生えてるヒロインちゃんと楽羽ちゃんが絡む()お話です。

※小説家になろうで硬梨菜氏が連載中の小説「シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜」のR-18な二次創作作品です。
※陽務楽羽ユニバースです。

1 / 1
こういうのが見たくて書きました。
羽玲高校生お付き合い済ユニバースです。


双性テンプテーション

 放課後。

 帰り支度をサクッと済ませ教室を飛び出した私は、ちょうど同時に別の教室から出てきた彼女を見かけて声をかける。

 

「玲ちゃん! 一緒に……」

 

 帰ろう、と言いかけた口が止まる。

 普段は呼びかければ一瞬で応えてくれるはずの玲ちゃんが、私の声が聞こえていないかのようにそそくさと去っていく。しかも、人気のない方へ。

 

(こりゃあ……ア(・)レ(・)かな? まったく、私に言ってくれれば良いのに)

 

 周囲に気を回している余裕も無さそうな彼女の跡を、私はこっそりついて行った。

 

 

----------------------------------------------------------------------

 

 

 人通りの関係であまり利用されない女子トイレへと、玲は足早に踏み込む。誰もいないことを確認してから、手早く個室のドアを乱暴に開け、急いで閉めて鍵をかける。

 

「はあっ、はぁっ! もう、限界…っ」

 

 ドア裏のフックに鞄をかけて両手を空け、洋式トイレの蓋を開ける。鞄でスカートの前面を隠さなければ、ここに来るまでに誰かに見られていたかもしれなかった。恐ろしくてたまらないのに、その恐怖感がより一層こ(・)れ(・)を熱り立たせる――下着にはとっくに収まりきらず、スカートの布を内側から持ち上げる歪な物体を。

 

 スカートを脱いで顕になった男性器は、片手では収まりきらない程に太く、へそにくっつきそうなくらいに反り返り、血管が浮き出て雁首が強くエラばった形状はあまりにもグロテスクだった。

 玲は自己嫌悪感を押し殺し、今にも爆発でもしそうな程に張り詰めた逸物に指で触れる。瞬間、電流のような刺激が脳へと走り、陰茎の先端からとぷりと先走りが溢れる。

 

「んぅッ! ……はあっ、ふぅっ」

(誰か来る前に、はやく処理、しないと…っ)

 

 月に数度、玲は変調を患う。女性でありながらも男性器が生え、加えて性欲が果てしないレベルで高まってしまう。こうなってしまうと日常生活もままならない。とにかく出し切って性欲の火を鎮めてしまえばこの歪な男性器も引っ込むのだ。

 

 手慣れた動きでハンカチを噛み締めて声を殺す準備をしてから、両手で己の逸物を上下に扱く。ただそれだけで膝が砕けそうな快感が身体を突き抜けた。

 

「フーッ! フゥーッ!」

 

 玲は歯の間から荒らげた息を吐きながら、肉筒の砲口を便器へと向けて自分を追い込んでいく。

 

(楽羽、さん…っ、楽羽さん……っ!)

 

 こういう時決まって脳裏に思い起こされるのは、数ヶ月前、意を決した告白が実り同性ながらもお付き合いを始めた彼女の姿。そして、少し前に玲のこの醜い部分を知られ、それを受け入れてくれた彼女の裸体。彼女の手や口……そして、ゴム越しの膣の感触。

 大好きな楽羽。大切な彼女。自分の世界を色付かせてくれた心の恩人。そんな彼女は既に自分が穢していて、今はあまつさえ自己排泄のオカズに消費している。涙が出るほど惨めなのに、その背徳感が快楽に変換され、肉棒は存在感をいや増していく。

 

(来る、来るっ…! 精液、こみ上げてきてる…っ!)

