無事修理が終わったことを記念に、先生はアヤネの写真を撮り始める。
アヤネの大胆な水着姿に先生はセクハラな撮影を始め、そのまま最後まで──。
【アヤネ(水着)のメモリアルロビーの内容を含みます】
夕焼けに染まる浜辺。
潮騒の音だけが響く無人島の穏やかなビーチに、不釣り合いの物体が鎮座している。
アビドスの対策委員会の面々がこのリゾート地へ渡る際に使用したヘリコプター、雨雲号である。
不慮の故障により不時着を余儀なくされた機体だったが、アヤネと先生の手による修理がつい今しがた終わったところだ。
これで帰りの心配をすることがなくなり、その記念にと先生はアヤネをヘリの前に立たせて記念撮影を始めたのだった。
「えっと、先生。修理の記念撮影ということでしたら、もっとヘリを中心に撮った方がいいのでは……?」
雨雲号の前に立つアヤネへと、手にしたカメラのレンズを向ける先生。
しかし、向けられた先から想像する構図はどう考えてもアヤネを中心に捉えたものだ。
当然の疑問を投げかけたアヤネだったが、返ってきた答えは「これはアヤネの記念写真だから」であった。
「え、ヘリではなくて、私の記念写真……? そ、そうだったんですか!? えぇっ!?」
困惑するアヤネだったが、先生は構わず笑顔やポーズを催促してアヤネ主体の撮影を続ける。
恥ずかしがりながらもちょっとずつ笑顔を見せるアヤネを、先生は手にしたカメラのシャッターを夢中で切る。
先生はレンズリングを捻るように操作し、被写体へとズームする。
ファインダーから覗く構図いっぱいに広がるアヤネの困ったような、けど満更でもない笑顔。
先生はその野花のように儚く可憐な姿をフィルムに収めながらも、徐々にレンズを下へと向ける。
海のような青と雲のような白の二色で構成されたボーダー柄の水着は、深い谷間を作るたわわな果実をしっかりと支えていた。
下乳をこぼすことなくきっちりと包んだビキニのブラ下中央にはブルーの飾り紐が結ばれている。
まるでその真上にある谷間に注目してくれといわんばかりであり、先生は紐から受け取ったメッセージ通りにレンズをその一点へと向けていた。
「ふむ……」
「えっと、先生……どこにピント合わせているんですか……?」
「あっ、バレちゃったか」
「あはは……さすがに分かりますよ」
ごめん、ごめんと謝りながらも先生が向けるレンズはアヤネの女性的な魅力が詰まった部位ばかりを捉え続ける。
普段は絶対に晒さない胸の谷間、色白で細いウェスト、デニムのショーパンから伸びるほどよい肉付きのふともも。
性的なパーツを強調した写真を何枚もカメラに収めながら、先生は徐々にアヤネに近寄っていく。
体への接写に次ぐ接写はほぼ視姦といっても差し支えなく、アヤネも羞恥でいっそう顔を熱くさせる。
最後にその顔に向かってカシャ、とシャッターを切ると先生はカメラから手を離した。
ベルトで首からかけられたカメラがぶらりとぶら下がり、先生の生の視線がアヤネの顔に向けられる。
アヤネの目と鼻の先の距離にまで先生の顔が迫る。
「ち、近いですよ。先生……」
「やっぱり、レンズ越しより生で見た方がアヤネはかわいいね」
「そんなこと……ひぁっ!?」
唇を奪われると思っていたアヤネだったが、長く尖った耳をパクっと甘噛みされ、予想外の感触に声をあげた。
八つ橋のように大きく柔らかそうな耳を、先生は唇で噛んで堪能する。
唇の間に挟まれた柔らかい軟骨の感触が心地よく、あむあむと二度三度と甘噛んでから舌を這わせる。
耳の内側を舐められるくすぐったい感触に、アヤネは背筋を震わせる。
「み、耳は……! くすぐったいからだめって、『いつも』言ってるじゃないですかぁ……!」
生徒と先生の立場にある二人が体の関係を持ってから、しばらくの時が経っていた。
きっかけは委員会が使っている教室で、二人っきりでの事務作業が何日か続いたある日のことだ。
