか、これは直した方がいいかも。別に速いのが悪いとは言わないけど、でも下手すると入れる前に全弾撃ち尽くしそう。そういえば先輩さんはもう開通してるかな、先輩だしさすがにもう膜は無いか。でも万が一膜付きだと、今の大喜くんじゃ荷が重そう。上手くいかなくて酷い空気になる未来が、簡単に想像できてしまう。

 これはもうちょっと、時間かけて鍛えてあげないといけないな。

「大喜くーん? 元気に出せて偉いけどさぁー、出すときはちゃんと言おうねぇー?」

 やんわり注意しながらも、菖蒲は自分から腰を前後させ始める。今日はまあ初日なんだから、限界まで抜いてあげよう。指摘も指導も、急ぐ必要はない。大喜くんは頑張り屋さんみたいだし、運動部で体力はあるだろうからすぐえっちも上手くなるさ。

 菖蒲は頑張る子の味方だよ、ホントに。

 

 

 おっぱいの谷間に顔を埋め、一心不乱に腰を叩きつけてくる大喜くん。今日も熱心で大変よろしい。……よろしいんだけどね、うん。

 アレから一ヶ月くらい経つけど、大喜くんはまだ先輩さんには告白できていないし雛ちゃんにもお断りできてない。まだ自信が足りないそうで、菖蒲が時間あるときは毎日のようにえっちして鍛えてあげている。ぎこちなかった腰の振りもしっかりしてきたし、出す前にはちゃんと言えるようになって、菖蒲的にはそろそろ一人前かなって感じ。

 だからもう練習は良いんじゃないかなーとは思うんだけど、本人はまだまだ未熟さを感じているんだとか。あと時々、菖蒲に向かって好きとかなんとか言おうとしたりするんだよね。大喜くんがそれでいいなら菖蒲は構わないけど、でもそれならそれで二人にごめんなさいさせないとなぁ……。

 菖蒲揉め事嫌だし、どうしようかな。

 ま、良いか。恋愛もえっちも、あれこれ考えることじゃない。どうにでもなるさ、菖蒲はずっとそうしてきた。

 楽に楽に適当に、渡る世間はチョロかった。それが一番気楽な生き方だ。多分、ね。




……合気道部、あるんですかねえ栄明。
一話で校舎にかかっていた全国大会出場の垂れ幕には、少林寺拳法部がありましたけど。
ちなみに扇町さん、合気は全く使えません。当然ですね。

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