ふと我に返った。
頭を持ち上げ、口の中に入った異物を引き抜くと、俺の唇とグロテスクな異物の間に糸の橋が架かる。
「何してんだ俺……」
唇を拭って体を起こす。
どれくらいこうしていたんだろうか。カーテンの外はすっかり暗くなっていて、一時間や二時間では効かない事だけはわかる。
腕を天井に向けてグッと伸びをする。
かなり長い間、寝転がるこいつのペニスを咥えていたため、体が固まっていたらしくグっと筋肉が伸びる。
「ふぅ……」
体の調子がすごく良い。
精液を飲むまでは指を動かすのも億劫で、体中の水分が抜け落ちてしまって体がミイラになってしまったかのような渇きを覚えていた。
いくら水を飲もうが食事をとろうが症状が改善することはなく、かといって何を求めているのかわからない。
日に日に俺の体は俺自身が分からない
そんな俺の様子に気が付いた母親が、俺の体が求めている
精液だ。
あなたの体は精液が欲しがってると言われた瞬間、あ、そっか精液が飲みたいんだ。と忘れていた言葉を思い出した時のようにスッキリとした。
だけど遅れて嫌悪感に襲われた。
俺はこんな体に生まれたけど心は男だ。
好きな女の子がいるし、オナニーする時は女の裸体を想像する。
そんな俺が男のペニスを咥えなければいけないなんてゾッとする。
白くて細くて柔らかい女の子とは全く反対の、無駄にでかくてゴツゴツしている男の体なんて見たくもない。
ペニスなんて父親のものさえ見たことがないため、俺にとってのペニスとはAVで見る何か棒状のモザイクでしかない。
もし俺の体が男として生まれていたならという妄想はよくするが、ペニスと精液という概念はよく分からない未知のものだ。
それでもペニスは男の象徴で、男である俺が触れるようなものじゃない。
体が男を求め、理性が男を嫌悪する。
その心と体の乖離に自分が自分でなくなるような気がした。
俺が初めての精液を貰う相手に選んだ男、
さっきまでの俺の想像より遥かに大きかった
俺は嘔吐反射が強く、歯ブラシで奥歯を磨こうとすると必ずえずいてしまう。
そんな俺が歯ブラシよりはるかに大きく、太いペニスが奥歯どころか喉まで入ってたのに苦しいどころか、ペニスが異物ではなく本来そこにあるべきものかのように感じて安心感さえ覚えた。
「やっぱ俺ってサキュバスなんだ……」
その事実に体のスッキリ具合とは別に心がズンと沈んだ。
葵に精液提供してから三日、あれから葵からの連絡はない。
葵と三日も連絡を取らないなんてことは今までに無かった。
あの葵が僕のペニスを咥え込んだなんて未だに信じられず、もしかして夢だったんじゃないかとさえ思う。
でも夢にしては葵のフェラがしっかりと脳に刻みこまれており、帰ってからちょっとでも考える時間が出来ると、すぐに葵を思い出して勃起してしまう。
おかげで夏休みだというのに外に出るどころか、両親と対面することすらできる限り避ける羽目になっている。
葵とのメッセージ画面を選んでは何も書かずに消しての繰り返し、自分から何かを言い出す勇気がもてない自分が嫌になる。
僕は男に生まれたくせに全然男らしくない。むしろ女の体を持つ葵の方がずっと男らしい。
昔から葵は皆の先頭に立って走り回っていた。
友達が隣のクラスの奴らに絡まれた時は真っ先に駆け付け、体を張って友達を守る。
約束は絶対に違えない。
何でもいいが口癖の人が多い中、自分の意見をしっかりと持ち、ハッキリと伝える。
小学生のあの事件の後しばらくは塞ぎ込むことが多かったが、クラス替えがあってからはその持ち前のリーダーシップで皆を惹きつけ、すぐにクラスの中心人物になっていた。
当時友達らしい友達は葵だけだった僕にとって、そんな葵は大事な友人であるとともにヒーローでもあった。
