義務教育が終わり、私は高校生になった。
世にはエスカレーター方式と思われがちだが、確かに上位成績に居れば問題はない。
ただし、中学までの内部進学の様に一定点を取って居れば上がれる言う訳では無く、無試験で上がれるのは偏差値65までの者。
それ以外は、他校からの受験組と一緒に受験しなければならない。
結果、ある程度の人数が振り落とされる。
中学までは義務教育なので、内部進学か受験進学が出来ない生徒は、中学で端正から放り出される事になる。
実際には狭き門と言える。
高校に入ってからも大変だ。
端正に希望する学部が有れば問題無いが、他の大学を受けるには準備をしなければならない。
よしんば端正女子短大はまだしも、端正女子大に入るには他の受験生に交じり、受験をする必要がある。
エスカレーターは高校までで、大学には伸びて居ないのだ。
見かけ上の事は、高校に成ると制服も変わる。
制服のデザインも中等部と異なり、もっとアイドル風になる。
本当にスカートなんかピラッピラだ。
まるで昔あった、何とか48というアイドルグループが着ていた制服風な感じだ。
もちろん、面積が増えた分、風にはさらに弱くなる、まるで下着に包まれたお尻や鼠径部を見せびらかす為に有るんじゃないかと思うぐらい、風に弱い。
普通のミニの方がはるかに風に強い。
お蔭で、風に対するスカート捌きは上手になった。
ま、中にはペチパンやショートスパッツを履いていて、捲れても気にしない者たちも居る。
ショートスパッツと言っても、規定が鼠径部から2センチ以内なまでなので、ちょっと見にはパンティにしか見えない。
もちろん、殆どが生パンのままなので、結構な数の学生が花が咲く様に御開帳となる。
スクールバスの指定バス停では、こんな学生がバスを待っていて風が吹くとまるでラインダンスのように綺麗に捲れる。
そんなものだから、歩いている人まで道に立っている物にぶつかったり、自転車のお兄さんが盛大に車にぶつかって飛んで行ったりする。
でも事故を起こしても「女子学生の捲れたスカートを見てたら事故りました」などと恥ずかして言えない年頃なので、いつもうやむやだ。
そうそう、ペチパンも規定がある、鼠径部から3センチ以内という物だがフリルを含むのでショートスパッツと似た様な物だ、ただ単にフリルが付いて可愛いというだけだ。
画の強い日に学院内を歩けば、皆捲れても一向に気にしないので、パンティの見本市かというぐらい華やかになる。
私達はこの状態を「花が咲く」と呼ぶ。
アンダースコートを下着代わりにしている娘も居る。
実際、学院内のコンビニで安く買えるし、購買でも売っている。
ただし、生地が非常に薄く、フリルの無い部分から下着の柄まで見えたり、直履きしている娘で脱毛をしていてない娘の場合、黒い陰りが見えてしまう。
まあ、ギリギリ割れ目とお尻の穴は股布がカバーしてくれているので、見えなくはなっているが、下手すると下着よりエロくみえたりする。
そうそう、一定比率で必ずノーパンの子も居る。
もちろんVIOは綺麗に脱毛されているから、割れ目ちゃんがコンニチワだ。
良く見せている娘は確信犯で「性器を見られて興奮する」娘で、街中では流石に法に抵触する可能性が有り研修の対象となり優しく参加を促される。
学院内に入ってからノーパンになる子も居る。
こういう娘達の取り扱いが一番困難だ。
校内は外部から閉鎖された空間なので、学外の法は一部無効みたいになっている。
つまりノーパンでも黙認状態なのだ、もちろんあまりにも露骨な場合は注意されるが。
1クラス分位一斉にスカートが捲れると、数人は履いていない、というより脱いでいる。
一度冗談で、そんな子を「ノーパンにムラッとしたから、犯して良い?」って聞いたら、「うん、待ってたの。犯して」って言われた時は逆に焦った。
両性をハントしていた可能性が高い。
もちろん、優しく研修室送りだ。
こんな娘は研修にまじめに参加する、元々がセックスがしたくて堪らない子だ。
でも、校外の男は危険も孕むし、自分本位のセックスしか知らない者ばかり。
まあ研修に出れば、端的に言えばセックスできるし、校外の男みたいにあとくされも無い。
もちろん、恋愛は自由だから、両性をとっ捕まえステディとして過ごす子も居る。
家田睦月さんがそうだ。
ノーパンもしていないが、いつの間にかジェンを捕まえた。
中学でジェニファーさんを取っ捕まえ、完全に「彼女」としてジェンをコントロールしている。
可愛い言い方で、甘える様に「お願い」してくるものだから、ジェンもほいほいと喜んで言う事を聞いている。
間違いなく、ジェンより何枚も上手だ、まあ、本人たちが幸せならいいか。
高校になって、成績も悪くないのに居なくなった人も居る。
公塚絵美里さんだ。
年末にやってきて、アーニャと私に二日間狂ったように抱かれた後、彼女は明るい笑顔で、東京の演劇養成校に入るため上京するという。
この時は、本当に二人とも空っぽに為るまで抜かれた。
いったい彼女の体力ってどうなっているんだろう。
まあ、昔と違ってリニアですぐだから、帰って来ることも有るだろう。
人生には出会いと同じ数だけ別れも有る。
寂しくなったりつらくなったらいつでも帰って来なさいと。
抱いた娘が居なくなるのは寂しいけど、彼女ならいつかは画面や銀幕でその姿が見られる気がする。
そして、綾香の姉である紗耶香さんは家を出た。
今は一人でアパートを借り、生活しているらしい。
大学には行かず、アルバイトをしては旅行に一人で出かけ、水彩画を描いているという。
人の人生はその人の物で、親の物でも、誰の物でもない。
紗耶香さんがそう言う生き方を選んだのなら、それはその人の人生だ。
そして、今は綾香のマンションとペントハウスを行ったり来たりの生活だ。
もちろん、こずえさんと六本木さんは相変わらず、面倒を見てくれる。
ただ、わたしやアーニャもお嬢様扱いされるのは、結構痺れる。
「なぜ、私が生徒会長に押されるのか、論理的な説明が頂きたいのですが」
私は、まだ一年になったばかりだと言うに、生徒会長に押されていた。
「まあ、いままで色々あったし、ねえ。
実は、私も来年受験だし結構厳しいの」
そう、2年上で徹子さんの副役員をしていた池中由里子さんだ。
「池田先輩、そうおっしゃいますが、とても一人や二人で回せるほど生徒会はゆるい物でもありませんですわ」
「いや、3年の学院祭までは、ちゃんと役員として協力します。
ただ、高等部の生徒会長として、お願いしたいの」
「私も高園さんが適任だと思うんだ。
高等部の生徒会もやっと落ち着いてきたところだけど、やはりあの事件の傷が深くってね。
もちろん、私も3年も全役員できうる限りの協力はするつもりよ。
貴方が生徒会長になれば、それまでの信頼も回復できると思うの」
「南さんまで・・もう。
本来なら、南さんが生徒会長ですよね。
本来なら、ありえない事ですよ。
一年が生徒会長だなんて」
「いえ、実は20年前に有ったのよ。
1年で生徒会長になった人が、それが三田教務部長よ」
「あー、なんか見えてきました。
もしかして三田先生が絡んでます?」
「いいえ、それは無いわ。
これはあくまで、高等部生徒会の総意としての意向なの」
「なら、私が副会長として入るから、なんとか考えてくれないかしら」
「南さんが?」
「ええ。美紀もそう言ってるし」
「・・・ふう・・判りました。
ただし、条件が有ります。