疲労からくる気の緩みから先生はアヤネに、女子生徒ばかりのキヴォトスの生活は男性として辛い、とうっかり愚痴をこぼしたのだった。
会話の流れや言ってしまった後の先生の反応から、それが性的な意味合いであるのはアヤネもすぐに察した。
すぐに生徒に言うべきことではなかったと謝ったものの、対するアヤネの反応は意外なものだった。
『私の担当は先生の支援です。だから、仕事に支障が出るほど辛いのであれば私が……お手伝いしましょうか?』
その日を境に、アヤネは度々先生に『特別な支援』をする関係となったのである。
今振り返ればあの時の自分はどうかしていた、と彼女は言うかも知れない。
しかし、初めての性経験と委員会のみんなには内緒で先生を独り占めできる背徳感の泥沼にアヤネはすっかりハマってしまっていた。
今も口ではだめと言いつつも、本気の抵抗はしていなかった。
「先生、だめです……外ですし、誰かが呼びにくるかもしれません……」
「まだ修理には時間がかかるとみんなには伝えてあるから大丈夫だよ」
小さく「でも……」と繰り返すもののアヤネが先生の体を押し返そうとする力は弱々しい。
耳を舐めながら、先生の手が次の快楽を求めて蠢く。
普段は制服の下に隠している大きなふたつのふくらみ。
その白い双丘にそっと手を当てて、力を込めたその時だった。
「だめです!」
ぐいっと今までよりも強い力と声で、先生の体が押しのけられた。
今までにない強い拒否感を示された先生は驚いたものの、すぐに自分の非を認めた。
「ごめん、アヤネ。強引だったね。もうみんなのところに戻ろうか──」
踵を返して施設へ帰ろうとした先生だったが、手を握って引き留められる。
振り向くとアヤネは夕焼けに照らされた顔をよりいっそう赤らめていた。
「せめて、中でお願いします……」
消え入りそうな声で訴えつつ、彼女の視線はヘリのほうを指し示していた。
アヤネが委員会の予算をやりくりし、やっとの思いで入手した大事な大型備品。
ヘリの中でする、というアイデアは先生の頭にもあったものの、ある種の聖域だと思って口にはしなかった。
だが、アヤネのほうから誘ってくるなら、躊躇う必要はない。
「うん、そうしようか」
握られた手を握り返す。
二人は恋人のように手をつないだままヘリの中へと入っていったのだった。
■
後部シートに座った先生の膝の上に、アヤネは向かい合う形で馬乗りに座らされた。
当然、相手の足をまたいでいるので先生に対して股を開くような格好だ。
先生が首から下げていたカメラも、今はそばの座席に置かれているので二人の距離を邪魔するものはなにもない。
大胆な体勢になったアヤネは羞恥心で鼓動を早めながらも、そこに不快感はない。
先生との性行為に期待していることを自覚する。
「先生……」
膝に乗っていることでいつもより先生との目線の高さが近い。
アヤネを見つめる先生の眼差しはいつもと変わらず、安心感を覚える穏やかな眼をしている。
「アヤネ」
その瞳にじっと見つめながら自分の名を呼ばれると、スイッチが切り替わるようにアヤネの中で変化が起きる。
いつもと違って後ろで髪を結ってある後頭部に優しく手を添えられると、そのまま先生のほうへと引き寄せられる。
先生の唇と自分の唇がそっと重ね合わされ、そのまま吸いあうような口づけを交わし始めた。
「んちゅ……んん、むぅ……ちゅ、ちゅむ……」
「アヤネ、もっと舌を出して」
「ふぁ、ふぁい……」
少し前までの「キスはただ唇を合わせるだけ」というアヤネの認識を覆した、互いに舌を求め合う淫らな口吸い。
性行為の範囲に入る口同士の肉欲的なコミュニケーションを味わっていると、先生がツンと先の尖った綺麗な耳に触れる。
「ひぁっ♥……せんせい、耳はだめですってば…………あっ、んん♥」
「ふふ。ごめん、アヤネの耳ってとてもかわいいからつい」
「えっと、そんな可愛い耳でしょうか……?」
冷房も効いていないヘリの中は軽いサウナ状態で、すぐに息が乱れてきた。
