深夜の事務所で残業をしているマネージャー。
そこにアイドルで恋人の川咲さくらがやってきて――

(本作品は試験的にpixivにも投稿しています。)

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久しぶりにえっちぃやつを書きました。どうぞ、よろしく。



マネージャー呼びと牧野呼びで最後の最後まで悩んでマネージャー呼びにしちゃったけど、どっちのほうがいいんだろう。


恋人のさくらと深夜の事務所でイチャイチャ中出しえっち

 

 キーボードを叩く音と紙を捲る音が室内に響く。それ以外の音は聞こえず、まさしく静寂な空間と言えた。人の気配も感じられない。

 それもそうだ。と俺は思った。作業の手を止めて、部屋にかけられた時計を見た。時刻はすでに午後11時を回っていた。

 俺がマネージャーとして勤めているプロダクション――星見プロは人手不足といっても過言ではない。十指に余る人数の所属アイドルを抱えているのに対して、マネージャーは俺を含めてたった二人。普段のアイドルのマネージメント業務に加えて、事務仕事もマネージャーの仕事だった。だから当然定時で帰れるわけはなく、今日も今日とて俺は残業を強いられていた。

 とはいえ、今日はまだマシなほうだった。場合によっては日付が変わる頃に事務所に外回りから戻り、それから溜まり溜まった書類の処理をしなくてはならないこともあったのだから。みんながアイドルとして活躍していっている証拠なのだから嬉しい悲鳴だ。

 もう一人のマネージャーである橋本さんには先に上がらせて帰宅させていた。彼女や手伝いを申し出てくれたアイドルたちには早く帰って明日に備えるのも仕事だと伝えて、しぶしぶではあるが納得してもらった。

 今日の分の仕事が終わり、俺は身体の力を抜いて椅子に背中を預けた。やるべき仕事はまだ山のようにあるがひとまずは休んでもいいだろう。目を閉じ、深く息を吐いた。

 ……こんこん、と扉を叩く音がした。返事をする前にその扉が開かれる。扉の向こうの人物が誰なのか、俺はわかっていた。

 

「お疲れ様です、マネージャーさん!」

 

 二つに結われた髪を靡かせて、さくらは室内に入ってきた。明るい太陽のような笑顔を咲かせていて、それを見て身体の疲れが少し楽になった気がした。

 

「お疲れ、さくら」

 

 こんな時間までさくらが事務所にいることに驚きはない。彼女から残って練習がしたいというのは事前に聞いていた。レッスン室の鍵を返しに来たのだろう。……ある意味、それは建前なのだが。

 

「これ、レッスン室の鍵です。ありがとうございました」

 

「ああ、うん」

 

 さくらはデスクの側まで来て、その鍵を渡そうとこちらに左手を伸ばした。俺も受け取るために手を伸ばし、さくらの手から鍵が移ろうとしていた。

 

「――あっ」

 

 さくらの手から俺の手へと鍵が返却されるそのとき、僅かにさくらの手と触れあった。小さな驚きの声が漏れ聞こえてきた。

 声に釣られて、さくらの顔を見てしまう。彼女の顔に見とれてしまう。朱色差す頬と潤んだ瞳。艶かしい、女の顔をしていた。

 底知れぬドロドロとしたものが湧き上がり、身体全体に纏わりつく。情欲だとすぐにわかった。

 

「……その、当たっちゃいましたね、えへへ……」

 

「あ、ああ、すまない……」

 

 アイドルとマネージャーという関係にはそぐわない、ぎこちない空気が漂う。さくらは照れくさそうにしながら苦笑いしている。きっと俺も同じような顔しているだろう。

 

「……あの、マネージャーさん」

 

 そんな空気が破られる。意を決したようなさくらが口を開いた。彼女がなにを言うのか、聞くまでもなく、なんとなく察していた。

 

「どうしたんだ、さくら?」

 

「その……ぎゅーって、されたいです」

 

 力強く目をぎゅっと閉じて、躊躇いがちにさくらは言った。想像通りの、いつものような、可愛らしい恋人のおねだりだ。断るなんて選択はない。

そう恋人。さくらと俺は恋人だ。そしてさくらの自主練も、俺の残業もある意味作為的なものだった。一週間に一回ぐらいの頻度で、さくらと俺は自主練と残業という名目で事務所に残り、恋人として逢瀬を重ねていた。

 

「……わかった」

 

 かけていた椅子から立ち上がり、さくらに近づく。さくらの目の前で立ち止まり、彼女の背中に腕を回す。さくらも腕を俺の背中に回して、お互いに抱きしめ合う。

 身体同士が密着することで、さくらの身体の細さがよりはっきりとわかる。華奢でガラス細工のような繊細さを持っていて、壊れないように大切にしないといけないと思った。もちろん女性特有の柔らかさもあり、大きいわけではないが程よく肉のついた二つの膨らみが押し付けられているのを感じていた。

 脳を溶かす、凄まじい幸福感が俺を襲う。おそらくさくらも同じだろう。お互いの肌に触れ、体温を感じ、鼓動を聞く。触れ合うことで、抱きしめ合うことで、お互いの存在を直に感じる。その行為が身体の奥から陽だまりに似た温もりを湧き出させ、脳や心を痺れさせた。

