「ん、はぁ、ぁあ、んぁぁっ……」
昼下がりの陽射しが窓から注ぐ自室のベッドで、カズマはめぐみんとイチャイチャしていた。ズボンと下着だけを脱いだ半裸姿で胡坐を掻き、膝に乗せためぐみんを正面から抱き締める。繊細だが女性の柔軟さが感じられる体を衣服の上からしっかりと包み、下から顔を寄せてくるめぐみんと舌を絡ませる。
「ちゅぅっ、れろ、くちゅ、はぁっ、ぬちゅぅっ、ぐっちゅっ、ぬちゃぁ……」
一線を越え、恋人となった者同士で繰り広げられる情熱的なスキンシップ。口から漏れる吐息も、熱く紅潮しためぐみんの愛らしい顔も、カズマにはこれ以上ないほどに傍で感じられる。
「ぅ……」
改めてめぐみんの可愛さに心が惹かれ、ぐぐっと硬さを増す肉棒だったが、そこに強烈な締めつけが与えられる。愛しのカズマのチンポを離すまいとギッチリと絡みつき、尻を振ってゴシゴシと扱いてくるめぐみんの膣肉によって。
「また硬くなりましたね……。いいですよ、もっと硬くしてください……。ん、ぢゅるっ、ぐっちゅっ、ぶぢゅるるるっ……。ん、はぁ……。唾液もいっぱい絡ませましょう……。ほら、この舌に甘えてください……。んぁぁぁあ、ぐっちゅぅっ……!」
言った矢先に、めぐみんのほうからカズマの舌に縋ってくる。舌と舌が擦れ、二人の唾液が口の中で混ざるのがカズマには感じられた。徐々に増えていって口外に溢れ出そうになるが、飲み下してしまえば問題ない。
「んぁあぁっ……」
愛情と肉欲を宿して煌々とするめぐみんの紅い瞳。腰振りに合わせて揺れる黒髪から甘い香りが漂って、カズマの鼻を絶えず癒す。五感の全てが愛する恋人によって翻弄されて、カズマは突き上げる情動に抗えなかった。
「ん、くっ……」
肉棒が膨らむ。射精を間近に控えた合図だ。それは、何度もカズマと繋がってきためぐみんには非常にわかりやすいものなのだろう。カズマが気持ち良くお射精できるように、たっぷりと精子を吐き出して妊娠率を上げるために、求愛を始める。
「カズマぁ……ぐっちゅ……んぁ……精子、出そうなんですね……。んっ、ぐぷぅっ、ぢゅるっ……ぐっちゅ……。また、いっぱい出して……。カズマの赤ちゃん、早く妊娠できるように、子宮に好きなだけぶっかけてください……。びゅぅうっ、ぶびゅびゅぅって、爆発するみたいに勢いよく、赤ちゃんの素を遠慮なく……ん、ぁぁああぁっ……!」
めぐみんの言葉がカズマに追い打ちをかけ、カズマはめぐみんを強く抱きながら膣の最奥でどぷっどぷっと射精を開始する。既に数発分の精液が滞留している子宮に、新鮮な熱々精液が場を掻き乱すようになだれ込む。
「ん、ぐぅっ……」
「ふっ……」
射精の快楽に呻きながらカズマがめぐみんと唇を重ね、めぐみんは震えるカズマの背中を優しく擦る。見ているだけで胸焼けしそうになるほど甘く、目を奪われて視線を逸らせない熱量を宿した二人の交わり。
観客などいないはずの二人の愛の営みを、申し訳なさそうに扉の隙間から覗く者がいた。
ダクネスだ。
「っ……! ぅっ……!」
二人にバレないようにと声を押し殺し、床にへたり込んで自身の股に指を這わせる。下着の上からではあるが湿った音が響いてしまうのではと思えるほどに、下着は膣から漏れた愛液をぐっしょりと吸って色が濃くなっている。
それでも達するには足りず、ダクネスはカズマとめぐみんの蜜月な関係を目に映していた。
ここ数日、カズマたちは昼間であろうと関係なく、ヤりたいと感じた時にお互いの部屋に籠って交尾をしていた。アクアがいれば三人で。昨日からアクアが天界に一時帰省中のため、今日は二人で。