一つは、2年3年の根回しはそれぞれの学年でお願いします。
それと5月の高等部総会での選挙の結果次第ですが、60%以上の得票が得られない場合は、私は辞退させていただきます。
それでよろしければ、謹んでお受けいたします」
何故か池田先輩がテーブルの下でガッツポーズをしたのを私は見逃さなかった。
そして、五月、高等部総会で、渋々立候補し結果は86%でぶっちぎりの当選。
なんか、出来レースに乗せられている気がした。
大学の学生会だけは絶対に関与しないでやると、心に誓ったみるくであった。
「ま、来年になればアントネラも入って来るだろうし、楽になるよきっと、だといいなぁ」
アーニャも気楽に言う。
中等部と高等部では運営自体にそう大きな違いは無い。
違ってくるのは、義務教育では無い為、対外的な業務も増えるという事だ。
高等部から入学した人も20名程いる。
その人たちのサポートも生徒会の役目だし、対外的な業務もまた厄介だ。
そうした経緯から、1学年4名の選出となっていたが、丁度その動きをしようとしている時にあの事件であった。
「現在の体制では、学院祭、体育祭では人員的にショートする可能性が非常に高いと言えます。
幸い、小等部中等部の生徒会がきちんと機能していることが幸いですが、他校に比べて人員不足が否めません。
その際、執行部の人員を増加し、業務を分担すべきかと思います。
よって、5月まで時間は有りませんが、一学年最低3名選出の告知と根回しをお願いします。
あと一人なんとかすればいいわけですから、なんとかなるでしょうし。
1年は私が、2年は南さん、3年は大学受験も有るでしょうから無理にとは言いませんが、出来るだけ確保をお願いしますね」
以前小等部や中等部で役員をやっていた小園などはクラブでの活躍が有り、インタハイ出場も決まり生徒会どころではない。
それは水木会としても把握しているので、みるくも小園にはやってくれとは言えなかった。
「アーニャぁ、ご飯だよぉ」
『んー、今行くー』
スマホで、自宅へと呼び出す。
最近は自宅とペントハウスの半々の食生活だ。
朝はベンハウスで自炊が多いが、夕食は結構な比率でお世話になっている。
まあ、寝てる所は完全にペントハウスになったが、ママに代わって私やアーニャが作ったりしているので、ママも楽らしい。
彰夢も大きくなり、良く話すようになって来た。
相変わらず可愛い。
ママが作る時は、わたしかアーニャが子守をしている。
アーニャにも良く懐いている。
ごく普通の男の子として育っている。
アーニャの弟の彰斗くんも元気で、此方は見た目完全にロシア系だけけど。
彼らも、もうすぐ3歳半、結構いろんなことを話すし、来年は幼稚園だ。
二人そろって、仮面ライダーゼクウにご執心で、二人で会えばその話に夢中だ。
何度か彰夢と一緒に視たが、物語の内容が結構高等だったり人間性がテーマだったりする。
え? これ理解できているのだろうか、三歳とかの子供に。
夕ご飯の後片付けをママとアーニャがしている間、私は彰夢をつれてお散歩だ。
「ママー、ワンワン!」
彰夢が犬を連れた人を見つけ、走っていく。
私も、慌てて後を追った。
「ママ! ワンワンだよ」
「はい、いきなり触っちゃだめよ。
ちゃんと連れてる人に触って良いか聞いてからね」
「あい。いいですぅ?」
「勿論ですよ、優しく撫でてあげてくださいね」
彰夢は喜んで触り出す。
犬は少し迷惑そうな表情ながらも、大人しく撫でられているが、すぐに気持ちよさそうに撫でられ始めた。
「シェルティですか? おとなしい子ですね、何歳ですか」
「もう、お祖母ちゃんですよ。今年で13歳になります。
お散歩で良くお見掛けしますが、可愛いお子さんですね」
「いえ、ちょっと年が離れてますが、弟なんです」
「そ、それはそうでしたが、いや、失礼しました」
「ええ、まだ高校一年ですから。
ても、年が離れてるから可愛いんです」
「そうでしょうねえ。
ではまた」
彰夢を連れて、家に帰った。
パパがお風呂に入れるので送り出し、お茶を頂く。
「ねえ、わたしって老けて見える?」
ダイニングに居たママとアーニャが私をじっと見る。
「まあ、老けてはいないけど、からだは大人そのものよね」
とママ。
「みるく、部屋着にエプロンの格好でしょ。
その格好、完全に若奥さんの格好だよ。
もしかして、彰夢が子供だと思われたんでしょ」
図星だ。
そういや、わたしエプロンしたままだった。
「クプッ、あははは」
ママが笑い出す。
「今度は私が散歩に行くわ」
シニカルに、お茶を飲みながらアーニャは言った。
「アーママ、上がったー」
彰夢がお風呂から上がってきた。
タオル一枚でアーニャに抱き着く。
「はい。体を拭いておパンツ履きましょうね」
そう言いながら、エプロン姿で彰夢にブリーフを履かせるアーニャも若奥さんにしか見えないんですが。
オチンチンだって、ちゃんと拭きとってあげている。
彰夢はアーニャの事をアーママと飛び、私の事をミーママと呼ぶ。
そして自分の母親の事は単にママだ。
一体彼の中でどんな人間関係になっているのか判らないが、ややこしい事を言っても理解できるとは思えない。
だから、自然に任せる事にした。
この前なんか、うちが当番医の土曜日、自宅に彰夢が居ないと思ったら、彰夢とアーニャがペントハウスでお昼寝をしていた。
まさかとは、思うけど彰夢のオチンチン食べて無いよね。
オチンチンなんかしゃぶったら、この年齢だと偶に覚えている子居るんだから。
確かに、この前一緒にお風呂に居れた時なんか、とっても可愛いオチンチンでしゃぶってみたいな、なんてふと考えたけど、実行には起こさない。
私にだって自制心と理性は有る。
アーニャの弟の彰斗くんはクルクルとカールした天然パーマで、目が大きく綺麗だ。
あの子のオチンチンなら、しゃぶってみたい。
アーニャには言えないけど。
彰斗がベビールームというママと赤ちゃんが遊べる場所で「お父さんやお母さんの絵」を書いてきた。
頭から手足が生えるという、まあ、子供に良く有る物だが、書かれている物を見てママは頭を抱えた。
其処にはひらがなで「あーまま」「みーまま」「パパ」「ママ」と書かれている。
アーニャは笑っているし、ママは頭を抱え、私はどうした物かと考え込む。
パパが「ハーレム持ち」なんて言われなきゃいいけど、打たれ弱いんだから。
平日の私たちは当然学校だ。
だが、ママたちが学会が有る時だけは、私たち二人がママになる。
ご飯食べさせ、服を着替えさせ、お風呂に入れる。
そして、一緒に眠る。
流石に、子供の前でセックスは出来ないので、彰夢が眠った後、別室で手早くヤルか我慢の二択だ。
こうなると、性欲の強い私たちはちょっとした事でも勃起する。
同級生のブルマ姿なんか、視ちゃったらどうにもならない。
この時ほど、この学院の体操着がブルマであることを呪ったは無い。
だって、目の前にほぼ成熟しかけた女の子の割れ目に食い込んだブルマとか、丸い女性らしいお尻とか、絶対に起たせにきているとか思えない。
何処を向いても、同じような光景で、目に入れるなと言うのが無理。
だから、学会の間は、交代でお休みを摂ることにした。
「あれ?、今日はアーニャお休み?」
クラスメートが聞いてくる。
「あー、ここ3日ほど私の両親九州に出かけててさ、弟の面倒見てくれてるのよ」
「あー、それは大変だね。
ね、溜まってるでしょ。
私としない?
