悶々としていたカーマがすっきりできちゃう話です。


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カーマ(Fate)が好き好きコスプレエッチをしかけてきた話

 

 カーマはキレていた。

 マスターから愛されるようになったものの、そこからろくに睦み合えずにいたからだ。これまでの逢瀬は運が良かったと言えばそれまでだが、溶岩水泳部(記録を見たカーマはドン引きした)をはじめとする障碍が思いのほか多く、二人きりになる状況を作り出すのが困難となっていた。

 

「ハ゛ア゛ア゛ア゛ア」

 

 地の底から響くような音でため息を吐いて、彼女は今日もカルデアの廊下を歩いている。

 獣の権能を使って無理やりという方法が頭をよぎらない日はないが、それはマスターの方から禁止されている。

 

『カーマの方が我慢できなくなるよ』

 

 外部から完全に遮断された空間で二人きりになったらタガが外れると彼は言い、それはその通りなので渋々ながらカーマは従っていた。

 寝室に忍び込むのもダメ。前回はともかく、事に及べば部屋の暗がりから誰かが飛び出してくるだろう。

 シミュレーションを使用するのもダメ。普段はコントロール側にモニタリングされているので、セックスしてますと宣伝するようなものだ。

 特異点に行く。カーマに召喚適正があり、邪魔者はついて来ず、カルデアとの通信が切れ、セックスするだけの余裕がある特異点。無理。

 聖杯をちょろまかす。獣の権能を使うのとたいして変わらず、絶対にないだろうが、マスターに愛想を尽かされかねない。論外。

 これまで知恵を絞ってはみたが、こっそりキスをしたり愛の言葉を交わすのが関の山だった。

 関係がバレることに対しては遅かれ早かれだろう。だが、このままでは愛を捧げてもらうたびに横槍が入って中断されるのは確実であり、つまるところカーマはそれが嫌だった。あとは愛を捧げてほしい。今すぐ。

 マスターの部屋に挨拶もなく入ったカーマは、自分の顔を見てものんびり座ったままコーヒーを飲む彼に暗い目を向けた。

 

「ものは相談なんですけど」

──うん。

「私以外のサーヴァント、退去させてくれませんかぁ?」

 

 ゆっくりと残りを飲み干して、マスターはカップをソーサーに戻した。

 

──えっ。

 

 カーマはできるかぎり本心がバレないように、それでいて自分をもっと愛せる環境になるよう誘導しながら提案した。

 

──わかった。

 

 マスターは立ち上がり、カーマと共に部屋を出る。どうやら第一歩を踏み出せたようだ、とカーマがほくそ笑んだがそれは間違いだった。マスターには全部バレている。

 彼がその足でマシュ・キリエライトの部屋に入ったときは目を疑ったし、その場で『カーマとセックスした』と説明を始めたときは

 

(あれ? もしかして私、なにかハメられました?)

 

とカーマは思ったものだ。

 結論から言えば、二人はサーヴァントの誰かがマスターと肉体関係を持つだろうという予測の上で話を決めておいたらしい。様々な英雄たちの価値観に触れてきた人間の子たちは、一夫一妻という関係にそれほどこだわれなくなっていた。

 彼らは頭を捻り、わからないと結論付けるとカーマを伴って部屋を出た。その足で管制室に入ったときにカーマはもう次の展開の予想がついたし、案の定ダヴィンチちゃんをこっそり連れ出して『セックスしました』と報告したときは

 

「なんなんですかぁ……」

 

と無意識にボヤいていた。

 ひと通り話を聞いたダヴィンチちゃんは、困ったような笑うのをガマンしているような表情でしばらく考えていた。

 

「私から提示できる方法は、とりあえずひとつかな。試作しているものなんだけど、部屋単位で作動する防御機構がある。それをプライベート用の障壁として使うのはどうだい?」

 

 ダヴィンチちゃんの説明によると、それは完全に外からの接触を遮断するほど強力なものではないが、ある程度の干渉を拒絶するものであり、さらに出力を絞れば簡易な結界──例えるなら、部屋のカーテンを閉めるくらいのものになるらしい。

 

