リーリエが森の洞窟で雨宿りしたら、そこに住むスリーパーにお嫁さんにされちゃった話 作:黒胡椒サラミ
原作:ポケットモンスター
タグ:R-18 異種姦 異種和姦 ポケモンSM リーリエ スリーパー 催眠 常識改変 ハートマークと濁点 キャラ崩壊注意
いろいろ拙い部分もあると思いますが、時間潰しにでもなれば嬉しいです。
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この世には、スリーパーと呼ばれるポケモンがいる。
このポケモンは、カントー、ジョウト、ホウエン、アローラ地方など、広い範囲に分布して生息しているが、個体数自体は比較的少ない。
スリーパーはスリープから進化したポケモンで、成体の体長は1.5メートルから1.7メートルと、概ね人間と同程度だ。直立二足歩行が可能で、足の指が三本しか無いのに対し、手指は五本と、これも人間と変わりない。体皮は黄色く、首回りには独特の白い柔毛が生えている。
スリーパーに関して特筆すべきは、その高度な知性であろう。エスパーポケモンである彼らは、催眠能力を使用するために、糸のついた振り子のような道具すら用いる。その催眠能力は非常は強力で、彼らはそれを使って獲物を眠らせ捕食したり、あるいは天敵から逃れる。
人間にとってスリーパーがどういう存在かというと、それを一言で表すのは難しい。危険だと言う者もいれば、救世主だと言う者もいる。
スリーパーを救世主と呼ぶのは、主に不眠症に悩まされる患者である。どのような重篤な患者でも、スリーパーの催眠術にかかれば、あっという間に深い眠りへと落ちる。しかし、出会った者を眠らせるという習性上、屋外で野生のスリーパーに遭遇し、眠らされて風邪を引いた――という事例も報告されている。
だがその程度ならば、図鑑に「危険なポケモン」と表記されることは無いだろう。地域によってはスリーパーが危険種として認識されているのは、以下の噂が根拠になっている。
スリーパーは極まれに、催眠で眠らせた人間を、どこかに連れ去ってしまう事があるというのだ。
これはほとんど根拠の無い、民間伝承のような噂である。筆者が調査した限り、各地方の事件記録にも、そのような事例は見つからなかった。人間はスリーパーの捕食対象とはならない事も、各研究機関によって証明されている。いわゆる「ゆめくい」を行うスリーパーもいるが、それは本当に夢が食べられているのではなく、天敵に対して不快な夢を見せる事で、縄張りに近づかないようにするための、エスパーやゴーストポケモン特有の工夫である事も、近年明らかになった。
しかし、各地方の民話を紐解いてみると、スリーパーが村から大勢の子供を連れていったとか、スリーパーに攫われる人間の花嫁という類の話が、少なくない数存在する事に気付く。このような各地方の民話における形式の共通点は、ポケモンの生態というより、文化人類学的な観点で興味深い。
これは完全なる筆者の推測であるが、スリーパーのあまりにも人間に似通ったシルエットと、それでいて人間とは決定的に異なる生物であるという異質さが、彼らに対する生理的な恐怖のようなものを、過去の人間たちの心に呼び起こさせたのかもしれない。筆者の友人である女性研究者も、見ようによっては、スリーパーの目つきが、いやらしい事を考える人間のように見えると言っていた。
しかしいずれにしても、スリーパーが単独で人間に危害を加えたという報告は見つかっていないと、もう一度強調しておく。それがスリーパー=犯罪の印象と結びついてしまったのは、カントー地方のロケット団を始め、各地のテロ組織がスリーパーの催眠能力を犯罪に利用するからだ。
前述した通り、本論では、人間によるポケモンの犯罪利用の増加について、最近の統計を利用して警鐘を鳴らしていきたい。そうする事で、スリーパーをはじめとするポケモンたちが、いわれの無い中傷を受ける事が無いように、少しでも貢献できれば幸いである。
――あるポケモン研究者の論文草稿より抜粋
――――――――――――――――――
アローラ地方のとある島に、かなり変わったスリーパーが住んでいた。
そのスリーパーの体長は2メートル弱あり、平均的な個体に抜きんでていた。腕や脚も他の個体より二回りは太く、「かいりき」を使っても違和感が無いほど優れた体格を持っていた。
そしてそのスリーパーは、他の同種個体と比べて、明らかに知能が高かった。彼は普段は樹林に隠れた自然洞窟に住んでいたが、その洞窟の床には柔らかそうな寝藁が敷かれ、壁際には木の実が詰まった壺が並べられていた。寝藁はともかくとして、壺は恐らく、人間が廃棄したものを再利用しているのだろう。このスリーパーは、「容器」や「保存」という概念を理解しているのだ。
そして、さらに驚嘆すべきことに、その洞窟内には明かりが灯っていた。倒したヒトモシの死体を利用して、それをロウソクのように使っているのだ。何かしらの木の実から抽出したのだろうか、彼は油まで所持していた。火を使う事を覚えたそのスリーパーは、焚火を起こし、肉を焼くことまで知っていた。
