卒業を間近に控えた2月14日の放課後、キミはある人と待ち合わせをしていた。
場所は近くにあるスーパー銭湯の岩盤浴スペース。
軽くお風呂に入ってから、指定されたスペースで汗を流して待っていた。
(先に誰かに取られていたらどうするつもりだったんだろう)
キミとてそう思うも運良く件の場所は両隣を含めて空いていた。
安心して体を横にしていたキミが少しウトウトしていたところで、誰かがキミの肩をトントンと叩いた。
ゆっくりと目を開けると、薄暗い中にいたのは待ち合わせ相手の彼女。
キミが通う学校の女性教師にして、幸運にも交際を受け入れてくれた美人。
遠藤幸の姿がそこにあった。
キミが寝ている間に彼女も岩盤浴をしていたのだろう。
薄っすらと汗ばんでいるように思えた。
その姿がとても艶やかで、まだ交わったことのない彼女の肌を想像するキミは股間が大きくなった。
そんなキミに彼女は耳打ちをして小声で伝えてくる。
「お待たせ。ココだとちょっと目立つから、着替えて駐車場で合流ね。裏の自販機前に車を停めてあるから」
銭湯には生徒の目はないがご近所の目はあるようだ。
幸に従ったキミは身支度を整えて指定された場所に向かうと、そこでスポーツドリンクを購入し一息をつく。
さっきの彼女は薄暗い中でもわかるくらい刺激的だった。
付き合い始めて日が浅く、「卒業してから」と言われていたのもあり、キミは彼女とはまだそういうことをしたことがない。
デートの〆でキスをするのが最大のボディタッチである。
キスの余韻だけで先走り汁で下着を汚すほどなので、薄暗かったとはいえ襦袢姿は見ただけで射精しそうなほどだ。
それにしてもわざわざ放課後に誘われたデートである。
しかも今日はバレンタインデー。
意外とマメな彼女のことだから、きっとプレゼントを用意してくれているんだろうなと、期待に胸を膨らませていたところで、風呂上がりの彼女がやってきた。
流石に襦袢ではないが風呂上がりだからかどことなくしっとりとしている。
特に衣服の胸元が張り付いて、着痩せ気味の乳房が大きく見えるほどだ。
「それじゃあ行こうか。あ! いちおうだけれど、ちゃんとご両親には許可取っているよね?」
「もちろん」
許可とは帰りが遅くなること。
理由はボカしていたが、両親もキミに恋人ができたことは察していたので、卒業前のバレンタインなら大目に見ようと許可していた。
幸が運転する車がしばらく走ると、到着したのは人気のない立体駐車場。
窓から見える夜景は観光名所と違って慎ましいものだが、ムードはそれなりに感じられる。
いったん車を降りて見ると、冬にしては少し暖かい風が湯上がりにちょうどいい。
それに風に混ざる幸の匂いがキミの妄想を掻き立てる。
「いろいろともったいぶったけれど……ハッピーバレンタイン♥」
「ありがとう」
そしてようやく渡された彼女からのプレゼント。
小さい紙袋に入っているのは大手メーカーの贈答用チョコ。
お高めの義理チョコにも使われるモノだが、既に本命なのは知っているのでキミも気には止めない。
手作りに憧れがあるのは嘘ではないが、忙しい教職の合間を縫って手作りをする余裕がなかったのだろう。
だが幸は少しだけ後ろめたいようだ。
もじもじとしてそれがかわいい。
「渡してから言うのはなんだけど、既製品でゴメンね」
「別に良いって。せんせ……幸も忙しいんだし」
「遠慮しなくても良いって。本当は手作りが欲しかったでしょ?」
「そりゃあ、貰えるのなら」
「そうだよね。だから埋め合わせも兼ねて……コレも貰って欲しいな」
「コレ?」
困惑するキミの前に幸が差し出した小さな袋。
目を凝らすと中央にはハートマーク、縁には「USU♥USU♥GOMU」と繰り返しの文言が書かれていてる。
まさかこれはと困惑するキミを先制するように抱きついた幸はキミの唇を奪った。
夢のような状況にキミの思考はとろけていく。
