おれは地獄のオナニスト

1 / 1
 

「ハカセ、ハカセ!」

 

 なんだい、マユナ。ぼくが呼びかけに応えると、小美人マユナは目をキラキラさせながら駆け寄ってきて告げた。

 

「えっち、えっちをしましょう!」

「……はい?」

 

 な、何を言っているんだこの子はっ!?

 そう思っている間にもマユナは「えいっ」とぼくに抱きついてきた。

 

「ちょっ!?」

 

 ぼくの胴にマユナの小柄な体躯がしがみつき、子供の背丈に不釣り合いなほど豊満な胸がふにゅんと押しつけられる。服の上から見るだけではわかりづらいのだけれど、実際に触れてみたマユナのバストは肉感に溢れて張りがあり、まるで特大の須天(すあま)のように柔らかかった。その最高の感触を楽しんでしまいそうになる自分自身を、ぼくは必死に抑えこむ。

 

「な、何してるんだい!?」

 

 ぼくが冷や汗をかいているのを見上げながら、マユナは「えへへ~♥」と悪戯っぽくはにかんだ。

 

「だってえ、ハカセったらいつもあたしのこと子供扱いするじゃないですか。だからこうやってあたしから積極的にアプローチしないとダメだと思ってぇ」

 

 それは、確かに、その通りかもしれないけど!

 そうこうしているうちにマユナはスルスルと自身の衣服を脱いでゆき、また同時にぼくの服も脱がしてゆく。

 ぼくとて抵抗しようと試みるのだ、けれどマユナの手つきは実に巧みで、そんなマユナの前ではぼくなんてまるで子供みたいなものだ。そんなこんなでするりするりと、ぼくとマユナは下着姿になってしまった。

 

「さあ、それじゃあベッドに行きましょう!」

 

 マユナはぼくの腕を引いて寝室へと連れて行く。ぼくは抗うことも出来ないままにベッドの上へ仰向けに寝転がされ、さらにその上へマユナが覆いかぶさってきた。仰向けのぼくと、その胴の上で跨るマユナ。ぼくを見下ろすマユナの瞳は、日頃の天真爛漫さを残しながらも実に妖艶で、その視線は熱い火照りを帯びていた。

 その可愛らしい顔をぼくの頬へと寄せ、小さな口から熱い息を漏らしつつぼくの耳元へと囁く。

 

「……うふふ、ハカセったら可愛い♥」

 

 ぞくり、と背筋に心地よい悪寒が走る。

 

「巷では『博士(ハカセ)』『先生』なんて呼ばれて尊敬されているのに、閨(ねや)ではこんなにウブだなんて……♥」

 

 う、うるさいな、ぼくだってこんな経験あんまりないんだよっ!

 ……などという本音を口に出すわけにはいかない。しかし、そんなぼくの心を見透かすように、マユナはくすっと微笑んで言った。

 

「でも大丈夫ですよ、ハカセ。今はあたしだけを見て下さいな」

 

 そう言うなり、マユナはぼくに跨ったまま身を起こし、背に手を回してゆっくりと下着を外し始めた。

 まずは上。ぷちん、ぷるん、と揺れながら堂々と解き放たれるのはマユナの乳房。もしもぼくが手で触れたら掌に余ってしまうほどで決して小さくはないけれど、かといってだらしなく垂れてしまうほど大きすぎるということもなくツンと張った、マユナの美乳がまろび出る。決して見るまい覗くまいと思いつつも、ぼくはつい薄目で眼前の痴態を垣間見てしまう。

 そんなぼくの下品な目線に、マユナは目ざとく気がついた。悪戯っぽく笑いながら言う。

 

「……ハカセ、マユナのムネ見てたでしょ?」

 

 ち、違うよっ!ただちょっと綺麗だなって思っただけで……。

 あわててぼくは否定したのだけれど、マユナは怒らなかった。むしろ嬉しそうに、けれどどこか恥ずかしそうに頬を赤らめながら、こう答える。

 

「えへへ、ありがとうございます♪ マユナのえっちなカラダ、ハカセに見てもらえて嬉しいっ!」

 

 そう言ってマユナは再び身を下ろし、その乳房をぼくの顔面へ、そしてその頬をぼくのつむじへと重ねた。

 

「まずはマユナのおっぱい、たっぷり味わってくださいな……♥」

 

 むにゅん。

 

「う、ぷ……!?」

 

 マユナの豊かな胸がゆるやかに潰れて形を変え、さらに顔いっぱいに柔らかいものが押し付けられることで、ぼくは思わず息が詰まってしまいそうになる。

 

「むんんっ、んんむんっ……ん……♥️」

 

 けれど間近に嗅いだマユナの体臭はとても好い匂いがした。素肌同士で味わうマユナの身体の火照った温もりもほどよくて、ぼくはなんだか心から安らいでゆくような心地がしたのだ。

 そんなぼくを、マユナは愛おしげに見下ろしている。

 

「フスゥー……フスゥー……♥️」

「ふふ、ハカセ、あたしのおっぱいがそんなに好きだなんて、可愛いハカセ……♥」

 

 次いでマユナはぼくの上で肢体を滑らせてゆき、ぼくの顔、それから上半身へと接吻(キス)を重ねてゆく。

 

「ちゅ、ちゅ、ちゅ……」

 

 ぷるぷると瑞々しいマユナの唇が、熱い吐息が、ぼくの身体に跡を残してゆく。マユナのキスで吸いつかれるそのたびに、ぼくは甘い声を漏らしてしまいそうになる。

 ……さわっ。

 

「っ!?!?」

 

 そのときぼくの股間へ不意に触れるものがあり、ぼくは思わず飛び上がりそうになった。見るとマユナが、ぼくのパンツに指先を入れていた。

 

「ハカセ、ココ、固くなってますね?」

 

 あ、いや、あの、これは……。

 もはや言い逃れなんかしようがないというのに、ぼくはつい誤魔化そうとしてしまう。けれど、マユナはそんなぼくを優しく微笑むだけだった。

 

「……うふふ、悦んでくれてうれしい♪」

 

