「…」
俺の屋敷の一室で緑の長い髪をした少女が絵を描いている。
中々思う通りの絵が描けないからか、時折頭をガシガシと掻く。
「よっ、絵は捗ってるか?」
「シット、レディの部屋に入るならまずノックしてからエンターして。
ポリス呼ぶ?」
「おいおい、俺は何度もノックしたのに返事しなかったのお前だぞアリナ」
「…ソーリー」
「まっ、行き詰まってるなら、息抜きぐらいしろよ。
ほら、お前の大好きないちごミルクだ」
ほいっと、俺がアリナと呼んだ少女にいちごミルクを投げ渡す。
すると、彼女は危なげなくキャッチした。
「サンクス。
まっ、別に頼んでもいないんデスケド」
そう言ってアリナはストローに口を付けて、ちゅーっといちごミルクを飲む。
彼女はアリナ、アリナ・グレイ。
若くして様々な賞を取ってる若き芸術家で、俺の眷属だ。
彼女の絵は雑誌に挙げられるほど有名で、特に生と死をテーマにした絵を描いてる。
中には動物の死骸や火葬した灰を絵の具として使ったものもあるとか。
メイプルとは別の意味でぶっ飛んだ性格してるが、絵に対する情熱は人一倍強い奴だ。
実際、彼女の作品はグロい表現の内容が多く、悪趣味な物も珍しくはないが、それでも生き物の生と死の本質について、彼女の作品を通して生涯考えさせられるようなものばかりだ。
それ故彼女の作品に心惹かれる連中もいるとのことで、様々な賞を取っていた。
彼女の家は元から様々な芸術に取り組む芸術家一族だったが、事故で彼女以外は全員死亡、天涯孤独の身となった。
それと立て続けに、自身の描いた作品について、自分が世界に何を訴えたいのかということも含めた審査員からの酷評の手紙を貰って、スランプに陥ってしまい、そのことから前後不覚となって飛び降り自殺を図ろうとした。
俺とアリナの出会いは、その時だった。
俺が歩いていると上空からアリナが飛び降りてきたのでお姫様抱っこで受け止めた。
当時の彼女はかなり荒んでて、自分の最後の作品を死のうとしてたのに何してくれてんだと激昂してきたのを覚えている。
俺としてもこのまま見殺しにするわけにもいかないし、死ぬって一体どれほど辛くて怖いことかも知らねぇ癖に簡単に死ぬって言ったことに頭にきた。
だから俺はそのままの姿勢で叱りつけた。
そして、どうして死にたいと思ったのかを問い質すと、彼女の口から両親が亡くなったことや、作品の酷評、スランプによるストレスなどが吐き出された。
だから、最後は自分の死に様を写真に収めてそれを最後の作品にしようもしている事を白状した。
だが俺の言葉が経験からくるものだとわかったからか、もうそんな気分ではなくなったそうで、どうせ受け入れてくれる親戚もいないからって俺のものになりたいと頼まれた。
だったら俺の眷属になってもらう、だが俺の駒に適合できなければ今度こそ死ぬぞと、そんなこと簡単に言うなよと説得しようとしたが、最終的に俺が根負けして駒を埋め込み、眷属となった。
眷属になってからの彼女は、結界生成する能力を持っていた。
魔力で作られた結界はかなりの強固で、バリアとして使うだけでなく、相手を閉じ込めることにも使える。
また手のひらサイズのキューブも作れるし、その中に自身の魔力を閉じ込め内部で反響・増幅させることで開放したときの威力は半端なものじゃない。
しかもキューブは他のやつにも渡せるから、何ならそこに回復魔法の魔力を込めることもできるし、めぐみんの爆裂魔法の魔法をそこに封じ込めることもできる。
あとはそれで即席の回復アイテムとしても使えるし、爆弾としても使える。
それに、アリナの能力を持ってすればどんな強い相手であろうとも結界で閉じ込めれば無力化できるという反則級の優れものだ。
それに、俺の眷属になってからというもの、心に余裕ができたからか、作品にも影響するようになった。
今までは生と死をテーマにしたグロい内容のものだったが、最近は生に関するテーマで、生きることの喜びや祝福、快感などを訴えるものが多くなった。
そのせいか、作風が変わったことで評価も鰻登り。
アリナの絵に魅せられる奴も多くなったし、雑誌の取材も増えてるらしい。
まぁ、取材に関しては俺の屋敷に来ればいつでも受けられるようにしてるけどな。
一応世間じゃ身内がいなくなったから、俺は知り合いとして厚意で屋敷に住まわせてるという風になっている。
「で、アリナ、絵はどうだ?」
「途中までは上手く行ってたケド、途中からバッドに進まないんダヨネ」
「なるほど、それはスランプか」
「イエス。
というわけでマスター?」
するとアリナが恍惚とした笑みを浮かべながらスカートを脱いで、それを乱暴に投げ捨てた。
その下からは布面積があまりにも狭くて大事なところもギリギリ隠せてるというエロ下着が露になった。
「アリナとエンジョイして、リフレッシュしまショウ? レッツパーリィ!」
「…マジかよ、泣けるぜ」
アリナは眷属にしてからというもの、スランプに陥ると必ずと言って良いほど高い確率で俺のことを性的に貪り食う。
あまりにも肉食だったから最初は俺も抵抗していたが、今ではすっかり慣れてしまい、むしろアリナのことが可愛く思えてきた。
それに、俺の駒の眷属は俺と性行為をすればその分契約の結びつきが強くなって、戦闘能力も高くなるから、そういう意味ではアリナのこれは理に適っている。
「わかったよアリナ。
俺も男だ、お前の期待に応えてやるよ」
「アーッハハハハ!!
