最強のヒーローが怪人に敗北し、妹を人質に取られて他のヒーローを裏切る話

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また胸糞小説です
読んだら気分が悪くなります


女ヒーローが尊厳破壊される話

 都内にある公園。

 そこでカラフルなスーツに身を包んだ5人の男女が異形の怪人と戦っていた。彼等は首都圏で活動するB級ヒーロー戦隊・打撃戦隊ヒッターズ。メイスなどの打撃武器を使い敵を撲殺するヒーロー達だ。

 

 ヒッターズと相対しているのは全身金属で覆われた怪人だった。見た目通りの硬い身体で攻撃を弾き返しておりジリジリとヒーロー達を追い詰めている。

 

『は──っはっはっは!! なんだその攻撃は!! まるで羽虫が止まったようだぞ!!』

 

「そんな……俺たちの連打でビクともしないだと……っ!? こいつ間違いなくA級の怪人だ──ッ」

 

 5人がかりでの連携技を受けても傷一つない怪人の姿に、ヒッターズのリーダーであるレッド・ハンマーが絶望した様な声を漏らす。

 A級の怪人を倒すにはA級ヒーローチーム1つかB級ヒーローチーム3つが必要と考えられている。戦力差は歴然だった。

 

「クッ……協会の解析チームめ、また怪人の実力を見誤りやがって……!」

 

 B級の怪人が暴れていると連絡を受けて出動したヒッターズは予定外の強敵の前に手も足も出ない。レッド・ハンマーは民間人の避難が完了し次第、退散する事を決めていた。

 

 ──しかし、その時。

 

「苦戦しているようだけど、手を出しても構わないかしら」

 

 そんな台詞と共に突如地面が凍り付き、怪人の動きを封じた。公園一帯を凍らせる攻撃範囲の広さと、ヒッターズの周りだけ安全地帯にする正確な能力制御。そのレベルの高さにレッド・ハンマーは心強い味方の登場を悟り、声のする方に顔を向けた。

 

「──来てくれたのか!! ホワイト・エンプレス!!! 

 

 そこにいたのは純白のスーツを纏った女性ヒーローだった。雪結晶のデザインをしたヘルメットを被り、凛とそこに立つ彼女は知らぬ者のいない日本の守護神である。

 

 白麗氷姫(はくれいひょうき)ホワイト・エンプレス。

 日本にたった3人しかいないS級ヒーローの1人。圧倒的な強さと美しい立ち振る舞いから、国民に"氷の女帝"と呼ばれている。

 

「貴方達だけで勝てそうなら様子を見てるつもりだったんだけどね。手に負えないみたいだし、介入させて貰うわよ」

 

「ッ──ああ! 頼む!!」

 

 エンプレスは冷たい声でレッド・ハンマーに告げると右手に氷の剣を造り出し、怪人の方に近付いていった。そして──

 

『なんだ新手か!? だが1人増えたところで状況は変わらんぞ!! 俺の身体は無てきグアァァアアアアア────ッ!!!!!!』

 

「──私を知らないなんて勉強不足ね。悪いけどアナタ如きには名乗る時間すら惜しいわ」

 

 ──油断していた怪人を氷の剣で横に両断する。ヒッターズの攻撃を全て跳ね返していた金属の身体はバターの様に綺麗に斬れると、次の瞬間、氷霧となって消滅した。

 

 そのあっという間の幕切れに、苦戦していたヒッターズの5人は苦笑いするしかなかった。エンプレスは怪人の死を見届けると自身も氷霧となってその場から去るのだった。

 

 

 ★

 

 

 ホワイト・エンプレスとして活躍する宮代冬子は18歳の高校3年生だ。15歳の時にヒーロー協会にスカウトされ、それから今日まで一度も討伐を失敗する事なく街の平和を守り続けていた。その実力は並ぶ者がおらず、本来チームで行動するヒーローとしては異例のソロ活動を認められている程である。チームとしてなら同じS級のヒーローが所属する魔法少女戦隊や月光姫連隊(げっこうひめれんたい)に劣るものの個人としてなら間違いなく日本最強だろう。

 

 ──そんな冬子が勝てない存在など1人を除いていない。

 

「お姉ちゃん! 早く出掛けないと学校遅刻するよ!」

 

 朝、宮代家に幼い少女の声が響く。

 新聞を読みながらコーヒーを飲んでいた冬子は、顔を上げて優しく微笑んだ。

 

