謎のお姉ちゃんとの出会いの後、ゲンキ達はハクタイの森を抜けてソノオタウンに辿り着いた。
「ソノオタウンに着いたよ!」
町に付いてナタネは嬉しそうに喜んでいた。
「ナタネお姉ちゃん、嬉しそうだね」
「そうだよ、ソノオタウンはあたしの大好きな町だもん。花畑が一杯で、涼しい風から流れる花のいい匂いがして素敵なの♪」
ナタネはロズレイドを出して花の匂いを感じさせた。
「じゃあ折角来たんだし、ここでゆっくりしていこうか」
スズナが寛ごうと言うと、皆は賛成した。それぞれが別行動を取って思い思いにゆっくりする事にした。
「ソノオタウン、本当に花が沢山で綺麗だな・・・」
草地に座ってゲンキは町に咲いている花々を見ていた。画面越しでは感じられなかったが、実際に見てみると景観のいい美しい土地である事に気付いて住むならいいかもしれないと思っていた。
「ここで何しようかな?」
ゲンキが何をしようかと考えていると、一匹のポケモンが近付いて来た。
「ハスボー?」
見るとそれはハスボーと言うポケモンだった。
「お~い、ちょっと待って~!」
そこへ一人の少女が大慌てで駆け付けて来た。
「ヒカリ・・・?」
その少女を見てゲンキは前世の記憶でシンオウ地方の主人公のヒカリであると気付いた。ピンクのミニスカートにむっちりした柔らかな太腿が映える美少女が自分に近付いてきていた。
「ああ、貴方。その子を捕まえてくれる?」
「あ、うん・・・」
ヒカリに言われてゲンキはハスボーを抱えた。ヒカリは息を吐いて落ち着くと、ハスボーを抱っこした。
「ありがとう、貴方がいなかったらどこまで逃げてたか・・・」
「あの、君のポケモン?」
「ううん、迷子になってる所をあたしが保護してるの。あたしはヒカリ、シンオウのトレーナーよ。貴方は?」
「ゲンキって言うんだ」
「ゲンキ君、いい名前だね。ねえゲンキ君。この子のトレーナーを探すの手伝ってくれないかな。このまま独りぼっちなのも可哀想だし、いいかな?」
ヒカリが両手を膝に乗せるポーズを取ってお願いして来た。今にもパンツが見えそうなポーズにドキドキしながらもゲンキは頷いた。
「うん、いいよ」
「ありがとう。それじゃあ一緒に探そう」
ヒカリと一緒にトレーナーを探す事にした。歩いていると悪戯の風が吹いて来た。
「きゃああ!」
風が吹いてヒカリのスカートがめくれて白のパンツが見えた。
「パンツ・・・!」
生の白パンツが見えて少年はドキドキした。
「ゲンキ君、今、あたしのパンツ、見た・・・?」
ヒカリが頬を赤くして聞いて来た。
「え、何の事かな、僕知らない・・・?」
ヒカリに言われて少年は頬を赤くして視線を反らして知らないふりをした。
「ふう~~ん、そうなんだ・・・ゲンキ君って・・・」
ヒカリが悪戯っぽい笑みを浮かべて来た。それに少年はバレたかと思っていた。
「まあいいや、早くこの子のトレーナーを探そう!」
気持ちを切り替えてハスボーのトレーナーを探す事にした。しばらく探しているとそのトレーナーを見つけた。
「ありがとう!」
「どう致しまして」
トレーナーから礼を言われてヒカリとゲンキは嬉しそうだった。
「ゲンキ君、良かったね。見つかって」
「そうだね。誰かを助けるのっていいよね」
「うん、気持ちいいもんね。ゲンキ君、貴方に聞いていいかな?」
「何を?」
スカートを覗いた事を聞かれるのかとドキドキしたがヒカリは言った。
「ゲンキ君の事、詳しく聞いてなかったよね。ゲンキ君はどこから来たの?」
「僕、カロス地方から来たんだ」
ゲンキはカロス地方の出身だとヒカリに言った。
「カロス地方なんだ。羨ましいな」
カロス出身者だと聞いてヒカリは目を輝かせていた。
「そうなの?」
「もちろん、だってカロスと言ったらオシャレの最先端の地方でしょ。そこの生まれの子と交流出来て嬉しいな」
カロスはオシャレの地方と言うイメージでヒカリは嬉しそうにしていた。
「ヒカリちゃん、カロス地方にも行ってみる?」
少年がカロスに行ってみるかを聞いて来た。
「うん、行ってみたいな。ゲンキ君はシンオウに来て旅をしているんでしょ?」
「そうだね、シンオウでバッジを巡ってチャンピオンに挑もうかなって思ってる」
「シロナさんに挑むんだ。それで旅をしているんだね。あたしも応援するよ。そうだ、あたしも付いて行こうかな?」
「ヒカリちゃんが、付いて来てくれるの?」
ヒカリが一緒に旅すると聞いてゲンキは驚いた。
「うん、こうして貴方に出会ったんだし、仲良くしたいなって・・・」
そう言うとヒカリは太腿をもじもじさせて頬を赤くして聞いて来た。ヒカリの可愛い仕草にドキドキしていた。
「それに、あたしをカロスに連れて行ってくれるんでしょ。なら一緒に行く理由にもなるよね。ね、お願い♡」
「うん、じゃあ、一緒に行こうか」
可愛いお願いを断るはずもなく、ゲンキは一緒に行こうと手を差し出した。
「ありがとう、これからよろしくね」
ヒカリと固い握手をかわした。ヒカリが付いて来てくれる事になってゲンキは嬉しかった。
「大変だー!発電所が!」
すると何やら騒がしい声が聞こえてきた。
「ゲンキ君、何かあったのかもしれないね!」
「うん、行ってみよう!」
ヒカリと一緒に騒ぎのする方へと走っていった。騒動の起きている場所は発電所だった。町の人達が心配そうに発電所を見ていた。
「ナタネお姉ちゃん、皆!」
「ナタネさんやスズナさん達と旅してるんだ」
「うん」
「ゲンキ君、発電所が占拠されたみたい」
ナタネが発電所が何者かに乗っ取られた事を言った。
「黒づくめの連中って聞いたからロケット団だよね」
コルニが言うとナタネ達は頷いた。
「ロケット団、パシオだけじゃなくてシンオウでも悪さをするなんて、あたし達で追い払おう!」
ヒカリがロケット団と戦おうと言った。
「賛成、じゃあ、一緒に戦おう!」
コルニ達と一緒に発電所に入っていった。
「何だお前等、発電所に入って来るなんて!」
「ロケット団、悪さをするのは許さないよ!」
ヒカリ達がポケモンを出して、したっぱ達を蹴散らしていった。