だが、暑さ以外の理由から赤ら顔で息を上げていることを察している先生は優しく囁く。
「アヤネも気分がノッてきた?」
「き、気分だなんてそんな……私はただ、自分の仕事をしているだけです」
「本当に?」
「はい……考えてみれば、みんないつもと違った大胆な姿で、先生はずっと私たちに付きっきりでいらしたので……お辛くなるのは当然です。だから、私が先生を『支援』するのは当然のことで……」
実に単純なロジックだと言わんばかりに、アヤネは先生と淫らな行為をする理由を述べる。
「だからこれは必要なことなので……私がしたいから、とかじゃなくて先生のためです!」
あくまで仕事に支障がないように欲求不満を解消するという建前を守りたいようだ。
「ありがとう、アヤネ。いつも助かってるよ」
先生の手が少女の頭をそっと撫でる。
感謝の言葉と髪の毛の流れに沿って動くその手に、アヤネは満足感と充実感を覚える。
「はい。私の担当は先生の『支援』ですから……」
言葉が途切れると、自然と二人はもういちど互いの唇を寄せ合った。
舌同士が絡み合うヌルヌルした感触に、アヤネの体が火照ってくる。
最初の頃は恥ずかしさから、なかなか舌を差し出すことができなかった。
それが今では積極的に舌を伸ばし、先生の呼吸に合わせて互いに舌を吸いあって快感を共有している。
物覚えが良いアヤネは回数を重ねる度に、どんどんコツを掴んでいった。
傍から見れば彼女の動きはすでに純粋な乙女のものではなく、男を知った女のものとしか目に映らないだろう。
(先生から教わりたいことはいっぱいあったけど……まさか、こんなことまで……)
初めて会ったときには想像もできなかった今の状況に、戸惑いがないわけではない。
けれど、自分の胸の中で燃えるように広がる幸福感を間違ったものとは思いたくなかった。
不意に先生の手がアヤネの背後に回った。
「あっ」
(先生の手がお尻に……!)
デニムのショーパンの隙間から、先生の手が差し込まれる。
ショーパンと水着の内側へと滑り込んだ先生の手は、アヤネの生の尻を直接触ってむにむにと揉みしだいていく。
「あっ♥んちゅ……じゅむ、ちゅ……ひぁ、あん……ちゅむ」
キスをしながらも、先生のいやらしい手つきがずっと尻から離れない。
性欲のはけ口として体を使われるという実感がいっそうと増す。
目の前にいる男性が、生徒を見守る理知的な『先生』から、生徒を性の対象として見る感情的な『オス』へと変貌していく。
犯される予感に体の芯を熱くさせ始めたアヤネが、先生から顔を離した。
「先生。もう、限界なんですね」
「うん。アヤネの水着姿を見てたら、我慢できなくなって」
「そ、そうなんですか……」
「アヤネがいつも隠している大きくてエッチなおっぱいが、ずっと見えているんだもの」
「あ、あぅぅぅ……」
直球のセクハラ発言を発してから、先生の手がアヤネの胸に触れた。
「んっ……」
揉むというほど強くはなく、表面の形をわずかに変えるほどの優しい手つきだった。
大人の先生の大きな手が水色のボーダー柄に包まれたふくらみを撫で、その形を確かめる。
くすぐったさに声を我慢しながら、アヤネはなんとか返事をする。
「そ、そんなたいしたものでは……ノノミ先輩のほうがずっと立派ですし……」
「ノノミは規格外だから」
実際、アヤネの胸は委員会メンバーの中では大きい部類だった。
ノノミという次元の違う存在のせいで霞んでしまってはいるが、次点で大きいのは間違いなく彼女だろう。
普段の制服姿からでは決して想像できないような膨らみと谷間に、先生は夢中になっていた。
「直接見てもいいかな」
「……はい。先生の好きにしてもいいですよ」
了承を得て、先生はボーダー柄の水着を勢いよく上にずらした。
手に収まりきらないほどの大きな果実がふたつ、先生の目の前にまろび出る。
丸型の綺麗な胸の中心には、まだ男に弄られ慣れていない色素の薄い淡いピンク色の乳首。
それを優しく人差し指の腹で撫でるように上下にスリスリと刺激すると、少女の口から甘い声が漏れた。