「それなりとはいえ、緊急時でもないのに隔離できちゃうのはマスター君の安全を考えるとよくないんだけど、いまの君なら大丈夫だろう」

 

 ダヴィンチちゃんへの返事代わりにカーマはそっぽを向いた。

 

「ちなみに君たちの部屋にはもう設置されてるから、いつでも使えるようにしておくね。ん? ああ、何かあった時のためのものだし、優先度を考えてふたりの部屋から配備してる。

 そしてマスター君。メンタルケアの一面もあるしプライバシーに抵触するからあんまり言いたくないんだけど、ほどほどにね。」

 

 

 

「ちょっと生意気じゃありませんか?」

 

 マスターの部屋でベッドに座って向かい合ったカーマは不満タラタラのようだった。

 

「盛るのが目に見えてるとでも言いたげだったし、『ちょっと性急なように感じるよ』なんて、一言多いんですよ」

 

 ぼやくカーマを抑えながらも、マスターとしてはダヴィンチちゃんの言い分の方に肩入れをしている。セックスは甘美だがハマりすぎるのは現状よくないと重々承知していたし、そもそも二人きりの砂浜で思う存分楽しんだのは、たかだか先週のことなのだ。

 マスターの想像以上にカーマはハマってしまったというか、ダメになってしまっていた。好意をなんとか伝えようとして、彼女の知らない愛を与えるという言葉を選んだのは自分だ。それが想像以上に刺さったことを嬉しく思うも、やりすぎてしまったとも感じていた。

 

「なにか企んでます?」

 

 まつ毛の見分けがつくほど間近に迫ったカーマの仏頂面に、マスターは首を横に振る。しばらく見つめ合った二人だったが言葉はなく、先に視線を切ったのはカーマの方だった。

 

「もういいんですよね?」

 

 ぽそり、と呟いた彼女の小さな声が弱々しく聞こえたので、マスターの指がカーマの手を優しく握った。性欲をあまり感じさせないその指を女が握り返す。

 

「そういうところですけど、わかってます?

 わかってない。わかってない顔ですね。もういいです」

 

 勝手に言い捨て、カーマは指を鳴らした。

 あたりの風景がかすみ、ゆらぎ、再びしっかりした視界が戻ってくると、そこはカルデアではなくなっていた。夕焼けの中、マスターの故郷にあった教育機関。どこにでもあるような平凡な学校の椅子に彼は座っていた。服装も学生服に変わっている。

 この学校、教室へ彼は以前訪れたことがある。突然の夢の中で、たしか、カーマと──。

 

「そうそう。それです」

 

 あのときと同じようにカーマの声がした方を振り向けば、彼女がいた。窓から入り込んでくる夕日の色に染まり、いつもとは違って見える美しい髪をたなびかせ、いつもとは違う服を着て歩いてくる。

 その服自体は見覚えがあるもので、カーマではなく別のサーヴァント、ラスボス系後輩を自称するBBなる人のものだった。

 なぜか顔立ちが同じサーヴァントで、歳の頃合いもほぼ同じはずなのだが、カーマが着ていると新鮮で、初めて見るような気にさえなってくるのだった。

 

「似合います? これ」

 

 はい、とマスターが神妙にうなずく。得意げにふんぞり返ったカーマの大きな胸がぷるんと揺れる。硬いシルエットをした外套から押し出されるようにして強調されるそれを、男は目で追った。

 

「せっかくカーテンを付けたんですから模様替えをしてみました。別空間や夢の世界というわけじゃないので、そこは安心してください。そしてこの服。風景を変えたので服も変えてみたんですけど、気に入ってもらえたようですね」

 

 椅子に対して横向きに座っていたマスターの両腿へまたがるように腰を下ろし、男の左胸へ寄りかかるようにしてカーマは身体を倒していく。マスターの手が彼女の腰を支えると、愛の神は満足気に笑った。

 

「ずっとこうしたかったんですよ」

──うん。

「あっ。いえ、違う、いや違わな、ちがうちがう違います。えーっと、ここを今日の舞台にしたの、なんででしょうか。はいマスターさん、どうぞ」

──うーん。わからない。

 

