好評だったメンズエステ作品第二弾。
友人に誘われ訪れたメンズエステでマゾとして調教。
射精をお預けされ、それでも通い続けてしまうお話です。

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マゾとして調教されるメンズエステ

「なぁ、お前メンズエステとか興味ない?」

 

 大学の講義が終わり、ノート等をしまっていると俺に友人からそんな言葉が投げかけられる。メンズエステ……それは、サービスを男性向けのモノばかりにし客層を絞ったエステ。

 コース内容は多岐にわたるが、普通のエステなら大体60分で5000円前後な所、メンズエステの一般的な金額は60分で1万円を超えることも少なくない。何故そこまで値段に差が出るのか。

 

 それは、普通のエステでは味わえない非日常的な体験……性的なサービスが含まれていることが多いからだ。施術を行うスタッフは、皆容姿の整った女性ばかりで施術着も何処か肌面積の多いモノを着ている。

 マッサージの内容も、肩や腰だけに収まらず股関節や臀部等……普通のエステでは味わえないような按摩を受けることが出来るというのが特徴だ。

 

「……まあ、無くはないけど」

 

「じゃあさ、実は俺オススメのメンズエステがあるんだよ。そこ友達を紹介するとコース料金が割引になってさ……良かったらどう?」

 

 正直、興味はあった。田舎から上京してきて、何とか入った大学での生活。当初ではサークルに入り、仲間と交流を深め、そして出会った女の子といい関係になって……そんなことを妄想していたが、実際に生活が始まるとそれどころではなかった。

 

 自分の学力に見合わない、無理した大学選び……何より、親を説得できず半ば飛び出すような形で上京してきた俺は、大学が終わればバイト先へ向かい、バイトが終われば家で勉学に励む……そんなストレスの溜まるような日々を過ごしていた。

 

 勿論、私生活の多忙さも相まって彼女なんてもってのほか。女の子と話す機会さえほぼない。そうしてフラストレーションばかりが溜まる生活の中で、自然とストレスだけでなく性欲も自分の中で募り……小心者な自分は、風俗にも行くことが出来ず発散する機会を失っていた。

 

「今日お前バイト?」

 

「いや、今日は休みだから……もしかして今から行くのか?」

 

「ああ、今日は俺がいつも指名してる人の出勤日でさ。できることなら今日行きたいな~って……」

 

 相も変わらずこちらの都合を考えない強引な物言い。コイツとは、意見の相違で何度言い合いをしたかは分からないが……今日ばかりは、その強引な性格に感謝していた。

 メンズエステの話を聞いた時から、既に俺は性欲を発散したいというムラムラに襲われており、すぐにでも紹介してほしい。そんな心持だった。

 

 そうして、表面上は仕方ない、という顔をしながらも内心は歓喜の声を上げながら、友人に案内され大学を出る。

 

 大学を出て、電車を乗り換え……まだ明るいにもかかわらず、何処か薄暗い雰囲気のする繁華街を歩いていく……本当にこんな所にメンズエステがあるのだろうか?

 そんな疑いの念が頭を擡げ始めた頃、繁華街の中心部にある一つの店前で友人の足が止まる。

 

『メンズエステ・ミストレス』

 

 店名が書かれた看板が店前には立てかけられており、扉の周りには色とりどりの電飾が飾られており、一目でその店が、そういったサービスを目的としている所だと感じさせてくる。

 

「入ろうぜ」

 

 友人は、ニヤリと笑いながら店内へと足を踏み入れる。親鳥を追いかける雛のように、俺も友人の後ろをついていくのだった……。

 

 

 

 

 ……

 …………

 

「いらっしゃいませ~」

 

 友人と俺を出迎えたのは、施術着に身を包んだ黒髪の女性。俺が想像していた通り、施術着の裾は短く……胸元も不必要に空いている。店内が暗く、目を凝らさなければ見えないが、薄っすらと女性の胸元には谷間も出来ていた。

 

「俺は60分のリンパコースで……指名はいつもの愛ちゃんでお願いします!あと、友達連れてきたんで紹介割引も……」

 

「畏まりました。割引含めまして……お支払い1万2000円になります」

 