前々から想い合っていてようやく結ばれたカズマとめぐみんは見境なく、ダクネスに見られていないとわかれば廊下であっても舌を絡ませるディープキスを楽しむようになっていた。
特にめぐみんからのアプローチが激しかった。
『カズマ、キスをしましょう。口の周りがべちゃべちゃになるくらいに激しいキスを所望します』
衝動的にカズマを壁に押しつけて唐突に唇を奪ったり。
『明日は冒険に行きましょうね。モンスターの群れを吹き飛ばしたい気分です』
何気ない会話をしている途中でカズマの股間を優しく掴み、ズボンの上からスリスリと撫でてみたり。
『そろそろおチンポが元気になる時間ですよね……。私の部屋で、一発どうですか……?』
カズマに向かって突き出した尻を振って交尾に誘ったりと、やりたい放題だった。
欲望の赴くままに相手を求めるカズマたちを、ダクネスは物欲しそうに眺め、こっそり覗きながら尽きない欲求を発散させていた。
混ぜてほしいのだろう。だが、自分からカズマにそのことを告げることができず、カズマたちもまた三人だけで仲を育むことで、ダクネスの放置プレイが続いていた。
それは決して偶然ではなく、カズマの作戦なのだが、性欲で理性が緩んだダクネスはそのことに気がついている様子もなかった。ダクネスが覗いていることをカズマが知っていて放置しているのだが、それにも気づいていないようだ。
カズマからすれば、冒険仲間に見せながらのセックスだ。二人だけでするのとはまた違った興奮が感じられる。ダクネスに見られていることを意識しながらの種付けは非常に熱量が高く、長く長く射精が継続した。
「ぷはぁっ……」
「ん、はぁっ……ぢゅるっ……」
カズマとめぐみんが同時に口を離す。二人の舌と舌の間に伸びる唾液の糸は、貪欲なめぐみんによって全て吸い尽くされる。
「カズマぁ……頭撫でてください……。ほら、早く……」
「わかったわかった」
カズマの胸元に顔を埋め、ぐりぐりと擦りつけてくるめぐみん。甘々恋人モードのめぐみんにせがまれてカズマはめぐみんの光沢のある黒髪を撫でる。ついさっき、前戯のときにめぐみんに手マンをしたことを途中で思い出したが、まあいいかと開き直った。
「幸せですよ、カズマ……」
直球で自分の想いを伝えてくるめぐみん。
「俺も……」
多少の照れを感じながらも、カズマもこうしてはっきりと返事ができるようになった。彼女どころか一生添い遂げる伴侶ができたことで心が満たされ、男としての余裕ができたのだろう。遠慮なく身を委ねてくるめぐみんを抱くこともだいぶ慣れていた。
カズマはめぐみんを撫でながら、さり気なく扉の外に目を向けた。
先ほどまで薄く開かれていた扉はもう閉じている。ダクネスが帰ったのだろう。自慰で満足したか、それともこれから本格的に自慰に耽るために部屋に戻ったか。
どの道、しばらくカズマとめぐみんが愛し合う姿が頭から離れないだろう。
着実に毒は回っている。ドMでド変態なダクネスを堕とすには十分なほどに。
そろそろ仕掛けるか。
カズマはめぐみんを抱いて膣内で肉棒を震わせながら、悪巧みをするようにニヤリと笑みをこぼした。
夜になって、カズマはめぐみんとダクネスの三人で夕食をとった。アクアはまだ帰ってきていない。
呼び出されたとアクアは言っていたが、いったい誰に呼ばれたのだろうか。また、そのときのアクアの反応が気掛かりだった。まるで、外で遊び惚けていたときに、すぐに帰って来いと親から連絡を受けた子供のような慌て具合で。