「後部座席はこのために準備してあるから。キミは安心して、先生に身を任せなさい」
幸とて初めてなのにとはキミも聞いていたのに思い至らない。
そのまま車の後部座席に連れ込まれたキミは、敷かれたマットの上でズボンを脱がされた。
早くも我慢汁が滴ってベトベトのおちんちん。
勃起で大きくなったそれを幸は軽く握り込んだ。
彼女に握られているだけでカリ首がひきつりそうになる。
びくんと伸びた先からは透明な汁が溢れて幸の手を濡らしていく。
「もう射精そうなの? いやらしいんだ♥」
そんなキミを彼女は責めるでもなく、甘い声でなじる。
握られただけで果てるのならそれでいい。
用意したゴムを纏わせてキミと重なりたいとは思いつつも、初めて見るオトコノコに幸も興味津々だからだ。
スカートと下着を脱いで晒されていた自分のオンナノコもキミを求めて濡れているのを彼女は自覚している。
じゅくじゅくと液体が漏れそうなこそばゆさの中でキミを握るだけで幸は気持ちが良かった。
「やっぱコンドームを使うと言ってもちゃんとココに射精して欲しいと思うのだけれど……我慢できないかな?」
「は、はい……」
「だったら最初はこのまま射精しちゃおうか。遠慮しなくてもいいわよ。先生……キミもイくところを見たいし」
幸のお願いにキミの頭は真っ白くなった。
ドクンと胸が鼓動して、懇願する幸の眼の潤いが可憐で、このまま自分の色に染めたい欲求が込み上げてくる。
これまで我慢していた白濁液が漏れてきて、先走り汁が濁りだしてきた。
それを彼女が軽いキスで拭ったのがトドメとなりキミは果てる。
「わ!」
びゅるりと効果音を立てて放たれたキミの精液が幸の額を白く染めた。
流血のように鼻頭で左右に別れながら垂れるそれが彼女の鼻を奥まで刺激し、まだ体験したことのない膣内射精の快楽を彷彿させて彼女も軽く果てる。
そんなイキたてほやほやな幸の漂わせるフェロモンにキミのものは早くも回復してしまう。
もっと彼女を抱きたいと懇願し、さっきよりも大きいくらいだ。
「これがキミの精液……ネバネバして匂いも強くて……だけど無性にドキドキしてくるわね」
「せ、先生……」
「それにさっきよりも大きいくらいじゃない。これなら今度こそ、ちゃんとこっちに射精るわよね」
小袋から取り出したコンドームをおちんちんに纏わせて、覆いかぶさるようにすり寄った幸の太ももが擦れる。
それだけでビクビクとのたうつほどにキミのものはそそりたっていた。
キミの腰に「よっこいしょ」と跨った彼女の顔にドキリとしたキミの目はゆるみ、その顔を満足げに眺めながら幸は少しだけ腰を持ち上げる。
彼女も初めてで内心ドキドキだが顔には出さない。
そのまま性交などお手の物な大人を装って、幸は一息にキミを飲み込む。
「痛っ!」
充分に濡れていたとはいえ彼女は乙女。
純潔を貫いてきた膣穴が初めて受け入れる肉棒に押し広げられて、裂けるような痛みに幸の目元は濡れてしまう。
だがキミに心配をかけまいと呟いた声は小さく、キミにはヨガり喘いだようにしか聞こえていなかった。
身体を前後させずとも、受け入れたキミの形を記憶するように包み込む膣壁の締め付けだけで早くも果てそうなほど。
特にカリ首と裏筋にかかる刺激が精液を吸い出されているかの様。
今にも射精そうでキミには余裕がないが、それは初えっちにテンパっている幸も同じ。
破瓜の痛みの波が引いて、お腹の中で存在感を増していくキミをもっと感じたいと、キミのことなどお構いなしに腰を動かし始めた。
幸のお腹の中をゴリゴリと擦るキミのものは入り口から奥にかけてまでキミの形を彼女の身体に刻んでいく。
初めての男に彼専用だとマーキングされている錯覚に幸は我慢できず喘ぎ声を漏らしていた。
「あ、あん♥」
「せ、先生……」
「今は『幸』って呼んで!」
「じゃあ幸……そんなに激しいと、もう射精そうです」
「良いよ」
「え?」
「わたしに遠慮しないで。キミは好きなタイミングで射精して。このままわたしの腟内に射精して、わたしがキミのモノだって刻んでほしいよ」