 友人は手慣れた様子で受付の女性に告げ、そのまま料金を支払っていく。60分1万2000円……加えて、この店では女の子の指名が出来るらしい。割引がどれだけ機能しているかは分からないが、想像していたよりも安価なコース内容に思わず腕を組んでしまう。

 

「愛さん、指名でーす」

 

「はーい」

 

 受付の女性が、暖簾で仕切られた奥の通路に声をかけると……そこから、茶髪の女性が出てくる。背は低く、男に媚びるような猫なで声……加えて、恐ろしく童顔なのか二十歳を越えていないような見た目をしている。

 ……もしかして本当に未成年だったりするのか?そんな考えがふとよぎるが、余計なことは考えないでおこう。

 

「わー!また指名してくれてありがとー!じゃあ案内するね」

 

 愛と呼ばれた女性は、友人の手を取りそのまま薄暗い通路を歩いていく……ごくり、と息をのむ。愛という店員の立ち振る舞いから、この店ではそういうサービスがあるのは間違いなさそうだ。これは期待していいかも……。

 

「お客様、お待たせしました……当店のご利用は初めてですか?」

 

「あ、はい……」

 

 友人の姿が完全に消えてから、受付の女性が笑顔で僕に話しかけてくる。そして、初めてだと知ると丁寧にコースの説明をしてくれた。

 基本コースや、ヘッドマッサージコース……オプションで足つぼであったり、ミルクオイルというモノを使ったりしてもらえるらしい。

 

 しかし、色んなコースを案内された後に俺が選んだコースは……。

 

「リンパ……コースでお願いします。60分」

 

 友人と同じ、リンパコースだった。こういった店でのリンパというのは、普通のリンパを指し示す言葉ではない。陰部を触る建前のような意味を持つ。

 

「リンパ60分ですね。ご指名はどうしますか?」

 

「えっと……いえ、大丈夫です」

 

 始めてきた店で、俺はまだ女の子の顔すら見たことない。勿論、受付の女性もそれは知っているだろうが、一応聞く決まり事でもあるのだろう。そう思っていると……。

 

「お客様、実はオススメのスタッフが居まして……初めてご利用される方に、特に良い評判を頂いてる女の子が居るんですが。もしよければ、その子を指名してみませんか?」

 

「オススメ……?じゃあ、お願いします」

 

「ありがとうございます。割引含めまして……お支払い1万2000円になります」

 

 突然そんな事を言われ、反射的に了承してしまう。どうやら、紹介による割引は俺にも適用されるらしい……まあ、指名料含めて1万2000円なら別に渋る必要もないだろう。素直に財布からお金を取り出し、支払いを済ませる。

 

「カヤさん、初めてのお客様ご指名でーす」

 

 先ほどと同じように受付の女性が、暖簾で仕切られた部屋に声をかける。すると、奥から女性の返事が聞こえ……紫髪の女性が出てくる。スラリと伸びた手足に、太ももがチラリと見えるスリットの入った施術着。

 

 受付の女性程、胸元がはだけてはいないが……その分、下半身の布面積が少なく、思わず目線がそちらへと移動してしまう。

 

「カヤです、ご指名ありがとうございます……案内しますね」

 

 カヤと呼ばれた女性は、俺の手を引き奥の通路へと歩いていく。しっとりとした柔らかい手で握られ、ドキリと心臓が高鳴る。

 

「こういうエステサロンにはよく来られるんですか?」

 

「あー、いや……実は初めてで」

 

「そうなんですか?じゃあ今日はたっぷりサービスしてあげないとですね……お部屋はこちらです、どうぞ」

 

 サービス。そんな魅力的な言葉に心惹かれながら、俺は案内された部屋へと入るのだった。

 

 

 

 

 ……

 …………

 通された部屋は、簡素な作りをしていた。部屋の隅に台が置かれ、その上に小さなテーブルランプがある。テーブルランプは、電球を入れ替えているのか淡いピンク色の光を放っている。

 部屋の中央には施術台が置いてあり、その上部には穴が空いてある。恐らく、あそこに顔を置く形で寝転がるのだろう。

 

「それではオイル等を用意してくるので、洋服は施術台の下のカゴに脱いで入れてくださいね」

 