 

「ふあぁ……マネージャーさんの匂い、すごいです……」

 

 さくらは俺の胸の辺りで力なく蕩けるような、恍惚の声を漏らす。たびたび鼻をくんくんと鳴らして匂いをさくらは嗅いでいた。

 

「それはクサいってことか」

 

「違いますよっ。その、落ち着く匂いだなあって」

 

 慌ててさくらは否定する。その反応は読めていた。さくらの漏らした声は否定的なものではなかったし、そもそもこの行為自体初めてではなかったから。

 とはいえ、不思議だ。一日中働いた後の男の匂いなんて不快極まりないはず。さくらにとってなにがよかったのか。毎度思う。

 その理由が知りたくて、その方法を一つ思いつき、実行することにした。それは――

 

「くんくん」

 

「うひゃあっ! マ、マネージャーさんっ?!」

 

 思いついたのはさくらがしているのと同じように相手の匂いを嗅ぐことだった。さくらの頭の、頭頂部辺りの匂いを鼻で嗅ぎ取る。

 さくらはびくりと一瞬身体を震わせる。飛んできた短い悲鳴には羞恥心が籠っていた。鼻を鳴らすたびにさくらは悶えていた。

 

「あの……あ、あんまり、嗅がないでください……」

 

「さくらは嗅いでいるのに、俺は駄目なのか?」

 

「うぅ……だって汗臭くないか、気になるんですよ!」

 

 もちろん練習後にシャワー浴びましたけど……、とさくらは言い訳するかのように付け足した。またそれに加えて、近しい異性でも匂いを嗅がれるのを気にするのは女の子であれば当然です、とひたすらさくらに説かれた。さくらはかなり匂いを気にしているようだった。

 そういうものなのかと納得しつつ、抱き合いながら言われても説得力がないと思った。抱き合っていれば意図せずとも匂いを嗅いでしまうこともあるだろう。などと思いつつも口にはせず、心の片隅に仕舞い込んだ。

 

「全然クサくないけどな。むしろ」

 

「むしろ?」

 

「良い匂いだよ」

 

 顔をきょとんとさせたのち、俺の発言を理解したさくらは目を伏せた。

 

「……変態」

 

 そう罵倒しつつ、俺の胸にさくらがぐりぐりと頭を押し付けてきた。痛くはない。くすぐったい。

 さくらの顔は下を向いていて見えないから声音から感情を読み取るしかない。ただ彼女の声には言葉そのものの意味とは裏腹に否定的な感情は含まれていないように聞こえた。

なんとなくさくらは半目で呆れているんだろうなとは俺は勝手に思った。

 

「今も匂いを嗅いでいるさくらがそれを言うのか」

 

「……それじゃあ二人とも変態ですね!」

 

「まあ、否定はしない」

 

 あんまりにも朗らかにさくらは言うから、それに釣られて笑ってしまう。

 お互いの匂いを未だに嗅ぎ続けている。俺たちは変態カップルだ。仕方がないことだろう。さくらから漂うこの香りには中毒性があって、止められないのだから。きっとさくらも同じなのだろう。

 

「マネージャーさん」

 

 埋めていた俺の胸からゆっくり離れて、顔を上げて、さくらはこちらを見つめてきた。その声で俺もさくらの顔を見つめる。

 視線がぶつかる。その潤んだ瞳の奥に宿るさくらの想いが言葉なしで伝わってきた。

 さくらは目を閉じて、背伸びをする。段々と近づいてくる。そして柔らかな唇が俺の口を塞いだ。

 

「ちゅっ」

 

 キスをしている。触れている担当アイドルで恋人の少女の唇が、その柔らかさが、その熱がこれが現実であることを教えてくれていた。

 キスをしてきた当の本人は眉と肩を震わせていた。そんな彼女に微笑ましさと愛おしさを感じつつ、目を閉じてその口付けに応えた。

 唇同士を触れ合わせる行為が数十秒続いて、さくらの顔が離れた。さくらの頬は上気したかのようにほんのり赤く染まっていた。

 

「……マネージャーさんからも、してください」

 

 恥ずかしく躊躇いながらさくらはそうお願いしてきた。それでも俺の方からもしてほしいというさくらの想いを感じさせた。普段の天真爛漫さはそこにはなかった。

 知らず知らずのうちに唾を飲み込んでしまう。

 

「……わかった」

 

 頷いて、俺の方からさくらに顔を近づける。再び唇に触れて、キスをした。

 

「……ん、ふ」

 

 唇を触れ合わせるだけではない。顔を動かして、唇同士を擦り合わせる。初めは驚いていたさくらも次第に同じように動かし始めた。

 

「ん、んぅ、ふっ……ん、ちゅ、ちゅっ」

 

 今度は啄むような軽いキスを織り交ぜる。離れてはくっついてを何度も繰り返す。そんな動きを加えた。

 

「……ん、ん、ちゅ、ちゅぅ……ん、んぅ……」

 