「だったら幸。すぐ射精ちゃうだろうけど僕も動くよ。初めてだから下手だろうけれど突き上げるよ」
「んーーー♥」
上着の裾から手を伸ばし、ほんのり脂の乗った柔らかい幸の腰をキミは掴む。
触れられただけでゾクゾクと電気が走って軽くイく幸に構わず、求められている刻むようなピストンをキミは行った。
最初の数回こそタイミングがバラバラで幸の体重が重いだけだが、すぐに連動したキミのピストンと幸の腰。
二人の上下運動はピストンの名の通り、さながらエンジンがガソリンを燃やして回転しているようである。
幸のおまんこの奥でガソリンのかわりに炸裂しているのはお互いに恋人が好きだという二人の気持ち。
それは早くもピークに達して破裂する。
「幸ー!」
彼女の名を叫んだキミはとうとう果てていた。
膣と溶け合って一体になったかのような錯覚のままピストンし、少しだけ我慢できたあとは飲み込まれるように精液が吹き出していた。
細かく腰を動かし、絞り出すように何度もキミは射精し続けて、一滴残らず彼女に注がんとする。
だが若いキミは初めてに身体が浮かれていたのもあるのだろう。
これだけ射精してもなお幸を求めて萎えない。
そして幸もキミより大人とはいえまだまだ若い。
コンドーム越しに溢れんばかりに射精されても、彼女の快楽の器はまだ満たされていなかった。
「おさまったみたいだね。いったん抜こうか」
射精がおさまったのを感じ取った幸が腰をどかしてキミを引き抜くと、キミが纏っていたコンドームは精液で水風船のように膨らんでいた。
だが先述した通りまだまだ元気でキミはもっと幸を抱きたい。
幸もまたキミと繋がりたい。
だがこの日用意したコンドームはあの一個だけ。
プレゼントとして様になるかと小分けにした一つしか持ってこなかったのは彼女のミスだし、普段からこうなる日を考えずにコンドームを持ち歩いていないのはキミと幸との秘密の恋愛においては仕方がない。
だが初めての交尾はこの一回ではお互いに満足しきっていない。
ではどうするのか。
答えは見えている。
「こんなに射精してもまだ元気なんだ。やっぱりキミってスケベだなあ。もしかして今日は期待してしばらく前から貯めていた?」
「幸が悪いんだよ。ずっとお預けだったから、我慢して毎晩幸のことを考えて一人でしているうちに、これくらい余裕で射精するようになっていたんだから」
「そうなの?」
「だからこうなったら一回や二回じゃおさまらない。今夜はこのまま付き合ってよ」
「仕方がないなあ。それじゃあ次はキミが上になって。流石に連続で上になるのは疲れちゃうから、今度は若いキミにリードされてみたいな♥」
「!!!」
仰向けになって股を開いた幸の誘う姿。
理性を失ったまま飛びかかるキミはコンドームのことなど考えず、外したばかりのモノから垂れた液も拭わずに、先程まで繋がっていた彼女と再び一つになった。
装入し、身体を倒してマーキングしたキミの精液が匂う幸にキスをし、上下の口で彼女と絡み合う。
そのままキミは精液を射精しつくすまで──予め両親に行っていなければ、警察に連絡されるくらい深夜になるまで幸を求め続けた。
すべてが終わったあと、後部座席に敷かれていたタオルはすけべ汁でぐしゃぐしゃに濡れている。
幸は何度もいって放心し、目元に腕を載せながら息を荒げる彼女の股間からは、たっぷりと注がれたキミの精液が彼女の愛液と混じってホイップクリームさながらに白濁した状態で垂れていた。
少し休憩したらもう朝日が登ってくる。
寝不足は快楽がもたらすハイな気分で押し切って、二人は最低限身体を拭うと同じ銭湯へと朝風呂に出向くことにした。
そうでもしないと学校には行けそうもない。
家にも帰れない。
初めてでハメを外した幸のお腹の奥では排卵された卵子に向かってキミの精液がまとわりついて受精していたが、着床するのか知るモノはまだいない。