僕の理想とする強くて優しいヒーロー。
戦隊ヒーローごっこをするなら葵はレッド。
僕は怪人役。
葵が気を使って僕にヒーロー役を渡そうとしてくることがあったが、僕にとってはそれが当たり前で、その好意を受け入れたことはない。
幼い僕がヒーローごっこでヒーローを譲るくらい、僕にとって葵はカッコいい存在だった。
そんな昔……といってもつい数年前の話だが……を思い出しているとその葵からメッセージが届いた。
喧嘩して気不味くなった時、謝るにしても謝らされるにしても、動くのはいつも葵の方からだ。
『今日遊びに行っていいか?』
いつも通りの遊びの誘い。履歴を辿れば全く同じ文章が何通も見つかる。
やっぱり葵は凄い。きっと気不味いはずなのに自分からこうして切っ掛けを作ってくれる。
葵をそうやって今回も尊敬しなければいけない。
でも、そのメッセージを見た僕はズボンの中が痛くなるほど大きくなっていた。
30分後、葵が家にやってきた。
「お邪魔しまーす」
「あら! 葵君いらっしゃい」
「こんにちはおばさん」
僕の家は葵の家のような一軒家ではなく、マンションの一室だ。
部屋を与えられている為僕の部屋でいつも遊ぶが、母さんは葵を実の子供のようにかわいがっており、いつも何か理由をつけて部屋に入ってくる。
だから邪な僕の妄想は現実になることはない。
正直言うとガッカリしたが、同時にホッとした。
今日の僕は葵と友達でいられるようだ。
葵は何時ものようにカラッとした笑顔を振りまきながら部屋へと入ってくる。
僕のちんこを咥えた事など無かったかのようにだ。
勝手知ったる様子でテレビ台の下に入ったゲーム機の電源をつけ、僕達が今ハマっている格闘ゲームを起動する。
「やろうぜ」
「……うん」
対戦が始まれば葵はいつも通り勝敗に一喜一憂する。
負ければ悔しがり勝てば喜ぶ。本当にいつも通りだ。
葵の様子に違和感はなく、いつも通りの僕の友達の葵だった。
違うのは僕だけだ。
「おっしゃあ!」
「うっ……」
葵が僕との対戦に勝利し、コントローラーを持った手を上げ、足を立てたガッツポーズをした。
ガッツポーズで膝を立てられた葵の生足がやけに眩しい。
いつものTシャツとハーフパンツというラフな格好の葵の胸元は、三日前と違って胸を潰す下着で押さえつけられている。
それでも中学生としては大きいと言われるくらいに抑えきれない豊かな胸は、いつも通りの大きさだけど隣で揺れるとつい目で追ってしまう。
葵が動けば動く程、部屋の中がいい香りがまき散らされ、葵が僕とは違う女だという事をハッキリとさせてくる。
友人として接してくれようとしている葵に本当に申し訳ない。
「ちょっとジュースとってくるよ。何飲みたい?」
「コーラある?」
「あるよ取ってくるね」
膨らむ性欲に頭が支配される前に頭を冷やそう。そう思った僕は飲み物を取りに行くことにした。
僕は冷凍室から氷を取り出すとコップに三個づつ入れ、もう一個余分に氷を取り出して首にあてる。
手と首が冷たさで痛くなる。
「母さん何かお菓子ある?」
「自分で棚の中見なさい」
「何もなかったんだよ」
「あらそう?」
僕は飲み物をお盆に乗せながら、人間離れした美貌を持つ葵や葵の母と違ってなんとも落ち着く顔立ちの母親と少し話す事で気持ちを紛らわせる。
気持ちを落ち着かせるためにも、一度トイレに行って抜きたいところだが、母さんがいるし、精液の匂いに敏感な葵と遊んでいるときにやるわけにはいかない。
「夕飯の買い物ついでにあとで買ってくるわね」
「ありがとう。無いなら無いでいいよ」
僕はコーラのペットボトルを乗せたお盆を持って部屋に戻る。
僕は大丈夫だ。葵は友達だ。