彼は食事の残骸を一カ所に集め、定期的に洞窟外に掘った穴の中に捨てていた。同様に、排泄も洞窟内では行わず、別の穴の中にするようにしていた。天敵から体臭を隠すため、近くの小川で水浴びをすることさえした。結果として、彼の住む洞窟は、野生のポケモンの住処とは思えないほど、清潔な「住居」となっていた。
学者が見れば瞠目したに違いない。そのスリーパーは、通常ポケモンに用いられるものとは異なる、真の意味での「進化」の条件を備えていたのだ。
あるいは、そのスリーパーが他の個体と交配し、子孫に自分の得た知識を伝えていったとすれば、はるか未来には、この世界に人間と並ぶ、もう一種の霊長が誕生することになったのかもしれない。
しかし、残念なことにと言うべきか、幸運なことにと言うべきか、現在のところ、そのような未来は訪れそうになかった。何故ならば、彼には生物として、ある重大な欠陥があったからだ。
有り体に言えば、そのスリーパーは、同種のメスに対して性的魅力を感じることができなかった。既に完全な成体となっているにも関わらず、彼はメスに対する求愛行動を全く行おうとしなかった。
言葉を持たない彼を代弁すれば、その理由は、彼の目に、同種のメスたちがあまりにも醜く不快に映っていたからだ。メスのほうから求愛された場合にも、彼はそんなメスを威嚇し、サイコキネシスで追い払っていた。
そんな生活や他のポケモンとの縄張り争いの結果、彼の経験はぐんぐんと上昇していた。ねんりきの力は日増しに強くなり、様々な特技を自力で習得していった。彼は、己の技を己で研究し、新しい特技へと昇華することさえできたのだ。
ある時までは、彼は、驚くべき素質を備えた野生のポケモンに過ぎなかった。そのまま時が過ぎれば、きっと彼は子孫を残すこともなく、人間にとって危険なポケモンと認識されることもなく、アローラの森の奥での生涯を、孤独に閉じたに違いない。
そう、その「出会い」があるまでは――
「ふう、濡れちゃいました……」
それは、金色の髪と、白い肌を持つ人間の少女だった。
アローラは雨が多い。突然のスコールに降られたのだろう。その少女は、雨宿りをするために、バシャバシャと足音を立て、息を切らせて洞窟の屋根の下に駆け込んできた。
「上着が、びしょびしょ……」
そう言いながら、少女はその細腕で、白い清楚な上着の裾を絞る。布に含まれていた水滴が、洞窟の地面に落ちた。
少女の名はリーリエという。このアローラ地方にとっては異邦人だ。浅黒い肌を持つこの地方の住人とは異なって、彼女の肌は輝くように白かった。
「スカートも、濡れちゃいましたね……」
リーリエがミニスカートを絞ると、その太ももが露わになる。まだ未発達の少女のそれは、決して肉付きが良いとは言えなかったが、肌の表面は張りがあって、シミ一つ存在しなかった。
リーリエは背負っていた鞄を下ろすと、その中からタオルを取り出した。そして彼女は髪を拭き始める。ポニーテールに結わえた金髪が、水滴で光ってなお一層に美しかった。
髪を拭き終えると、リーリエは洞窟の外を眺めた。雨はまだ酷く、ごうごうと音を鳴らしている。5メートル先も見えないほどだ。
「…………はぁ。せっかくミヅキさんに会いに来たのに、迷っちゃうなんて……」
リーリエはため息をついたが、彼女は本気で心配していた訳ではない。アローラの気候にも慣れてきたから、こういう雨が良く降るのも知っている。この地方での色々な困難を乗り越えて、精神的にもずっと強くなった。この洞窟で雨が止むのを待ち、それから友達に会いに行こう。そうやって冷静に考えることができた。
リーリエは、数か月前までアローラに暮らしていた。事情があって行き倒れていた彼女は、助けてくれた研究者夫妻の世話になり、それから、自分と同じ年ごろの大切な友人と共に冒険して、ある困難に立ち向かった。その困難の全てが解決し、一度は島を離れたリーリエだったが、彼女は今日、大切な友人に会うために戻って来た。
だが、友達を驚かせようと、事前に知らせなかったのがまずかったらしい。方向音痴なリーリエは、案内無しではなかなか目的地にたどり着けなかった。この洞窟も、本来ならば人があまり入り込まないような、細い道路の先にある。
「…………」
雨は降り続ける。リーリエはそれをずっと眺めていたが、やがて彼女は、濡れた衣服が気になってきた。
「ん……」
少女はちょっと身体をもじって、自分の身体を見る。さっき絞ったにも関わらず、服の生地は依然として多量に水を含んでいた。水兵服を思わせる白いシャツ越しに、薄っすらと下着が透けて見える。
アローラは気温が高いので、この状態でも風邪を引くことは無いだろう。だが、お腹や背中に濡れた布が貼り付いて、気持ちが悪い。
(靴も、ぐしょぐしょですし……。……ここなら誰も見ていないから、ちょっとくらいは、いいかな?)