 それだけを伝えられると、カヤさんは部屋から出ていき俺一人が部屋の中に取り残される。俺は指示通り服を脱ぎ、カゴの中へ服を放り込む。上と下を脱ぎ……下着も脱いでいく。

 

 本来、エステサロンで下着まで脱ぐことはあまりないが、こういったメンズエステでは下着も脱ぐことが多いと聞く。それ証明するかのように施術台の上には一枚の紙パンツが置いてあり、俺はそれを少しの気恥ずかしさを感じながら履く。

 

 そして、そのまま施術台の上に寝転ぶ。穴の開いた部分に顔をはめ込むと、想像していたよりも楽な姿勢が取れ、講義終わりの為か横になっているだけでそのまま眠れそうな気分になってくる。

 

 そんな事を考えていると、部屋の扉が開きカヤさんが戻ってくる。既に顔を施術台に伏せているため、どんな状況かは分からないが、台の上に何かを置いた音が聞こえることから、言っていたように施術に使う道具を持ってきたのだろう。

 

「それでは改めて……ご指名ありがとうございます、今回施術を担当しますカヤです。お兄さんの疲れた取れるよう頑張りますので、癒されていってくださいね」

 

 そう告げると、カヤさんはゆっくりと俺の背中を指圧し始める。最初は身体のコリを確かめるようにゆっくりと……そして、少しずつ筋肉を解すように力を入れていく。講義とアルバイトの毎日で疲弊しきっていた身体から力が抜けていくのが分かる。

 

「あぁ~……気持ちいいです……」

 

「だいぶお疲れみたいですね。大学生さんですか?」

 

「はい、もう毎日講義とアルバイトで休む暇なくって……」

 

ぎゅっ ぎゅっ……

 

 カヤさんと他愛ない話をしながら、背中や腰……肩の付け根を解されていく。それだけで夢心地の気分になり、惚けてしまう。次第と瞼が重くなり、そのまま眠りに落ちそうになった時。

 

「それではオイル使っていきますね。このオイルは特別性で、発汗作用を高めて身体全体を温めたりしてくれるんです」

 

 そんなことを話され、意識が明瞭になる。予想外の按摩技術に思わず惚けていたが、俺の目的は溜まったモノの発散。幾らマッサージが気持ち良くても、そこが解決しない限りは明日からも悶々とした日々を過ごすことになるだろう。

 

 手のひらへオイルを伸ばし、それが俺の背中へと塗り込まれていく……繊細な指先が背中を撫でるように這い、時折爪先を立て優しく撫で上げられる。愛撫にも似た感触に、口から思わず声が漏れてしまう。

 しかし、カヤさんはそんな事お構いなしに背中全体へとオイルを塗し続け……数分後ようやく手が離された。

 

 そして、次は腰全体を軽く揉みこんだかと思うと……肌を撫でるように手が伝い、紙パンツの中へと潜り込んでいく。手は臀部の形を確かめるようにゆっくりと撫で上げていく。

 

「この特性オイルなんですが、発汗作用以外にも男性にとっては強壮効果もありまして……一部がすっごく元気になるんですよ」

 

 耳元でそんな事が囁かれ、思わずごくりと喉が鳴る。

 

「……ふふ、お兄さん。最初からそういうのを期待されてましたよね?」

 

「えっ……いや、それは……」

 

「嘘はダメですよ?だって、私とあった時……お兄さん、私を品定めするみたいに頭から足先までじっくり眺め上げて……その後、私の太ももでぴたっ、て目線が止まってましたから」

 

 笑いながら、そんなことを囁き続ける。その間も臀部を撫で上げる手は止まらず、狭い紙パンツの中を無理やり動くようにぐにぐにと揉みしだいてくる。

 

「私の太ももにあんな熱い視線を送って……何を想像されてたんですか?触りたいとか、挟まれたいとか……それとも、その奥を想像して興奮してました?」

 

「……」

 

 図星だった俺は、思わず口を噤む。こんな綺麗な人の太ももだ、何も想像しない訳がない……すべすべとした触り心地を想像し、そしてその奥の……恥部への妄想をしなかったかと言われれば嘘になる。

 

「あら、静かになっちゃいましたね……そんな悪い子には、おしおきです」

 