「大丈夫よ。能力を使えば一瞬で移動出来るもの。後20分だけゆっくりしてから出るわ」

「それは禁止だって前も言ったでしょ! そんな事してるとその内ホワイト・エンプレスだって他の人にバレちゃうんだからね!」

「夏希は心配性ね。出現場所はちゃんと考えてるから見られる可能性は低いわ」

「その油断がいけないんだよ!」

 

 腰に手を当てて説教するポーズを取った夏希の姿に、冬子は困った様に笑った。12歳の夏希は両親のいない冬子にとって唯一の家族だ。小さい時には冬子が親代わりになって彼女の世話をいつもしていた。それが気付けば立場が逆転していて家事のほとんどを夏希が行うようになっている。それもあって冬子は彼女に頭が上がらない状態だった。

 

 夏希は「お姉ちゃんがヒーローとして街を守っている間、私が家を守ってるだけだよ」と冬子の活動を応援してくれるのだが、小学生の妹の遊ぶ時間を奪ってしまっているようで申し訳なく感じていた。その為、彼女のお願いは可能な限り聞くようにしている。

 

 冬子はすぐに支度を済ませると夏希に見送られながら家を出るのだった。

 

 ★

 

 家では優しいお姉ちゃんとして振る舞っている冬子だが、学校では他人を寄せ付けない孤高の存在として過ごしていた。眉目秀麗、成績優秀、スポーツ万能と三拍子揃った完璧超人でありながら、滅多に笑う事なくクールに振る舞っており友人と呼べる子はいない。しかし男女問わず彼女に憧れる生徒は多く、カーストの絶対的な頂点として君臨していた。

 

 冬子は常に視線を向けられる学校での時間を苦痛に感じていて、放課後はさっさと学校を後にする。話し掛けようとする生徒も何人かいたが、冬子が拒絶する雰囲気を出すとすごすごと引き下がっていた。

 

「…………これは……っ」

 

 夏希の言い付け通り、能力を使わずに歩いて帰った冬子は玄関のドアに手を掛けた所で嫌な気配を感じた。慌てて鍵を開け、靴も脱がずにリビングに駆け込む。

 しかし、既に手遅れだった。

 

『ニョホホホホホッ! 随分と遅かったですニョ〜。貴女がトロトロしているせいで妹君は大人の階段を上ってしまったですニョ』

 

 そこで冬子が目にしたのは荒れ果てた室内でソファに座る一体の怪人と、それに犯される夏希の姿だった。下半身裸にされた彼女は脚を大きく広げた状態で抱え上げられており、下から怪人の巨根で貫かれていた。身体を入口に向けている為、冬子の場所からでも血を流す夏希の下半身がよく見えた。彼女は意識を失っているようで、光のない目から涙を流している。

 

 全裸の身体に手榴弾の形をした頭を乗せる怪人は、帰宅した冬子を見ても慌てた様子もなく妹を犯し続けていた。それを、冬子の正体を知らない為の油断だと判断した彼女は、怪人に向かって走りながら変身を開始した。

 

 制服が光となって消え、一瞬裸になった冬子の身体を白いヒーロースーツが覆い始める。1秒足らずでホワイト・エンプレスに変身した冬子を見ても怪人は全く動こうとしなかった。それどころか呑気な声で冬子──エンプレスに話しかける。

 

『私は1時間ほど前からここにいますニョ。泣き叫ぶ妹君を犯すのに夢中で30分くらい無駄にしましたが、それでも色々と準備をする時間がありましたニョ』

「────??」

『──その辺り、危険ですニョと言いたかったですニョ』

「しまッ────!!」

 

 怪人の2メートルほど前まで近付いた時、エンプレスの足元が爆発する。そこに何かがあった訳ではなく床の一部が爆弾となった様に突然熱を持ったのだ。回避出来なかった彼女はバランスを崩して床に転がった。慌てて身体を霧に換えてその場を離脱する。

 

「触れた物を爆弾化する怪人ってところかしら……厄介ね」

『ニョホホホホ! 流石はホワイト・エンプレス。このムーボ侯爵のトラップボムから見事生還しましたニョ』

「──へぇ。私と知って待ち伏せていたなら準備不足だったわね」

 

 怪人──ムーボ侯爵から距離を取ったエンプレスは氷結の能力を掌に発生させると、床に触れて解き放った。その瞬間、彼女を中心に床が凍り始め、更には家具やテーブルまでも白銀の結晶に覆われてしまった。

 

