《こんな作品です》
*露天風呂の男性客を覗きながらオナニーするのが趣味の女の子が、常連男性に誘われて、一緒に入浴します。 
*男性客の体を触らせてもらう内に、みんな盛り上がってきて……輪姦状態になってしまいます。
*若い女の子と、少し年上~かなり年上の男たちとの、ノリノリエッチです。


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私が学校帰りに立ち寄る場所

1.

 女風呂を覗くのは、全ての男の見果てぬ夢――らしい。

 それに対して、男風呂を覗きたいか否かというのは女性の中で意見が大きく分かれるようで、興味があるという人もいる一方で「好きでもない男の裸なんか見てどうするの」というミもフタもない意見も、かなり見かける。無条件に「男湯? 覗きたい!」と思う女は、どちらかと言うと少数派にあたるらしい。

 何を隠そう私は、その少数派だ。

 銭湯や温泉に来ると、壁一枚を隔てて裸の男の人が(しかも複数!)いると思うだけでソワソワ、ひどいときにはムラムラしてくる。体を洗う動作に紛れて、つい胸や陰部をさわさわしてしまうこともある。

 そんな私にとっての僥倖は、家の近所に露天の共同浴場があることだ。ごく小ぶりなもので、縁石で囲った浴槽と洗い場を含めても、せいぜい五、六人用といったところだろうか。混浴なのだが、実際には女性はほとんど使っていないと思う。これといった名所もない山間の小さな町なので観光客も来ないし、かと言って地域の人が活用しているわけでもない。と言うのも、ここ数年でこの辺りの家風呂の普及率が急上昇したので、こうした共同浴場を使うのがいわば時代遅れに感じられるようになったようだ。

 私自身、幼いころに何度か親に連れられて来たきりで、もう随分長いこと利用していない……のだけど、しばらく前から、入浴とは別のかたちでここを《利用》し始めるようになった。

 浴場は、竹を連ねた塀と植え込みで全体が覆われているのだが、裏に回り込んだところに一箇所、上手い具合に竹が砕けて外から中の様子が窺える穴が空いていることに、先日私は気が付いた……より正直に言えば、そういう穴がないものかと思いついて囲いを丹念に一周した結果、そこを見つけたというわけ。具合の良いことに通りからは真裏に当たるので、そこに立っていても怪しまれることはない。

 以来、専門学校の帰り道にそこに立ち寄って覗きをするのが、私の娯楽になったというわけだ。

 さっきも言ったように利用者は少ない。ただ、私が立ち寄る平日夕方の時間帯には、ほぼ毎日利用する常連の三人がいた。その内の一人は奇しくも私の兄の友人で、藤見さんという。土木関係の会社に勤めている。あとの二人は彼の仕事仲間であるらしい。年齢は藤見さんよりも結構上で、四十代後半くらいだろうか。おぼろげに洩れ聞こえてくる会話から、一人は高崎さん、もう一人は加賀さんという名前であることが分かった。私の覗きは、実質的にはこの三人の沐浴風景を覗くことだ。

 三人とも仕事柄か、がっしりした体つきをしている。日に灼けたたくましい胸や腕を見るのはまさに目の保養という感じがする。しかし何と言っても気になるのは腰元の部分だ。それまで、おちんちんと言えば保健体育の教科書のイラストか彫刻作品ぐらいでしか見たことがなかった私にとって、成人男性のモノがモザイクなしで三つ並んでいるのを初めて見た時の衝撃と感動は、今でも忘れがたい。

 覗き見ている内に、三人のおちんちんはまさに三者三様であるということが分かってきた。大きさで言うと、高崎さん≦藤見さん<加賀さんとなる。高崎さんのと藤見さんのはそれほど差がないけれど、加賀さんのは二人より明らかに大きい。ぶら下がっている様子に重量感を感じる。それから、先っぽの皮が剥けているのも加賀さんで、あとの二人は皮をかぶっている。やはり大きいと剥けてくるのだろうか? 一方で色味は、高崎さんと加賀さんが同じくらいで、どちらも黒ずんで見える。藤見さんのは比較的色が明るい。年齢のせいだろうけれど、そう言えばこのまえ友達が「ナマでいっぱいシてると、色が黒くなるんだって!」と興奮気味に言っていたので、それが正しいならば《経験》の差なのかも知れない。そう思って見ると黒ずんだおちんちんが何ともいやらしく見えてくる。

