とある人身売買組織を潰す任務についていた千束だが、仲間を人質に取られ失敗する。
 度重なるレイプと脅迫、心と体を支配するナノマシンを注入された千束は徐々に悪に染まり、組織のボスへ愛を募らせてしまう。


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skebで書かせていただきました


犯罪組織に洗脳され、ボスの女にされる千束

 

 

 

 

---人身売買組織のボスに偽りの忠誠を誓い、騎乗奉仕する千束

 

 

 

 

「状況が飲み込めたか? 錦木(にしきぎ)千束(ちさと)」

 

 人身売買組織のボスは、千束に言った。

 その筋肉質な大柄な男は勝ち誇った顔をしてリコリスの千束を見下ろしていた。

 

「はいは~い、たきなやみんなの命はあんた達のご機嫌次第で爆弾でドカン、分ってますよ」

 

「物分かりがよくて助かるね。旧電波塔の英雄さん」

 

 千束に話しかけるのは組織のボスだけだが、周囲は武装した部下が取り囲んでいる。

 武器を持っていれば制圧できないこともないかもしれないが、拘束されている千束には出来ることは無い。

 

「貴方達、ただの人身売買組織だと思ってたら結構やるんだね。あまく見てたわ~」

 

 無論、千束は今回の仕事を甘く見てなどはいなかった。

 だが、DAから千束に提供された情報に穴があったこと、人身売買組織が最初からリコリスのエースである千束一人にターゲットを絞って作戦を練っていたこと、その他様々な要因、運が千束とたきな、他のメンバーを窮地に陥れた。

 

 リコリコの面々は人身売買組織の手に落ち、千束は能力に関わらず身動きが取れない状況に追い込まれてしまっていた。

 

 既に、拘束されてから一週間以上経過している。

 その間、千束たちは人身売買組織の人員にさんざん凌辱され、辱められてきた。

 そして今日、千束だけがようやくボスと対面させられたのだ。

 

「結局、個人じゃ限界があるんだよ。お前みたいな個を潰すためには周りから攻めるが上策だ」

 

「ご高説どうもありがとう、今後の参考にさせてもらうね」

 

 軽口を叩く千束だが、内心は表の表情程ではない。

 突破口が見えないのだ。

 

 全員が捕縛され、建物の地下に押し込められている。

 人身売買組織なだけあって、多数の人間を管理するための"部屋"はいくつもあった。

 千束やたきな、クルミ達は組織の荒くれ男達の気が向いた時に犯され、汚され続けていた。

 

「(今回は不味いなあ。DAもたきなも動けない。私が何とかするしかないんだけど……)」

 

 DAから仕事を貰ったはいいが、DAからの援護は一切受けられない。そういう条件の仕事であった。

 純潔を失ったショックはそれほどでもなかった。

 元々、戸籍すらなく命の保証のない生き方しか許されていない。

 任務に失敗しても命が残っていただけラッキーと思う覚悟はあった。

 それはたきなも同じだろう。

 

「この屋敷は孤島は電波を遮断する装置が組み込まれてる。節税のためのタックスヘイブン、ペーパーカンパニーを置く予定だったが頓挫したんだ。それを我々が所有し、奴隷を一時的に保管しておくために利用しているというわけさ」

 

「へー、絵に描いたような悪だね」

 

「なあに、我々が世の中から行方不明にする数なんて昨今の新型病原菌が出す死者の数百分の1にも満たない」

 

 どうでもいい話ではある。

 だが、自分に対してここまであけっぴろげに話し始めたという事は、本格的にこちらを敵とみなさなくなった可能性が高い。

 つまり、どう転んでも逆らえない状況になったと判断されたのだ。

 千束はまだあきらめていないが、逆転の目は限りなく薄くなっていると感じた。

 

「その話、あなたのお母さんが聞いたらどう思うかなあ」

 

 何とか話を引き延ばそうとする千束。

 だが、これが事態を打開につながる可能性が薄いことは知っていた。

 何とか自分の手にかけられた結束バンドを緩めようとするが……。

 

「タイムオーバーだ千束。お前は実力だけではなくメンタルでも合格だ、俺達の組織の先兵として働け。そうすればお前とその一部の仲間の命だけは助けてやる」

 

「……」

 

「これを見ろ」

 

 組織のボスは部下が持ってきた箱から何かを取り出し、千束の前に投げ捨てた。

 

「……っせんせいをどうした!?」

 

 男が千束の目の前に置いたのは、ミカの頭皮だった。

 まだ、頭皮からは血が滴っていた。

 

「どうしたと思う? どう答えて欲しいんだ? これはお前が招いたことだぜ、千束が俺に最初から素直に忠誠を誓い、手足になって働くことを承諾していればこの結果は防げたんだぞ?」

 

「わかった、分かったから……先生や仲間に手を出すな」

 

「あの黒人が生きてるとは一言も言ってねえぞ。あの黒いおっさんも最後までお前達には手を出すなって喚いてたなあ、ガハハハハハ!」

 

「お前ら! お前!……っくぅ……」

 

 千束は悔やむ。

 実の父親同然に慕っていたミカをすくえなかったこと。

 自らの無力を。

 

「俺達はやるぜ? 必要ならたきなもクルミも。部下の慰み者にならなくなるほど使い切ったら――」

 

「…………分かったっていってるでしょ。これ以上言わせないでよ。あんたたちのいう事なんでも聞くからさぁ……たきなや皆にはもう手を出さないでよ、レイプするのはもうやめて……」

 

 千束は人身売買組織に屈した。

 

 

 

 ……

 

 ……

 

「これは何? 注射嫌いなんだよね」

 

 千束に渡された物は、注射器であった。

 

「ふんっ、まだそんな口を叩く余裕があるんだな。これはうちで開発してる新型ナノマシンでな、これを血中に溶け込ませると命令者のいう事に逆らえなくなるんだ。お前みたいな精神力の強い奴を折るための物だ」

 

「そんな都合のいいものあるなら最初から使えばよかったでしょ。でも使わなかったってことは私に協力させる必要がある」

 

「まあな。これを注射しただけじゃすぐに効果は切れる。24時間以内に特定の錠剤をのみ続ける必要がある、そうしなけりゃ血中のナノマシンが分解されてしまうんだ」

 

「そこまで協力的にさせるならもう脅迫の必要とかなくない?」

 

「いいから自分の首に打て」

 

「っん……」

 

 千束は言われるがままにナノマシンを首筋に撃つ。

 注射器の針から、ナノマシンを含んだ溶液が血管へと侵入していくのを感じた。

 

「何も変わった気はしないけど」

 

「へへへ、そのうちわかるさ。ほら、忠誠の証に奉仕しろや。ご主人様のためにな」

 

 男は部屋の中央にあるベッドで仰向けになり、千束を誘う。

 

「はいはい……」

 

「服脱げよ、全裸になっておまんこしてやる。""俺に跨って騎乗位でセックスしろ、俺のザーメンがお前の体内に入るまで""だ」

 

 その瞬間、何か頭がビリっとした。

 そして、いいようもない焦燥が千束を支配する。

 

「(これが、ナノマシンの効果か……こいつの言葉に強制力を感じる……絶対に逆らえない感じじゃないけど、打ち始めてすぐに効果が出るって事は、相当強力なやつだ)」

 

「へへへ、さっそく効果が表れたようだな」」

 

 千束が無言でボスの上に跨ると、ボスは勝ち誇ったように言った。

 

「(先生の敵(かたき)、いつか殺してやる……死なない程度に……)」

 

 憤怒の感情を抑え、千束は組織の男に跨る。

 ボスの部下たちは部屋の外へ出ていったが、自分が何かすればすぐにたきな達への制裁となるだろう。

 ここは、ボスとセックスするしかない。

 

「(先生ごめん。いつか敵は取るけど……今はこいつとエッチしないとたきな達が殺されちゃうんだ)」

 

「へへへ、他の女と一緒に、さんざん犯してやったけどお前が自分の意思でちんぽはめるのは初めてだなあ? たっぷりサービスしてくれよなw」

 

「(こいつへの怒りは消えてない。命令に服従しなければって強制力は感じるけど、怒りの感情は注射で消えはしないみたい……命令に従わせるナノマシンっていうけど、どっちにしろ私はこいつらに逆らえないんだから使う必要なんてないのに。もしみんなが捕まって無かったら、このまま締め落としてぼこぼこにしてやるんだけどな)」

 

 ボスのペニスは、ガチガチになっていた。

 熱い男根が千束の恥丘に当たり、ビクビクと震えていた。

 千束に対し熱い欲情を覚えているのだ。

 