 もっと気持ちよくしてあげますからね。そう言ってマユナはその繊細な指先で、ぼくのモノをさすり始めた。

 

「ハカセのココ、もうすっかり大きくなってる♥ ハカセったら本当にえっちなんですねえ……♥」

 

 くちゅ、くちゅ。マユナの指先で、手の中で、ぼく自身が弄ばれる音がする。

 

「あうっ、あっ、ああっ……!」

「ほーら、ハカセ、こっちにも集中してくださいっ」

 

 そう言うなりマユナは、ぼくの首筋へ唇の甘噛みで吸い付いた。そのまま舌をネロリと這わせ、さらには耳元へ口を寄せ、吐息を漏らすようにそっとささやく。

 

「んっ、ふふ……どうですか? ハカセ……♥」

 

 ぞくぞくぞく、とぼくの背筋に震えが走る。それは快感によるものなのか、あるいは……。

 

「うぅ、くぁ……!」

 

 喘ぐぼくの反応を楽しむかのように、マユナはくすくす笑いながら自身の秘部を守る最後の一枚、ショーツへと細指をかけた。ぼく自身はというと、マユナの巧みな手管によっていつの間にやらパンツも脱がされており、すっかり怒張しきった肉棒を露わにしてしまっている。

 ぼくを見下ろすマユナの顔は完全に上気していて、その瞳には艶やかな情欲が滲んでいた。そんなマユナの瞳に映るぼく自身の表情もまた、同じように肉欲に潤ませている。

 

「さ、それじゃあそろそろ始めましょ、ハカセ♪」

 

 そう言ってマユナは、ぼくの股間の上へとゆっくり腰を落としていく。

 

「んんっ……♥」

 

 ドクンッ。

 不意に漏れたマユナの喘ぎ声に、ぼくも情欲を掻き立てられていよいよ怒張が激しくなる。そんなぼく自身へ、マユナはゆっくりと秘部を宛がい、そしてついに―――。

 

「……っ!!」

 

 歳のわりに大きいマユナの下半身、その柔らかい肉の秘裂が、ぼくの肉棒を根元まで呑み込んだ。

 ぼくとマユナの結合部から、生温かいものが流れ出る。続けてマユナは、ぼくの身体の上でロデオのカウガールのように腰を揺らし始める。

 本茶臼、ウーマン・オン・トップ、つまりは騎乗位だ。

 

「はあっ、はっ、はああっ……」

 

 ……ぼくに少女の身体のことはわからない。これが女性に慣れた好色家であったならあるいはわかるのかもしれないけれど、あいにくぼくはそんなに女性経験が豊富ってわけでもない。

 ただ、マユナのそれはとても温かくて、優しくてとにかく気持ちよかった。

 

「はぁ、はぁ……ふふっ、ハカセ、お顔がトロけてますよ……っ!」

 

 マユナは激しい汗と荒い息を迸らせながら自身の下腹部を、さらにその下で腰を振るい続けるぼくをえっちな目つきで見下ろしている。

 ずちゅっ、ずちゅっ、と肉と粘膜の擦れる音と互いの激しい息遣い。ぼくの突きでマユナの身体がストロークするたびに、体躯に比していささか豊かすぎる乳房と尻肉がぽよんぽよんと揺れている。

 

「うっ、うんっ! すごく、いいよっ、マユナ……っ!」

 

 懸命に絞り出したぼくの言葉に、マユナの笑みがいっそう深まる。

 

「うふっ、ありがとうございますっ! あたしの、あたしの膣内(ナカ)っ、気持ちいい、ですかッ?♥」

「ああ、最高だっ! こんなに気持ちいいのは初めてだ……っ!」

「えへへっ♥ 嬉しいっ♥」

 

 マユナが声を上げる。

 

「ハカセ、大好きですっ……♥!」

 

 そしてぼくらは同時に達した。

 

 

 

 

 マユナとの情が果ててからしばらくした夜中。

 スイッチの入ったマユナから思いきり搾り取られたぼくは、すっかりベッドで眠ってしまっていた。

 

「……ハカセ」

 

 そう言ってぼくを揺り起こしたのはマユナの双子の姉にしてもう一人の小美人、イコナだった。

 素っ裸で眠っていたぼくとマユナ、ぐちゃぐちゃに乱れたベッドのシーツ。ここで何が起こったのか即座に察したようで、イコナは猛禽のような目つきをますます鋭く細めて溜息をついた。

 

「……相変らずお盛んですね、ハカセ。今夜もマユナと閨ですか」

 

 え、いや、これは、その……。

 ぼくは慌てて言い繕おうとするのだけれど、すぐ右隣でスヤスヤ寝入っているマユナがいては何の説得力も無い。

 イコナは天真爛漫な妹マユナと違ってクールで生真面目、堅物のしっかり者だ。ぼくが仕事もしないでマユナとのえっちに励んでいたのを知れば、きっと呆れるに違いない。

 そう思ったのだけれど。

 

「……次は、わたしめを可愛がっていただけませんか?」

 

 えっ?

 ぼくが耳を疑うのも構わず、イコナは纏った衣類をするりと脱ぎ捨てた。なだらかだけど形の良い胸元、しっかりくびれて筋の通った胴、ぷりんと重力に逆らって持ち上がっている尻。妹マユナに優るとも劣らないその美貌を惜しげもなく晒したイコナは、ぼくを挟んだマユナの反対側、ぼくの左隣へ飛び乗った。

 ……え、えっと、どうしたの? ぼくが訊ねるとイコナは顔を真っ赤にしながら、けれどどこか拗ねたような口調でこんなことを言った。

 

「だ、だってハカセ、マユナばかりズルいじゃあありませんか!」

 

 ズルい、って何が?

