夏イベ最後の戦いに敗れたマスターが伊吹童子に捕まってしまう話です。


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水着の伊吹童子(Fate)に捕まって前立腺をほじられながら童貞じゃなくなる話

 

 伊吹童子がいる。

 カルデアのマスターの意識が戻って最初に考えたのがそれだった。

 めざめてみれば知らない部屋が見える。壁は氷で作られており、調度の類はひとつもない。妙に寒々しい空間のくせに室温は快適だった。前にたたずむ伊吹童子は目を閉じており、先ほどまでの荒ぶる神としての巨大な体躯ではなく、人間の身長に合わせた大きさの──。

 直前まで行われていた戦闘の記憶がマスターに蘇った。氷塔の最上階、太陽の真下で鳥居の群れに囲まれたあの場所で、自分たちは伊吹童子と戦っていたのだ。

 動こうとした腕が背後から引き止められる。確認してみれば、マスターの手足は氷で作られた腕枷と足枷、および天井や壁から生えている氷の鎖に囚われており、立ったり座ったりするのがやっとの可動域しかないようだった。

 音を聞いたのか伊吹童子が目を開ける。その顔は荒ぶる神の側面が濃いものではなく、マスターたちと常夏の北極を回ったときのものだった。服装は戦装束のままだったが。

 

「あ。起きた」

 

 ニコリと笑う伊吹童子の頬に傷や汚れがあるのをマスターは見つけ、彼女が仲間である時のくせで身体全体をついチェックしてしまった。

 各所に散らばる傷はあらかた塞がっており、カサブタのような跡がうっすら見える程度のようだ。角や甲冑も破損がひどいところはなさそうだった。容赦のない攻撃を当てた記憶があるが、彼女の方で修繕したのだろう。

 そのまま破れた衣服の下から見える彼女の豊満な肢体を見てしまい、マスターは目をそらした。スラリと長い手足ははちきれそうな肉付きをしていて、みなぎる色気が美しい。特に太ももから尻へのラインは思考を止めて撫で回したくなるほどのもので、それがチラチラと見えてしまっている。きめ細やかな肌の上に女の脂がのって光る大きな胸も、網目状の内衣が窮屈げに絞って扇情的だったが、今は乳首がチラつくように服が裂けてしまっており、自制しなければついつい目が吸い込まれてしまう。

 気を失っていたものの、激しい戦闘はまだ肉体に火照りを残しており、マスターの本能をじわじわ焦がしているのだ。

 

「んふ」

 

 伊吹童子が笑う。おそらく見透かされたのだろうが、マスターは毅然と相手を見た。その視線を受けて伊吹童子の笑みがますます深くなる。

 

「負けたのは覚えてる? マスター?」

 

 彼にその記憶はない。おそらく気絶するに至った衝撃で記憶が抜け落ちているのだろう。ただ、この状況はどう考えてもこちらが負けたあとのようだし、そうなると心配なのはあの場にいた他の皆のことだった。

 

「他のサーヴァントは無事よ。たぶん。動かなくなったあと全員を階下に放り込んだんだけど、下で戦ってた連中が一緒に連れて逃げたみたい」

 

 よかった、とマスターは安堵してつぶやいた。敵の伊吹童子が言うことを信じるというのもおかしいが、今の彼女は嘘をつくような存在ではないだろう。

 ここからどうするか。マスターが頭の中で脱出や救援を呼ぶための手段を考えはじめた矢先に、伊吹童子は言った。

 

「でね。お姉さん、色々と消耗しちゃったから、マスターに魔力の補給をしてもらいたいなぁって」

 

 理解できない言葉にマスターは伊吹童子の顔をまじまじと見つめてしまい、彼女もまたニコニコと笑って返してくる。

 

──魔力を?