 何度もボスにレイプされた千束は、ボスが自分に対し劣情以上の物を覚えているのを感じた。

 もしかしたら、真島のように過去に自分と何かあった男なのかもしれない。

 ボスの自分に対する執着が普通じゃないと思ったから。

 

「おらっ、ご主人様に奉仕しますと言え」

 

「変な動画とか漫画の見過ぎじゃないの……はぁ~……ゴシュジンサマダイスキ ゴホウシシマス~~」

 

 ゆっくりと腰を落とし、男の物の"先っぽ"が千束の膣の入り口にあたる。

 ぬるぬるとしたカウパーが、千束の性器の入り口を濡らす。

 

 そこで千束は腰を止めた。

 

「どうした? 今更セックスが怖いというわけでもないだろ」

 

「……月並みな言い方だけど、絶対お前を後悔させるから」

 

 それを言った瞬間、ボスのペニスがさらにビクビクと震えだした。

 千束の態度に興奮したのだ。

 

「へへへ、俺のことが憎いだろうなあ? そんな俺のちんぽでアンアン鳴かされる気分はどうだ?」

 

 男は千束の腰を掴み、乱暴に引き寄せる。

 

「んっ……!」

 

 まだ濡れていない千束のあそこに、ボスの大きなペニスが挿入される。

 千束の反抗的な態度と同じく、乾ききった女性器は男の生殖器を拒もうとした。

 

「(うぅ……やっぱりこいつのちんぽデカすぎ……ごめん、たきな。またこいつとエッチしちゃった……)」

 

 千束はたきなとの性行為を思い出す。

 たきとの初めて慰め合った夜を想い、嫌いな男との行為を耐えようとするが……。

 

「(だめっ、奥来てる……たきなの指じゃ届かないとこに、こいつのが届いてる……)」

 

 女には無い長く女の奥底に到達する男性器という存在が、容赦なく千束の膣内を蹂躙する。

 千束の奥の奥まで、たきなの指では届かないモノが到達していた。

 

 ボスのペニスは千束の子宮口近くまで届いてしまったいるのだ。

 

「普通はあんだけヤリまくってりゃ反応で濡れやすくなるもんだけどなー」

 

 幾度となく千束を犯したボスであるが、未だに千束の身体は敵にはなびかない。

 性器同士を擦り有れば防衛反応で千束のあそこから愛液が出てくるが、それは男に屈服した証にはならないのだ。

 

「おじさんが下手くそなんじゃないの。あんなに抱いておいて女一人感じさせられないとか、ウケるんだけど」

 

 膣内に強い圧迫感を覚えながら、千束はなんとか軽口を叩く。

 実際には余裕は無い、掴まってから何度もボスにレイプされてきたとはいえ、その肉壺はまだ本当の悦びを知らない。

 処女膜をボスに捧げてもなお、ボスに抵抗しようとする千束の心と同じように、千束の性器は男性器に馴染もうとはしていなかった。

 

「ぶつくさうるせえ、さっさと動け」

 

「はいはい……んっ……」

 

 千束は男の胸に両手を当て、ゆっくりと腰を動かす。

 ボスの男性器は大きい、千束の小さな膣穴を一杯に広げても受け入れるのは容易ではなかった。

 一応ボスの方も千束のあそこが傷つかないように激しく動かしたりはしないが、それでもセックスは楽なことではない。

 

「んっ……くっ……はぅ、んっ! ……」

 

 腰を止めずに、ゆっくりと動かすが、相変わらず内臓を引き裂かれるような鋭い痛みが走る。

 

 たきな達共々散々レイプされた時に痛みは味わいつくした。

 望まないセックスにはいつまでも慣れない。慣れたくもない。

 

 しかしそんな拙い千束の騎乗位でも、ボスは感じているのか、ペニスをビクビクと震わせ始めた。

 射精そうなのだ、千束は膣内でそれを感じ取る。

 

「さっさと出すもの出してよ、これ、上半身固定したまま腰動かすのって結構疲れるんだけど」

 

 文句を言っているが、千束も千束で少しは感じ始めていた。

 雄に射精されるという原始的な欲望は、少しずつではあるが千束の雌の部分を刺激していた。

 どうしようもない、女としての防衛本能である。

 

「セックスってのはちんぽとまんこ擦りあってりゃいいってもんじゃねえんだよ。互いに気持ちが乗らねえとな」

 

「(うざっ……このおじさんめんどくさすぎ。絶対モテないわ……でも、こいつの精子を私のお腹に出して貰わないと……)」

 

 千束はボスの射精を促すべく、大きく腰を振り始めた。

 パンパンと肉同士で打ち付けられる音が部屋に響く。

 

「へへへ、そうだ。お前の身体を使って俺を射精させるんだな。おまえの雌の部分が俺を気持ちよくできなきゃ、お前の仲間は終わるんだ」 

 

「はやくっ、出せっ、出せっ」

 

 腰を振り、嫌な男の男性器を出し入れする不愉快を味わいながら、千束は必死に射精を誘う。

 腹の中の異物感に不快を覚えながらも、自分の体内の雄が射精したがっているのが分かった。

 だが、男は一向に射精しそうにない。

 

「(いつもは早く出すのに、私にも、たきなにも好き放題して。いっつも避妊無しで中出しするくせに)」

 

 不愉快ではあるが、何度もセックスした(させられた)仲である。

 男の射精タイミングは分かっていた。

 腰をグラインドさせ、ペニスを締め上げるが、何故か今日は射精が遅かった。

 

「どうして出さないの、いつも中で出したがるくせに」

 

「こういえば終わらせてやるよ」

 

 男はぼそぼそと耳打ちする。

 

「……キモ……そんな風に言って欲しいんだ……」

 

「言わねーと終わんねーぞw」

 

「……ご主人様愛してます、千束をご主人様の精子で孕ませてください……」

 

「心を込めて言え」

 

「ご主人様愛してます、千束をご主人様の精子で孕ませてください……あっ!」

 

 言った瞬間、千束は自分の中のペニスが大きく膨らむのが分かった。

 そして……

 

 どくっどくっ

 

 腹の中で、男の肉棒が脈打つのが分かった。

 射精されているのだ。

 

 世界で一番嫌いな男が、自分の中に遺伝子をまき散らしている。

 しかし、不快と思いつつも、目の前の男を愛すと言い、実際に射精させられてみると、別の感情が沸き起こってきてしまう。

 

「(うぅ……私の馬鹿……なんでこいつに射精されて悦んでるんだ……私の馬鹿まんこ……少しだけイちゃった……先生を殺した奴のちんぽなのに……)」

 

 自分のあそこが、射精に呼応して締め付けを強めているのが分かる。

 

 千束は膣内に射精されながら、快感を味わっていた。

 女として避けようがない、雄に与えられるセックスの快感である。

 

「あぅ……まだおちんちんビクビクしてる……いつまで射精するのよあんた……」

 

 千束は不本意ではあるが、ボスを悦ばせるしかない。

 ねっとりと密着した股間同士の間には、感情は存在しない。

 射精する者と、子種を受け取る側の関係性しかないのだ。

 

 ボスのペニスは千束のまんこを楽しみ、千束は腰をゆっくりと揺らしてボスが最高に気持ちよく射精するための手伝いをしてしまう。

 

「……たまんねえな……あの最強のリコリスをよぉ、俺を雑魚みてぇに見下した態度とったあの赤服女をこうやって犯しまくれる日がくるとはよ。へへへ、気分はどうだ? お前からしてみりゃ俺はただの雑魚よ、その雑魚におまんこ奉仕して腹の中に精子ぶちこまれる気分って奴はよ」」

 

 

「(やっぱりこいつ、昔……)」

 

 千束からしてみれば正直、ボスのことは全く記憶になかった。

 殺さずに放置した男は数多い。いちいち覚えていられない。

 だが、千束にやられた男は別なのだ。

 小娘に倒され、命と共に屈辱を得た男は真島だけではない、この組織のボスも同じだったのだ。

 

 千束に特別な感情を持ったボスは、千束を障害としてだけでなく、執着の対象にしていた。

 この女を倒したい、征服したい。

 その感情の行きつく先は、徹底的に自分に対し服従させることであった。

 

「(お腹の中あっつ……こいつの精子、いつもより濃いみたい……やだ、こんなの分かっちゃうなんて。こいつの精子お腹の中で受け止めるの慣れてきてるんだ……私のおまんこ、こいつに負けるの慣れてきちゃってる……孕ませエッチされてるのに……)」

 

