※この作品はR-18です。

カロス転生者の地方冒険記   作:たくと七星

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第24話「ヨスガシティ、ふりそでを着てのコンテスト」1

 クロガネシティでヒョウタに勝利してバッジを手に入れた後、ゲンキ達はヨスガシティに辿り着いた。

 

 

「着いたよ、ヨスガシティ。今日も街は元気みたいだね!」

 

 

 街の明るい活気にヒカリは心を躍らせていた。

 

 

「今日もコンテストはやってるかな?」

 

 

 楽しそうにしているヒカリはコンテストが行われているかを考えた。

 

 

「コンテスト・・・」

 

 

 ゲンキは前世の記憶でシンオウ地方にコンテストがある事を思い出した。

 

 

「そうだ、ゲンキ君はコンテストは初めてかな?」

 

 

 ヒカリがコンテストは初めてかをゲンキに聞いた。

 

 

「うん、ジム挑戦は何度か受けたけど、コンテストは初めてだね」

 

 

「そうなんだ。じゃあやってみるといいよ!ポケモン勝負とは違う趣が楽しめるし、面白いよ!」

 

 

 ヒカリがゲンキにコンテストに挑戦してみないかと勧めて来た。

 

 

「ゲンキ、面白そうだし挑戦してみたら?」

 

 

「そうやねえ、ポケモンの可愛い所を見せられるんやろ、コンテストって、うちも技を見せたいくらいやわ」

 

 

「ゲンキ君、楽しいよコンテストやるの、やってみようよ!」

 

 

 コルニ、マーシュ、スズナ達もゲンキにコンテストに行くよう後押しした。

 

 

「うん、じゃあやってみようかな・・・」

 

 

「いいよ、じゃあ早速オシャレしないといけないよね」

 

 

 ヒカリが何かオシャレをしようと言った。

 

 

「そうやなあ、丁度あの衣装も持って来たし、キリカ?」

 

 

「はい、お持ちしました」

 

 

 マーシュが言うとキリカがその衣装を持ち出した。

 

 

「あ、持って来てるんだ・・・」

 

 

「そうやでえ、坊ちゃんを可愛くオシャレしたるからな♡」

 

 

 マーシュはゲンキをポケモンセンターに連れて行って着替えさせた。

 

 

「お待たせ、ほな、坊ちゃん」

 

 

 戻って来て少年に来るよう言った。少年が恥ずかしそうに出てきた。

 

 

「わあ、これがふりそでの衣装なんだ!」

 

 

 少年が着ているのはふりそでの衣装だった。今回は黒の肩無しの腋を露出した、ミニスカの、キリカのような衣装だった。

 

 

 

「坊ちゃん、女の子みたいに可愛いからなあ、ふりそでの衣装もこんな風に似合うなあ・・・♡」

 

 

 マーシュは頬を赤くしてうっとりとしながらゲンキを見ていた。

 

 

「ヒカリちゃん、どう・・・?」

 

 

「うん、男の子だけど、凄い似合ってるよ。ゲンキ君は可愛いから何でも似合うね」

 

 

 ヒカリはゲンキの衣装を気に入って褒めていた。

 

 

「うん、皆が気に入ってくれるなら、頑張って来てみようかな・・・」

 

 

「ええよ坊ちゃん、その意気やで」

 

 

 少年が頑張ってふりそで衣装を着てみると言ってマーシュとヒカリは嬉しそうにしていた。

 

 

 

「じゃあゲンキ君、コンテストに行ってみようか」

 

 

 早速ヒカリに連れられてコンテスト会場に足を運んだ。

 

 

「オー、ヒカリさん、コンテストに挑戦デスカ?」

 

 

 入り口前に来ると紫のドレスを着ている女性に声をかけられた。

 

 

「ああ、メリッサさん!」

 

 

 ヒカリはその女性、メリッサに気付いて手を振った。

 

 

「はい、この子と一緒にコンテストに挑むんです」

 

 

「そうですカー、貴方、コンテストは初めてデスカ?」

 

 

 メリッサがゲンキにコンテストは初めてかを聞いた。

 

 

「は、はい、初めてで・・・」

 

 

「そうデスカ、コンテストはいいデスヨ。ポケモンに素敵な技を出させてお客さん達を喜ばせられる、とても楽しいのデース!ちなみにワタシ、ジムリーダーもやってマース!ジムもいいけど、コンテストでも私と勝負してくれると嬉しいデース!では会場でお待ちしてマース!」

 

 

 少年に微笑んでメリッサは会場に入っていった。

 

 

「メリッサさんもコンテストするんだ。ゲンキ君、面白くなりそうだね♪」

 

 

「うん、そうだね」

 

 

「じゃあ早く挑戦に行こう!」

 

 

 ヒカリに連れられてコンテスト会場に入った。受付を済ませてステージに来た。

 

 

 

「ハーイ!」

 

 

「グロウリアス!」

 

 

 挑戦者にはメリッサと、そしてホウエンのジムリーダーミクリもいた。

 

 

「ミクリさんも来てたんだ。ゲンキ君、挑戦者としてあたしも負けないよ!」

 

 

 ゲンキは緊張しながらも頑張ろうと自分を奮い立たせていた。観客席ではコルニ達が応援していた。

 

 

 

 コルニ達に見守られて安心している中、ショーが始まった。

 

 

「ダンスダンス、ダーンス!」

 

 

 メリッサがムウマージに指示を出してシャドーボールを飛ばさせて破裂させて花火のような演出を見せた。

 

 

 

「エレガントなイリュージョンを!」

 

 

 ミクリの指示でトドグラーがつららばりを無数に飛ばしてれいとうビームを飛ばしてつららを壊して会場に雪を降らせた。

 

 

「メリッサさん、それにミクリさんも中々やるね。あたしも!」

 

 

 ヒカリの指示でクレセリアがサイコカッターを飛ばしてブーメランのように回させた。

 

 

「皆、凄いなあ・・・」

 

 

 ヒカリ達の演出の良さにゲンキは身震いしていた。自分のポケモンにいい演出が出来るだろうかと緊張しながらもアマルルガに技を指示した。アマルルガはオーロラビームを飛ばしてオーロラを演出させた。そしてふぶきを飛ばして会場に沢山の雪を降らせた。

 

 

 

「へえ、ゲンキ君、やるじゃん!」

 

 

 ヒカリはゲンキのポケモンの演出に魅了されていた。演出が終わり、結果発表となった。

 

 

 

「優勝はゲンキさんのアマルルガです!」

 

 

「オー、素晴らしいデース!」

 

 

「素晴らしいね。君のイリュージョンが観客を魅了したんだ」

 

 

 ゲンキの優勝にメリッサとミクリがその健闘を称えた。

 

 

「ゲンキ君、とてもいい演技だったよ。ポケモンも貴方も凄く良かった!」

 

 

 ヒカリも大喜びでゲンキの演出を称えていた。コルニ達も観客席で拍手をしている。皆に喜ばれてゲンキは嬉しそうにしていた。こうして皆の祝福に包まれてコンテストは幕を閉じた。

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