そう自分に言い聞かせ、扉の前で気持ちを落ち着かせる。
ガチャリ。
ドアノブを回し、扉を開ける。
扉を開けて部屋の中に入ると、葵がテレビの前から移動し、ベッドの足元の方に背中を向けて座っていた。
扉を開けたにもかかわらず、こちらに気付く様子がないため疑問に思いながらその背中に声をかける。
「……葵?」
「?!」
葵が弾かれたように飛び上がった。
「うぇあ?! あ! これは……その…」
顔が赤い。
さっきまでのいつも通りとは違って、耳まで真っ赤にして必死に何かを言いつくろおうとしている。
僕は何をしていたのか不思議に思い、今葵が座っていた足元を見て見る。
するとそこには黒いバケツ状のゴミ箱があった。
「あ……」
「違う! これは!」
僕が何も言っていないにもかかわらず、葵が慌てた様子で否定する。
しまったと思った。
そこには僕が昨日出した精液を拭きとったティッシュが入ったままになっている。
いつもは葵が来る前に台所の大きいゴミ箱に移すのに今日に限って完全に忘れていた。
消えてしまいたいような羞恥心に襲われるが、それ以上に葵のテンパり具合がとてつもなく、それを見た僕の方は逆に心が少し落ち着いた。
葵はあの……とか、えっと……とか必死に言い訳を探しているようだが、その後ろめたさを表に出した時点で何をしていたのか見当がつく。
多分サキュバスとして目覚める前だったら、オナティッシュの事で僕をからかってきただろう。
それが出来ないこと自体が僕と葵の関係が変わった証拠だ。
「落ち着いて葵。僕は何も言ってないよ」
「うぐっ!」
僕の言葉に葵は言葉をのどに詰まらせる。
もう何を言ったところで精液の匂いにつられ、ゴミ箱を物色していた事を隠す事は出来ないと知ったんだろう。
少しもごもごと言いづらそうに口を動かした後、ついに観念して本音を語り出した。
「なあ……」
「ん?」
「また……飲みたいんだけど……」
「……その……またって……精液?」
バツの悪そうにコクリと頷く葵。
僕は飛び上がりたい気持ちをグッと抑えた。正直期待していたことだが、扉を隔てたすぐ向こう側のリビングに母さんがいるため、いつ部屋に母さんが入ってくるかわからない。
そう思った僕は、大きくなっていた葵に襲い掛かりたい衝動を何とか抑え込んだ。
「母さんがいるから無「お前二回目とかすぐ射精したじゃん。10秒くらいで出たろ? さっと出せばいけるって」」
母さんに聞こえない様に声をひそめながら断ろうとしたが、葵は堰を切ったように僕の言葉に被せてきた。
葵が僕の精液をねだる様子に、僕の心が欲望に流される方へと傾く。
「……本当の事でも結構傷つくからやめた方がいいよ」
「なにが?」
苦し紛れに早漏と言うなという旨を伝えようとしたが、この言葉の選び方では葵に伝わらなかったらしい。
早漏が恥ずかしいという価値観が、男の見るエロコンテンツに精通している葵が知らないとは思わなかった。
ちんこがついてない葵にはわからない感覚なんだろうか。それともサキュバス特有の価値観なのか。はたまた知っているけど話が繋がっていないだけか。
「それはまあ……置いといて……10秒って、あの時は葵がしてくれたからすぐ出たんであって……」
「……それってまた俺にチンコしゃぶらせたいって事か?」
「またって、あれは葵の方から……」
「わかったよ」
「え?」
「だからわかったって、俺が舐めてやるよ」
「は……はあ? 葵……何言ってんだよ」
僕達の言葉でのやり取りはそこで終わった。
葵が扉の前に立つ僕に近付き、座り込むと既にガチガチになっていた僕のペニスを、部屋着のハーフパンツの上からパクっと咥えてきたのだ。
顔を横に倒して僕のペニスを横から咥える葵と目が合う。
わかってるよな?
