※この作品はR-18です。

信じて送り出したチリちゃんがチャラ男のオナホになる話   作:あっぷるぱい


原作:ポケットモンスター
タグ:R-18 残酷な描写
大体タイトル通り
チリちゃんかわいい

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一応ネタバレ注意


信じて送り出したチリちゃんがチャラ男のオナホになる話

 

 

 

 

「痛っったぁ……!」

 

 じくじくと痛む頭を押さえながら、四天王のチリは上体を起こした。真っ暗な廊下に、天蓋から差し込む陽光が一本の線を描いている。あそこから転げ落ちてきたのだと鈍い意識の中で理解した。

 

「よりにもよってエリアゼロの遠征中にこんなミスを犯すなんて……会長になんて説明したらええんや……」

 

 エリアゼロというのはパルデア地方の中央に位置する巨大な大穴の奥地に広がる秘境を指差す言葉だ。強力なポケモンが数多く生息する危険地帯だが、ここに拠点を構えるとある博士に依頼され、チリはこの場に足を運んでいた。

 

「たかが食料の配達と油断しとったなぁ〜。まさか足元が崩れ落ちるとは……さしものチリちゃんも予想外やったわ」

 

 ため息混じりに独り言ちる。

 とはいえその声色にはそこまでの深刻さはない。

 何故なら本来立ち入り禁止であるこの場に居ることを許されている以上、チリはパルデア地方でも数少ない凄腕のポケモントレーナーであると認められている訳で、トレーナーを名乗るならば必ず所持しているそれを使えば状況の打開も容易いからだ。

 

 故に彼女は腰のホルスターに手を伸ばし──ゆっくりと赤と白に配色された球体を取り出した。

 

「さて、鳥ポケモンでも出してちゃっちゃと脱出しますか〜」

 

 呟きながらモンスターボールを放り投げ、見慣れた光景が現れる──筈だったのだが……

 何も起こらない。

 ボールの中からは何も聞こえず、ただ沈黙だけが辺りを支配した。

 

「……は? 故障? ……いやいや嘘やろ?」

 

 焦燥感に襲われながらも再度モンスターボールを投げ直す。腰に着けてあった物を纏めて。

 しかし結果は同じであった。

 事ここに至ってようやくチリの顔色が変わり始めた。

 冷や汗が頬を伝う。

 

「冗談キツいってホンマ……! ちょ、ちょっと待ってよ。うちまだ死にたくないんやけど!?」

 

 取り乱しながらも何度も試すがやはり結果は同じだった。

 無情にもころんと響く乾いた音が耳に残る。

 見上げれば風化して崩壊した屋根から見える空は青く澄み渡っている。それは明らかに人が登れるような高さではない事を如実に物語っていた。

 

「うぅ……」

 

 絶望に打ちひしがれている最中、ふと背後から聞こえる呻き声に気付く。

 びくっと肩を震わせながら振り返るとそこには一人の青年が横たわっていた。

 金髪に日焼けした褐色肌を持つ筋肉質な身体つきをした青年だ。年齢は自分と同じぐらいで身に纏っている服は所々破けており、背中には大きなリュックを背負っている。

 

「痛ってぇ……! 何なんだよここは……」

 

「なんやお前か……」

 

 打ちどころが悪かったのか額を押さえながら苦悶の声を上げる男を見てチリは動揺が引いていくのと同時にげんなりとした表情を浮かべていた。

 

(よりにもよってコイツと一緒かい……)

 

 心の中だけでぼやく。

 男の名はチライ。

 彼もまたチリと同様にポケモンリーグ委員会に所属する有望なトレーナーの一人であり、委員長のオモダカから直々に命じられ、チリの部下となった男である。

 その関係は師と弟子という呼ぶほど格式ばったものではないが、それでもチリにとっては後輩に当たる人物だ。それなりに面倒は見てあげているがはっきり言ってしまえばチリは彼に対し苦手意識を持っていた。

 理由は至極単純で、チライという男は極度の女好きであったのだ。

 

 女と見れば誰であろうと口説こうとする節操のない性格で委員会には彼の被害に合った女性職員が数知れない程にいる。

 不幸中の幸いと言うべきかチリ自身はチライの好みから外れているらしく直接の被害にあったことはないが、それでも涙ながらに訴える女性達の相談を幾度も受けていれば目の前の男に好感など抱けるはずもない。