「エリアチェンジ・氷上(アイスリング)────家中の物を氷付けにさせて貰ったわ。これで爆破出来ないでしょ」

 

 瞬く間に氷の世界と化した家の中にエンプレス(女帝)は君臨する。ムーボ侯爵は試しにエンプレスの足下の床を爆破させるが、何も起きなかった。完全に場の支配権を奪い取ったエンプレスは部屋の四方の壁から氷の槍を生み出すと、侯爵に狙いを定めた。

 

「夏希の中からその穢らわしいモノを抜きなさい、ムーボ侯爵。今なら余り苦しまずに死なせてあげるわよ」

『ニョホホホホ。私ピンチですかニョ? 困りましたニョ〜』

「聞こえなかったのかしら。夏希を解放しろって言ったの。このままアナタだけを串刺しにする事だって簡単なのよ?」

『仕方ありませんニョ。お遊びは終わりにしますニョ』

 

 口では強気だが夏希の身の安全を考えて攻撃に踏み切れないエンプレス。怪人だけを正確に殺せるかどうかは実際の所五分五分だった。既に勝敗は決したと考えた彼女は賭けには出ず慎重にムーボ侯爵の隙を窺った。

 しかし、敵に届きうる攻撃を持っているのは侯爵も同じで、追い込まれた彼は躊躇する事なくそのカードを切った。

 

『私は触れた物を爆弾に変化させる事が出来ますニョ。流石に生物だと時間が掛かりますが、それ以外なら大抵の物でイケますニョ。

 

 ────だからこういう事も出来ますニョ』

 

 侯爵のセリフが終わるか終わらないかというタイミングで、エンプレスの身体の内側が爆発した。威力こそ小さいモノだったが直接攻撃を受けた内臓がいくつか傷付き、彼女は血を吐きながら床に倒れ伏した。

 

「なッ──ん──ッ?!」

『ニョホホホホホ。この家の中の空気も爆弾化してましたニョ。呼吸をしてしまった時点で貴女の負けですニョ』

 

 ムーボ侯爵は夏希を床に放り捨てると、痛みで動けなくなったエンプレスに歩み寄った。彼は晒された彼女の腹部を一度蹴った後、下半身を覆うスカートをめくり、股の間に手を伸ばした。夏希から離れた侯爵を見て、エンプレスは気力を振り絞って氷槍を射出しようとする。

 しかし──

 

『それと今更ですが妹君は人質ですニョ。もし能力を使おうとしたら、彼女の体内に施した仕掛けを起動し、殺害しますニョ』

 

 ムーボ侯爵のその言葉に何も出来なくなった。エンプレスはスーツのズボンを脱がされ、下着も奪われると怪人の巨根で犯されてしまうのだった。

 

 

 

 

 

 その日、悪の組織ゲフェングニスが日本中の電波を乗っ取り、ある動画を公開した。そこには最強のヒーローであるホワイト・エンプレスが怪人に駅弁スタイルで犯されている姿が映っていた。下半身裸にされたエンプレスは黒い陰毛と愛液で濡れた女性器を晒しており、そこを腕ほどもある巨根で貫かれていた。ヘルメットで顔の見えない彼女だが、漏れ出る呻き声から、表情を歪めて苦しんでいる事は知る事が出来た。

 

 

 

 ★

 

 

 

 ムーボ侯爵に敗北したホワイト・エンプレスは悪の組織ゲフェングニスの拠点に連れて行かれると、そこで手術を施された。それによって内臓を破壊されたダメージは回復したのだが、それが善意からの行為ではない事は当然理解していた。

 

 ゲフェングニスはエンプレスを駒として使おうと考えているようで、彼女が逆らえなくなるように体内に仕掛けを施したのだ。

 

 エンプレスの居場所を常に把握する為の発信機。裏切りを察知する盗聴器。命令に背いた時痛みを与える懲罰装置。そういった物を体内に設置した。

 

 更には妹の夏希を監禁して人質とする事でエンプレスが絶対に逆らえない状況を作り出した。正義のヒロインと言ってもその中身は未成年の子供でしかないエンプレスは最愛の家族と大多数の市民を天秤に掛けられ、前者の命を優先した。

 

 こうして裏切りのヒーローとなったエンプレスに、悪の組織の首領は1つの指令を出した。

 その内容はエンプレスと並ぶS級ヒーロー、魔法少女戦士ラルク・アン・シエルと吸血戦姫ノワレ・レクトルを撃破し、その身柄を持ち帰る事だった。

 