 その言葉と共に腕がにゅるり、と閉じていた股の間にねじ込まれその奥にある陰部へと指先が伸びる。

 

ぐりぐりぐりっ

 

「んあっ……!」

 

 思わず口から声が出る。指先で蟻の門渡を押し込むように指圧され、背筋を反ってしまう。カヤさんの言っていたオイルのせいかは分からないが、指先に力が入る度に自分の意思とは関係なく身体が痙攣してしまう。

 

「静かになったと思ったら、突然声を上げたり忙しいですね。どうされたんですかぁ?」

 

 すっ呆けるように言うカヤさんだが、その間も男が発情してしまうスイッチを入れるように、何度も何度も指先でツボを押す。そんな事を数分も続けられ、手が止まる頃には俺のペニスは痛いほどに硬くなっていた。

 手が止まったはずにも関わらず、まだ押されているような感覚が残っているせいか息が乱れ、まともに喋ることもできない。

 

「また静かになっちゃいましたねぇ……それじゃあ、次はもっと気持ちよくて元気になれるマッサージしていきますね……♥」

 

 カヤさんの声は最初の鈴を転がすよう声と一転し、今はどうやって獲物を嬲り楽しんでいる残虐性を持った声へと変わっていた。

 そして、その声の調子のまま蟻の門渡よりも少しした……陰嚢へと手を伸ばす。

 

 そして、陰嚢を優しく両手で包み込むと、ゆっくりと指先で転がし刺激を与える。

 

「このまま発散しても気持ちいいですが……沢山ここに溜め込んでから発散すると、もっと気持ちいいですよ♥」

 

 陰嚢を滑りのある手でもまれる度に、下半身に血が流れペニスが痛いほどに硬くなっていく。

 それだけでなく、オイルが陰嚢に沁み込んだせいか、いつもよりも陰嚢が熱く、袋の中で精液がどくどくと作られているのが分かる。

 

くにっ くにっ ぐにぃっ……♥

 

 ペニスには一切触られていないはずなのに、尿道口からはどくどくと我慢汁が溢れ、紙パンツをオイル以外の汁で濡れていく……我慢できず、腰が勝手に左右に動くがカヤさんはそれを気にも留めず、陰嚢への刺激を続けるのであった。

 

 

 

 ……

 …………

 手はいつの間にか恥部から抜かれ、太ももとふくらはぎを指圧してくれているが……最早俺の頭に按摩の気持ち良さを感じるだけの余裕はなかった。早く扱かれて射精したい。その考えだけが頭の中を埋め尽くす。

 

「身体も心もだいぶほぐれてきましたね……それじゃあ、残った時間で気持ち良く発散しちゃいましょうか。一度起きて頂いても良いですか?」

 

 惚けボッーとする俺にカヤさんが指示を出すと、自然その声が脳に染みわたり自然と身体が動く。施術台へ腰掛けるように座り込む。すると、カヤさんは施術台を操作し、何故か施術台の形を大きく変えていく……

 

「お待たせしました。それでは、紙パンツを脱いで……逆向きになってください」

 

 指示を受け、紙パンツを脱ぐ。女性の前で完全な裸体になるというのは少し恥ずかしいが、今の俺にそれを恥じらうだけの余裕はない。

 言われた通りに仰向けとなり寝転ぼうとすると……

 

「あ、いえ……逆向きにするのは頭の位置でだけです。うつ伏せのまま、逆向きになってください」

 

 ……?良く分からないが指示に従い、先ほどまで足を置いていた方に頭を置き、そのままうつ伏せになり……そこでようやく気付く。

 先ほどまで、顔をはめ込んでいた穴の部分と、股間部分がピッタリ合わさり、うつ伏せの姿勢でそのまま寝ると、ペニスだけが施術台の下へ突き出る形となった。

 

「はい、ありがとうございます……それでは、リンパを刺激して老廃物を排出しましょうね♥」

 

 わざとらしく、直接的な言葉を避け話してくる……だが、それがむしろ俺の感情を昂らせた。

 あくまで、按摩行為で気持ち良くさせくれるという背徳的なシチュエーション……アダルト映像などで夢見ていたプレイが実現されるという事実が、余計興奮を増させる。

 

