私は……避けられない運命にいる。
私が死ななきゃ世界が死んで、私が死んだら世界が生き残る。
正直、何度考えても理不尽極まりない運命だ。
私は……自分で言うのも何だが、世界を救った。
少なくとも2度は救った!
その私に対する結末がコレとか理不尽でムカつく!
……けど、最後まで私についてきてくれる人がいた。
クリス・フォスター……私の大切な
ようやくお互いの気持ちを話せて、せっかく恋人になれたのにもうお別れなんて悲しすぎる!
だから……私は少しだけ悪い子になる事にした。
心の中の欲望を縛り付けるのはもうやめだ。
私は私のしたい事をする。
幸い、リリスに頼んで場所は用意できてる。
クリスは疲れて寝てたそうだから、そのまま運んでもらった。
……とは言えやっぱりまだ気持ちの準備ができていないなぁ。
すごく胸が昂って、体が熱い。
まだ何もシてないのに体が疼く……
クリスはこんな私を見たら幻滅するかしら?
それとも案外乗り気になってくれるかしら?
ふふ、どっちでもいいや。
私はただしたい事をするだけだもの。
スゥスゥと寝息を立てて大きなベッドの上でクリスが眠っている。
いつも私のために戦ってくれた愛しい人。
私はクリスが起きないようにそっとシャツを脱がす。
どうやら余程疲れてるようで全然起きやしいない。
クリスは身体中、細かい傷だらけで痛々しいけど、私にはそれがとっても愛しく思えた。
そっとクリスの肌を指でなぞる。
クリスの寝息が少し不規則になる。
見た目は細くて、まるで女の子みたいな身体なのに触ってみると案外硬い。
いっつも頑張ってトレーニングしてたからかしら?
次は唇を指で触る。
すごく柔らかくて、仄かに温かい。
……そう言えばまだキスもした事なかったっけ。
寝込みを襲うのはちょっとだけ気が引けるけど、もう我慢なんてできない!
眠るクリスの上に体をゆっくりと静かに乗せて、私の唇をクリスの唇に触れさせる。
舌、入れたいけど、流石に起きちゃうかなぁ……
けど、コレでも十分すぎるくらい心地いい満足感がある。
後は……
「ひぃや!」
不意に強く抱きしめられ、体がのけぞる。
クリスの顔を見るとその瞳は開いており、こちらを凝視してた。
「……何やってるんすか? アキル」
「えっと……こう、エッチな事をですね……」
「そうですか」
そう言うとクリスは寝返りを打ち、私とクリスの上下が逆転する。
振り払おうとするが、全然振り払えない!
と言うか力強い、ちょっと痛い!
上を向くとクリスが鋭い視線を向けながら、私にキスをした。
けど、さっきやった様なお子様じみたものじゃない荒々しいキス。
舌を無理やり絡めて、甘噛みして、貪る様な暴力的なキス。
身体中が焼ける様に熱い!
体が勝手にのけぞる!
ちょっとだけ、怖い!
何分……いや、何十分?
わからないけど、長い時間が経ったのちクリスの唇が私の唇から離れる。
互いの舌を繋ぐ様にドロドロとした唾液が糸をひいていた。
私は精一杯呼吸を整える、さっきのキスで上手く呼吸ができなかったから。
そんな私をよそに、クリスは私の耳元で囁く。
「こう言うのがお好みですか?」
クリスの声で身体が震える。
けれど、クリスは続けてこう告げた。
「なんちゃって! イタズラで男の寝込みを襲うと大抵酷い目に遭うんですよ! それがわかったらもう
クリスが言い切る前に私はクリスの口をキスで塞ぐ。
イタズラなんかじゃない!