 加賀さんと高崎さんは同年代のようだけど、背は加賀さんが高くて、対する高崎さんはややずんぐりとしている。藤見さんの背は加賀さんよりすこし低いくらい。体型が似ているからといっておちんちんまで似るわけではないようだと、ちょっとした発見をした気分になった。

 ところで何とも不思議なのは、三人のうちの誰かが時折、おちんちんを勃起させていることがあることだった。

 と言って、女性が一緒に入浴しているわけではない。ゲイなのかな?とも思ったけど、例えば一人が勃起しているのを見ても、他の二人はちょっとからかうくらいで、あとは何もない。

おちんちんって、エッチなことを考えていなくても大きくなることがあるのかな――くらいにしか、私には考えられなかった。

 勃起の理由はともあれ、ビンと張り上がったおちんちんには、いつも鼻血が出るほど興奮させられる。何しろそれは、エッチをするための準備態勢なのだから。これが拝めた日は、私は周りに人がいないのをいいことに下着に手を入れて、イっちゃうまで一人エッチをするのが常になっていた。もっとも、どのおちんちんも勃起していない時だって、たいてい手を入れてアソコをさすっていたけれど……。

 勃起を見ることができた日には、その後もおちんちんの様子が脳裏からなかなか離れない。家族でテレビを見ながら晩ご飯を食べていても、頭の中のイメージが薄れてしまわないように保つ方が大事で、どうにも集中できない。そそくさと食事を済ませて部屋に戻るが、勉強にも手がつかない。一人部屋なのをいいことに思い切り自慰にいそしむことになる。

 ……妄想の中で、私はあの浴場の中にいる。素っ裸で両手を岩について、いわゆる立ちバックの体位で激しく犯されている。犯しているのは藤見さんだが、それがいつの間にか高崎さんや加賀さんに入れ替わっている。加賀さんのおちんちんが私の中に入ると、私のはしたない声が一層大きくなる……。三人のおかげで、私の妄想は以前よりも格段に鮮明になった。

 

 晩夏のある日、いつものように穴を覗いてみたところ、浴場には二人しかいなかった。藤見さんがいないのだ。仕事をお休みしたのだろうか?と思いながらも、深く考えることもなく二人の体を眺めだした。

 いつもと違うところは、もう一つあった――二人揃っておちんちんを勃起させていたのだ。しかもこれまでのような勃起ではない、二人とも反り返るくらいに大きく勃たせていた。こんなのは初めてだ。二人でエッチな話でもしているのだろうか?

 《平常時》だと高崎さんのおちんちんの方が加賀さんのよりもずっと小さいのに、びんびんに勃起している状態で比べると、高崎さんのも加賀さんと遜色ないほどご立派なのに驚いた。膨張率が違うということなのかな。ただよく見ると、やはり加賀さんのものの方が先端の部分が大きく張り出しているようだった。

 贅沢な光景に目を奪われた私はいつものように下着に手を入れようとしたが、その前に(これもいつもの習慣なのだけど)周りに人がいないか、半ば義務的に後ろを見回した――その瞬間、私は心臓が止まるほど驚いた。

 後ろには藤見さんが立っていた。タオルを一枚、腰に巻いただけの姿で。その股間の部分が、大きく膨らんでいた。

「やっぱり、優香ちゃん……?」

「あ、あ、あの……お久しぶりです」体はガチガチになっていたが、口からそんな言葉がこぼれ出た。こちらからはずっと覗いていたとは言え、《対面》するのは随分久しぶりだ。

「うん……そう、久しぶりだね」

「あの……私……」一体どんな言い訳をすればいいのか分からず、私の声はかすれていた。

 しかし藤見さんは特にとがめる様子もなく、

「こっちに来なよ。二人も待ってるからさ」そう言うと、浴場の方を指さした。

 これは、輪姦(まわ)される――マンガで仕入れた知識から、私はそう確信した。いわゆる貞操の危機というやつである。しかし私の口からぽろりと零れたのは、その状況にそぐわない一言だった。

「え……、いいんですか?」

 

2.

