ヒヨクシティでジムリーダーのフクジに勝利してナタネを仲間に加えたゲンキ達は街を出てミアレシティに続く荒野を歩いていた。
「ふう、熱いなあ・・・」
陽の光が強く差す青空の下をゲンキ達は歩いていた。ナタネは額に垂れている汗を拭ってため息を吐いた。
「そうだね、ここの荒野はとても熱いから・・・」
コルニも荒野の熱さにまいっているようだった。少年はナタネはコルニをつぶさに見ていた。コルニの腋、ナタネのへそを汗が伝っているのが分かってエロさを感じていた。
(汗の伝ったお姉ちゃん達、エッチだなあ・・・)
汗の滴る体をしてコルニとナタネを少年はエッチに見ていた。
「あら、どうしたの?」
ナタネが少年の視線に気が付いて声をかけた。
「あ、何でもないよ・・・」
ナタネに声をかけられて少年は何でもないと言ってはぐらかした。
「ふうん、何でもないんだ・・・」
少年の返事にナタネは妖艶に微笑んでいた。何かを察したのだろうか、少年は考えを読めないでいた。
「あれ、スモモは?」
コルニはスモモがいない事に気付いた。いつもなら元気に振る舞っているスモモが何故いないのか、気になっていた。
「あれ、後ろに・・・?」
ナタネとコルニが後ろを向くと、スモモが元気なく歩いていた。腕をぶらぶらと垂らしてゆっくりと力なく歩いていた。
「スモモ、大丈夫?」
「はあ、はあ、喉が渇きました・・・・水、水を・・・」
「喉が渇いてるみたいだね・・・」
「凄い疲れてるみたい、そうだ!」
コルニが何かを閃いた。
「確かこの先に発電所があったはず、そこで休憩しようよ!」
「それはいいね、一息するのも大事だし、スモモちゃん行こう!」
「はい、水を、水を飲みたいです・・・」
コルニがスモモの手を繋いで連れていった。ゲンキ達も歩いて発電所に向かっていった。
「付いたよ、発電所に、水を貰いに行こう」
発電所に付いて中に入る。進んでいくと人影が見えて来た。
「誰、誰、誰ですか?」
現れたのは赤いスーツにサングラスをかけたフレア団だった。
「ちょっと、今、発電所は見学禁止です。帰りなさい!」
「待って、あたし達は水を・・・」
「問答無用、帰りなさい!」
フレア団がベトベターを繰り出して来た。
「コルニちゃん、あたしに任せて!」
ナタネが前に出て勝負を挑んだ。ロズレイドを出して、フレア団と勝負した。ベトベターのヘドロこうげきをかわすと、シャドーボールを飛ばしてベトベターを見事に倒した。
「つ、強い、仲間に報告しなきゃ!」
フレア団は奥の部屋へと撤退していった。
「ふう、おかしな人だったな」
「でも、これで先に進めるね」
ナタネとコルニ達は発電所の休憩室に入っていった。
「あれ、どうなってるの?」
見るとそこには発電所の作業員や所員達が集まっていた。
「助けて下さい、フレア団に発電所を乗っ取られたんです!」
「あのおかしな眼鏡をかけた人達に?」
コルニが言うと発電所の所員は頷いた。
「そうなんです、解散したと思っていたのにまた現れるなんて・・・」
「お願いです、あいつらを追い払って下さい、これでは電力をミアレシティに供給出来ません」
「困った人達だね、任せて!」
「あの、あたしに、お水を・・・」
コルニが意気込んでいるとスモモが水を求めて来た。
「フレア団を追い払ってくれるなら幾等でもどうぞ」
所員達がおいしいみずをスモモに差し出した。スモモはそれを受け取ると一気に飲んだ。
「ふう、復活しました!」
水を飲んでスモモは体力と元気を回復させてやる気になった。
「お任せ下さい、私達が追い払って差し上げます!」
「その意気だよスモモ、ゲンキ、一緒に頑張ろうね!」
「うん、頑張るよ」
ゲンキ達は奥へと進んで動力室に来た。そこでは多くのしたっぱ達が待ち構えていた。
「フレア団はここの電力を奪うのです!」
したっぱ達がポケモン達を繰り出して行く手を阻んで来た。
「来たよ!」
「スモモ、手加減なしで行くよ!」
「はい、コルニさん。ゲンキさんも頑張りましょう!」
「うん、行くよ!」
ナタネはロズレイドを、コルニはマーシャドーを、スモモはチャーレムを、ゲンキはサンドパンを出してしたっぱ達のポケモン達を蹴散らしていった。
「うわあ、強い!」
「なんて奴らなんだ!」
コルニ達の強さにしたっぱ達は驚いていた。したっぱ達を倒しながら奥へと進んでいった。