「あっ、んっ、んん……やぁ」
「いつ見てもアヤネの胸は綺麗だね」
「は、恥ずかしいです……んんっ♥」
乳首を少し弄んでから、今度はさっきまでとは打って変わった両の手でしっかりと胸を掴む形で、その大きな胸を揉み始める。
今までのマッサージのような動きと違って、欲望のままに指を動かされ、柔らかい胸が自由自在に形を変える。
明らかに男の肉欲がこもった動きにアヤネは興奮を隠せなかった。
眼鏡越しの知性的な瞳が、性への昂ぶりでとろんと緩み始めている。
(いつもみんなから頼られる存在の先生が、今は私の……私の胸に夢中になっている……)
胸を触られるのも初めてではない。あの委員会室で何度も先生の手に体を委ねてきた。
しかし、何度目の愛撫であってもこの羞恥と快楽が入り交じった落ち着かない感情には慣れない。
先生との性行為の影響で、今まで一度もやったことのなかった自慰行為も試したこともあった。
自分で胸を揉み、乳首を愛撫して快感を追求しても先生の手で得られる満足感には程遠い。
(やっぱり、先生じゃなきゃだめなんだ……)
自分が触るのと違い、先生のこちらの反応を窺いながらの胸を犯すよう手つきにアヤネの感情はあっさりと翻弄される。
ぎゅっと外側に引っ張られたり、むにっと内側に寄せられたり。
それから弄ぶかのように時折親指でピンク色の乳首がなぶられる。
遊ばれているかのような扱いに、されるがままのアヤネは無自覚なマゾヒズムを刺激されて声が我慢できなくなってくる。
「気持ちいい? アヤネ」
「はい……先生の手はとっても……んんっ、心地よくて声が……あっ♥」
「我慢しなくていいからね」
「でも、恥ずかしい……です、んっ♥」
「じゃあ、塞いであげるからこっちきて」
「……はい♥」
そう言われ、アヤネは胸を手慰みにされながらも言われるがまま
口の中で「んー、んーー♥」とくぐもった嬌声が響く。
密着状態で手全体は動かせない先生は、指先を使って大きな胸の先端にある突起を強めにつねり始める。
始めはふにゃふにゃだった乳首が、今ではグミのような弾力をもつほどに固くなっていた。
大きな胸に対してアヤネの乳輪は小さく、その乳首もまた小粒だった。
それが彼女の控えめな性格を表しているかのようで、先生はとても気に入っていた。
つまみ、つねり、引っ張って、離す。
単調な刺激はすぐ慣れることを理解していた先生は、『つねる』と爪の先で『こする』をランダムなタイミングで切り替える。
刺激の強さも徐々に強めていくことで、体が快感に慣れないようにする。
このさじ加減も、アヤネは自分の手では真似できない行為だと思い知らされる。
「ぷはっ……はぁ、はぁ」
キスを止めると、アヤネは先生の首に手を回して快感を受け止めるのに必死だった。
火にかけられたヤカンのように、体の熱がどんどん上昇して頭が沸騰しそうだ。
キュッキュッとリズムをつけて、乳首を真下に引っ張られる。
丸っこい形の柔らかな胸がそれに合わせて、茄子のように長い形に姿を変える。
先生との性行為を始めてから胸が育ったのはこの動きのせいだろうか、とアヤネがぼんやりと思い浮かべた感想もすぐに快感が押し流した。
「やっ♥あっ、んんっ♥……先生、あんまりひっぱっちゃだめです……また大きくなって……♥」
あまりの快感に、アヤネの腰が疼いた。
乳首で感じる快楽が呼び水になって、
アヤネは無意識に下半身を先生へと押しつけ、疼きに応えようとしていた。
その動きに反応して、先生は乳首責めをする手を止めて腰をもぞもぞと動かした。
「先生……?」
もぞもぞと自分の股間にモノが押しつけられる感触で、初めてアヤネは自分が先生のどんな場所にまたがっているかに気付いた。
(先生のモノがこんなに大きく……)
水着とデニム越しに自分の性器と密着する、先生の陰茎。
いつもの教室でみんなには内緒で何度も経験した挿入の感触が、すぐに生々しく蘇る。