ほら、次の授業体育だしさ。
私、一度だけ抱かれたけど、やっばり両性が良いの。
ねえ、抱いてくれない?」
その娘は一度だけ特殊研修で抱いたけど、単にエッチしたいがために、参加したようだった。
セックスに対する姿勢も良くなく、平たく言えば与えられるのを待っているのが当たり前と思っている「マグロ」だ。
こんなの相手にするなら、生徒会室の奥で、AV見ながらマスでも書いていた方がよっぼとマシだ。
「魅力的なお話ですけど、我慢するわ。
なんか、相方が居ない間の浮気みたいだし。
でも、心配してくれてありがとね」
フォローは大事。
少なくともこれから2年半は顔を合わせるのだから。
ママたちが帰ってきた後は、アーニャと盛り上がった。
深夜まで、クタクタになる程セックスし、舐めあった。
お互い、相手の体が一番しっくりくる。
もちろん、綾香もだ。
来年の学会には綾香にも協力を頼もう。
---------アーニャ視点---------
「彰夢、もうお腹いっぱい?」
「ん、いっぱい」
「じゃ、お洗濯物を畳んだらお散歩いこうか、今日は少し遠出しよう」
アーニャは、彰夢の顔を優しく拭いてやり、洗濯物を畳んだ。
アーニャに取っっては御近所なので、胸の下までシャーリングが入り、ウエストをリボンで縛る長めのワンピース、ノースリーブなので、日焼け止めを腕に軽く塗り、透けて見える程の薄いボレロを着る。
頭はツバ広のリゾートハットだ。
日傘はベビーカーには向かない、イザと言う時ベビーカーのコントロールが効かないからだ。
自宅から1キロほど歩いた距離に結構大きめの公園まで15分ちょい、ベビーカーに彰夢とお散歩バックを乗せ歩き出した。
「アーママ、ちょちょ」
近所にキャベツの畑でも有るのか、数匹のモンシロチョウが飛んでいた。
「モンシロチョウって言うのよ、彰夢」
「もんちろちょちょ」
「うふふ、そうよ」
行き交う人はアーニャの綺麗さに目を引かれながらも、ベビーカーに乗せられた子供を見ていく。
公園の近くで「降りる」と言い出した彰夢をベビーカーから下ろし、公園に入る。
今日は平日だから、午前中は空いていると考えていた。
既におむつ離れはしているので、荷物は以前よりかなり減っている。
とは言え、濡れたり土だらけになってもいい様に、着替えや予備の靴、水筒、小さなレジャーシート、救急バン、除菌アルコール等、そこそこの量だ。
家を出る前からお砂場着と呼ばれる薄手のサロペットは着させているので、降ろしたら、帽子をかぶせ放流する。
勿論ひと時も眼は離さず、10メートル以内に居る。
彰夢は暴走もせず、砂場に特攻もせず、落ちている枝や葉っぱに気を取られている。
屋根の有る東屋には、すでに2組のママたちが近くの砂場で子供を遊ばせていた。
「ご一緒させて頂いても、宜しいでしょうか」
そう私が声をかけると、アーニャを見て、一瞬ギョッとしたようだがすぐに「ウ、ウェルカム」と言う。
”いや、其処はアイドンマインド、かシュアーだろう”
と思いながら、にっこり微笑む。
「では、お邪魔します」
もう一人のママさんが「ウィッチズユアカントリィ?」
「日本ですよ。
私、日本生まれ日本育ちなんです。
両親は東欧ですが」
”いや、さっきから日本語しか喋って無いよね、私”
「あ、あそうなの?
初めてよね、ここでお会いするの」
「ええ、今日はちょっと足を延ばしてみたんです。
彰夢・・あの子が何時もの公園は飽きたみたいで・・」
″本当に飽きたんだよ、私が″
「何歳ですか、ハーフみたい」
「ええ、血は日本人とのダブルですね。
3歳半になります」
″嘘は言っていない″
「お若いのに、えらいわねぇ。
あ、お菓子如何?」
「ありがとうございます、どうぞお気遣いなく」
と微笑んで返す。
「ままー、喉乾いた」
遊んでいた3歳ほどの女の子が砂場から戻ってきた。
母親は30代の様子で「ちょっと待っててね」と探しているが、どうやら水筒を忘れて来たみたいだ。
「もし、良かったらこれどうぞ」
と私はベビーカーのバックに入れてある保冷バックから、冷たい麦茶の280mlボトルを渡した。
「あら、良いのかしら」
「ええ、まだ有りますから。
お菓子のお礼です、ご遠慮なく」
「あ、ありがとうございます」
女の子がんく、んく、んくっと飲みだすと、他の娘もやってきた。
「丁度いいわ、彰夢も水分補給ね」
「あーまま、おちゃー」
「はいはい」
その時私のスマホのバイブが鳴る。
みるくから電話だ。
「はい。
どうしたの?」
『帰りに何か明日の朝の食材買って帰ろうか』
″みるく、スーパーに寄ったのね″
「そうね、とくに・・そうだわ、あなた。
彰夢の好きなタマゴボーロが無くなってたからお願い。
あと、スーパーに寄るなら牛乳も」
『おっけー、勝って帰るわ』
「ええ、今日は帰りは遅い(生徒会で)の?」
『いや、今日はまっすぐ帰るわ、スーパー寄るから 16時くらいかな。今日の晩御飯何かな』
「今日は冷しゃぶにするつもりよ」
『おおっ、良いねー、じゃあね、愛してるって言って』
「ちょ、今公園なのよ。
他の方もいるのに・・ちょっとぉ・・・」
『んふふ、余計に聞きたい』
「・・あ、愛してるわ(ボソッ)」
″流石にこれは恥ずい″
「きゃー、初々しくていいなぁ」
「ホント、うちの旦那なんか結婚してから聞いたことも無いわ、いいなぁアツアツで」
「だって、こんなにきれいで若いし、そりゃ旦那様可愛がるわよ」
「羨ましいなぁ、ね、旦那さんはどんな人?」
「えーっと・・普通に日本人(綾香が)ですけど」
「これじゃ旦那さん可愛くって仕方ない訳よ」
「モデルさんでもしていたの?」
「子供の頃はちょっとだけ。(フェミーユの子供用下着のモデル)
でも、今はまったくです」
「ね、週に何回位?」
”いや、急にコアな話を、主婦ってこうなのかしら”
私は、そっと五本指を出し、そして、少し遅れて二本指を足した。
両性にとって毎日しないと後が大変だから。
「う、羨ましすぎるわ」
「でも、面倒な日も無い? 生理の時も?」
「まさか、それは無いです。
始末大変ですし。
そ、それに凄く大きくて・・やさしいから・・(逆襲じぁっ!)
お口とかで・・きゃっ、恥ずかしい!」
「そうよねぇ、よし、今日は旦那の搾り取ってやる!」
「あはははっ、ホントだわ、しゃぶり倒して、うちのも搾り取ろう!」
”な、なに、主婦の会話ってこんななの!?
こんな露骨なの!? ここお外だよ! 法に触れないのっ?”
私は見ず知らずの旦那さんたちに、心でそっと頭を下げた。
ごめんなさい、今日は搾り取られるそうです、頑張ってください。
明日はつらいでしようが、お仕事も頑張ってください。
1時間ほどすると、子供たちも飽きてきたようだ。
「そろそろ、帰りましょう彰夢」
「あい」
「あなた達もよ」
「まま、あきむくんすき。
またあそぶ」
そう言って彰夢に抱き着いた。
「あらあら、ボーイフレンド?」
「んもう、私もぉ、あきむだいすき!」
もう一人の女の子が彰夢に抱き着く。
そう言って、彰夢を抱き寄せチュッとほっぺにした。
彰夢は少し迷惑そうな顔をしながらも両側からキスされてる。
「良かったわねー彰夢。
でもちゃんとママにも紹介しなきゃね(ソフィアさんにチクっておかなきゃ)」
「んー、まだよくわかんない」
「うふふふっ」
「あー微笑ましいいわ」
手の砂を洗ってやり、消毒をする。
「では、そろそろお暇致しますね」
「ええ、また」
「ほら、ボーイフレンドにバイバイしなさい」
彰夢、将来女で苦労しなきゃいいけど、と、ふと思った。
その後、暫く銀髪美人子連れ主婦の噂がその公園では飛び交ったという。
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そんな日々を過ごすうち、大きなニュースが飛び込んできた。
昔、綾香が言っていた《案件》が国会を通ったのだ。
端的に言えば、重婚が可能になった。
同性婚はとうの昔に通っていたが、先進国いや、殆どの国が単一婚の中、重婚を認めている国は少ない。
精確に言えば、一夫多妻、一妻多夫、それに加え多夫多妻までもが国会を通過した。
一夫多妻はそこそこの国で行われている。
実際にはアフリカの辺りはそう言う国が多い。
また、裁判官の許可が有ればOKとか、特定の宗教徒だけがOKだとか、ロシアみたいに違法だけど犯罪にならないとか、様々だ。
昔はアジアでも多夫多妻の村が実在したようだが、誰の子か判らないといった理由でトラブルが多くなり、廃れたという。
しかし、現代では遺伝子検査で簡単に判明する。
そして、今回両性を独立した性と認め、一つの性別として独立した。
当然、綾香は車を走らせ、ペントハウスにやってきた。
「出来たよ! 出来ちゃったよ!」
いや、それを大声で1Fのインタホンで叫ぶのは、周囲に誤解を産むから止めて欲しい。
しかも、ここは産婦人科もあるのだ。
私たちは慌てて、部屋に綾香を引きずり込んだ。
出来ちゃったとは、案件を通すことが出来たという事らしい。
「いやー、しかしホントに通るとは」
と驚くアーニャ。
「だって、苦節5年だよっ!