 浴場の中の洗い場に私は立っていた。後ろには藤見さんが立っている。高崎さんと加賀さんは湯船に浸かっていたが、私が浴場に入っていくと二人とも立ち上がった。私は三人の裸の男性に取り囲まれるような形になった――もちろん私も裸だ。

 細長い白タオルを体の前に縦長に垂らして、かつ片腕を胸の前に置くことで、辛うじて乳輪と陰毛だけは隠しているという状態だ。

「知ってるかも知れないけど……こっちが高崎さん、こっちが加賀さん。職場の先輩」藤見さんが紹介をしてくれた。私は二人それぞれに小さく頭を下げて、「小林優香です……」と名乗った。高崎さんが口を開いた。

「藤見君のお友達の妹さんだってね? 別嬪さんだねえ」

「そんな……。あの、勝手に覗いたりして、どうもすいませんでした」

「いいのいいの! 普段誰も見たがりゃしねえモンだから、光栄だよなあ?」と言いながら、加賀さんの方を見た。加賀さんも笑ってうなずいている。

「そんでこうして、優香ちゃんみたいなピチピチの女の子と一緒に風呂に入れるんだから、こりゃ有難てえよ。おれたちも捨てたもんじゃねえって気持ちになるよなあ」おじさんは二人で楽しげに笑った。輪姦(まわ)されると覚悟して来た割には、どうにも牧歌的な雰囲気だ……とは言うものの、三人の男性の股間は依然としてビンビンに勃起している。

「ずっと前から、バレてましたか……?」

「いやあ、そんなに。どれくらい前だったっけな?」高崎さんが加賀さんに尋ねる。

「先週の初めくれえかなあ」

「おう、そんなもんだな……おれたちはちっとも気付かなかったんだけども、この藤見君が気付いてね、風呂上がりにコソっと教えてくれたのよ。しかも、『知ってるコかも知れない』って言うからさ……それからは、おれたちもちょっと意識しちゃったな」と言って、照れたように高崎さんは笑った。

 先週の初め……そう言えば、おちんちんが勃起しているのを見るようになったのも、確かそれくらいだった。

「男の体に興味があるのかい?」と加賀さんが尋ねた。恥ずかしいけれど、しかし今さら否定できることでもない。蚊の鳴くような声で、

「……はい」とだけ言った。

 藤見さんが加賀さんを指して、

「外から見てても目立ったでしょ? 加賀さんのは」と軽く笑いながら言った。高崎さんも、

「剥けてンのもこの人だけだしなあ」と言い添える。

「はい……あの、人によって形とか違うんだなって分かって……あの、勉強になりました」と私がこわごわ言うと、三人は大笑いした。

 

「興味あるんなら、体、触ってみるかい?」と加賀さんが言った。

「えっ、あの……いいんですか……?」

「どうぞどうぞ、こんなんで良かったら、いくらでも」加賀さんが一歩近付く。

「こんなんだなんて……じゃ、遠慮なく……」私は片手で胸を隠したまま、ぺたぺたと加賀さんの体を触り始めた。と言っても、いきなり《本丸》に手を伸ばすのはさすがに憚られる。まずは目の前の、ハリのある胸板に掌を載せた。微かな弾力が心地よい。黒くくすんだ乳首が小さく尖っている。(ここ、触ったら気持ちいいのかな……)と思いながらも、なんだか失礼な気もして、とりあえず触らずにおいて手を下げていく。

 お腹から脇腹にかけて、かすかに腹筋の線が見える。うちのお父さんがお風呂上がりにパンツ一丁でよく居間をうろうろしているけれど、お腹はこんなふうに格好良くはなっていない。やっぱりお仕事柄だろうか。腹筋の線を見て、私はテレビで見たダビデ像を思い出した。

 ただダビデ像と違うのは、その下の部分だ。テレビで、家族の目を気にしつつしっかり見つめたダビデのおちんちんは先っぽまで皮を被っていたし、もちろん勃起はしていなかった――もっと正確に言うと、私にはそれが勃起した状態なのか否か、判断ができなかった。

 しかし、いま目線を少し落とした先にある加賀さんのそれは、なるほど勃起とはこういうものかと初見でも分かるくらいにハッキリと大きくなっていたし、私がお腹に這わせる手の動きに反応してか、触ってもいないのに釣竿のようにぴくぴくと動いていた。それから、質感が違う先っぽの部分――亀頭からは、透明で粘っこい液体がたらりと垂れていた。なるほどこれがガマン汁というやつか……。