 考えるふりをしてマスターは言った。ふわりとした芳香が揺らいで鼻をくすぐり、柔らかなカーマの身体をひさしぶりに抱きしめて、彼の理性は緩みつつある。

 

「前に遊んだときはちょっとプラトニックすぎたというか、校舎裏や体育倉庫へ行きませんでしたよね。今のマスターさんなら出向けるんじゃないかなーって。それに合わせて服も変えて新鮮味を……。ちょっと。聞いてます?」

 

 マスターはカーマの太ももから目が離せない。またがるように座っているため、あっぴろげになった短いスカートと下着から伸びるたっぷりとした白い腿は、大きな切れ込みの入ったロングブーツで半分以上隠れてしまっている。

 そのせいでより強調されてしまった白い肌にマスターの欲情がかきたてられ、早口になっていたカーマの話が途切れたことで彼の我慢は終わりを迎えた。

 

 すりすり。

 

「ん……。あ。えと……」

 

 言葉を失うカーマの顔を恥ずかしそうに見返しながら、マスターは両手で彼女のふとももをムニムニと撫で、揉みまわす。わずか一週間。彼もまるっきり平気なわけではなかったのだ、とカーマは気づいた。

 

「ふ、ふぅ~~ん? まぁ、私に堕ちてたのはわかってましたし?」

 

 すりすり。

 

 頬を赤らめて澄まし顔をするカーマだったが、マスターは無言で女肉の甘い感触を堪能している。性欲が膨れ上がるのを恥ずかしいと思っている男の顔もまた赤くなっており、夕陽の中であることも含めて、まるで本当の学生のようにウブな反応をしている自分たちがカーマにはおかしかった。

 

「ふふ……。バカみたい……ちゅっ」

 

 ついばむだけのキスがマスターの唇の落ちる。そこから続けられる言葉を待っていたマスターだったが、カーマは微笑んで首を小さくかしげただけだ。

 それだけで男は女の心を知り、彼女の唇に小さなキスを捺す。そして女はキスを返す。そして男はキスを……。

 

 ちゅっ。ちゅっ。ちゅっ。ちゅっ。ちゅっ。

 すりすり、すり、もみ、すりすり、もみもみ。

 

「ふみゅっ、んむ……あむ……んちゅ、んむ……ちゅ……ぱ、ちゅぅ~……んっ……っちゅ……」

 

 唇同士をすり合わせるだけのキスが続けられていく。角度を変え、より大きな面積をくっつけようと繰り返される口交は、なにか美味なものへ次々と口をつけるようようだった。

 つい伸びそうになる舌をマスターが途中で止めているのはカーマにもわかっている。なぜならば自分もそうだったし、おそらく相手にも伝わっているはずだ。一番気持ちいいのだから。早く相手のぬかるみに舌を突きこみたい。

 だが、先に始めてしまうのはカーマにとって業腹だった。今日は全部マスターから手を出してきたのだから、ディープキスもそうあるべきだと彼女は考えている。

 

「ちゅっ……んぅっ……、マスターさん、まだですか? ぅぅ……ちゅっ……んちゅ……んむ……。まだやらないんですか? まぁいいですよ。私は別にぃ……ぺろ……んっ……あむ……っちゅ……あむ……」

 

 すりすり、もみもみ、もみもみもみ。

 

 太ももに込められる力が大きく、雑になってくる。

 

「あむ……ぱ……ふぅ、きゃっ!?」

 

 急にマスターの指が鼠径部を撫で、カーマは小さく悲鳴を上げた。辛抱が効かなくなってきた彼の手は撫で回す範囲を広げ、短いスカートの中まで遠慮なくまさぐってくる。そして下着の縁にギリギリ指先が入るくらいの部分をじっくり触り、普段見ることが難しい内股の付け根の手触りを堪能しているようだった。

 

「ちゅぅ~……ちゅっ……あむ……マスターさん、それ、パンツのぎりぎりを触っていくの、んっ♡ それぇ、奥ゆかしいとか思ってません? んぅっ、変態ですよ、変態です……んふ♡ 変態、へんたい……ふぅ、んっ」

 

