※この作品はR-18です。

たんこぶに魅入られたセントルイス   作:もこもこサムライ


原作:アズールレーン
タグ:R-18
skebで書かせていただきました

---あらすじ

 セントルイスは指揮官と共に出向いてパーティー会場でとある中将に誘われる
 半ば脅迫に近い形で拳骨を食らわされたセントルイスだが、自らの頭の上に出来るこぶに異様な興奮を覚えてしまう


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たんこぶに魅入られたセントルイス

 

 

 

 

「ほぅ……なんと素晴らしい女だ……他の艦隊とは大違いだ。やはりあの指揮官のところは華が揃っておるわ♪」

 

 中将は恰幅の良い腹を揺らしながらセントルイスを眺めた。

 今日は対セイレーン祝勝会を兼ね、軍関係者が集う懇談会(こんだんかい)が開かれていた。

 

 その中でもセントルイスの"たわわ"に実った胸はパーティー会場の誰もが息をのむ程であり、美を周囲にまき散らしているかのようであった。

 

「……やはりアズールレーンで一番の部隊なだけはある」

「こちらにもメンタルキューブを回して欲しいものですな」

「あの指揮官はやり手だが、KANSENを独占し過ぎではないかねえ……」

「しかし彼の艦隊は今や破竹の勢い、おいそれと口出しできる情勢ではない……」

 

 アズールレーンとて人間の集まり。

 一枚岩ではない。

 とある新人指揮官の飛びぬけた功績は、将官を中心とする軍関係者の嫉妬を産んでいた。

 それでも、それも対セイレーン戦での目覚ましい活躍の前では殊更に吹聴できるものではなかった。

 

 指揮官は多数のKANSENを引き連れ、パーティー会場の主役のような扱いを受けていた。

 気の早い者などは"戦後"を見据え指揮官におべんちゃらを使うものまでいるありさまだった。

 

 そんな自分たちの指揮官を見、満足する可憐な少女達。いや、KANSEN達。

 どこからかき集めたのか、指揮官の豊富な資金力を背景に豪華に着飾った彼女達は、パーティー会場の華となって周囲を彩っていた。

 

 ……

 

 その内の一人、セントルイスに近づく者があった。

 

「セントルイス君、今日はいつにも増して美しいな」

 

 指揮官程ではないが、対セイレーンにおいて兵站を務める重要人物の中将がグラスを片手に手持ち無沙汰にしていたセントルイスに話しかけた。

 

「中将閣下……」

 

 セントルイスは笑顔で会釈する。

 指揮官の躍進を支えている上層部の一人に愛想を振りまくのは自分の今日の仕事だろう。

 だが、内心はこの男に嫌悪を感じていた。

 自分をねっとりと舐めまわすように見ることをを隠そうともしていなかったから。

 

「(こんな衣装を着てるから仕方ないのだけれど、それでもこの方の視線はいやらしいわね……)」

 

 セントルイスは自分の衣装を見る。

 "Luxury Handle"。指揮官にプレゼントされた大切なドレスだ。

 少々……いや過度に派手といってもいい露出の激しいドレスだが、セントルイスは気に入っていた。

 愛しい指揮官がプレゼントしてくれたのだ、気に入らないはずがない。

 

 だが、指揮官以外の男の目を引きすぎるのは考え物である。

 

「どうかねこの後、君の司令官は忙しいようだし。艦隊の今後についてとっくり話をしようじゃないか。ゆっくりできる場所でね……」

 

 中将はニヤニヤとしながら視線をセントルイスの頭部に向けた。

 美しい髪に隠れた、虐めがいのある頭頂部を中将は見抜いていた。

 

「申し出有難く思います。しかし、指揮官の護衛がありますので」

 

 やんわり断ったセントルイスだが、そこで引き下がる中将ではない。

 

「この厳重な警備の中心配などあるものか。さぁ、ワシの申し出を断ろうというのかな? お宅の艦隊には随分と支援しているのだがねぇ……」

 

 セントルイスは愛する指揮官の方を見やる。

 しかし、指揮官は方々(ほうぼう)の関係者との話に忙しく、セントルイスの訴える目には気が付かなかった。

 

