今は初夏。
会社から自宅マンションに帰り、シャワーを浴びる。
身体をバスタオルで拭いて、佐加井千里は部屋にある全身が映る鏡の前に全裸で立った。スタイルのいい女が映っている。形の良い乳房、きれいな乳首、くびれたウエスト、キュッとあがっているヒップ。
自分でも美人だと思う。千里は、今、二十五才。しかし、恋人はいない。以前いたことがあるのだが、うまくいかず何となく自然消滅してしまった。ちょっと、恋愛に対して臆病になっている。
千里は職場では少しセクシーな格好をしている。暑いので上はシンプルな半袖の白いシャツだが、下は膝上丈のタイトスカート。スリットがやや深い。靴は黒いハイヒール。なんで短いスカートを履くのか。
実は千里はいつも職場で妄想している。千里の席の正面に座っている上代哲夫。千里より二才年上。背が高く二枚目で身体つきも男らしい。この男性に抱かれたい、虐められたい、辱められたい、犯されたいと千里の頭の中は淫らな妄想で渦巻いている。このセクシーなスリットが深いタイトスカート姿も上代さんに見てもらいたいからだ。
黒っぽいエナメルのミニのタイトスカートをはいていたこともある。ノースリーブのシャツとか着たこともある。全部、上代さんに見てもらいため。
本当はこちらからデートにでも誘いたいのだが、恋愛に臆病になっているので、まだ決心がつかない。
妄想しているうちに、下着がぐっしょりと濡れて、我慢できなくなり勤務時間中にトイレでオナニーをする。激しく陰部を擦りながら千里は妄想にふける。
(上代さんに犯されたい。私の口を犯して。精液を飲みたいの。私を四つん這いにしてペニスで激しく貫いて。あそこにあなたの白濁液を注ぎ込まれたいの)
「気持ちいい、ああ、いく、いくう」
誰もいないトイレで思わず大きい声を出して絶頂に達する千里。トイレの外の廊下に聞こえなかったかしらと思わず顔を赤らめる。自分の席に戻ると、目の前には今しがた妄想の中で自分を激しく犯していた上代哲夫がいる。恥ずかしくて上代の顔を見れない。彼の顔を盗み見る。また、頭の中で上代に犯されてあそこが濡れてくる。仕事にならないので、千里は定時で帰宅した。
会社からの帰りの電車の中で再び千里は上代に抱かれている自分を想像した。上代に身体中をなめられている千里。乳首を吸われ、女の秘部を弄ばれ、貫かれ、歓喜の涙を流している千里。あそこから大量に淫液が噴き出してくる。頭の中は上代に犯される自分の事でいっぱいになってくる。
そして、家に帰ってシャワーを浴びた後、最近、千里はあることに耽溺している。鏡の前で全裸になりオナニーをすること。バイブレーターなど大人のおもちゃもたくさん買ってしまった。淫らな妄想にふける。
その妄想とは、やはり上代哲夫に犯されること。前の彼氏とのセックスは正常位のみで物足りなかった。性的には淡泊な人だった。
以前はオナニーするときは、ただ自分の身体を鏡に映して男に犯されることを妄想しているだけだった。その男は顔が漠然としていた。
しかし、今のオナニーの対象ははっきりしている。
もちろん上代哲夫だ。
妄想の中に現れた上代の前で、メス犬の様に四つん這いになり、後ろから激しく貫かれている千里。
上代のペニスをしゃぶっている千里。
上代の精液をゴクゴクと飲み干している千里。
上代の身体にまたがり、淫らに腰を上下させている千里。
千里はもう我慢できなくなった。
千里は鏡の前で大胆なポーズを取った。足を大きく開き、自分のぐしょ濡れの陰部を見た。
クリトリスは大きく飛び出ていて、花びらも充血している。
奥の肉襞が怪しくうごめいている。
千里は自分の乳房をまさぐり、固くなった乳首を指でつまみ、いろいろなポーズを鏡の前でとった。ついにはバイブレーターを女の一番大事な穴に深々と差し入れ、激しく出し入れした。興奮した千里はいやらしい言葉を大声で叫ぶ。
「ああ、千里のおまんこ、奥の奥まで見て、千里を虐めて、辱めて、犯して、ご主人様、あなたのペニスで激しく貫いてえ」
千里には奴隷願望もあった。上代に性奴隷扱いを受けて犯される。首輪を付けて鎖で上代に犬のように引っ張られ辱められることを想像して興奮する千里。
「ご主人様、いやらしい千里をお仕置きしてください。ありとあらゆる恥ずかしい格好で犯してください。精液をたっぷりとはしたない千里のおまんこに注ぎ込んでください。ああ、千里を奴隷にしてえ!」
千里はいやらしい格好でオナニーを何度も続ける。
クリトリスを指でこねくりまわし、膣口にバイブレーターを奥深く入れる。
頭の中では千里は上代のペニスで征服されている。
「ああ、千里を犯してえ! 千里を辱めて、千里のおまんこの奥深くに入れてえ!」
千里のおまんこからは淫液がだらだらと湧き出てきて、床に滴り落ちていった。
「ああ、千里いっちゃう、いく、いくう!」
千里は何度も絶頂に達した後、ちょっと自己嫌悪におちいることもあった。
(私って、いやらしくて、はしたない女だなあ)
気が付けば深夜になっていた。
こんなオナニーしてちゃダメよね。
よし、明日、上代さんに告白しようっと。
千里は再び軽くシャワーを浴びると普通のパジャマに着替えてそのままベッドで横になって眠りについた。
【完】