コレ通すのにどれだけお金と労力を使ったか!」
「わ、解ったから落ち着いて。
まだ、詳細が発表になっていないんだから」
「結婚してっ!」
「焦らなくともするから、ほら、お茶。
まずはこれ飲んで落ち着こう。ね?」
「でもすぐに施行されるとは限らないよ。
普通はこういう法律って、公布されてから経過措置期間が置かれるから」
アーニャが情報をタブレットで確認しながら言う。
「そ、そうなのよ。
だから、今圧力かけまくってるの。
経過措置を短くにするように。
だって、経過措置を長く取る理由が無いもの!」
「でも、18歳からだよ、結婚できるの」
とアーニャ。
「正確に言えば、満18歳以降ね。
2018年の民法改正で18歳が成人となり、2022年に女子は16歳だった結婚可能年齢が18歳に引き上げられたのよね」
「それって、どんな理由でなったの?
少子化対策にはマイナスに感じるけど」
「まあ、現実問題として社会面や経済面の成熟が必要という理由だったはずよ」
「でも、少子化に対しては、それって矛盾しているよね。
まあ、現実的には実際正解なんだろうけど」
「ええ、確かにね。
でも良く調べればお国の都合や大人の都合で矛盾している法律はいっぱいあるのよ。
民法だけじゃなくてね」
私は言った。
「まあ、これで18で婚姻、しかもあなた達と配偶者になる根拠は出来たわけよ。
するなら、同時にしたいわ三人で。
あ、お茶お代わり」
やっと落ち着いた綾香が言った。
「流石に綾香と言えど、私生児は体面が悪いしね」
アーニャは相変わらずシニカルだ。
「それだけじゃないのよ、当然あなた達の子供生も生まれるだろうし、たとえ認知したら婚姻してなくても財産権や相続権も発生するの。
戸籍法の問題も有るから、非摘出子だと余計にややこしくなるの。
そういう、ややこしい問題から自分たちの子を守るためにも必要な事よ」
「まあ、選択的夫婦別氏制度はまだ見たいだけど。
それまで時間あるからゆっくり考えようよ」
「それ多分日本じゃ通らないわよ。
だって、政府が正式な婚姻証明証を発行する必要が出て来るの。
民法と戸籍法の改正が必要になるわね」
「私は、姓には拘り無いわよ、イタリアみたいに結合姓になればいいのに」
と私は言う。
「それって、個人名以外が糞長くなる原因だったよね。
プージャみたいになっちゃうよ、子孫が」
「アーニャ、それは違うわ。
一般的に妻の苗字の後ろに夫の苗字が付くルールなの。
もし、イタリア式だと私は、みるく・高園・ガリツカヤ、または変更なし。
アーニャはアーニャ・ガリツカヤ・高園、または、そのまま。
ま、両性の取り扱いがイタリアじゃ判らないから、どうにも言えないけど。
で、綾香は女性だから、綾香・藤原・高園・ガリツカヤ、か、高園とガリツカヤが入れ替わる感じよ」
「いずれにしても混乱するって事だね。
良く解ったよ」
「で、今日は泊っていくでしょ?」
「そうしたいとこは、山々なんだけど、今から東京なのよ。
帰ってきたら抱いて」
敢えて、何のだめに行くのかは聞かない方が良い気がした。
「おはよう」
「おっはー」
「おはようございます」
今日は月曜日だ、しかも体育の実技テストが有るのでサボタージュする訳にはいかない。
体育は午後からなので、今日はサッチェルバックの他にトートバックも持っている。
アーニャは少し大きめのデイパックだ。
更衣室までデイパックを担いでいくつもりだろうか。
まあ、更衣室も使う人は、半分くらいだ。
残りは結構大胆に教室で着替えている。
漫画に有る様なキャイキャイ、ウフフなんて物は無い。
それは妄想だ。
勿論隠しながら器用に着替える子も居るが、大抵はパパッと着替えてしまう。
ブルマをハーフパンツにすることを生徒会から提案したが、賛成はたったの24%であっさり否決されてしまった。
せめて若いうちは、ブルマを履きたいという。
男子が居ないからこういう事も起こる。
それと、ブルマはちょっとエッチぽくて好きだという。
最も納得させた反対理由は「じゃあ、ビキニなんてなんで今でも流行ってるのか。それは自分の若々しい体を見せたいから。言動と行動の整合性に矛盾がある」
確かに30過ぎて履いたら、昔あったイメクラの世界だ。
でもあんたら、絶対両性をターゲットにして遊ぶ気満々なだけだろう。
そういや、色は決まっているので変わらないが、前まで使っていたブルマはピチピチできつい為買い換えた。
生地がしっかりとしたものなり、オチンチンが目立ちにくい。
両性用のブルマはクロッチの女性器への密着度を上げる為に、腰の後ろにゴムのシャーリングが入っている。
フィット感は良いけど、傍から見ると完全にお尻に食い込んでいる。
これが出た時「お尻が丸く可愛く見える」との事で、要望があり、結局女子用のブルマにもシャーリングが入った。
結果どうなったかと言うと、陰唇に食い込む率が格段に向上し、体を動かした後は女子はほとんどがキャメルトウ状態だ。
まじて、あれはオチンチンに響く。
右も左も前も後ろもそんな女子で一杯だ、見ない様にするには目を瞑るしかない。
しかも両性の勃起目当てで、直履きでくる娘も居る。
彼女曰く「下着の替えを忘れてきたから、体育の後履くものが無くなっちゃう」との事。
いや、絶対確信犯だよね。
そう言う娘に限ってシャーリング入りの新しいブルマに替えていたりする。
高校に成ると、とにかくクラスメートのスキンシップが激しい。
抱き付く、ハグは当たり前で、私達両性はついでにオチンチンを撫でられる。
ごく当たり前のようにサワッとだが。
勿論、乳も揉まれる、触られるというレベルでは無く揉まれるのだ。
特に、見た目にも大きいと解る私とアーニャは良いターゲットだ。
後ろからいきなり鷲掴みとか、抱き付くと同時に胸がもまれるとか、珍しいのになると顔を赤らめた中学生が触らせて欲しいとやって来る。
仕方なく軽く触らせてあげるのだが、ピンポイントで乳首を探すのは止めて欲しい。
日々、揉まれるのが当たり前になってきた。
それと、人の膝に座りたがる娘も多い。
普通はスカートを延ばして膝の上に座るのだが、大胆な娘は態々スカートを広げて座る。
つまり生パンが直接当たる様にだ。
しかも、それをワザと私たちに小声で言ってくる。
当然、少し起つわけだ。
そうなると、座っている子のクロッチの部分に私のペニスが、二枚の布地を通して接する事になる。
私は、そうなるとスカートにテントを張ったまま受業を受ける羽目になるし、パンティの染みも増える。
あまり、露骨な場合はやんわりと注意するが。
その娘は、クロッチ直乗せどころか、ある日、クロッチをずらして座ってきた。
興奮して居たのか、スカートに染みは付くし散々だ。
仕方が無いので、水木会を通して特赦研修の受講メンバーに入るよう言ったら、嬉々として参加してきた。
それが以前私に「溜まってない? 抱いてくれない?」と言って来たクラスメートだ。
あからさまにセックスが単にしたいだけのの女で、適当に相手したら来なくなった。
入れた感じも、随分と遊んでいるようで、締まっても居ない。
自分が気持ち良く成れば良いという自己中だ。
世のバカ男は泣いて喜ぶかもしれないが。
だから、ワザとコンドーム二重にして突っ込んでやった。
わたしなりの拒否表示だ。
アーニャに話したら、ヤリマンのビッチで学外では有名な娘だらしい。
ただ、ビッチなのは学外だけなので、情報が無かった。
基本水木会も学外の学生の行動まで関与する事はあまりしない。
私は彼女の詳しい素行を付け、イエローリストに載せた。
病気を貰ったら最悪なので、念のためミノサイクリンを1週間服用した。
街中でも梅毒や淋菌、クラミジアなどは根絶されていない。
「ねえ、二人に相談が有るんだけど」
