どうやらアニスとの誤解があったらしい。すぐにラピは謝罪していたものの、指揮官は自身の想いを伝えるべく引き止める。
結果的に付き合う事が出来たのだが、残ってしまった荷物を消費するために…
早朝、指揮官室のドアが叩かれる。開けてみるとラピが小さな袋を持って突っ立っていた。
「指揮官、おはようございます、早朝に失礼します」
「あ、あぁおはよう…中入る?寒いだろ」
外は早朝で少し肌寒く、今すぐにでも布団に入りたいぐらいだ。
ふとラピの持っている袋の中を見てみると、小さな箱と、サプリメントらしき瓶が入っていた。
とりあえずラピを中に入れ、コーヒーを入れた。やはり早朝のコーヒーは眠気が吹っ飛ぶ。もちろんノンカフェインだ。
「ありがとうございます、指揮官」
「かしこまらなくても良いんだがなぁ…」
コーヒーを飲みながら言った。
「いえ、私はニケ、指揮官よりも下の階級です、指揮官と話す際は必ず敬語ではないといけないのです」
「いけないって…んー…じゃあ、指揮官命令…とかは?」
「指揮官命令…ですか?」
「んーと…ラピ、指揮官命令だ。2人きりの時だけ敬語やめろ」
「かしこまりました」
「やっぱ無理か…」
「指揮官と話す際、いつもこのように話していたので、しっくりきてしまいました、申し訳ございません」
「あ、でも少し話し方柔らかくなったな」
「そう…でしょうか?」
ラピの顔を見ると、かしこまっていたよりも少しだけ表情が緩くなっている。まるでリラックスしているかのように見えた。
「あぁ、やっぱラピは真面目なのもいいけど、こんな感じで少し緩くなれば、みんなともっと絡みやすくなるんじゃないか?」
「そう、でしょうか…」
「それに、今のラピの方が凄く話しやすいし、可愛いぞ」
そう言った瞬間、徐々にラピの顔が赤くなっているのが見えた。だが表情は一切変えてない。やはりラピ、凄く真面目だ。
「ところで、どうして俺の部屋に来たんだ?」
「それは、これを届けようと思いまして」
袋から取り出したのは、0.02という数字の付いたパッケージ、そして見覚えのある文字。コンドームだった。
そしてもう1つの物は見覚えのない瓶、これは一体なんだろうか。
「ゴムと、精力剤です」
「これでアニスとの性行為がしやすくなるかと思いまして」
コーヒーを窓の外に吹き出してしまった。
「アニスとの性行為!?」
「はい、それとも無しでの性行為の方が好みでしたでしょうか?」
「いや…そもそもアニスとエッチする事なんてないんだが…」
「え?ですがアニスが他のニケと話している最中に『指揮官のおっきかったんだよ!びっくりしちゃった!』と言っておりました」
「あー…もしかしてだが…前に間違えて風呂にアニスが入ってきた事と関係してるのかなぁ…」
「と、言いますと?」
「いや、実はアニスが倉庫と間違えて風呂に来てしまうっていう絶対に嘘だと思える事があって…多分アニスのやつわざと見に来たんだろうけど」
「という事は、これは私が誤解してしまったと言うことですか?」
「はい…そうです」
「た、大変失礼しました!そ、それでは私がアニスに注意をしておきますので」
顔を赤らめ謝罪しつつ、席を立ち扉へ向かうラピの手を俺は握った。
「待て待て待て待て!いや、まぁ注意してくれるのはありがたいけどさ…その…なんというか」
「なんでしょうか?」
「…俺と付き合ってくれないか?」
「付き合う、ですか?どこに付き合えばいいでしょうか」
「そっちじゃないんだ」
ラピと行動している間にだが、俺はラピに密かに思いを寄せていた。もちろん男女の交際という意味で。
ただ、ラピは真面目過ぎて、好きという思いすら伝えるタイミングが難しい、今日は運がよく、たまたまラピを部屋に入れることが出来た為、このタイミングで告白をした。
「では、付き合うとは?」
「それは、男女の交際って意味の方だよ」
「…交際、と言いますと、人間の男性と女性がお互い愛し合うというものですか?」
「まぁ、そうだな…うん」
「指揮官は私と付き合い、もとい交際をしたいと言うことでしょうか」
「あ、あぁ…もちろん!ラピがニケだってのは知ってる、そして交際をするということも禁忌と言うのも知ってる。でも、俺は本当にラピが好きなんだ」
「申し訳ありませんが指揮官…私は指揮官に見合うような女性ではありませんよ」
「いや、俺は…そんな事ないと思う」
「俺はただ、ラピと行動を共にしていくうちに、好きになったってだけだし、もちろんラピの性格も、大好きだ、だからこそ俺はラピと付き合いたいんだよ、それで…」
「…本当に指揮官は私と交際をしたいのですか?」
「あぁ、男として、1度好きになった女の子を嫌いになるはずないよ」
「…分かりました、ですが、もしこの事が上層部に知れ渡ってしまった場合、私は廃棄処分される可能性もありますが」
「そん時は俺が直談判するよ、それでも無理なら命を絶つ、その覚悟だ」
本気の死ぬ覚悟で、俺は告白をした。そして処分になるとしても、俺もラピとともに死ぬ、その予定だ。
ニケに人権がないとしても、俺の中ではラピは人権がある。1人の人間の女性なのだ。
「では、私達は正式に交際、という事でよろしいでしょうか」
「いいのか!?」
「えぇ、私も指揮官の事は嫌いではありませんでしたし、交際をする事も良いなとは少し思っていました」