カズマは少し心配だった。以前までであればアクアの居場所はカズマたちと一緒に暮らすこの屋敷だった。しかし、カズマが魔王を倒した今となってはアクアの本当の居場所は天界であり、いつでも自由に帰れるようになっていた。
このままアクアが帰ってこないのではないか。アクアの魅力に今さら気づき、そして堕ちてしまったカズマは考えるたびに不安を募らせていったが、最悪天界に直接乗り込めばいいかと思い直し、ひとまずはアクアの帰宅を待つことにした。
今はダクネスを堕とすことに専念しよう。
カズマは思い直し、めぐみんへとチラリと目配せした。
「めぐみん、風呂入りに行こうぜ」
「はい、すぐに準備します」
カズマの提案を受け、めぐみんが食卓の席を立つ。
食卓で飲み物を飲んでいたダクネスは、カズマたちのやり取りを聞きながらぼうっとしていた。今日の夕食中、いや、ここ最近のダクネスはずっとこんな調子だ。それほど、カズマとめぐみんの交わる姿は刺激が強かったのだろう。時折、妄想が膨らんだのか、口元がにへらと緩んでいた。
ぼんやりと、けれども強い羨望を含んだ視線が向けられる中、カズマはめぐみんの肩を抱いて浴室へと歩く。背中にダクネスの視線を感じながらその手を下げていき、めぐみんの尻をスカートの上から力強く鷲掴みにする。
「んぁっ……!」
「なっ……」
めぐみんが艶っぽい声を出して背筋を伸ばし、ダクネスが驚きの声を上げる。
カズマに尻を掴まれためぐみんは、隣のカズマに何も文句は言わない。一時的にスカートに皺ができるほどに指が食い込み、小振りな美尻の弾力をこれでもかと楽しむカズマの欲望に身を任せている。
ガタンッ、とダクネスが椅子から立ち上がる音が聞こえた。
「昼間あれほどしておいて、浴室でもするのかっ……!?」
驚愕と、それを遥かに凌ぐ期待。ダクネスの声は二人に届くことはなかった。
「おぉおっ……! おっほぉっ……! んぉおっ……! ぉおぉおおっ!?」
浴室に反響するめぐみんの声。日常では聞けない低く唸るような雌声が、浴室の扉を抜けて外まで漏れる。できるだけ大きな声で鳴くようにとめぐみんに伝えていたカズマだったが、これはおそらく演技ではないだろうと察しながら、めぐみんの両腕を引っ張る形で立ちバックで攻め犯す。
「ぉぅうっ……!? ち、チンポ、今の、すごいですっ……! あぁっ……! そ、そんなに子宮突かれたらぁぁっ……! ぉぅっ……!? ぉっ……! ぉっ、ぉっ、ぉっ、ぉっ、ぉおぉぉおぉおおお……!?」
めぐみんの知り合いにも親にも聞かせられないイキ声。狭い膣がむぎゅぅっと肉棒を圧迫してくるのを耐えながら、カズマは膣内を使い倒す。逸る腰遣いを制御し、この後に控えているだろう新たな快楽のために余裕を残しておく。
めぐみんだけでなく、ダクネスをもこちらに引き込むために。
ダクネスがそうであるように、カズマもまた、我慢の限界だった。
あのエロい体も手に入れて、アクアとめぐみんと一緒に並べてハメまくってやる。
カズマはめぐみんの腕から片手を離し、すぐ横にあった浴室の扉に手を掛けた。
扉の向こう側からは、ダクネスの押し殺すような喘ぎ声が聞こえてくる。ダクネス本人は気がついているのだろうか。その声が普段よりも明瞭であることを。それともわざとやっているのか。どちらにしても、これはきっかけにちょうど良かった。
「熱気が籠って暑いから扉開けてやろうぜ、めぐみん」
カズマはダクネスとの間を遮るものをなくすために、偶然を装って扉を開け放った。