ゲンキは海を渡ってシンオウリーグに辿り着いた。洞窟を潜り抜けて、ポケモンリーグに付いて門を叩き、四天王達と戦っていった。
「じしんです!」
四天王戦も最終局面に来ていた。最後の相手、ゴヨウと戦っていた。そのバトルも終盤に来ていた。ゴヨウのドータクンがじしんをして攻撃に出た。
「だいもんじ!」
ゲンキのカエンジシはジャンプしてじしんをかわすと、だいもんじを飛ばしてドータクンを攻撃、これを見事に倒した。
「お見事です、ゲンキさん。遂に私を倒しましたね」
ゴヨウは拍手をしてゲンキの強さを称えた。
「次の部屋でチャンピオンが待っています。貴方の才をいかんなく発揮して下さい。貴方の健闘を祈っていますよ」
「ありがとうございます」
ゴヨウにフォローされてゲンキはチャンピオンの間へと進んでいった。歩いていく中でシンオウ地方での旅を思い出していた。
シンオウ地方の人々と出会い、ロケット団を倒して今、チャンピオンと戦おうとしている。シンオウ地方に来て、大きな思い出になっていた。その最後の記念と言えるチャンピオンとの戦い、必ず勝ってカロスに錦を飾る、そう誓ってチャンピオンの間に入った。
「ゲンキ君、待ってたわよ」
「ミニスカートのお姉ちゃん?」
チャンピオンの間に入ると、そこにはミニスカートを着たあのお姉さんが立っていた。
「君なら絶対にここまで来ると思ってたわ」
「お姉ちゃん、もしかして・・・」
「ええ、ある時はミニスカートのお姉ちゃん・・・また」
お姉さんが衣装をチアガールに変えた。
「またある時はチアガールのお姉ちゃん・・・」
そして彼女はまた衣装を変えた。
「その正体は、シンオウ地方のチャンピオン、シロナとはあたしの事よ!」
黒いスーツを着た美女になって彼女はここで名を名乗った。
「そう、君の事を変装しながら見守っていたの」
(やっぱり、シロナさんだったんだ・・・)
少年は薄々勘づいていたが敢えて口を塞いだ。
「初めて君と出会った時、君から只者じゃない雰囲気を感じていたの。君はこのシンオウ地方で大きな事をするかもしれない。その勘は的中したわ。君はジム戦に次々と勝利して、ロケット団を倒した。そして今、チャンピオンであるあたしに挑もうとしている・・・。だから思ったの。君ってやっぱり凄いって」
「ああ、ありがとうございます」
「さて、ここへ来た目的は分かっています。君の全力を持ってあたしに挑みなさい!そしてあたしも必ず君に勝ちます!」
シロナとの勝負が始まった。シロナが一番手として、トリトドンを繰り出して来た。ゲンキはフラエッテを出して挑んだ。
「トリトドン、だくりゅう!」
シロナの指示でトリトドンはだくりゅうで攻撃して来た。
「かわして!」
フラエッテはトリトドンのだくりゅうをかわすと、ムーンフォースで攻撃して来た。
「まもる!」
シロナの指示でトリトドンはまもるをして防ぐと、ヘドロばくだんを飛ばしてフラエッテを攻撃した。
「マジカルリーフ!」
ヘドロばくだんを何とか耐えるとマジカルリーフを飛ばしてトリトドンを倒した。
「流石よ、君。ルカリオ!」
シロナはトリトドンを戻してルカリオを繰り出した。
「ムーンフォース!」
ゲンキの指示でフラエッテはムーンフォースを飛ばした。
「ラスターカノン!」
ルカリオはラスターカノンを飛ばしてムーンフォースを打ち消してフラエッテを倒した。
「戻って!」
ゲンキはフラエッテを戻してカエンジシを出して挑んだ。
「ルカリオ、はどうだん!」
シロナの指示でルカリオははどうだんを飛ばして来た。カエンジシはこれをかわしてかえんほうしゃを飛ばした。ルカリオはかえんほうしゃをかわしてインファイトをして来た。
「かわして!」
ゲンキの指示でカエンジシはジャンプしてかわすとだいもんじを放ってルカリオを倒した。
「お見事、ガブリアス!」
シロナはルカリオを戻してガブリアスを繰り出した。
「つるぎのまい!」
シロナの指示でガブリアスはつるぎのまいで攻撃を上げて来た。
「だいもんじ!」
ゲンキの指示でカエンジシはだいもんじを飛ばしたが、ガブリアスはあなをほるでかわしてカエンジシを攻撃、更にじしんで追撃をしてカエンジシを倒してしまった。
「ごめん・・・!」
カエンジシを戻すと、ラプラスを出して挑んだ。
「れいとうビーム!」
ゲンキの指示でラプラスがれいとうビームを飛ばしたが、ガブリアスはこれをかわしてどくづきで攻撃した。ラプラスはこれを持ち応えるとふぶきを飛ばしてガブリアスを倒した。
「ゲンキ君を悲しませない為に、君と君のポケモンの絆、素敵よ!」
シロナは笑みを浮かべると、ガブリアスを戻してジャラランガを繰り出した。
「れいとうビーム!」
ゲンキの指示でラプラスはれいとうビームを飛ばしたが、ジャラランガはこれをかわしてかわらわりで攻撃してラプラスを倒してしまった。
「戻って!」
ゲンキはラプラスを戻すと、エーフィを出した。
「ドラゴンクローよ!」
シロナの指示でジャラランガはドラゴンクローで攻撃して来たが、エーフィは素早く動いてこれをかわしてサイケこうせんでジャラランガを攻撃した。
「やるわね!」
ジャラランガがりゅうのはどうを飛ばして来た。エーフィはひかりのかべを張ってこれを防ぐと、サイコキネシスをしてジャラランガを倒した。
「ここまで追い詰められたの、いつ以来かしら!やっぱり君って面白いわ!ここまであたしをドキドキさせるんですもの、さあ、あたしの一番のポケモンで相手になってあげる!」
シロナはジャラランガを戻すと、ギラティナを繰り出して来た。