リーリエは周囲を見回した。当然、誰も居ない。彼女と同じように、雨宿りに駆け込んでくる人の気配も無い。洞窟には奥があるようだが、そんなところに人が隠れているはずも無い。
そこまで見てから、リーリエは足を上げ、自分のスニーカーを掴んだ。
「んしょ……っと」
彼女はぐしょ濡れになった靴を脱いだ。そしてそのまま、白のソックスも脱いでしまう。外で裸足になるというのは何となく背徳感があるが、誰も見ていないなら構わない。濡れた靴から解放されて、リーリエは足の指を軽く開いたり閉じたりした。
(地面……ひんやりってして、気持ちいい)
洞窟の床は砂や土ではなく、岩肌が露出していた。リーリエは脱いだスニーカーとソックスを岩の上に丁寧に並べると、裸足でぺたりと立って、再び洞窟の外に目を戻した。
(ミヅキさんとほしぐもちゃん……元気にしてるかな? ククイ博士や、ハウさんも……)
思い浮かべるのは、アローラに住む知り合いの人々のことだ。別れてから数か月しか経っていないのに、彼らのことがとんでもなく懐かしい。早く会いたい。
そこで、リーリエは思い出したように、鞄の中から道具を一つ取り出した。それは何の変哲も無いモンスターボールだ。中にポケモンは入っていない。リーリエはそのボールを胸に抱えると、愛おしそうに撫でた。
(わたしも、ミヅキさんみたいなトレーナーに……)
今回の少女の一人旅は、もちろん友人たちに会うことが主目的であるが、もう一つの目標として、初めて自分でポケモンをゲットするということも含まれていた。リーリエはずっと、モンスターボールでポケモンをゲットすることや、彼らと共にバトルするということに苦手意識を持っていたが、今回は決意したのだ。そうすれば、虫よけスプレーに頼らなくても外を歩けるし、友人と一緒にバトルすることもできる。
どんなポケモンをゲットするかは、まだ決めていなかった。ピッピやプリンのように可愛いポケモンがいいと思うが、いつかは自然と一緒に居たいと思うポケモンとの出会いが有ると、お世話になった博士は言っていた。その時のためにも、彼女はこのモンスターボールを大切に取っていたのだ。
「――くしゅんっ!」
トレーナーになった自分のことを夢想していると、急に震えが来て、リーリエは可愛らしいくしゃみをした。風邪を引かないと考えたのは早計で、この濡れた服のままだと、さすがに不味いだろうか。だが、いくら何でも、屋外で上着やスカートを脱ぐというのは、はばかられる。
(……………………でも、誰も来ないだろうし)
しばしの葛藤の後、リーリエは決断した。
「んぅ――」
もぞもぞ、ごそごそと、洞窟の入口に雨音以外の音が鳴る。
水色のタイがついたシャツと白いミニスカートを、リーリエは脱いだ。少女とは思えない色気のあるうなじ。美しい鎖骨や肩甲骨のライン。愛らしい腹部と小ぶりなへそ。肉付きは薄いが、確実に女性としての丸みを帯びた身体。そういったものが、全て外気に晒される。
露出した乙女の白い柔肌は、湿気によってツヤツヤと濡れて光っていた。ほんのりと頬が赤いのは、このような場所で服を脱ぐ羞恥に駆られているからだろうか。今のリーリエの肌を隠しているものは、簡素なデザインの白いブラとショーツだけになった。
(やっぱり、恥ずかしい……かも)
半裸になったリーリエは、自分の身体を腕で抱いて、おずおずと周囲を確認した。やはり誰も居ない。誰も居ないのに、何だか誰かに見られている気がするのは、一体どうしてだろう。
やむを得ないとは言え、恥ずかしいことをしている。してはいけないことをしている。――何故かリーリエの身体は、へその下あたりを中心に、ポカポカと温まり始めていた。
だが、さすがにブラとショーツまで脱ぐ必要は無さそうだ。脱いだ服を絞り、それらを乾かすためにスニーカーとソックスの横に広げて並べると、リーリエは再度、洞窟の外に目を戻した。
その時である。彼女が誰も居ないと思っていた洞窟の奥から、野生のポケモンが飛び出して来たのは。
――――――――――――――
「きゃああああっ!」
振り返ったリーリエは思わず悲鳴を上げた。
「ポ、ポケモンさん……?」
後ずさりながら、リーリエは震える声を出した。洞窟の奥から出てきたのは、野生のスリーパーだった。例の、非常に高度な知性を持った個体だ。
彼はリーリエが洞窟の入口で雨宿りを開始してからずっと、密かに少女の様子をうかがっていた。彼は最初、自分の住処に突如現れた人間に対し、不快感と警戒感を露わにしていた。物陰から敵の様子を観察し、あわよくば奇襲を仕掛けるために咄嗟に洞窟内の明かりを吹き消したのは、やはり彼が高度な知性を持つ個体だったからだ。
「ひっ――!」
スリーパーが鳴き声を上げてじりじりと近づくと、その分だけリーリエは後ずさった。
彼女がポケモンに対し、これほど恐怖するのは久しぶりだ。その原因として、まずは完全に意表を突かれたことと、出現したスリーパーが見るからに大きく、強そうだったことが挙げられる。そして、それに加えてもう一点、リーリエを恐怖させたものが、スリーパーの股間部にあった。
奇怪な高音の鳴き声を発しながら、スリーパーの股間では、彼の生殖器がこれ以上ないほどに怒張していた。オスのスリーパーの男性器は、普段は股の中に収納されていて目立たないが、発情した時に本来の姿を現す。
形の基本は人間のペニスと同じである。しかし人間と比較すれば、それはあまりにも大きく、グロテスクで、強靭だった。太い竿は、六分目くらいまでは、皮膚の他の部分と同じ黄色だった。だが、六分目から先は、露出した肉を思わせるような、充血した赤だった。そこには太い血管が走り、ビクビクと脈打っているのが傍目からも分かる。そして先端部は、まるで凶器だった。亀頭に当たる部分の大きさは、ちょっとした拳くらいだろうか。先が少しとんがっている上、カリが凄まじく張っている。おまけにカリ首には、グロテスクな突起が幾つも並んでいた。
このスリーパーは、そんなそそり立った生殖器を、半裸で震える人間の少女に向けている。彼の鼻息は荒く、その目はペニスと同じくらい血走っていた。
彼がメスに対して発情するのは、これが初めてであった。細かい理屈など無い。生れてこのかた、同種のメスに対して性的魅力を感じることのできなかった彼は、リーリエを見た瞬間に、これが自分のつがいになるべきメスであると、本能で悟ったのだ。
その瞬間、スリーパーの性欲ははち切れ、思考は繁殖欲求で満たされた。ペニスはどうしようもない程いきり立ち、この小さなメスにそれをぶち込んで、思うさま種付けすることしか考えられなくなった。
それでも、スリーパーはしばらくの間は物陰から様子をうかがい、リーリエの隙を狙っていたのだ。だがそんな彼の理性も、リーリエが服を脱いでストリップを始めたことで、あっけなく飛んだ。
「や、やめて……」
スリーパーが何をするつもりなのか、理解は出来なくとも、リーリエは懇願した。
しかし、スリーパーは怒っていた。オスの巣に来て、自分の身体を無防備に晒す行為は、野生の世界では求愛行動と同じだ。それなのに、どうしてこのメスは、今さら恐怖しているのだろうと。
しかしどっちみち、スリーパーがやる事は同じだった。このメスをつがいにし、種付けし、自分の子供を産ませる。リーリエが涙目で震えていようと、それは関係なかった。
(だ、誰か……!)
