女悪魔ミトが祓魔師キリトに性技で負けちゃうお話です

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女悪魔ミト VS 祓魔師キリト

 

「はっ……はぁ♡」

 

閉じたカーテンの隙間から月の光が差し込む室内で、2人の男女が重なり合っている。

仰向けになった男の上に女が跨り、貪るように腰を前後する。

 

「んあ……あぁ♡イイ、とこ、擦れてるっ♡」

 

女の律動は徐々に早くなり、連れて呼吸も荒くなっていく。

女は自らの弱点──Gスポットを擦りつけるようにして腰をくねらせる。

 

これだけを見れば、ただ肉体関係にある男女の逢瀬でしかなかっただろう。

けれど不審な点が一つ。

 

これほど激しく女が腰を振っているにもかかわらず、男は喘ぎ声の一つも上げない。

女に飲み込まれた逸物は禍々しいほどに勃起し、装填された白濁は解放の時を今か今かと待ちわびている。

しかし、男の表情は虚ろなまま。

まるで陰茎と陰嚢だけが別の生物として独立してしまったかのようだ。

 

そして、男女のセックスと決定的に違う点が一つ。

 

女の腰からは、蝙蝠を思わせる漆黒の翼が生えているのだ。

 

女の名はミト。かつて魔界と呼ばれる別次元から召喚された、人を堕落へと誘う悪魔である。

 

 

*********

 

 

 

「さっきの男はまぁまぁだったわね」

 

深夜、人気のない夜の街を音もなく飛行しながらミトは独り言ちる。

バニースーツめいた体のラインもあらわな服越しに下腹部を撫でると、男から精液と共に搾り取った魔力が満ちているのが分かる。

 

悪魔とは本来、召喚魔法によって現世に呼び出される。そこには当然召喚主がいる筈であり、つまりは悪魔は、召喚主からの魔力供給が無ければ生きていけないのだ。

だが、今のミトに召喚主はいない。だからこそ、別の相手から魔力を補充する必要があったのだ。

 

「その点、さっきのは優秀よね。魔力量もそれなりだし、何より魔羅がデカい」

 

満足げな笑みを浮かべてミトはくるりと空中を舞う。

女の悪魔にとって人間の男との性交渉は魔力を得る効率的な手段だった。

 

「~~♪」

 

鼻歌を歌いながら、くるりくるりと身を翻す。風に靡く紫髪と月光に映える白肌は悪魔らしい淫蕩さを醸し出している。

 

「あら?」

 

機嫌よく踊っていたミトはふと、眼下を歩く少女に目を留めた。

栗色の髪をなびかせて歩く少女は17,8歳だろうか。結ったりした服越しにもわかるスタイルの良さ。女優にもなれるだろう美貌。何より、現代の人間では群を抜いた魔力の資質。

 

「次の獲物、見つけたわ」

 

哀れな子羊を狙うオオカミのように舌なめずりをした瞬間……魔力でできた斬撃がミトを襲った!

 

「なにっ!?」

 

空を裂きながら迫る斬撃を紙一重で躱す。それでも完全には避け切れず、長い髪の先端が切り裂かれ宙を舞う。

斬撃は少女の反対側の地上から放たれた。その発生源に目を向けると、黒衣の青年が長剣を手に立っている。

 

「祓魔師(エクソシスト)……!」

 

神父服を改造したような黒のロングコートに漆黒の長剣。その出立は悪魔の天敵である祓魔師のものだ。

 

「なんでこんな辺境の極東に祓魔師が……!」

 

驚愕するミトを待たず、祓魔師の青年は剣を振り下ろす。その件の先端から斬撃が飛び、再びミトに襲い掛かる。

 

「舐めるなッ!」

 

今度は避けずにミトも右手を振るう。指先に凝縮された魔力が呪いの弾丸となって斬撃を迎え撃つ。

 

ズガンッ!!

 

激しい音を立てて衝突した斬撃と弾丸は互いに破壊し合い消滅する。しかし……

 

「チッ……」

 

黒衣の青年が小さく舌を鳴らす。それもそのはず、今の攻防で青年とミトの間に呪いで汚染された領域が出来てしまったのだ。

そう。これがミトの狙い。破壊されると同時に呪いを無差別にばら撒く弾丸を使うことで、迎撃と同時に自身に有利な戦場を作り出したのだ。

 

悪魔の呪いは人間にとっては猛毒そのもの。それは祓魔師であっても変わらない。

飛ぶ斬撃による攻撃では先程の二の舞になり、接近しようにも致死の空間を迂回しなければならない。

当然それを赦すミトではなく、相手の迂回に合わせて呪詛領域の反対側に回り込めばいい。

あとは呪いの弾丸で削り殺せばチェックメイトだ。

 

「………は?」

 

そう考え、自らの勝利を確信し笑みを浮かべたミトはしかし、間の抜けた声を漏らした。

 

なんと黒衣の青年が呪いに犯されながら真っ直ぐこちらに突っ込んでくる!