 おちんちんの動きとそこから垂れる液体とは、加賀さんの性的興奮の証拠だった。私は、こんな性経験もない自分が大人の男性を欲情させているということに、強い興奮を感じた。

「あの、ここも……触ってみていいですか」

「お、おう」

 私はゆっくりと中腰になった。目の前に、加賀さんの亀頭が突き上がっている。視野の左端の方には、高崎さんのおちんちんも見えていた。加賀さんのと同じようにびんびんに勃起して、ガマン汁を垂らしているのがなんだか可笑しく、まるで自分が魔性の女になったような気分がした。

(どこから触ったらいいかな……)自信なく右手をとりあえずおちんちんの根元に持って行き、そっと摘まんだ。硬いと言えば硬いけど、金属的な硬さじゃなくて消しゴムのような硬さ。なるほど「肉棒」という感じだ。

「もう少し強く握って、手を前後に動かしてもらえるかい……?」と、小さな声で加賀さんが言った。

「はい……」言われたとおりに手を動かす。すると驚いたことに、握った手の中でおちんちんがぐぐっ、ぐぐっと動いた。膨らんだのだろうか。ちらりと見上げると、興奮した面持ちでこちらを見ている。

 自分が今しているのは「性行為」だ、しかもいつものオナニーのように一人でのじゃない、相手がいての性行為なんだ――そう思うと、鼓動がどんどん速くなるのを感じた。

 ドキドキしながら手を動かしていると、不意に私の背中に誰かの手が触れた。思わずビクっと体が跳ねた。

「あ、ごめんごめん、黙って触っちゃって……」いつの間にか後ろに回り込んでいた高崎さんだった。

「優香ちゃん、肌がすんごいキレイだねえ……触っていいかい?」

「はい……」高崎さんの両手が背中を左右対称にゆっくりとまさぐり始めるのを感じながら、私は加賀さんのおちんちんをしごき続けた。少し、スピードを速めてみる。加賀さんから時折、「んっ、おっ……」という低い声が洩れ出した。上手くやれればこのまま射精まで見られるかも知れない、と私はワクワクした。

 後ろから高崎さんの感嘆の声が聞こえる。

「うわあ、すごいスベスベだあ……いい具合にムッチリしてて……加賀さんもあとで触らしてもらいな? はあぁ、こっちも……」と言いながら、手がゆっくりと腰へ、そしてお尻へと伸びていく。触られていて気持ちよいのかよくないのか、あまり判断が出来なかったが、とにかく強烈に興奮させられるのは確かだった。なにしろ裸の男性の体を触りながら、裸の男性に体を触られているのだ。

 後ろにいるはずの藤見さんも、私たち三人のように興奮しているだろうか。

「二人は、もうエッチしたんかい?」高崎さんが、藤見さんと私を交互に見て急にそう言った。

「いえっ! そんな、全然……」私たちは即座に否定した。何しろ藤見さんとは手を繋いだこともないし、男性として意識したことすらなかったのだ。ここで裸の姿を見かけるまでは……。

「ふうん、そうなの」と事もなげに高崎さんが言う。

「じゃあ、今日はすごい大事件だねえ」と言いながら、お尻に這わせていた両手を背中まで上げ、次いでするりと前方に伸ばした。私の両方の下乳が、高崎さんの毛深い手に覆われた。マッサージするようにゆっくりとおっぱいを揉まれる。その様子を加賀さんも見ているのが、おちんちんが私の手の中でまたビクンと振動したので分かった。私のタオルはいつの間にか床に落ちている。さらけ出された両胸の先端で、乳首が痛いほど勃起していた。そこへ、高崎さんの指が伸びる。

 人差し指と親指で、両の乳首がゆっくりと摘ままれた。と同時に、うなじに口づけを受ける。何度も、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっと。うなじと胸を同時に攻められて、私は興奮で息が止まった。お尻の割れ目のあたりに、高崎さんの硬いものがすりつけられているのを感じた。びくびくと震えている。

 高崎さんから受ける興奮を発散させるように、私は加賀さんのおちんちんを夢中でしごいていた。加賀さんの息が荒い。

「優香ちゃん、おれ、もう出そうだ……」

「はい!」と言いながら、私はしごき続ける。

「このまま出しても、いいかな……?」

「はい!」わけも分からずにそう返事をした。

「じゃ、そのまましごいてくれ、思いっ切り……」

「はいっ!」私はおちんちんを強く握り直して、しごく速度を限界まで上げた。と、

「おおっ、おおおっ!!」という野太い声を上げて、加賀さんの頭が後ろにのけぞった――と同時に、目の前にある亀頭の出口から白く濁った液体が激しく噴き出して、私の顔にモロにかかった。