リーリエのほうは、今は必死に心の中で助けを呼んでいた。それが声にならないのは、強くなったとは言え、やはり彼女がか弱い乙女だったからだろう。
食べられる、と彼女は思った。――食べられることは間違いない。しかしそれは、彼女が想像したのとは別の意味だが。
(ど、どうしよう……!)
後ずさりしながら、この状況から逃れる方法をリーリエは探った。
背中を見せ、雨の森を走って逃げるのは、悪手だと分かる。スリーパーの肉体はリーリエのものよりはるかに強そうで、硬い筋肉が盛り上がっている。あっという間に追いつかれるだけだ。
彼女が野生ポケモンを回避するために使っていた虫よけスプレーは、鞄の中に入っている。そしてその鞄は、今はリーリエの背中ではなく、服と並んで洞窟の床に置いてある。自分とスリーパーの間にある鞄に近づき、中からスプレーを取り出し、スリーパーに吹き付ける。そんな器用で素早い真似が、リーリエに出来るはずもない。
やはり、奇跡的に助けが駆けつけるのを期待するしかないのか。――だが、それはほとんど諦めを意味する。
(あ――)
その時、すがる視線を洞窟内に走らせていたリーリエの目に、一つの光明が映った。
モンスターボールだ。
さっきリーリエが鞄から取り出したモンスターボールは、服や鞄とは別に、今のリーリエから近い地面に置いてあった。あれを使えばどうにかなるかもしれない。そう思った瞬間、リーリエの身体は動いていた。
「――えいっ!」
「――――!!!?!?」
岩の上にあった赤と白のボールを掴むと、リーリエはスリーパー目掛けて投げつけた。初めて投げたにしてはボールは上手く飛び、スリーパーの胸板に当たった。自動的にボールが作動し、スリーパーが中に吸い込まれる。その動作で気力を使い切ったリーリエは、床にへたり込んだ。
だが、リーリエの抵抗はそれまでだった。何ら弱っていない、健全体の高レベルなスリーパーに、ただのモンスターボールを投げたところで、ゲットできる可能性は1%も存在しない。
あっという間にボールが開き、そこからスリーパーが脱出してくるのを、リーリエは茫然と見ていた。
「あ…………う…………」
リーリエは絶望に呻いた。結果として、今の行為は、スリーパーを無駄に怒らせただけだった。スリーパーにしてみれば、いきなり妙なものを投げつけられ、凄まじい力で暗い空間の中に吸い込まれるところだったのだ。そうなるのは当然であろう。彼の目は激情に燃え、そのペニスはさっきよりも硬く怒張していた。
(も、もう一回……!)
しかしリーリエは気丈にも、地面に落ちたモンスターボールにもう一度手を伸ばそうとした。
「――――!!」
だが、その手がボールに触れることは無かった。
手を伸ばしかけた姿勢で、リーリエとスリーパーの目が合う。それだけで、リーリエはスリーパーの金縛りにかけられてしまった。彼女の全身は硬直し、声を出すことも、指先をピクリと動かすこともできない。
(あ……ああ……いやあ…………!! ミヅキさん……!! お母様……!!)
リーリエは固まったまま、心の中で親友と母を呼んだ。そんな彼女の眼の前に、スリーパーが右手に持った振り子の糸が垂らされる。
(え……?)
ユラユラと振り子が揺れる。どうしてか、その動きから目が離せない。
振り子が揺れる。洞窟の風景が消えていき、振り子と、それを持つスリーパーの手だけしか見えなくなる。
振り子が揺れる。今の今まで感じていた恐怖感が、嘘のように消えていく。
揺れる。――まぶたが、とても、重い。
(あ…………)
リーリエの身体が、洞窟の地面に横たわる。眠りに堕ちたリーリエを抱えると、スリーパーは洞窟の奥に去った。あとには、少女の鞄と衣服、そして一個のモンスターボールだけが残された。
雨はまだ、激しく降り続いていた。
―――――――――――――――――――
「――はぁっ、はぁっ、はぁっ」
スリーパーに連れ去られた先で、下着姿のリーリエは、荒々しく呼吸をしていた。
「――ん、くっ。……はぁっ、はぁっ、はぁっ」
たまに喉を鳴らして唾を飲み込むが、一向に呼吸は鎮まらない。心臓も、胸の中でうるさいほどに鳴っていた。リーリエはスリーパーの住処で、彼が寝床としている寝藁の上にぺたんと座り、相変わらず振り子が揺れる様を見させられていた。
既にスリーパーの術中に堕ちたリーリエは、自分の意思で振り子から目を離すことはできない。特に拘束されている訳でもないのに、彼女が逃げようとしないのもそのためだ。そうしてスリーパーは、この少女の精神の、奥の奥の深いところまで、自身の催眠をかけようとしていた。
(どうして……? からだ……お腹の中、熱いよぉ……!)