 お互いの唇の熱や柔らかさを限りまで味わうように動作を繰り返しキスをする。自分のものとさくらのもの、二人分の荒い鼻息が静かな部屋によく響いた。

 心臓がうるさい。呼吸が上手くできない。混じり合う熱で思考が溶ける。

 酸素が足りなくなるという事実が惜しい。もっとしたくてたまらない。それでもやがて限界は訪れる。

 

「――ぷはぁ」

 

 新鮮な空気を求めて、二人して顔を離した。

 

「……キス、癖になっちゃいますね、えへへ」

 

「ああ……そうだな」

 

 照れくさそうに笑うさくらに当てられて、どうしても照れくさくなってしまう。さくらの顔を直視するとむず痒くなる。ただそれでも彼女の顔を、先ほどまで触れていた唇を凝視してしまう。さくらと同様に俺もまた唇を貪りたくなってしまう。

 

「えへへ、うへへ……」

 

 ニヤつくのを堪えられないといった様子でさくらは笑い声を漏らしていた。

 そんなさくらを見て、次の段階へ進めようと決めた。やることなんて決まっている。背中に回していた手を下の方へと動かしていく。やがてその手がスカートの上ではあるがさくらの臀部へと触れた。

 いきなりのことでさくらの身体が震えた。抱き合っているからすぐにわかる。

 

「ぁ……お、お尻」

 

 反射的に出てきてしまったのだろう。高い声がさくらから上がった。

 

「ダメだったか?」

 

 さくらの意思を問う言葉。その先の性行為を行ってもいいのか、恋人として確認する必要があった。マネージャーとしては失格なのは言うまでもないが、それでも止めるつもりはなかった。

 

「……ダメじゃ、ないですけど……」

 

「さくらはシたくないのか?」

 

「…………シたいです……ぁ」

 

 さくらの口から否定ではない、肯定の言葉が出てきた。その言葉が耳元に届いて、身体が即座に動く。円を描くようにさくらの臀部に触れた手を動かし始める。

 その動作に合わせて、さくらの短い声が漏れ出てくる。そして身体も小刻みに震え出す。

 

「あ、んぅ……マネージャーさん、恥ずかしい声、出ちゃいます……んっ」

 

「俺はさくらの恥ずかしい声、もっと聴きたいんだ」

 

「うぅ……」

 

「だからもっと触ってもいいか?」

 

「うぅぅ……」

 

 さくらは唸り声を上げ、逡巡する。長い時間待たされているような感覚に俺は陥った。現実の時間ではそうたいして時間は過ぎていない。十秒ぐらい経って、さくらは首を縦に振った。

 

「――あっ……い、いきなり……っ、ぁ、はぅ、ゃあっ」

 

 さくらが控え目に頷いたその刹那、俺はただ触るだけではなく、彼女の臀部を揉みしだき出す。小ぶりで丸みを帯びたさくらの尻の肉に指が沈み込む。そして揉みしだくたびにさくらは喘ぎ、その身を捩らせた。

 ずっと触っていたい。もっと揉んでいたい。もっとさくらをよがらせたい。その心地の良い肉感はムラムラとした性欲をさらに昂らせた。

 

「胸も、触っていいか?」

 

 性欲のまま、そのまま自らの欲望をオブラートに包み込むこともせずさくらにぶつけた。目下に存在するさくらの二つの膨らみに手を伸ばして、触りたくなった。

 変態的な発言だったがさくらは嫌そうな顔をしなかった。それどころか、これからもたらされる快感に期待しているような顔をしていた。それでもさくらの返答を待つ。

 

「触って、ください……っ」

 

 顔から火が出てくるという表現がぴったりなほどの赤面。そんなさくらから囁かれるような音量でお許しが出た。

 お尻を揉みしだいていた片方の手を動かして、さくらの胸へと伸ばして触った。服の上から指の力を入れるとその膨らみが形を歪ませた。

 

「……ふぁ……ぁ、あっ……んぅ……」

 

 さくらの吐息が漏れ聞こえる。自然に漏れてしまう恥ずかしい声を我慢しようとしているのがわかった。

 服越しのおっぱいは実物のそれと違い、服や下着を着ているせいで少し硬い。それでも指はその膨らみへと沈み込んでいく。その様を見て胸が熱くなる。

 

「さくら、声抑えなくていいよ」

 

「でも……っ、恥ずかしい、です……ぁ」

 

 さくらは唇を震わせて喘いでしまいそうなのを必死に堪えながら躊躇う。

 

「俺が聞きたいんだ。だから我慢しないでくれ」

 

 胸を揉みしだきながらのお願いにさくらはこくりこくりと数回首を振って頷いてくれた。

 

「あっ……あっ……あぅ、んぅ……あん」

 

 まだ抑え気味ではあるが、胸を揉み抱くたびに本能のままさくらは喘ぎ声を出す。さくらの蕩けた甘い声が耳朶を打ち、脳を揺さぶる。リビドーをかき立てられ、彼女の胸を揉みしだく手は次第に激しくなる。

 そしてさくらのその声に俺はもちろんのこと、さくら自身も興奮しているように俺には見えた。

 

