都市機構のガードを振り切って地上を目指すべく、レジスタンスへと身を寄せたヨーコとヤスハ。
準備が整うのを待つ中のある日、ヤスハはヨーコの意外な秘密を知り、そのまま体を重ねることになる。
同性愛、ふたなり要素があるので苦手な方はご注意ください。
調子に乗ってかなり長々と書いてしまいましたが、読んでくださると嬉しいです。
ヨーコと共にレジスタンスのアジトへ転がり込んで三日目。レジスタンスのメンバーが掃除をさぼっていた為に、あちこちに溜まった埃と一日中格闘していたヤスハが与えられた一室へと戻ると、ヨーコの姿が無い。かすかに聞こえる水音から察するに、シャワーを浴びているようだ。
「珍しいです…ヨーコさんが半身浴せずにシャワーで済ませるなんて」
ヤスハは
「あ、ヤスハお帰り。シャワー空いたよ。ヤスハも入っちゃうと良いよ」
「はい、それではお風呂いただきます。ヨーコさん、入浴後は水分補給を忘れないように」
入れ替わりに脱衣所に入ると、OKZ型の標準装備を手早く脱ぐ。再起動してからのヨーコとの生活は刺激に満ちていたが、レジスタンスのメンバーとのやり取りはヨーコも知らないメモリーで
ある程度まで生体を
「そんな
「ああ、うん…」
苦言を
「ヤスハ、こっち来て」
「はい」
ヨーコの正面に立つと、
「ヨーコさん、何かお話が?」
「うん、えっと…えっとね」
優に10分はそうしていただろうか。焦れることなくじっとヤスハが待っていると、ついに心が決まったらしいヨーコは、ヤスハをはっしと見つめて口を開く。
「地上に出るためには都市機構のガードを振り切らなくちゃいけない」
「そうですね。そのためにレジスタンスに協力を
「準備万端で行くし、もちろん成功するつもりだけど、もしかしたらって事が有るかもしれない」
「あまり不吉なことを言わないでください、ヨーコさん」
「ヤスハ、わたしの精液を預かってくれないかな?」
「は?」
何か作戦への決意を聞かされるのかと身構えたヤスハにとって、ヨーコの結論の言葉は予想外の物だった。発言の内容は
「ヨーコさん、女性から精液は分泌されません」
ヤスハが当然の事実を指摘すると、ヨーコは少し寂しそうに、ずっと握っていたヤスハの手をバスタオルの上から股間へと導く。
「触ってみて」
ヤスハはむしろすぐさまこの部屋を出てレジスタンスのドクターを呼ぶべきなのでは、と思ったがヨーコのあまりにも真剣な様子に彼女が満足するまで付き合おうと思い、下腹部を軽く触る。すると、そこにはあり得ないはずの
「え?これは…?」
思わず二度三度と、今度はそこにある何かを確認するために、ヨーコの下半身を無遠慮に触ってしまう。錯覚‐人間と違ってオートマトンには本来的にあり得ない話だが‐ではなく、やはり有る。知識の上でしか知らないが、確かにその形が。混乱するヤスハを見て、
「こんな世界だからね。こんな風に産まれる人間もいるってこと」
予想外の事実にヤスハが呆然としていると、ヨーコは言い訳するような表情でヤスハに告げた。確かにこの都市は人間にとって優しい環境だとは言い難い。時折単なる染色体異常では説明のつかない、前時代の娯楽でミュータントと呼称されたような、特殊な特徴を持って産まれてくる子供もいる。では今見ている、男性にしか存在しない
「この事はナオさんは…」
「知らないよ。これを知ってるのはわたしが産まれた時から研究材料にしてきたドクターと…ひょっとしたら機構の上層部のデータバンク、かな」
何をどう聞けばよいかわからない。だからヤスハはまるで傷口を避けるように、慎重に慎重に、今聞くべきことを
「ま、それでもわたしは運のいい方かもね。
「ヨーコさん、それは…」
「良いの良いの、ヤスハもこれの事は忘れちゃえばいいよ。さっきのは気の迷いってことで」