リーリエの頭には、辛うじてまともな思考が残っていた。しかしそれでも、スリーパーの振り子から目を逸らすことは不可能なのだ。
スリーパーが行っているのは、この種のポケモンとしては頻繁に見られる、繁殖活動の事前準備である。つがいとなる相手に己の催眠をかけ、自分が優れた力量を持つ個体であることを誇示しながら、メスの身体を発情させる。そうした意味を持つ行為だ。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
リーリエが全力疾走した後のように息切れしているのは、強制的に発情させられているからだ。少女は何かに耐えかねたように、両手で胸のあたりを掴むような仕草をするが、内側から次々と溢れ出てくるどうしようもないもどかしさを、その程度で解消できる訳も無い。
(凄く、太くて、それに、長い……)
揺れる振り子の奥に、いきり立ったスリーパーのペニスが見える。スリーパーは仁王立ちの姿勢で、リーリエに生殖器を見せつけるようにし、彼女の目とペニスの間で振り子を揺らしているのだ。彼はそうやって、発情したメスに対し、「お前の伴侶となり、お前が服従を誓う相手はこれなのだ」と、丁寧に教え込んでいるのだ。
「――んっ、くっ」
リーリエは、またしても唾をゴクリと飲み込んだ。ポケモンのような抵抗力を持たない人間――しかもリーリエのような発育途上の肉体を持つ少女が、スリーパーの発情催眠を既に小一時間ほど受け続けているのだ。彼女が肌を上気させて、太ももをむずむずと擦り合わせるのは、仕方ないことであった。
頃合いと見たのか、スリーパーは振り子を仕舞った。それでもリーリエが彼のチンポから目を離さない辺り、準備は完全に整っていた。本格的な交尾に入る前に、スリーパーは、そのグロテスクなペニスを少女眼前に近づけた。
赤黒いチンポから漂うむわっとした臭気が、少女の顔を襲う。
「――はぁっ、はぁっ、はぁっ。……んっ。いやぁ……! こんなの、ダメ……!」
言葉とは裏腹に、催眠によって改変されたリーリエの嗅覚は、その臭いを非常に好ましいものとして受け取ってしまう。ビリビリとした甘い痺れが、彼女の鼻から脳へと抜けていった。
(どうして……? おなか、切ないよぉ……。……あ、ポケモンさんのおちんちん、先っぽから、何か出てる……。…………美味しそう)
既にリーリエは、スリーパーのペニスに自分から鼻先を近づけ、スンスンとその香りを堪能していた。その目に、亀頭から漏れるカウパーが映る。それは人間のものよりもどろりと粘っこく、メスの穴をほぐすための催淫作用が含まれた液体だった。
にわかにリーリエは、その液体を舐めたくなった。スリーパーのチンポの先端にキスをして、その中身をちゅうっと吸い上げたくなった。
(――ダメ! ダメです! わたしは人間なのに、ポケモンさんにそんなことするなんて、絶対にヘン――! ――でも、でも……!)
スリーパーは、リーリエが葛藤しているのを見て取った。すると彼はしゃがみ込み、リーリエの顔を両手で掴んで固定すると、目を介してリーリエに催眠を送り込み始めた。
「あ、ああ…………」
逃れようのない強力な催眠効果が、リーリエの脳に直に侵入していく。彼女が十数年間で培ってきた理性や常識が、スリーパーの都合の良いように、強制的に書き換えられていく。
スリーパーの異形の身体に性的魅力を感じるように美的感覚を改変され、このオスと交尾する事が当然で幸せな事なのだと刷り込まれていく。
(イヤ、イヤぁ……! 誰か助けて……! このままだとわたし、このポケモンさんのモノになっちゃう……。この、すっごく強くてカッコいいポケモンさんに、お嫁さんにされちゃうよぉ……!)
少女はまだ、心の中で戦っていた。しかし既にリーリエの目には、スリーパーの滑らかな黄色い肌が、とても美しく映っていた。自分の顔を固定する、筋肉のついたがっしりとした腕も、逞しくて頼りがいがありそうだ。大きな鼻も格好いい。お嫁さんになるとしたら、きっとこういうポケモンさんが良いと思う。――でも、自分は人間だから、ポケモンさんとは結婚できないのだ。
(――! 違う! しっかりして、リーリエ!)
