この世界において、変わり者は意外と多くいる。
それは、俺がこれまで長い鬼生を生きていたので、理解している。
強大な力を持って、不幸になった奴もよく知っている。
そのつもりだった。
「なぁ主」
「どうしたんだ」
「うどん、食いたい」
それは目の前にいる俺の配下と一応はなっているはずの茅森月歌の思考回路に関しては、よく分からなかった。
「うどんは、別に良いけど、何を食いたいんだ」
「刀削麺、今、ここで」
「なぜ、そこで刀削麺!」
うどんを食べたいという言葉までは理解できたが、まさか、この場で行いたいと言うとは、さすがに予想外だった。
「何を言っている、主だって、うどん好きだろ!
だったら、茹で立てが一番に決まっているだろ!」
「茹で立てだったら、普通に食いたいわ。というよりも、そんな事してみろ、あいつが怒り狂って、また殺されかけるぞ」
「なるほど、それは面倒だ。所で、主」
「今度はなんだ」
「刀削麺しようぜ!」
「まさかのループか」
先程の会話が終わったはずなのに、なぜ同じ話題が出ていたのか、俺は思わず声を出してしまう。
「そもそも、なんで、食いたいと思ったんだ」
「いや、さっき適当に散歩していたら、なんか変な刀を拾ってな」
その言葉と共に茅森が取り出したのは、刀だった。
そこから感じるのは、何か奇妙な感覚があり、何か覚えがあったが。
「あっ妖刀だ、それ」
「マジか! だから、さっきからうどんを斬りたくて仕方なかったのかっ」
「多分だが、それは人を斬りたい衝動だと思うぞ。
むしろ、それでうどんを食いたいというのも可笑しいだろ」
そう、呆れながら、俺はそのまま刀身をそのまま砕ける。
「あっ、壊れたか」
「壊れたじゃないよ、たく。
天使のハーフだからって、可笑しいだろう」
「そうか?」
目の前にいる頭の可笑しい女はただの頭が可笑しい奴じゃない。
彼女は元々は天使のハーフであったが、様々な理由では今はこの京都で過ごしている。
そんな彼女だが、普通ならば、堕天使化しても可笑しくない。
しかし、それは起きなかった。
本来ならば、欲望に満ちた行動をすれば、堕天使になる。
なのだが。
「それにしても、主」
「なんだ、刀削麺はやらないぞ」
「流しそうめんを食いたい」
「今度はそっちかぁ」
彼女は堕天使にならない。
というよりも、おそらくはならないだろう。
彼女にとって、欲望とは本能のような物。
それが、左右されたのか、本能に従った行動は堕天使にならならいようだ。
それはおそらくは、天使が神を崇拝するのが本能であるからだと思う。
「まぁ、どちらにしても、欲望のない生き物なんて、いないはずなんだけどな」
欲望の塊のような俺が言うのもあれだけどな。
「むぅ、主はなかなかに」
先程まで、騒がしかった茅森はそのまま一変。
そのまま俺の方へと寄り添うと共に、真っ直ぐと俺の目を見つめる。
「仕方ない、それじゃ主の白いのを頂くとしますか」
その言葉を言いながら、俺をがっしりと、その身体を固定させる。
片目は隠れており、赤い瞳がこちらを見つめる。
それと共に、俺はそのまま畳の上に寝転がされる。
そそのまま俺を馬乗りにさせ、ゆっくりとした手つきで俺の上着を脱がそうとする。
俺は抵抗する気もなく、それを見ていた。
脱がされた上着は部屋の隅に放り投げられ、ベルトも外されズボンも下ろされてしまう。
そして上半身裸になった俺に対し、茅森はゆっくり近づく。
そして顔を近づけると、舌なめずりをする。
「じゃあ、いただきます」
そう言うと同時に、唇を重ねてくる。
キスをしている間、彼女の舌の感覚を覚えていた。
そしてキスが終わると、彼女の顔は徐々に赤く染まっていく。
またキスをする。
今度は深いキスではなく、軽いものだった。
すると、茅森の顔はどんどん紅潮していき、身体を震わせる。
俺から離れ、その場に座り込むと、荒い息遣いをしながらこう呟いた。
「さて、だったら、今度はこっちを貰おうかぁ」
それと共に下着を脱がし、剥き出しになった肉棒をそのまま女性器に挿入していく。
しかし、どう見てもそこは濡れていないようであり、無理矢理といった形になっていた。
痛みからなのか、それとも快楽なのかわからない声を上げる彼女だったが、奥深くへと入り込んだところで、動きを止める。
しばらくそこでじっとしていたが、やがて彼女は腰を動かし始める。
「んっんっんっ、この感覚だ……! やっぱりこれだよな!」
それは、まるで楽器を演奏するように。
茅森は膣内の肉棒を前後左右に動かしつつ、その快感に耐えているようであった。
次第に、水音が鳴り始めるとともに、喘ぎ声も大きくなっていく。
それに呼応するように、俺もまた興奮していた。
彼女の体液によって滑りがよくなったおかげもあってか、行為自体はスムーズに進むようになったようだ。
だんだんと気持ちよくなってきたのか、ただでさえ大きかった喘ぎ声はさらに大きくなる。
そして彼女が果てると同時に、俺にも射精感がこみ上げてきた。
「おぉ、それじゃ私と一緒にイってくれよ!!」
その瞬間、俺もまた、茅森の子宮口にめがけて精を解き放った。
どくどくっと、精液は通り抜けていく。
「……あっ、熱い……」
それをしっかりと感じ取ったであろう茅森は、そのままぐったりとした様子で倒れこむ。
お互いに呼吸を整えた後、茅森は俺の元から離れていった。
「ふぅー、ごちそうさまでした」
そういうと、茅森は勢い良く、俺の上をまるでベットに飛び込む。
「お前なぁ」
「えぇ、良いじゃん良いじゃん主ぃ」
そう、明るい声で話しかける。
まったく、本当に今までにない配下だな、こいつは。
ウサリアの容姿は
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原作通り
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未来ウサリア