ヒヨクシティに足を運んだゲンキとコルニはそこでコルニと交流のあったスモモと出会った。スモモとの再会にコルニは喜び、少年とバトルしてスモモは少年達の旅に付いてきてくれる事になった。
「ゴーリキー、グロウパンチです!」
ヒヨクシティに朝がやって来た。朝の陽が差し込む外でバトルが始まっていた。スモモと少年がポケモン勝負をしていたのだ。スモモの指示でゴーリキーが少年のフラエッテに攻撃した。
「フラエッテ、かわして!」
少年の指示でフラエッテはこれをかわすと、マジカルリーフを飛ばして攻撃した。ゴーリキーががんせきふうじを飛ばして来たが、フラエッテはこれをかわしてようせいのかぜで攻撃した。
「ムーンフォース!」
少年の指示でフラエッテはムーンフォースを飛ばしてゴーリキーを攻撃、これを見事に倒したのだった。
「お見事です、流石はコルニさんが一目置くだけの事はありますね」
勝負を終えてスモモは少年の健闘を称えた。
「ありがとう、スモモお姉ちゃん」
「はい、どういたしまして。ヒヨクシティのジムに挑めるか腕を試させてもらいましたが、これなら大丈夫ですね、コルニさん!」
「うん、今のゲンキならフクジさんにも勝てちゃうね!」
少年の戦いぶりにコルニもこれなら受けても大丈夫だと喜んだ。実はコルニからジム挑戦の前に腕試しをしようと言われたのだ。少年が今の実力で本当に挑めるのかを試そうとスモモと勝負させたのだ。
「ゲンキ、勝負も段々厳しくなってくると思うから、油断しないで挑むんだよ」
「うん、分かった」
「素直でいい子ですね。大丈夫です。私も太鼓判を押します」
スモモに後押しされて少年はヒヨクジムへと足を運んだ。
「あれ、フクジさんだ」
その途中、コルニがジムの門の前でフクジが立っている事に気付いた。見ると一人の少女と笑い合っている。
「あの人は・・・」
「あれは・・・」
スモモは面識があるのかそれが誰なのかすぐに分かった。ゲンキも前世の記憶で彼女が何者か分かっていた。
「フクジさん、カロスの茶葉をくれてありがとうございます!」
オレンジのボブカットのへそ出し衣装の少女はフクジからもらった茶葉の入った箱を抱えて感謝していた。
「ほっほっほ、カロスのお茶は美味しいからね。しっかり味わうんだよ」
「はい、どうもありがとうございます」
少女がお礼を言うとフクジは手を振ってジムへと帰っていった。
「あら、貴方達、ジムに挑戦?」
少女がゲンキ達に気付いてジムに挑戦するのかと聞いた。
「ナタネさん、ここで会えるなんて嬉しいですね」
「ああ、スモモちゃん!貴女もカロスに来てたんだ!」
同郷の相手と再会して二人は喜んだ。
「あたしはナタネ。くさ使いのフクジさんに会いたくなってカロスに来たの。そして勝負のお礼でお茶を貰ってんだよ!」
「それはいいですね」
「それで、そちらの坊やは?」
「はい、ゲンキさんと言いまして、これからフクジさんのジムに挑むんです」
「そうなんだ、初めまして!」
初対面の相手に少女は気さくに笑顔を浮かべて少年の同じ背丈にかがんで挨拶した。
「あたしはナタネ。くさタイプが好きなトレーナーなの。それにしても・・・」
「何、かな?」
「うん、あたしには分かるよ。貴方、凄いトレーナーになるかもしれない!」
「そうかな、急に言われても実感が・・・」
「良かったねゲンキ、そう言って貰えてるんだから喜ばなきゃ!」
コルニがゲンキの肩を叩いて喜んでいいと言った。
「フクジさんのジムに挑むんでしょ。でも、その前に・・・」
ナタネがボールを取り出して来た。
「あたしと勝負していかない?」
「ナタネお姉ちゃんと勝負?」
「そうだよ、貴方を見た瞬間、何て言うか、今すぐ勝負したい気持ちになったの。ね、あたしと勝負しよう」
「うん、いいよ、じゃあ、やろうかな・・・」
「ありがとう、じゃあ、相手になるよ!」
ナタネとの勝負が始まった。ナタネは最初の相手としてナエトルを繰り出して来た。少年はフラエッテを出してこれに挑んだ。
「ナタネさんと勝負してもらえるなんていいですね」
「ゲンキ、頑張れ!」
スモモとコルニが応援する中で少年はナタネと対峙した。