「っ……お、お尻も、あっ、触られて……っ、あっ、んっ、んんっ」

 

 さくらの胸を片方の手で揉みしだきながら、臀部に添えて動かすのを止めていた反対の手を再び動かし始めた。さくらの胸と尻、両方を同時に揉みしだき、その感触を味わう。

 さくらの喘ぐ声が、蕩ける顔が、赤くなった肌が下半身に血液を集中させていく。

 

「わぁ……マネージャーさんの、か、硬い……っ、それに、おっきい……」

 

 いつの間にか陰茎はスラックスの内側で苦しいぐらいにいきり立ち、勃起していた。抱き合っているのだから当然さくらには気づかれてしまう。陰茎はさくらのちょうどお腹の辺りに当たり、その硬さを主張していた。

 その硬い感触に触れ、さくらは驚きと恍惚が混じった声を漏らしていた。

 

「――うぉっ」

 

 さくらは勃起した陰茎を膨れ上がったスラックスの上から撫でてきた。唐突なさくらの行動に声を上げてしまう。驚きだけじゃない。布越しとはいえ、陰茎に快感が走った。

 

「すりすり……すりすり……ズボンの上からですけど、気持ちいいですか?」

 

「ああ……気持ちいいよ。でも」

 

「でも?」

 

「直接触ってほしいな」

 

 布越しの快感はあまりにもじれったく、物足りない。さくらには陰茎に直接触れて擦ってほしくなった。

 我慢なんてできない。もっと、さくらに触れてほしい。もっと、さくらに触れたい。触れ合いたい。

 そうお願いしながら俺はさくらのスカートの裾から手を潜り込ませ、彼女のパンツの上からお尻を触る。

 

「ちょくせつ……ひゃぁ?! あっ、あぅ、はぁ……ああっ」

 

 スカートの中に手を入れられたことにさくらは驚いた反応を見せつつ、それを拒否せず受け入れてくれた。

 

「さくら……もう、我慢できないんだ」

 

「……はいっ、我慢しないでくださいっ……我慢しないで、直接触ってくださいっ」

 

 さくらと二人でお互いの服をはだけさせる。人の服を脱がせるというのは難しい作業で、俺もさくらも手間取ってしまう。ただそのモタつきも興奮を助長させた。

 俺はさくらの上半身のシャツのボタンを外し、はだけさせて、橙色のブラジャーを剥ぎ取る。スカートはそのまま、その下にあるブラジャーとセットになっている橙色のパンティーだけを脱がす。上下セットの下着は布面積が小さめでレースをあしらった、さくらにしては珍しい、大人っぽいデザインのものだった。さくらは最初からセックスする気満々だったんだなと思うと胸が熱くなった。

 さくらは俺のスラックスのベルトを緩め、そのスラックスと下着を下げてくれた。二人の性器が晒される。大きくなった息子を見て、さくらは恥ずかしげに困ったように笑う。俺は少し誇らしくなった。

 そして隠されていたものも露わになる。さくらの顔が陰った。

 

「あはは……」

 

 ……引け目があるのか、さくらの声が弱々しい。

 

「綺麗だよ、さくら」

 

 その言葉はすらっと出た。さくらの身体は綺麗だ。汚い所なんてどこにもない。その証拠に陰茎はその硬度を増していた。変な意味でない。

 その様を見てさくらは目を点にして、それから微笑んだ。優しい顔だと思っていたら、さくらの顔が近づいてきた。

 

「――ちゅっ」

 

 触れるだけのキス。突然のことに理由もわからずに戸惑っているとすぐにさくらの顔が離れた。

 

「マネージャーさん、大好きです!」

 

 ……なんとなくさくらの口づけの意味、言葉の意図を察した。ただそれらは火に油を注ぐようなものだ。純粋な想いというのはそれだけで男の理性を失わせる魔力がある。そんなことを言われたら今すぐにでも襲って押し倒して膣内に肉棒を挿入したいと思ってしまう。動かずにはいられないじゃないか。

 がっついてしまわないよう、無理矢理にならないよう、細心の注意を払いながらその丸みを帯びた膨らみに手を伸ばした。さくらの乳房の重量を手のひらで感じながら優しく、その柔らかさを味わうみたいに揉む。

 

「あっ……はっ……はぅ……ゃ、ふぁ……ぁひゃん!」

 

 おっぱいの頂点にある桜の花のようなピンク色をした乳首に触れると、さくらは身体を大きく震わせる良い反応を見せてくれた。ここを重点的に責めてみようと思った。

 

「んぅっ、ぁ……乳首、コリコリ……あん、だめ、です……っ、あぅっ」

 

 思わずむしゃぶりつきたくなるような胸の突起を指の間で擦り合わせシゴく。ツンとした乳首を指で刺激するたびにさくらは性的快感に身体を震わせて喘ぐ。

 もっと、もっと。さくらのよがる姿を見たい。その想いが俺を突き動かした。

 片手を滑らせまたさくらの守るもののないお尻に触れ、揉みしき、愛撫する。手に吸い付くような肌触りが心地いい。

 