 押し付けあう唇の圧力が強くなり、マスターの肩に置かれたカーマの指に力がこもる。意地の張り合いをどこまで楽しもうかな、と考えていた彼女がふと下方を見れば、ズボンの中でパンパンに張ったペニスが見えた。

 もしかしたら痛いかもしれない、と思うなりカーマはそれを開放してやった。誰も触れていないのにマスターのズボンが開き、下着がズレていく。

 勢いよく飛び出してきた肉棒は十分な血液が充填されており、元気よく直立している。キスをしたまま人差し指を伸ばして亀頭に触れてやると、プルリと震えてカーマを楽しませた。

 下着ごしに女の尻を揉んでいたマスターが唇を離した。

 

──ありがとう。

 

 こんなことでお礼を言わないでください、とジト目になったカーマが何かを言うより早く、マスターの口が彼女の唇を塞ぎ、舌を吸った。

 

「んんん! んむ、んむぅ……! ん~~~……れろ……べろ……あ……♡ へぅ……じゅるる……ちゅる……ぷちゅ……むっちゅ~っ……ぢゅるッ、あぅ……」

 

 抗議するように鳴らされるカーマの鼻息をねじ伏せて、たっぷり唾液の絡んだマスターの舌が女の口内をねぶっていく。肉の熱さを舐め取っていくように、歯肉の奥から頬肉の根本まで、ゆっくりと丁寧に、情熱的にくすぐっていった。

 やがて、差し出されてきたカーマの舌が侵入者の根本へおずおずと絡むと、男のベロが迎えて混じり合っていった。

 より強く、舌で舌を結ぶようにして吸い上げ、のたうたせる官能の甘さは頭の芯がしびれるようだった。愛を与え、愛を捧げられている状況にカーマはやさぐれる暇もない。

 

(んもぉ~~~~! なんなんですか!)

「ちゅぷちゅぷちゅ、れろ……むっちゅ~っ、はぁ……れぅ……ちゅるちゅる……ん……ちゅぅ……ぐちゅ……」

 

 マスターの指はすでに下着の中へ突っこまれ、尻肉を思うがまま揉みしだいているので、彼女は腰を振って男の充足感を後押ししてやる。血管が浮き出て小刻みに震える雄棒を小さく撫でて、期待を高めてやるのも大事だ。男の胸板に乳山を軽く押し当てて、呼吸のたびにまだ触っていない歓びの場所があることを教えてやらないといけない。

 獣のように激しくなってきたキスの裏で、愛の神はやってあげたいという気持ちのまま、隠し味のような奉仕を加えている。

 細やかな愛情にくすぐられたマスターが、こらえきれなくなって愛撫を返していった。

 

「ちゅるちゅる……あぅ、あ♡ あっ♡ マスターさん、もう、いいのに……♡ ぷちゅ……むちゅ、くちゅ、ん……くちょ……へぅ♡ んぢゅる……ちゅぷちゅぷ……」

 

 カーマは蕩けていく。愛を与えられるという状況に彼女はたやすく酔いしれてしまう。

 マスターの手がめくりあげたスカートごと細い腰をつかんで登り、突き出た胸を下から支えるようにして揉みこんでいた。

 服にシワができるなど考えてもいない、ためらいのない愛撫がしばらく続けられると、カーマはキスから頭を引き抜いた。

 

「はふ。マスターさん、今日はおっぱいが気になるんですか?」

 

 首を縦に振り、女の唇から垂れたよだれの筋をマスターは舌で舐め上げた。

 

「ん……。とりあえずキスはここまでですよぉ。んむ……ちゅ……ちゅ、ダーメです。こら、もう……ダメです」

 

 キスから逃れるようにして、割り開いたマスターの股の間にしゃがみこんだカーマは、手早く男の下半身を裸にした。

 そして相手の腰に抱きつくような格好で身を寄せると、ひとりでに開いたシャツからまろび出てきた乳果のクレバスに肉棒を差し入れた。

 

「あーあ。さすがにキス魔のマスターさんでも、これには勝てないかぁ。キスより、おちんちんをおっぱいで、ぎゅうぎゅうに挟むほうが好きですもんね」

 

 ぐぶぶ~っ、たぱんっ……。

 