 

「ったく、マジでダリィ……って、先輩じゃないっすか!」

 

 こちらの姿を認めた瞬間、軽薄な笑みと共に声をかけてくる。

 チリは心底嫌そうな顔をした。

 

「あー……おはようさん。お前も無事そうで良かったわ」

 

「へへへ、頑丈なのが取り柄なんで!」

 

 微かな嫌味を含んだ挨拶もまるで気にした様子もなくへらりとした笑顔と共に揉み手をしてくる媚びへつらうような様は見る者に不快感を与えるには十分だった。

 これでも初めて会った頃に比べて大分マシになった方なのだから殊更性質が悪い。

 出会い頭にいきなり肩を組まれて馴れ馴れしく話しかけてきた時、完膚無きまでにボコボコにしてやったのは記憶に新しい。

 

「取り敢えずはよこんな場所から脱出するで。お前のポケモン出してや」

 

 これ以上の会話は精神衛生上良くないと判断し、さっさと本題を切り出す。

「はぁ、えっと……そうっすね?」

 だが当人は状況を理解していないのかイマイチ要領を得ないといった顔で首を傾げている。

 その緩慢な動作に苛立ちを覚え、チリは鋭い目付きで睨み付けた。

 視線に気圧されたのか、 チライは慌てて腰のホルダーからモンスターボールを取り出すと地面に投げつける。

 

「出てこい!」

 

 ころんころんとボールの転がる音が廊下に響き渡る。

 そして──

 

「あ、あれ? 出てこないぞ?」

 

「…………」

 

 続けるように様々なボールを投擲するが全て不発に終わる。

 想像していた中で最悪の展開にチリは思わず額に手を当てて項垂れた。

 

「あ、でもバッグの中に入れてたモンスターボールは無事みたいですよ?」

 

「阿呆、それの中身は博士に渡す為に用意した食料品とか日常品が入っている奴やんか……」

 

 呟きながらチリはチライの手元にある鞄を覗き込む。

 食料保管用に改良されたモンスターボールは内部空間が広く、見た目よりも遥かに多くの物を収納出来る。

 それがバッグを埋め尽く程にあるのだからこれがある限り餓死する可能性は皆無と言って良いだろう。

 とはいえこれらの代物に手を付けて、そのまま救助を待ち続けるなど真っ平御免だった。

 

「はぁ……しゃーないな。出口、探しに行くで」

 

「え? ちょ、ちょっと待って下さいよ先輩!!」

 

 嘆息しながら歩き出したチリの後を追う形でチライも駆け足で付いてくる。

 背後から聞こえる慌ただしい音を聞きながら、チリはこれからどうしたものかと頭を悩ませた。

 

 

 ✻✻✻

 

 

「ここも駄目……か」

 

 移動から既に数時間が経過していた。

 幾つもの扉を開け、階段を上り下りして探索を続けた結果分かった事は、落盤により幾つもの道が塞がれている事。加えて施設の大半のフロアが機能を停止しており電気すらまともに通っていないという残酷な事実だけだった。手持ちの懐中電灯だけが唯一の光源である為、視界は非常に悪い。

 暗闇での長時間の探索はじりじりとチリの精神を磨耗させていた。

 

「せんぱーい……もうそろそろ限界なんで休ませて欲しいんですけどぉ……」

 

 疲労の滲んだ声が耳元に響く。

 いつの間に背後に回り込んでいたのか、ぐったりと身体を預けてくるチライから放たれるキツめの香水の臭いが鼻腔を強く刺激する。

 チリは思わず顔をしかめた。

 

「鬱陶しいわ! 泣き言言う暇あったらお前も早う出口探せ!」

 

 そう言って強引に押し退けると瓦礫で塞がった廊下の横で這うような体勢で床に身を伏せる。

 

「……何やってんすか?」

 

「ダクト、外してんねん。道が塞がれてる以上、こういうとこ通るしかないやろ」

 

「えぇ〜? そこまでする必要あります? さっきちょうどいい居住スペースも見付けたし、あそこで大人しく救助隊が来るまで待ちましょうよ〜」

 