(だめ、私の仕事は先生の……)
興奮を抑えながらも、アヤネは先生を気遣った。
「先生、あの、ごめんなさい私ばかり……」
「気にしないで。アヤネが気持ちよさそうにしてるのを見るの、私好きだから」
「あ、あうう……でも、それじゃ私の仕事ができません」
「そっか。んー、じゃあアヤネにわがまま聞いてもらおうかな」
「わがままですか?」
「そこに座ろっか」
言われるがままアヤネはヘリの床にぺたんと腰を下ろした。
先生が立ち上がると、アヤネの眼前に海パンの中で大きくふくらんだ陰茎のシルエットが目に入る。
その存在感に圧倒されていると、先生がおもむろに海パンを脱いだ。
「わっ……」
大きく反り返った大人の肉棒が、目の前で雄々しく屹立していた。
カリ首は大きく外へ張り出ており、ズル剥けの赤黒い亀頭が完全に露出していた。浅黒い皮に包まれた竿の部分は太く、ちょっとした鉄パイプぐらいの直径がある。
今でもこれが自分の中に入ったというのがアヤネには不思議でならないほど太く、大きい。
「先生。口でしてほしいんですか?」
「いや、耳で気持ち良くなりたいんだ」
その言葉にアヤネは耳を疑った。
「み、耳ですか?」
「うん。アヤネのこの長くて綺麗な耳でね」
先生がアヤネの側方に回り込んだ。
そして、自分の竿を掴み、座った体勢のアヤネのすぐ耳元に亀頭を近づける。
「せ、先生……耳でなんて私、やりかたがわかりません」
「アヤネはじっとしててくれたら大丈夫だから」
いつもの髪型と違って今のアヤネは後ろに束ねた髪型だから、耳が綺麗に露出している。
その外耳をそっと掴んだ。
「んん……」
胸ほどではなくとも、耳も他人には滅多に触られない敏感な部分だ。
先生の手が少しだけくすぐったく、またこれから体感する未知の感触にアヤネは緊張する。
(耳?ほんとうに、耳に先生のアレが……?)
想像のつかないプレイを内心穏やかではないアヤネだったが、今は座ったままじっと正面だけを見つめ、首すら動かせない状況だ。
陰茎すら見えないアヤネの耳元で、先生は自分の耳とは倍近くあるその三角型の外耳で自分のモノを包んだ。
「わ、わわわ……!」
耳の内側に肉棒の暖かい感触が密着する。
亀頭の出っ張りや竿の硬さまで伝わってきて、アヤネは生々しさに声を抑えきれなかった。
流石に先生の巨根を耳だけで全部は覆いきれない。
片面半分ほどだけを押しつけるような形であるが、ずりずりと腰を動かし始めると耳の感触がカリ首のあたりで伝わってくる。
外部に露出したこの外耳は耳介軟骨という弾力のある骨に横紋筋という筋肉がついていて、それを皮膚が覆っている。
クニクニとした柔らかい軟骨が少し強く握られることで陰茎の形に無理矢理沿わせられる。
動かせるのはほんのわずかな間隔で、小刻みに先生の腰が揺れるように前後する。
筋張っており、固いマットのようなハードな刺激に、先生が感嘆の声を漏らす。
(ずっと先生の音がする……ズリズリ、ギュムギュムっていやらしい音が頭の中でいっぱい響いてる……)
音を拾い集めるために発達したはずの器官が性器代わりに犯されている。
肉や脂肪だけの部位では絶対出来ない骨を使ったプレイは独特の快感があって、先生は未知の世界に夢中になっていた。
「アヤネの耳、とっても気持ちいいよ。アヤネの体は、どこも最高だね」
「あ、ありがとうございます……?」
まだ理解が及ばない状況で、アヤネは褒め言葉にとりあえずの相槌を打った。
膨らんだ亀頭の先端が耳の穴、外耳道の入り口を乱暴にノックする。
どう頑張っても女性器の代わりに男根を受け入れることは出来ないのに、先生は肉棒をせがむように押しつけてくる。
顔の真横から男性器の猛アタックを受けるアヤネに、先生は問いかける。
「アヤネ。どんな感覚か教えて?」
「せ、先生のものがずっと耳元で……」
「だめだよアヤネ。いつも言ってるでしょ。プレイの最中は?」
「あ、すみません。先生のち……ちんぽがズリズリと音を立てています」
