「着いたよ、ミオシティに!」
ヒカリがミオシティに着いた事をゲンキに伝えた。
「ミオシティ、港の街だね!」
スズナが街並みを見て街に着いた事を実感した。
「キッサキシティよりも船が行きかってて、活発だねこの街も」
「スズナさんのキッサキシティも船が行きかってていいと思いますよ」
「やだなあ、スモモちゃんったら。でも素直に嬉しいよ」
スモモの言葉にスズナは嬉しそうに彼女の肩を叩いた。
「ゲンキ君、ミオシティに来たけど何する?」
ヒカリがミオシティでどうするかを聞いた。
「そうだね、ジムリーダーに挑もうかな」
「トウガンさんに挑むんだ。はがね使いの。トウガンさんも中々強いからいい勝負になると思うよ」
ナタネがいい勝負になるとジムに行くよう勧めた。彼女に言われてゲンキはジムに入った。
「こうてつじまに?」
「悪いな、トウガンさんは今、こうてつじまにいるんだ。そこでポケモン達を鍛えているんだ。そろそろ戻って来るんだが帰ってこないな・・・」
ジムに入ったが、アシスタントがこうてつじまに行っていない事を伝えた。
「トウガンさんも修行が好きだね」
「そうなの?」
「うん、あの人、いつもこうてつじまで修行をするのが好きなんだ」
ナタネがトウガンは修行好きでいつもその島にいる事を少年に言った。
「それじゃあ、その人に会いにこうてつじまに行かない?」
コルニがこうてつじまに行こうと言った。
「うん、行ってみるよ」
「じゃあ船に乗る必要があるよね。乗せてもらえる船を探そう」
スズナ達と一緒に乗せてもらえる船を探した。
「よう、こうてつじまに行きたいなら乗せてやるぜ!」
こうてつじまに連れてってくれるふなのりに出会って船に乗せてもらい、こうてつじまに辿り着いた。
「ここがこうてつじまか・・・」
島を眺めてゲンキは岩肌の多いゴツゴツした島だと思った。
「着いたね、こうてつじまに」
「じゃあ、トウガンさんを探しに行こうよ」
ヒカリとナタネ達に連れられてこうてつじまに入っていった。島に入って洞窟の中を歩いていく。するとゴルバットやゴローン達が現れた。
「出て来たよ、ポケモン達が!」
ヒカリがポケモン達が現れた事に驚いた。
「こうてつじまは修行の島だから鍛えてもいいよね」
「はい、倒しながら進みましょう!」
スズナとスモモがユキノオーとチャーレムを出してポケモン達を倒していった。ゲンキもポケモンを出して現れる野生のポケモン達を倒しながら奥へと進みトウガンを探していった。
「大分奥まで来たね・・・」
スズナが額に流れる汗を払って奥まで来た事を実感した。
「でもあたし達も強くなったよね。ゲンキ君も」
ナタネが笑顔でゲンキの頭を撫でて微笑んだ。
「さて、トウガンさんはどこかな?」
ヒカリがトウガンを探していると、エレベーターの近くで誰かがいる事に気付いた。
「あれは、トウガンさんじゃない?」
「本当だ、トウガンさんだ」
ヒカリとスズナがトウガンである事を確認した。ゲンキを連れて進んでいくと、そこではトウガンがロケット団と対峙していた。
「なるほど、この島のポケモンを騒がせていたのはお前達か?」
トウガンが言うとランスとアポロが薄笑いを浮かべていた。
「ええ、我々としてもこの島には興味がありましてね」
「ロケット団は全てのポケモンを奪うのです。ジムリーダーと言えど邪魔はさせません!」
ランスとアポロっはゴルバットとヘルガーにトリデプスを攻撃させた。
「この島をお前達の好きにはさせん!」
「トウガンさん!」
そこへヒカリとゲンキ達が駆け付けた。
「おお、君達か、いい所に来てくれたな。このロケット団と言う連中が悪さをしていてな、懲らしめてくれんか」
「僕がやります」
「おお、君か。よろしく頼むぞ」
ゲンキが出てトウガンと立ち向かった。ゲンキはアマルルガを出してヘルガーに挑んだ。ヘルガーがアイアンテールを振るうとアマルルガはこれをかわしてストーンエッジでヘルガーを倒した。
「見事、では私も!」
トウガンもトリデプスにいわなだれをしてゴルバットを倒したのだった。
「ぐぬ、ここでも負けるとは・・・」
「仕方ありません、ここは退却と行きましょう」
ランスとアポロは姿を消して去っていった。
「ありがとう、君のお陰で島のポケモン達が助かったぞ」
「どう致しまして」
「島で修行をしていたら奴等が現れてな。ポケモンを奪って金儲けとか碌な事を言わない連中だった」
「ロケット団、ここでも悪さをしていたなんて」
ロケット団の悪行にヒカリ達は憤っていた。
「何はともあれ助かったぞ。さて、ここへ君が来たと言う事は私に挑みに来たのかな?」
「はい、トウガンさんに挑みに来ました」
「がはは、そうか、それは面白い勝負になりそうだ。君との勝負を心待ちにしているぞ!」
トウガンは豪快に笑うと一足先にジムへと戻っていった。
「トウガンさん、君との勝負が楽しみみたいだね」
スズナはトウガンが笑顔なのを見て楽しみにしているんだと言った。
「あたし達もミオシティに戻ろう」
ナタネ達と一緒にゲンキはこうてつじまを出てミオシティに戻るのだった。
ミオシティに戻って・・・。
「ゲンキ君、いよいよジムに挑戦ね・・・」
サヨコは街を歩いてゲンキがジムに挑む事を言った。
「ミオシティだけどいわくつきの物は無さそうね。ゲンキ君、ジムリーダーに勝てるかしら・・・」
サヨコはゲンキがジムリーダーに勝てるのだろうかと心配になっていた。シンオウ地方に来てこれと言って目立った事をしていない為、何か彼の力になりたいと思っていた。
「私もあの子の力になれる事はないかしら・・・」
「あら、何を悩んでいるのかしら。そこの女の子♪」
サヨコが悩んでいると、そこへ一人の女性が現れた。
「え、貴女、何て大胆な・・・」
彼女の着ている衣装を見てサヨコは驚いていた。
「ふふ、誰かの力になりたいんでしょ、あたしが協力してあげる・・・♪」
そう言うとその女性は指を振って笑顔を見せていた。