 ぼくが聞き返すと、イコナは頬をプウと膨らませながら口を尖らせている。

 

「ま、まあ、たしかに? わたしはマユナと違って胸は大きくありませんし? 性格も愛嬌も無いし? 体つきも貧相だと自覚はしてますっ」

 

 そうかなあ。

 

「えっ」

 

 たしかにマユナは小柄だけど出るとこの出たトランジスタグラマー、つまり立派なロリ巨乳だ。けど、イコナのバストも可愛いと思うけどな。

 

「いや、あの、えっ」

 

 それに『愛嬌が無い』とはいうものの、しっかりしているようでときどき抜けたところもあって、むしろイコナはとても可愛げがある性格だと思う。

 

「ちょ、ちょっと、ちょっと待っ」

 

 体つきだって貧相なんてとんでもない、ちゃんと鍛えられててスレンダーかつ引き締まった、とっても綺麗な体だと思うなあ。

 

「ま、待ちなさいったらッ!!」

 

 ぼくが素直に応えてゆくうちに、イコナはみるみる頬を紅潮させてボンと暴発してしまった。

 「……こほん」と一息ついて落ち着いてから、意を決した様子で口を開く。

 

「と、とにかくハカセっ! マユナの次はわたしですっ! わたし、イコナだって、ハカセから思いきり愛されたいんですっ!」

 

 言うが早いかぼくへと覆いかぶさるように抱きついて、上目遣いでぼくに熱い視線を送ってくるイコナ。その表情は日頃と変わらず凛とした面影を残していたけれど、なんだかひどく恥ずかしげで、そしてとっても健気に思えた。

 そんなイコナの不器用さに、ぼくは思わず苦笑する。

 

「……まったく、イコナったら本当に可愛い子だなあ。じゃあ、遠慮なくいただこうかな」

「は、はいっ、お願いします、ハカセ……♥」

 

 そう言うなりイコナはその細い指先で、自身の秘部を守る最後の一枚であるショーツを脱ぎ棄てた。露わになったイコナの“それ”は、すでにたっぷり濡れそぼっていて、イコナの目つきもトロリと蕩けきっていた。

 ベッドで向き合いながら、ぼくとイコナは体を転がして重ねた。今度はぼくが上になり、仰向けのイコナへと覆いかぶさる。

 イコナの身体はマユナと違ってたしかに細身でスレンダーだったけれど、その分とてもしなやかで、力強い生命力に満ち溢れているかのように思えた。

 

「ハカセ……そのっ……!」

 

 なんだい、イコナ。ぼくが訊ねると、イコナは耳まで真っ赤にしながらこう言った。

 

「やさしく、してくださいね……?」

 

 うん、もちろんさ。

 返事の代わりにキスをしてあげると、イコナは嬉しそうな声を上げて必死に舌を絡めてきた。

 

「ちゅぷ、れろっ、むちゅうっ……!」

 

 性に積極的なマユナと違って、イコナのそれは決して巧みではないけれど、それでも主人のぼくを悦ばせようと懸命にキスしてくれている。

 そんな可愛らしいイコナを愛でているうちに、ぼくの肉棒も再び怒張し始める。おかしいよね、ちょっと前にマユナから散々搾り取られたはずだと言うのに。

 ……挿れるよ、イコナ。

 心の中でそう告げながら、ぼくはゆっくりと、イコナのナカへと自身を埋めていく。

 

「んっ……!」

 

 互いの舌を絡め合いながらぼくが腰を揺らすと、イコナの身体が「んんッ!?」と小さく跳ねた。

 そのまま腰を動かし始めると、途端にイコナはキスで塞がれた口の中で声にならない喘ぎ声を上げた。

 

「んン……っ! くぅ……っ! むゥっ……!」

 

 やがて唇を離すと、ぼくとイコナの口同士で、互いの垂液が糸を引いた。

 

「ん、ぷはぁっ♥ はあ、はあ……」

 

 イコナは息を切らしていたけれど、ぼくは容赦しなかった。

 

「ま、待ってくだ……ひゃあんっ!?♥」

 

 ぼくが突くたびに、イコナの口から一際高い嬌声が上がる。その声も目つきも顔つきもすっかり融けきっていて、もう普段のイコナが持っている冷静沈着で理性的な雰囲気は完膚なきまでに無くなってしまっていた。

 

「イコナ、とってもえっちだねぇ……」

「ひゃうんっ! ハカセっ、ハカセぇっ!」

 

 そう言って、ぼくの首筋に顔を埋めるイコナ。ぼくの身体へしがみつくイコナはまるで盛りのついた雌猫のようだ。ぼくも負けじと、イコナの背に腕を回して強く抱きしめ返す。

 

「はうっ……!」

 

 ぼくの腕の中で、イコナはますます激しく反応を示した。

 ……イコナってしっかり者のようでいて、実は意外と“いじめられると燃えるタイプ”なのかもしれない。ぼくの中でつい、悪戯心が湧いてきた。

 

「は、ハカセ、いったい、なにを!?」

 

 ぼくは繋がったまま体勢を変えて、イコナの両足を思い切り持ち上げた。腿は思い切り上げて股間を天へと突き出した形。いわゆるM字開脚、まんぐり返しという奴だ。

 

「ハ、ハカセ、何をなさるおつもりですか? こんな格好、恥ずかしすぎますよぅ……!」

 

 そう言いながらもイコナは、自身の両手で自分の両膝を抱えるようにして、その肢体をしっかりと抱え込んでいる。恥ずかしさよりもむしろ期待の方が強いように見える。

 だからぼくはその期待に応えてあげることにした。まずは小ぶりなバスト。イコナの控えめな丘を両掌で優しく覆う。

 

「ひあっ!?♥」

 

 イコナの平坦な胸、その乳輪の周りを撫でまわし、乳首を転がし、ときには優しくつねってあげる。

 

「ふああァンっ!♥ ハカセっ! そこはぁっ……!♥」

 

 イコナは胸をいじられただけで軽く達してしまったらしく、「はーっ、はーっ……♥」と荒く熱い呼吸を繰り返している。

 しかしぼくは、イコナに息を継ぐ間も与えてあげない。今度はイコナの尻へと手を伸ばす。

 肉付きの良い桃のようなイコナのヒップはとても瑞々しく、すべすべとして実に触り心地が良い。さらにぼくは綺麗にすぼまった菊門の周りを指先で丹念に探りながら、優しく揉みほぐしてゆく。

 