「それでは、失礼しまぁす……♥」

 

 カヤさんは、手にオイルを伸ばしそのまま屈みこむと……俺のペニスをゆっくり握り込む。形を確かめるような、優しい握り方。

 だが、事前の行為によって感度が高まりきっていた俺は、たったそれだけの行為でビクン、と身体を反ってしまう。

 

「あれぇ?おかしいですね……まだオイルを塗る前なのに、お兄さんのここ随分とヌルヌルされてますが……何故ですかね♥」

 

 我慢汁でベトベトになっていた、俺のペニスへゆっくりを指を這わせる。そして、再度優しく握り込み、手首を左右へ動かす。

 ドアノブを捻るような動きだが、その実指先がカリ首を撫で上げ、亀頭全体は滑らかな手のひらで擦り削がれる……待ち焦がれていた射精へと繋がる刺激に、手の中でビクビクとペニスが踊り狂う。

 

ぐちゅっ にちゃ……♥

 

 しかし、そんな暴れ馬のように動くペニスは意図も容易く乗りこなされ、手の中から逃げることすら許されない。

 

「はっ、ひぃっ……気持ちい、ですぅ……!」

 

「本当ですかぁ?それは良かったです、このマッサージ男性の方には大人気なんですよぉ♥……特に、この動きとか♥」

 

 喘ぎ声に近い声を挙げる俺を見て、カヤさんは両手でペニスをつかみ取る……そして、指先で輪っかを作り上下に扱きあげ始めた。

 

 キツくしぼめられた輪っかが竿を締め上げ、カリ首に引っかかれば無理やり輪っかを通す。そんな刺激が突然襲い掛かり、射精欲が一気に膨れがある。

 ペニスからは感激の涙が垂れ、射精をする前から施術台の下はベトベトと汚れ始める……勿論、その汚れの大半はオイル等ではなく、男の情けない涙だ。

 

「ふふ、気持ちいいですかぁ♥そのままどんどん気持ち良くなって……老廃物を吐き出しましょうね♥」

 

ぢゅこっ♥ぢゅこっ♥ぢゅこっ♥

 

 手首の速度は、高まる射精欲に合わせどんどん速度を増していく。手首のスナップを効かせ上下に扱かれるペニスは、まるで女性の膣内でリズムよく扱かれているような錯覚に陥り、ビクビクとひくつき始める。

 そんな刺激を数分と続けられれば、射精欲に支配されていた俺の脳はすぐさま降参の指示を出し、陰嚢から精液を吐き出そうと筋肉の縮小を始める。

 

「イ、イくっ……!」

 

 そう宣言し、腰を突き出した途端。

 

ぢゅこっ♥ちゅこ……♥ちゅぷっ♥

 

「イっ……あっ、えっ……!?」

 

 突然、手の動きが止まりペニスから手が離される。射精直前まで与えられていた刺激が失われ、予想外の状況に陥ったペニスはビクビクと空打ちをするかのようなリズムで痙攣を起こす。

 当の本人である俺自身も、突然刺激が止み無様な声を挙げ混乱してしまう。

 

 そんな俺を見ながら、カヤさんが微笑みながら突然提案をしてきた。

 

「お兄さん、このまま気持ち良く老廃物……吐き出したいですよね?♥」

 

 当然だ。こんな状態まで追い詰められ、いいえと答えれる男はいない。その言葉を聞き、俺は顔だけを上げ何度も頷く。

 

「それじゃあ……吐き出させてあげる為に一つ私のお願い聞いてくれませんか♥」

 

 お願い……その言葉を聞き、一番最初に思い浮かんだのは追加料金だった。確かに指名料合わせ1万2

000円というのは安いように感じていた……射精欲に支配された頭で何とかその言葉を把握し、起き上がり財布を手に取ろうとすると……。

 

「ああ、いえ追加でお金を頂く訳ではないんです……ただぁ……♥」

 

「また、このお店に来てくれませんか?勿論、私を指名する形で……♥」

 

 ……要するに、またこのお店にお金を落としに来てほしい。そういうお願いだった。加え、指名をしてほしいというのは、恐らくカヤさん自身のリピート率を上げ、業績を上げたい。そんな意味なのだろう。