「お尻もっ……あっ、んっ、はぅ……一緒に、触られちゃってます……ぁんっ」

 

 おっぱいとお尻の二方向からの同時愛撫に抵抗することなく、気持ちよさを受け入れるさくら。白い肌が徐々に朱色に染まっていく。

 臀部で愛撫を続けていた手を腰伝いにさくらの正面の下腹部へと滑らせる。指がさくらの大事なところに触れた。

 

「濡れてる」

 

 指先が水気を捉えた。そのままその窪みに指が沈み込み、ぐちゅりと水音を鳴らした。

 

「……ぅぅぅ、言わないでくださいよぉ」

 

 陰部が濡れているという事実をオブラートに包むことなく告げるとさくらはあんまりにも恥ずかしいのか泣きそうになった。

 前戯をしていれば濡れてしまうのは当然の現象だから仕方がないことだ。ただそのことを恥じらうさくらは可愛い。

 

「あっ、ぁあ、ふぁっ……ぐちゅぐちゅ、されちゃってる、よぅ……あっ、ゃうっ……あぅっ、あぁっ」

 

 さくらの恥じらいに手を止めることなく、むしろ一層激しく愛撫を続ける。胸と乳首への愛撫を続けながら、もう一方でその窪みの中へと指を挿れていく。膣の中へと沈んでいった指を待ち受けていた肉壁がぎゅうぎゅうと締め付けた。

 ゆっくりと、膣の中の指を抜いては挿れてを繰り返す。ぐちゅぐちゅという官能的な水音がリズミカルに響く。

 その愛撫を止めずにさくらの唇を奪う。舌を口内に侵入させ、彼女の舌へと絡みつかせ、乱暴気味に貪る。

 

「んんぅ、んふっ、んんっ……んちゅ、んぢゅるっ、ちゅぅ、ぢゅるぅ……んぅっ、ちゅぅっ」

 

 さくらは驚きながらもすぐにそのキスを受け入れて、さくらの方からも舌を絡ませてきた。

 お互いにお互いの舌に絡みついて、吸い付いて、激しく貪り合う。大人のキスは肉感的で中毒的で法悦的で、さくらも俺も夢中になってしまった。

 

「……んふ、んぅぅ、ぢゅぅ……ちゅぅっ、ぢゅるっ、ぢゅるるっ……ぅふ、んんっ」

 

 お互いに唇が塞がれていて、鼻での呼吸を繰り返す。鼻息と唇から漏れる水音とくぐもったさくらの声が劣情を催さす。激しい貪り合いによって零れる唾液すらムラつきの一要素となる。

 愛撫とディープキスをしながら、さくらは俺の勃起した陰茎をすりすりと優しく撫でてくる。優しくももどかしい感触に陰茎はびくりと震え、鈴口からは透明な液体が止めどなく溢れて出てきて、さくらの手にべっとりと付着する。カウパーによる手の汚れが広がっていくたびにさくらは嬉しそうな息を漏らした。

 

「ぷはぁ……はぁ、はぁ、はぁ……はぁっ」

 

 唇を離すとさくらも俺も荒い呼吸を繰り返し、肩を上下させた。唇の間には鈍色の橋がかかる。

 

「さくら」

 

「……はい」

 

 名前を呼ぶとさくらは俺が今から言おうとしていることがわかっているような表情をその婀娜やかさのうちに浮かべた。

 

「さくらの膣内に挿れたい」

 

「……私も挿れてほしいです」

 

 二人の意見が一致した。さくらと俺は性交をするために室内にあるソファーまで移動する。

 さくらも俺もまだ身に着けている衣類を全部脱ぎ、全裸になる。そのソファーにさくらを座らせて、その両足を開かせた。

 

「あ」

 

 そこまでしてあることに気が付く。不思議そうにさくらが俺を見た。

 

「? どうしたんですか、マネージャーさん?」

 

「……ゴムがないんだ」

 

「……え」

 

 ゴム……つまりコンドームが手元になかった。どこにも見当たらない。やってしまった。

 

「どうやらこの前ので全部使い切ってしまったみたいだ」

 

「そんなぁ」

 

 避妊具がなければセックスはできない。そのことをさくらも理解しているからこそがっかりしていた。

 もちろん今からコンビニに行けば手に入るが、ここまで高まったムードは台無しになる。せっかくの盛り上がりが無駄になってしまう。そう思うと申し訳なさでいっぱいになった。

 

「……あの、マネージャーさん、私はゴムなしでも大丈夫ですから」

 

 少し考え込むような顔をしていたさくらが一転して、そう言い放った。さくらの突然のゴムなし発言に驚く。驚かないわけがない。

 

「え、いや、だけど、それだと……」

 

 避妊具がなければ妊娠の可能性がある。躊躇ってしまうのはそのためだ。

 アイドルで、学生であるさくらを妊娠させるのは不味い。せめてゴムしなければ。

 

「……その……きょ、今日は危ない日じゃないので大丈夫ですっ」

 