負けまいと、リーリエは心を励まし正気を保とうとする。しかしそんなものは、大蛇に睨まれたウサギの抵抗に等しい。
(このポケモンさんは、悪いポケモンさんです! そんなポケモンさんなんか、わたし、わたしは嫌い――嫌い――――……好き♡ やっぱり好きです♡ ああ……わたしの頭の中、ぐちゃぐちゃにされちゃってる……♡ 怖い……でも、気持ちイイ……♡ 幸せぇ……♡)
リーリエは、スリーパーの光る眼から圧倒的な多幸感を送り込まれ、彼に対する好意と愛情とを刷り込まれていく。とろんと蕩けた彼女の目には、既にハートマークが浮かんでいる。
「――ちゅ♡ ちゅぅ――っ♡」
三十分後には、無意味な抵抗をしていた少女はそこに無く、立派なスリーパーのお嫁さんが誕生していた。リーリエは仁王立ちするスリーパーの前に座って、まるで誓いを立てるように、太ましいポケモンチンポの先端に熱烈なキスを繰り返していた。
今のリーリエにとっては、種族の壁など、巨大な愛情の前には些細なものとなっていた。彼女は一心に彼の亀頭に吸い付いて、スリーパーに対する完全服従を表現していた。
(美味しい♡ 美味しい♡ とっても美味しいです♡ こんなに美味しいものを飲ませていただいて、ありがとうございます、旦那様♡)
こんな逞しいスリーパーのお嫁さんにしてもらえて、リーリエはとても幸せだった。だから彼女はお嫁さんとして、旦那様をいっぱい気持ち良くして差し上げたかった。リーリエにも最低限の性知識は有り、目の前にそびえるおチンポが、赤ちゃんを作るための大切な器官であることも知っていた。
「ん、ちゅぅ♡ ――あむ、れろ、ちぅ♡」
リーリエ程の清楚な美少女が、ファーストキスをポケモンチンポに捧げ、小さな桃色の唇で、懸命にペニスにフェラチオ奉仕する様は、人間の常識から判断すれば非常に冒涜的であった。
だが、スリーパーは満足そうな鳴き声を漏らしていた。彼はこのメスを純粋に愛していたし、彼の「求愛」の結果、このメスも彼のつがいになることを決めた。そこに何の問題が有るだろうか。
ひとしきりリーリエの舌による奉仕を堪能すると、もういいという風に、スリーパーは少女の肩を掴み、リーリエをチンポから引きはがした。リーリエは、旦那様のご機嫌を損ねてしまったかと、少し不安そうな表情をしたが、そうではなかった。一度目の射精は、やはり種付けのために行うと、スリーパーは決めていたのだ。
「あ……♡」
スリーパーは、手を使って器用にリーリエのブラを剥ぎ取った。その下から現れたのは、ほんの僅かな膨らみであったが、その双丘のなだらかな曲線は非常に美しかった。
「――あ♡ んっ♡ コリコリって――♡ 引っ掻かれると、声、出ちゃいます――♡♡」
スリーパーはリーリエの背後に回ると、胡坐をかいた自分の上に、彼女の細い身体を載せた。そして、露出したリーリエの可愛らしい乳首を、指先で弄ぶ。既にぷっくりと膨れ上がっていたそれは、ハッキリとした快楽を少女にもたらした。
「んっ♡ ふぁっ♡ 旦那様にコリコリされて、ちくび、気持ちイイ――♡♡ ――あうっ!?♡♡」
乳首を強くつままれ、リーリエの腰は跳ね上がり、首をのけぞらせた。
「旦那様、もう、もう……!」
リーリエは、切迫した表情で何かを訴える。彼女の腰はヘコヘコと前後運動を始め、その股間部を、自身の下にある太ペニスの幹にこすり付けていた。
懇願されずとも、スリーパーも限界だった。獰猛なまでの交尾欲求は、もはや抑えきれない。彼は、リーリエのデリケートゾーンを覆い隠す白いショーツを、無理やり引きちぎった。
「はぁっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡」
チンポを見つめるリーリエは、犬のように口から涎を垂らさんばかりにしている。生れたままの姿にされて、リーリエもまた、野生に帰った。頭を占めているのは、自身を抱きしめる愛しく逞しいオスと交尾して、繁殖したいという欲望だけ。例え催眠によってもたらされた欲動でも、彼女が体感している感覚は真実だった。
「――んっ♡」
それでも流石に、彼女は緊張で息を飲んだ。スリーパーのペニスは長大で、リーリエのへそを越えて、鳩尾まで優に届きそうな逸物なのだ。
(これが、わたしのお股に入るんだ……♡ こ、壊れちゃう……♡ お腹の中、ぐちゃぐちゃにされちゃう……♡)
そんな恐怖にも関わらず、彼女の腰のヘコヘコという前後運動は止まらない。スリーパーの竿は、リーリエの唾液に加え、彼女の純潔マンコから漏れる泡立った本気汁で濡れていた。
そしてスリーパーの手が、リーリエの腰を掴む。強い力で、少女の身体は浮き上がった。
(あ……そうですよね……♡)
挿入の直前、リーリエは背後に居る夫に、一つ大切なことを伝えなければならない事に気付いた。交尾をする前には、ちゃんと知っておかなければならない重要な事だ。
「旦那様……♡ リーリエは、もう初潮が来てますから、ちゃんと旦那様の赤ちゃんを妊娠できます……♡ だから、安心してください……♡」
自分は立派にあなたの子を孕めるメスなのだと、少女は告白した。その告白が、念動力を持つスリーパーには伝わったのだろうか。彼の逸物は、更に硬く反り返った。
「あ……♡」
そして、リーリエのぴっちり閉じた無毛のマンコに、スリーパーのポケモンチンポの先端が添えられる。
――ドチュン!!!!
