発電所でフレア団を追い払ったゲンキ達は荒野で休憩した後、ミアレシティに辿り着いた。そしてゲンキはジムリーダーのシトロンに勝負を挑むべくジムに挑戦する事にした。
「行け、レアコイル!」
ジムのクイズを次々とクリアして最上階に辿り着き、ゲンキはシトロンとの勝負に挑んだ。シトロンがレアコイルを繰り出して来ると、ゲンキはカエンジシを出した。
「いやなおとです!」
シトロンの指示でレアコイルはいやなおとを飛ばしてカエンジシの防御を下げた。そしてスパークで体当たりして攻撃した。
「もう一度、スパークです!」
カエンジシを攻撃したレアコイルは二度目のスパークで追撃して来た。
「かわして、カエンジシ!」
ゲンキの指示でカエンジシはレアコイルのスパークをかわすとふるいたてるをして能力を上げた。
「かえんほうしゃ!」
ゲンキの指示でかえんじしはかえんほうしゃを吐いてレアコイルを攻撃、効果抜群のダメージを受けてレアコイルは倒れた。
「お見事です、では、エレザード!」
シトロンがエレザードを繰り出して来た。ゲンキはカエンジシを戻してサンドパンを出して挑んだ。
「マッドショットです!」
エレザードがマッドショットを飛ばして来た。サンドパンはこれをかわしてきりさくに出たが、エレザードはこれをかわしてきあいだまを飛ばして来た。
「あなをほる!」
ゲンキの指示でサンドパンは穴を掘ってこれをかわし、地面から出て来てだいちのちからでエレザードを攻撃、これを見事に倒した。
「素晴らしい勝負でした。僕もまだまだですね」
シトロンは拍手をしてゲンキの勝利を称えた。
「君との勝負を次の勝負に生かせるよう研究をして次は勝ってみせます」
シトロンはゲンキにバッジを渡して再戦を誓うのだった。シトロンとの痺れる勝負が印象に残った、そんな戦いだった。
「ゲンキ、シトロン君との勝負、お疲れ様、ちゅ♡」
受付に戻るとコルニ達が待っていた。コルニはゲンキの勝利を褒めて頬に頑張り賞のキスを送った。
「コルニちゃん、あたしも、ちゅ♡」
ナタネも少年にキスをした。二人の美少女にキスしてもらって少年は嬉しそうに頭をかいた。
「バッジもこれで5個。順調で何よりだね」
「うんうん、これなら誰も君を弱いなんて言わないよ」
コルニとナタネは少年の実力が上がってきている事を嬉しく感じていた。
「ゲンキ、このままいけばカルネさんにだって挑めるんじゃない?」
「カルネさん?」
コルニの言葉にゲンキはカロス地方の大女優でチャンピオンである事を思い出した。
「カルネさんってチャンピオンの?」
「そう、それくらい強くなったならチャンピオンに挑むのもいいんじゃない。ねえ、ゲンキ、チャンピオン、目指してみようよ」
コルニがジムを巡ってチャンピオンを目指さないかと誘って来た。今まではジムリーダーに勝利する事だけが目的だったが、それもいいかもしれないと思うようになって来た。
「うん、分かった。僕、カルネさんに挑んでみるよ」
「うん、それがいいよ!」
「ゲンキ、新しい目標が出来たね。あたしも応援してるよ!」
少年に新しい目標が出来た事をコルニとナタネは祝福した。スモモも穏やかに微笑んでいた。こうして新たな目標が出来て少年達は旅をつづけた。ミアレシティを出てクノエシティに続く沼地を歩いた。
「うわ、雨が降って来た!」
「やだ、凄い雨!」
しかしその途中で大雨に襲われてしまった。大量の雨が少年やコルニ達の体を濡らしていく。
「大変、ずぶ濡れになっちゃう!」
「早く雨宿り出来る場所を探さないと!」
コルニとスモモ達は急いで走り、雨を凌げる場所が無いか大急ぎで探した。そしてしばらく走っていると・・・。
「あ、小屋があるよ!」
「そこで雨を凌ぎましょう!」
ようやく雨宿り出来る小屋を見つけた。コルニ達はその小屋に入って雨を凌いだ。
「濡れちゃったでしょ、拭いてあげるね」
「ありがとう、お姉ちゃん」
小屋に入ってナタネとスモモが体をタオルで拭いていた。コルニはゲンキの濡れた体を拭いて雨水を取ってあげた。