(射精だ!!)様子を眺めようと手をぱっと離した私に、加賀さんが「続けて!!」と言った。慌てて握り直して、また思い切りしごく。五回、六回と、何度もおちんちんが身悶えるように震えて、その度に精液をびゅるっ!と吐き出した。私は精液を浴びるために顔を近付けたり、射精の軌道を見てみたくて顔を離したりしながら、振動がすっかり弱まるまで手を動かし続けた。加賀さんが「おっ、おおっ、おぉ……」と小さく長く呻くのが頭上で聞こえた。

 

 後日、加賀さんに聞いたところでは「あの時の優香ちゃん、おれが出したもので顔が汚れてんのに笑いながら思い切りしごいてきて、ちょっとコワかった」とのことだった。そう言われて恥ずかしかったけど、でも考えてみたら「思い切りしごいてくれ」って言ったのは加賀さんの方だ。

 

3.

 加賀さんが手桶にお湯を汲んで渡してくれた。「ほい」「あ、どうも……」それで顔に付いた精液を洗い流す。加賀さんは湯船に入ると、座り込んで肩まで浸かった。高崎さんもそれに続くと、

「優香ちゃんもあったまりな」と言った。私は膝下までお湯に浸かって、縁石に腰掛けた。腰元を隠すようにタオルを横長に置く。おっぱいはもう丸出しだ。右隣に藤見さんが腰掛けた。

「どうだったい、加賀さん? 優香ちゃんのテクニックは?」笑いながら高崎さんが問いかける。加賀さんは苦笑いしながら、

「いやあ、随分興奮させられちまった……本当は、経験積んでるんじゃないかい?」

「そんなこと……」私は赤くなって目を伏せた。男の人を射精に導き、しかもその精液まで身に浴びた興奮に、胸がまだバクバクしている。

「ま、なんにせよこんな若いコにご奉仕してもらったんだ、たっぷりお返しをせにゃならんだろ」と高崎さんが言うと、加賀さんは藤見さんの方を見て、

「いやあおれは静養中だから、藤見君、代わりに頼まぁ」と笑って言った。私と藤見さんは思わず顔を見合わせた。

 視線がぴったりと合う。

「……いい?」と小さな声で訊かれたので、「いいよ」と頷いた。

 藤見さんの両手が、私の肩をそっと抱いた。その手がすーっと降りていく。肘まで来ると、腰へ。そしてそのまま腰を軽く抱くようにした。私は両手を藤見さんの胸に置いた。私たちは目を見合わせたまま、互いの体を触っている。藤見さんの顔が、徐々に近付いてくる。私は当然のように、目を閉じた。

 数瞬の間があって、唇が触れ合った。こんなにスムーズでいいのだろうかと思うようなファーストキスだった。ただ、二人に見られているということが強烈に恥ずかしかった。

 やがて藤見さんの舌が、私の唇を軽く押し分けて、歯に触れた。経験がない私はそれを真似るしかない。こわごわ舌を出すと、自然と藤見さんの舌と絡み合うようになった。私は目を閉じたまま手を動かして藤見さんの肩を抱き、藤見さんの唇に自分の唇を押しつけた。二人の舌の動きが熱を帯びていく。

 目を閉じていると、ただ舌の動きだけから藤見さんを感じる。それは私を求めている。舌を絡ませていると、ただただ性欲に突き動かされているという感じがして、とても興奮した。思わず息が荒くなる。

 私の腰を抱いていた藤見さんの手が降りてきてお尻を撫でた。次いで、タオルの下にもぐりこんだ手が、陰毛を掻き分ける。私は両脚をそっと広げて、その先を待った。興奮で息をするのが難しい。

 藤見さんの手が、私のおまんこに触れた。指の先で遠慮がちに、入り口の部分をくるくると輪を描くように弄ぶ。

(気持ちいい……っ!)痺れるような快感が、おまんこから全身へ伝わる。乳首がびんと勃つのが自分でも分かった。藤見さんの指に私のおツユが絡んで、ぴちょぴちょといういやらしい音を立てる。欲情した私は藤見さんの唇を強く貪った。