 

「きゃあっ!」

 

僅か一呼吸の内に肉薄した青年の剣が、今度こそミトの肢体を捉える。

左肩から右腰へ袈裟斬りにされた傷口から鮮血の代わりに魔力が迸る。

だが、悪魔相手に通常の傷はあまり意味がない。悪魔を祓う……現世から退去させるのに必要ためには、楔となる召喚主を殺すか、魔力切れによる顕現解除しかない。

 

ミトの場合前者を特殊な手段で克服している上に、これまで数多の男どもから集めた魔力は膨大。先ほどの攻撃で失った魔力も、総量の0.1%にも満たない。

 

それゆえミトは驚きはしたものの、慌てることなく飛び退き体勢を立て直そうとした。しかし。

 

「鎖っ!?」

 

青年の持つ長剣が形を変え鎖となってミトに絡みついたのだ。

蛇のようにのたうつ鎖は3本に分かれミトの四肢を拘束する。

1本目は右足に絡みつき、2本目は両手を頭上で縛り上げる。残る3本目は左足から上半身全体に巻き付き彼女の細い首を絞め付ける。

瞬く間に腕を上げ脚を開いた状態でミトは空中に高速されてしまった。

 

「何よこれ……!」

 

「魔力封じの鎖だ。これでお前は魔術も使えないし動けもしない」

 

初めて青年が放った言葉は、恐ろしいほどに冷たかった。

黒髪黒目の祓魔師は抵抗できなくなったミトに近づくと……徐にその胸を揉みしだいた。

 

「いやっ……やめなさい!」

 

「……」

 

ミトの抗議を意に介さず、青年は胸に手を這わせ続ける。ゆっくりと持ち上げるようにして柔らかな弾力に指を沈め、徐々に中央へ近づくように手を動かす。

 

「くっ……ふ……」

 

殺し合った相手に手も足も出ず犯されようとしている。屈辱的過ぎる状況にも関わらず女悪魔──淫魔(サキュバス)の血を引くミトの体は与えられる快楽に対して顕著に反応してしまう。

加えて、ほんの1時間前まで獲物を性的に食らっていたのだ。その余韻がミトの感度を高めている。

 

「な、んで……こんな……ことを」

 

「これが俺の退魔術だからだ」

 

「……? ぁん♡」

 

青年の言葉の意味が分からず聞き返そうとしたミトの口から小さな嬌声が零れる。

しかし捕らえた悪魔にエッチなことをするのが退魔術とは一体どういう事なのか。

 

「悪魔を祓うには召喚主を殺すか魔力切れにさせるか。いずれにせよ現世にとどまる力を無くしてしまえばいい」

 

「それが……どうしたってのよ……」

 

「女の悪魔は性行為によって魔力を奪うそうだな。なら、俺が同じことをしても問題ないだろう?」

 

「……!」

 

ミトの、女悪魔の性質を逆手に取った退魔術とは。

それは、つまり…………

 

「あなた、名前は」

 

短く、青年の名を問う。

 

「キリト」

 

それはつまり、この女悪魔ミトに性技による淫闘を挑むと言う事か……!!

 

端的に答える祓魔師──キリトをミトはキっとにらみつけた。

 

 

*********

 

 

「は……っ……その、程度で、私から魔力を、搾り取るつもり……?」

 

僅かに乱れた呼吸でミトはキリトを挑発する。それは黙々と作業のように施される愛撫から気を反らすための虚勢でもあった。

 

「お前は馬鹿なのか?魔力を搾りとるのに必要なのは性交……陰茎と陰唇を介して男女が結合する事だ。

こんな前戯で魔力を奪えるはずが無いだろう」

 

「……ばかにして、あぁん♡」

 

ミトの太腿ゆっくりと撫でていたキリトの指先が彼女の秘部に触れる。

存分に焦らされ昂ったミトの性感はその僅かな刺激にも敏感に反応する。

 

「邪魔だな」

 

「っ……この、変態」

 

言ってキリトはミトのスーツの股の部分を引き裂く。陰部を最低限露出させる衣服の損壊は、それゆえに逆に艶めかしくミトの羞恥を煽る。

 

「んあっ♡」

 

あらわになった秘裂にキリトは指を突き入れる。

 

「女悪魔ってのはどいつもこいつも感じやすいんだな。人間相手より楽でいい」

 

「黙りなさい……!この程度で感じたりなん……はあぁん♡」

 

「Gスポットを一撫でで絶頂か。もう少し堪え性のある女だと思ったんだがな」

 

あっさりと果てたミトをキリトはつまらなさそうな目で見つめる。そうして慣れた手つきで自身の剛直を取り出し、ぬちゃりとミトの秘部に当てがった。

 

(まだよ……挿入しての勝負なら一方的に責められる訳じゃない……!)