それじゃ二人でベッドの上でレッツパーリィダヨネ♪」
アリナは嬉々として俺を押し倒す。
そしてそのまままるで俺のことを貪るように激しいキスをしてくる。
「んっ、ちゅる……はむ、あふぅ、れろぉ、はむ……♡」
舌を絡ませ合い、唾液を交換し合う。
俺は両手で彼女の胸を揉みしだく。
柔らかい感触とアリナの甘い匂いと絵の具の匂いが鼻腔を刺激する。
「あっ、はあん! マスタァ、好きぃ、大好きィ!!」
「俺もだよアリナ、愛してるぞ」
「嬉しい、アリナも大好き、ちゅ、んむ、れりゅ……」
そのまま何度もキスをして、互いの身体を求めあう。
やがてアリナの手が俺のズボンのベルトを外すと、既に硬くなり始めていた肉棒を取り出す。
「フフン、マスターったらもうこんなに大きくシテ……。
そんなにアリナのシークレットゾーンにエンターしたいワケ?」
「ああ、アリナが欲しい。
でもまだその時じゃないんだろ?」
「ザッツライト、アリナちょうど白い絵の具欲しかった所なんダヨネ♪
だから、エイっ☆」
「うおっ」
自ら腰を持ち上げてパンツ越しに息子を擦ってきた。
それだけで俺の息子は一気に限界まで膨張する。
「うわぁ、相変わらず元気ダネー。
マスターのおっきいヨー。
これならきっとアリナのナカも満タンにしてくれるネ♡」
アリナはそう言って俺のモノに手を添えると、パンツ越しに前後に擦る。
シュッシュッシュッ
「んっんっんっんっ♡マスター、気持ちイイ?」
「最高だぜ、アリナ」
「良かった、ンッ、アハッ、イク時はちゃんと言うんだよ? アリナも一緒にイクカラサ」
「わかってるよ。
それじゃそろそろ行くぞ?」
俺はそう言うとアリナのパンツに手をかけて脱がそうとする。
だが、その前にアリナが自分で足を上げて脱がしやすくしてくれた。
そして俺がアリナの秘所に指をあてがい、ゆっくりと中に入れるとアリナの体がビクンと跳ねた。
「アッ、んんっ♡ んー、やっぱり直接触れられる方がキモチいいネェ」
「そりゃ光栄だな。
さて、じゃあ動くぞ」
「うん、来て、マスター。
アリナをめちゃくちゃにしてフィーバーシテ?」
今度は俺がアリナを押し倒して足を開かせ、そこに覆いかぶさる。
そして、アリナの股間に自分のものを近づける。
「いくぞ、アリナ」
「OK、いつでもドーゾ」
「んんんんんんんんん!!!」
「んはああああああああっ!!」
俺は勢いよくアリナの中に挿入した。
アリナの膣内は熱くて柔らかくてとても締め付けてくる。
「はぁはぁ、マスターのが入ってきたヨォ。
もっと奥まデ突っ込んでぇ、アリナの子宮をパンパンにしてえええ!!!
「言われなくてもそのつもりだ!」
俺はアリナの要望通りにさらに深く突き入れる。
「ひぎいいっ!! しゅご、すごいヨお!! んんっ、あっ、はああん!! マスター、マスター!!」
「アリナ、アリナ、アリナ、アリナ、アリナ、アリナぁぁぁぁぁぁ!!!!」
俺たちは互いに名前を呼び合って絶頂を迎える。
アリナは盛大に潮を吹き出しながら果て、俺はアリナの最深部に欲望をぶちまけた。
「アハ、いっぱい出たネ、マスター♡
おかげでまたインスピレーション湧いてきタヨ」
「それは何よりだな」
「じゃあ、アリナが満足するまで付き合ってくれル?」
「もちろんだとも」
こうして、俺とアリナの夜はまだまだ続くのだった。