 体内で波打つペニスの鼓動をはっきりと感じ取りながら、千束はボスの射精を受け止める。

 膣肉を広げようと雄の性器が自分の中で膨らんで、遺伝子を送り込む行為、それに協力してしまう自分の身体が恨めしかった。

 千束の肉体は、どれだけ相手が憎くても男の精液で孕もうとしてしまうのだ。

 

 性欲旺盛な男に敗北した女として、千束は全力で奉仕せざるを得ない。

 

「舐めたこと言うけどよぉ、千束のまんこは正直だぜ? 俺のちんぽちゅうちゅう吸って孕みてぇ孕みてぇって言ってるんだわ」

 

「だから、エロ漫画の見過ぎだって……ほんときもい。やだ……まだ出てる……いつまで射精する気なのよ……んっ! すごい、濃い……毎日一杯出してるのに……ほんとに孕まされる……」

 

 ボスはしっかりと千束の腰を掴み、自分に押し付ける。

 

 ドクッドクッドクッ♥

 

 ペニスは未だ波打ち、睾丸で生産された精液を千束の膣内に送り続けていた。

 

「(こいつの赤ちゃんほんとに孕んじゃう……殺したいほど憎い敵の赤ちゃん孕んじゃう……ほんっと最悪……)」

 

 だが、千束自身、自分の子宮にまで届こうとする熱い棒に食らいつこうとする下腹部の性欲を抑えきれていない。

 牢屋暮らしの中、千束もたきなも散々ボスの相手をさせられてきた。

 性欲のはけ口としてセックスを何度も経験した身体は、いやがおうにも男に媚びる術を覚えてしまっている。

 

「おい、千束。"命令だ、俺を愛せ、俺だけを好きになって、俺だけのためにその力を使え"」

 

「は? ……っつ!」

 

 一瞬、静電気のようなビリっとした感覚が千束の頭に走った。

 不愉快ではないが、今までにない感覚である。

 それが、体内に注入されたナノマシンの効果であることをはっきりと認識させられるのはもっと後のことだ。

 

「へへへ、そのうち絶対心から俺の女にしてやるからな」

 

「……死ね……」

 

 千束は、体内に吐き出される体液の熱さを感じながら言った。

 

 

 

 ……

 

 ……数時間後、たきな達が捕獲されている地下牢屋にて……

 

 ……

 

 

 

 ボスとのセックスの後、ようやく解放された千束はたきな達のいる場所に戻ることを許された。

 だが、孤島の屋敷内といえど警備は厳重で、丸腰の千束には何もできない。

 

「千束!」

 

「大丈夫……じゃないよな。僕たちのために……」

 

 たきなとくるみは千束の様子を見て忸怩(じくじ)たる思いを表情から隠せない。

 

 牢に戻ってきた千束の様子は、凌辱の跡が一目瞭然であった。

 髪や脚にべっとりと付着した白い液体は、千束がボスと激しい情交を行った後だとすぐにわかる。

 

「ごめん千束……私がもっとしっかりしていれば」

 

「なーに言ってんのたきなちゃん。こんなの大したこと無いって。知ってるー? 最近のJKはパパ活ぐらい出来て当たり前なのだよ」

 

「それ、絶対違うと思う」

 

「まあまあ。殴られたり銃で撃たれたりするわけじゃないし大したこと無いって。私の美貌が勝ったってことでしょ、ね?」

 

「それで千束、先生は……」

 

「あんた達は私がなんとかするから、なにも気にしないでいいよ……」

 

 千束はたきなとくるみを両手に抱いて囁いた。

 そして彼女達は悟ったのだ、ミカがもう戻ってこないということを。奴らに始末されたのだ。

 

「私がなんとかするよ、先生の分もきっと……」

 

 千束はそう言って、牢屋から出ていく。

 

「千束、私もやります、貴方だけに苦労させられない!」

 

「たきな、あいつも考えてる。僕等じゃダメなんだ。残念だが僕らは人質としての価値しかない」

 

 

 

 

---DAの高官にハニートラップ

 

 

 千束は解放され、本土に送り込まれた。

 もちろん自由の身になったわけではない。

 たきなやクルミ達を人質として、人身売買組織の活動を手伝わされているのだ。

 

 逆らえば、たきな達の命は無い。

 千束は全力で仕事にあたるしかなかった。

 

 そしてその仕事の内容は……。

 

 

 

 

「ねぇおじさま。私疲れちゃった。もう歩きたくなぁい。お部屋で休みたいなあ♥」

 

 千束はでっぷりと太った中年に腕を絡ませ、色目を使う。

 中年男はDAの幹部、男版リコリスのリリベルの人間であった。

 

「こらこら、本来は我々が個人的に会う事は許されんのだぞ」

 

「えー、私はもう建前上はリコリスじゃないですしー」

 

「守秘義務を知らんわけではないだろ」

 

 そう千束をたしなめるが、男は鼻の下を伸ばしてデレデレしていた。

 

「そんな言ってー。おじさんも私みたいな可愛い子に迫られて悪い気はしないでしょ~~♪ ……私疲れちゃった……ちょっと休みたいかなあって……♥」

 

 そう言って、千束は男の腕を引っ張り、ホテルの前に立った。

 

 人身売買組織に与えられた仕事、それは千束の人脈と容姿を利用した組織に敵対的な組織へのハニートラップであった。

 

「(わたしってこんな声出せるんだ。なぜかこんなことしても全然苦痛に感じない。このおじさん全然好みじゃないのに、命令で売春(う)ってると思うとこんなおじさんでも結構かっこよく見えちゃう。これが薬の効果かぁ……命令に従ってると不安や緊張が完全に消える感じ、やばいもん注射しちゃったなあ……)」

 

「仕方ないな、休んでいくだけだぞ♥」

 

 中年は千束にせがまれて意気揚々である。

 二人は腕を組みながら、ホテルの部屋に入った。

 

 

 ……

 

 ……

 

 

「あんっ♥ がっつきすぎだよおじさん」

 

 部屋に入った瞬間、中年は千束の身体にがっつき始めた。

 すぐさまベッドに押し倒されると、衣服を脱がされ、胸やあそこを弄られ始める。

 性欲丸出しの行動に、流石の千束も少し焦った。

 

「(やばっ、おじさんすっごい鼻息。私とエッチできると思って興奮してるんだ)」

 

「何をいうか、お前が誘ったんじゃないか♪」

 

「そうだけどぉ、部屋に入ってすぐあそこ弄られるなんて思わなかったよぉ。このスケベ♪」

 

「まさかあのリコリスファーストの千束がこんな女だとはな」

 

「んふふー、私だってエッチなことに興味ぐらいありますよ。この仕事ストレス溜まるんで―。みんなだってそこらへんな上手いことやってるんじゃないかなぁ。あっあっ、んふっ♥ もう、おじさんがっつきすぎ。正直引いちゃうんだけど♪」

 

 千束は裸にされベッドの上で中年職員から執拗な前戯を受けていた。

 股を開いた千束のあそこに、男は顔をうずめて舌を入れる。

 

「ぐふふ、千束のまんこ味合わせてもらうぞ。少しクンニしただけでこれだけ濡らすとはな。結構遊んでるんじゃないか♥」

 

「(やっば! 凄い気持ちいい。私レイプしかされたことしかないからかな。こんなに感じちゃうんだ。うぅ……組織のボスの命令でエッチしてるだけなのに、すっごい濡れちゃってる。おじさんの舌がお腹の中まで入ってきてるみたい……や、やばやばやば! 腰浮いちゃう、イク!)」

 

 千束の限界を悟った中年は、さらに舌をクリトリスに這わせ、丹念に転がした。

 

「舌凄いっ♥ イクイクイクッ」

 

 中年のねちっこい舌技に千束は思わず股間を浮かせ、名前もよく知らないような相手に自分の性器を押し付けてしまう。

 クリトリスがビンビンに立ち、視界が一瞬広く光ったかと思うと、千束は人生で初めてのクンニ絶頂を体験した。

 

「ひぃ♥ だ、だめっ、私イってる、イってるから、おじさんもう口離してぇ♥」

 

 千束が絶頂している間も、中年はまんこをちゅうちゅうと吸いながら執拗に嬲り続けた。

 

「ぐふふ、そろそろさせてもらうぞ。いつもいつもお前らリコリスはちんぽイライラさせやがって」

 

 中年は口を放すと、自分の一物を千束に見せつけた。

 ビクビクと震えるペニスは、今までリコリスの少女たちに欲情していた雄の欲望を表している。

 それを全て千束にぶつけようというのだ。

 