 これ以上断れば、中将を立腹させ指揮官に迷惑をかけてしまうかもしれない。

 それはセントルイスにとって避けたい事態である。

 

「……うふふ、せっかくですからご一緒させて頂きます」

 

 セントルイスは渋々受け入れざるを得なかった。

 

 ……

 

 ……

 

「ははは! 流石アズールレーンの巡洋艦だ。なるほど君らの艦隊はそうして敵を駆逐していたのだな」

 

「うふふ、おほめにあずかり光栄ですわ」

 

 以外にもセントルイスと中将の歓談は弾んだ。

 個室に案内され二人きりになった時は不安だったが、杞憂(きゆう)だったかもしれない。

 

 しかし、酒が回り暫くすると、様相が変わってくる。

 

「しかしなんだねえ。その衣装……彼が選んだのかな? 随分セクシーな衣装だねぇ」

 

 中将は自分のソファーから立ち上がり、向かい合って座っていたセントルイスにソファーに隣り合うように腰掛ける。

 

「ご想像にお任せしますわ」

 

「このパーティーには少しふしだらだと思うがねえ。こんな大きな物をぶら下げて……懇談会に着てくるには刺激が強すぎるのではないかね?」

 

 中将は本性をさらけだし、息がかかる距離まで顔をセントルイスに近づけると、脂ぎった手を差し出してきた。

 

 相手は中将だ。場合によっては自分の対応一つが母港に、指揮官に迷惑をかけることになる。

 セントルイスは太腿や臀部に回ってくる手を払いのける事も出来ない。

 

「お戯れを……、中将閣下は酔いが回り過ぎたようですね。私も酔いが回ってきました、少し席を外して涼みにいかせてもらいま――」

 

「まぁ待ちたまえ……分かっているだろう? 君も……」

 

 中将は立ち上がろうとするセントルイスを無理やり椅子に座らせ、浅黒く大きな手を白い太腿に這わせ、さわさわと触れていく。

 その触手のようにねっとりとした手は、乳房にまで伸びていく。

 

「こんな大きな胸を見せびらかしおって。男漁りにきた娼婦でもあるまい? んん?」

 

 にやにやとしながら、中将は両手でセントルイスの乳房の下を支えるように持ち上げる。

 持ち上げられる度にブルブルと震える乳は、雄の熱い手に触れられてじっとりと汗をかき始めた。

 

「んっ……お戯れを……」

 

 自らはねのけることは出来ない。

 ただ自分の身体を好きに扱われる以外の選択肢は、無い。

 

「あんっ……そこは……行けませんわ中将……嫌……」

 

「ぐふふ、この胸がパーティーの男達を惑わしていたことに気が付いていたのか? 全くけしからんドレスを着てきたものだわい」

 

「も、申し訳ありません中将……あ、あんっ、ダメです。触らないでください」

 

 欲望を露にし始めた中将に逆らえるものではない。

 セントルイスはされるがままに尻や太ももを撫でられ、そのまま乳房近くの背中まで摩(さす)られる。

 

「(ごめんなさい指揮官……私、もしかしたら今晩この男にされちゃうかも……)」

 

 セントルイスは中将の股間に目をやる。

 男の股間はズボンの上からでも分かるぐらいビンビンにテントを張っていた。

 

「(うぅ……指揮官のより凄く大きいわ……)」

 

 酔いが回っていたのかもしれない、それとも、指揮官とは大分ご無沙汰だったせいなのか。

 青髪の少女の股間は雄の臭いを感じ、濡れ始めていた。

 

「ときにセントルイス君。君はたんこぶに興味があるかね?」

 

 唐突であった。

 突然、中将はセントルイスにとって全く予想外の話題に移った。

 

「……は?」

 

「美しい少女が頭部にたんこぶを作る様子は実に素晴らしいものだのだよ」

 

「は、はぁ……」

 

 突然の中将の豹変に、セントルイスは狼狽した。

 そのまま、中将はとうとうと"たんこぶ"について語り始める。

 

 ……

 

 ……

 

「どうかね、理解してもらえたかね?」

 

「た、大変興味深いお話でしたわ。中将閣下」

 

 すっかり、気が抜けてしまった。

 突然告白された中将の性癖? にセントルイスはたじたじである。

 