「それで?」
「耳の入り口をずっと亀頭で圧迫されて、このまま頭の中まで全部犯されてしまいそうな錯覚が……あっ、濡れた感触が耳に」
「我慢汁が滲んできたんだね。アヤネの耳が最高に気持ちいい証拠だよ」
「あ、あはは……そうなんでしょうか……」
濡れた感触が外耳の内面に広がっていくのが分かる。
先生から分泌された液体を塗りたくられていくと、
唇や胸、太ももに尻や性器の内側まですでに先生に好き放題弄られてきたが、まさかまだ先生に犯される部位があるとは思わなかった。
(私の体の隅々まで、先生のために使われてる……あれ。なんだか、さっきより顔が熱い)
オナホ同然に扱われている耳は興奮と羞恥で真っ赤に染まっていた。
性処理のためにぞんざいに扱われることに興奮する自分に戸惑うアヤネだったが、耳元で絶え間なく流れてくる卑猥な音がその戸惑いを掻き消していった。
骨にしては柔らかく、肉にしては固い弾力は徐々に先生の昂ぶりを絶頂に導き始めた。
竿の根元あたりにぎゅっと力を込めても耐えきれないほどの射精感が快感と一緒にせり上がってくる。
「あっ、アヤネ。もう出そう」
余裕のない声で先生が告げる。
小刻みに突いてくる腰の動きも、よりいっそう激しさを増していた。
「このまま出していい?」
「えっ、あの耳の中は、さすがに……」
「だめ? じゃあ、眼鏡に出すから受け止めて」
「め、眼鏡ですか!?」
「うん。あっ、出すよ」
射精ギリギリまで腰を動かし続けたら、先生は竿を外耳から離してアヤネの前に回り込む。
それから自分の手で最後の一線を越えるまで竿をシゴくと、すぐに限界を超える。
次の瞬間、亀頭の先から白濁の精液がアヤネの顔めがけて吐き出された。
「きゃっ?!」
びゅるる、びゅると勢いよく放たれた精液がアヤネの赤いフレームの眼鏡を汚した。
ドロドロした性欲の塊がアヤネの理知的な眼鏡と顔を上塗りしていく。
数秒にわたる長い射精時間が先生の興奮と、精子の量の多さを物語っていた。
ようやく顔面への射精が終わったのを見て、アヤネは苦々しい顔で眼鏡を外した。
「あ、あはは……また、たくさん出しましたね先生」
もう笑うしかない、といった対応だった。
「ごめん。アヤネの知的な顔を痴的にしたくて……」
「な、なに言ってるんですか、もう」
アヤネはヘリに備え付けてあった予備のタオルで顔を拭いた。
強烈な青臭さがヘリの密室空間に満ちていく。
むせ返るような男臭さは数ヶ月前の彼女なら顔をしかめるばかりだっただろう。
しかし、今のアヤネはこの匂いから連想してあの快感を想起させる。
(先生の精子の匂い……顔だけじゃなくて体も……アソコが熱い)
「アヤネ」
名前を呼ばれ、眼鏡から精子を拭き取るのを中断してアヤネが振り向いた。
眼鏡を外してボンヤリした視界のなかで浅黒く、太く、大きい、脈打ったソレが目の前にあった。
「あっ……♥」
「次はアヤネの中に入れるから。ゴム、お願い」
手渡された数センチ角のビニールの平べったい包み。
視力が極端に低いアヤネでも、目の前にある棒がなんなのか。渡された包みをどうするものか理解していた。
放たれる強烈な匂いから、目をつぶっていても分かるぐらいだ。
「……はい、先生♥」
拭きかけの眼鏡を座席シートのほうへ置くと、アヤネはそのまま目の前に差し出されたそれを咥えこんだ。
両手で握った太いソレは、ビクビクと口のなかで脈打っていた。
射精直後だというのに握りしめた先生の男根は固いままで、大人の余裕というものを感じる。
「ちゅう、じゅむ……ちゅ、先生の、奥の奥まで綺麗にしますね……♥」
鈴口に小さな舌先をぐりぐりと押しつけてその入り口を広げ、それからぢゅぢゅううと音を立てて吸い上げる。
同時にアヤネは竿を握った手の親指の腹で、性器の裏筋をなぞる。
過去に先生に教わった通り、精子が通る管を指で押して、出し損ねた精子も全部亀頭の先端から射精させる。