「(や、やっぱりするんだ。そうだよね~、おじさんも私で気持よくなりたいだろうし……これからリリベルの情報探るためにもエッチした方が都合いいよね)」

 

 人身売買組織から千束に下された指令は、リコリスのさらに暗部となるリリベルの情報収集であった。

 幸い、千束はDA本部にはそれなりに信用されている。

 とはいえ、無条件でというわけではない。 

 組織のボスは千束の顔が利くことをいいことに、千束にリリベル職員を篭絡するように命令したのだ。

 

「さぁ、いくぞ」

 

「うん、来て……いいよ」

 

 千束は股を開き、中年を誘う。

 命令でするセックスとはいえ、悪い気はしなかった、中年の愛撫は実際に気持ちよかったし、うっぷんが溜まっていた千束の気分を少しは晴らしてくれた。

 あくまで組織の命令による望まない売春であるが、今の千束に中年に対する嫌悪感は無い。

 それどころか、これから始まるセックスに期待している始末である。

 

「(あ、来る。おじさんも気持ちよさそう……私のあそこの入り口に、おじさんのおちんちん当たってる……あのクソ野郎のおちんちん以外は初めてだなあ……)」

 

 中年のペニスは我慢汁で濡れ、ぬらぬらと光っていた。

 

「(私の中で気持よくなりたいんだ。いいよ、あいつよりマシだし。この後酷い目にあうのは確定してるんだから、少しは私のあそこで楽しんでも……)」

 

 そうこう考える間に、千束の割れ目に亀頭をあてがわれる。

 先走り汁ぬるぬるの亀頭が、年若い少女とのセックスを円滑にするために体液を恥丘に塗り付けていく。

 

「きついな……」

 

 中年が千束の両脚を掴み、亀頭を膣に当て、ゆっくりと腰を沈めていく。

 

「(中におじさんのがきてる……"あいつ"より少しだけ太いかも……って何比べてるんだか)」

 

 脳裏に人身売買組織のボスの顔を思い浮かべる。

 何故だか分からないが、ボスと目の前の相手を比べてしまう。

 

「(違う……本当は分かってる、ナノマシンのせいだ。だからあいつと比べちゃうんだ)」

 

 千束にとって不快なのは、敵であるボスに対する悪感情がどんどん消えて行ってしまっていることだ。

 だが、今の千束にはどうしようもない、それが歯がゆかった。

 

 

 

 

「動くぞ、いいか?」

 

 中年のペニスは、しっかり千束の中に納まっていた。

 正常位で中年の向か入れた千束はベッドと中年に腰に自分が挟まれた重みを感じ取る。

 

「……んっ、いいよ。おじさん動いて」

 

 以前の自分ならセックスを楽しみなど考えられなかっただろう。

 だが、悪い気分はしなかった。

 それがナノマシンの影響なのか、自分自身の性格なのか今の千束には区別がつかない。

 

 ただ確かなのは、男に抱かれて感じている自分がいるということだけだ。

 

 

 タンッタンッタンッ

 

 ラブホテルの一室に、中年男と若い女の肉が打ち付けあう音が響く。

 

「やばっおじさん上手いね……あっ、あんっ♥ ……奥にぃ、おじさんのおちんちん来てるよぉ」

 

 お世辞ではなく、本当に感じていた。

 セックスに慣れたのもあるだろうか、それともナノマシンの影響だろうか。

 千束は素直に雄のストロークを受け入れていた。

 

「はぁはぁはぁ……なんか当たってるぞ、千束の子宮じゃないか」

 

 千束の身体の奥底に、何か硬い物が当たっている。

 それは千束の子供部屋であった。

 中年のペニスが千束の子宮口に達したのだ。

 

「うんっ……赤ちゃんのお部屋におじさんの先っぽ当たってるよ♪ あっあっあんっ。はぅう……ん!」

 

 異物がツンツンと子宮に当たる感覚がして、千束は息を漏らす。

 はぁはぁと息を荒げ、膣壁に感じるペニスの感触を味わっていた。

 

「(やっぱ私、普通に感じてる……この人とのセックス楽しんじゃってる。ほんとは嫌なはずなのに、おじさんのおちんちんで感じちゃってる)」

 

「避妊薬は飲んでるのか」

 

 入れたばかりにも関わらず、中年のペニスは膨張し、破裂しそうになっていた。

 

「……そんなの気にしてるの? ……いいよ、そのまま出して」

 

 もちろん飲んでいるが、あえてぼかした。

 そうすれば男が喜ぶと本能的に知っているから。

 

「このビッチめ」

 

「やだっ、そんなこと言わないでぇ。だっておじさんかっこいいから。おじさんの赤ちゃんならできちゃってもいいよ♥」

 

 中年にとってはそれが嘘だと分かっていても、興奮は止められない。

 目の前の雌に子作りをせがまれている。しかも、あの憧れのファーストの千束にである。

 職員の間でも、千束の類まれな才能、そしてそれ以上に容姿に注目が集まっているのは暗黙の事実である。

 年相応以上に膨らんだ胸に、大きな臀部、雄の欲望を刺激する千束の美貌と若さは、一体何人の職員が妄想の中で千束を汚しただろう。

 その有名な千束が、今は自分の下で喘ぎ、交わっている。

 

「んふふ♥ こらこらぁ、余計な事考えないで私を見てよ。おじさんのエッチな欲望、千束のおまんこにぜーんぶ出していいからね♥」

 

 中年の知らぬうちに、いつの間のか腰に両脚を回されていた。

 千束の魔性が男の性を捕食していたのだ。

 その雄の本能を刺激するセリフ、千束の扇情と相まって、中年職員の睾丸が急速に精子を作り始めていた。

 

「出来ても認知しないからな!」

 

 この女を孕ませる、その目的に向かって中年は腰を振りまくる。

 もはや膣内射精するしかない。

 

 この雌に自分の精を解き放ち、仕留める。

 欲望に支配された男は、千束に完全に覆いかぶさった。

 

「うんっきて♥ おじさんの精子、全部あそこで受け止めてあげるっ」

 

 千束は千束で中年の腰に絡ませた両脚をしっかりと固め、射精をねだる。

 もはや両想い同然で生殖に没頭する二人は、互いに意識を股間に集中させる。

 

 千束のあそこはねちょねちょとした汁を分泌し続け、雄を子宮に迎え入れるための準備を完了していた。

 一方中年の方も、これ以上出来ない程腰を千束のあそこに押し付け、グリグリとねじ込むようにペニスを子宮に押し付ける。

 

「(ほんとに欲しくなっちゃってる……ナノマシンの影響なのかな、この人の精子欲しいよぉ♥ 今日は大丈夫な日だけど、生で出されたらこの人の子供ができちゃうかも♥ 薬は飲んでるけど、絶対じゃない。私、ハニートラップ仕掛けてる側なのに、罠にかけてるのに、本気でこの人の子供できちゃうかも)」

 

 もはや任務であることも忘れ、千束は本気セックスで中年を受け入れてしまっていた。

 子宮口が開き、男の射精に合わせてクパクパと開いてしまう。

 

 パンパンパンッ

 

 遮る物のない、本能を全開にしたストロークが千束と男の股間を繋げ、受精という最終目標に向かって走り始めた。

 

「きてっ、きてっ、私の中におじさんの精子ちょうだいっ! 生でいいから、このままおじさんの精子くださいっ!」

 

「千束ぉ!」

 

「あはっ♥ 必死に腰振っちゃって、がんばれがんばれ♥ 私におじさんの子供産ませるチャンスだよ~~♥ えへへ、えへっ」

 

 思わず顔がにやけてしまう千束。

 

 自分の美しさは自覚していた、そしてその色香が男達を振り向かせていることも。

 リコリコをやっていた時から、自分に色目を使っている男がいることはちゃんと知っていた。

 軽くあしらってはいたが、性欲をぶつけられていることも。

 

 その男達とこの中年が重なっていた。

 

「あんっ♥ あんっ♥ あんっ♥ あんっ♥ あんっ♥ おじさんのおちんちん凄いよぉ♥ こんなの初めてぇ」

 

 もはや千束は仕事であることも忘れ、本気で男にしがみつく。

 両手を中年の背中に回し、がりがりとひっかく。

 

 ハニートラップを仕掛けている事は完全に頭から消えていた。

 今はただ、この男の精液を注いでもらうことしか考えていない。

 

「出して、出してぇ♥ おじさんのせーし私の中に射精してぇ♥ 欲しいのっ、おじさんの精子でファーストおまんこ孕ませてっ♥」

 

 自然と雄に媚びる声を出してしまう。

 もはや二人の間に打算はなかった。

 

