8,583文字17分
捏造あり。腐向け承DIO。
承DIO注意
「DIO、こんなところに居ないで俺の家に来い」
その言葉はやけに強く私の心に響いた。絶望や頓挫をしていた訳では無いが、正直飽き飽きしていたのだ。承太郎はなかなかしぶといし、いくら私が支配者として気分を上げても帰ってくる結果は惨憺たるものばかり。それに私にはそろそろ一夜一夜が長すぎた。しかし其の状態を気持ちとして受け入れるには私のプライドは高すぎた。
だがそう言われても威厳は保ちたい。だから私の答えは酷くつっけんどんな物になっていた。
「貴様の馬小屋に行ったところで何の得があると言うのだ?私に利があるというなら行ってやってもいいが望むべくもないだろうな」
その返答に承太郎は毅然と答えた。
「利点ならたっぷりあるぜ、来りゃわかる。だから来い。」
「フン…面白い事を云う、私をDIOと認めての発言とは思えぬ程面白い。ならば──────」
私が下した結論は、承太郎の手によりまるで愛玩動物のように専用の部屋を用意され、私の口に合う食生活に気を配られると云う特別優遇のつもりなのがありありと分かる結果のものとなった。
満足している訳では無いが、承太郎に「大事」にされていると摩訶不思議な妙な充足感と優越感がある。
そんな暮らしが1ヶ月程続いた。不足がないかと云われればあるというのが本音だが、時折承太郎が云う「特別扱いしてやってるんだぜ」との台詞を吐かれると悪い気はしない。
ただ───────
承太郎の奴のスキンシップが多いのには正直驚いた。普段からそんな素振りを見せないから余計にだ。ベッドに座る私の首元を触るのが好きなようで、殊更髪から首にかけてゆっくりと撫でられると私を何扱いしているのか分からなくなってくる。
それが一気に変化したのはとある日の事だった。
暗い部屋に灯りを灯そうと起き上がった所に、金属特有のカチャリとした音がし、部屋の扉を開けた承太郎の一言目がそれだった。
「DIO、抱かせろ」
「何を言い出す、其れにどう言った意味かはっきり判別がつかん、抱くとは一般的に性交の意味をも持つがまさか其れではないだろうな」
「ものの見事に其れだ。男に抱かれた経験は無いのか?」
「フン、ある訳がなかろう。それに私は帝王だぞ、抱くことはあれど私が抱かれるなど有り得る筈がないだ……なっ」
私が言葉を発している途中、堂々たる風体でつかつかと歩き近寄ってきたかと思うと同時に私の肩をグっと掴む。
其の儘引きずり倒されて私は息を飲んだ。まさかこのDIOを手篭めにでもしようとしているんじゃなかろうなと睨みつけてやると、
「堪らねぇなその目。その目がどう変わるか楽しみだぜ」
「承太郎、キサマ…っん、んむ、んぐっ」
徐に口を塞がれ、無骨な手が私の下半身を探り始めた。此奴、本気で私を──────…噛まれるのを想定しているのか、口内に舌を入れてくることはしなかったが、代わりにぢゅううと強く吸われ、私の舌が承太郎の口内に導かれた。其の儘ぬとぬとと舐られる。そうしている間も始終陰部を探る手が、勃起していない私の亀頭を見つけたのかきゅぅと先端を摘まれると、ついヒクンと背を震わせてしまう。
