フウジョタウンでユキノオーを助けたゲンキは次の街でジムリーダーのゴジカに勝利、残るはエイセツシティのバッジのみとなった。レンリタウン、沼地の道を通っていき、遂にエイセツシティに辿り着いた。
「遂に来たね、エイセツシティに!」
コルニは寒空の中でも元気よくローラースケートを駆けていた。
「うう、寒い、凄い雪が降ってるね・・・」
ナタネはお腹を摩って寒さを凌いでいた。
「この街、キッサキシティを思い出しますね・・・」
スモモは雪の降る街を見て友人の住む街を思い出していた。
「ゲンキ、この街のジムリーダーはウルップさんなの。こおり使いの熱い心を持ったジムリーダーだよ。頑張っていこうね」
「うん、頑張ってみるよ」
少年も最後のジムを前に胸が高鳴っていた。様々なジムリーダーと勝負してきて自信を付けていた。この街のジム戦にも必ず勝つといい聞かせていた。
「じゃあどうする、ウルップさんに挑んじゃう」
「うん、挑戦してみるよ」
「ようし、頑張れ」
「頑張ってね、ううう、あたしは暖かい所に、はくしょん、ブルブル・・・」
ナタネはスモモに抱えられて休めそうな小屋を探していった。
「あらあら、行ってしもうたわ。寒がりな子やなあ。じゃあ、坊ちゃん、頑張ってな」
「うん」
マーシュとハイタッチをしてジムの門を叩いた。ジムに入ってみるがジムリーダーのウルップの姿は見えなかった。
「あの、ジムリーダーは?」
近くにいた女の子のエリートトレーナーに声をかけた。
「あら、挑戦者さん?ごめんね、ウルップさんは今いないの。ポケモンの村が騒がしいからって言って向かっちゃった」
「そうなんだ」
「ウルップさんはポケモンの村にいるから探すといいわ。でも、折角来てくれたんだもん、はいこれ」
そう言うとエリートレーナーはかき氷を少年に渡した。
「景気づけにプレゼント。ウルップさんを探す前に召し上がれ」
「ありがとう」
ポケモンの村に行く前にかき氷の味を堪能する事にした。
「ゲンキ、ウルップさんに挑むんじゃないの?」
「あのね・・・」
ジムから出て少年はコルニとマーシュに訳を説明した。
「あらあ、ポケモンの村にいはるの?」
「ポケモンの村か。あそこもいい所だよね」
マーシュとコルニはポケモンの村と聞いて楽しそうにしていた。
「ゲンキ、ポケモンの村ってポケモン達の暮らす村なの」
「可愛いポケモンが沢山おるから楽しめると思うやで」
「そうなんだ。でもそこが騒がしいって聞いたよ」
「もしかしたら何か起こってるのかも・・・?」
「ううん、ちょっと心配やな。ほな行ってみようか」
コルニとマーシュに手を繋がれてゲンキはポケモンの村に向かっていった。森の中を抜けて綺麗な川の流れる花畑の広がる原っぱに辿り着いた。
「ウルップさんだ」
コルニがウルップの姿を見つけた。
「おお、お前さん達かい。騒がしいと思っていたらこいつ等がポケモンを奪おうとしていてな・・・」
「また変な眼鏡をした人達?」
コルニ達が出るとそこにはまたあのフレア団とその幹部のバラがいた。
「きー、また邪魔してきましたね!今度と言う今度は邪魔させませんよ!蹴散らしてあげます!」
バラがレパルダスとキリキザンを繰り出して来た。
「ゲンキ、おかしな人達を追い払うよ!」
「うん!」
ゲンキとコルニが前に出てバラに立ち向かった。ゲンキはサンドパンを、コルニはマーシャドーを出して挑んだ。
「おお、お前さん達、頼んだよ」
ウルップはマーシュと共にしたっぱ達を倒しにいった。
「今度こそは私が勝ちますよ!」
バラの指示でレパルダスがねこだましをしてサンドパンを怯ませた。そこへキリキザンがアイアンヘッドで攻撃して来た。
「マーシャドー、シャドーパンチ!」
コルニがマーシャドーにシャドーパンチをしてキリキザンを攻撃、かわらわりをして怯ませた。
「ありがとう」
「どういたしまして。さあ、行くよ!」
レパルダスがきりさくに出るとサンドパンはじならしをして怯ませた。そしてシザークロスをしてレパルダスを攻撃した。
「マーシャドー、シャドーパンチ!」
コルニの指示でマーシャドーはシャドーパンチで先制してキリキザンを攻撃した。キリキザンがつじぎりに出るとこれをかわして、いわくだきをして攻撃した。