 

 意図がわからずにオウム返しで問うマスターに、伊吹童子は目を輝かせてうなずいた。

 

「そう。魔力の補給。あたしね、そういえば、まだやってもらったことなかったの」

 

 何回もあるじゃないか、と口にのぼらせかけたマスターの両手の鎖が突然引き上げられ、バンサイをする形で固定される。脚の鎖も引き絞られ、マスターは立ったまま身動きができなくなった。

 

「交合で呑ませて。マスター」

 

 むっ、と酒気がマスターの鼻をつく。喉と肺が燃えるように熱くなり、彼は息を止めた。明らかに尋常な酒ではないようだが、それを抑制するはずの魔術は簡単に突破されてしまっている。

 

「大した量じゃないのはわかってるのよ? そっちは別に聖杯でどうとでもなるんだけど、味はね、ほら、別じゃない。

 あ。息止めてる。安心して。危なくないし、ちょうどよくほろ酔いになれるから。さっきサーヴァントで試したから大丈夫よ」

 

 伊吹童子の指がマスターのおとがいに添えられると、そこから喉をなぞって下っていく。指から直接酒気を流し込まれていく人間の肉体が跳ね、鎖が鳴った。伊吹童子の指はさらに下がり、心臓の真上で止められる。

 空気へ溶けるようにして礼装の上着が消えた。

 

「加減がよくわからなかったんだけど、三人目くらいから壊さないお酒の飲ませ方をつかんだの。マスターは人間で、サーヴァントよりもっと下戸なのも、ちゃんとわかってるから。

 はい、どうぞ」

 

 マスターの心臓へ火が流れ込み、血管を舐めながら体中に送られる。彼の細胞が燃やされ、筋肉はねじれ狂い、獣のような呻きと呼吸が後から後から湧いてくる。

 

「うん。血が噴き出てこない。お姉さんにまかせて正解だったでしょ?」

 

 動きが弱まり、手枷からぶら下がるようにしてぐったりとした彼の肉体は不思議なことに精気に満ちていた。意識も混濁はしておらず、恐ろしい疲労が体の奥から湧き出す生命力と同居している。

 ちぎれた筋肉細胞がつなぎ合わされていくのも、ペニスが信じられないほど硬く張っていくのもはっきりと彼にはわかった。

 

「準備できた? よーし」

 

 ズボンの局部あたりを無造作に破り捨てると、空を突く形に滾りたった肉棒を伊吹童子は露出させた。ぐい、と手枷が吊り上げられてマスターが宙に浮く。

 そしてちょうどいい位置にきた肉の蛇口を、女神は唇を開けて沈めていく。

 

 ぬぷぅ。

「んむ……じゅっ……じゅじゅぅ~~……」

 

 温かくぬめった肉の蠕動に刺激されてマスターが呻く。ガチガチに強張った肉棒を、すぼめた頬でピッタリと密着させて吸引してくるのは、愛情のためではなくストローを吸うような機械的反応のようだった。それでもちゅぷちゅぷと音色を響かせて、繊細な感触で竿の根本まで抽送されるのはたまらない。

 

──っ!

 

 男が太腿を震わせると、伊吹童子は舌で愛撫を加えはじめた。

 

「はむっ、ちゅぅ……べろ……へぅ……ぢゅるッ……はぁ……あもぉ……んぢゅる……ちゅる……ぐちゅ……あ……ぢゅぽ」

 

 彼女の舌は先端が二股に分かれるようになっていて、それがまるで指のようにひるがえってみせる舌そのものも長い。肉棒に何周も巻きつけるほどだった。

 その舌が、亀頭をツルンと撫で回し、輪を作ってカリ首をゾリゾリとしごいていく。竿の根本まで巻き下がってぐにぐにと締めつけ、一息に舐め上げてから尖りかげんの舌先で鈴口をなぶった。

 

──~~~!