「で、どうかね? ここはひとつ、君にたんこぶを作らせてもらえないかねえ……頭部にたんこぶが出来る程度のケガなら、KANSENの君なら修復剤であっという間に治るだろう? 心配しないで良い、その分の修復剤は勿論私が持とうじゃないか」

 

「それは……」

 

「どうしてもいかんかね? なぁに、一度だけでいいのだ」

 

「お受けする理由もございませんし……」

 

「そうか、ならばこれからの君らの母港への支援を2倍にしようじゃないか」

 

 母港の台所事情はセントルイスは詳しいわけではない。

 だが、燃料や艦装が増えて困ることは無い。

 思いがけず降ってわいた話に、セントルイスは思わず飛びついてしまった。

 

「え、ええ……それならば構いませんが……」

 

 それに、身体の関係を持たされるよりはマシだ。

 これを断れば、中将の機嫌を損ねるのは目に見えている。

 目の前の男の変態趣味に付き合えばこの場を穏便に済ませられるのだ、セントルイスに断る意思は無い。

 

「(要するに、SM趣味なのかしら……跡が残るぐらい撃たれるならまだしも。普段から敵の砲撃に耐えている私なら人間の力で頭を殴られるなんて大したことないわ。エッチなことされるよりは全然マシよね)

 

 

「くく! 嬉しいぞ。どれ、さっそくいかせてもらうぞ」

 

 中将には全く怒気のようなものは感じられなかった。

 まるで、子に頭をのせて撫でるかのような柔和な表情のまま、右腕を大きく振りかぶり、スイングしてセントルイスの頭部に拳をめり込ませた。

 

 ゴォン!!

 

 まるで金属を叩いたような音がスィートルームに響く。

 セントルイスは美女の姿をしているが、あくまでも人体の限界を超えた耐久力を持っているKANSENである。

 普通の人間のようなやわな頭部ではない。

 中年男の本気の拳骨に対し、頭皮が鋼鉄のように変質したのだ。

 

 当然、男の硬い拳と鋼鉄のような頭部が衝突した際には、大きな音が出る。

 

「っっつ! ……」

 

 強い衝撃を受け、頭が揺れるセントルイス。

 どうやら、本気で殴られたようだった。

 

「多少痛いのは勘弁してくれたまえ。ほれ、さっそく君の頭皮が膨らんできたぞ? ふふふ」

 

 

 すると、あっという間にセントルイスの頭部が膨らんできた。

 正確には、頭部の1部の表皮が球体上に盛り上がってきたのだ。

 

「(もう、私がKANSENだからって女性なのよ? 遠慮と言うものを知らないのかしら)

 

「くくっ! セントルイス、君の胸のようにたわわに実ってきているではないか」

 

 まるで大きな乳房のように膨らんでしまうたんこぶ。

 

「(やだ……これ、すっごく大きくなってきてる。頭部に血が集まってゆっくり膨らんできてるのがはっきり分かっちゃう。うぅ……恥ずかしいわ)」

 

 セントルイスのセットされた青く美しい毛髪から、何かが隆起していく。

 たんこぶだ。

 その"こぶ"は成長し、むくむくと徐々に髪を掻き分けながら成長していく。

 

 まるで自ら意思を持ったかのように、セントルイスの意思とは関係なくその丸みを帯びた形を露にしていく。

 

「ぐふふ、やはり出来が良いわい。これほどの一品はなかなかお目にかかれんぞ。さすがワシの拳骨だ、加減というものを分かっている」

 

 自画自賛しながら、中将は満足そうにセントルイスの"たんこぶの成長"を見守る。

 

「(わ、分らない。今私のたんこぶはどうなっているの?)」

 

 セントルイスは触って確認するのを恐れた。

 自分の頭部が醜く変形していると思ったから。

 だが同時に、膨らんでいく頭皮から覚える快感を感じていた。

 

 

 

「どれ、触り心地は……」

 

「あっ、さ、触らないでください……」

 

「ほれ、この胸とたんこぶどちらが柔らかいかな? なぁ、私に殴られてどうだったかね?」

 