「……つべこべ言うとらんと……ほれ、懐中電灯でこっち照らさんかい」

 

「へいへい、分かりましたってば」

 

 渋々といった様子でチライは手に持っていた懐中電灯を此方に向ける。

 淡い光がチリの背中明るく照らし、明瞭となった視界に古びた鉄板が映り込んだ。

 

「んっ……もうちょいで、外れそうなんやけどなぁ……!」

 

「…………」

 

 老朽化による腐食で脆くなった部分を両手で掴み、力を込めて引き剥がそうとするも錆で引っ掛かったそれは容易には動いてくれない。

 それでも必死にあれこれ試行錯誤している内に僅かに隙間が生まれ始める。

 

「はぁ……はぁ……ふぅ……よっしゃ、後少しでっ……!」

 

 額に滲んだ汗が小さな雫となりやがて頬を伝って首筋へと流れ落ちる。

 荒く乱れた呼吸を整えつつ、チリは火照った体を冷ますようにネクタイを緩めて胸元のボタンを外す。

 

「…………」

 

 休憩もそこそこに作業を再開しようと再び手を動かそうとしたその時、むんずと臀部を鷲掴みにされる感触に思わず身を強張らせた。

 

「ひゃっ!?」

 

 そんな女の子じみた悲鳴が自分の喉から飛び出した事にチリは驚きを覚える。

 だが、それ以上に問題なのはこのセクハラ行為に及んだ犯人の方だ。

 チリはギロリと背後に居るであろう男を睨み付ける。

 そこには予想通りと言うべきか、にまにまと厭らしい笑みを浮かべたチライの姿があった。

 

「何やってんねんお前……」

 

 自分でも信じられないくらいの底冷えした声が口から漏れ出る。

 チリの怒気を孕んだ視線を受けてなお、チライは無言のままゆっくりと指で味わうような手付きでチリの尻肉を揉み続けていた。

 

「いや……先輩のケツが思ったよりエロかったんでつい……」

 

「…………。言ってることがわからん……イカレてるんか? ……この状況で」

 

 今まで経験したことがないような感情を覚え、チリは限界まで開いた瞳孔で目の前の男を凝視した。性質の悪い冗談だったら止めろという思いを抱いて。

 しかし、当の本人は至極真面目な表情のまま自身の下半身に手を伸ばしていた。視線が否応なしにそこに引き寄せられ、ズボン越しにもはっきりと隆起する物体を見てしまえば嫌でも理解してしまう。

 こいつは本気だと。

 

「先輩。ちょっと一発パコって良いですか?」

 

「駄目に決まってるやろ……」

 

 聞いてるだけで知能が下がりそうな言葉を口にしながらすすすっと尻から腰へ、そして胸へと手を滑らせていく。

 ゴツゴツとした男の指がそのまま流れるようにカッターシャツの裾から潜り込み、直接肌に触れてくる感覚にチリはゾワリと背筋に怖気が走るのを感じた。

 

「自分、何してるのか分かってるんか……? 今ならまだ冗談で……んっ?!」

 

「おっ、乳首発見」

 

 制止の言葉を無視して無遠慮に服の内側をまさぐっていた手がチリの小さな突起を捉える。

 すりすりと乳輪をなぞるようにねっとりと撫で回されればチリはビクッと身体を震わせた。

 チリの反応を楽しむかのようにチライの手の動きは徐々に激しさを増していき、先端の敏感な部分をぴんぴんと爪先で弾かれる度にチリは「あっ♡」と小さく喘ぎ声を漏らし、徐々に息遣いが荒くなっていく。

 

「ふーっ、ふーっ……は、はぁ……んっ。や、やめろって……あっ、言ってるやろ……ふーっ……!」

 

「いやいや! 先輩めっちゃ感じてるじゃないっすか! 初めて会った時から乳首弱そうな女だと思ってましたけど、まさかここまでとは……!」

 

 執拗に弄ばれてビンビンになった二つの蕾をキュッと摘まれるとチリは堪らず甘い吐息を吐き出した。

 

(こいつ……絶対殺す……)

 

 チリは殺意を胸に秘めながらも必死に抵抗を試みる。しかし相手は曲がりなりにも成人の男性で、自分は非力な女だ。

 性差による筋力の違いは明らかだった。

 