 

 唾液と先走り液を混ぜた熱い体液をたっぷりまぶして、口内を真空状態にした伊吹童子がずぼずぼと腰を揺さぶってくる。

 その刺激でさらに肉棒から透明な汁がダラダラと噴き出てくる。

 

「じゅるる……んぢゅく……、ねぇ、マスタァ……くちょ……あもぉ……、今出してるの、味がよくわかんないし、命が薄すぎるの。ちゅる……ぢゅぽ……ちゅぅ、ぢゅぢゅ……ね、出して。アレ、出して。出して。出して。ぢゅぷ……へぅ……ちゅぽ……」

 

 動きのペースこそ変わらないものの、裏筋に沿って舐め下ろされた舌先が、陰嚢との境い目をグッと押し込んだ刺激が極上だったために、マスターは呆気なく絶頂を迎えた。

 

 びゅ~っ♡びゅるるるるる~~~~~っ♡びゅくんっ♡びゅるるるっ♡びゅっくんっ

 どびゅどびゅ♡びゅ~っびゅるびゅる♡どぴゅどぴゅっ♡どびゅ……びゅくびゅくっ♡っ

 

 背中を弓なりに反らせたマスターは男の精を一気に放出させ、喉奥へびしゃびしゃと注いでいく。それを長い舌で舐め取り、味わいながら飲み下すと彼女は口を離した。

 

「んん~?」

 

 その表情は晴れない。今の彼女にとっては魔力の量が少なすぎて、味がよくわからないのだ。雨粒ひとつ分の旨い酒を飲んだとして、それが本当に美酒だと気づけるものかどうか。

 

「なら、分かるまで飲まないとね」

 

 舌なめずりした伊吹童子は聖杯から魔力を引き出すと、それを知識に変換した。人間の接合のやりかたを引き出し、どのように男の精をよく出させるのかを学んだ。

 ぐったりとしたマスターを見上げながら、伊吹童子が笑いかけた。

 

「マスター。あなた、この常夏で、どの私に興奮したか覚えてる?」

 

 呼吸を整えながら律儀に逡巡するマスターへウィンクして、女神は装いを変えた。雄を興奮させるのが射精の質を上げる。それは視覚からも責めることができると彼女はすでに学んでいた。

 傷ついた戦装束も肌も朧にかすみ、見分けられるようになったときにはすべてが変わっていた。肌はまっさらで、輝くような美しさを取り戻している。

 その美体を包む服を見て、マスターは小さく息を呑んだ。普段の彼女が着ている服ではない。もちろん水着の霊基でも。しかし彼は、その姿をたっぷりと眺めたことがあった。

 酒天童子の衣服をまとった夏の女神が目を輝かせる。

 

「やっぱりこれが好きなんだ」

 

 上半身にかぶせた羽織の他は半裸になっているという、きわどい格好の伊吹童子の写真を撮っていた時、マスターはなんとか冷静になろうと苦労したものだ。胸や陰部の大事なところが隠れているとはいえ、その見事な肉体の曲線は惜しみもなく晒されていたのだから。

 ポーズを取るたびに、前が開け放たれた着物の下でいやらしい乳肉が剥き出しになりかけながら揺れ、蜜がたっぷりと詰まった果実のように瑞々しい下腹部が弾ける。カメラ越しに左右へゆさゆさと揺れる尻はまんまるだがキュッと上向き加減で、そこから続く太もものまろやかさと量感は欲情をかきたてた。

 わざとらしく、その時と同じポーズを伊吹童子は取ってみせた。

 

「んふ。興奮した? 喜んでるわね。よしよし。

 あーん」

 ちゅぷん。

 

 コップへ口をつけるように無造作に、自然な動作で再び女神が肉棒をくわえる。

 

「んぢゅる……ちゅる……ぐちゅ……むっちゅ~っ……あぅ……んぢゅく……ぢゅぷ……ちゅるちゅる……はぁ、ちゅぅ……あ、じゅるる……」

 