 

「勿論、次来た時にもこうやって気持ちよぉく発散させてあげますから……♥」

 

 そういい、指の腹で尿道口を擦るように撫で上げてくる。射精をお預けされていたペニスは、そんな簡単な刺激だけでビクビクと震え、我慢汁を垂れ流し始める。

 

「あっ、あっ……!わか、分かりました……!指名しますしまた来ますから……!」

 

 取り戻しかけていた理性が、その刺激ですぐに霧散し射精欲に支配される。すぐにでも射精したい、その単語が頭の中で何度も反復し、思わず再指名の約束をしてしまう。

 

「……ふふ、ありがとうございまぁす♥それじゃあ……さっきよりももっと気持ち良くしますから、沢山吐き出させちゃいます♥」

 

 その言葉と共に、カヤさんは俺のペニスを握りなおす……しかし、それは先ほどと違い指の輪っかだけで擦るような優しい刺激ではない。両手で締め付けるようにペニスを包み、そのまま勢い擦り上げる。

 

ぢゅこっ♥ぢゅくぢゅくっ♥♥

 

 10本の繊細な指先がペニスに絡みつき、勢いよく上下する。

 親指と人差し指が、竿を締め上げながら何度も精液の通り道を往復し、中指と薬指は亀頭を捉え柔らかい指肌でぬるぬると這いまわる。そして二本の小指が、尿道口と裏筋を何度も撫で上げ、ノックし……。

 

 魔性の指先によって与えられた快楽に、俺のペニスは意図も容易く敗北の証を噴き出す。

 

びゅくっ♥びゅるるるっ♥どぷどぷっ~~~♥

 

 これまで感じたこともない快楽に、精液が勢いよく地面へと吐き落ちる。その間も指の腹は尿道口をノックするように叩き、射精のリズムを狂わせ、男に地獄にも近い快楽を強制する。

 

びゅるぅっ♥どくどくっ……♥どぴゅっ……♥

 

 人生で最も長い射精が数秒続き、ようやく射精の勢いが落ち着き始める。腰全体がふわふわとした感覚に陥り、最後まで出し切る快楽を味わい尽くす……至福の時間だった。

 射精の勢いが弱まった後も、体中の筋肉を弛緩させ、顔をだらしなく惚けさせていると……。

 

「まだ、終わりじゃないですよぉ♥」

 

 カヤさんが突然そんな事を言い、射精中のペニスの握り方を変える。先ほどまでは、両手で包み込むような形だったのに対して、今はまるで乳搾りをするような握り方……乳搾り、その単語が思い浮かんだ瞬間、下半身の筋肉が一気に硬直する。

 

じゅっぷっ♥じゅっぷっ♥じゅっぷっ♥

 

 本当の乳搾りを知らない人が聞けば、聞き間違えてしまうような程の音。カヤさんは、俺のペニスに対して牛などの家畜に行う乳搾りを始めた。

 

じゅっぷっ♥じゅっぷっ♥びゅぐっっっ♥

 

 その瞬間、射精の命令を脳が出していないにも関わらず、下半身が乳搾りの動きを射精のリズムだと勘違いし、陰嚢の中に残った精液を勢いよく吐き出し始める。

 

「んぁぁぁ!もう出ない!出ないからぁ!」

 

「え~♥嘘はダメですよ♥まだまだこんなに残ってるじゃないですか♥」

 

じゅっぷっ♥じゅっぷっ♥びゅるるるっ♥♥♥

 

 本来、精液を吐き出す動きは平滑筋へいかつきんという筋肉がコントロールしているはずなのだが……カヤさんのマッサージによって完全に身体中の筋肉を弛緩させ、陰部を念入りに揉みこまれていた俺の平滑筋は、乳搾りによるポンプ運動へ抗うだけの力を持たず、手の動きに合わせどんどん精液を吐き出していく。

 

「いぎっ!ひっ!出るぅ!」

 

 脳も筋肉も介さない強制的な射精。体全体に射精の快楽だけが、電流のように走りカヤさんの手を止めることすらできず快楽にのたうち回る……そんな事が十数秒も続き……。

 