「はっ、離せ……っ、この……っ」

 

 悪態をつきながら懸命に身を捩ってもチライの腕はがっちりとホールドされており振り解く事が出来ない。

 それどころか寧ろその動きによって余計に密着してしまい、互いの体温を感じ取る事になってしまう始末である。

 

「せんぱぁーい……そろそろ諦めて一緒に気持ちよくなりましょうよぉ〜。マジで後悔させないんでぇ〜」

 

 ぱんぱんぱんぱん。

 乾いた音が断続的に響き、チリの臀部にぴったりと男の股間が擦り付けられる。

 ぐりぐりとまるでマーキングするかのように何度も押し付けられるソレはズボンを隔てた布越しにでも硬く、ハッキリとその大きさを主張しており、そしてそれはチリに全身の寒イボが立つ程の嫌悪感を与えるには充分過ぎるものだった。

 

「クソ……お前、地上に戻ったら覚えとけよ……」

 

 ぴんぴんぴんぴんと高速で乳首を弾き続けるチライに対してチリは悔しさに顔を真っ赤に染め上げながらも恨み言を呟き続ける。

 しかしそんな言葉とは裏腹に、チリの体は確実にチライを受け入れつつあった。

 覆い被さるような姿勢で全身から伝わる熱気と、尻肉に押し付けられた硬い感触は確実にチリの女としての本能を刺激していた。

 

「先輩こっち向いてー」

 

「……は? ちょ、待って……んむぅ!?」

 

 チライはそう言うや否やチリの顎を掴むとそのまま唇を重ねてきた。

 突然の出来事に驚き、目を見開くも既に遅く、ぬるりと口内に舌を差し込まれてしまう。

 

「んっ……ちゅ、じゅぷ……ん、ふ……んん……!」

 

 チライの分厚い舌が歯茎をなぞるように舐め回し、唾液を流し込まれる。

 未知の感覚に思わず口を閉じそうになるが、それを見越していたのかチライに後ろ頭を掴まれ、無理矢理にこじ開けられてしまう。

 

「んんっ、んぐ……ん、ふ……」

 

 流し込まれた液体を飲み下す度に頭がぼーっとしていく。

 チリは抵抗する気力すら失い、ただ為されるがままに口内を蹂躙されていた。

 その間も乳首への責めは続いており、時折思い出したように爪を立てられる度にチリはビクンっと身体を大きく跳ねさせる。

 キスと乳首、同時に与えられる快楽に次第に頭がぼうっとしてきて何も考えられなくなっていく。

 チリは無意識のうちに自らも舌を動かしてチライのそれと絡め合わせていた。

 やがてどちらからともなく唇が離れると二人の間に銀色の橋が架かり、そして重力に従って崩れ落ちた。

 

「ぷはっ……はぁーっ……♡ はぁーっ……♡」

 

 肩で息をしながら蕩けた表情を浮かべるチリを見てチライは満足げに微笑んだ。

 それから徐ろにベルトに手をかけると衣擦れの音と共に下半身を露出させていく。

 ぶらんっと現れたチライの一物はグロテスクな血管を浮き上がらせながら天に向かって聳え立っていた。

 

「ふーっ……ふーっ……♡」

 

 チリは無意識のうちにごくりと生唾を飲むと、ゆっくりと顔を寄せていき、鼻先が触れる程の距離まで近づける。

 そしてすんっ、と大きく息を吸い込むと噎せ返る様な雄の匂いが肺に充満した。

 

「先輩、もう良いですよね?」

 

 それは確認というより宣告に近い響きを含んだ言葉だった。

 仮にチリが何と答えようともチライはそのまま行為に及ぶつもりだろうし、力に訴えられてしまえば今の自分に拒否権など無いに等しい。

 

 故に結末は決まっていて、そこにチリの意志による選択は存在しない。だから──。

 

「…………」

 

 チリは自分の肩を抱きながら視線を迷わせ、小さく逸らす。口を開こうとしてはきゅっと唇を引き結び、意味のない開閉を繰り返していた。

 そうして暫くの無言が続いて、どうにか喉から絞り出た言葉は蚊の鳴くようなか細い呟きだった。

 

「…………一度、だけや」






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