 

 思考が桃色の霧に覆い隠された玲は、無我夢中で自慰にスパートをかける。左手で竿を下に向けながら、右手は包皮も使って雁首を擦る。強烈な性感が脳を焦がし、視界がぱちぱちと火花を散らす。

 

「ぷあっ! 楽羽、さん…!」

「呼んだ?」

「ふえ?」

 

 我知らずハンカチを取り落とし、思考のままに口を開いた玲の耳に、聞こえるはずのない声が届く。

 声のする方を見上げれば、個室の間仕切りの上に顔だけ出した恋人が―――

 

「あ、やっ、だめ、見ちゃっ―――っ、あぁあああっ!!」

 

 恋人にオナニーの現場を見られた衝撃が最後のひと押しになって、鈴口から勢いよく白濁液が吹き出す。

 暴れ馬を抑える力が緩んだ事で逸物は暴れながら命の源を乱射し、便器から狙いが逸れた分が床や壁を乱雑に汚す。

 

「えーっと……玲ちゃん、大丈夫…?」

「あ……あぅ、あぁぁ………」

 

 玲の感情は、そこで決壊した。

 

 

----------------------------------------------------------------------

 

 

 個室内を軽く掃除し、饐えた臭いの元が粗方取れた頃。

 

「へうっ、ぐすっ、ひぐっ……」

「ごめん、ごめんって玲ちゃん…えーっと…ほら、いいこいいこ」

 

 学校のトイレの一室でさめざめと泣く玲の頭を、楽羽は苦笑しながら優しく撫でる。ほぼ一部始終を上から覗いていた楽羽を、玲は観念して同じ個室に入れていた。

 

「だって…だっでぇ……」

「見ちゃったのは本当に謝るから…機嫌、直して…ね?」

「私、もう生きていけないです……っ」

 

 玲は、この世の終わりを実感していた。割と本当に死にたくなっていた。

 楽羽はそんな玲を見かねて、玲の頭を自分の胸に抱き寄せる。

 

「どうかな? 少しは…元気でない?」

「………」

 

 顔に擦れる布の感触。伝わる肌の温もりに、首筋から微かに感じる汗の香り。さらに頭を撫でられ続けられれば、玲の沈みきっていた心に熱が灯る。

 

「少し…元気出てきたかも、です……」

「うん。わかるよ。玲ちゃんが元気になってくれたの。――当たってるし」

「へ?」

 

 顔を上げた玲の目に映るのは、微笑を浮かべた楽羽。しかし、玲は遅まいて気付く。楽羽に抱きしめられて、その温もりや香りを受けてすっかり元気を取り戻した自分の肉棒が、楽羽の腿にぐりぐりと擦り付けられていることに。

 

「あ! いえ、これはその、そんな、つもりでは…!」

「それはわかるよ玲ちゃん。でもさ、こうなっちゃったんだったら、一人で処理しようとせずに私に言って欲しいんだけどなー?」

「だ、だって……楽羽さんに負担、かけたくなくて……」

 

 楽羽はため息をつく。

 

「何いってんのさ。こっちは玲ちゃんのこういうところも込みで恋人続けるって決めたんだから、むしろ頼ってもらわないと」

「うぅ…でも……」

「っていうかさ、今だって申し訳無さそうな顔してるけど、なんだかんだ私の胸嗅ぎまくってるじゃん?」

「っ、ぁ!?」

 

 言われて、図星だと気付いて、玲は慌てて楽羽の胸元から顔を離そうとする。だが離れない。糊で接着されてしまったのかと思うくらいに――否、引き離す方向にどうしても力が入らなかった。

 

「こうなった時の玲ちゃん、本物の男以上にオスって感じだよね。出すことしか頭に無いみたいな」

「そんな、こと……」

「あるでしょ。さっきだって私の名前呼びながら必死にちんちん擦っちゃってさ。私の裸とか想像しながらシてたんでしょ? やーらしーなー」

「う、ぁう……」

「ま、全然良いけど。恋人だもんね♪」

「ひゃあぅっ!」

 

 楽羽の手が玲の怒張へと伸びる。愛しい恋人の手が、自分のモノを柔らかく擦る。自分でするのとは比べ物にならない多大な快感が玲の理性を焼き始める。

 

「んしょ…相変わらずおっきいなぁ…片手じゃ収まらないよ」

「楽、羽さん…っ、やめ、やめへぇっ」

「だーめ♡ 私に黙って一人で片付けようとした罰だよ?」

 