じゅっぷっ……♥とぷっ……♥

 

 陰嚢に残っている、最後の一滴までカヤさんの手技によって吐き出されるコトを強制されたのであった。

 

「はーい、お疲れさまでした……♥老廃物最後まで出ましたかぁ?」

 

「はひっ……は、い……」

 

 辛うじて意識を失わずに済んだ俺は、息も絶え絶えな状態で返事をする。とんでもない快楽だった……もし、カヤさんと約束していなかったとしても、この快楽を一度味わえば男なら必ず再来店することだろう。

 

「それじゃあ身体を起こして……拭いていきますので、最後までゆっくりしていてくださいね♥」

 

 カヤさんは俺の身体を起こし、そのまま濡れタオルでオイルや我慢汁を拭きとってくれる。そんな中俺は、ふわふわとする下半身の感覚を味わいながら、次はいつ来ようなんてことを考えていた。

 

……カチャッ♥

 

 だが、不意に聞こえた金属音と、冷たい感触に意識が明瞭になり下半身を見やる。すると、そこには金属の筒のような物を俺のペニスへとはめ込み、今まさに鍵をしようとしているカヤさんの姿があった。

 

 金属の筒は、先っぽや側面が空いている……その瞬間、さっと顔から血の気が引くのを感じた。俺はその物体を知っている……それは、”貞操帯”という道具だ。

 

 装着者は、性行為や自慰を行えなくなる施錠装置つきの下着。なんでそんなモノが俺のペニスに?何故カヤさんがそれを手に?色んな疑問が頭に浮かぶが、答えが出てこない。

 そうして、混乱している俺を意にも返さず、カヤさんは貞操帯に鍵をかけた。

 

「待っ……な、何してるんですか!?」

 

 思わず声を荒げ、カヤさんを問い詰める。すると、カヤさんはその反応を見越していたかのような顔で、笑顔で俺に言葉を返した。

 

「あら、次も指名して頂けるということなので……それまでに、無駄な発散をしないようにするための道具ですよ?……ああ、ちゃんと鍵は大事に保管するので、安心してください」

 

 笑顔のままそう発言するカヤさんに、思わず俺は言葉を失う。

 つまり、この人が言っているのは次来店するまで、俺は性行為どころか自慰すらできないことになる。確かに約束はしたが、こんな事をされるつもりはない。そう思い、反論を返そうする。

 

 その瞬間、突然カヤさんが立ち上がり、施術台に座る俺へと顔を近づけ……口づけをしてきた。

 

ちゅっ……♥れろっ、じゅるるっ♥れろれろれろ……♥

ぢゅぅぅぅぅ♥♥♥

 

 舌が口内へと侵入し、俺の口内を蹂躙する。差し込まれた長い舌は、喉の奥まで突き出されそのまま口内の粘膜を舐め回す。それが終わると、歯を磨くようにして舌が這いまわり……

 最後に、舌を絡めとられ、そのまま舌を引き抜かれるような感触のまま舌を吸い上げられる。

 

……ちゅぽっ♥

 

 唇が離れ、お互いの口に涎のアーチが出来上がる……カヤさんはペロリと唇を舐め、何事も無かったかのように見せるが、俺は口の端から涎を垂らしながら、突然訪れた強烈な快楽に脳みそがパンクする。

 

「また、来てくれるんですよね?」

 

 カヤさんは、改めて俺に笑顔を向ける。反論しようとしていた俺の口は、顎がガクガクと震えまともに喋ることすらできない。数秒にも満たないキス。そんな一瞬の出来事で、俺は反論の言葉を奪われた。

 だが、喋れない俺を見てカヤさんは何を思ったのか、俺の胸元……いや、乳首へと手を伸ばす。

 

かりっ……♥かりかりかりっ♥くりくりっ♥

 

 そして、繊細な指先で勢いよく俺の乳首を嬲り始める。人差し指の爪で素早く引っ掻いたかと思えば、親指と人差し指で乳首をつまみ、すり潰すように転がしてくる。

 

「ぁっ!ぁ……!ゃ……!」

 

 喘ぎ声すら出すことのできない俺を無視し、乳首の責めを続けるカヤさん。

 

ぐにぃっ……♥がりがりがりがっっっ♥♥♥

 