 上目使いで男の顔を見ている伊吹童子の髪がざわめき、いくつかの束に分かれてマスターの身体を絡みつきながら昇っていく。その感触は髪のしなやかさに加えて、まるでぬめり気があるかのような滑らかさを残して心地よく肌に巻き付いていく。

 

「ちゅぽ……ぢゅぽ……ぷちゅ……ちゅるちゅる……あもぉ……んぢゅる……へぅ……ん……ぐちゅ……れろ……ぐちゅ……はぁ」

 

 毛は全身をゆったりと這い、やがていくつか敏感な部分を見つけると性感を高めるべくいじりはじめた。耳をかき、乳首をこね、脇腹をさすり、鼠径部を揺り動かす。

 

──~~っ。

 

 複数の快楽が背骨を走り抜け、マスターの息が乱れる。脳を炙られて、雄棒の一番深いところがうごめきだす。

 

「ぢゅぷ……えろ……ん、なるほど。イイみたいね……ぢゅるくッ、ちゅるちゅる……べろぉ、焦れたほうがいいんだっけ?

 むっちゅ~っ……んぢゅく……レロレロッ、じゃあ、少し頑張ろっか。ちゅる……はぁ……ぐちゅ、はむはむっ、あぅ、れろ、ぢゅるくッ……ぢゅぽ……ちゅぅ……あもぉ……」

 

 フェラチオのストロークが大きくなった。先の割れた舌先で螺旋を描くように竿がしごかれ、バキュームフェラで口腔をこそぐように擦り付けたあと、ペニスに添わせて下がってきた舌が玉袋まで到達し、もみもみと浅く揉んだ。

 その感触に後押しされて、再度の射精へ向けて肉のこわばりから熱が沁み出ていく。

 

「ぢゅぽ……んふふ、温かぁくなってきた。んぢゅる……ぷちゅ……レロレロっ、へぅ、れろ……あむあむっ、ちゅるる……」

 

 熱棒の全部がしごきたてられ、いよいよ切羽詰まって男の震えが大きくなると、パンパンの亀頭だけがキャンディのように優しく舐め回される。しばらく割れた肉指はそこで遊んでいたが、先端から透明な雫がドロドロと溢れ出してきた時を見計らって、裏筋を小さく丁寧になぞっていった。長大な舌の繊細さと力強さでしごきあげられて、マスターの射精欲は膨れ上がりつつある。

 

「ぐちゅ……じゅるる……くちょ……はぁ、んー。ん、んぢゅる……ぢゅぽ……むっちゅ~っ……。

 あ、マスター。飽きちゃった。べろ……ぐちゅ……もう絞っちゃうわね」

 

 余韻もなにもなく口を離した伊吹童子の肉体が盛り上がる。あっという間に巨人へ、戦闘状態で見せる巨大な体躯と化した彼女は、片手でマスター身体を持ち上げると、男性器を玉袋ごと口に突っ込んだ。股間をぬめった肉布団で包まれた錯覚を男は感じた。

 

「んぢゅくっ、んぢゅるっ、はむはむっ、ちゅぅっ、べろ……ちゅぽっ、レロレロっ、ぢゅぽぢゅぽっ、べろっ、むっちゅ~っっ、ぐちゅぐちゅぐちゅ」

 

 粗雑なふるまいではあったが、与えられる愛撫はこれまでと変わりない繊細なもので、それどころか熱い肉で腰の前半分をほとんど飲み込まれるような感触が、男の腰のひくつきを制御不能なものへと変えていった。

 

「んっ、れろっ、レロレロっ、これ、もう準備オッケーってことよね? べろっ、んぢゅるっ、くちょぉっ、ぢゅぷぅんっ、ちゅるちゅるっ、ぢゅぽっ、うん。

 じゃあ、出しましょうね」

 

 唇の端から舌が伸び出ると、そのままマスターの肛門をびちょびちょに濡らしながら貫いた。本能的にグッと閉められる肛蕾には止められず、しかし不思議と傷をつけないまま、ぬるりと遠慮なく差し入れられていく舌が、射精直前でカチカチになった前立腺を探り当てた。

 

──~~~~~~~~ッ!?