 無遠慮に、しかし玲の剛槍の弱点を把握した楽羽の手淫に、玲の神経細胞がパチパチとスパークを鳴らす。

 こみ上げる射精感を抑え込もうとした玲の頭を、楽羽は再び自分の胸に押し付ける。ふわりと鼻腔を擽る汗の香りが、玲の我慢ゲージを叩き割ろうとしていた。

 

「ほらほら、私の臭いいっぱい嗅いで、きもちよーく出しちゃおうねー?」

「う、ぁぅあっ、も、もうっ出っ……ふ、ぅうう゛っ!」

 

 ふすふすと鼻を鳴らし、興奮の熱でぐらぐら思考が煮える中、玲は辛抱の甲斐なく再び雄液を吐精する。

 びゅぐびゅると音を立てながら、ダマ混じりの精液が鈴口から便器の中へと発射される。その濃さも量も、二発目とはとても思えないものだった。

 楽羽は指に付着した欲望のゼリーを口に近づける。鼻を刺す顔を顰めたくなるような性臭も、目の前で顔を色んな体液でぐちゃぐちゃにしながら、力なく自分にしがみつく少女のものだと思うと、どうにも嫌な気分にはならない。

 舌を出して精液を舐め取る。数週間ぶりに味わうこの苦味も、また乙なものだった。

 

「玲ちゃん、満足し――てないよねやっぱ」

「ふぅっ、はぁぅっ……ご、ごめんなさい……」

 

 楽羽は知っている。玲が一度こうなると、最低でも五回は出さなければ収まらない。玲にとって楽羽の全てが強力な興奮剤も同じであり、楽羽が手伝えば今みたいにすぐ射精するのでそこまで時間はかからないのが救いといえば救いか。

 

「もうトイレ(ここ)で全部出し切っちゃおっか。ホテルとか家まで保たないでしょ?」

「う………その…………。……は、ぃ」

 

 消え入りそうな声とともに、玲は首を縦にふる。自分の節操の無さを認めるのは恥ずかしくて堪らないが、ここで嘘を吐いてもメリットが無いことくらいは、ぼやけた思考力でも理解できた。

 小動物じみた今の玲を、楽羽は心から「可愛いなぁ」と思いつつ、しかしだからこそ―――からかいたくなってしまう。

 

「じゃあ玲ちゃん。次はどこで出したい?」

「え、えと…?」

 

 戸惑う玲をよそに、楽羽は自分の唇に人差し指をピトリとあてる。

 

「口が良いかな?」

 

 玲の目の色が変わるのを感じながら、楽羽は口元に当てたばかりの指で輪っかを作る。ニヤける口元を隠しもしない。

 

「今みたいに、また手でシてほしい?」

 

 そして輪っかを作ったその指で…自分のスカートを持ち上げる。

 

「それとも…こっち?」

 

 顕になる下着は濡れそぼって、細い糸を引きながら雫が床に垂れていた。

 その光景を目にした瞬間、玲の中で何かが切れた。楽羽の肩を掴んで個室の仕切りに押し付け、逸物を楽羽の股間にぐりぐりと押し付ける。

 

「あはは…やっぱこっちかあ」

「ら、楽羽さんが、良いって…い、言ったんですよ…っ! も、もう我慢、しませんから…っ!」

 

(玲ちゃん完全に吹っ切れちゃった…これ、あと三回で済むかなぁ)

 

 楽羽は内心苦笑いしつつ、スカートのポケットからゴムを取り出す。こういう時の為に常に携帯するようにしていたものだ。

 楽羽は視線を下に向ける。グロテスクな男根は玲の余裕のなさを反映しているかのように怒張し、苛立ちに先走りを垂れ流しながらその矛先を楽羽に向けている。

 

(終わる頃には足腰ダメになってそうだなぁ……でも、そういうのも嫌じゃなくなっちゃったなぁ)

 

 楽羽も楽羽で、こうして玲にがっついて求められることに――ハマっていないと言えば、嘘になる。

 「私達悪いことしてるなー」と頭の片隅で思いつつ、楽羽は玲に身を委ねた。




続きは多分ありません(ここまでは不思議と書けたけれど、本番となると内なる竿役優位主義との折り合いがつかないため)

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。