 

「ぬわああぁぁ♡♡♡」

 

瞬間、結合部を通してミトの体から大量の魔力が迸る。おれままぎれもなくミトが絶頂した証だった。

 

「挿れただけでイったのか。魔力が流れ込んでくるぞ」

 

「ち、ちが……私は、イってなんか……うああぁぁ♡♡」

 

「嘘をつくなよ。魔力も愛液もこんなに溢れてる」

 

ミトの足を伝う粘性の体液をキリトは指で掬い見せつける。

 

「くっ、見せるな……!」

 

「……別に素直になる必要は無いさ。俺はお前の魔力が尽きるまでイカせ続けるだけだ」

 

強情に睨むミトを詰まらなさそうに見て、キリトは腰を振り始める。

 

「あっ……いや、そこはっ……だめぇっ!」

 

ガクガクガクッッ!!

 

僅か数秒の律動でミトは再び絶頂する。合わせてまたも大量の魔力がキリトに奪われていった。

 

(それなりに高位の悪魔かと思ったが……とんだ雑魚みたいだな)

 

 

*********

 

 

「あん♡いやっ……イイとこ、擦れて……♡私、また、イっちゃうぅぅぅ♡♡」

 

(なんだ……コイツ……?)

 

キリトがミトを犯し始めてはや1時間。キリトはミトの様子に拭い難い違和感を憶えていた。

 

(初めは絶頂するたびに放出する魔力が増えていたのに、今はほとんど放出していない……ほら、また)

 

「あっ、あっ、あっ、奥でゴリゴリするのだめぇっ!気持ちよすぎてトんじゃうぅぅ~~♡♡♡」

 

もはや隠すこともせずに絶頂を繰り返すミトはしかし、まったくと言っていいほど魔力を放出しない。

 

(ギリギリのところで魔力をため込むのが異常に上手いのか、この女……!)

 

「仕方ない……コレを使うつもりは無かったんだがな」

 

キリトが懐から取り出した小瓶にはピンク色の液体が入っている。その栓を抜き取ると、キリトは嬌声を上げるミトの口にねじ込んだ。

 

「むぐぅっ!ん……ごくっ!」

 

無理矢理飲み込まされた液体がミトの臓腑を焼く。そう錯覚するほどの熱がミトの中で生まれた。

 

「これは……まさか、魔界の媚泉……!!」

 

「手に入れるのに苦労したぜ。知っての通り、それは人間には猛毒だが、悪魔には強力な媚薬として機能する。

アンタがどんなに魔力操作に長けていても、気が狂うような快楽の前には無力だろ?」

 

「い、いやっ、止めなさい、コレはホントに洒落にならな……ぃあああああああああ♡♡♡」

 

キリトが腰を突き上げた瞬間、ミトの秘所から信じられない量の潮が噴き出す。文字通り洪水の量な奔流は、挿入しているキリトの陰茎すら膣外に押し出した。

 

「はっ、すげぇ膣圧……これなら魔力を抑え込む事なんてできないだろ」

 

「あ……ぁ」

 

「おら!腰上げろ!」

 

ミトを縛り上げる鎖を操作し、腰を突き出した立ちバックの姿勢を獲らせる。

そのまま愛液でぐしゃぐしゃに濡れた秘部を剛直で貫いた!

 

「あああぁぁ♡♡♡ぞごっ、だめぇぇぇ♡♡♡」

 

キリトの陰茎が膣の中を往復するたびに、プシュップシュッと愛液が噴き出す。もはや完全にイキっぱなしとなったミトは見る見るうちに魔力を放出していく。

 

「これで最後だ……!消え去れ悪魔ッ!!」

 

「あああぁぁダメダメダメイっちゃううう♡♡♡

祓魔師の退魔チンポで悪魔まんこズボズボされて祓われちゃうぅぅ~~~♡♡♡ぁぁああイっくううううぅぅぅ♡♡♡」

 

鷲掴むようにして乳房を揉みしだき勃起した突起を指先でこねながらキリトは高速でピストンする。性技の波状攻撃にミトは成すすべなく全ての魔力を失った。

 

 

*********

 

 

 

「悔しい悔しい悔しいぃぃ!!今度現世に呼び出されたら、絶対探し出して犯しつくしてやるんだから!」

 

魔力を失い魔界へと退去したミトは涙を浮かべながらキリトへの報復を誓う。しかし……

 

「へ?ここ、まさか媚薬の泉!?ひゃっやめ、いやああああぁぁぁ♡♡♡」

 

キリトに飲まされた媚薬──その源泉となる泉の中に出現してしまったミトは、泉に住まう触手たちに弄ばれるのだった。

 

女悪魔ミトの運命や如何に……?


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