喉元で含み笑いが響いた。
ぢゅ、ちゅる…
「ん゛ッ、ン」
たっぷりと唾液を吸われ、口元がようやく離れると、唇に向けて小声で囁かれる。
「初めてなんだろ?優しくしてやってるんだ、感謝してもらいてぇな」
「…っぐ、その手、を、離せ」
「合意は得られねぇのは承知の上だ、これからオトしてやるから楽しみにしていろDIO」
そう言いつつ私の陰茎を握りしめると、服の上から擦り始めた。止めさせようと手首を掴んでみるが、布地に亀頭が擦れてジンジンしてくる。軽い痛みを伴う其れは、承太郎に抱かれるかもしれないと云う私の中に沸き起こった危機感と、同時に血をいただく勝機とで綯い交ぜになり、私は口を軽く開くと僅かに燻る快楽に息を熱くしてしまっていた。
自慰をしていた為でもなく、血を与えられるにしてもろくでもない品の悪い血だったからか、牙がやたらと疼く。そして私は欲望のままに承太郎の腕に噛み付いた。
流れ込んでくるその血筋の持つ甘美さに感覚が麻痺していく。一瞬異物が混じっていると過ぎったが、承太郎のまさぐる手が私の感覚を曇らせていく。───と、いきなり身体が燃えるように熱くなった。何事かと我に返るが、その熱さに首が耳が下半身が過敏になっていくのがわかった。
「じょ、たろ、キサマ…ッ、何、を」
「やっぱりな。そう来るだろうと踏んで抗体と媚薬飲んでおいて正解だったぜ」
「ビ…ヤク?…っふ、身体が、ッ、あつ…キサ、マ」
「お前なら慣れてんだろ?この程度で混乱するたァ夜の帝王の名が泣くぜ。どうした、そんなに善くなっちまったか」
媚薬は確かに以前私も常用していた。しかしこれは生物的な自然由来の純媚薬ではなく、恐らく科学的な────
「う、ぐっ、その手、を」
「シコって欲しいか?俺は今すぐにでも突っ込みてぇんだがよ」
嗜虐心から来るのであろう言葉が、其の指が、私の息を乱していく。肩をぎゅうと押さえつけられたまま膝を抱えられ、
「楽しみだよな?なぁ、DIOよ」
ジリジリと焦がれていく儘に、私は段々とトロンとした悦楽に埋もれていった。
ぴちゃ…ぬるうう
私の高く上げた尻を抱え、承太郎が私の尻穴をねぶっている。舌先でつつかれる度に孔が勝手にキュンキュンと引き締まりその舌の侵入を妨げようとしているが、柔らかい其の舌は私の内部にゆるゆると差し込まれていく。
思わず、枕脇のシーツを握りしめてしまう。
「う、ぐっ、やあ…、ァ」
なぜ受け入れてしまったのか、きっと薬の所為だ。でなければ尻穴など舐められてこの私が感じてしまうなどありえない…ッ
抵抗を声にしてみせると、舌に変えて指が入口を軽く押し、つぷ、と差し込まれる。唾液で滑りが良くなっているのか、私の尻穴はその指を飲み込みヒクつき、内部をゆっくりと探られ、異物感に身を捩ると、
「大丈夫かどうか知らねぇが、気持ちは良くさせてやるぜ、どうだケツの中弄られる気分は」
「さい、あく、だっ」
「へぇ?」
「きもち、わるいっ、指を、抜…っ、…っひいっ?!」
承太郎の指が私の中のワケのわからない所を摘むようにゴリュゴリュとし始めて、私は情けない声を上げた。
何だ、これは…ッ尻が…っ、あつ、い!