ヨーコはヤスハが自分を恐れていると思ったのだろう、話題を切り上げようとしている。だが違う。ヤスハは奇形的なヨーコの身体を、それでも美しいと感じているし、ヨーコが秘密を打ち明けてくれたことは嬉しい。ただこの話題の向こうにある「そのこと」を
だが、ヤスハにはこの気持ちをどう伝えたら良いのかわからない。わからないままに、今のらしくないヨーコにこのまま言葉を
「ヤ、ヤスハ⁉」
大胆な行動に驚いたヨーコの足元に
「わたしはヨーコさんのこれ、可愛いと思います」
それだけ言って亀頭を
「え、ちょっと!」
「性行為の前に相手の性器を
「知ってるけど、そういう事じゃなくて!」
「わたしはヨーコさんが大好きです。マスターに命令されたからではなくて、ただ精液を保管するためでもなくて、ヨーコさんと愛し合いたいからこうしています」
もごもごと口内の異物に苦戦しながらも、ヤスハは今ヨーコに伝えるべきことは言えたと思う。
「…ありがと」
それからしばらく、ヤスハはメモリーチップの片隅に
「ヨーコさん、残念ですがわたしの知っているやり方ではヨーコさんを満足させられそうにありません。ヨーコさんには要望は有りますか?」
「ん?確かに少し物足りないけど、でも本格的に動かしたら、ヤスハが辛いんじゃないかな」
「平気です。ちゃんとできます」
「意地になってない?身体の事受け入れてくれただけで十分だよ?」
「そんなんじゃありません。わたしは
嘘だった。完全に意地になっていた。ヨーコの
「
さっきまでの一生懸命だが優しい
自分の
この熱い粘液が精液なのだと理解したヤスハは自分たちの失敗に気付くが、満足げにベッドに座り込むヨーコにどう告げたらいいのかわからない。
「けほっけほっ。あの、ヨーコさん」
「ん?あ、ごめんねヤスハ。最後夢中になっちゃって。すごく気持ちよかったよ」
「いえ、それは光栄ですが、口から飲んでも精液保存器官には届きません。ヨーコさんの精液は…」
「あはは、メモリーチップには男がどんなだか、詳しく書いてないんだね。若いうちは一回や二回じゃ収まらないんだよ。本番はこれから!さ、ヤスハも全部脱いでベッドに横になって」
ヤスハの進言を笑い飛ばして、ヨーコは本格的なセックスを始めるべく、申し訳程度に肌に絡みついていたタオルを外した。また、言うだけではなく自分の手でヤスハの装備を外し始める。コルセット状の胴衣、ベルト、シャツ、ズボン…やがて露わになったOKZ型の基礎フレームを改めて自分の目で見て、ヨーコの豊満な肢体と比べ、思わず胸元を隠そうとしてしまう。
「ヤスハ、恥ずかしい?」
「えっと、恥ずかしいのとはちょっと違うというか。わたしの体、小さいですね」
「へ?ああ、これ?」
そう言うとヨーコは見事に盛り上がった乳房を自分の手で軽く持ち上げてみせる。大きなバストだけでなく、小気味よいくびれ、丸みを帯びたヒップ、男性でもあるはずなのに、ヨーコの体は女性的魅力に満ちていた。性能を保ちつつ資源を節約するために、できるだけダウンサイジングされた自分の体とはだいぶ違う。
「ヤスハ、地上で花を育てたら…その後ヤスハの体も成長させようか?」
「成長?」
「スチームドクター・ヨーコさんに任せなさい!ボンッキュッバイーンなセクシーボディを作ってあげるよ」
「そこまで気にしてる訳では…」
「いいからいいから。地上に託す夢は多い方がいいでしょ」
そう言うとヨーコはヤスハを軽々と持ち上げてベッドの上に優しく横たえた。
「あの、ヨーコさん。わたしの
ヤスハはベッドの上ですぐにヨーコのペニスを受け入れるつもりでいたのだが、ヨーコはヤスハの頭の方にお尻を向けて
目のやり場にも困る。ヨーコの形の良い白い柔らかそうな尻も気になる。少し視線を移したところで揺れているペニスを、先程まで