 二の腕で両脇から絞められた乳圧に包まれて、雄棒がひとしごきされる。それだけで鈴口から新しい先走りが流れだし、乳のはざまに吸い込まれていく。男の手が伸び、褒めるように肩と頭を優しく撫でると、カーマは満足げに目を細めた。

 

 たぷっ、たぱんっ、たぱんっ、ばちゅんっ、たぱんたぱんっ。

 

 ゆるい動きで上下へ振られる乳肉にしごかれ、亀頭がパンパンに張っていく。射精に至るほどの強い運動ではないが、マスターの腰を疼かせて昂ぶらせるのに調度いい加減がされており、絞り出されるようしてにトロトロと透明な汁があふれてくる。

 

「ちゅっ」

 

 熱くなった淫棒の先に、カーマのバードキスが落ちる。角度を変え、触れる場所を変えながら、次々と軽いキスが捺されていく。

 

「ちゅっ、ちゅ、ちゅーっ、ちゅっ……ふふ、熱ぅい。それに、まだお汁は透明なのに、ずいぶんといい匂いがしてますよ」

 

 れろ、と舌先だけで尿道をつつかれ、マスターの眉が歪む。強張った腰をカーマの手があやし、パイズリが再開される。そして彼女は口によだれを溜め、肉棒へ絡めるように落としていった。

 

 たぱんっ、たぱんっ、ぐぶぶ~っ、ぶちゅっ、だぶっぬちゅっ。

 

「ん……あーぅ、ちゅ、んむ……」

 

 ぬめりが加わると圧乳の動きが少しだけ早く、強くなり、やがてはぐちゅぐちゅと淫らな音がするようになってきた。

 マスターはその音と、立ち上ってきたカーマと自分の汁が混ざった匂いに興奮し、女の肩を愛撫していた手で乳房を握った。

 

「んっふ……あれあれ~? 我慢できなくなってきたんですか? ふとももの次は、おっぱいで遊びたいんですね。私の大きな部分だったら、どこでも、んひぃっ!」

 

 乳首をきゅっとつねられたカーマの声が跳ねる。続けて優しく乳先をこねられると、彼女のパイズリのペースが不安定になってきた。

 

「マ、マスターさん、それをやれば……あっ♡ わたしが、黙ると、思ってませんっ、かっ、あ♡」

 

 目の裏でチリチリと白い快感が流れているマスターは、射精を我慢するべく女神の乳房をもてあそび、なにより奉仕をしてくれる彼女にも気持ちよくなってほしい一心だった。

 それはカーマにも伝わっている。伝わっているが、彼女としてもただ気持ちよくなって欲しいだけなのだから、素直に快楽を噛み締めていてほしかった。

 

 たぱんっ♡にゅぷっ♡ぐちゅっ♡ぐぶぶ~っ♡ぶちゅっ♡ぬちゅっ♡ぬちぬちぬち♡たぷっ♡どちゅっ♡どぶっ♡だぶっ♡ぬちゅっ♡

 

 カーマは肉棒への愛撫を止めない。火のように熱くなった雄棒に粘液をからめ、妖しくうねる乳肉でしごきたてる。たっぷりとした暴乳でかき混ぜられるようにされる刺激に、男の腰が浮きかけた。背骨を伝わる甘い官能がマスターの頭の芯で広がり、漏らしそうになる。

 

「んっ、あふ、あっ……そ、そんなに乳首、くりくりしなくても、いいじゃないですか、あっ♡ ん、いっ、おっ、くぅぅ♡」

 

 マスターからのお返しを堪能しながら最後のひと押しを繰り出しかけたカーマの頬へ男の指が移り、宝物でも持つような手つきで撫でた。

 

「えっ、あっ♡ あ♡」

 

 二人の体は終わりに向かってこわばり、激しい動きをしているのだが、その指だけは優しく、労るような所作でカーマを包む。ほっぺたをさすり、後ろ髪をすくように差し込まれた指で耳たぶをつままれ、やわやわと揉まれる。

 態度で愛していると告げられたようなものだ。

 

「あっ♡ あっ♡ ダメ、マスターさ、あ♡ あ♡」

 