「なっ、うあ゛、ア、!そ、こ、にゃ、め!♡、ひゃ、らっう゛ッ、ぅ゛!」
「気持ちわりぃんじゃねえのか?なんだその声はよ」
私は男を抱く時にこんな事をしたこともないし、しようと思ったことも無い。承太郎の奴、何処でこんな知識を覚えてきたんだ。
尚もコリコリとされると体がガクガクと震え、堪えきれない精液の上昇が促されて行くのを感じていた。
そこで奴は私の尻穴を広げるように差し込んだ二本の指を少しづつ開き始めた。媚薬により火照った身体は其れさえもを脳に「快楽」と信じ込ませていく。
目の端で、承太郎が自分の一物をブルリと取り出すのが見えた。己自身も媚薬を飲んだと言っていたが、そのモノは百戦錬磨の私から見ても凶暴そうな大きさ太さに滾っている。日本人のモノは固いと言うが、その通りなのだろう、承太郎が私をいとも簡単に裏返し、はっきりと目に焼き付けられた其れは強さを醸し出しており、見た事がない程の急な角度を保っていた。
自らの腹に付いてしまいそうなくらいの陰茎を掴むと、私の尻にあてがおうとする。
「な、何をッ」
「決まってんだろうが。愚問だぜ」
そう言い切ると、さっそく私の尻を割り始めた。
キツく締まった尻穴を、指で解されたとは言え無理矢理押し込んで行くのでかなり辛い。がそんな事はおくびにも出してはならない──────
…くる、しい
腸内にパンパンに膨らんだソイツは私の腸壁を突き破らんばかりだ。
「ぐ、グ、ゥッ」
「まだ先っぽだけだぜ、この程度で音をあげられちゃ困るぜ?堪えろよ」
威嚇しているのか優しい言葉を投げかけているのかどっちとも取れる発言に、私は体を固くした。言われた通り、「この程度」の筈だ。いや、そもそも私は何故此奴に抱かれて突っ込まれているのだ?そもそもが間違いなのだ。このDIOたる者は…
「───────好きだぜDIO」
「───────ッ!!」
ゆっくり、新雪を踏むように承太郎のモノが進んでいく。少しづつ出し入れを繰り返しつつ私の様子を見ている目は、その瞳は何時もと変わらないように見えるのに、
「たまらねぇ。DIO、オメーが好きだ。DIO…」
「……っぐっ……ぅ…く」
にゅるんとした感触に、亀頭が入ったのだろうと判断出来たはいいものの、承太郎の熱く唐突な囁きに息を飲んだ。
「裂けねぇようにするからよ、DIO、オメーがあまり煽りやがるからよ調子に乗っちまったじゃねぇか。DIO、俺のモン入ってくのわかるか」
「わ、わかっ…く…ぐッ」
「苦しいか?」
「大した、事…っ」
「へぇ…大した事ねぇって?ケツ穴ヒクヒクさせて、オメー知らねぇうちに俺を誘ってんの分かってねぇのか?ゆっくりしてやってるのによ、少しは素直になったら、どう、だ!」
ぐっ、ぷん!
承太郎の固い其れが私の奥目掛けて勢いよく叩きつけられた。
「イ…ぎ…っっ、う゛、あ゛!」
「好きなんだぜ?これでもよ、この俺がよ、まさかオメーを好きになるなんて、よ!オラ、どうし、た!」
「ぐる゛、ぢ、ッ、ぐ!」
私は喉元を反りあげ、叩きつけに応じて反射的に承太郎の陰茎を強く締め付けてしまう。締め付けたことにより内部の構造が変化したのか、先程指で虐められた箇所がグニグニと蠢き、自らそこへの刺激を強めてしまい、
「ガ、あ!あ゛ふっ、ぅ、あ゛!」
「─────ふ、ふぅ、DIO、怒らせんな」
ならどうしろと言うのだ。好きと言ってみたり責め立ててみたり、一貫性がないものに冷静に対応しろという方がどうかしている。
まさか私の処女を手に入れられると云う気分に高揚しているのだろうか?頭の中はグルグルと回るが、私の意識は尻穴から伝わる承太郎の感触に集中していってしまっているようだ。
腸壁と前立腺の膨らみへの突き上げに、感覚がヒリヒリと鋭敏になってくる。
────なん、だ、これは、知らないっ、こんなことが有り得るはずがない─────!!!