 中将は当然のようにセントルイスの胸をまさぐりながら頭上に膨らんだたんこぶを揉みしだく。

 

「まるで胸のように柔らかいではないか、これはたまらんわい。頭上に君の乳房が一つ増えたかのようだぞw」

 

 何が嬉しいのか、中将はまるで思春期を迎えた少年のようにはしゃぎ、セントルイスのたんこぶを入念に触る。

 その間にも、"たんこぶ"はゆっくりと膨らんでいくのがセントルイスに感じられた。

 血流がたんこぶに集まる感覚を覚えながら、何か不思議な快楽が少女の頭部を駆け巡る。

 

「痛い、ただ痛いだけです。も、もういいでしょう。満足なさったなら解放してください」

 

 頭を殴られて喜ぶなんて変態だ、セントルイスはあえて快楽を否定し痛がる振りをする。

 だが、たんこぶが膨らんでいくにつれ、言いようもない甘い快感が全身に広がっていくようだった。

 指揮官との性行為でも感じたことのない幸福感に、セントルイスは戸惑うばかりだ。

 

「君のたんこぶはそう言ってはおらんようだがなぁ」

 

「うぅ……そ、そんなことは」

 

「ではどうしてコブを触る度に身をよじるのかね」

 

「……」

 

 答えることが出来ないセントルイス。

 口ごもり、ただ熱く頭に咲く快感に意識をやる。

 

「(私ってマゾなのかしら、いいえ違うわ。これはきっとお酒のせいよ……)」

 

 だが、心の中でそう否定しても頭部に感じる痛みと快感は確かにセントルイスを惑わしていた。

 もっと頭部を殴って欲しい、ぷくっと膨らんだコブを触って欲しい。

 胸のように揉みしだいて欲しい。

 

 きゅんっ♥

 

 倒錯した性がセントルイスの胸を焦がす。

 性行為(セックス)とは全く違う新たな性感。

 

「無理に否定する必要もあるまい。感じたままに振る舞えばいいのだ。正直に言ってみなさい、どう感じた?」

 

「痛いけど……それだけではないような気もしますわ」

 

「ぐふふ♥ やはり私の見立て通りだ。見なさい、君のたんこぶがさらに膨らんできているぞ」

 

 中将が手鏡を見せる。

 セントルイスには鏡の中でたんこぶを作られて喜ぶ自分の顔が映っていた。

 

「うぅ……こんなに大きく……」

 

 たんこぶは徐々に大きくなり、今ではセントルイスの豊満な胸のようにふっくらと大きく膨らんでいた。

 まるで頭に出来た第三の乳房のようである。

 

「写真に取らせてもらおうか。こんな立派なモノを作ったのは久しぶりだ。やはりKANSENというのは頑丈なものだな。普通の女をワシの力で殴ってもただの大怪我になってしまうからねえ」

 

 中将はセントルイスが恥ずかしがるにも関わらず、勝手に携帯端末で撮影する。

 

 カシャッ カシャッ

 

 中将は幾分興奮し、息を荒げながら携帯端末のシャッターボタンを押す。

 あられもないセントルイスのたんこぶが、情報として記録されている。

 

「(私の頭撮られちゃってる。こんな大きいたんこぶ、しっかり画像データで保存されちゃってるわ)」

 

 裸を取られているわけでもない。

 言ってしまえば、ただの負傷部分を撮られているだけだ。

 決して恥ずかしいことではない。

 だが、今のセントルイスにとっては、まるで局部をそのまま撮られているかの如く羞恥心を覚えてしまう。

 そう、たんこぶで感じてしまったセントルイスにとって、今の頭部に鎮座するたんこぶはただのケガではない。性器のような存在感を持ってしまっていたのだ。

 

 セントルイスがその感情に困惑している間も、容赦なく撮影は続いた。

 撮られる度にたんこぶは熱を持ち、まるで花咲くかのようにその丸く赤い果実を他者に主張するかのようであった。

 

「胸も見せてくれるか? そのたわわな三つの果実を納めたいんでね」

 

「……はい……」

 

 もう、どうにでもなれだ。

 中将がいる個室に無断で入ってくる者はいない。

 指揮官に見られる心配はない。

 セントルイスは半ばヤケクソになりながらゆっくりと上をはだけさせた。

 

