※この作品はR-18です。

カロス転生者の地方冒険記   作:たくと七星

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第25話「カンナギタウン、サカキとの対決」1

 コンテストで演技を披露した翌日、ゲンキはジムでメリッサと勝負していた。

 

 

「シャドーボールデース!」

 

 

 勝負は大詰めに来ていた。メリッサの指示でムウマージがシャドーボールを飛ばして来た。ゲンキはミクリから貰ったズガドーンで戦っていた。

 

 

「かわして!」

 

 

 ズガドーンはムウマージのシャドーボールをかわすと、同じようにシャドーボールを飛ばしてムウマージを攻撃してこれを見事に倒した。

 

 

「貴方凄いデース、ポケモン達の織り成す技に私、見とれてしまいマシタ!」

 

 

 メリッサは負けを認めると少年にバッジを渡した。

 

 

「焦らないで一歩一歩強くなるといいよ」

 

 

 彼女からのアドバイスを受けて少年はジムを後にした。ヨスガジムでバッジを手に入れた後、ゲンキ達はズイタウンから北の方へと進んでいき、カンナギタウンに辿り着いた。

 

 

 

「ゲンキ君、ここがカンナギタウンだよ」

 

 

 ヒカリが両手を広げてカンナギタウンを説明した。

 

 

「シロナさんの住んでる小さな町でね、伝説のポケモンに関する遺跡があるの」

 

 

「そうなんだ、それは凄いな」

 

 

「そうだゲンキ君、折角来たんだし、遺跡でも見ていかない?」

 

 

「うん、じゃあ行ってみようかな?」

 

 

「うん、行こう!」

 

 

 ヒカリと手を繋いでカンナギタウンの遺跡のある方へと歩いていった。遺跡の入り口に来ると黒づくめの男が立っていた。

 

 

「あれって、ロケット団?」

 

 

「あのおかしな奴、何もないからこの町を爆破するとか言ってるんじゃ!」

 

 

 そこへ一人の老婆が怒った顔をして現れた。

 

 

「お婆さん、あたし達に任せて!」

 

 

 ヒカリがゲンキを連れてロケット団のしたっぱの前に現れた。

 

 

「ロケット団、また悪さをするつもりなの!」

 

 

「何だこいつ、こんなしけた町、何もないからぶっ壊してやろうと思ったんだが、邪魔をするなら痛い目に合わせてやるぜ!」

 

 

 ロケット団のしたっぱ達が、ゴルバットとラッタを繰り出して来た。

 

 

「行くよゲンキ君!」

 

 

「うん!」

 

 

 ヒカリとゲンキはドダイトスとエーフィを出して立ち向かった。

 

 

「はっぱカッター!」

 

 

 ヒカリの指示でドダイトスがはっぱカッターを飛ばしてラッタ達を攻撃した。

 

 

「サイコキネシス!」

 

 

 ゲンキの指示でエーフィがサイコキネシスを飛ばしてゴルバットを倒した。更にドダイトスがタネばくだんを飛ばしてラッタを倒した。

 

 

 

「やった!」

 

 

 ロケット団に勝利してゲンキとヒカリはハイタッチして喜んだ。

 

 

「ぐぬぬ、子供に負けるなんて・・・」

 

 

「畜生、こんな所、何もないなら出てってやる!」

 

 

 したっぱ達は一目散に逃げていった。

 

 

「ありがとう、あんたにはまた助けられたね」

 

 

「どう致しまして。お婆さんも無事でよかった」

 

 

「ヒカリちゃんだったかね、そちらの子は?」

 

 

「この子はゲンキ君、シンオウ地方を冒険しているんです」

 

 

「あ、初めまして、ゲンキです・・・」

 

 

 ゲンキはここでシロナのお婆さんに自己紹介した。

 

 

「あんたこの町は初めてかい?なら遺跡を見ていくといいよ」

 

 

 お婆さんに勧められて、ゲンキはヒカリと一緒に遺跡に入っていった。遺跡の奥に来ると、何やら不思議な絵が描かれていた。

 

 

 