私は本気なんだって
舌を絡めつけて、貪りながらクリスを押し倒す。
そのまま、空いた右手でクリスの下半身を探る。
すぐに、熱くて硬いものに手が触れた。
一旦キスをやめて、クリスに呟く。
「なぁんだ、クリスもヤリたいんじゃん」
「ち、違! コレは生理現象で……」
クリスが顔を真っ赤にしてクリスは否定するけど。
私の右手に握られたペニスは衣服越しでもわかるくらいドクンドクンと脈打っていた。
「ねぇ、クリス。私はイタズラでやってるわけじゃないのわかったでしょ? だから……シよ?」
「……」
クリスが唾を飲む。
やっぱりクリスも男の子なんだなぁ、可愛い。
私は来ていたシャツを脱ぎ、ゆっくりとブラを外す。
クリスはその間ずっとこっちを見ていた。
正直ちょっと恥ずかしいけど、クリスなら良い。
そうしてお互い、上半身裸の状態になった。
「いいよ、クリスの好きにして」
ただ一言クリスに告げ、抱きつく。
再び私達の上下が入れ替わり、クリスが私の胸に優しく触れる。
心臓が早鐘を打つ、正直少し怖いけど、クリスになら全てを曝け出せる。
「その……本当に好きにしていいんですね……」
その言葉に、私はコクリと頷いた。
クリスは我慢していた欲望を解放するかの様に私の胸に顔を
そうして片方の胸にかぶりつき乳首を舐め始めた。
……痛くはない、けどこそばゆい感じだ。
それと、少し気持ちいい。
「ん……」
思わず声が漏れる。
クリスはもう片方の胸を手でいじり始める。
特に乳首を重点的に。
指の腹でゆっくりと何度も乳首を優しく撫でられる。
これ……気持ちいい。
瞬間、雷鳴に打たれる様な激しい感覚が体を襲う。
最初は何が起きたかわからなかったけど、クリスに乳首を甘噛みされたらしい。
「アキルって、乳首が性感帯なんですね……」
「うっさい……」
そんな会話をするが、クリスの息が荒い。
そりゃそうか、まだメインが残っているものね。
私は下に来ていたジーンズを脱ぎ、下着も脱ぎ捨てる。
クリスも下に来ていた衣服を全て脱ぎ捨てお互い全裸になる。
……正直、初めて見たけどクリスのすごく大きくて太い、あんなの入るかわからない。
「クリス、ちょっとだけ待って……後、
「あ、は、はい」
そう言って、クリスが
自らの陰唇に指をゆっくりと入れ、グチュグチュと広げる。
普段なら二本も入れば満足だけど、あんなぶっといの入れるなら最低三本は入らないと厳しい、尚もいやらしいし水音を立てて二本目を入れる、正直もうイキそうだけど、頑張って我慢する。
だって、一番気持ちいいのはクリスにして欲しいから。
「んっ」
何とか三本目が入る。
これだけほぐせば多分大丈夫だ。
クリスの方はと言うと、既に
さながら餌を前に待てをされた犬みたいだ。
「いいよ、来て」
その言葉を聞いたクリスがペニスを刺そうとするが上手くいかない。
当然だ、と言うか上手くいってたら後でどんな手段を使っても吐かせるところだった。
「焦らなくていいよ、ここにゆっくりと入れて……」
私は自らの陰唇を広げて指を刺す。
クリスの逸物がゆっくりと私のナカを押し広げて入ってくる。
「痛……!」
「アキル!」
クリスが私の声を心配して抜こうとする、けど……
「大丈夫、だからシて?」
痛いのにはなれている。
今のはちょっとびっくりしただけだ。
そんな事より、今はクリスと一つになりたい。
そんな私の気持ちを察したのか、クリスはゆっくりと私の奥まで自らの逸物を挿入する。
奥へ行けば行くほど燃える様な快楽が身を焦がす。
けど、まだ、理性を保ててる。
想像してたけど、やっぱり入りきらないな。
「ふぅ……動いていいよ」
その言葉を聞いたクリスはタガが外れた様に腰を強く振る。
何度も何度も私の奥を貫いて、快感で頭がチカチカする。
あ、だめ、これ壊れる。
クリスのこと、止めなきゃ、けど……
「アキル、出そう!」
「いいよ! 出して! 私の奥で!」
私の奥で
同時に私もイってしまった。
しばらくしてクリスが引き抜き、中身が溢れない様に縛ってベッドの端に投げ捨てる。
掌サイズまで拡大したそれを見て、私の下腹部がさらに熱くなる。
瞬間、ビリッという開封音が耳を貫く。
「はぁ、はぁ……好きにしていいんですねよね……」
既にクリスの逸物が再び硬直していた。
あー、これ、ただじゃ済まないな私……
どれだけ時間が経っただろうか?
どうやら私は途中から意識を失っていたらしい。
周りにある
……我が恋人ながらとんでもない性欲お化けだ。
そんな性欲お化けは今私の目の前で眠りこけている。
人の気も知らないで気持ちよさそうに。
本当に愛らしい。
「ありがとう、少しだけ元気出たよ」
そう言って、私は愛する人に口付けをする。
もう二度とないかもしれない幸せな時間を噛み締める様に。
そうして私も再び眠りについた。