目でそう言われている。
ハーフパンツごしに葵の歯がペニスの皮膚にほんの少し喰い込み、皮膚の下にある堅い芯を刺激する。
葵はそのまま顔を振り、ペニスを歯で上下にぐりぐりと皮ごと動かして擦る。
ハムッハムッと時折咥え直すことで刺激に変化を加え、徐々に唾液でハーフパンツが黒く変色する。
葵の唾液が染み込み、僕のペニスにまで到達するとドクドクとペニスに血液が送り込まれ、ポカポカと暖かくなってきた。サキュバスの催淫効果がある唾液を染み込ませた布で、ペニスがこすれる。葵の可愛らしい歯の感触がビリビリと足先まで痺れるような快感を与えてきて、永遠にこうしていて欲しい。
皮オナの要領で僕を気持ちよくさせてくる葵の歯に、僕のペニスはあっという間に感度を上げられ射精寸前にまでなっていった。
直接食べられた訳ではないので、10秒とはいかなかったが咥えられてからそれほど時間は経っていない。
このまま射精すればパンツが汚れる。
どうせ出すなら思いっきり気持ちよくなりたい。
葵に一瞬で理性を弱らせられた僕は、ハーフパンツに手をかけズルリと下へおろした。
「うっ!」
うめき声をあげてしまった。
葵はハーフパンツが脱げるのに合わせて、口を一瞬ペニスから離して脱ぎやすい様にしてくれたが、ブルンとパンパンになった亀頭がハーフパンツから現れた瞬間、葵が食べてしまった。
「ああぁぁ……あう……」
葵に亀頭を食べられた瞬間から始まった、葵の舌による亀頭の揉み解しに数秒で僕のペニスは堰を切ったように射精を始めてしまう。
葵は目を瞑り、ただ僕の精液を飲み込んでいく。
射精しているのに床を汚すことなく、僕の目に触れることもなく葵の中に消えていく。
それがなんとも不思議な気がして、僕は葵の頭に手を置いた。
頼んでも絶対僕のペニスを離すことはないだろうが、その不思議な感触が幻みたいに消えてしまわないようにギュッとペニスの方へと押さえつける。
短いけど柔らかくて、天使の輪ができるくらい艶のある手触りの髪が、くしゃりと僕の指の間に入ってくる。
髪を伸ばしてほしい。この髪に巻き付かれたい。ペニスに巻き付けたい。
射精の快楽を味わう脳が、射精の片手間にそんなことを考えてくる。
ドクンと最後の精液を葵に注ぎ終わった。
「はあ……はあ……はあ……」
射精を終えた僕の息は上がっていた。
僕に頭を抑えつけられてしっかりペニスの根本まで咥え込んだ葵は、体を小刻みに震わせ精液の味に酔いしれている。
すごく気持ちよかった。
射精の余韻にひたりながら葵の髪を撫でる。
サラリとした感触がとても気持ちよくずっと撫でていたくなるが、葵の側頭部に生えた硬い異物が手に当たった。
不思議に思った僕は髪をかき分け、何があるのか見てみようとした。
だけど硬い異物を探る僕の手を、葵が掴み頭から手を離される。
ジュポっ♡
頭の異物に触れられたくないのか、精液を飲んでスイッチが入ったのか、葵が大きく水音がするようにフェラを再開した。
口内に溜まった唾液でダラダラと葵の口の端から漏れて床を汚すが、葵は気にすることなくフェラを続ける。
ズルッ♡ ズルッ♡ ジュポっ♡ ちゅうう♡
「やばいって……母さんが……」
僕は小声で葵にやめるよう伝える。あまりに音が大きい。
しかもタイミング悪く、外で母さんが立ち上がるような音が聞こえた。もしかしたら買い物に出かけようとしているのかもしれない。そうなると母さんは確実に何か欲しいものがないかこの部屋に聞きに来る。
「母さっん……が……来るから離して……」
ジュウウウウゥ♡
だが葵はフェラをやめるどころか、より激しく頭を前後に動かし、チュウっと吸い付いてくる。
葵はこの残された数秒で僕をイかせる気だ。
葵の口の中は相変わらず天国で、あと10秒もすれば僕の射精は始まってしまう。