「んふっ♪」

 

 ぐりぐりと舌が前立腺を揉みほぐしていく。同時に肉棒が頬内で厳しくしごかれ、頭の芯を燃やされるような感覚にマスターの視界は白く弾け、腰をせり出した。

 

 びゅくびゅくっ♡びゅるるるっ♡びゅ~♡どびゅ♡びゅるびゅる♡びゅくっ♡びゅっくんっ♡どぴゅどぴゅっ♡びゅくんっ♡どびゅどびゅ♡どびゅ…♡びゅ~っ

「んんっ! んふぅぅ~~~………。ぢゅぷっ、はむはむっっ、くちょ…っ、んぢゅくっ、ちゅぽっ、んっ」

 

 一度目よりも熱く、びしゃびしゃと奔出される種汁を伊吹童子の淫口が受け止めた。前立腺が上がっていくまで舌先で押さえ、尿道内に残った精液をしっかり吸い出す。それが終わると女神は人間大の大きさに縮み、男の精を口内で転がして味わい、嚥下した。

 

「んー。んん~~? 美味しい、わね?」

 

 縛めの鎖がゆるみ、マスターは地面へ降ろされた。立つ力も残っていないほど虚脱していた男はそのまま床へ寝そべり、体を巡る官能の残滓にあえいでいる。

 

「次は違う呑み方、いっちゃいましょう」

 

 尻尾でマスターを転がして仰向けにすると、舌で唇を舐めた伊吹童子は男の腰のあたりを跨ぐ。

 

「ん。あらら、弱っちゃった? はい。どうぞ~」

 

 ふーっ、と伊吹童子が細く息を吹きかけると、マスターの呼吸が深くなり、体がひきつる。神の酒を吐息で注ぎ込まれ、男の精力と淫心が無理やり高められていく。

 そそり立ったべちょべちょの雄肉に、伊吹童子がゆっくり腰をおろす。

 

「潰さないように気をつけないと。はい、おいで」

 

 つぷん、と熱い蜜壺に飲み込まれてカルデアのマスターが童貞を失い、その事は伊吹童子にもわかったようだった。

 

「あ、もしかして初心だった? ふぅん。んん? でもそうだとすれば、前後の見境なく腰を振るはずなんだけどなぁ」

 

 マスターは体内で渦巻く神気に翻弄されており、貞操を失ったことに感慨を覚える気力もなくなっている。先ほどまで強烈な官能責めを受けていたこともあり、彼の脳は一時的に焼き切れたようになっていた。とろとろの蜜壺の刺激にも不感症のようになってしまい、強制的に勃起させられたペニスはただ勃っているだけだった。

 ぐったりとしたままのマスターを相手にしばらく腰を振ってみた伊吹童子は、ようやく原因をつかんだらしく相手の頬に手を添えた。

 

「ごめんね。ちょっと呑ませすぎちゃったみたい。そっかー、快楽でも人間は溺れちゃうんだ。でもね。悪いんだけど、まだちょっと飲み足りないかな、お姉さんは。

 ふふ。だから。迎え酒、あげるからね」

 

 ぐっと前かがみになった伊吹童子はマスターの縛めを解き、両手足を自由にしたあと、その巨大な乳房で男の顔を挟んだ。身体の局部を覆うようにまとい付かせていた細く黒い下着はいつのまにか取り払われており、腰の帯もほどけていた。あっぴろげになった羽織の前から垂らしただけの乳肉だったが、あまりにみっしりとした膨らみだったのでたっぷりと顔に乗ってしまい、唇を除いて他はすべて埋めてしまうほどの質量だった。

 

「ん……」

 さわ……さわ……さわ……。

 