「っくぅ゛、う、ひ、あ」
「ん?」
「うっふッぁ……ぁ……ッ」
「─────…好きだ、DIO、DIO」
「あ、やら、な、まえ、よびゃな、ひゃ…っ」
私は知らぬ間に承太郎の背に縋りついていた。思い切り目を瞑ると腹筋がビクンビクンと快楽を知らせにやってくる。そう──────私はあろうことか尻を犯されて気持ちが良くなってしまっている…あろうことか、あろうことか、もっと突かれたいとすら思ってしまっているのだ。
「な、ぁ゛ァ、へ、へんっ!変、だ、っ…あ…っ」
「──────好きだぜ」
「や、や、ひゃあ、ぁア゛!押し、こむ、にゃぁらめ、♡やあ、ア゛♡!」
私の反応が心から喜ばしいのだろう、何度も何度も尻の奥を亀頭が強く弱く抉る。私は段々と大きくなる揺さぶりと、自らの喘ぎ声に狂っていった。
ずぢゅ、ばぢゅん!
「あッ、ひらな、ひらな、ひ♡!!にゃん、こぇ!!!!♡♡、っふぁっあ、ア!」
「未知の領域か?良いもんだろ、される側ってのも、な、DIO」
そんな物知ったことか!媚薬の効果が強く表れているのか、そうでもなければ、この感覚の訳が分からない。
まさに今、私は、犯されてしかも善がってしまっている上に、耐えきれず目の前の対象に縋り付き、その背を掻いている…いや、私のことを好きだと何度も言っているという事はこれは愛のある行為なのか?それにしたって、もう少し手加減と云うものをを知るべきでは─────私はした事があったろうか。気遣いなどした事がなかったように思う。思うままに生きながらえてきた。
そんな私の思考とは裏腹に承太郎はその抽挿を早めてくる。
途切れ途切れに喘ぎながら、頭を嫌がる子供のように強く振ると、血が上っていたのか頭がぼうっとし始めた。
生まれてからこれまで色々な人間の愛という贋物の絡繰を何度も味わってきたが、私がDIOになってからと云うもの、自ら愛した人間も人外も居ない。それが承太郎と云う存在とその強さ冷静さに目が眩んだのは私とて思いもよらなかったことだ。求めているのはその血筋のもつ私との運命─────それだけだと思っていたのに、今の私は承太郎に抱かれ尻穴を犯され喜んでいる体たらくだ。
何奴も此奴も私に向ける目はかまとと振っており、私から見れば単なる御為倒しだった。それがこの男はどうだろう───何もかも関係なく、率直に私を求めて来た。
そして抱かれながら細い悲鳴をあげる自分に歯痒さを覚えていた。
DIOの目が霞んでいる。快楽にぽわんとしているのだろう。
俺が与えている苦痛にすら酔っているようで、身体を軽くゆさぶってやると、
「あ、あッ、じょ、だろ、う゛あ゛、ッ、ぐ」
と瞼を震わせる。
多少正常な思考があるみてえだが、俺の名を呼びつつ肩に震える手を突っぱり、あのDIOだとは思えない、弱弱しく可愛らしい抵抗を見せてくる。
どうやら、混乱してるみてぇだな…
まぁそりゃ、殺そうと思っていた相手に家に招待され、特に寝首をかかれる訳でもなく同じ屋根の下で過ごし、果てに抱かれ、それも初めてのアナルセックスを要求され告白され、それにまさか快楽を覚えちまうとは思ってもいなかったろう。
だが、ケツに突っ込んでから慣れるまでが意外と早いのには驚いた。これも吸血鬼の持つ再生能力に関係しているのだろうか。DIOのナカは経験でもあるかのように俺の陰茎を奥へと誘い、こっちも釣られて挿入を深くしてみりゃ、もうすぐ最奥だ。
奥を亀頭で舐めまわしてやりながらDIOの陰茎に手をかけ、鈴口から滲むカウパー液を先端ごとぬとぬとと弄り回してやると、
「い゛、いっしょ、は、ひゃめら!♡、う゛あ゛上がって、くぅ!!!!♡、やめ、ぇ♡」
「もっと気持ちよくなれよDIO。それとも俺に抱かれて尻だけでイきたいのか?」
仕方なく先端から手を離してやると、自分の顔を手で覆いながらまた頭をイヤイヤと振り始めた。快楽の持って行き場がないのだろう。こんな反応をされちゃ、俺も堪らなくなっちまう。
ば、つん!