精液の苦い味と強烈な臭いが、アヤネの口の中に広がった。その感覚の広がりが酩酊感のようにアヤネをクラクラさせる。
「ゴム、着けますね」
ぼやける視界の中で包みの封を切り、手の感触だけで裏表を探り当てる。
そして自分の唾液でぬるぬるになった先生の男性器に避妊具を被せていく。子供を作るための行為を性的快楽の遊びに変える道具を。
ぼやけた視界の中でも、ピンク色のゴムを着けた陰茎はとても卑猥に見えた。
「ありがとう、アヤネ。じゃ、上を脱いで壁に手を突いて」
「はい……」
指示された通りにアヤネはパーカーを脱ぎながら立ち上がってヘリの壁面に手を突き、それから言われずとも先生へ尻をつき出す体勢になった。
アヤネの好みは正常位で抱きしめながらの挿入だったが、このヘリの中では難しいだろう。
だが、今は耳を乱暴に扱われたせいでマゾっけが出てきたアヤネは後ろからの激しい交尾を待ち望んでいた。
先生がアヤネのデニムを後ろから手を回して脱がしていく。
その下に履いていた、上と同じ縞模様の水着も一緒に足下へずり下ろされていく。
「アヤネも、待ちきれないようだね」
「んっ……!」
むき出しの白い尻の間に、先生は無造作に指を入れる。
ゆっくりと指を入れられた割れ目は、難なくそれを受け入れる。
先生の中指がまるで温められたローションの中を泳ぐような感触を覚える。もう一本入れてもスムーズに前後しそうなほど、アヤネの秘部は濡れただれていた。
指の感触だけでも気持ちよかったけど、今のアヤネには物足りない。
せがむようにアヤネは切なげな声を出した。
「せんせいっ……どうして、入れてくれないんですか……?」
「んー。ちょっと萎えてきちゃったから、アヤネにもっと淫らに誘ってほしいな」
「えっ、そんな……!」
「暑さで疲れちゃったのかな。うーん、このままお開きじゃアヤネもつらいよね」
「あの、ほ、欲しいです……先生のちんぽが、大きくて固いあれが欲しいですっ!」
興奮で余裕のないアヤネが慌てた様子で、声をあげる。
先生の性欲処理をする仕事、という建前を捨てた懇願だった。
生徒の淫らなお願いを聞きながら、先生は中指を前後させて膣の感触を楽しんでいた。
「うん。ちょっと元気でてきたかも。もっと淫らなアヤネの言葉を聞かせて」
「先生のちんぽを、私にください……私のあそこに、ちんぽを入れてください……っ」
「どうしようかな」
先生っ、と不安に駆られた子供のような声でアヤネは涙を滲ませて訴えた。
「意地悪しないでください……」
「うん。ごめんね。かわいいアヤネをたくせん見せてもらったよ」
そう言って、不意打ちのようなタイミングで先生は自分の肉棒をアヤネの膣内へと突き入れた。
「あんっ!!♥」
急にやってきた充足感と熱くて固い感触に、アヤネの口から嬌声が漏れた。
そのまま先生はアヤネの腰を掴んで、力強いピストン運動を繰り返した。
背の低い彼女に合わせてガニ股に足を開いた先生は、まるでオス犬のように盛んに腰を押しつける。
中の肉襞が先生の大人ちんぽを歓迎するように吸い付いて、ゾリゾリとカリ首や竿を扱いて震えるような快感を与えてくる。
先生は激しいピストンと、膣の奥をえぐるような深くグリグリと押しつける動きを入れ交える。
奥をえぐる時は腰を限界まで押しつけて、そのまま先生の上半身もアヤネに覆い被さるように密着する。
水着のために髪が結んでまとめられているため、耳が無防備だ。
先生は腰を押しつけながらも、アヤネの耳を舐めた。
「せ、先生……あんっ♥入れながら舐めるのは……ひぁん♥気持ち良すぎて……んっ!」
耳を舐めながら、先生は後ろからピストンに合わせて揺れていた大きな胸に手を伸ばす。
下から持ち上げるようにわし掴みにすると、水風船のような柔肉の感触を楽しみながら乳首を二本の指でつまんだ。
耳、乳首、膣の三点責めに興奮したアヤネの体は早々に絶頂に導かれる。
「せ、せんせい……あ、あっ♥……い、イっちゃいそうです……♥」
「私もそろそろだから……一緒にイこうね」