「あぅ、お尻は、そ、そこはダメですぅ!♥」

「口ではそう言いながら、カラダはとっても悦んでるじゃあないか。マユナよりイコナの方がよっぽどドスケベでえっちだねぇ?」

「は、ハカセの、いじわりゅぅ……!♥️」

 

 ぼくの“イコナいじめ”は、それだけに留まらなかった。引き締まった首筋を、しっかりした背筋を、肋の浮いた脇を、きゅっとくびれながらも肉がほどよくついた腰を、スリットのような切れ長の臍を、むちむちと張りのある腿の外側と内側を。

 鍛え抜かれたイコナの体はそのぶん外部からの刺激にとても敏感なようで、ぼくが羽根でなぞるような愛撫を施してあげるたびに、イコナは面白いように声を上げて反応した。

 

「だ、めですぅっ……気持ち良すぎておかしくなりゅぅっ……!♥」

 

 そう言いながらもイコナは自ら積極的に動き始め、ぼくの背中へかりかりと爪を立てていた。

 さあ、もっとおねだりしてごらん? ぼくが耳元で吹き込むと、イコナは途端に素直になる。

 

「ハカセぇっ♥ もっとぉ、もっとくださいぃッ!♥」

 

 ぼくもぼくで、イコナの中の温かさと柔らかさ、そして包み込むような熱い締め付けで高まり続け、すぐに限界を迎えそうになる。

 

「イコナっ、ぼくっ、もう……っ!」

 

 ぼくの言葉に、イコナは潤んだ瞳で応えた。

 

「はいぃっ、いいですよっ、きてくだしゃい♥ わたしの膣内(ナカ)にいっぱいっ、ハカセのっ、せーえき、びゅーって出してくらひゃいっ、孕ませるくらいにぃっ♥♥! あはああ……っ!!!」

 

 ぼくは最後に思い切り突き上げると同時に、イコナの最奥で果てた。

 同時にイコナも、ぼくの腹とシーツの上に盛大な愛の飛沫(しぶき)を撒き散らしたのだった。

 

 

 

 

 マユナとイコナ、二人の小美人とのえっちを遂げたあと、ぼくは夢から覚めるように『現実』へと立ち返った。

 誰でもそうだと思うのだけれど性交を終えた後の憂鬱、俗に言う『賢者タイム』の時間がぼくはあまり好きじゃない。

 マユナとイコナが見せてくれる最高の夢を見ているあいだだけ、ぼくは精力に溢れた若者へと立ち返ることが出来る。けれどそれらが終わって現実に立ち返れば、本当のぼくは2人の少女を続けて悦ばせてあげられるほどの精力も体力も無い、ただの年とった一人の老いぼれに過ぎないことを痛感させられる。

 事を終えてからの刹那の虚脱感に身を委ねていると、ぼくの足元に擦り寄るものがいた。

 

「キュゥ、キュゥ」

「キュー!」

 

 そう言ってぼくへ身を寄せながら可愛らしい声を上げているのは、二頭の芋虫だった。芋虫といっても大きさは子猫ほど、大きな瞳と嘴を備えたふくよかな顔つきからは小鳥のヒナのような愛らしさも感じられる。

 ぼくは強張った腰を苦労してかがめ、二頭の芋虫へと手を伸ばす。

 

「いつもありがとうマユナ、イコナ」

 

 そう言って撫でてあげると二頭の芋虫は「キューッ♥」と愛くるしい声を上げてますます身を摺り寄せてきた。

 そう、この芋虫たちこそが、先ほどまでぼくが情事に及んでいた二人の小美人たち、マユナとイコナの現実の姿だ。先ほどまでぼくが二人と及んでいた熱い情交は二頭の芋虫が見せてくれた優しい夢、ある種のバーチャル・セックスに過ぎない。

 ……どうしてこのようなことになったのか。ぼくはシャワーへ向かいながら回想した。

 

 

 

 ぼくは、かつてインファント島を調査した科学者チームの一人だった。

 西暦1954年に出現したゴジラが世界を火の海に変えたのを皮切りに、世界中で怪獣が出現するようになった『怪獣黙示録』の時代。そんな時代に行われた国際機関モナークとロリシカ国によるインファント島合同調査、そこで我々が発見したものは驚くべきものであった。

 

 ぼくたち調査隊が出会ったもの、それは小美人とモスラ。

 

 ……なんて美しいのだろう、と思った。

 可憐で儚い発光妖精:小美人と、そんな彼女らを守護する極彩色の巨大蛾怪獣:モスラ。初めて彼女たちの姿を見たとき、ぼくはその美貌に見惚れてしまったのをよく覚えている。

 モスラたちと人類のファーストコンタクト。

 出会った当初こそ一悶着あったのだけれど、その後モスラたちはぼくたち人類と友好関係を結ぶようになり、ついにはぼくらを守るために戦ってくれる心強い味方にまでなってくれたのだ。

 モスラはぼくら人間を守るため、命懸けで身命を捧げてくれた。バトラ、バガン、デスギドラ、ダガーラ、キングギドラ、妖星ゴラス……モスラは数々の強敵と立ち向かい、時に苦戦し、時にぼくら人間とも力を合わせて、かの恐るべきキングオブモンスター:ゴジラとの激闘さえも制し、ついには世界平和をもたらした。

 

 最終的にゴジラを倒して、文字通りのクイーンオブモンスターとなった怪獣モスラ。

 そんな彼女に対する世界の反応は様々だった。ゴジラの脅威から人類を救ってくれた救世主、女神と崇める人たちもいれば、ゴジラ以上に危険でおぞましい恐怖の昆虫大怪獣として恐れる人もいた。中にはモスラを撃滅して霊長の座を奪い返そう、などと愚行に走ろうとした者もいた。

 だけどモスラは、そんな愚かな人間たちのことを敵視したりはしなかった。その代わり、モスラは人間たちに約束させた。

 ひとつめは人間同士で争わないこと。ふたつめは、核実験を二度と行なわないこと。

 モスラの立場からすればどちらも当然の要求だ。いくらモスラが頑張って地球の平和を守っても、人間同士が争いを繰り広げていては意味がない。核実験だって、かつて地球を滅亡の危機に晒した大怪獣ゴジラを生んだのが核実験だったことを思えば、むしろ人間たちが自主的に禁止して然るべきものだ。モスラがいなければそんなことも出来ない自分たちの愚かしさを、人間たちは心から恥じた。