 責めはどんどん勢いを増し、最終的には親指と中指で乳輪を広げ、乳首の先っぽをまる裸にし……人差し指の爪で、先ほどよりも強く引っ掻く。その刺激だけで身体中の毛穴から火が出る程の快楽に襲われ、ガクガクと身体を震わせる。

 

「ぁっ!ぁああ!やめ、待っ……!」

 

 先ほどよりも強い快楽にようやく脳みその処理が追いついたのか、何とか搾りだした声でカヤさんを静止する。

 

がりがりっ♥がりっ……♥

 

 すると、乳首の責めが止まり俺はようやく息を整える事を許される。荒く息を吐き出しながら、次いつ訪れるか分からない快楽に身構えていると……。

 

「来てくれますよね♥」

 

 変わらない笑顔を俺に向けるカヤさん……もし、ここで反論や異を唱えれば、まともに喋る事すらできない程の快楽が襲ってくるだろう。その未来を予期し、俺が選んだ選択は……。

 

「……は、い。また来ます……」

 

「ありがとうございます♥また来てくれる事を楽しみにしてますね♥」

 

 屈服だった。

 これ以上カヤさんに逆らうのは得策ではない。逆らえば今度はどんな目に合わされるかも分からない……今俺が取れる選択肢は、それしかなかった。

 

 その言葉を聞き、満足したのかカヤさんは汚れた俺の身体をタオルで拭い、服を着させてくれる。

 着せ替え人形のようにその動きに従い、帰り支度を進める。そして……。

 

「ありがとうございました、またお越しくださいませ」

 

「また指名してくださいねー♥」

 

 俺は受付の女性と、カヤさんに見送られ店を出た。店の外では、先に施術を終えていた友人が待っており、店外で合流する。

 

「よっ、どうだった?めっちゃこの店良かったろ?」

 

「あ、ああ……うん、良かったかな……」

 

 笑顔で俺に肩に手を置く友人。この様子を見る限り、俺と友人では施術の内容が異なっていたのだろう。友人の晴れやかな様子に、俺は苦笑しながら返事を返す。

 

 そして、友人と別れた後帰路で今回のことについて落ち着いて考える。

 貞操帯を着けられはしたが、別に人生が終わった訳ではない……カヤさんが言っていたように次店に行った時に外してもらえば良いのだ。

 

 それ以降はあの店に近づかない……ただそれだけのこと。

 偶然にも一週間後には、アルバイトの給料日だ。その給料を受け取った足で向かい、そのままこの問題を解決する……。

 

 そんな事を考えなら、俺は窮屈になった下半身を手で押さえ自宅へと帰った。

 

 

 

 

 ……

 …………

「いらっしゃいませ~」

 

「60分コース……カヤさんを、指名で……」

 

 店内に入るや否や、男が受付の女性にそう伝え、給料袋からお金を取り出し手渡す。

 

「ありがとうございます。カヤさ~ん、ご指名です」

 

 暖簾の奥の部屋へ声がかけられると、数十秒後にカヤと呼ばれた女性が暖簾をくぐって男の前に現れる。そして、手を取りそのまま部屋まで案内をする。

 通された部屋は、簡素な作りをしていた。部屋の隅に台が置かれ、その上に小さなテーブルランプがある。テーブルランプは、電球を入れ替えているのか淡いピンク色の光を放っている。

 

 女性が部屋の扉を閉じ、男へ振り返る……。

 その瞬間、男はカヤに抱き着き声を挙げる。

 

「カヤさんお願いします!射精させてください……もう我慢できないです……!」

 

 突然の出来事に、カヤは唖然とした表情を見せるが、男の姿を見てニコリと微笑み口を開く。

 

「良いですよ、ちゃんと約束通り指名してくれましたからね……でも、発散させてあげる前に私のお願い一つ聞いてくれませんか?」

 

「次も……また指名するって♥」

 

 ……

 …………

 『メンズエステ・ミストレス』

 そこは最高の快楽を男に与えるメンズエステ。

 そこに居る女性は、誰もが男を夢中にさせる技術を持つ。

 

 尤も、どうやって夢中にさせるかは、その女性次第だが……。


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