 こんな告白を耐えられるようにカーマはできておらず、体内で昂りつつあった快感が一瞬にして弾けかけた。

 

 ぐちゅっ♡どちゅっ♡ぐぶぶ~っ♡どぶっ♡にゅぷっ♡たぷっ♡ぬちゅっ♡だぶっ♡ぶちゅっ♡ばちゅんっ♡ぬちぬちぬち♡ぬちゅっ

 

「イって、イって、イって……! マスターさん、はやく、イっ、あっ♡ ん、んん、んぁ、あぅ♡」

 

 上目使いでマスターを見上げる瞳は愛らしく潤み、たぱんたぱんと波打つ雌乳からの刺激と相まって男の理性を決壊させていく。摩擦を大きくしようと勝手に腰が押し出され、肉と肉のぶつかり合う音が大きく響いた。

 

「イって、イって、イって、あ、これ、私、私もイく、やだ、やだやだ、イく、イく、イ……!」

 

 震えるカーマが最後の力で乳肉を思いきり締め上げ、手袋を脱ぎ捨てると八の字型に重ねた手のひらで雄肉の先っぽをグリグリみがいた。同時にマスターも彼女のふくれた乳首を指でしごきながら限界を迎え、射精した。

 

「イク、イク、う、ひあぁぁあああぁぁぁぁああああ~~~♡」

 

 ぶびゅぅっ♡びゅるびゅる~~~~~♡びゅくびゅくっ♡びゅるるる~~~~~っ♡びゅ~っ♡びゅ~♡

 どびゅどびゅ♡びゅっくんっ♡びゅくっ……びゅくんっ……どぴゅどぴゅっ……どびゅ……

 

 カーマの手のひらの中に、渾身の力で噴き出されていく精液がびちゃびちゃとかかっていく。そこから垂れ落ちた白液がべっとりと流れて集まり、乳の凹みに白い水たまりを作っていった。

 狭間にすっぽりと覆われてドクドクと脈打っていた灼熱の棒がその痙攣を小さくしていくと、絶頂で夢見心地のカーマがのろのろと乳籠をゆすり、マスターの快感が長引くように工夫していた。

 

 にゅる……ん。

 

 完全に射精が終わると、カーマは胸から肉棒をゆっくり引き抜いた。体液の混ぜものでヌルヌルになったペニスは夕焼けに照らされながら、萎えずに直立した姿勢のままだ。

 

「……」

──……。

 

 熱に浮かされた瞳でカーマとマスターは無言のまま互いを見入っている。速い呼吸の音だけが聞こえる空間のなかで、女神は立ち上がった。

 はだけた胸には精液がびっしゃりと飛び散っており、巨乳の谷間にはいくつもの粘い白い橋がかけられてしまっている。それすらもほんのり赤く染まった教室の中で、ぱさりと女のパンツが床に落ちた。

 カーマが両方の手のひらを見せる。そこにはバラまかれた男の欲望がこびりついていたが、道路の雨が乾いていくように消えていった。魔力として吸収されたのだ、とマスターが理解するなり、座ったままの男の肩をキレイになった女の手がつかむ。

 カーマは足を広げてマスターの腰の上をまたぎ、身体をおろしていく。性急だった。

 カーマの女脂が凝って輝くように白い太ももと、さらけ出された下腹部にマスターの目が行く。触っていた時以上に艶めかしく感じる肉体のラインと、なによりも内股を伝う一筋の液が茜色の中で光るのを見た時、彼の心臓がひとつ跳ねた。

 

 ずぷぅ……。

 

「ん……ふぅ~……」

 

 カーマの雌襞が肉棒を飲み込んでいく。男のモノも女のモノもびしゃびしゃになっていたので挿入はスムーズだった。最奥まで一息に埋められた感触に、カーマは満足げなため息を鼻から出し、腰を一回しして具合を確かめた。

 

──手のひら、そのままでもよかったのに。

 

 やんわりとマスターに両手を握られ、カーマは拗ねたように唇を尖らせる。

 

「絶対そう言うと思いました。私に気を使うから、私もアナタに気を使うんです」

 