 こうして人間たちとの和平を結んだモスラは、人間以上の存在として、地球の支配者として君臨した。支配者になったというとなにやら物騒にも思えるけれど、モスラによる統治は飽くまでも優しかった。新たな地球の支配者、皆の母になったモスラは、かつてのゴジラのような暴力による圧政ではなく、人間たちと仲良く暮らす融和政策を選んでくれたのだ。

 

 それから現在。

 ぼくら人間の生活は、すべてモスラが造り出した昆虫怪獣の眷族による新たなエコシステムによって賄われるようになった。環境問題も、食糧問題も、エネルギー問題も、人間文明が生み出してきた問題のすべてなにもかもをモスラは解決してくれた。そして人口問題も。

 人間の生活をより向上させるため、モスラは全人類に新種の昆虫怪獣の眷族を派遣した。それはモスラの幼虫を子猫サイズにしたような芋虫の怪獣で、名前は〈胡蝶(コチョウ)〉という。

 コチョウが持つ最大の能力、それは『ぼくら人間に夢を見せること』だ。

 原理的に言えば、モスラや小美人たちが持っているテレパシーの能力を拡張したものなのだろう。コチョウはぼくらの脳に働きかけて、ぼくらの心の中にある『望み』を夢の中で叶えてくれた。

 

 マユナとイコナは、ぼくに宛がわれたコチョウだ。彼女らの名前は、かつてぼくが出会ったインファント島の小美人姉妹から拝借したものである。

 二頭のコチョウはぼくにどんな夢でも見せてくれた。かつて若い頃に遂げられなかった、ぼくの小美人姉妹への淡い片想いも夢の中で叶えてくれた。

 それだけじゃあない、現実には干からびた年寄りでしかないぼくだけれど、コチョウたちが見せてくれる夢の中では小悪魔な少女から良いように手玉にされる純朴な童貞青年だったり、あるいは逆に恋愛にうぶな生娘をリードする性欲絶倫でテクニシャンな性豪であったりする。

 ……とシャワーを浴びてから自室で物思いに耽っていたぼくは、服の裾を引っ張られていたことにようやく気がついた。

 

「キュウ、キュウ」

 

 引かれる裾を見ると、たっぷり膨らんだお腹を抱えた二頭の芋虫、マユナとイコナがぼくに窓を開けるようせがんでいた。

 ……ああ、そうだ、『配達屋』が来る時間だったね。ごめんよ。

 ぼくは傍の窓を開けた。途端、外からハチの『配達屋』――これまた子犬ほどの大きさがあり、おそらくミツバチを原種としているのだろうと思われた――が屋内へと入ってくる。

 

「キュウキュウ」

 

 マユナとイコナの眼前へと舞い降りたミツバチ怪獣の『配達屋』は、さっそく口移しで栄養団子を受け渡す。この栄養団子はモスラが分泌する物質で、マユナとイコナのエネルギー源となるものだ。

 

「ごきゅっ、ごきゅっ、ごきゅっ……」

 

 それと引き換えにマユナとイコナは先ほどの情交でぼくからたっぷり搾り取ったもの、つまりぼくの“精液”を『配達屋』へと引き渡した。受け渡し交換を終えたあと、ミツバチ怪獣の『配達屋』は『まいどあり』と言わんばかりにぼくらへ軽く会釈したあと、窓から外へ帰って行く。いつものルーチン、見慣れた光景だった。

 

 このぼくの精液はモスラの下で厳重に管理され、必要なタイミングで相性の良い卵子と引き合わされて受精、モスラが造った体外受精用の昆虫怪獣――聞くところによればこちらはミツツボアリを育種改良したものだという――の胎内で人間の子供として産み出される。女性の場合も同様だ、そちらにはオスのコチョウが派遣されており、人間の女性と交わって卵子を回収する。

 人間同士でのセックスが行なわれなくなって四半世紀近く。今や地球上で暮らしている子供たちの大半は、モスラによる体外受精で生まれた子供ばかりだ。人間の人口はモスラのバイオテクノロジーで適切に調整管理されており、人口過多でもなければ少子高齢化でもない絶妙なバランスを保ち続けている。

 

 そんなカラクリにぼくら人間もすぐに気づいたけれど、ぼくらはそれを見なかったことにした。

 モスラが派遣したコチョウたち、その性格は人懐っこく温厚で、とても賢くて気遣い屋だ。食事については先ほどの『配達屋』のような別の眷族が届けてくれる栄養団子を食べるので、ぼくたち人間がわざわざ世話をしてあげる面倒もいらない。たしかに見た目は芋虫だから初見時はちょっぴりショッキングさがなくもなかったけれど、そんなのは慣れてしまえば些細なことだ。

 そして何より、コチョウたちが見せてくれる優しい夢がぼくら人間には必要だった。

 かつて怪獣に踏み潰されてしまってもはや記憶の中にしかいない大切な人と会わせてくれたり、ただ楽しかった子供の頃の想い出へと帰らせてくれたり。ぼくら人間にとってはあまりに苛烈だった『怪獣黙示録』の時代、そんな世界の理不尽に傷つけられてきたぼくらにコチョウたちは優しく寄り添い、目には見えない心の深い傷を丹念に癒してくれた。

 優しい夢で癒されたぼくら人間は前向きな活力を取り戻し、モスラと共に造る新秩序の建設へと邁進した。

 

 

 『配達屋』を見送った後、ぼくは窓を開けて空を見上げた。

 頭上に広がっているのは本来そこにあるはずの昏(くら)い夜空などではなく、白い絹糸で覆われた繭の壁である。地球は今、モスラの眷族たちが築き上げている巨大な繭で包み込まれつつあった。