 長大な乳が小さく揺すられる。柔肌の質感がふわふわとマスターの顔を優しく撫で、震える。時には円を描くように回され、上下や左右に振られていく乳戯は長く続けられたが、伊吹童子は飽くことなく続けた。

 

 すり……すり……すり……。

「あ。うふふ」

 

 挿れっぱなしになっている肉棒の角度が変わった。それからマスターの腕が伸ばされ、揺さぶられる乳房を撫で回す。

 

「うんうん。もっとドギマギしちゃっていいからね」

 

 自由に胸を揉みしだかせながら、長く艶めかしいふくらはぎを伊吹童子は男の足に寄り添わせ、器用に絡ませていく。その過程で肉棒が外へ抜け出てしまうが、彼女の肌の上をにゅるにゅると滑るにまかせたまま、もとに戻そうとはしなかった。

 

「こっちのほうが今は好きだったりする?」

 

 マスターの反応を観察していた伊吹童子は、片足の膝の裏でベトベトの肉棒をはさみ、ゆっくりと揺らして圧迫した。男からこぼれる吐息でこれが正解だと確信した彼女は、目新しい遊びを楽しむようにして膝裏でしごいた。

 

 にちゅっ、にちゅ……にちゅ、にっちゅ……。

 

 むちむちの脚肉で肉棒をシコられながら、雌乳を持ち上げて手触りを堪能しているマスターの口へ、胸の谷間を縫って出てきた女神の舌が入ってきた。

 

「ん……べろ……ぢゅるくッ……ぢゅぽ……ぐちゅ……はぁ、ぷちゅ……へぅ……ぐちゅ……ぢゅぷ」

 

 割れた舌先でマスターの小さな舌をなぶりまわし、歯茎の内側と外側を同時にしゃぶる。口いっぱいに流動していくクネクネした肉蛇に粘膜をこすりほじくられて、男は心地よさそうに鼻で鳴いた。

 

「んふ。ちゅるちゅるっ、ぢゅぷ……じゅるる……くちょ……ちゅぽ……。んふふ」

 

 女神は目を細めて身体を預けた。乳山の頂点にふっくらと色づき尖った乳首を男の指がまさぐっている。

 

「んちゅ……。ふふ、あなたって、肌が触れれば触れるほど気持ちいいのね? 何を求めているのか、お姉さんにはわかっちゃうんだから。ほら」

 

 舌を戻した彼女はぎゅっと密着するよう抱きつき、身体をうねらせてムチムチと柔らかな肌で包んでいく。獲物を絞め殺す蛇のように全身で絞り、しかし痛みではなく快楽を引き出し、男を震わせていく。

 

 ぬちゅ、ぬっちゅっ、にゅるん、にゅるぅ、ぬっちゃっ。

 

 ひねりを加えた膝裏コキが水音を鳴らし、男女の体液による艶めかしい匂いを立ち上らせている。直立した熱棒から伊吹童子の脚が離れ、反り返ったてっぺんに雌肉の入り口があてがわれる。そして、そのまま裂け目をなぞるようにしてピタピタと揺らされた。

 

 にゅるにゅる、にゅるっ、にゅるっ、にゅるぅ……。

 

 遊ぶように亀頭を舐める雌門の感触に焦れたマスターが腰を突き上げると、何の妨害もなく、にゅぷんと懐かしい肉泥に沈んでいった。

 

「あん。ふふ」

 

 伊吹童子の小さな笑いを合図にして、マスターは腰を振って女神とまぐわった。

 

 ぬちっ、ぱちゅんっっ、ぐちゅっ、ぬちゅっっ、にゅぷっ、ぬっちっ、パンパンッ。

 

 肉のぶつかり合う音が響き、男は自分からむさぼる官能で腰を存分にしびれさせた。目の前でたぷたぷと揺れる双乳の頂点にある、シコシコとした肉コリを思い切りついばみ、ジュルジュルとしゃぶりたてる。

 