 街の平和を守るヒーローの最大戦力である2人。それを倒してしまう事で何が起きるかエンプレスには容易く想像が付いた。しかし、妹の安全の為には従うしかなかった。

 

 3日後、エンプレスは都内の小学校の校庭でラルク・アン・シエルが率いる魔法少女戦隊と闘った。魔法少女のドレスとヒーロースーツが組み合わさった衣装を身に纏う3人組の少女達。その正体が夏希と同じ12歳の子供だと知っているエンプレスは罪悪感を抱きながら攻撃をしかけた。

 

「──エンプレスさん! 目を覚ましてくださいっ!」

「ダメだシエル! アタシ達の声が聞こえてねぇ!!」

「……手加減して勝てる相手じゃない。……リーダー、そろそろ覚悟を決めて」

「そんな──ッ!」

 

 彼女達には同じヒーローであるエンプレスを相手に葛藤が見られた。どうにかエンプレスを救えないかという迷いからか魔法攻撃の威力は弱く、本来の実力を殆ど出せていなかった。そんな優しい少女達に対し、エンプレスは躊躇なく能力を行使する。

 

 最初にA級の2人を地面に沈めた彼女は、最後に残ったラルク・アン・シエルを地力の差で少しずつ追い詰めていく。仲間をやられた彼女はそれでもエンプレスに正気に戻るよう声を掛けていたが、それを無視して必殺のパンチを腹に打ち込んだ。

 

 魔法少女戦隊が倒れるのを目にした小学校の子供達は必死に声援を送っていたが、エンプレスは彼らの前で、倒れ伏す少女達にトドメを刺して意識を奪うのだった。

 

 

 更にその5日後の夜。エンプレスはもう一つのS級ヒーロー、ノワレ・レクトルと闘っていた。既に彼女の仲間の月光姫連隊は氷付けになり、戦闘不能となっている。しかし、予想以上にリーダーのレクトルの実力が高く、エンプレスは苦戦を強いられていた。

 

「それだけ強くて何故、悪の組織に与しておる? おぬし別に操られている訳ではないじゃろ」

「──妹の為よ」

「なるほど人質を取られたか。提案じゃが、妾と協力する気はないか? おぬしの妹を助ける手助けをしてやるのじゃ」

「…………だめ。私に苦戦している貴女と手を組んでも夏希は助けられないわ」

「そうか。────なら、ここで殺すが文句を言うでないぞ!」

 

 レクトルは吸血鬼の能力を持つヒーローだ。その力は夜になると本領を発揮し、闇を操りながら不可視の攻撃をしかけてくる。闇から闇へと瞬間移動を繰り返し、隙を狙って漆黒の斬撃を飛ばしてくる。

 

 エンプレスも周囲を凍らせて相手の動きを阻害し、氷壁を生み出して攻撃を凌いでいるが、攻め手に掛けてジリ貧状態だった。しばらく攻防を続けたエンプレスは、このままだと遠くない内に自分が敗北する事を悟っていた。

 

 悪の組織に従い続けるよりもここで討伐された方が良いのではないかという思いが彼女の中に生まれる。しかし、自分が死ねば人質としての価値を失った夏希も殺されてしまう。それだけは嫌だった。

 

 エンプレスは夏希を言い訳に使い、考えないようにしていた攻撃手段を実行した。

 

「ガフッ──おぬし……それでもヒーローか……!」

「……ごめんなさい……ノワレ・レクトル。何をしてでも私はあの子を助けたいの……ッ」

「……本当は解っとる筈じゃ、その選択に未来はないぞ……っ」

 

 仲間を狙ったエンプレスの攻撃を自分の身体で受け止めたレクトルは、全身に氷の礫を喰らって倒れた。ヒーローなら絶対にしないと油断していたのだろう。彼女はエンプレスの覚悟を見誤ったのだった。

 

 

 

 ★

 

 

 

 レクトルと3人の仲間達を連れて拠点に帰還したエンプレスは自分の罪と最後まで向き合うべく、捕らえたヒーロー達に行われた拷問を見届けた。

 

 魔法少女戦隊の3人と月光姫連隊の4人の内、S級ではない5人のヒーローは下級怪人の慰み者にされ、休みなく犯され続けた。彼女達に利用価値はないそうで、3日3晩犯された後は怪人達の怨みを晴らす為の玩具にされ、殺されてしまった。生きたまま油で揚げられて食い殺されたり、原型が無くなるまで殴られたり、槍で股から頭まで串刺しにされたりとその最期はどれも悲惨なモノだった。