 乳房がぶるんと震えながら、その美しい桃色の乳首と一緒に露出する。

 

「ぐふふ、乳首が立っておるぞ。やはり感じていたのだな」

 

「……知りません、そんなの知りませんわ」

 

 カシャッカシャッ

 

 中将の携帯端末が鳴る度に、セントルイスの赤裸々なたんこぶと乳房の画像データが記憶領域を埋めていく。

 認めざるを得ない。

 セントルイスは自分の乳首がビンビンに立ち、たんこぶによって性欲を刺激されているのを自覚する。

 恐らく、股の間に湿り気を感じているのは、愛液が分泌されているのだろう。

 

「(こんなの……生殺しだわ)」

 

 疼く身体を押さえつけ、セントルイスは後悔する。

 熱い頭部と下腹部を抱え、青髪の少女は指揮官を想う。

 

「(すっごくエッチしたくなってきちゃってる……なんなら、この人でも……)」

 

 考えてはいけないことを考えてしまう。

 

「(っっ! ……だめよ、もう帰らないと。これ以上は取り返しのつかないことになってしまうわ)」

 

 セントルイスは立ち上がり、帰ろうとする。

 

「そろそろよろしいでしょうか中将、指揮官の様子を見に行かないと」

 

 指揮官にこの頭のものを見られたくはない。

 人気のない所で修理して、戻らなければ。

 

 

「おっと、待ちなさいセントルイス。修理をしても良いが、それでは母港へ帰ってからじゃないと許さんぞ」

 

「そ、そんな。こんな大きなたんこぶを頭の上に乗せていたら、会場の人達に見られてしまいます」

 

「いいじゃないか、君の美しいコブを見せつけてやりなさい」

 

 

 

 ……

 

 ……

 

 

「(み、見られてる。恥ずかしいわ……こんな大きなたんこぶ)」

 

「おやおや、中将もお好きですなあ」

「また作られたのですかな?」

「これはまた、たわわに育って……」

 

 どうやら中将の同じ趣味の軍関係者らしい。

 セントルイスを取り囲み、じっくりと頭をのぞき込んでくる。

 

「ぐはは! この美しい華を見てつい手が疼いてな」

 

 セントルイスを伴った中将はセントルイスのたんこぶにたかる出席者たちに自慢し始めた。

 

「(この変態……女の子の頭にたんこぶを作ることの何が楽しいのかしら。全く意味が分からないわ……そう、意味なんて分かりたくもないんだから……)」

 

 言いながらセントルイスは腹部に熱い物を感じていた。

 まるで、性器を見られるかのような羞恥、そして快感を覚えてしまう。

 

 

 ……

 

 ……

 

 結局、セントルイスが解放されたのは中将と同行の士達に散々視姦された後であった。

 

 

 

 

---

 

 

 母港に戻り、浴槽に浸かりながら備え付けられた鏡を見て、セントルイスは目に入る頭部にため息をついた。

 

「もう、修復剤をかけたのにまだ膨らんだままじゃないの」

 

 文句を言いつつ、頭皮を撫でる。

 いや、たんこぶを揉むように摘まむセントルイス。

 

「指揮官に誤魔化すの大変だったのだから。転んで頭をぶつけたことにしたけれども」

 

 口では文句を言いつつも、頭部に感じる痛みと快感にまだ心が揺れ動いているのを否定できない。

 

「へ、へんなこと覚えさせられちゃったかしら。や、やだ♥ まだ凄く大きいまま……」

 

 たんこぶを揉みしだくと、また痛みと共に甘い快感が股間に降りていく。

 

 

 ちゃぷ……

 

 浴槽の中で、自然と手が股間に伸びてしまった。

 これ以上はいけない、このままでは変態になってしまう。

 だがそう自制しようにも、たんこぶの誘惑には勝てなかった。

 

「あっ……いつもより感じちゃってる……あんっ♥ んっ♥」

 

 左手でたんこぶを摩りながら、右手で股間をいじくりまわす。

 たんこぶが性的な快感を高めていることをもう否定できない、そして今は否定する気すら消えかけていた。

 

「あ……んっ! ……はぅっ」

 