でもそれでは遅い。母さんの足音が聞こえる。母さんが来てしまう。
それだけ猶予がない。
「葵! 気持っ……ち……いいけど……間に合わない……」
だけど葵はやめない。
葵は口淫を続けながら握ったままだった僕の手をグッと下へ引きよせた。
ペニスが葵に咥えられているため足を曲げることはできないので、体をくの字に曲げて葵の手に導かれるままになる。
暖かくてとてもズシッとした感触を手に感じる。
「これ……」
葵が導いた先は抑えつけられてなお大きく膨らんだ胸。
下着と服の上からなのでビックリするくらい柔らかいわけではない。
それでも手の平に感じる重さは、その向こうに存在する肉の大きさを十分に感じさせた。
偶然触れることはあっても、意志を持って触れることは絶対に許されない葵のコンプレックスの部分。そこを葵が僕に触らせた。
初めての手の平で感じる女性の胸を感じながら僕は射精した。
ドプ……ゴクリ……ドプ……ゴクリ……
葵の精液を飲む音が射精の脈動に合わせてはっきりと僕の耳にも聞こえてくる。
僕は葵のおっぱい触れながら射精する。僕は少しでも葵の胸を感じるために、ギュッと服の上から葵の胸を掴む。
もしかしたら痛いかもしれない。
でもそんな僕の行動を肯定するかのように、葵の精液を引き抜く吸引が強くなり、僕の手の上に乗せられた細い指がきつく握られる。
ジュウウうううう♡
葵の手の体温と口の中の体温が僕と溶けあう。
下半身そのものが液体状にドロドロに溶けて、葵の中に吸い込まれていく。
手が葵の胸のなかに、ずぶずぶとどこまでも沈み込んでいく。
そんな錯覚を覚えるような射精だ。
ちゅぽっ♡
気付けば僕は扉を背に床に座り込んでいた。
葵が僕の精液を口の中でモゴモゴと転がしながら、ずれた僕のハーフパンツを履かせようとしてくれている。
ふわふわとする頭で僕は腰を持ち上げ、葵に協力してハーフパンツをはかせてもらう。
その瞬間、背中を預けてある扉が開こうとした。
「あれ? 何か引っかかってる?」
母さんが扉を開けようとしたが、こちら側に開く扉のため僕に邪魔されて開かなかった様だ。
「……」
葵は既に何時ものテレビの前に移動している。
僕は余韻が残る体を無理やり動かして、僕の方から扉を開ける。すると思った通り、母さんが扉を開けようとしていた。
「ごめんここに座ってた」
「? 変なとこに座ってるわね……」
「ちょっと遊んでたんだよ」
「そうなの。まあそんなことより何か食べたいものない? 買い物行くけど」
「あ~ポテト欲しいかな」
「そっ葵君は?」
「……」
母さんに話しかけられた葵が黙ったままだ。何時もはすぐに返事するのに様子がおかしい。
僕は出来るだけ平静を装いながら葵の言葉を代弁する。
「アイス食べたいって言ってたよ」
「そうなの? 葵君それでいい?」
葵はこちらを向かずにガチャガチャとコントローラーを動かしながらコクリと頷く。
だけど母さんにはわからないかもしれないが、ゲーム内のキャラの動きは滅茶苦茶でただ適当にボタンを押しているだけみたいだ。
「そう。じゃあちょっと待っててね。一時間くらいで戻るから」
そう言って母さんは玄関の方へと歩いて行った。
返事をしない葵の様子を不審に思ったようだが、ゲームに集中しているからと納得してくれたようだ。
ごくん。
葵から嚥下する音が聞こえた。
どうやらずっと精液を口の中に溜めていたため言葉を発せなかったらしい。
葵がこちらを向いた。
葵はハァと吐息を吐く。
ゲームの葵のキャラは既に力尽きている。
「もう一回出せるか?」
僕のペニスがまた持ち上がる。
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