 これもモスラの采配だ。キングギドラ、妖星ゴラス、スペースゴジラ。地球外から迫る脅威からこの星を守るため、モスラは自慢の糸を編んで造った巨大な防壁バリアーで地球を守ることを決定した。

 太陽光や宇宙線など必要なものはきちんと通し、宇宙怪獣など有害なものだけはシャットアウトする巨大な繭:Cocoonにしてグレートフィルター。その完成をぼくが見届けることはないと思うけれど、これから生まれてくる子供やその子供たちはきっとモスラの繭の中で安全に一生を終えることになるだろう。

 モスラによる地球の統治。それはとにかく優しくて、甘くて、そして牢獄と変わらなかった。

 

 ……モスラは狂ってしまったのではないか。人間の味方のはずなのに、なぜ。

 ぼくも一時はそのように考えていたことがあるけれど、最終的にその考えは改めた。

 モスラはただ守護神としての自分の本分、『守るために戦う』を貫徹しているだけだ。ゴジラやバトラといった地球上の脅威がなくなった今、人間はもはや自ら身を守る必要はなくなった。そんな人間たちに自立する力や戦力を残したところで、きっと互いに殺し合いを始めるだけ。だったらモスラの完璧な統治の下で管理されている方がよほど安全だろう。

 『守るために戦う』というモスラの意志、そこに人間への害意は一切ない。まさしく純粋な愛、きっとモスラなりの『純愛』なのだろう。たとえそれがぼくたち人間の尊厳を徹底的に破壊し尽くすものであったとしても。

 そしてそのひとときの快楽の中でだけ、ぼくら人間はその絶望を忘れることが出来た。

 

「……ハカセ、ハカセ」

 

 その呼び声に振り返ると、そこには二人の小美人:マユナとイコナの姿があった。本来の芋虫姿じゃない、夢の中での美少女姿。

 ……またどうしたんだい、二人とも。『配達屋』はもう来たばかりだろう?

 ぼくが首を傾げていると、マユナは恥ずかしげにはにかみながら言った。

 

「……また、シたくなっちゃった♥️」

 

 次いでイコナが、頬を染めながら口を開く。

 

「今度はわたしがハカセに『オンナノコの悦び』を教えてあげますね♥️」

 

 『オンナノコの悦び』? いったいどういうことだろう。そう思った瞬間、視点が急に低くなった。

 

「な、なんだ!?」

 

 思わず声を挙げたぼくだけれど、その声は聞き慣れた老人のものではない、まるで舌足らずでいたいけな幼女のようだ。

 それと同時に、履いていたズボンがストンと落ち、羽織っていたシャツがズルリと滑り落ちる。顔に手を当てて確かめようとすれば、手首から先は余ったシャツの袖に埋もれてしまっており、何とかまくって頬に触れれば、そこは皴だらけになった年寄り男の肌ではなく触り心地抜群のすべすべの餅肌があった。

 

「とっても可愛いですよ、ハカセ♪」

 

 そう言ってマユナが差し出した鏡を覗き込んでみると、そこには見慣れた老人の顔ではなく、幼い女の子の顔があった。宝石のような大きな瞳にふわふわのほっぺ、可愛らしい女児。

 にわかに信じきれなくて、ぼくは自らの身体をまさぐった。胸はなだらかだけれど触れてみれば確かにふにふにと存在感があり、逆に股間にはあるはずのモノがない。背丈はマユナとイコナよりも遥かに低く、見上げないと二人の顔が見えない。髪は銀色、まるで絹糸のようにふわりと豊かで、長さは背中にまでかかっている。

 つまり、ぼく自身が美少女になってしまったのだ。

 しかし、どうして、いったいどうやって!? 戸惑うばかりのぼくに、マユナとイコナが得意気に説明してくれた。

 

「だってここはわたしたち『胡蝶(コチョウ)の夢』の中ですもの」

「ハカセを若者に変えることが出来るのですから、女の子に変えることくらいわけないことだわ」

 

 そしてマユナとイコナは小さくなったぼくを、二人がかりで挟み込むようにぎゅっと抱きすくめた。少女二人の心地よい温もりと肉感の抱擁、それらのサンドイッチに包まれて、抱かれるぼく自身さえもふわふわやわらかで、精神もろとも危うく骨抜きにされてしまいそうだ。

 

「ふ、ふにゅうぅ……♥️」

「ふふっ、ハカセったら可愛い声出して……」

「たっぷり可愛がってあげますからねぇ……」

 

 ぼくは、男としての尊厳を守るためなけなしの理性で精一杯に振り払おうとしたのだけれど、結局無理だった。先のセックスでは見下ろすように小柄に思えたマユナとイコナ、だけど今は逆にぼくの方が見上げる側になってしまっている。いったいぼくはなんて非力な存在にされてしまったんだろう。

 そんなぼくに、イコナは淫らに顔をトロけさせながらコショコショとささやきかける。

 

「ハカセ、さっきの“お返し”をしてあげますね」

 

 お返し。

 先のえっちでイコナのことを散々“いじめてあげた”ことを思い出し、ぞくり、とぼくの下腹部に熱いものが滾ってきた。それはこれから行われる未知の快楽への恐怖なのか、あるいは期待なのかもしれない。

 どきどきと鼓動を高鳴らせるぼくを見下ろしながら、イコナは熟れきった甘い吐息と共に告げる。

 

「先ほどハカセがイコナに“やさしく”与えてくださったオンナノコの悦び、今度はこのイコナが、骨の髄まで“やさしく”教えてあげます♥」

 

 そしてマユナとイコナはぼくを軽々と抱え上げ、ベッドの上へと放った。ぼくは抵抗しようと手足をバタつかせたものの、今のぼくはか弱い幼女、マユナとイコナの二人がかりで押さえられてしまっては手も足も出ない。

 ふわっ、ぼふっ、どさっ。

 ベッドの上でぼくを組み敷いたマユナが、ねっとりと笑いかける。

 

「今度はあたしとイコナと三人で、思いっきりドスケベえっちをしましょうね、ハカセぇ♥」

 

 迫る二人にぼくは、ええっと、とりあえず。

 

「……はじめてだから、やさしく、してね?」

 