 

 エンプレスは身体を震えさせてその全てを見届けた。

 

 ラルク・アン・シエルとノワレ・レクトルの2人はムーボ侯爵の陵辱を受け、その能力で孕まされてしまった。ヘルメットの下は普通の女の子だったシエルは処女膜を貫かれ、無力な少女の様に顔を涙で汚しながらレイプされていた。レクトルの方は20歳くらいの銀髪の外国人だった。彼女は最初、侯爵の剛直で犯されても眉一つ動かさなかったが、ある瞬間を境に嬌声を上げ始め、最後には白目を剥いて潮を吹いていた。

 

 数日後、出産前の妊婦のように腹を膨らませた2人はその後、斧怪人の手で四肢を切り落とされ達磨のような状態にされて何処かへ運ばれて行った。エンプレスが訊ねても誰も行き先を教えてくれなかったが、その答えはその日の夜に明らかになった。

 

 夜のニュースで、変わり果てた姿のシエルとレクトルが交差点に晒されており、それをヒーロー協会が保護したという事が報道されていた。怪人達の目的が分からず不審に思っていたエンプレスだが、更にその翌日にヒーロー協会の秘密本部が爆発し、職員やヒーロー数百人が死亡したというニュースを見て全てを悟った。

 

 翌日から悪の組織ゲフェングニスは各地への侵攻を活発化させ、弱体化したヒーロー達を次々と討ち取っていった。その戦力差は一目瞭然で、エンプレスが駆り出される必要すらなかった。半年も経つ頃には名の知れたヒーローは皆殺しにされ、その首を協会本部跡地に晒されていた。

 

 

 ★

 

 

 日本は悪の組織に屈し、降伏を宣言した。

 国民は怪人達の奴隷となり、あらゆる人権を剥奪された。そうなると怪人達にとってのエンプレスの価値は大きく変わってしまう。ヒーローに対する強力な駒から、いつ裏切るか分からない唯一の懸念へと。だから彼女は処分される事が決定した。

 

 レクトルが最後に言っていた通りどう転んでもエンプレスに未来はなかったのだ。

 

『ニョホホホホホ。エンプレス、相変わらず貴女の身体は最高ですニョ!!』

 「んぁあっ!!気持ちいいっ、気持ちいいよぉぉおっっ……!!」

 

 

 エンプレス──冬子はムーボ侯爵に犯され、人間爆弾へと変えられていった。人生で感じた事のない凄まじい快感に彼女は自分から腰を振り、喘ぎ続けた。怪人の性液に媚薬効果でもあったのだろう。冬子は四肢を切断された時も一切痛みを感じず、それどころか噴水の様に高々と潮を吹いていた。

 

 自分が殺されると分かっていても彼女が抵抗しなかったのは、最期になら夏希と会わせてやると悪の首領が約束したからだ。このままだと永遠に会う事なく死に別れる事は確実で、もはや何をしても2人とも死ぬと分かっていたから、最期に話せるだけでもいいと、そう判断したのだ。

 

 既に利用価値のない夏希が無事だとは冬子も思っていなかった。だから、再会した妹が悪趣味なアートに変えられているのを見てもそれ程驚きはなかった。

 

 四肢を失いバッグに入れられた冬子は首領の部屋へと運ばれた。そこにはテーブルになった夏希がいて、首領は冬子の入ったバッグをその上に置いた。

 

 身体は上を向いた夏希は小さな胸や女性器が丸見えだった。彼女の手足は一度切り離されてから、地面に垂直になるよう取り付けられていた。その首の先に頭はなく、代わりに女性器に首骨を突き刺すようにして嵌められている。バッグから顔を出した冬子は下半身から生える笑顔の夏希と目が合うと、笑いながら涙を流した。

 

 

 

 

 

 

 通っていた高校の玄関に放置された冬子は、周囲に集まる生徒達を無感情に眺めた。女性器にはバイブを挿入され、淫らな音を立てていたが手のない彼女はそれを除けることすら出来ず、無様な姿を晒し続けていた。

 

 しばらくして腹の中が熱くなってきたのを感じた冬子は、最期に「ごめんなさい」と呟くと大爆発を起こし、学友数百人を巻き込んで死亡したのだった。

 




今度こそ投稿ペース落ちます
ラルク・アン・シエルは男性名だったみたいですが音が気に入ったのでそのままにします

これで興奮出来ます?

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