 雌を孕ませたい雄と、雄に孕まされたい雌が射精に向かって交尾しているだけだ。

 

「あんっ♥ あんっ♥ あんっ♥ あんっ♥ あんっ♥ おじさんのおちんちん、子宮にピッタリくっついてるっ♥ 本気で孕まされるぅっ」

 

 肌に汗を張り付かせ、千束は中年とのセックスに夢中になっている。

 

「ほんとに出すからなっ俺のガキ産めよっ!」

 

「らってぇ、もうおちんちん完全に私のおまんこターゲットしてるっ、これもう躱せない、子宮におちんちんくっつけられたら私でももう躱せないよぉっ!」

 

 中年を篭絡するための台詞であるが、あながち嘘でもない。

 千束の子宮は開き、中年の子を宿すためのに熱く火照ってしまっていた。

 

「(お、俺がファーストを孕ませる、あの千束を! くそっ、後の事なんか知るか。俺の子供産め! 俺の精子で孕んでしまえ!)」

 

「(あっ、ぷくって膨らんだ♥ おじさんやっぱ私の中だしする気なんだ。リリベルの人なのに、リコリスの女の子孕ませる気なんだ♥ いいよ、ビューって出して、私の中に気持ちよく精子吐き出してっ)」

 

 二人は心の中で一致団結し、子作りに向けて腰を密着させる。

 逃げ場のない膣内で、ペニスが大きく膨らんだ。 

 雌を孕ませるための雄の本能と、千束の雌の本能の思惑が一致する。

 

 千束は男の腰に両脚を絡ませ、逃げられないようにして射精を待った。

 膣肉はペニスに絡み、空気の入る隙間さえない。

 

「ビューって出して! おじさんの精子で千束を孕ませてぇ! おじさんのおちんちん鉄砲で撃ってぇ、私のおまんこ仕留めてぇ♥」

 

 叫ぶように千束が鳴いた。

 いくたもの男を打ち倒してきた真の強者である千束が、初めて本気で子作りをせがむ屈服の嬌声である。

 

「うっ!」

 

 中年のペニスから、千束の子宮に向けて0距離の接射が始まった。

 

 ビュルルルルルッ

 

 貯めに貯めた遺伝子弾、若い千束の子宮へ向けて飛び出していく。 

 

「んあ♥ ほんとにおじさんの精子でてるよぉ……おまんこに来てるぅ♥ おちんちんビクビクして、私のお腹に出してるの分かるよ……♥」

 

 ビュクンッ♥ ビュクンッ♥ ビュクンッ♥ 

 

 千束は幾度も放たれる中年遺伝子を、その胎内で感じ取る。

 

「おおっ……うぅふ……」

 

 男は恍惚の表情を浮かべながら上半身を千束に預ける。

 強い雌に種付けした男の本懐を果たした中年の頭を抱き、千束は囁いた。

 

「えへへ、リコリスのエージェントに避妊無しの本気膣内射精。やってしまいましたなぁ♪」

 

 

 

 

 ……

 

 ……

 

 ……

 

 

 

「スマホにロックかかってるのは当たり前だけど、こういうところDAは甘いよねー良くないぞぉ~」

 

 千束は寝息を立てる中年の横で荷物を漁っていた。

 リリベル職員の情報を収集する、それが本来の任務だ。

 

『千束、上手くいったか?』

 

 千束の耳に装着した小型イヤホンから、くるみの声が入ってくる。

 

「クルミ、ハッキング出来そう?」

 

『当たり前だ、私を誰だと思っている。その程度のロックを解除するなど目をつむっていても出来るぞ……すまん、千束。お前にこんなことをさせて。どうしても奴らの隙が見えん』

 

「……ま、長い人生こういうこともあるでしょ。気にすんなー」

 

 千束は端末の先にいるクルミを元気づける。

 だが実際の状況は非常に悪い。

 クルミの首には爆発物が仕掛けられていたから。

 

 千束の仕事を手伝うために辛うじて端末を使用することを許されているが、少しでも不審に思われることをすれば即座に殺害する。

 そう言い含められていた。

 

 

 

 

---ボスとの屈服セックス

 

 

 

 

 組織のボスへの報告のため、孤島の屋敷で待っていたのは、ボスにさんざんレイプされたたきなの姿であった。

 

「……っあ……千束」

 

「たきな……!」

 

 ボスのベッドの上で裸で仰向けになっていたたきなは、うつろな目をしていた。

 全身に男の体液がかかり、腕には注射の跡があった。

 意識朦朧としたたきなを見て千束は一瞬で理解した、たきなに薬物が使用されていると。

 

「こいつにはナノマシンなんて上等なもんは使ってねえ。既存のヤクで十分だ、へへへ。千束ぉ、お前のまんこが寂しかったからこいつで穴埋めさせてもらったわ♪」

 

 ベッドに腰掛けるボスの一物は、べっとりと濡れていた。

 身体には多数の痣があった、千束と違い乱暴に扱われていたのだろう。

 たきなの膣からは多量の精液が溢れている。長時間にわたり性欲旺盛なボスにレイプされ続けてきたのだ。

 

 

「あんた……!」

 

「よく仕事してるじゃねえか千束、お前が男漁りで得た情報はきっちり役立てさせてもらってるぜ? これからも頑張るんだな、そうすりゃお前一人ぐらいなら自由にしてやってもいい。これからも俺達に協力するならな」

 

「あんた! たきなに何してるのよ」

 

「ただ飯食らわせるのもなんだからな。俺の相手をしてもらってるぜ。まさかお客さん扱いされてると思ってたわけじゃねえだろ?」

 

「私が働いてるんだからたきなには手を出さないで……頼むから」

 

「"うるさい、黙れ"」

 

「……!」

 

 黙れと言われただけで、千束は声が出なくなる。

 

「ナノマシンは利いてるみたいだな。へへへ」

 

 ベッドから立ち上がったボスは、千束の前にきて頬を撫でる。

 千束にとっては屈辱のはずである。

 たきなという思い人を汚されたのだから。

 だが何故か、怒りがどんどん消失していくのが分かった。

 

 それどころか、目の前の最低最悪の男に対して不思議な気持ちが沸き起こってくる。

 

 ――もっとこの男に命令されたい――

 

「お願いします……ボス……たきなは許してあげて……わ、わ、私がたきなの分まで働くから」

 

「まだ完璧にはナノマシンが支配してるわけじゃねえか。それでも俺にそうやって頭を下げるぐらいにはナノマシンに"分らせられた"みたいだなあ」

 

「千束……私のことはいいから、貴方だけでも逃げて……」

 

「がはは! いいねえ。お前らデキてるんだって? 美しい愛じゃねえか。その愛を俺にも分けてくれよw」

 

「どうすれば……いいですか、ぼ、ボス……」

 

「ちさと!」

 

「"俺に忠誠を誓え、言葉に出して、はっきりとな"」

 

 既に千束の心は大分蝕まれていた。

 今でもボスに対する憎悪はなくなってはいない。

 だがナノマシンによる浸食は千束の深い部分にまで入り込んでいたのだ。

 

 もう千束にボスに表立って悪態をつくことなど考えられない。

 

 忠誠を口にしてしまえば、さらにボスに対して逆らう事が難しくなることは分かっていた。

 だが、これ以上たきなを見捨てる事は出来ない。

 

 いや、千束はたきなを言い訳にした。

 

「ボスに忠誠を誓います、心の底から……誓います」

 

「へへへ、レズなんてガキくせえ性癖は俺がきっちり塗りつぶしてやるからな」

 

「……はい……ボス。私をボスのおちんちんで懲らしめてください。悪い千束を、ボスの女にして下さい……おまんこで一杯奉仕するから……」

 

 すらすらとボスへの忠誠と愛を口にする千束。

 

「まずケツ向けろ、俺にちんぽでしっかり躾けてやる」

 

 千束は素直に頷き、スカートを下した。

 そして、壁に手を付いて自分のボスに懇願する。

 

「ボスのおちんちんで私を……千束を躾てください」

 

「くくく! あの最強のリコリスが俺にちんぽねだるとはな。プライドはねーのかよ、ええ?」

 

「う……ぐすっ……」

 

 流石の千束も限界だった。

 思わず泣き出してしまう。

 

 あの、いついかなる時でも余裕の笑顔を絶やさない千束が泣き出す。

 その事実にたきなは絶望よりも深い恐怖を味わった。

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

「おら、もっと足開けや」

 

「は、はい」

 

 千束は股を大きく開き、ボスが挿入しやすいようにする。

 

「へへへ、しっかり濡れてんじゃねえか」

 