「だ~め、この程度の濡れ方じゃ、入れた時
そう言ってヨーコはヤスハの
その感情はヤスハの電子頭脳に新たな命令を下し、その命令の通りヤスハの
「ヤスハもわたしのあそこ、
「ヨーコさんの…」
言われたヤスハは上を見上げ、先ほどはペニスに夢中になってあまり気にしていなかったヨーコの
(これが本当の
今まで自分が女性型であることすら意識の外にあったヤスハは当然、自分の女性器を観察したことなどない。だが、メモリーチップによって与えられた最低限の知識は、オートマトンのあらゆる部位は人間のそれを形ばかり真似しているだけで、人間のように複雑な個体差を生じたり、発育に伴って形状を変えたりなどはしないことは知っている。ヨーコの官能的な陰部は、オートマトンの自分には決して手に入れられない物。そんな風に思うと、ヨーコの物だからというだけではない、人間そのものへの愛しさを感じるその柔肉をそっとなぞる。ヨーコへの愛情を込めた仕草だったが、既に情欲に身を
「ヤスハ、優しいのもいいけど、もっと激しくしてくれても嬉しいな」
「は、はい。それでは失礼します」
求められたヤスハは、自分も
また膣だけでなく傷一つない桃尻を両手で
ヨーコは自分の性の問題について知っている者はほぼいないと言っていた。ならば当然、セックスの経験もないだろう。この美しい身体をほしいままに
「外だけじゃなくて、
ヨーコからの口淫の官能に時々中断されつつ、こちらからも舌を限界まで使って
また、ペニスを鼻で押しのけるようにすると見える小さめのクリトリスを舌先で突く。すると、ヨーコの口から
だが恐らくヨーコには
オルガスムスを迎えたヤスハの、必要以上に敏感になった女性器を優しく
「落ち着いてきた?」
「…はい、新鮮な体験でした。ありがとうございますヨーコさん」
「新鮮かぁ。有無を言わさず責め立てておいて今更だけど、オートマトンも気持ちよくなるんだね」
「もっと初期のタイプでは性的快感はオミットされいたようです。しかし数少ない使用者のほとんどから、オートマトンが無反応では利用しにくいという意見があり…」
「ああ、それは解る気がする…」
一種の
「ここまで来てこんなこと聞くのは卑怯かもしれないけど…本当にいいんだね?」
「当然です。わたしに精液保存機能があるからではありません。わたしがヨーコさんが大好きだから、ヨーコさんを受け入れたいんです」
「わかった。野暮なこと聞いてごめんね」
そう言うとヨーコはヤスハに
二人は夢中でお互いの唾液を交換し、相手をもっと
ヤスハが
「耳、弱いんですか?」
「今まで気にしたことも無かったけど、そうみたい」
秘密の弱点を見つけた気分のヤスハがさらに耳の裏を
密着する体勢になったヨーコはヤスハの耳元で
「じゃあそろそろ、始めよっか」
ヨーコの提案に
「じゃぁヤスハの初めてをもらうね」
すでに覚悟のできているのがわかっているヨーコが腰を前へと突き出し、優しい動きのままに、ヨーコのペニスはヤスハの陰唇をかき分けながら膣の中へと静かに入っていく。人間の女ならば処女膜が破れて痛みを訴えるところだがオートマトンにそんなものは無い。寂しいような誇らしいような不思議な気持ちで、ヤスハは自分の膣を押し広げていく、人体とは思えない硬さの肉棒の形をはっきりと感じる。
「おちんちん根元まで入ったよ、ヤスハ」
「わかります。ヨーコさんのは大きいですね、わたしの中はいっぱいです。それに硬くて太くて気持ちが良いです」
「へへぇ。ヤスハの中もなんだかウネウネして気持ちいいよ。このままじっとしてても
「それは少し寂しいので、我慢して動いてください」
「お、言ったなぁ。ヤスハこそ直ぐにイっちゃダメだからね」
楽しげに告げたヨーコは宣言通り即座に抽送を始める。最初の数回はゆっくりだったが、ヤスハの