 アナタ、という呼び方にマスターが内心で違和感を覚えると、それに気づいたカーマが顔に血を昇らせた。

 男の学生服とシャツの前合わせがひとりでに開き、あらわになった前面部にカーマのお腹がぷよんと押し付けられる。女神の乳肉が男の目前に迫り、ぷるんと揺すられた。

 

「なんでもありません……! ほら、こっちはベッタリとマスターさんのが塗ってあります。お好きにどうぞ? ま、まぁ、イヤなら言っていただいても、あ、っ、えっ、んんっ!」

 

 眼の前で震えていた桜色の乳首をマスターがぱくついた。ぷん、とむせ返るような精臭がするのは事実だが、男にとってはこうするほうが先決だった。カーマを気持ちよくするのを優先すべきなのだから。パイズリのときにいじり回していた方の乳輪を舌で優しく舐め回し、乳首を軽く押す。優しく、あくまで優しく。

 

「あっ、んあ……も、もう~~~! なんで、別に精液を嗅ぎたいとか、そういう性癖じゃないのに、なんで……! もう知りませんから……! ん、あっ、あぁっ!」

 

 ぱちゅんっ♡ぬち♡にゅぷ♡パンッ♡パンパンッ♡ぬちゅっ♡ぬっちぬっちぬっち♡

 

 ゆったりとした包み込む交わりから一転して、大きく動かす抽送をカーマは開始した。

 ちゅうちゅうと淫棒に吸い付く膣壁がカリ首をこすりながら引き抜かれていき、ホカホカの肉に巻き込まれるような感覚を与えながら元の位置まで戻される。ふたつの楽しみを交互に腰へ打ち込まれ、雄芯の奥がグツグツと煮立っていく。

 大きく動くカーマのせいで、BB衣装のマントや襟がたなびき、時おりマスターの素肌に当たる。その不規則な感触や、ひらひらと舞う首元の大きなリボンに劣情をくすぐられ、男の腕が女の両胸をわし掴みにした。

 

「はぁっ、あぅっ……いいですよ、好きにしてくださいっ……あっはぁ……一度出しても、ガッチガチでしたもんねぇ……んっ、あっ、ぉお、んっ……気持ちよくいきましょう、かふぅ、あはっ!

 その、ふ、ふたりで……ですからぁ、あぅッ、んひッ……あぁッ」

 

 みっしりとした両乳を付け根からねじるように圧迫したマスターの手が、先端のかわいらしいピンク色をくっつけるように目の前へ寄せる。硬くしこった乳首を突き合わせると、男はそれを一緒に口へ含んだ。

 

「ぉひッ♡ はぁッ、あぁ、んひッ、っひッ、あっはッ♡」

 

 パンパンッ♡パンッ……にゅるるる、ぱちゅんっ♡ぬっちぬっち♡ぬちゅっ♡ぬちぬちぬちぬちぬちっ♡

 

 強烈な快感で腰砕けになったカーマのピストンが止まり、ずり落ちるようにして雌肉が肉棒を飲み込んだ。そうなっても彼女は腰で円を描き、柔軟な温肉の締付けを強くしてマスターを可愛がり続ける。自らの肉底がこそげ取れそうなほど強く回される雌肉からの刺激に、陰嚢の最奥が放射に向かって引き絞られていくのを男は感じた。

 むちゅむちゅとマスターの口の中で転がされていた乳首が、きゅっと強めに吸い込まれた。指で潰されるのとはちがう、バキュームされる感覚にカーマの背筋がビクビクと続けざまに反り返っていく。ただでさえ雌乳に搾られるような圧力をかけられ、ジュブジュブしゃぶられて淫欲を盛りたてられていたところだったのだ。新しい刺激に増幅された快楽が背中を抜け、暴れるようにして女の性壺を揺さぶる。

 不規則な痙攣を起こした雌膣と、その突然の躍動に雄棒もまた制御できない震えを起こしはじめた。

 

 にゅるッ、ぬちッ、ぬっちぬっちぬっち♡ ぬちゅぅ~~~、パンッ♡パンパンッ♡パンッパンッパンッ♡

 