綾香が激しいセックスの後、ベットで言い出した。
「んー」
「なあに、綾香改まって」
「私ね、18に成ったら子供産もうと思うの。
で、出来ればあまり時間を置かず、二人目も。
みるくのは自然じゃできないけど、アーニャなら出来るわよね。
最初はアーニャの子を、次はみるくの子を産みたいの」
「理由は教えてくれるのよね」
「ええ、一つはもう現当主が高齢で、早めに私にその座が回ってきかねないこと、その為に早めに子供を持っておきたいのが一つ。
もう一つは、同じ私たちの子なら、同じ土俵でその中から優秀で藤原を引っ張っていける心意気の有る子を後継者としたいの。
だから、私の子、アーニャの子でもみるくの子でも分け隔てなく育てたいし、教育も同じようにさせたいのよ。
もちろん、分別がついても藤原が嫌だって言ったら、無理強いはしないわ。
冷めた言い方だけど、これが今の藤原の生存戦略なの。
綺麗に言えば、この日本の一角を背負っていける人間が必要なのよ。
だから、時間のかかる妊娠、出産、子育てをこの三人でしたいの。
ある程度目角が立つまでは5年程度はかかるしね。
そうなると、私の丁度引継ぎに当たると最悪なのよね、まず10年位は子育てどころじゃないし。
丸高出産は嫌だし」
「ね、綾香のお父さんが高齢なのもそう言う理由?」
アーニャは聞いた。
「そうよ、とてもじゃ無いけど落ち着くまで父もそれだけ時間が掛かったて事」
「ふうん、本音は?」
アーニャが綾香に尋ねた。
「アーニャには隠せないわね。
早く子育てして、子供に譲って悠々自適の毎日。
老後は多くの孫に囲まれて過ごすの」
「綾香、気が早くない?」と私は言った。
「光陰矢の如し、よ。
これから私たちの時間は感覚的に加速していくの、気が付いたら老人よ」
「ね、そう言えば綾香が押していた民法の件はどうなるの?」
「また、話跳ぶわね。
世帯主の年収制限と身辺調査という身上書、その結果、家庭裁判所が許可を出す形に落ち着く見たい。
まあ、今は法制局はデスロード進行ね。
民法だけでなく、戸籍法、下手すりゃ憲法も改正なのかって。
行ったら、各部が殺気立ってたもの。
言いたいことだけ言って帰って来たわ」
「わかったわ、綾香との子だもの綾香がメインで考えて良いと思うわ。
任せるわ。
でもなんで私が後なの?」
「ま、双子を産めれば理想なんだけど、二人の子供を同時に身ごもるには二つの卵子の排卵が必要よね、排卵誘発剤以外思いつかないけど」
「それはママにも相談してみるわ。
実は私、医学部に進もうと思うの。
そのためには、私も18で出産したいのよね。
そして2年ほど休学して単位取って飛び級で進級したいの。
まあ、実習、インターン、色々考えると30近くになっちゃうのよ。
だから早めに産んでおきたいの。
もちろん、アーニャや綾香が居るから考えられる事よ」
「それって彰夢の能力が未知数って事かい」
「端的に言えばそうね。
高園クリニックを存続させるためでは無いけど、母や父が動けなくなった時、ゆっくりと地域医療へと移管していきたいのよ」
「確かにそうだね、でも私も子供は欲しいよ、みるくのね。
まあ、私の方は焦らなくとも良いから、30前に埋めればいいかな」
アーニャは結構子供好きだ。
だから彰夢や自分の弟とも遊ぶのが上手い。
「よし、ロードマップ作ろ。
もちろん、それに固執されるべきでもなく、臨機応変。
最悪ホールディングスにして運用していく手も有るしね」
綾香が言う。
「綾香、大學入る前に産むの?」
「いいえ、大学入試後出産予定よ。
端正なら可能よ。
だから、仕込みは高校三年の梅雨ごろね。
お腹が大きい状態で受験だけど、すぐに2年の休学に入るわ」
「仕込みって、あはははっ」
「そう考えると、意外に時間ないわね」
「そうよ。
まあ、後継ぎ候補だから家も全力を挙げてくれるけどね」
「その点私たちの子は安穏?」
「バカ言わないでよ、私の子がスカポンタンだったら摘むじゃない。
あなた達の子も当然候補よ、それに籍入れたら一緒に住むわけだし」
「え? 同居・・三人で?」
「当たりまえよ、民法752条を後でも良いから読んでおいて。
と言う事で、私たちの家族は最低でも7人余、ここじゃ狭いのよね、子供が小さいうちは良いけど、部屋が必要になる年頃になると、最低4部屋よ。
なので、わたしからここら一帯の買収、市からの払下げをするけど良いかしら」
「小金は持ってるけど、そんなお金ないよ私たち」
「良く知っているわよ、だから藤原家として購入するの。
その一角を、買い取る感じね」
「お掃除大変そうだね、おさんどんも。
家事だけで一日が終わりそう」
「もちろん人を使うわよ。
設計は任せて。
と言う事で、進めて良いわよね」
「私は良いかな」
「ね、以前話した姓の件は?」
「あなた達に任せるわ。
仕事では旧姓をビジネスネームとして使う事は法で認められてるし。
ただ、戸籍は面倒な事を除外するには同一性しか無いのが現状よ」
「私は藤原アーニャかあ、なんか結婚して帰化した外国人みたい」
「「結婚だからね!?」」
「藤原みるく、うん違和感ないわ。
もう高園乳業とは言わせない」
「有るわよ、藤原乳業。
一般的な名称はフジミルクだけど、正式名称はフジミルク藤原乳業株式会社なのよ」
「ありゃりゃ、ウチの冷蔵庫に入っているフジミルクってそうだったの?!
てっきり富士山とか山梨の辺りから取ったと思ってたわ。
フジワラミルクの社名じゃ無い事に感謝ね、私の氏名とまるかぶりだもの」
「マじで本当に良いのね。二人とも」
「まあ、親がショックを受けるかもしれないから、ちゃんと伝えてからね。
パパ、またレイプ目になりそう」
「あー、ウチはママがそうなりそうだね」
高校生活は楽しくも忙しい毎日だ。
それこそ、あっという間に過ぎて行く、気が付くと高校の一年はあっという間に過ぎ、再び、春が来て2年生になった。
「ね、みるくまた育ってない?」
アーニャに言われて慌てて体重計に乗る。
「いえ、増えて無いわよ、身長も伸びてるから標準よりちょっと少ないぐらい。
でも、確かにブラもきついし、ブルマもピチピチ。
アーニャは?」
「私は、替わって無いわ。
Dカップのままよ。
これ以上大きくなると、生活に支障出るもの、それは嫌、今でさえ重いのに。
おしゃれな服が着れなくなっちゃう」
アーニャはしょんぼりする。
「うう~、何処まで育つんだろ・・・この胸。
子供の頃”ママみたいにおおきくな~れ”なんて言ってた自分を呪ってやりたいわ」
アーニャもブラが痛んできたので新しくしたいと、皆でフェミーユに行くことにした。
「綾香も行く?」
「もちろん、一応私あの会社のオーナーなんだけど、あなた達忘れてない?」
例の黒塗りの防弾車が横付けされ、フェミーユへと向かった。
「あれ?今日は定休日じゃ無かった?」
私は車に乗ってから気が付いた。
「定休日は店舗だけよ。
会社は普通にやっているわ。
逆に会社の方は土日が休みよ。
サイズ測ったりするのは本社の開発部で出来るしね。
って言うより、店より良い機材が有るわ」
「ご無沙汰、みるくちゃんアーニャちゃん」
「あ、お久しぶりです。三枝社長」
「丁度いいわ、社長今日はこの娘達のブラを買いに来たの。
桜は居る?」
「ちょっと待ってくださいね。
あら、先週からアメリカに出張ですね、直営店の件で」
「ああら、じゃあ日を変えようかしら」
「大丈夫ですよ、ウチの社も大きくなって、ちゃんと社員も育ってますからお任せください。
手配する間、お茶でもいかがかしら」
「そうね、頂くわ」
私たちは、凄く豪華な応接室に通された。
ビシッとスーツを着た女性社員がお茶を出してくれた。
「間もなく担当が来るから、少しお時間下さいね。
でも、高園さん、また育ってない?