先生は抱き枕のようにアヤネの体を抱きしめ、少女のまだ幼い腰に自分の腰を力強く打ち付け始める。
日焼けもしていない白いお尻と先生の力強い腰が激しくぶつかり、パンパンパンと乾いた音を立てる。
「あっ♥はあ♥せ、せんせい、いつもより激し……っ!」
蕩けるような快感に包まれた陰茎を、先生は欲望のままアヤネの膣内を犯し続ける。
大人である先生の大きな体に背後から抱きしめられながら肉棒で突き入れられると、まるで獣に犯されているようだった。
壁についた手だけが自由であり、体も腰もがっちり固定されて肉棒の快感で身をよじることすらアヤネには許されない。
愛する相手の顔も見えないまま、ただ膣の中で感じる感覚と快感だけを愛し続ける。
「せ、せんせい、もう、イく、イッちゃ……♥」
腰同士がぶつかる卑猥なドラム音の間隔が徐々に短くなる。
逃げ場のない快感責めがアヤネを絶頂へと導いていく。
それに合わせて先生の肉棒もぎゅううっと膣内が締め上げ、再び射精感がこみ上げてくる。
精子を吐き出したい衝動に逆らわず、先生は限界まで腰の動きを速めた。
「イくよ、アヤネ……一緒にイこうアヤネ」
「はい、せんせいの精子……私の中で、んっ、はぁ♥ああ♥」
先生の我慢が限界に達し、ぐっと奥へと肉棒を突き入れた瞬間、膣の最奥で射精した。
「んんんっ♥♥♥♥♥!!!!」
射精に伴う肉棒の震えに合わせて、アヤネの体にも震えが走った。
絞り出すようなアヤネの快感の声と同時に、挿入していた肉棒が肉襞によりいっそう強くハグされた。
ゴムを隔てても射精の脈動は力強く伝わって、先生が大量に出したことをアヤネに伝わった。
全力疾走したあとのように荒い息づかいのまま、アヤネが愛する先生を呼びながら首だけで振り返る。
「はぁ、はぁ……先生、一緒にイけました……タイミングバッチリですね。あはは……」
そこにあったのは同じく顔中を汗まみれにした先生の顔。
射精の気持ちよさに頬を緩ませた、他の生徒の前ではとても見せられない情けない大人の顔。
その表情を見て、くすりと笑うアヤネに先生は少し恥ずかしくなり、照れ隠しにまた口づけをしたのだった。
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精液や汗の後始末を終えると、すでに太陽は完全に沈んでいた。
夜になっても砂浜は月明かりと星の輝きに照らされ、ここが明かりも乏しい島だということを思い出す。
日が暮れても問題なく歩ける浜辺を前にして、アヤネが言う。
「先生、あの……夜は暗くて危険ですので。手を繋いでもらっても、よろしいでしょうか……?」
視線を逸らしながら、自分でも無茶なことを言っていると自覚している顔でアヤネはお願いした。
そのお願いに対して、先生は当然のように了承して少女が勇気を出して伸ばした手を握り、ふたりで歩き出した。
「あ、ありがとうございます」
星空の浜辺で手を握って歩くと言うのは、まるで恋人同士のようだ。
体の繋がりだけでは満たされない感情を先生の手から感じる体温で補給する。
「アヤネは大切な生徒だから、先生としてしっかりとみんなの所まで送り届けないとね」
「……はい」
握られた手の感触に暖かさを感じながらも、アヤネの心は少し冷たくなった。
先生が大切に想っているのは『奥空アヤネ』ではなく、自分を含んだ『生徒のみんな』だ。
アヤネにとっても委員会のみんなはかけがえのない世界一大切な仲間たちだ。
だけど、それでも、願うことは止められない。
「このまま一晩中、アヤネとこの星空を眺めるのもいいかもね」
「ふふ……はい。私もこの瞬間が───」
(先生と特別な関係でいられる時間が……)
「────ずっと続いたらいいなって、思ってしまいます」
先生の中で自分がほんの少しでも。
小指の先程度でも他の誰より大切な存在でいられたら、と。
奥空アヤネは想わずにはいられないのだった。
アヤネの先生の性欲対策委員会! 完