努力が正しく報われたのか、それまで一心不乱に腰を振っていたヨーコが何かをこらえるように顔を
「ヨーコさん…?わたしのやり方は気に入りませんでした?」
「ううん、気持ちよかったよ。簡単にイっちゃいそうだったから少し変化を付けようと思って。ヤスハ、片足を私の肩に載せてごらん」
「こうですか?」
言われた通りにすると、少し身体が右によじれる。自然、ヨーコのペニスが
「少し当たる場所が変わるでしょ?エへへ、エッチなこと、昔あれこれ本を読んだことあるんだ」
単なる思春期の興味だけでなく、ヨーコの場合はもっと深刻な、男性と女性が入り混じった自分の身体を納得するための過程でもあったのだろうとヤスハは想像する。
実のところオートマトンの性器は、人間のようにランダムに感覚の敏感な部分が点在するわけではないので、体位を変えることの意味はさほど無い。だがパートナーがこの時間を精一杯楽しもうとしている所にそんな説明をするのは無粋だと思い、ヨーコの望みに任せる。
ヨーコは先ほどと比較すると全体にゆっくり、その中でも速く遅くとテンポを変えたり、突き入れて亀頭を押し付ける場所を浅く深くと、変化を付けた抽送を行う。ヤスハも応じて、腰を左右に回転させてペニスへの刺激を工夫する。
この趣向が気に入ったらしいヨーコは荒い息のまま、時折含み笑いを漏らしながら膣を掘り続けたが、ふと視線をずらして腰の動きを止める。疑問に思ったヤスハがヨーコの汗に濡れた顔を見上げると、ヨーコはヤスハの左足を抱え込んでいた手を視線の先…二人の結合部へと伸ばして、ペニスの挿し入れられた膣の入り口をくるりと撫でる。
「ヨーコさん?」
「ふふっ、ごめんね…この体勢だと
そう言われて、同じ光景を見ようとヤスハは首を伸ばして自分も下腹部をのぞき込む。ピストン運動で
「ちょっとエッチな感じで、恥ずかしいです」
「そう?でもあそこを見た時、ちょっと膣がピクってなったの感じたよ?恥ずかしい方が感じるんじゃない?もっとよく見える体位にしようか」
言ったヨーコはヤスハの返答を待たずに腰の緩慢な動きを再開し、ピストンを止めないまま左手で放り出された右足と、右手で掴んだままの肩に乗った左足を合わせて、爪先をヤスハの頭の向こうへと固定して自分は膝立ちになる。確かにこの姿勢だと、結合部が顔の
そんな事を考えていると、気分が乗ったのか快感が強くなって思わず一段高い
二人が
「これが射精…凄いです。熱くて激しくて、熱湯を浴びせられたようなのに不思議と満足感があって…ヨーコさん、ありがとうございました」
言葉はお世辞ではない。心の底から満足したヤスハが感謝の言葉を述べると、ヨーコは汗で前髪が張り付いた顔に
「本当に満足しちゃった?もうこれ以上は無理?」
「え?まだ…続けるのですか?」
「そうだよ。もっともっと続けたい。今まで味わったことの無い快感も、ヤスハを可愛がる喜びも、ヤスハの新しい一面を知る
「それは…わたしも、続けたいです」
ヤスハの回答にヨーコはキスで応えてくれた。
「あの、今度はこんな姿勢でするんですか?」
優しくキスしながら一息ついた後、ヤスハを組み敷いていたヨーコはベッドから立ち上がり、ヤスハにも続くように言った。首をかしげながら従って立ち上がったヤスハに、ヨーコはベッドに手を付かせて後ろに回り込んだ。そしてそのまま後ろから前に手を回し、ヤスハの胸と
「ヨーコさんの顔が見えないのが不安です」
「ごめんね。この格好でしてみたくって。後背位って言って奥まで届いて気持ちいいんだって」
「ヨーコさんの男性器は大きいので、先ほどまでも十分深く届いていました」
「そう?まあいいからいいから」
問答しながらもヤスハを