荒っぽく腰を打ち付けてやるとDIOは身悶えしつつ俺の腰に足を絡めてきやがった。ならばお望み通りといこうじゃねえか。と、奥の突き当りの固く閉じた壁を強めに突いてやる。
びっくん!と仰け反ったDIOが大きく目を開き、ガクガクとえらく激しい抵抗を見せた。
「───!!あ、ア゛、な、に!♡しょこわ、らめっ!♡おかぢぐなって、しま、からッ!!」
「なっていいぜ─────俺の可愛いDIO」
「──────っ♡その、さき、は、あ゛!!!♡は、ほんと、に!、ひゃめ!!♡、ひゃ、っ突いぢゃ、やァ、やら、やらぁァ!!!♡」
なる程な。結腸の知識はあるというわけか。確かに初めてのアナルセックスで結腸イキは厳しいモンがあるかも知れねぇ。
「なら、どうして欲しいんだ?言ってみろよ」
俺のその言葉に顔を真っ赤にすると、プライドが邪魔をしているのだろう、DIOは僅かに喘ぎ乍ら押し黙ってしまった。
なんとなく物足りなくなっちまった俺は、グリグリと最奥を掻き回してやる。
その感触に「ひぅっ」と小さい声を上げ、蕩けきった表情をなんとか抑えようとしているのだろうが、止めた動きを軽く再開してやると、どんどん快楽に意識を持って行かれていく様子が見て取れる。
「DIO」
「ん、くぅ!ッなま、えよぶ、なァ!」
「DIO?」
「ふぁぁ♡やら、よびゅ、な、や、やらっ♡」
これは意外だった。セックスの最中に名前を呼ばれるといい反応をすると聞いたことがあるが、たまさか夜の行為には長けていて名前も呼ばれ慣れているだろう、と思っていたから、意外過ぎて思わず口の端が上がる。
「DIO」
ぬぷ…
「はッ、あ、あ!に゛ゃめっぇ!♡、そえ、やらぁああ、ア、あ!♡」
体を竦めてびくびくと子供のように戦慄くその耳元で、俺の持てる最高の言葉の愛撫を囁く。
「…いい子だDIO。どうしてほしいか、言ってみろ、なぁ…?DIO…」
そして、DIOがついに決壊した。
「は♡あ、ぁ…ン♡はぁっ、は、じょ、たろ───────っつい…つ…、突い、て」
やっとの事でそう言うと、熱に浮かされたDIOが俺の腰をホールドしていた足をといた。眉尻が下がり、うっすらと涙の膜を張り、半開きの口からは吐息が漏れている。
「DIO、そんな可愛い顔出来るんだな。」
「し、してない!そんなものして、な、い!」
「たまらねぇ、ずっと見ていたいぜ」
「ふ、ぁ、♡な、な、…あ…♡じょ、たろ」
正常な思考を手放したのだろうか、甘えた声でそう云われれば、其の艶めかしさに溺れることを俺は選んだ。
即ち、DIOの要求通り腸壁を思いのままに突き上げ削りあげてやったのだ。
少しの間、気を失っていたようだ。ふと後孔に異物感を覚えて目を開けると、私に見蕩れていたのだろうか、承太郎が熱っぽくこちらを見つめている。
「───やっと起きたか…DIO、まだいけるよな?」
「────は?」
「だからよ、こう」
にゅる、と腸壁の内側で何かが動いて、それが承太郎の陰茎と気が付き思い出すまで数秒─────
私は、どうなっていた?問う気も起きずに、しかし確かめたくて恨めしい目を向けてやると、何故か了承と受け取ったのか腰を軽く揺すられる。
「ん、うっ、しつ、こ」
「充分堪能はしたんだがよ、俺のモンが言うことを聞かなくてな。もう少し付き合えよ」
「何……やっ、動、かっひぁ、は、まっ、またっ?!」
「どんだけでもヤってやんぜ、女みてぇに善がり狂ってたじゃねぇか。またそれをして貰えりゃいいだけの話だ」
どれ程の間そうされていただろう、私の尻穴から承太郎の精液が腸内一杯に満たされた証拠を知らせるべく、ぶちゅぶちゅと溢れ始めた。
ヌメった感触がいっそう「犯されている」のを実感させる。
「すごい音だな。たっぷり愛してやるから受け止めてくれよな?」
くちゅ、ずぷ!ぢゅ!