「優しくして……ください」

 

「何指図してんだコラ!」

 

「ぐっ! ……ご、ごめん……お尻叩かないで。私のあそこでセックスしていいからぁ……」

 

 千束はことさらに尻を突き出し、恭順の意を示す。

 初日からは想像できない従順な態度である。

 ボスは頬をほころばせた、自分を殺そうとした女が、自分に尻を向けて生殖を請う。

 

 男としてこれ以上ない勝利の感覚。

 そして千束は、圧倒的な敗北感であった。

 

「ったく、最初からそういう態度とれってんだw へへへ、さんざんセックスしてやったがまだ新品みたいじゃねえか」

 

 亀頭を千束の割れ目にあて、ぐいぐいと肉を掻き分けていく。

 

 にゅるっ♥ にゅるる♥

 

 初めの時とは比べ物にならない程、千束のあそこはボスの生殖器を簡単に受け入れる。

 ずっぽりと千束のおまんこにはまったボスのペニスがそのままグイグイと千束の膣内を掻き分けて奥深くまで到達するのに、時間はかからなかった。

 

 千束は完全にボスと合意のセックスをしてしまっているのだ。

 

「ああ……入ってる……ボスのおちんちんが、私の中に入ってきてる……」

 

 千束は理解していた、これはただのセックスではない。

 主従関係を明確にするための最後の儀式なのだ。

 

 自分は、このセックスでこの男に屈服するだろう。

 

「(でも、どうしようもないよないよ……私がたきなを助けなきゃ。それに、私、こいつと……エッチしたがってる。こいつにこれからおちんちん入れられること考えると体の疼きが止まらない……)」

 

「おい、俺のちんぽは今どこにある?」

 

「私のあそこの中……」

 

「あそこじゃねえだろ」

 

「お、おまんこ。私のおまんこの、一番奥にボスのが入ってる……私の、赤ちゃん作るところに、ボスのおちんぽ入ってビクビクしてる」

 

 千束の生殖器は歓喜の声を上げるかのように、敵のペニスを締め上げた。

 いやもはや、敵ではない。

 愛する男の肉棒である。

 

 少なくとも、千束の身体はそう認識していた。

 

 きゅん♥ きゅん♥

 

 と、千束はまんこ全体で肉棒を味わい、愛液をさらにだらだらと垂れ流した。

 誰の目にも、千束がボスのちんぽで感じまくっているのは明白である。

 

「ああ、てめえのまんこがギチギチに締め付けてきてるぜ? へへへ」

 

 ボスの鼻で笑う態度に、つられて部下達も笑う。

 あの強力な女が、完璧に屈服してボスとセックスしているのだ。

 もはや千束は脅威でもなんでもない、ただのボスの娼婦に成り下がったのだ。

 

「ぐすっ……えっ……ごめんたきな……ごめ……ひぃっ!」

 

 泣き呻く千束を無視して、ボスは思い切り腰を突き出した。

 千束の子宮に思い切りボスの巨根が当たり、千束は「ひぃっ♥」と悲鳴を上げた。

 

 だが、その声に苦痛の色は無い。

 さんざん他の男に抱かれてきた千束のあそこは、男に従う悦びを見出してしまうのだ。

 

「やぁぁ……ボスのおちんぽ強すぎるぅ……いじめないでよぉ……」

 

「うるせー俺のやりたいようにヤんだよ。"お前はガタガタ抜かさずまんこ締めとけ"」

 

「こ、こう? んっ……ボスのちんちんおっきぃ……」

 

「俺も鬼じゃねー。お前がすなおになるなら気持ち良くしてやんよ」

 

 ボスは打って変わって千束に優しくなる。

 激しい挿入が嘘のように、ゆっくりと千束の弱点をなぞる。

 

「やっ♥ そこ……私弱いの……やんっ……」

 

 千束の口から甘い声が漏れる。

 もはや横で見ているたきなにも、千束がボスのちんぽで感じているのははっきりわかった。

 

「ここか?」

 

「う、うん……その少し右側……」

 

 千束が言った瞬間、千束の望み通りの場所をボスが突き始める。

 ゆっくりと腰をストロークさせ、千束を労わるように甘い快楽を与え続けた。

 

「やっ♥ そこ、だめだめぇ。弱いよぉ」

 

 媚びるように声を出す千束。

 いや、実際に千束はボスに媚びていた。

 

 男に可愛がられようと、甘い声をことさらに出していたのだ。

 

「可愛いとこあるじゃねえか。飄々としてた態度とってたお前より今の方が可愛いぜ?」

 

「うぅ……ボス、私のあそこ気持ち良い?」

 

「ああ、最高だぜ。今まで抱いた女の中でぶっちぎりだ」

 

 嘘かもしれない、だがそれでも今の千束には甘い囁きに聞こえた。

 

「(こんな最低野郎の言葉なのに……どうしてこんな嬉しいの? ドキドキしてくる……ダメ……先生の敵なのに、どんどん好きになってきちゃう)」

 

 そう思いつつも、千束は尻を突き出し、ボスの歓心を買おうとフリフリする。

 ちんぽを咥えこみながら膣をギュッと収縮させ、子種を恵んでもらう動きを知らず知らずのうちにしてしまっていた。

 

「千束、結構お前の事は気に入ってるんだ」

 

「ば、馬鹿何言ってんのよ」

 

「マジで、一目見た時からお前を俺のものにしたかったのは本当だ」

 

「やぁ♥ 耳に息かけないでよぉ……」

 

 徐々に、千束の身体がほぐれていく。

 敵とのセックスから、気になる異性とのセックスへと変貌していくのだ。

 

 

 

 

 

---ハニートラップ 組織と関係ある汚職国会議員

 

 

 

 

 組織から下された次の仕事は、より重大であった。

 

「やぁ、待たせてしまって悪いね」

 

「いいえ、今到着したところです。"大臣"」

 

 かしこまったドレスを着た千束は、大臣と呼んだ人物に深々と頭を下げた。

 

 

「ふふふ、君みたいな若い子が犯罪組織の一員とはねえ」

 

 政権与党政民党、そこの次期幹事長候補とも噂されるIは千束の腰を掴み、ニタニタと笑った。

 

 でっぷりと太った脂ぎった身体。

 だが、ギラギラと眼光に宿る欲望は千束の肢体に雄の欲望をビンビンに送っていた。

 

「NPO法人です、人聞きが悪いですわ大臣」

 

「まあいい。今日はじっくりと懇談しようじゃあないか。君の組織からは千束君が優秀なアドバイザーだと聞いているよ」

 

 中肉中背の初老ではあるが、目つきはギラギラとし千束を視姦していた。

 魑魅魍魎巣くう政治の世界で生き抜いてきた男の欲望が千束を貫く。

 

「代表(ボス)からは先生に失礼のないよう接待するよう仰せつかっています」

 

 

 

 ……

 

 ……

 

「あんっ、先生……」

 

「くくっ! これまで君の組織を泳がせてきた甲斐があったというものだ。こんな副産物まで寄越してくれるとはね」

 

「(この人……人身売買組織の実態を知っている。しかも、協力しているんだ……ボスに……)」

 

 実際、Iは人身売買組織の犯罪行為を見て見ぬふりをしてきた。

 そしてその果実はIと犯罪組織を肥え太らせ、この日本と言う国を蝕んでいたのだ。

 

 千束のIのやり取りを録音してネットにUPしたり独立系情報機関に流すだけでも前代未聞の騒ぎになるだろう。

 現役大臣が、しかも次期日本国総理候補の一人が人身売買の犯罪に深くかかわっているのだ。

 もし千束がその気になれば犯罪組織が明るみになるどころか、現与党が野党に転落するどころの話ではない日本を巻き込んだ騒ぎになるだろう。

 

 だが……。

 

「(私がもう逆らえないこともボスはお見通しなんだ……このおっさんとエッチすることを考えただけであそこが濡れちゃう……もう、悔しいとも思わない……ごめんたきな……私、もう完全にダメだ……)」

 

 ナノマシンはすっかり千束の身も心も蝕み、組織の命令を逆らうことを拒否していた。

 それどころか、ボスに従う悦びすら感じてしまっている。

 

 こんな醜悪な男に身体を捧げながらも、あそこはびしょびしょに濡れていた。

 

「じゃあ私が出来る事は、楽しむしかないじゃない……」

 

「ん? 何か言ったかね?」

 

 ベッドの上で千束にクンニすることに夢中になっていたIは顔をあげた。

 

「いいえ、先生……そろそろ、したいな……って♥」

 