G位ありそうなんだけど」
「頭の栄養が胸に行っちゃったのよ、みるくの場合」
アーニャが毒を吐く。
「ちょ、金髪巨乳はお馬鹿の代名詞みたいに言わないでよ。
それに私のは明るいブルネット、金髪じゃ無いわよ。
ジェンに失礼よ」
”貴方の方が失礼よ”
「あーそういや、あの子もデカいよね、F位ありそう」
「ちょっと、貰ってよ綾香。重いから半部位」
「私は今のCで十二分よ、吊るしの服もオーダーに成っちゃうし、水着までオーダーに成っちゃうわ。
私の乳は子供に初乳と暫く母乳を飲ませられるだけ出れば十分よ」
彼女たちも姦しかった。
若い女性が応接に入ってきた。
「この娘は桜部長の下で、もう5年位やってきてるの。
腕はもちろん保証するわ。
遠藤さん、この娘達の下着と、新しい開発中の揺れないブラ、それのモニターをお願いしてくねるかしら。
直近のデータは貴方の端末に送っておいたから、計測と選定をお願い」
「はい。かしこまりました。
では、此方へ」
「手間かけさせたわ、ありがと社長」
「どういたしまして」
「おの・・宜しくお願いします・・オーナー」
「悪いわね、仕事忙しい所」
「いえいえ、これもお仕事ですから。
計測器新しいのが入ったんで1分も掛からず終わりますよ。
あと、お好きなデザインをお選びください」
「このボックスに入って全裸でお願いします」
私たちは一人づつボックスに入り、全裸になった。
キュンと音がしたと思えば、目の前に絵が出てきて、胸を両手で持ち上げ、肘を横に広げる様に指示される。
再び、キュンと音がして終わりだ。
これで、すべての身体データが取れ、AIがお勧めの下着のデータが出来上がる。
「高園様はGに近いFカップですね。
Fは完全に超えちゃってますから、Gカップブラと、ヒップも育ってますから、今の下着は合わなくなっているはずです。
お尻、変形しちゃいますよ?
スタイルも良くて羨ましいくらいですのに」
「ガリツカヤ様はDのちょっと上ですね」
「げっ、育ってる?」
「オーナーはお変わりなく、ぴったりCです、じゃピックアップして来ますからデザインと枚数をタブレットでお願いします」
そう言って、出て行った。
「ううっ・・もう要らないよぉ・・誰かお肉貰ってぇ・・」
私は泣きを入れた。
「慣れるしか無いわね。
育ったものは仕方ないでしょ、あははっ」
「ね、私たちの胸ってどのくらいの重さが有るの?」
アーニャが首を傾げた。
「わたしのサイズで両方で500g切れるぐらいね。
リンゴ2個分てとこ。
アーニャだと、少し大きめのグレープフルーツ2個分、800gと言うとこかしら。
みるくのは、中玉メロン2個分、2キロって言うとこね」
綾香は流石下着メーカーのオーナーですらすらと答えた。
「ちょ、なんで私だけキロ単位?」
「ああ、そうね言い換えれば2000gかしら」
「単位が変わっただけじゃない」
「私、やっぱりDで良い。
これ以上要らないわ」
「わたしだって要らないよぉ」
「クラスじゃその話題避けた方が無難だからね。
AやAAの子だっているんだから、その娘らにしたら嫌味にしか聞こえないもの」
「揉まれたせいで大きくなる?」
アーニャは自分で胸をモニュモニュと揉みながら聞いた。
「それは都市伝説よ、確かにリンパの巡りを良くするマッサージだと可能性は有るけど、只揉まれたぐらいじゃ大きくなんてならないわよ」
私は答えた。
「ま、アーニャとみるくと言う揉まれ役が居るから私はCであっても揉まれずに済んでるのは助かるわ。
乳を隠すには乳の中ね」
”綾香、引用が・・・”
結局、一度か二度しか着ていない下着も勿体ないが廃棄となった。
こればかりは、小さな娘へと言うわけにもいかないので、勿体ないがすべて廃棄となる。
胸が小さな娘にデカいブラを「要る?」なんて嫌味にしかならない。
有難いのは揺れない為のスポブラの提供は、有難い。
いろいろ試したが、着け心地がきつかったり、肩への負担が大きかったりといまいちだ。
まあ、モニターと言う事だが普通のブラで運動なんかすると、揺れるなんてものじゃない。
クーパー靭帯へのダメージは計り知れない。
じゃあ、小さきゃ大丈夫かと言う、実はそんな事は無いそうだ。
小さくても揺れる、そしてダメージは確実に来る。
だから、極端に小さい場合を除いてきちんとスポブラで押さえてあげるのが正解と教えて貰った。
「ま、どの道、体育の後は夏なんか汗びっしょりだし、替えのブラは必須だから体育が終わった後着替えるのは必要なんだけどね」
「荷物が増えるのよね」
アーニャはがっかりしている。
遠藤さんにはしっかりとナイトブラ、スポブラ、普通のブラ、と大量のブラとパンティが渡された。
良くスポブラを普段使いやナイトブラとして使っている娘が多いのだが、大間違いで最悪苦しいだけで形が崩れるとかするらしい。
つくづく女ってめんどくさい。
もちろん、モニター用のスポブラを除いては、ちゃんとお金を払う、社員価格でだが。
3着分程度は紙袋に入れて貰うが、後は送ってもらう事にした。
事実、こうしていてもテーブルに乗せたくなる。
何をって乳をだ。
乗せると楽、別に強調したり見せたくて乗せてる訳じゃない。
男どもは喜ぶだろうが、純粋に重いだけ。
経験したい男子は、1Lのコーラボトルを紐で繋ぎ首から胸の前にぶら下げてみれば解る、それも24時間。
一番参ったのは制服を作り直さなきゃ無かったことだ。
収入も有るから、自分で費用出したけど、アーニャと合計4セット分の制服は結構な金額になった。
何故なら、完全にオーダーサイスだからだ、Cカップまでなら既成のサイズで合うけど、Dカップ以上には対応できない。
今は、フェミールの子会社が一手に端正の制服を手掛けている。
デザインは替わっていない筈だが、品質が上がったせいか、いままでより、より可愛く見える。
うん、世の男どもが長玉を抱えて狙って来る訳だ。
その内の何割かはでっかいオチンチンが付いているんだよ。
だって、狙われるのは可愛い両性の場合が多いから。
体育が終わり、着替えの為更衣室に居た時だ。
私は上のTシャツを脱ぎ、汗を吸ったスポブラを取った。
うん、ちゃんとホールドして凄く動きやすい。
揺れも少なく、何より他のメーカーより苦しくない。
見なくても感じる、視線が私の乳に刺さる。
うん、理解はする。
有難い事に垂れもせず、広がりもせず丸くデカい。
男だったら目を離せない。
良く、胸が大きな娘は胸を小さ目に見せたくて猫背になり姿勢が悪くなる。
ちゃんと保健体育でやったでしょ?