「は、あ゛♡わ、わたし、は、あ゛ァ、」
「ん?」
「おかひく、なるの、ひゃら、ふ♡し、尻が、おか、しん♡」
「お前自分の魅力知ってんだろ?だが俺がまんまとハマるとは思わなかっただろ。自分が何万人のオカズにされたか考えたことがあるか?わかってんだろ本当はよ。それと言っておくが俺はオナらねぇ。射精したけりゃちゃんとセックスする。だからよ、DIO、これからも抱くからな。そのつもりでいろ」
「私、を、だまし、たのか」
「あぁ?」
「─────…ひゃっ、…す、…す…き、っ、て」
その二文字を云うだけで顔から火が出そうになった。承太郎の腰の動きは初めと違いがっつくような動きはせず、少々遠慮しているような動きだった。だからこそ私が言葉を発せたということになるが。
「───────…」
承太郎の動きが止まった。時計の秒針の音だけが室内に響く。
やっと解放されるかと胸を撫で下ろしかけた時、私は突然の承太郎の猛攻を予期していなかったため、尻穴を無尽蔵に突き刺す急激に訪れた快感に、
「ひ、い゛イ゛ッ!♡♡あ゛、あ゛♡ひぁ!!ぎ、ひぃっひぁ゛!ァ!」
思いがけず高い悲鳴を漏らすと、私の体の痙攣を抑えようとしてか、ベッドから抱き起こされ、上に乗った状態の私を尚も突き上げる承太郎が、私の頭を抱えて云う。
「好き、だ、DIO、好き」
「やらぁッ、いう、な♡それ、ほん、とにッ、ひ、だ、め!」
「何度でも言うぜ。好きだ」
言い含めるように耳元で何度もそう繰り返しつつ、私の奥壁を太いもので幾度も嬲るように叩き付け、そしてまた勢いよく射精を続けるのだった。
それは果てなく続き、私の脳内の時間感覚は完全に狂った。もう私は白濁液さえ出せずに、薄い粘液をしとどに漏らすことしか出来なくなっていた。
「好きだ」
その一言が再度セックスを求める合図になり、言われ慣れて居るはずなのにその一言が私を燃え抜く。
承太郎がタバコを咥え、かちりと火をつけた。
それでもじゅぷじゅぷと腰を振ることを辞めない。
いつになったら終わるのか予想もつかなくなってきたし、喘ぐ余裕さえもなくなってきた頃─────
「これだけ愛せばいくらテメェでもわかるだろ」
「…っ、ふ、…ッ、っく……ひ♡」
ひくん、ひくんと時折余韻に震える身体、ひゅうひゅうと乾いた気道を唾液で潤ませつつ息を整えていると理解もやっと追いついてくる。…成程、承太郎らしい躾け方だ。
そして承太郎は私の頬に軽くキスを落とすと、ベッドから離れ際にふっと笑いを含んだ声で云った。
「人たらしめ」
何を今更、最上級の褒め言葉と受け取っておこうじゃないか。
当分の間は自重してやろう。そう、当分─────、な。
(o*。_。)oペコッ