 千束はベッドの上で、四つん這いになり、尻を大臣に向けた。

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

「ぐふふ、分かってるじゃないか」

 

 千束が大臣の意図を理解して四つん這いになったわけではないが、大臣は女を後ろから征服するのが好きだった。

 無意識のうちに、雄が自分に何を求めているのか理解している。

 千束が優秀なエージェントであるが故の、無意識の恭順である。

 

 

 ……

 

 ……

 

「あはぁ……ん♥ 先生のおちんちん太くてかたぁい♥ 千束のおまんこもうメロメロですぅ」

 

「ぐふふ、若い物にはまだまだ負けんぞ♪」

 

「(やだぁ♥ この人、長さと硬さはそんなにないけど、すっごいねちっこいよぉ♥、おまんこ溶かされちゃう)」

 

 千束は千束で、このセックス接待を楽しんでいた。

 数多くの男が千束の若い身体の上を通り過ぎていったが、千束もまた自分を食う男を自分の生殖器で味わっていたのである。

 

 

 

「ほれほれ、子宮が降りてきているぞ」

 

 ベッドの上で乱れる千束の尻を掴み、大臣はリズミカルにピストンする。

 すぐに弱点をみぬかれた千束は、あんあんと喘ぎながら股間で老人の注挿を受け止め続けた。

 

「やぁっ♥ 私、先生に堕とされしまいます。おちんちん凄すぎるよぉ」

 

 もう何度言ったか分からない陳腐な誉め言葉。

 だが、男根を褒めると男はお世辞だと思っても喜んでしまうのだ。

 

「ぐっ! そろそろ限界だ。いいんだな!?」

 

「(この先生、確か女の子を妊娠させておろさせるのが趣味な人だっけ……)」

 

 千束はわざと尻を大臣に押し付け、言った。

 

「先生のお種ください、千束の子宮、先生の赤ちゃん孕みたくてうずうずしてるんです」

 

 千束は尻を上げ、子宮口を大臣の亀頭に押し付けた。

 もはや後戻りできない程恥知らずな性技を覚えてしまった千束。

 

 子宮口を開き、卵子を差し出すためねっとりとした愛液を垂れ流しながら子種をせがむ。

 

 実際には避妊薬を後で飲むとは言え、もしかしたら受精してしまうかもしれない。

 その背徳感が千束と大臣をさらに興奮させていた。

 

「ぐふふ、そういわれては仕方ないな、合意の上でしておることだ」

 

「はいっ♥ どうぞ遠慮なく千束を孕ませてください。先生の濃厚なせーし、一杯千束のおまんこに吐き出してくださいませ♥」

 

 たきなや仲間たちが聴いたらなんと思うであろうか。

 今の千束は、枕営業で受精してしまうことまで容認していた。

 

 だが、千束もまんざらでもないのだ。

 千束の降りた子宮は大臣の亀頭を咥えこまんと広がり、くぱくぱと口をあけて子種を待ち望んでいるのだから。

 

「(やだっ、私実際にこの先生に精子欲しくなってる……私、どんどんエッチになってきてる)」

 

 10代の美少女に種付けを請われて興奮しない男はいない。

 大臣の睾丸はその場で精子を大量生産するかのごとくビクビクとひくつき、尿道に精子を溜め込んでいた。

 

 千束の子宮に貯めに貯めた白濁液は、今にも美しい少女の臀部の奥にある、生殖器官へと発射されようとしている。

 

「先生のおちんちんビクビクしてますよ、私のおまんこに出したい出したいって震えてる♥ えへへ。えいっ、えいっ」

 

 千束はそれを受け入れていた。

 最低な組織の最低な男の命令で、腐敗した議員の子をその身に宿す可能性を受け入れいていた。

 

 小悪魔のように笑い、雄の欲望を煽り、己の受精器官に精子を送り込むよう煽りまくる。

 

「ぐおお!」

 

 大臣は千束の腰を思い切り掴み、引き寄せる。

 この雌を孕ませる、誰だかは知らないが、恐らく組織が用意した非合法の女。

 だがそんなこと知った事ではない、男であれば、美少女に種付けるするのは当たり前のことだ。

 

 もう限界である、金玉から送られてきた精子で尿道はパンパンになり、交通渋滞を起こしている。

 しかしそれも終わりだ。

 目の前の雌の子宮口にぴったりと口づけした亀頭の先の口を開く。

 大臣は千束の生殖器に向け、遠慮なく白濁液を放出した。

 

 

 ビュルルルルルッ♥

 

「やぁぁん♥ せんせいのおちんちんすごいよぉ♥ 子宮に精子当てられてるぅ、孕んじゃう、千束孕んじゃうよぉ♥ 先生の精子で受精しちゃうよぉ♥」

 

 嬌声を大声で発しながら、千束は精子をその膣内で受け止める。

 どうしようもないほどの雄の力を、女の部分で優しく受け入れ、欲望を次々と体内に誘っていく。

 

 魔性の肉壺と称しても偽りが無いほど雄の搾精に特化しつつあった千束のあそこは、大臣のペニスはキュッキュ! と締め付け、根元からチュウチュウと精子を搾り上げていく。

 

 ドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッ

 

 ここまで精液を絞られるのは久しぶりだ。

 大臣は千束の腰を掴み、存分に子宮への射精を楽しむ。

 

「ふほぉっ♥ 流石組織の女だ。この肉壺でどれだけの精子を搾り取ったのだ?」

 

「やだぁ、先生ったら。女の子にそんなこと聞かないでぇ♥」

 

 淫ら顔の千束は、回答の代わりに腰をグラインドさせた。

 自らのあそこに精液を送り続けられながら、甘イキを繰り返している。

 

 ビチビチビチッ

 

 射精される度に子宮内部に精子が当てられているのが分かった。

 

「(やぁ♥ この人すごいっ、ただのエロジジイじゃないよ。精子濃すぎっ、子宮の中にびっしり張り付いて、卵子仕留める気満々じゃない。私のお腹、ほんとにこの人に大きくされちゃいそうっ♥)」

 

 処女だった頃の千束はもういない。

 任務で数多くの男とのセックスを経験し、精液を搾り取るりことに特化した娼婦工作員である。

 

「ほらぁ♥ もっと出しください、先生の赤ちゃんの素、千束のなかにぜぇんぶ注いでください♥」

 

 媚びた顔をしながら、千束は大臣に子種をせがみ続けた。

 巧妙に隠蔽された組織に有利に働く法律がこの後国会で何本か通ったのは、千束の知るところではなかった。

 

 

 

 

 

 

---屈服宣言

 

 

 

 ……1年後

 

 

 

 千束は、仕事の報告のためにボスのいる島に帰っていた。

 

「〇〇党への工作は終わったわ、後は現地のオペレーターに任せておけば大丈夫」

 

「今回もサンキューな。なぁ千束、お前はすっかり俺の物になっちまったな」

 

 今では千束は完全にボスの手駒であった。

 もはやボスのいる部屋に入る前のボディチェックすら千束に対しては行われていなかった。

 

「あなたが私をそうしたんじゃない。私の意思じゃないって」

 

 千束はボスの護衛がいる部屋にも関わらず、まるでプライベート空間のように椅子に座っているボスに跨った。

 

「実はなあ、あれはただ命令を聞くようになるだけのマシンじゃねえ。俺に心の底から屈服するようプログラムされてるんだ。鶏の雛が最初に見た物を親と思う原理と一緒だ」

 

「そうじゃないかと思って、だって……あんたへの気持ちが日に日に強くなってきてしまうんだもん」

 

「もう、悔しさも感じねえな? 俺はお前の親代わりのおっさんを殺した男だぞ?」

 

「そんなのもうどうでもいい! 私、ボスに愛してさえもらえれば……ほかに何も要らないよ?」

 

「へへへ、ちんぽこイライラさせる身体に育ちやがって……」

 

 ボスは千束の身体をまさぐりながら、成長具合を確かめる。

 数多くのセックスを経験し、少女から大人の雌へと変貌を遂げた千束。

 

 乳房は膨らみ、腰はさらに丸みを帯びていた。

 

「あんっ♥ ボスのために沢山の男に抱かれてきたんだよ、もぉ……ここでするの? 他の人も見てるよぉ?」

 

 千束はボスに胸を揉まれ、上着をはだけさせられた。

 露になった乳はボスにちゅぱちゅぱと音を立てて吸われる。

 

「このでけぇおっぱい沢山吸わせてきたんだろおなあ?」

 

「うんっ、みんな私のおっぱい好きなの。赤ちゃんみたいにチュウチュウ吸うんだから。でも、一番千束の身体で人気だったのは、ここだよ」

 