胸を張れ、デカい乳を誇れ。
邪魔だけど。
私はとっととバスタオルを持ってシャワーブースに飛び込む。
汗を流さないと、暑いし臭いしそれに乳の下が痒くなる。
ホントはボディソープで海綿で洗いたい所だが、時間的にも厳しい。
だから、旅行に行った際のバスルームに有るボディソープのボトルは結構便利だ。
乳の下、脇、首、股にさっと塗り、ワシャワシャしつつシャワーを浴びる。
隣のブースから「誰かソープ貸してぇ」と誰かの声がするので、ホイッってボトルごと渡す。
「ありがとぉ。わあっ、いい匂い!」
まあ、ロクシタンだからね、香りは強め。
ちゃんとボトルにも書いてあるからね。
良くある日本製の高級なものは、肌に優しいのは解るが、洗い上りがヌルッとしてて好みじゃない。
そして、たいていの場合、そのボトルは行方不明になる。
偶に戻ってきても、半分以下に減ってる。
まあ、良いんだけどね。
そんな日は、教室もロクシタンの匂いに包まれる。
面白いから、今度はメッチャ強く香りが残るのを貸してやろう。
小っちゃくて学校のシャワーで使いやすいの無いかと綾香に相談したら
「ロクシタンでもヴァーベナあたりね、ローズとかチェリーブロッサムとかは、もっと年食ってからよ。
手配して送っておくから」
届いたのは小さなボトルのロクシタンヴァーベナのボトル。
高級なホテルに良く置いてある奴だ。
うんとっても助かる、でも段ボールで送りつけるのはどうかと思うの。
それも在学中使いきれるかと言う量で。
そう思ってたら、アーニャがやらかした。
自分はちゃっかり違うのを使うが、貸してやったのはイスラエル製の強烈なムスク臭漂う男性用のシャワージェル。
その日の教室は、ムチャ男臭かった。
それからという物、アーニャから借りる者はいない。
なるほど、その手があったか。
幸いなことにアーニャも私もあまり体臭は強くない。
というより、殆ど無い。
体質はアーニャは母のウクライナ人を、私は父の日本人の体質を引いたようで、あまり強い香りも好きでは無いし、二人とも一緒に寝ていて、不快に感じはしたことが無い。
アーニャはロクシタンより石鹸の香とか、可能であれば無臭なものを選ぶ。
私もどちらかと言うと、香りは有ってもごく弱い物を選ぶ。
だから、この大量のロクシタンを消費してくれるのは有り難い。
ロクシタンの製品はお土産でも良く貰う、なので家にもハンドクリームは売る程あるの。
お土産として手頃な物だし、日本のとは少しラベルも違うのからだ。
頂くのならリップクリームの方が助かる、安いし頂いても気が引けない。
特に、夏休みや冬休みの後は、これが飛び交う。
まあ、ナプキンが飛び交うよりはマシだけど。
そして今日も揉まれる私の乳。
でもいきなり後ろから腋の下を通して揉むのは辞めて欲しい。
無防備な状態だと、結構びっくりする。
その度「ひゃうっ!」って変な声が出ちゃう。
せめて「揉むよ」とか「揉んでいい」とか一言欲しい。
てか、鷲掴みと言う大胆な奴もいる。
体の水を拭き、パンティを履く。
この時点でも「ね、触って良い?」と聞いてくる奴はまだましな方で、すれ違い様にさわりと撫でられる。
触る方は楽しいかも入れないが、触られる方はウザいだけだ。
しかも父だけじゃない、中にはおチンポを撫でて来る輩も居る。
最近は、慣れてきてこの程度じゃ意識しなければ起つことは無い。
今度パンティに「ひと撫で100円」とでも書いてやろうかと思った。
これで、両性は異性として視られていないと思ったでしょうが、何故か両性は人気がある。
まあ、女子校で唯一の生殖可能な「異性」で、以前の「女性の一部」という慣習が残っているせいか、男性よりハードルが低いためらしい。
確かに粗暴な男は嫌だし、女性の事を理解してくれる両性は憧れの花だ。
秋になる前に、周囲の道路を大きなトラックや重機を積んだトラックが入走り回る様になった。
近所で大きな工事が始まっているらしい。
綾香は最近ペントハウスに入り浸る様になった。
流石にキングサイズでも高校生三人が眠ると、若干狭い。
それでも、綾香は真ん中で眠りたがる。
流石にシーツや毛布は、三人用なんて無いので、個別に被っているが、時折綾香に持って行かれる。
剥がすのもかわいそうなので、取られた方は夜中の暗闇で探すか、綾香に抱き付く。
綾香が泊る時は炊事や洗濯も変われるので格段に楽になる。
意外と綾香も料理は上手で、煮物なんかはママより上手かも入れない。
「なん最近良くトラック走り回ってるわね。
近所に公園とか出来るのかしら」
「何言ってるのよ、みるく。
あれ、ウチの工事よ」
と綾香は朝のお茶を飲みながら答えた。
「へえ、事業所かなんか作るの?」
「だから、ウチ(家)の・・自宅の工事!」
「へえ、あのマンションはどうするの?」
「知りあいに貸すことになってて、来月から改修工事よ。
だから、来月は私もここへ引っ越すわ。
ホント長かったわ」
「・・そう・・えええっ!
ちょ、聞いてないわよ」
「今、言ったわ」
「綾香、じぁあ近所の工事って綾香の自宅を作るためで、それが出来るまでの間は此処に同居って事?」
アーニャが聞く。
「なに言ってるのよ、”私の家”じゃ無くて”私たちの家”よ。
確かにここは設備も良いし、ジャグジーも有るけど、よく考えて。
子供生まれたら、最低でも7人よ。
もっと生まれるかもしれないし、子供たちが大きくなったら個室も必要よ。
それを考えたら、ここじゃキャパ不足は否めないわ。
それに、子供を育てるのって大変だし、大きくなったらなったで大変よ」
「ま、まあそれもそうだけど、気が早くない?」
「規模から言って、普通の家みたいに4ヵ月なんかじゃ無理。
子供たちを遊ばせる庭も欲しいし、自転車だって練習できる場所も安全を考えれば欲しいわ。
それにセキュリティの問題も有って、私たちだけじゃ生活は無理なの。
だから、すぐ近くにそう言った従業員用の宿舎も立てるわ。
掃除だって、私たちがやったら地獄を見るわよ。
従業員居なきゃ無理ね」
「へっ? 私たちの家?」
「ね、プールも欲しいな、ジャグジーも良いけど」
「メインの乱交できるジャグジーは、屋内の予定よ、別建屋だけどね。
プールはもちろん作るわ、すぐ横にジャグジーも作る予定よ。
日本だと使用する期間は長くは無いけど、セキュリティ上、遊園プールに遊びに行くなんかは無理だから。
あなた達には、こんな生活嫌って言われるかもしれないけど、藤原に入るって事はそう言う事なの。
そうそう、引っ越ししたら専属のガードの女性も付くからよろしく」
「良く開発許可とか下りたわね」
「誰が莫大な税金納めてるか知ってる?