 もじもじと顔を赤くして答えるぼくに、マユナとイコナは愛おしげに微笑んだ。

 

「まずはわたしがされたように、おっぱいから悦ばせてあげますっ!」

 

 まずイコナは、ぼくのだぼだぼの服を捲り上げ、小さな乳房を露出させた。続けてマユナと二人で、ぼくの胸をさわさわと撫で回し始める。

 

「ああん、可愛い……! ちっちゃくて、すべすべしてる……!」

「うぅっ、ひゃうぅっ!?」

 

 くすぐったさに思わず身をよじるけれど、マユナとイコナの指の動きは止まらない。

 

「ハカセのおっぱいっ、すべすべもちもちで気持ちいい……♪」

「ふふっ、本当に赤ちゃんみたいですね♪」

「んあっ、やぁっ、そこ、だめだよぉ……っ♥」

 

 乳首を中心にくるくると円を描くようになぞられれば、自分でも驚くような甲高い声が出てしまう。喘ごうとするぼくの口を、すかさずイコナが唇で塞いだ。抵抗しようとするのだけれど非力な少女にされてしまった身の上ではとても敵わず、口をこじ開けられて深く深く侵入されてしまった。

 

「んむっ!? ん、んゥゥーっ!!」

「ちゅぷっ、れろっ、じゅぱっ、ぢゅぽっ……」

 

 舌と唾液のいやらしい水音を立てながら、イコナはぼくの口内を貪っていく。ぼくの舌はイコナの小さな口に吸い込まれ、まるでフェラチオでもされているかのようにしゃぶられる。

それと同時に、ぼくの胸元に生暖かい感触が走った。

 

「んんっ!?」

 

 イコナからのディープキスにがっちりと抑え込まれながらなんとか目線だけを胸元へ向けると、なんとマユナが、ダボダボになったぼくのシャツの胸元をまくり上げて、ぼくの乳首をちうちうとねぶっていた。柔らかい唇と湿った舌の温もりが、ぼくの膨らみかけの先端を優しく、そして容赦なく蹂躙してゆく。

 

「ん、はむ、れろっ、ハカセのおっぱい、おいひぃ……っ!」

「ぷはっ、や、やめへぇ! しょこ、きたない、からァッ……!!」

「はいはい、キスから逃げちゃダメですよハカセ、はい、ちゅぅー……っ」

「んふっ、ンむぅぅ~っ!!」

 

 イコナにまた強引に唇を奪われ、今度は下腹部より下へと手を伸ばされる。ほぼ脱ぎかけていたズボンと下着は、イコナの指先に弾かれただけでするりと落ちてしまった。今や下半身はもはや何も纏っていない、そして上半身はまだシャツ一枚だけ。その頼りなさが余計に羞恥心を煽ってくる。

 そんな中、イコナの細い人差し指と中指が、毛も生えていないぼくの下の唇をつうっと撫で上げた。ねっとりと、糸を引く感覚を覚える。

 

「ひゃんっ♥」

「ぷぁ……あら、ハカセったらもう濡れていますよ? 感じやすいんですね♥」

「そ、そんなこと、言わないりぇ……!」

 

 なんだか、脳へ直に甘ったるい蜜を流し込まれたかのようだ。思考が桃色へと染まり、頭が馬鹿になってゆく感覚にもはや舌も回らない。恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にするぼくを眺めながら、マユナは楽しげに笑う。

 

「ふふっ、じゃあ今度はあたしとイコナでいっぱい可愛がってあげるねぇ……ほぉらっ♪」

 

 そのままマユナとイコナがぼくの両足を抱え上げると、ぼくの身体を仰向けに引っ繰り返した。そのままぼくはM字開脚の姿勢を取らされてしまい、二人の眼前にぼくの女の子の部分を全て晒してしまう。

 

「や、やだっ、はずかしいっ……!」

「ふふっ、さきほどのお返しですよう、ハカセっ」

 

 慌てて閉じようとするけれど、ぼくの両膝は二人にがっちりと押さえつけられてビクともしない。そうしている間にも、ぼくの秘密の場所からはどんどん愛液が溢れ出してくる。そしてそれを見つめる二人は、揃って息を荒げていた。

 

「ハカセのおまんこっ……ヒクついてる……」

「なんて淫らでドスケベなんでしょう……!」

 

 やぁ、みないれぇ……!

 ぼくは顔を背けながら、涙声で訴える。しかしその言葉とは裏腹に、ぼくのそこはさらなる快楽を求めていやらしく震えてしまっていた。

 

「それでは、いただきます♥」

 

 イコナはぼくの股間に顔を埋めるようにして屈むと、ぼくのそこに舌を這わせた。

 

「ひゃうんっ!」

 

 ぬるりとした熱い舌先が、敏感な突起に触れた瞬間。びくん、と腰が跳ね上がる。

 

「ちゅるっ、じゅるぅっ、ハカセのお汁(ひる)っ、すごく美味ひいれふっ……♪」

「ひゃうぅぅっ! なめながりゃしゃべらないでェ……っ!」

 

 イコナの舌使いは巧みで、これまでにない快楽の頂点ですぐさま達してしまいそうになったぼくは懸命に堪えた。けれどイコナはそれを許さず、ぼくのクリトリスを口に含んできつく吸い上げてきた。

 

「ふああぁぁぁぁっ♥」

 

 ぼくは呆気なく絶頂を迎え、身体を大きく仰け反らせる。口を離したイコナが、唾の糸を引きながら妖艶に微笑む。

 

「ハカセったら、イっちゃいましたね♥可愛いですっ……!」

 

 イコナはぼくの秘部から溢れる愛液を舐め取りながら、今度はぼくの下腹部へと舌を滑らせていく。そしてぼくのそこを間近に見ながら言った。

 

「ここも、とても綺麗ですよ。ピンク色で小さくて、まるで赤ちゃんみたい」

「あっ……だめ、そこも汚いからぁ……っ!」

 

 ぼくの言葉を無視して、イコナはぼくのそこへと口づけをする。ちゅっと音を立ててキスをしてから離れると、そのままぼくの花弁の奥まで指を挿し入れた。

 