「んっひッ、んはぁッ、あっ♡ あっはッ、マスター、さんッ、いや、いやッ、あぁんッ♡ っふぅッ、あ……やだ、みっともない、こんな、いつも、ぉおん♡ ああッ、ぉひッ、んッ、うぁ♡」

 

 カーマの腕に力がこもり、灼けるような肉杭へ全力のピストン奉仕が再開される。それは絶え間ない官能を自分に打ち込むのと同義であり、漏れ出る嬌声を抑えようとする口許はだらけて役に立たず、恥辱と情欲で女の目は薄っすらと泣きかけてすらいた。

 マスターは乳から手を離し、女の腰をつかんで動きの補助をしてやった。自分の下腹部で爆発しそうな射精欲をこらえきれず、小さな骨盤をがっちりと固定し、がつがつと乱暴に肉をぶつける。

 

 どちゅっ♡どちゅっどちゅんッ♡ばちゅんッ♡パンパンパンッ♡

 

 泡立つほどねっとりと分泌された本気汁を双方の股からダラダラこぼし、大きくこすり合わされる雄雌の粘膜は火がつきそうなほど熱くなっていく。

 両乳首を男の口で固定されたまま,大きくたわんで揺さぶられる乳肉を挟んでカーマとマスターは目で交わった。お互いの瞳は昂りきって理性をなくし、ひたすら体の奥でひきつる白い欲望を膨らませることだけでいっぱいだった。

 

「あああッ♡ もう、マスターさん、もうッ♡ いっしょ、いっしょにッ、イッ♡ イく、イっちゃい、んぉ♡ イッちゃう、マスターさん、マスタッ、あっ♡」

 

 ぽろり、とカーマの頬を涙粒がつたう。マスターは腰を跳ね上げ、同時に女を力いっぱいに引き寄せると、その一番奥でねばねばした肉襞にごりごりと、欲棒を思うさまこすりつけた。膨れ上がったオスと沸騰するメスが引きつり、震え、深いオルガズムへ同時に達した。

 

「んあッ、あ、あ、んんんんんんんッッッ~~~~~~♡♡♡」

 

 どぴゅどぴゅっ♡びゅ~♡びゅくっ♡ぶびゅびゅびゅぅ♡びゅるびゅる~~~~~~♡

 びゅくんっ♡どびゅびゅ~っ♡びゅくびゅくっ♡びゅるるるっ♡どびゅ♡どびゅ……

 びゅ~っ♡どびゅ……びゅっくんっ♡びゅくっ……♡♡どびゅ♡ぶびゅぅっ♡びゅく、びゅ~……びゅくびゅくっ……♡

 

 手で握られているかのような膣圧にうながされ、肉棒を子宮口に密着させてマスターは快感の白濁を吹き上げ続ける。腹の底が抜けるような快感に硬直したカーマの細い身体がブルブルと震え、低い呻きが唇から漏れた。

 

「ん……ふぁ……んふ……らめ、これ、しゅきぃ……」

 

 男の口から乳首がこぼれ落ちると、カーマの腕から力が抜け、傾いてきた柔らかな胸にマスターの顔が挟まれる。そこには飛び散っていたはずの精液はなく、女のさわさわとした肌触りが彼の顔を覆った。

 慰撫するように優しくカーマの太腿をさすっていたマスターだったが、絶頂の気だるさが幾分冷めてみると、じっとこちらを見下ろしてくるカーマに気づいた。視線を上げると、肉棒をくるんだままの愛膣が小さく締まった。

 

「色々と言いたそうじゃないですか?」

 

 乳房に埋まったまま首を横に振るマスターに、カーマの頬がふくれる。

 

「うそつき。もういいです。黙っててください」

 

 胸をどけてマスターの顔を開放すると、かがんで男の唇をカーマは奪った。一息に舌が入れられ、マスターもそれを受け入れて絡ませる。

 それは交合の時にかわされるほど激しいものではなく、舌と舌を絡ませるのもゆったりと、丁寧に行われた。相手の熱を舐め取っていくようなそのキスは長く行われ、しばらくは無人の教室にほのかな接吻の音だけが響いていた。

 

 

 




 読了ありがとうございました。
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