 さくらの言葉は確かに耳に響き、マネージャーとして最低限の節度を守らなけばならないという理性を揺さぶった。ゴムなしセックスのお誘いをさくらからしてくれたのだ。性欲に従いたいという気持ちが勝ってしまうのは当然のことだ。

 

「わかった」

 

 ソファーで仰向けになったさくらに覆いかぶさる。位置を調節し、勃起した肉棒をさくらの陰部の割れ目へとあてがう。そのまま腰をゆっくりと落としていき、亀頭が膣内へと飲み込まれていく。

 

「んっ……ぁ、あ、あぁ……っ」

 

 陰茎はゆっくりと段々と膣の内部へ、その奥を目指して進んでいく。肉壁による抵抗を受けながらも進み、陰茎をその根本まですべてさくらの膣内へと捻じ込んだ。

 

「はぁ……はぁ……おっきいのが、膣内に挿ってます……っ」

 

 さくらの膣内にコンドームのついていない肉棒が挿入されている。その事実だけで射精してしまいそうなぐらい、俺は興奮していた。さくらもうっとりとした声を上げていた。

 その上、さくらの膣は陰茎に絶えずその肉襞でうねうねと絡みつき、そしてぎゅうぎゅうと締め付けていた。それによって動かずとも射精することができるほどの快感を得ていた。

 陰茎は今もびくりびくりと膣内で繰り返し軽く震えていた。温泉に浸かっているかのような極楽を味わい、思わず溜息を漏らしてしまう。

 

「ぁ♡ ……ふふっ、マネージャーさん、気持ちよさそうです」

 

 さくらはそんな俺の様子を見て穏やかに笑っていた。相手が気持ちよくなっていることがわかるのはやはり嬉しいものなのだろう。

 その間もさくらの膣内は断続的に収縮し、陰茎を締め付けていた。そろそろ腰を振って、さくらの膣でさらに気持ちよくなりたい。

 

「……そろそろ動かしてもいいか?」

 

 原始的な欲望が口を突き動かした。自分が気持ちよくなりたいというのもあるが、さくらの淫らな姿をもっと見たくなった。

 視線を数秒間だけ宙に彷徨わせて、さくらは目を合わせてきた。言葉を発さずにこくりと首を縦に振った。

 さくらの細い腰を掴んで、動かし始める。肉棒を膣の奥へと押し込むイメージで腰を前へと突き出して、そして引いていく。

 

「……ぁ♡ あっ……♡ あっ♡ あんっ♡ ……あっ♡」

 

 ゆっくりと腰を振るのに合わせて、ソファーがぎしぎしと軋みを上げた。

 さくらの甲高い、蕩けた嬌声が響く。その音と混じり合うように繋がっている部分から水音が鳴る。

 

「さくらの膣内、気持ちいいよ」

 

 ピストン運動を繰り返すとそのたびに膣内はきゅきゅっと肉棒を圧迫するように締まる。特に引いていくときなんかは膣から抜け出させないように膣肉が絡みついてくる。熱が肉棒を包み、纏わりつく。

 生殖本能に訴えかけるような悦びが肉棒から腰を通じて身体全体に甘く、じんわりと、止めどなく広がっていく。

 

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ ……わ、私も……っ♡ あ♡ あ……っ♡ あんっ♡ 気持ちいいですっ♡」

 

 艶声を上げるさくらの膣から陰茎が引き抜かれると、その竿は愛液で濡れてテカっていた。腰が引き竿が抜かれると愛液がカリによって掻き出され、ソファーを汚した。そのことはさくらも俺ももちろんわかっているのだが、交わりを止めることなんてできるわけがなかった。

 ゆっくりとした一定の早さとリズムの腰の動きから徐々に変化を加える。ゆっくりと腰を引いて、勢いよく一気に奥へと肉棒を突き出した。

 

「ぁ……っ♡ ああっ♡ あっ♡ それ……っ♡ うぁ♡ あっ♡ すごいっ♡ はぅっ♡ ……あぁっ♡」

 

 ストロークの間隔を狭め、腰を振る速度を上げる。接合部から聞こえる淫靡な音がより大きくなった。

 

「……あっ♡ はぅぁ♡ ……ゃあっ♡ あっ……♡ あっ♡」

 

 さくらの顔は完全に淫欲に染まった雌の顔をしていた。快楽に蕩けて、だらしなく開いたさくらの口から涎が垂れる。その光景が煽っているかのようでさらにムラつかせてきた。

 

「あっ……♡ おくっ、だめっ……♡ あっ♡ あぅ♡ あっ♡ だめっ♡ ……ぁうっ♡ だめっ♡ あんっ♡ あぅっ……♡」

 

 肉棒がさくらの膣の奥深くをぐりぐりと刺激すると、さくらは言葉では否定しつつも膣の肉襞が微細に蠢き、隙間なく密着してきた。気持ちいいとさくらは身体で言っているようなものだった。さくらの嬌声は一際甲高くなる。

 さくらの膣の肉襞の容赦ない締め付けに一度腰の動きを止めた。このまま腰振りを続けていればすぐさま搾精されていたことだろう。呼吸を乱していたさくらにもここで一度小休止をいれるべきだろう、という意図もあった。

 