「ああん、んんっ、やらっ、きたないよォっ……!」

「ハカセのここは全然汚れていませんよ? むしろわたしの指を締め付けて悦んでいるくらいです♥」

 

 イコナはそう言いながら、ぼくの中を味わうようにじっくりとかき混ぜてくる。ぐちゅ、くちゅという淫靡な水音が部屋中に響き渡る。

 

「やあぁっ、そえっ、らめぇぇっ!!」

 

 イコナの細い二本の指が、ぼくの中でばらばらに動く。膣壁を引っ掻かれ、擦られ、子宮の入り口を押し上げられ。その度にぼくの口からは悲鳴のような喘ぎ声が漏れてしまう。

 

「ハカセったら、こんなに濡らして……そんなに気持ちいいんですか?」

「ちがっ、これは、ちがくて……!」

「はい、だーめ♥」

 

 反論しようとするぼくだったけれど、その顔面を柔らかいものが覆った。マユナのお腹とおっぱいが、ぼくの顔面に覆いかぶさったのだ。

 

「んぶっ!? ん、んんんん~~~~っっっ!!!」

 

 ぼくの鼻と口はマユナの大きな胸で完全に押しつぶされ、呼吸すらままならない。汗ばんだ肌と甘い匂いが、否応なしにぼくの興奮を高めてゆく。

 

「あたしのことも忘れちゃダメだよぉ、ハカセ……♥」

「むぶぅっ、ンッ、むゥ~っ……!」

 

 マユナの豊満なおっぱいで窒息寸前のぼくに、イコナの容赦のない責めが続く。ぼくはもう、されるがままに身体を震わせることしかできなかった。

 やがて、マユナがゆっくりと身体を起こす。ようやく解放されたぼくは激しく咳き込んだ。しかしそれも束の間、今度はまた違う柔らかさがぼくの顔を包んだ。

 

「今度はあたしの番だからねぇ♪」

 

 今度は、マユナのお尻がぼくの顔面にのしかかっていた。柔らかくて、ずっしりと重たくて、そして発情した女の匂いに満たされる。

 

「ほらほら、もっとしっかりおまんこ広げてごらんなさい? ハカセの顔で、たくさん可愛がってあげるからぁ♥」

「んぷぁっ! やらぁっ、やめへぇ……!」

 

 ぼくは必死に抵抗するけど、マユナはお構い無しにお尻をたぷんたぷんと叩きつけてくる。マユナは逞しい足でぼくの両手を押さえつけ、さらに両手でぼくのちっぱいを揉みしだく。

 

「はぁっ、ハカセのおっぱいっ、かわいいぃ……っ♥ んちゅっ、れろっ……」

「んんっ、やめっ、ひゃんっ、ちくびっ、んむっ、なめちゃだめェ……!」

 

 マユナの舌が乳首に触れるたび、電流が流れたかのような快感に襲われる。ぼくは身悶えながらもなんとか逃げようとするけれど、体格で優るマユナを押しのける事なんて到底できない。そんなぼくを抑えつけたまま、マユナは執拗にぼくを攻め立て続けた。

 

「ふふっ、それじゃあいきますよ……♥」

 

 そしてイコナがいよいよラストスパートをかける。中を掻き回す細い指先の動きがさらに激しさを増し、ぼくの感じるポイントを的確に攻め立てる。同時にイコナの舌先がぼくのクリトリスをかき乱し、そのままぐりぐりと押し付けるように刺激する。

 

「れろっ、ちゅぷぷ、はむっ……っ!」

「ひゃうぅぅぅっ! いっしょはらめェっ!イクっ、イッひゃうぅぅ―――っ!!」

 

ぼくは呆気なく絶頂を迎え、背中を大きく仰け反らせた。けれどそれでも、二人はぼくを解放しようとはしない。

 

「まだですよ、ハカセ♥もっともっと気持ちよくなりましょうね♥」

「ハカセのお顔、女の子の蜜でどろっどろになっちゃったねぇ……♥」

「ふあぁっ、だめっ、、今イったばかりなのにぃっ♥」

 

イコナとマユナは二人揃って、ぼくの中を徹底的に虐め抜く。ぼくは何度もイカされて、ついには失禁までしてしまった。

 

「ふふふっ、ハカセったらおもらしですか?」

「可愛いっ♥」

 

二人がかりでいじめられて、ついに、ぼくは限界を迎えた。

 

「あぁっ、あぁぁぁぁぁぁっ……っ!!!!」

 

ビクンと大きく仰け反り、全身をこわばらせ、思考が、脳が、精神が真っ白な世界に飛び立ってゆく。次の瞬間には激しい快楽の波が押し寄せてきて、ぼくはそのまま意識を失う。その刹那、イコナとマユナが熱っぽく微笑みかけるのを感じた。

 

「大好きです、ハカセ……いつまでも、いつまでも一緒にいましょうねぇ……♥」

「わたしたちモスラとその眷族が、あなたたち人類をずっと、ずうっと、愛してあげるからね……♥」

 

 二人の少女に見守られ、ぼくは、果てしない夢の中へと堕ちて行く。それはまるで、これからの人類の未来を暗示するかのようだな、なんてことを片隅でうっすら思いながら。

 




純愛イチャラブ尊厳破壊ドスケベセックスに挑戦してみました。なにとぞよろしくお願いします。

次はどの怪獣orどんな話が読みたい?

  • 魔法少女バトラちゃん
  • ゴマすりクソバードと呼ばれた俺様
  • スペースゴジラの話(仮)
  • 機龍VSエイペックスメカゴジラ
  • エメゴジ続編ボツプロット
  • 護国聖獣のギドラの話(仮)
  • ゴジラ「君の知らない物語」
  • シン・故郷は地球
  • シン・宇宙から来た暴れん坊
  • バルタン星人の話(仮)
  • カネゴンの話(仮)
  • 少女プレデターと少年のラブコメ
  • クイーンの産卵管としてアクメを決める話
  • ミャクミャクくん(いのちの輝き)
  • ウルトラマンチーレムの続き

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。