(私も触らなきゃ……)一度唇を離して、藤見さんの腰元に視線を落とす。突き上がったおちんちんは、さっきしごいた加賀さんのと比べて、色もそんなに黒くなく、どことなくつるんとしている。その先っぽから、物欲しげにガマン汁が垂れていた。私は左手を伸ばしてその垂れている汁を掌に掬うと、そのままおちんちんを握って前後にしごき始めた。私のおまんこと同じように、藤見さんのおちんちんからもくちゅっ、くちゅっといういやらしい音が響き始めた。

「私、すごく気持ちいい……藤見さんは?」耳元で囁くと、藤見さんは目を閉じたまま頷いた。私はまた唇にすがりついた。すぐさま藤見さんの舌が荒々しく潜り込む。おまんこを弄ぶ指の動きも速くなった。

 体の快感も心の興奮も、一人エッチをしている時とはまるで別物だ。スゴイ体験と出会ってしまった。私はいつしか二人に見られていることもすっかり忘れて、藤見さんとの貪り合いに没頭した。

 

「優香ちゃん、お股、開いてみて」――そんな声が聞こえた。何の考えもなく、私はその声に従った。股を開いた後で、その声が高崎さんのものであることに思い至った。

 おまんこを掻き回していた藤見さんの手が離れたかと思うと、先ほどまでとは全然違う柔らかなものが、おまんこにぐにゅっと押しつけられた。そしてすぐさま、それが激しく振動し始めた。

「あぁんっ!!」驚きと気持ち良さとで、鋭い声が勝手に洩れた。下を見ると、高崎さんが私の股間に頭をうずめている。それで、おまんこを舐められているのだと分かった。思わず顔を覆いたくなるくらいに恥ずかしい。でも……指よりも柔らかく、それでいて指よりも激しい舌の動き、そこに性的快感をはっきり認識すると、声が止まらなくなった。藤見さんの舌を受け止めようと開いた口から、

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……」

 と、だらしない声が洩れる。きっといやらしい顔をしてしまっているに違いない。私を見る藤見さんの目が興奮に燃えていた。藤見さんは両手で私の両胸をつかむと、びんびんに勃起した乳首を指先で強くつねった。私は藤見さんの目を見つめながら、

「あぁあぁぁぁ、すごいぃい!」

「ヘンになっちゃいそう!」

「イっちゃう……イっちゃうかもぉ!」

 などと、思うままに快感を口走った。もちろん、左手では思い切り藤見さんのをしごいたまま……。おちんちんは、さっきよりも太くそして硬くなっているようだった。

 私の腰元では、高崎さんも興奮で息を荒くしている。その舌の動きが激しくなる。両手は私の太股を掴んでいる。太股に軽く食い込んだ太い指を見ると興奮が募った。私、いま男の人に犯されてるんだ。それも、二人同時に……。

「あっ……ホントにもう、イっちゃう……っ! それ、もっとして……っ!!」ほとんど無意識に高崎さんに懇願する。一緒にイキたくて、藤見さんのおちんちんを精一杯しごきながら、また舌を絡ませた。

「イくっ、イくっ……ううっ!!」藤見さんが短く叫ぶと、私の手の中でおちんちんが激しく震えた。赤く熟れた亀頭から精液がぶしゅっと噴き出す様子をはっきりと見た瞬間、私も絶頂を迎えた。

「あああぁんっ!!」背筋が勝手にビンと伸びた。目を固く閉じて、高崎さんの舌の動きを、そして股間に集中する強い快感をじっくりと味わいながら、藤見さんと何度も何度も唇を重ねた。おちんちんが手の中で魚のように三度、四度と身を打つ。私の太股やお腹に精液が掛かるのが、目を閉じていても分かった。

 おちんちんの振動が、少しずつ弱まっていく。ちょうど同じ頃合いに、高崎さんの舌の動きも収まっていく。そして私の絶頂感も、徐々に褪せていく……それが惜しくて、私は藤見さんの舌をなおも求めた。そうしながら、片手を下に伸ばして高崎さんの頭を抱えると、軽く股間に押しつけた。

「もっと欲しいんかい?」そう言うと、高崎さんの舌の動きがまた少しずつ強くなっていった。

 

4.

