月歌とユキで書いてみました。なんというか、とても難しいです

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少女たちの狂想曲

 

「ところでユッキー、これを見てくれ。こいつをどう思う?」

 

 とある昼下がりの午後、人気のない宿舎の一室にて。

 31A部隊の部隊長である茅森月歌は、同じ31Aのメンバーである和泉ユキを呼び出し、そう問いかけた。

 

「………………おい」

 

 数秒に渡る沈黙から、吐き出された言葉。

 それは混乱か困惑か怒りか、あるいはその全てを内包したものかか。

 

「なんだこりゃあー!!」

 

 ユキの怒声が、室内に響く。

 

「どうどう、落ち着いてよユッキー。誰か来たらどうするのさ」

 

 月歌の制止に、ユキは顔をこの上なく赤らめながら。

 

「落ち着けって、お前! お前な! そ、そんなもんを見せられて、落ち着いていられるかぁっ!」

 

 陸に打ち上げられた魚のように、口をぱくぱくさせながら乱雑に捲し立てる。

 だが、それも無理からぬ話。

 今、ユキの眼前に存在しているのは本来女性であればそこに存在するはずが無い物。

 黒光りをし、不気味に脈打つ男性器が鎮座していたのだから。

 

「何でそんなもんがお前にあるんだよ?! 何か悪いものでも食べたか!?」

 

 ユキの言葉に、月歌は手を顎に当てながら。

 

「うーん……昨日天然ちゃんに試作品の秘薬の献体になってくれって言われて、薬を飲んだ位しか心当たりがないな」

 

「百パーセントそれが原因じゃねーか!」

 

 そう叫ぶユキの肩に、月歌は優しく手を置いて。

 

「ところでユッキー、お願いがあるんだけど」

 

 その月歌の声のトーンで、ユキの顔から血の気が引いた。

 分かってしまう──例え理解したくなったとしても、その先に紡がれる言葉なんて。

 

「あたしに、させて?」

 

 結局のところ、それに集約するしかないのだから。

 

「…………もしも、だぞ」

 

 額に青筋を浮かべながら眼鏡を触りつつ、ユキは月歌を見据えた。

 

「あたしがどうしても嫌って言うなら、どうするつもりだ」

 

「そりゃ勿論、別の人に頼むよ。ユッキーが嫌がる事なんてできないし、したくもない」

 

「────それは、嫌だ」

 

 ユキの言葉の後に、一瞬の空白が生じた。

 

「それは、あたしとするのがって事?」

 

「違う」

 

 間髪入れずに月歌の言葉を、ユキが否定し。

 

「お前が他の奴とやるのが嫌だと、そう言ってんだ」

 

「…………あはっ」

 

 月歌が小さく笑い、ユキは僅かに眉根を寄せる。

 

「なにか?」

 

「ううん……さいこー」

 

 月歌がユキの服に手を掛ける。

 制服からゆっくりと、一枚ずつ取り去るその度に互いの心音が異様に近く、内在する炎を昂らせていく。

 

「ユッキー……すごい、綺麗だ」

 

 覆うものがなくなったあまりにも白い素肌を目の当たりにして、月歌は感嘆の声を上げた。

 一方でユキは顔をこの上なく紅潮させ、俯いている。

 そのコントラストがひどく艶めかしく、月歌をより滾らせた。

 

「そろそろ……触るよ、ユッキー」

 

 背後に回り込んだ月歌が、その両腕で乳房を揉みしだき始める。

 

「……大きい、柔らかい、いい、とても」

 

「なんで……んっ、ロボットみたく、ぁ、なってんだよ……っ」

 

 優しく緩やかに、けれども確たる芯を捉える刺激にユキの声が上ずる。

 月歌は手を緩めること無く、それがついに乳首に延びた。

 

「ひっ────あ、あぁっ……」

 

 漏れ始めた嬌声。

 全身がひどく淫らな熱を帯びて、脳が蕩けそうになる。

 

「もしかしてユッキー、乳首弱い?」

 

「あぅ、ち、ちが、そん、なこと」

 

 摘ままれ、捏ねられ、扱かれる。

 月歌の指先に翻弄され、ユキはまともな返答すら返せなくなっていた。

 

「そろそろこっちも手をつけなきゃね」

 

 月歌の手が、手付かずのスカートへと伸ばされる。

 するりと、ユキの身体からそれは離れて既にじっとりと濡れたショーツが晒された。

 

「いいよユッキー、もっともっと気持ちよくなって」

 

 月歌の手がユキの乳首を、女陰を、全身を蹂躙する。

 

「はぁ、あ、ぁ……が、は……ぁ、ぁ……!」

 

 先程からもう何度絶頂しただろう。

 触れられれば触れられる程に乳首は尖り、女陰は蜜を溢れさせ、肉体は加速的に肉欲へと溺れていく。

 

「ユッキー、そろそろいい……? あたしも……もう、限界だ」

 

 ユキの目に映るのは、黒光りをし、固く脈打つ男性器。

 一度だけ、首を縦に降り──ユキは来るべき時を静かに待つ。

 

 月歌が迫る。

 己が秘部に、未だ誰も受け入れた事のないモノがその侵食を始め──。

 世界が白く弾けると同時に、それが全ての終わりを告げた。

 

 

「──────!!」

 

 弾かれるようにして、ユキが飛び起きる。

 けたたましく響く鼓動、頬や額から尋常ではない汗が滴り落ちていた。

 

「……ゆ……め……?」

 

 呆然としながら呟いた。

 周囲を見渡してみれば、そこは確かに31Aの部屋であり、先程までいた筈の場所ではなかった。

 

「……はー……」

 

 安堵とも失意ともつかぬ溜め息と共に、ユキが立ち上がる。

 既に就寝しているメンバーを起こさぬように努め、そのままユキは風呂場へと向かう。

 

「欲求不満……なのかねえ……」

 

 誰にともなく呟いた声が、夜の闇に溶けて消えた。

 ここから数日間、ユキは月歌の顔をまともに見れなくなりチームワークも乱れてしまうのだが、それはまた別の話。




ヘブンバーンズレッドの二次創作って難しいですね

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