「わ。いいわよ。いっぱい楽しんでね。応援は大丈夫かしら。

 んふ。あら? あらあら?」

 

 わざとらしく伊吹童子が困ったような声を出す。同時に尻をくねらせながら腰の位置が上げられ、肉棒の擦り上げる場所が浅くなっていく。本能的にマスターはより高く腰を突き上げた。次の往復でまた浅く。また高く。

 

 パンッ、ぬち……ぐちゅっ……ぬっちっ、パンッ……ぱちゅん……ぬちゅっ……。

 

 伊吹童子があらあらと声を出す度に雌肉が持ち上げられ、自然とそれを追うマスターの体位も変わっていった。騎乗位から対面座位、そこからさらに起き上がりつつ、追いすがるように雄棒を突き出していく。

 両者が立位で交わるようになると、身長差のためかマスターの踵が浮き、不安定なピストンが繰り出されるようになった。

 

 にゅぷっ、パンッ、パンパンッ、ぱちゅんっ、ぐちゅっっ、ぬっちっ、ぐりゅぐりゅ……ぬちゃ、パンパンッ。

「ふふ」

 

 微笑む伊吹童子が足を開いて腰を落とし気味にしてはいるものの、それでも雌膣の最奥まで亀頭を押し入れるには、男は伸び上がるようにして身体を往復させないといけない。

 今や獣欲に満たされたマスターは、女の体にしがみついて雌膣のぬかるみをこねくるのに夢中だった。

 

 ぬっちぬっちぬっちっ、パンッ、ぐちゅっ、パンッ、ぱちゅんっ、パンパンッ、パンパンッ、にゅるんっ、にゅ……ぐちゅぐちゅ……ぷちゅ……ぢゅぷっ、パンパンッ。

 

 腰を上下に振る運動の合間で時どき、つながったまま結合部へ8の字を描いてゆるやかな快感を楽しんだ。そしてまた深い抜き差しがはじまると、肉棒をつたって粘液が垂れ落ち、こぼれ、床に水たまりを作った。

 マスターはたっぷりとした乳塊に片手を埋め、逆の手で美しい柔尻を鷲掴みにしている。藁をつかむような気持ちで生殖の動きの支点にしようとする本能の動きであり、最高の女体に指を食い込ませるという恍惚のなせる業でもあった。

 

「がんばれっ、がんばれっ……ふふっ、んっ、ふ……あっ……は」

 

 面白がるように手のひらと二の腕で男の背中をさすって伊吹童子が応援している。ゆっくりと巻き付くような動きは滑らかで妖しく、やわやわとした触覚で相手の愉悦と焦燥を煽った。

 マスターの全身がわななき、脚が痙攣を起こしてきた。乳肉を絞るようにひしゃげさせて、尖った乳頭をぢゅるぢゅるとすすりたてる。巨尻を餅のように引っ張りくねらせ、手のひらの汗を揉み込むようにして力任せに指を沈めた。

 

 パンッ♡パンパンッ♡パンパンッ♡ぐちゅぐちゅっ♡パンパンパンパンッ♡

「あはっ、そろそろ? ねぇ、そろそろじゃない……ふっ、あん……ふっ、ふふっ」

 

 マスターが奥歯を噛みしめる。身体をしならせるようにして突きこまれる灼けた雄の勢いは増すばかりで、激しい水音と共にお互いの恥骨が打ちつけられる。

 尻を握りつぶさんばかりにだった男の指が、汗で滑ったものか勢いで接合部近くまで滑り、指先を大きく濡らした。そして尻丘の谷間をなぞりかけ、不意に戻ると伊吹童子の肛門に潜りこんでいった。

 

「きゃあっ!」

 

 さすがに思いがけない行動だったのか女神が声を上げたが、マスターはそのまま奥へ奥へと肉肛をほじくっていく。それはなにかの意図があってのことではなく、全身を侵す甘美の塊から力を逃がすようにして、とにかく何かを触って、自分を気持ちいい肉に埋めてしまいたいという願いからの動きだった。