「え…………?♡ …………あ♡♡♡♡」
気付いた時には、最奥まで挿入されていた。リーリエの下腹部が、チンポのカタチにポッコリと無惨に膨らんでいる。処女を破る感慨など一つも無い。とにかく種付けする。孕ませて、自分のつがいにする。それだけしか考えていない、圧倒的な挿入だった。
「…………????♡♡♡♡」
チンポに串刺しにされたリーリエは、何が起こったか分からない様子だった。きょとんとした表情で、彼女は自分の膨らんだ腹を見る。リーリエの腰は、持ち主の意識とは無関係に、狂ったようにガクビクと震えている。
そして一拍置いて、脳がシャットアウトしていた快楽の津波が、リーリエに押し寄せてきた。
「――あ、うううううっ!?!!!?♡♡♡♡♡♡ お゛っ!?♡ あおおおおお゛!!!?♡♡♡♡ おぎゅぅうううううっ!!??!!♡♡♡♡♡♡」
リーリエはぶんぶんと首を振りながら、舌を出してイキ叫ぶ。あるはずの痛みは、催眠の効果によってほんの僅かにしか感じられなかった。その代わりに何千倍にも増幅された性感と幸福感が、リーリエの魂を塗り潰し、彼女をスリーパー専用のチンポケースに作り替えていく。
「お゛っあ゛おおおおお!!!?!?♡♡♡♡ しゅ、しゅごいぃっ!♡ 気持ちイイっ!?!?♡♡ ポケモンさんのおチンポしゅごいぃいいっ!!!!♡♡」
彼女には、そうとしか表現できなかった。リーリエが今までに感じたことのある、あらゆる感覚を圧倒的に上回って、彼女の身体は暴力的なアクメに振り回された。
ポルチオを苛め抜くためにあるようなとんがった亀頭。メスの理性を根本からこそげ落としそうな、段差のあるカリと、カリ首の突起。催眠を抜きにしても、スリーパーのペニスを人間が受け入れるという事は、それくらい危険だったのだ。
「お゛っ♡ お゛っお゛っお゛っお゛っ♡♡ ――あ゛おおおおっ!!♡♡♡♡」
白いミニスカートの似合う清楚なお嬢様は、あっという間にスリーパーの繁殖用メス家畜に成り下がった。リーリエは半分白目をむいて、とんでもなく下品に喘ぎながらイキ乱れる。スリーパーはそんな彼女にも容赦せず、彼女の腰を掴んだまま、猛烈にピストンを繰り返した。
そして、少女にとっての悲劇の時が来た。
スリーパーの亀頭が膨らみ、ペニスの根元から、何かが昇って来たのだ。
(あ……♡ 出るんですね……♡ 旦那様の、精液……♡)
イキ狂いながらも、リーリエはそれを察知した。同時に彼女の膣ヒダは、それまで以上に献身的に蠢いて、気持ちの良い射精を行うためのチンポへのご奉仕をはじめた。
「――――!!!!」
汚く涎を垂らしながら、スリーパーが吠えた。そしてダムは決壊し、おぞましいくらいの大量射精が始まった。
――ブギュル!!!! ドビュルルルルル!!!! ブバッ!!!! ドビュルルルルル!!!!
人間ではあり得ない量のザーメンが、さながらハイドロポンプのようにスリーパーのチンポから発射されていく。コッテリとした重たい濃厚精液を胎内に受けて、リーリエは脳神経を焼き切るほどの快楽に、涙を流しながら耐えていた。
「ん、きゅぅうううううっ!!!?♡♡♡♡♡♡」
例えここから解放される時が来ても、もはやリーリエは真っ当には生きられない。高純度の麻薬よりも中毒性がある、こんな快楽を知ってしまったら、彼女はもう、定期的にポケモンチンポに種付けされなければ生きていけない。
――ドバッ!!!! ブリュッ!!!! ドブリュリュリュリュ!!!!
洞窟内にザーメン臭が満ちていく。ザーメンは、既にリーリエの狭い子宮には収まりきらず、彼らの結合部の下にドロリとした黄ばんだ水たまりを作っていた。
(赤ちゃん……♡ わたしと旦那様の、かわいい赤ちゃん……♡)
だが、そんな災厄に見舞われたにも関わらず、リーリエは幸福だった。恍惚とした表情を浮かべ、途切れかかる意識の中で、少女はスリーパーの赤子を抱く、幸せな自分を夢想していた。
――――――――――――――――――
「あっあっあっあっ!♡ 奥、ずんずんって、深いですぅ!!♡♡」
リーリエが人知れず失踪してから三日、今日も彼女は、森の中の洞窟でスリーパーに犯されていた。
「旦那様、キス♡ リーリエとキスしてください♡ キスしながら種付けしてください♡」
対面座位で繋がった異形のポケモン相手に、リーリエは愛情たっぷりに懇願する。
あれ以来、食事と睡眠の時以外は、彼らはこうしてラブラブ種付け交尾に溺れていた。
「イクっ♡ イッちゃう♡ リーリエ、旦那様のおチンポでイキましゅ♡ 深イキしましゅっ♡♡♡♡ ――んおおおおおおお゛っ!!!!♡♡♡♡」
十代前半の少女の身体は、もう完全にスリーパー専用に改造されていた。彼女のお嫁さんマンコは、スリーパーのグロチンポにむちゅうと吸い付き、初めての時と変わらないキツさで、それでいてねっとりとチン扱き奉仕を繰り返していた。
「――ふぅっ♡ ふぅっ♡ ふぅっ♡ ――あ、だ、旦那しゃま、ダメでしゅ♡ イッたばかりでしゅから、いま催眠されると――――――お゛!!?!!?♡♡♡♡」
並行して催眠をかけられ続けたせいで、このスリーパーこそが愛する伴侶だというリーリエの認識は完全に固定され、解除不能な状態にまで陥っていた。
リーリエのほっそりとした両脚が、種を求めてスリーパーの腰に絡みつく。スリーパーは満足そうに鼻を鳴らすと、射精衝動のおもむくままにザーメンを吐き出した。
「あ゛――ぅっ!?♡ あぢゅっ、あぢゅいでしゅっ!!♡♡ おなか、やけちゃう!!♡♡」
更に数日後、スリーパーは己の若妻に、催眠術にかわる新しい特技を行使していた。