 自然と腰が浮き上がり、膣内に潜り込ませた指の動きが早まっていく。

 いつの間にか、頭部を強く握り、たんこぶを絞るように強くつかんでいた。

 

「やぁっ! ああああんっ! イクッイクッ、イックゥ! んっ♥」

 

 浴槽の中で背中を弓なりにし、首をのけぞらせてセントルイスは絶頂した。

 間違いなく、セントルイスは中将に新たな性癖を開発されてしまったのだ。

 

「やだぁ……こんなの指揮官に知られたら……」

 

 まんこを引きつかせながら、セントルイスは指揮官を想う。

 今度指揮官とするときは、普通に出来るだろうか。

 それぐらい、今のセントルイスは頭部に強い執着を覚え始めていた。

 

「軽いSMプレイってことにして、頭を殴って貰えば……ううん、無理よね。指揮官は優しいから」

 

 言いながら、セントルイスはため息をつく。

 このたんこぶは徐々に消えてなくなっていってしまうだろう。

 

 あの拳骨が忘れられない。

 また自分の頭を殴って欲しい。

 頭部にたんこぶを作って欲しい。

 

 倒錯した性に夢中になりかけているセントルイスは、既に誰かを待ち望んでいた。

 自分に新しい世界を教えてくれた、あの人物を。 

 

「……違うわ、あの人はただの知り合いよ。もう二度とこんなことさせないんだから。私は……指揮官の女なんだから」

 

 

 

 その時、セントルイスの携帯端末が鳴った。

 相手はあの中将だ。

 帰り際、自分の連絡先をうっかり教えてしまったのだ。

 

「……もしもし…………そ、そんな。またですか? ……」

 

 中将のセントルイスに対する要件は簡潔だった。

 だが、言いながらセントルイスの心は弾んでいた。

 

 

 

 

 ……

 

 ……

 

 セントルイスが中将が宿泊する部屋の前に立った途端、ドアが開いて中将が出てきた。

 

「くくく、また私の拳骨を食らいに来たのかね」

 

 湯上りなのだろうか。

 中将はバスローブ姿で全身から湯気が立っていた。

 

「ふふふ、これが欲しいのだろう? それで君は来たんだ」

 

 セントルイスが部屋の中に案内されて早々、中将が拳骨を握りしめ目の前に差し出す。

 ごくりと少女の喉が鳴った。

 

「……自分で呼び出したのでしょう」

 

「呼ばれてノコノコ現れた君も君ではないのかね? ふふふ、わざわざパーティー会場と同じそのスケベな服まで着てくれて嬉しいぞ」

 

 中将はセントルイスの腰を掴み、ホテルの部屋へエスコートする。

 

「(ダメ、抗えないわ……あれを知ってしまったら、もう私は……この人の虜になっちゃってるのかも……応急修理装置まで持参しちゃったし……私はもうこの人から逃れられないのかも……♥)」

 

 

「さぁ……どうして欲しい? 君の口から聞きたいものだ」

 

 セントルイスはまるで性器を見るようなうっとりした瞳で中将の鍛え抜かれた腕力を見つめる。

 まるで、丸太のようだ。

 なんて頼もしい太い腕……。

 

「な、殴ってください。私の頭を……本気で殴ってください、中将閣下。たんこぶ作って欲しいんです。私の頭に、貴方の拳骨思いっきり振り下ろしてっ♥」

 

 ゴンッッッ!

 

「あぅぅ♥」

 

 遠慮なく振り下ろされた腕。

 遠心力と共に思い切り振り下ろされた拳骨は、容赦のない威力で青い髪を持つ頭部に落ちた。

 KANSENのセントルイスが人間の振り下ろしだけで倒れそうになるほどだった。

 

「あああ……来た、来ましたぁ♥ やぁぁん♥ 凄い勢いでたんこぶ膨らんできてます、私の頭にすっごいのできちゃいます♥ もっと、もっと殴ってください。私の頭部にもっとたんこぶつくってぇ♥」

 

 倒錯した性を半ば認めてしまったセントルイス。

 二人だけの部屋に響く拳骨の音は、一晩中ホテルの一室に鳴り響いた。

 

 

 

 

 

 

 


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