ヨーコはヤスハの心変わりを感じ取ったように、そのままペニスで膣にキスしてぐりぐりと膣口をまさぐる。呼び掛けられたヤスハの膣は扉を開けて男根を迎え入れ、膣内のひだは奥へ奥へと雄々しい客を案内する。程なくしてヨーコのペニスは精液保管器官の入り口をノックするが、さすがにその太い亀頭は子宮口を模した小さな入り口を通らない。
「はぁっ…本当に、深く刺さります。ちょっと辛いくらいなので、手加減してくださいヨーコさん」
「あ、じゃあここが一番奥なんだ?今度もたっぷり楽しみたいし、そんなに激しくはしないよ」
そう言ったヨーコは優しく抽送を始めた。ヤスハの肉ひだは静かに動くペニスに何度もキスを繰り返しながら包み込んで快感を交換する。約束通り優しいピストンで愛してくれるヨーコに、ヤスハは腰をくねらせ膣内を
その後も二人は何度も体位を変えながら愛の行為を重ね、両手で数えきれないほどヨーコが射精を繰り返した結果、ヤスハの保管器官にはもう他の誰も受け入れられないほどの精液がため込まれた。
最後の行為は騎乗位で行われ、愛撫のコツを掴んだヤスハにやわやわと胸を揉みしだかれながらヨーコが大きな
「ごめん、ヨーコさんもう限界」
「わたしも充分に満足しました。私が人間だったら間違いなく
「もし本当にそうなったら最高なんだけどな…これでわたしに何かあっても、わたしの遺した何かはヤスハと一緒に地上を見に行けるね」
「最初に言いましたが、不吉なことは言わないでください。ヨーコさんはわたしを地上に案内して…それで地上で空を見ながら、またこうやって体を重ねましょう」
「それは壮大なような貧相なような不思議な目標だね。言っておくけど地上には家も何もないから、その時は地面に寝転がってするんだからね」
「そうですか。それほど問題があるような気はしませんが」
「あ、地上を甘く見てるね。地面って言うのは床と違って、これくらいの小さな砂って言う粒やもっと大きな石って言う固い塊があって、寝転がると痛いし汚れるし大変なんだからね」
「それでは今みたいにヨーコさんが下になってください」
「ひどいこと言うなぁ。そんな悪い子にはお仕置きだ~こちょこちょこちょ」
「え、ちょっと、ヨーコさんやめて!あは、あはははは!」
わき腹をくすぐられてヤスハは大声で笑いながら身をよじった拍子にベッドへと転がりった。それまで膣に収まって栓の代わりになっていたヨーコのペニスが抜け落ち、精液保存器官に入らなかったザーメンがベッドにシミを作る。なんだか勿体ない気がして、まだ生地にしみ込んでいない粘液をヤスハがすくい取ると、結果としてヤスハが上から退いて自由になったヨーコが身体を起こし、興味深げに白濁を見つめる。
「今までオナニーで射精したことはあったけど…どんな味がするのかな?」
「複雑な味です。言っておきますが美味しくは有りませんよ」
「でも気になるんだ。良い機会だから一口…ペロッ」
悪戯っぽい表情でヤスハの指を口に入れたヨーコは途端に顔を
「うぇ、何これ?」
「だから言ったでしょう」
「こんなに不味いならはっきり教えてよ」
「ヨーコさんから貰った物に、そんなこと言えません」
「物は言い様だね…口直しさせて」
そう言うとヨーコは今日何度目かのキスをする。ディープキスだったが今までの
今夜は生まれたままの姿とは言い難い、汗と愛液と精液でドロドロに汚れた裸のまま、同じくあちこち汚れたシーツの上で眠る事だろう。明日の朝起きたら、自分たちの姿にきっと正気を疑うに違いない。
でも今夜の思い出がある限り、この後のどんな苦難にも怯むことなく立ち向かっていけるに違いない。ヤスハは確信と共に口付けたまま抱き寄せるヨーコの温かい両腕に身を任せて、そっと瞳を閉じて心地よい疲れが導く
ご拝読ありがとうございました。
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