「はぁ、はぅ、はぁ……あの、マネージャーさん」

 

 乱れた呼吸を整えながらさくらは口を開いた。彼女の瞳の奥が物欲しそうにおねだりしているように見えた。

 

「もっと……もっと、激しくしてください」

 

 そう言いながら、男根を求めるかのようにさくらは自ら腰をこすこすと動かしていた。肉棒に伝わる弱い快感と淫猥なさくらの姿が早く腰を振ってと俺に催促しているようだった。

 

「マネージャーさんのおちんちんで、もっと気持ちよくなりたいです……っ」

 

 ただ、腰を再び動かし始める。何も言わずに。さくらの望み通り、もっと激しく、もっと深く。

 

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あぁっ♡ あぅっ♡ あ♡ あんんっ♡」

 

 さくらの嬌声は大きくなって、室内に響く。おそらく部屋の外にも漏れているだろう。誰もいないから問題ないが。

 声だけではない。肉棒を包み込む膣壁は精子を搾り取ろうとよりキツい締め付けを見せる。膣内で蠢くヒダヒダがうねって、肉棒を引き抜かせないように吸い付いて絡みついて、簡単に離してはくれない。

 

「あ♡ あっ♡ あぅっ♡ おくっ♡ おくに、当たってっ♡ あぁっ♡ あっ♡ あんっ♡ ゃんっ♡ あっ♡」

 

 深いピストン運動を繰り返していると陰茎の先、亀頭にゴムまりのような感触の行き止まりに何度もぶつかる。そこに当たるたびにさくらは大きく身体を震わせた。子宮が降りてきていた。

 

「さくらはここに当たるのは嫌か?」

 

「あっ♡ あっ♡ あぅっ♡ あぅんっ♡ ぅぅ、意地悪ですよぅ……」

 

 さくらの顔を見れば嫌かどうかなんて聞かなくてもわかった。それでも聞いてたのはさくらの言う通りで、好きな子に言わせたいという意地悪な思いがあったからだ。

 

「もっと……っ♡ もっと♡ おくっ♡ イジメてほしいですっ……♡ マネージャーさん、お願いですっ……♡ あっ♡ あぅっ♡ やぁっ♡ あっ♡ あぁっ♡」

 

 その懇願に逆らうわけもなく、さくらの望むままに肉棒を押し込んでいく。ぱちゅん、と腰同士がぶつかる音が大きくなった。

 

「あっ♡ んぁっ♡ んんっ♡ ……私っ、気持ちよくなりすぎて、怖いです……っ♡ ぁっ♡ あ♡ あっ♡ あぅっ♡ ああっ♡」

 

 押し寄せる快感にさくらは恍惚な表情のうちに不安そうな影を浮かべる。

 

「マネージャーさんっ♡ あぅっ♡ あぁっ♡ 手っ♡ あっ♡ あっ♡ あぁっ♡ 手を握ってくださいっ……♡」

 

 さくらがこちらに両手を伸ばしてきて、俺はその両手をそっと握った。爪を食い込ませるぐらいの力でさくらは握りしめてきた。身体中を性的快感が支配しているせいか、痛みは感じない。

 

「もっとっ♡ もっと、強く……っ♡ あ♡ あんっ♡ あっ♡ あっ♡ ぎゅって、してくだしゃいっ♡」

 

 ああ、とそれに応える。握った手に壊れてしまうぐらいに思いっきり力を込めた。

 さくらの手との間に指を絡めて隙間なく、握りしめ合い、繋がる。性的な繋がりだけじゃなくて心まで繋がっているような錯覚に陥る。

 

「離さないで、くださいねっ♡ あっ♡ ゃあっ♡ ぁんっ♡ あっ♡」

 

「ああ。絶対離さないから……っ」

 

「あっ♡ ぁんっ♡ あぁっ♡ 気持ちいいのっ、止まらないよぅ♡」

 

 コツコツと子宮口を陰茎でイジメるのを続けると、さくらはその都度身体を震わせて背中を弓形に反らせた。

 きゅううと膣内が陰茎を痛いぐらいに締め付けてくる。あまりの快楽で腰の感覚が段々と溶けて消えていく。射精感は抑えきれないぐらいに高まっていた。

 

「やっ♡ あんっ♡ んんぅ♡ ダメ……っ♡ ダメですっマネージャーさんっ♡ あぁぅ♡ あっ♡ あぁっ♡ 私もうっ♡ イっちゃいますっ♡」

 

「いいよ。さくら、イって。我慢せずに」

 

「はい……っ♡ マネージャーさんもっ、一緒にっ♡ あっ♡ あっ♡ あんっ♡ イって、くださいっ♡ あぅっ♡ あぁんっ♡」

 

 さくらの絶頂が近い。ラストスパートをかけるため、獣の交尾のように、力任せに遠慮なく腰を叩きつける。さくらの胸が身体の振動に合わせて勢いよく揺れた。

 射精を促そうとさくらの膣壁は陰茎を容赦なく締め付けてくると子種が増々製造されて睾丸は重たくなっていく。

 

