キリキザンがシザークロスに出ると、マーシャドーはこれをかわしてかわらわりをして攻撃した。
「シャドースチール!」
コルニはマーシャドーにシャドースチールを指示、マーシャドーは攻撃してキリキザンを倒した。
「ゲンキ、片方は倒したよ。安心して戦って!」
「分かったよ!」
ゲンキはサンドパンに攻撃を指示、サンドパンはきりさくをしてレパルダスを攻撃した。レパルダスがつじぎりに出るとこうそくスピンをさせてかわし、だいちのちからでレパルダスを攻撃した。
「シザークロスだよ!」
少年の指示でサンドパンはシザークロスを振るってレパルダスを見事に倒した。
「ぎいい、またしても!」
敗北したバラは歯ぎしりをして悔しがった。
「こっちは片付けておいたよ」
したっぱ達を蹴散らしてウルップとマーシュが戻って来た。
「おかしな眼鏡をした人、諦めて帰った方がいいんじゃない?」
コルニが言うと、バラは悔しがりながらも頷いた。
「ふ、ふん、いいでしょう。今回は引き上げます。ですが我々フレア団の活動に終わりはないのです。それを忘れないで下さい」
「ふふん、何度だって返り討ちにしてあげるよ」
フレア団達は一目散に逃げ去っていった。
「ありがとう、お前さん達のお陰でポケモン達は守られたよ」
事件が解決してウルップはゲンキ達に礼を言った。
「ウルップさんも無事でよかったね。これでゲンキもジムに挑戦出来るかな」
「挑戦?ああ、俺との勝負を待っていたんだね。それは悪い事をしたよ」
そう言ってウルップは温かく笑った。少年も前世の記憶で、原作やポケマスでいい人なのは知っていた。実際にその人物を見て人柄のいい人間だと再認識した。
「悪いねえ、待たせちまって。けど、村を守るのもジムリーダーの務めなんだ。ポケモンの村のポケモン達は守らないといけない存在だからな。さて、能書きはいいか。じゃあ坊主、俺は先にジムに戻るよ。お前さんの挑戦を待ってるよ」
ウルップは豪快に手を振ってジムへと戻っていった。
「何はともあれ、ポケモン達は守られましたなあ・・・」
「そうだね、じゃあゲンキ、ウルップさんに挑戦してバッジを手に入れよう!」
「うん、行ってくるね!」
コルニとハイタッチして少年はジムに向かっていった。エイセツシティに戻って寒さを感じながらも何事の無く歩いてジムに入った。仕掛けを突破していった先にウルップが待っていた。
「ほら、ポケモンだそうや!」
最後のジム戦、ウルップとの勝負が始まった。ウルップがクレベースを繰り出して来た。ゲンキはカエンジシを出してウルップとの勝負に挑んだ。
「かえんほうしゃ!」
カエンジシはかえんほうしゃを吐いて攻撃した。クレベースはまもるをして防ぐとゆきなだれをして攻撃して来た。
「かわして!」
少年の指示でカエンジシはクレベースのゆきなだれをかわすとハイパーボイスをして攻撃した。
「こおりのキバだ!」
クレベースがこおりのキバで攻撃して凍らせてしまった。少年はすかさずこおりなおしを使ってこおり状態から回復させた。ウルップの指示でクレベースが再びこおりのキバを振るって攻撃して来た。カエンジシは少年の指示でかわして、かみつくをして怯ませた。
「かえんほうしゃ!」
少年の指示でカエンジシはかえんほうしゃを吐いて攻撃して見事にクレベースを倒した。
「あれだよ、固い壁をぶち破いたね!」
少年の勝利に終わった。ウルップは自分を倒した少年を称えて拍手をした。
「おまえさん、ポケモンを大事に育てているんだねえ。いいトレーナーだよ」
ウルップは少年にバッジを渡した。カロスのジムバッジを全て手に入れて少年は心を震わせて喜んだ。少年の快挙を遠くからコルニとマーシュは見ていた。
「あの子、遂にやりましたなあ・・・」
「そうだね、ちっちゃなボクちゃんのあの子がここまで・・・」
少年がジムバッジを全て手に入れた事にコルニは感動に打ち震えていた。倒れていたか弱い少年がようやく胸を張れる存在になれた事に喜びを感じていた。
「お姉ちゃん!」
「ゲンキ!」
少年が戻って来た。コルニとハイタッチしてバッジを手にした事を伝えた。
「ゲンキ、おめでとう。これでカロスリーグに挑戦出来るね!」
「うん!」
夢のカロスリーグ挑戦も間近になって来た。少年はコルニ達と一緒に休める小屋を探しに行った。