 あの日から、二週間後。

「んっ、んっ、んっ……あっ、あぁっ、はぁんっ!」

 必死にこらえているものの、時々は我慢しきれずに声が洩れてしまう。

いま私は浴場の岩に手を突いて、後ろから高崎さんに激しく突き上げられている。首を曲げて、加賀さんと舌を絡ませながら。お湯に浸かった藤見さんが、座ったまま顔を上げて私の乳首を舐めている。

 高崎さんは私の腰に添えた手に力を込めると、腰の動きをぐんと速めた。私のおまんこの中を、太く硬いおちんちんが鋭く出たり入ったりしているのがハッキリと分かる。「ああんっ、いいっ、それ好きっ……!」加賀さんの舌を舐めながら、はしたない声をまた出してしまう。

 中腰の姿勢で私とキスをしていた加賀さんは、不意に唇を離すと、仁王立ちになった。私の鼻先に、大きくなった加賀さんのおちんちんがビンと跳ね上がる。私はためらうことなくそれを咥え、片手で玉袋をさすりながら舌先で亀頭をれろれろと舐めた。加賀さんは気持ち良さそうに目をつぶっている。後ろからは絶え間ないピストンの甘い刺激が私の体を震わせる。おまんこがぐいぐいと広げられるのを感じて、私はうっとりとした。

 

 あの日、輪姦を覚悟した私だったが――確かに、三人の精液を体に浴びたし、私自身何度もイかされたけれど、でも、最後まではしなかった。誰もコンドームを持っていなかったので、「万一のことがあっちゃいけねえから」というので、自重してくれたのだ。その代わり三人には指と舌で存分に可愛がってもらった。

 家に帰ってもその興奮はさめやらず、晩ご飯の間も私はずっと三人の唇や舌や指、そして何より勃起したおちんちんとそこから噴き出る精液のことを考えていた。ご飯の味はほとんど分からなかった。

 食事を早々に片付けると、私は部屋にこもってノートを開き、浴場でのことをなるべく克明に書き記し始めた。文字にしてみるとあまりに淫らで、さっき自分に起こった出来事とはまるで思えない。書きながら私は、何度も一人エッチをした。

 

 翌日は、最初から四人で入浴した。さすがに四人一緒に入っていくところを誰かに見られるのはマズそうなので、三人がまず無人の入り口を入って、周りの様子をうかがってから私が後を追うように入った。

 狭い脱衣所で、四人でおしゃべりをしながら服を脱いでいくうちに、早くも口づけと体の触り合いが始まっていた。高崎さんとチュッチュッと口づけしながら背中やお尻を藤見さんと加賀さんにねっとりとまさぐられていると、昨日へと瞬時にタイムスリップしたかのような気分になった。

 裸の私は加賀さんに半ば抱えられるようにして脱衣所から浴場へと移った。高崎さんがコンドームを一箱持ってきていた。

 

 その日、藤見さん・高崎さん・加賀さんの順番に、私は挿入された。

 

 それ以来、四人での《入浴》が新しい日課となった。私が誰か一人と交わるのを他の二人が湯に浸かって見ていたり、今みたいに三人同時に私に絡みついたり。キスの仕方も、おっぱいの舐め方も、おちんちんの突き入れ方も、やはり三人それぞれに違いがある。体中でそれを感じるのが、いつも面白く楽しく、そしてキモチいい。

 三本のおちんちんが、色々な角度で私の中に挿入(はい)ってくる。精液を浴びたいとせがむと、ゴムを外して顔や胸に掛けてくれる。一度お遊びで、三人同時に顔に掛けてもらった時は、本当に興奮した。ゴムのまま中で射精されて、おちんちんがびくびくしている感触をおまんこで感じるのも素敵だけど、やっぱり精液を直接に浴びた時の興奮の方が勝る。できればいつかピルを飲むか何かして、ナマのおちんちんを中に受け入れてそのまま射精されてみたい……というのが、今の私の密かな希望だ。

 高崎さんと交代した藤見さんに後ろからズンッズンッと突き上げられる。「あっ、そこイイっ……」声を上げながら私はちらりと、浴場の囲いの一点に目をやった――あの穴は、まだ塞がれていない。私が三人に輪姦されていやらしく喘いでいるところを、誰かがあの穴から覗いてくれたら……それが今の、私のもう一つの希望だ。

 

【終】

 


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