「このままっ、膣内に……射精してください……っ♡ あぅっ♡ あぁっ♡ あんっ♡ さっきも言ったとおり、大丈夫な日ですからっ♡」

 

「わかった……っ、このまま膣内に」

 

「はいっ♡ くだしゃいっ♡ マネージャーさんのせーし、膣内に♡ びゅーって、射精して満たしてっ♡ あっ♡ あっ♡ あぅう♡ はぅっ♡ んぁっ♡」

 

 さくらの膣の奥に、子宮に、睾丸で製造されたさくらを孕ますための赤ちゃんの胤をすべて注ぎ込み、満たす。それだけを考えて、腰をさらに激しく打ち付ける。

 

「イくっ♡ あんんっ♡ んぅっ♡ あひぅっ♡ イくっ♡ イきますっ♡ イっちゃいますっ♡」

 

 さくらの意識は朦朧としているようで、瞳の焦点が合わない。それでも両足を背中に回して、精液を一滴も零さないようにがっちりと固定して密着してきた。

 

「ああ、イっていいからな……っ、イけ、イけっ」

 

「はいっ♡ イきましゅ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ マネージャーさん、好きっ♡ 好きですっ♡ ゃあっ♡ んんっ♡ イくイくイくっ♡ あんっあっあぅ♡ マネージャーさんも一緒にっ……♡」

 

「ああ、射精る……ッ」

 

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あぁっ♡ あぅぅっ♡ んんん~~~~~っっっ♡♡♡」

 

 膣壁がしがみつくかのようにきゅーと収縮し、強い圧力が肉棒へとかかる。さくらの身体が大きく跳ねる。さくらの手を握る力が一際強くなる。

 膣の絶頂による締め付けに限界を迎えていた陰茎をその最奥の子宮口へと突き上げてぐりぐりと押し付け、身体同士が完全に密着した状態で睾丸に溜まった子種を欲望のまま吐き出した。びゅーびゅーという音が聞こえてきそうなほど吐精された大量の精液を子宮は受け止める。そして満たされていく。

 射精の反動か、視界がチカチカと明滅を繰り返し、真っ白に染まった。頭の中に幸福感が広がっていく。危険日ではないとはいえ、己の遺伝子を好きな女性の胎内に注ぐという行為は雄としてこれ以上のない誇らしさを感じさせた。

 睾丸に詰まっていた精子を全て吐き出すまで射精が止まらない。その間もさくらの膣内は収縮を繰り返し、精子を搾り取ろうとしてきた。

 さくらも快楽に蕩けているのか、身体を火照らせていた。

 

「はぁ、はぁ……はぁ、はぁ、はぁっ……」

 

 身体が酸素を欲していた。肺を膨らませて萎ませるのを繰り返す。さくらも同じみたいで、荒く色っぽい乱れた呼吸が聞こえてきた。さくらも俺も、身体を落ち着かせようとしていた。

 日々のレッスンで鍛えられているさくらが呼吸をここまで乱しているという事実がセックスの運動量が凄まじかったことを物語っていた。さくらの白い肌に玉粒のような汗が浮かんでは重力に従って雫となって落ちた。

 

「はぁ、はぁ……はぁ……マネージャーさん、大好きです……」

 

 呼吸が整ったさくらが無邪気に微笑んだ。さくらの頬は上気していて、その声は蕩けるようでしっとりとしていた。

 ……いつの間にかさくらの手の力は優しく、包み込むように柔らかなものに戻っていた。

 

「お腹の中……マネージャーさんのでいっぱいで、あったかい……。膣内に出されるの、気持ちよくて癖になりそうです……」

 

 さくらのその声が耳に吸い込まれて残る。愛おしそうに見つめる彼女の瞳に照れくさくなった。

 これから先、俺はゴムありセックスで我慢できるのだろうか。俺も癖になってしまいそうで今後が不安だ。

 

「マネージャーさんはどうですか……? その……中出しえっち、気持ちよかったですか?」

 

 さくらの指が手の甲を撫で、弄ぶ。くすぐったい。けどさくらに止めるように言う気は起きなかった。

 

「ああ、気持ちよかったよ」

 

「えへへ……よかったです……んっ」

 

 さくらは身体を起こして、唇を突き出す。近づいてきて、やがて唇と唇が重なる。その唇が一瞬だけ歪んで、そっと離れていった。

 

「マネージャーさん、大好きですっ!」

 

 顔が熱くなった。その様子を見てか、さくらが嬉しそうにする。今度はこちらからキスしてやろうと思った。

 一頻り、全裸のままで触れ合ってイチャついて、気が付けば日付が変わるころになっていた。それから慌てて性交の証拠を隠滅して、さくらを送るため事務所を後にした。事務所を出るときにはさくらもバツの悪そうにしていた。

 さくらを寮まで送っていく道中、お休みを二人で合わせて今度は一日中セックスをする約束をしたのはまた別のお話。

 




お目汚し失礼いたしました。
ありがとうございました。

牧野呼び? マネージャー呼び? あなたはどっち派?

  • やっぱり牧野呼びがいい
  • やだやだマネージャー呼びがいい
  • 正直どちらでもいい

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