「ではこのコンドームと精力剤はこちらで廃棄しておきますので、また…」
「いや…まて」
「なんでしょうか」
「捨てるのはもったいないし…その、使うか?」
「使うと仰られますと、私と性行為をしたいという事でしょうか」
「はい…そうです」
まさか付き合ってすぐにエッチを誘ってしまうとは思いもよらなかったが、ラピは少し乗り気みたいだ。
「分かりました」
「じゃあ、ちょっとこっちに来てくれないか?」
ラピを床に座らせ、俺はベッドに座った。これからやろうとしている事はまさに、俗に言うフェラだ。
もちろん、最初にやるべき事ではないのだが、正直ただの興味本位だ。ラピも薄々気付いていたみたいだが、拒否をせずにいた。
「言いにくいんだけど…その、おっぱいで挟んでくれないか?」
「胸…ですか?」
「あぁ…その、胸で挟んで欲しい」
「分かりました…」
ラピは服を脱ぐと、すぐに胸で陰茎を挟んだ。もっちりと、ふわっとした感触に包まれる。するとラピは唾液を胸に流し、ゆっくりと上下に動かし始めた。
「うぉっ…気持ち…よすぎる」
「このようにすれば良いかと思いまして、お気に召していただけましたか?」
「凄い…ラピ…」
「ありがとうございます」
だが俺もなにもしないという訳にはいかない。
ラピの頭をそっと撫でながら、胸に挟み込まれた感触を楽しむ。
ヌチュヌチュという音が指揮官質の中に響き渡る。
ラピをよく見ると、片手ではあるが、自身の秘部をイジっているのが見えた。
「んっ…どうでしょうか…」
「そろそろ…出る…!」
出すタイミングで、俺は少し無理やりにラピの口を陰茎に押し当て、射精した。
「んぶっ…ケホッケホッ」
勢いよく飛び散った精液は、ラピの口に入るも、少量落ち、体をなぞるように垂れていった。
「す、すまん!…その気持ちよすぎて…」
「いえ、こちらこそ予測できず、申し訳ございません」
俺は丁寧に謝るラピに、申し訳なく感じた。だがまだ本番は始まっていない。
コンドームを陰茎に装着し、ラピを立ち上がらせ、ベッドに寝かし、濡れている秘部をそっと舐める。
「んっ…しきか…ん、そこは…」
「汚くない…ラピの綺麗だし…さ」
陰核を吸いつつも、舌を腟内に入れ、舐め回す。両手を使いラピの胸を揉みつつも、俺は冷静にラピの弱点を探していった。
「んくっ!ふぇあっ!」
突如聞こえた甘い声を聞き逃さず、弱点を探り当てた。舐めるのを止め今度は指で弱点を重点的に責める。ラピの反応も良くなってきていた。
「ふぁっ…なに…これぇっ」
「こんな…のっ、知りませ…ん!」
喘ぎ声を出し始めたラピにすかさずキスをする。これが初めてのキスとは……。
ラピはビクッという反応をしつつも、気持ちよくなっているみたいだった。すると潮を吹いた。どうやら軽くイったらしい。
「んふぅ!んんっんんん!」
キスをしつつ、自身の陰茎をラピの秘部に入れると、中はうねうねとしており、胸とはまたとても違う感触に包まれた。動く度にラピは反応を見せる。失礼だが面白いと思ってしまった。
「んふぁ…んふぅ…!」
キスをやめ、本格的に激しく動き始めた。
ラピは思い切り俺を抱きしめ、がっちりと離さないでいた。だがニケであるにもかかわらず、その力はちゃんと人間。調整なのか、限界の力なのか。
「凄い…ラピすげぇ可愛いよ」
「やめれ…ください…!しき…かぁん!私は…かわいくなんか…!」
「いいや、可愛いさ…ラピは女の子だからな!」
俺がそう言うと、ラピは再度、顔を赤らめた。今度は耳まで真っ赤になっている。
「わた…しはぁ、可愛くなんかっ…ない…のにぃ!」
「そろそろ出すぞ…!」
俺は数回のピストンの後、射精した。溜め込んだ精液を出したが、やはりまだのこっている。このままコンドームを付けて再度やるのも良いが、俺のでは、やはり腟内に直で出したいと言っている。俺の性欲どうなってんだ。
「悪い…ラピ!」
すぐにコンドームを外し、今度は付けずに秘部へ入れた。ラピは焦っていたようだが、ニケは妊娠しない、という事を忘れていたようで、その後の反応は可愛い、というしか無かった。
「だめ…です!しきか…んっ!コンドームを付けなくては…っ!」
「大丈夫だって、ニケは妊娠しない、忘れたのか?」
「ふぇっ…そ、そう、そうなんでしゅ…んっ!かぁ?」
「そうだ…教えられたろ前に…ニケは、行為はできるが妊娠はしないって」
「わ、私とした事が…んひぃっ!忘れてひまい…まひりゃあ!」
「じゃあ…復習だな」
「ふぁい…んぅっ!」
「ニケは妊娠しない、だから、エッチしても、赤ちゃんが産まれることは無い」
「だから、ラピとずっとゴム無しで直接エッチができるんだ!」
「わ、わかりまひりゃ…わらしは…んひっ、しきかんの…」
「出すぞ…ありったけを!」
「しひかんのぉぉぉ…んぅっ!」
俺はありったけの精液をラピの腟内に注ぎ込んだ。
陰茎を外すと、ヌポォッと言う音とともに、大量の精液が流れていた。
「…やべぇ…やり過ぎた!」
「ラピ!大丈夫か!?」
「ラピ!?」
ラピはこの後疲れていたのか、数時間ほど指揮官室で寝た。
起きた瞬間に焦ってはいたものの、後始末と着替えは俺が終わらせており、無事に仕事へ戻ることが出来た。
もしニケに赤ちゃんができるとしたら、俺は確実にラピを妊娠させていたのかもしれない。
今日の夜、また俺はラピとする事を約束した。