 

「あらあら。いいわマスター……んっ、ふ……すごく嬉しい。昂ぶって、求めて……あふっ、んっ、ふっ……美味しそうよ。すごく」

 

 乳の先っぽをしゃぶる男の頭を撫でながら伊吹童子の尻尾がひるがえり、お返しとばかりに男の肛門をこじ上げた。先ほど味わった強烈な快感を思い出したのか、マスターが顔をあげようとしたところを伊吹童子の両腕が頭を包み、胸にがっちりと固定した。

 

「いいの。なーんにも怖くない。よしよししてあげるから、お姉さんにいっぱい飲ませて。ね?」

 どちゅッ♡パンパンッ♡パンパンッ♡どちゅッ♡どちゅんッ♡

 

 マスターの視界の端で白い火花の前兆が散りはじめる。尻尾が前立腺を探り当てて弾き、背骨の一番底でマグマが噴きこぼれた。なすがままに悦楽をむさぼる腰はもう止められず、脳までしびれてきた男の目尻に涙が浮かぶ。

 伊吹童子は男の瞳を覗き込んで目を輝かせた。

 

「よしよし。んぁっ、あふっ、ん……マスター、よしよし……んっ、ふぅっ」

 

 蕩けるような快感が腰の奥で広がりかけた瞬間、尻尾が半霊体になって腸壁をすり抜け、前立腺を直接しぼった。

 唇からよだれの漏れ出したマスターは獣のような唸り声をあげ、全身をぎゅんと痙攣させると、女神の身体にしがみつきながらオーガズムに達した。

 

 どぷっ♡びゅるびゅるるるる~~~♡どぴゅるるるるるるる♡ぴゅうぅぅぅぅぅぅぅ♡

 びゅっくんっ♡びゅるるるっ♡どびゅ……びゅくんっ♡びゅくびゅくっ♡どびゅ♡

 どびゅどびゅ♡びゅくっ♡びゅ~っ♡どぴゅどぴゅっ♡びゅ~♡

 

「あはぁ……よしよし……んっ……よしよし、よしよし……」

 

 鉄のような肉棒から子宮底にぶちまけられる白濁が野放図に流れ広がっていく。激しくうち震えながら、絶頂のこわばりのなかで命のしぶきが相手に飲まれていくのを感じながら、マスターは気を失った。

 

「よしよし。よしよし」

 

 やさしく男の頭を撫で続けた伊吹童子は、注がれた魔力の味を確かめ終わると彼を手放し、床に寝かせた。これ以上のテイスティングはマスターの命を脅かす。生贄がほしいわけではなかった。

 

「でも、足りていないのも事実よね」

 

 内股から精液の混じった液を垂らしながら伊吹童子は思案した。

 

「味も、まぁ美味しいのは間違いなさそうだけど、私の与えるものを信じてイっちゃったから信仰と混じっちゃってる気も、する、かも。うーん……」

 

 瞬く間に服を自分の物に戻すと、彼女は部屋を後にした。

 今のやり方ではどうしても雑味が混ざる。ここは、あの多彩なリンボくんに聞いてみるとしよう。なにか良い方法を知っているに違いない。

 

「おっと」

 

 女神は床を見つめた。正確には塔の入り口を。そこにはカルデアのサーヴァントたちが押し寄せてきている。マスターがここにいる以上こうなるのは見えていたが、思ったよりも早く戻ってきたものだ。

 

「焦ってない? 大丈夫かしら。またあたしが勝つわよ。そうしたら……そうね」

 

 次は何人か捕まえよう。リンボくんに教えてもらう肉の快楽を試す実験台なんかに使おう。一人で伊吹童子はうなずいた。手加減は覚えないといけない。

 

「よーし。行動行動!」

 

 背伸びをして魔力を膨れ上がらせると、女神は最上階へ向かって歩きはじめた。


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