 千束はボスの手を取り、股間へ持っていく。

 じゅくじゅくと愛液が溢れる千束の蜜壺に、ボスの手が当たる。

 

「ねぇ、してっ。私、ボスとしたいの。今すぐエッチしたいよぉ♥」

 

 千束はカクカクと腰を振り、ボスを誘惑する。

 

「でもよぉ、たきな達はどうすんだ? このままお前が俺に負けちまったら売られちまうんだぜ?w」

 

「うぅ、今その話しないでよ……」

 

 

 

「だからよ、選ばせてやる。お前の義理の親みたいなおっさんを殺しててめーの恋人を売り払おうとしてる屑と、お前の仲間、どっちを選ぶ?」

 

 ボスが部下に合図すると、部屋の中にたきな達が入ってきた。

 

「……千束……」

 

「たきな……」

 

 千束は思わずたきなから目をそらしてしまう。

 

 

 

「おらっ、俺のちんぽかレズ女どっちが良い?」

 

「あ、あああああ! ……」

 

 千束の頭が割れるように痛んだ。

 理性と情欲、ナノマシンの支配が千束を蝕み、究極の選択を選ばせようとしてくる。

 

 ……だが、千束の答えは既に決まっていた。

 

「……ごめん、たきな。私、この人に負けちゃった……私、この人がいないともうだめなんだ」

 

「千束、支配に負けるな、お前なら乗り越えられる!」

 

 と、くるみが励ますが。

 

「だって、さっきからおまんこキュンキュンしてボスの赤ちゃん孕みたいって言ってるんだもん。こんなの逆らえるわけないよ」

 

 千束は腰をクイックイッと前後させてボスの股間に自分の股間を擦り合わせる。

 卑猥な匂いがたきな達にも匂って来そうなほど、千束の腰使いは扇情的であった。

 もう、誰の目にも千束が誰の所有物かは明確である。

 

「千束……」

 

「ナノマシンのせいじゃないよ、たきな。ボスや男に抱かれて分かったの。女の幸せは好きな男にセックスしてもらって孕ませてもらう事だって」

 

「へへへ、答えは出たみたいだな。……おい! そいつらを連れてけ!」

 

「千束ぉ! お願い、目を覚まして!」

 

 たきな達はそのまま部下に連れていかれた。

 だが既に千束にとって、たきな達の運命より大事な物があった。

 

 

「とりあえず股開けや」

 

「うん……抱いて、ボス♥」

 

 千束はパンツを自らおろし、ベッドの上に乗った。

 

 ……

 

 ……

 

 

【挿絵表示】

 

 

「あんあんあんっ♥ これ好きぃ、おまんこ一杯突かれて、ボスのでかちんで子宮(おく)つんつんされるの好きなの♥」

 

 千束は狂ったようにボスの上で腰を振り、ボスとのセックスに明け暮れた。

 

「ははは! そんなに俺のちんぽが好きか?」

 

「うんっ、でかちんぽで子宮犯されると頭おかしくなるのぉ♥」

 

 

「ところであいつらな、そろそろ買い手が見つかりそうなんだわ」

 

 ボスは千束に腰を打ち付けながら語る。

 曰く、たきなはアフリカの富豪、くるみは中東の成金。

 

「だがなあ、まともな人生は送れねえ。あいつらには何人か女を売ったが、扱いが悪くて長くは持たねえんだ」

 

「あぅぅ……そんな……」

 

「売って良いならお前を自由にしてやるよ、お前なら今からでも俺や組織をぶっ潰してあいつらを助ける事も可能だろうな」

 

 千束の銃はすぐそばに置いてある。

 手を伸ばせば、届くところに。

 

「……」

 

 一瞬だけ、千束はたきなの顔を思い浮かべた。

 しかし……

 

 ずんっ♥

 

 千束の股間に甘い刺激が走った。

 ボスが千束の子宮を強く小突いたのだ。

 その瞬間、千束の頭の中は目の前の雄におまんこしてもらうことで一杯になる。

 

「ただし、俺のちんぽはもう二度と味わえねえけどなw」

 

「嫌ぁ……ボスと離れたくない。たきな達はもう諦めるから、ボスのために働かせて。一生貴方の奴隷でいたいの」

 

 この瞬間、千束とたきな達の運命は決した。

 千束はたきな達を売ったのだ。

 ミカを殺したカタキに犯してもらうために、全てを投げうつことを自ら選択した。

 

「ははは! そう言うと思ったぜ。そら、まんこ出せ、たっぷり可愛がってやる」

 

「ボスぅ愛してる」

 

 千束は男に組み敷かれるのが好きだった。

 股を広げ、完璧に屈服した格好で犯されることで、戦い以外の自らの役割を味わうのだ。

 

「かつてお前にやられた雑魚でもか?」

 

「そんなの関係無いっ、私にはボスしかいないの。私、ボスに負けちゃったの。敗北して悟ったんです、お腹にこの人の赤ちゃん宿したいって……♥」

 

「そこまで言われたら孕ませねえわけにはいかねえな」

 

「孕むっ、ボスの赤ちゃん孕ませてっ、私に、千束にボスの赤ちゃん頂戴!」

 

「へへへ、最強の女に俺のガキ孕ませるぜ。産んだら男でも女でも俺のために育てろよ」

 

「はいっ、ボスのために赤ちゃん育てます。何人でも、何人でも……」

 

 最強の女の屈服宣言に、ボスは激しいピストンで応えた。

 

「おらおらおらっ」

 

 ボスは千束に覆いかぶさり、身体を固定した。

 小刻みに腰を振り始める、千束に射精する準備を始める。

 

「あんっ♥ あんっ♥ あんっ♥ ボス、愛してます、貴方の事以外考えられないのっ好き、好きっ、愛してるのっ♥」

 

 射精の予感を感じとった千束は、両脚をしっかりとボスの腰に絡め、股間で媚を売る。

 瞳はうっとりと目の前の男を見つめ、恋する女の顔になった千束。

 既にナノマシンは血中に溶解し、効力は失われているが、ボスに傾いた感情はもう元に戻らない。

 

 頭の中まで恋愛にやられた千束は、敵に向かってあそこを差し出して嬌声を上げまくる。

 

「俺も愛してるぜ。俺のためだけに働け。そろそろ出すぞ。まんこ締めろや」

 

「きてきてぇ♥ ボスのザーメン一杯だしてぇ、千束の子宮の奥にどぴゅっと出してぇ♥ 私のあそこを貴方色に染め上げてぇ♥」

 

 千束は腰を浮かせ、最愛の男の射精をおねだりする。

 既に子宮口は開ききり、危険日の子宮には受精を願う卵子が鎮座していた。

 リコリス最強エージェント錦木千束の末路、それは仲間を売り渡し、下衆な男の種で受精することであった。

 

「うぅ! 出すぞ、俺の孕ませ種受け取れや!」

「ちょぅだぁい♥ ボスのザーメン、千束の子宮にどぴゅって出してぇ♥ 赤ちゃん欲しいよぉ♥」 

 

 ボスは千束の腰を両手でがっちりとつかみ、ペニスを子宮口に押し付けて射精した。

 脈動するペニスから次々と送られる精液が、千束の子宮口とキスをした亀頭から吐き出される。

 

「あはぁっ♥ どくどく出てる……ボスの赤ちゃんの素、千束の中に出てる……今日危ない日なのに……えへへ、私、今日、ボスの子供妊娠しちゃうんだぁ♥」

 

「へ、へへへ……これでお前は完全に俺のものだ」

 

 ボスは千束の妊娠を確信し、千束を抱きしめる。

 二人の結合部は密着し、愛の結晶を作るべく粘膜を擦りあわせ続けた。

 

「好き……あなたのことが好きなの……♥」

 

 ボスに敗北した女は、男の重さを感じながら幸福に浸っていた。

 

「(ごめんたきな、私負けちゃった……でも、しょうがないよね。こんなに強い男に求められちゃったんだから。だからたきな、ごめん……)」

 

 千束は心の中でかつての最愛に別れを告げる。

 そして、目の前の雄に腰を浮かせ、媚びた。

 

「ねぇ、もっと出してよぉ♥ ボスの精子で私をもっと敗北させて」

 

 千束は腰をへこへこと振り、ボスに愛想を振りまいた。

 雄の情欲を誘うそれが、二回戦へと続くのは当然の流れである。

 

 

 その後、DAは千束達の追跡を断念した。

 外部からの物理的、政治的問わない攻撃により、リコリスおよびリリベルが壊滅的な被害を受けるからである。

 

 

 

 

 

 

 


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