スリーパーが手をかざして強く念じると、横たえられたリーリエの肢体が、腰を中心にビクビクと激しく跳ねる。そんな彼女の下腹部には、ピンク色に輝く淫猥な紋様が浮かび上がりつつあった。
「お゛、ほぉっ!!♡ うっ、ああっ、はあああああっ!!!?♡♡♡♡」
その紋様は、スリーパーの念力に呼応して、更なる快楽をリーリエに与えた。弓なりに身体を反らせたリーリエは、秘裂からぷしぷしと透明な液体を噴き出している。
この特技に、敢えて名前を付けるならば、「淫紋」とでも呼べばよいだろうか。一度種を付けたメスを完全に隷属させるために、この獣が考え出した新しい特技である。既にかけられた催眠の強化や性感の倍化、スリーパーに対する愛情の増幅などが主な効果だ。
それと、スリーパーの予期せぬ効果として、淫紋をかけられた相手の排卵の誘発があった。
「んぅっ!?!?♡♡♡♡」
淫紋が完成した瞬間、腹部に異変を感じ、リーリエは身をよじった。その時、まさに彼女の子宮の奥で、新鮮な卵子がポコンと排出されたのだ。
(な、何、これ……? 欲しい……! 旦那様の精液欲しいよぉ……♡♡♡♡)
どうしようもない疼きが、少女の身を苛んだ。今のタイミングで子宮内に種付けされてしまえば、絶対に妊娠する。しかし、だから今こそ種付けしてもらうべき時だと、彼女の肉体が彼女の精神に訴えかけているのだ。
リーリエは目にハートマークを浮かべ、両手でスジマンをくぱぁと拡げながら、腰をくゆらせてスリーパーにおねだりした。
「だ、だんなしゃま♡ たねつけ♡ なかだし♡ お願いしましゅ♡ リーリエ、今日はきっと妊娠できましゅ♡」
もとより、スリーパーはそのつもりだった。人間とポケモンという異種族同士で交わったところで、子供を成せるはずが無い。そう思う者も居るかもしれないが、それは違う。異なる種のポケモンでも、間に子孫を残すことが可能なのは、各地のブリーダーによって実証されている。――そして、人間もかつてはポケモンの一種だったという研究もあるのだ。ならば、スリーパーと人間のメスの間に子供ができても、何の不思議も無い。
実際、ここに居る愛する二匹は、自分たちの間に子供が生まれる事を微塵も疑っていなかった。
「お゛、お゛お゛お゛……♡♡ 入って、くりゅ…………♡♡♡♡」
マンコをミチミチと押し広げ、限界まで勃起したチンポが侵入していく。ぼんやりと輝く淫紋が、これまで以上の快感をリーリエに与えた。
そして、その日のスリーパーはそれだけでは不満足だったようだ。彼は組み敷いたリーリエの目を見つめると、念力を使って、自分の性感とリーリエの性感とをリンクさせた。
「あ……――はっ♡♡」
最早、リーリエには喘ぎ声を上げる事すら無理だった。今の彼女は、熱い鉄棒のようなペニスで膣壁をゴリゴリと削られる感覚と、ねっとりと絡みつく膣が肉棒に間断の無い刺激を与える感覚を、同時に味わっていた。
「う゛……お゛っ♡♡♡♡」
スリーパーがドチュドチュと腰を振っても、リーリエは脱力した状態のまま、洞窟の床に両腕を投げ出していた。そして、スリーパーが一際強く腰を押し込むと、射精が始まった。
「――!?!?♡♡♡♡ ――――!?!!????♡♡♡♡♡♡」
絶頂の瞬間にリーリエの口から発せられた音は、ポケモンの鳴き声と変わりなかった。
スリーパーのポケモン精子は、リーリエの子宮の中に隙間なく満ち満ちて、卵管すらも駆け上っていった。その奥にいた生まれたばかりの卵子が、無数のオタマジャクシのターゲットになる。その日、リーリエの胎内では、生命の奇蹟が起こった。
人間とポケモンの遺伝子が混ざり合い、その受精卵はリーリエの子宮内に着床し、やがて元気なスリーパーの赤ん坊へと成長していくことになる。
だが、この時の彼らはそんな事を知らぬまま、お互いを求めて、いつ終わるとも知れない本気交尾に耽っていた。
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資料①:
『アローラ少女失踪事件の記録』
アローラで失踪した少女は、失踪から二十日ほど経って無事に発見された。不思議な事に、少女には目立った外傷も、衰弱している様子も見られなかった。
失踪していた期間の事について、少女は口をつぐみ、詳しい話が語られることは無かった。これについて当時彼女を診察した医師は、長期に渡る遭難生活が少女に精神的外傷を負わせたのだろうと判断し、それ以上の追及を止めた。
その少女は、それからアローラに定住したという記録がある。資産家令嬢である彼女は郊外の屋敷を買い取り、そこに住んだ。その後は時折、自分のポケモン――スリーパーと仲良く散歩をする彼女の姿が目撃されている。
少女は自分の友人や知り合いのトレーナーを、よくその屋敷に招いていた。招かれるのは、いつも若い女性だったそうだ。
少女に関し、それ以上の記録は残っていない。
資料②:
『アローラにおけるポケモン成体数調査の欄外に書かれた覚書』
ある時期から、明らかにスリープとスリーパーの個体数が増えている。これは何が原因なのだろうか。それともう一つ、最近発見されたスリーパーの新種は、伝説のポケモンであるミュウツーに迫るほどの高い知能を備えているそうだ。森の中に共同体を建設し、念力による人間との対話も可能なのだという。本当だろうか。
資料③:
『アローラの土産物屋の商品紹介』
アローラ土産には、この「ナッシーもなか」と「スリーパー人形」をどうぞ!
「ナッシーもなか」は少し酸味のあるトロピカルな味わいです! 「スリーパー人形」には、安眠と子宝のご利益があると言われています!