「これは・・・」

 

 

 前世でゲームの画面にしか伝わらなかったが、こうして実際に見ると中々に味わい深い絵で気に入ってしまいそうだった。

 

 

 

「お婆さんが言うにはね、神様がいてね、その鼎となるように三匹のポケモンがいて均衡を保っていたんですって」

 

 

 

「知ってるんだ」

 

 

「うん、前にこの遺跡に来た事があるから」

 

 

 そう言ってヒカリは誇らしげになっていた。

 

 

「ほう、その伝説について、詳しく聞かせてもらおうか?」

 

 

 そこへ黒スーツを着た男が現れた。

 

 

「貴方は?」

 

 

「ロケット団ボスのサカキだ」

 

 

「ロケット団のボス?!」

 

 

 ボスが現れた事にヒカリは驚いて身を構えた。

 

 

「貴方が知って何になると言うの!」

 

 

 ヒカリが聞くとサカキは不敵に笑って言った。

 

 

「ふふ、我々ロケット団としても、シンオウ地方の伝説には興味があってね。その伝説の話を是非聞かせてもらいたいのだよ」

 

 

「貴方のような悪人には絶対に教えないわ!」

 

 

「ふ、だろうな。君達なら当然の反応だ」

 

 

「当たり前でしょう!貴方達の事だから絶対に悪い事に使う気でしょ!そんなの許さないんだから!」

 

 

「ふふふ、悪には絶対に屈さないと言うその心意気、流石だな」

 

 

 ヒカリの正義感にサカキは感心していた。

 

 

「あの、サカキさんはシンオウ地方の伝説のポケモンの話を聞いて何をしようと言うの?」

 

 

 少年が聞くとサカキは言った。

 

 

「もちろん、新しいビジネスの為だ。このシンオウ地方は伝説に彩られた地方だ。伝説のポケモンを手に入れる事が出来たなら、新しいビジネスになる。その為にも伝説のポケモンが必要なのだよ」

 

 

 

「そんなエゴの為に、伝説のポケモンを奪おうなんて、絶対にさせないわ!」

 

 

「ふふ、あくまで教えないと言うのだな。ならば、大人の怖さを存分に教えてやるまでだ!」

 

 

 サカキがニドリーノとニドキングを繰り出して来た。

 

 

「痛い目に合ってもらおう!」

 

 

「ゲンキ君、この勝負、絶対に勝つよ!」

 

 

「うん!」

 

 

 ヒカリはドダイトスを、ゲンキはアマルルガを出して挑んだ。

 

 

「はっぱカッター!」

 

 

 ヒカリの指示でドダイトスがはっぱカッターを飛ばした。

 

 

「れいとうビーム!」

 

 

 ゲンキもアマルルガにれいとうビームを指示してニドキングに飛ばさせた。

 

 

「かわせ!」

 

 

 サカキの指示でニドリーノとニドキングはかわしながら前進していった。

 

 

「つのドリル、アイアンテールだ!」

 

 

 ニドリーノがつのドリルでドダイトスを攻撃して一撃で倒してしまった。更にニドキングがアイアンテールを振るってアマルルガを倒してしまう。

 

 

 

「そんな・・・」

 

 

 ヒカリは悔しそうな顔をしてドダイトスを戻した。少年はアマルルガを戻すと、ラプラスを出した。ヒカリもミノマダムを出して挑む。

 

 

 

「めざめるパワー!」

 

 

 ヒカリの指示でミノマダムはめざめるパワーを飛ばしたがニドリーノはこれをかわしてどくづきで攻撃してミノマダムを倒してしまった。

 

 

「かみなりだ!」

 

 

 更にサカキの指示でニドキングがかみなりを飛ばしてラプラスを攻撃、いわなだれで追撃してラプラスを倒してしまった。

 

 

「流石に強いね・・・」

 

 

「ゲンキ君、諦めちゃダメ、あたし達が絶対に勝つんだから!」

 

 

 ヒカリはミノマダムを戻してクレセリアを繰り出した。ゲンキもラプラスを戻してズガドーンを出した。

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