これが経済論理なのよ。
もし、別の市や県に引っ越すと億単位の税金は消えるってこと。
その時は、もちろんフェミーユも移転よ。
数十億じゃ利かないでしょうね、税収下がるの。
市なんて自分の腹痛まないうえ、税収まで期待できるから、全面的にバックアップしてくれるらしいわ」
「うわー、なんかすごい事になってるわ」
「アーニャ、軽く考えてたでしょ」
「ま、私たちが18を全員迎えた時点で、式上げるから、いいわよね。
いろいろな事は周りがやってくれるけど、エステだとか式の段取りとか覚えなきゃいけないし、結構忙しいわよ」
「ね、綾香。みるくレイプ目で思考停止しているけど」
「んもう、現実見なさいって、言っても仕方ないか。
でも、私たちが結婚するってそう言う事になるのよ。
こればっかりは、悪いと思うわ。
でも、家族の安全には変えられないの。
でも、これが外国だったらそれこそ映画に出て来る様なボディガードが必要になるのよ。
日本で幸いだわ」
私は現実をまだ、受け入れ切れて居なかった。
藤原の一族に加わることは、こういった現実を受け入れる必要も出て来る。
現実は非情だ。
綾香は眠る時、私かアーニャどちらかが抱き枕になっていることが多い。
まあ、偶に両側から抱き枕にされる綾香というパターンも有るのだが。
「なにこれ、朝から美味しいわね、ご飯が進みそう」
「海老カツよ、昨夜届いたの、夜だったから夕飯には間に合わなかったけど」
「ご飯もう一膳欲しいわ」
アーニャはそう言って炊飯器から炊き立てのご飯を山盛りよそっている。
「最近、デパ地下のお惣菜もドロデリが出来るようになったの。
まあ、系列店舗がある地域に限るけど」
「そういや、新しくフードコート出来たのよね」
「そう、その店舗がデパ地下に店を出してる所なのよ。
お取り寄せより、何故か美味しいのよね」
今日の朝ご飯は、綾香がメインを、私がお味噌汁、アーニャがご飯を炊いた。
とは言っても、綾香はチンしてオーブンに放り込んだだけ、キャベツはドロデリと一緒に頼んだ物を盛りつけただけ。
アーニャは炊飯器に水とお米を入れ、スイッチを押しただけだ。
よく考えたら、私のお味噌汁が一番手が掛かっている。
でも、二人とも美味しいと言ってくれるから、作る甲斐がある。
綾香のマンションに居た、ガード兼保護者役のこずえさんは、今は京都の本宅へと戻っている。
で、代わりにやってきたのがこずえさんの娘さんの高橋彩奈(あやな)さんだ。
御年26歳の頼れるお姉さまと言ったところで、こずえさんの姪に当たる立花 葵(あおい)さんとその妹の陽菜(ひな)さんが三人でこずえさんが住んでたマンションに居る。
私達の家が完成すれば、住み込みとは言っても建屋は違うがガードとなる予定だ。
だから、ちょくちょく三人は、ペントハウスにやって来てはお掃除をしてくれたり、お手伝いをしてくれる。
だから、私達も殆どすべての事を話し、見せた。
最初は驚いていたが、仕事に私情は挟めないらしい。
「でも、本当に彩奈さんて良い体してるのね」
「恐縮です」
白のビキニ姿の彩奈さんを見て、アーニャが驚いている。
それもそのはず、シックスパックの腹筋、とても1児の子持ちとは見えない。
一緒に付いてきた立花葵さんと陽菜さんは二卵性の双生児で、16歳で私たちと同い年だ。
端正では珍しい転入生だが、事情は水木会だから良く知っている。
実は、VIPが多い学校だから、そう言う人も何人か居るのだ。
日本人では殆ど居ないが、海外から入学している人には王族や某国の貴族階級の子女のガードとして、同い年のガードが何人か入学している。
「二人は主に皆様のお傍付きを、学院でもご一緒いたします。
幸い、この二人は年齢も同じですので」
「宜しくお願いします」
「はっ」
葵と陽菜も頭を下げた。
今日は顔合わせと言う事で、休日だがペントハウスに集まった。
もちろん、水着は淫紋のスケスケじゃない。
ごく普通のビキニの水着だ。
「この娘達は既に張型で破瓜を終えております。
お好きに抱いて頂いて結構です。
また、もしお許しが頂けるのなら、子種を頂ければ幸いです。
次世代様の為にも宜しくお取り計らい下されば幸いです」
「ええっ?」
「あらら!」
「こずえさんは、お父様の弟の子種なの。
だから普通に私の親類筋にあたるのよ。
男の場合は関連企業や優秀なものは傘下企業へ、女子の場合は、こうしてガードになる者も居れば、機密を扱う部署に入ることが多いわ。
もちろん、本人が望まない場合は、普通の生活も出来るしね。
ここにいるって事は、本人がそれを望んだことなの。
でも、葵、陽菜に子が出来てもそれは認知されないし非摘出子と言う事のなの。
もちろん、メリットもあるわ。
例えば、一例だけど学費、生活費、就職先だって困る事は無いわ。
高橋も立花も藤原を支える一族の一つなの」
「よく、解体や弱体化しなかったね」
とアーニャ。
「日本て戦後負けてから財閥解体が徹底されなかったのよ。
昔は、血族によって保たれていた力は、それを契機に資本の持ち合いと言う形態をとり機関化していったの。
今の「ホールディングス」、「グループ本社」、「フィナンシャル・グループ」なんて呼ばれているのはみんな大本は財閥系よ。
でも、資本の自由化により1980年代から旧財閥グループがひたすら機関化していったの。
まあ、ドイツのスティネスの様に露骨に同族だけで固めたスチンネス家の例も有るけど、大きくなったり時には小さくなったりして、維持してきたの。
こうした形態で有名なところではロスチャイルド家よね。
まあ、藤原家は高橋、立花の二つだけでなく、五摂家とも過去には血縁も有るのよ。
彼らは天皇家を支える家として成り立ってきたし、私達は経済を主な足場にしてきたから、江戸時代が終わるまでは身分も低く、下賤な家として扱われてきたのよ。
今じゃ、立場は違うけどね。
春日大社の宮司さんも遠い親類だけど今は交流は無いし、表に立って来た家系と、それを陰で支えてきた家の違いね。
ま、面倒な事や格式ばった事は、あっちに任せておけばいいのよ、1000年以上そうしてきたわけだし」
「なんか、凄い所にお嫁? じゃないかお婿? に行くことになったみたいだね、みるく」
「そ、そうね」
「そんなでも無いわよ。
ウチが大きくなったのも明治以降だもの。
みるくのお父様の家計は九州の庄屋だという事は解ったけど、アーニャの方は度重なる紛争と共産社会主義で皆目わからずね、3代くらい前までは追えるけど、それ以前になると全くダメ。
ま、血で決まる訳じゃないし名家にもボケナスやスカポンタンはいっぱい居るから。
藤原が生き残ってきたのは、実力主義と血統じゃ無く能力の高い血を入れてきたからなの。
今はこうしているけど、100年後200年後なんか判らないわ。
その時代を懸命に生きるしかないのよ、誰もが」
「ま、そう言う事で、そんな事気にしても仕方ないから、今のこの時代、この場所を楽しむのよ」
「そう言えば、彩奈さんお酒じゃなくていいの?」
みるくは聞いてみた。
「飲めないわけじゃ無いですけど、特に好きな方でもないですね。
私はソフトドリンクの方が好きですし、ガード中は一切飲む気も起きませんから」
そう彩奈は答えた。
「ま、ここじゃその必要も無いけどね。
私たちはバレなくとも、まだ成長期だから飲まないし、お酒って成長期は美味しく感じないのよ。
ビールが美味しいって感じるのも結構年取ってからみたいよ」
「てか、陽菜ちゃん、おっぱいからいい匂いしてる」
アーニャが陽菜の胸に顔を近づけスンスンしてた。
「えっ? 自分じゃ判らないですけど」
陽菜は少し顔を赤くした。
「アーニャが言ってるのはピーチの様な香りとココナッツの様な甘い香りの事?」
「うん、そんな感じ」
「それは乳輪にポツポツが有るでしょ?
アレはモンゴメリー腺、日本語では乳輪腺って言うんだけど、其処から若い女性だけγ-デカラクトンとγ-ウンデカラクトンが分泌されるの、まあ、アポクリン汗腺も同じ場所に有るから厄介なんだけど、俗に男性が言うおっぱいの匂いってこれなのよ。
人によって強い弱いはあるけれど」
「そう言えば子供の頃、ママのおっぱいからもその匂いしてたわね、今はしてないけど」
「ま、若い女性の場合は自分の匂いでもあるから、気が付かない事も多いの。
だけど両性の場合、この分泌が少ないから気が付きやすいのよ。
男性や両性にとっては惹かれる匂いだけどね」
「じゃ、その香水作れば売れる?」
「とっくの昔から有るわよ、今は性周期同調フェロモンやコプリン、アンドロステノンと遺伝子の相関の研究が盛んね」
「そっちももう売ってるの?」
「それがね、コストの割りには売れなかったみたい。
原因は遺伝子に関与してるのよ、同じフェロモンでも遺伝子パターンが近いと惹かれないか嫌な匂いに感じて、遺伝子パターンが離れる程、惹かれるらしいの。
ま、種の多様性の為には当たり前の事ね」
「お詳しいのですね」
彩奈はみるくに驚いていた。
「まあ、医学部志望だし、興味も有ったしね」
「みるく、そのコプリンとかアンドロステロンで何処から出るの、やっぱり乳輪から?」
「コプリンは膣の分泌物に含まれる脂肪酸の一種ね。
アンドロステノンは成人ならだれでも出してるわ。
感じる人も居れば感じない人も居るの。
ただ、この手の物質は嗅ぐことで、人によっては生理作用があることが判っているのよ。
寄宿生活している女子の共同生活が始まると月経周期が同調する現象を寄宿舎効果って言うんだけど、これもこのフェロモンが原因と報告されているの。
じゃあ、更衣室をよく使う女子や同居している女子でも確認されていかというと、この現象が必ず見られるかって言うと見られないの。
寄宿舎効果を発表した時代では、女性全てを同じと想定し、感受性や遺伝子の不確定要素を考慮できなかった時代なの。
だから一度は寄宿舎効果は否定されたけど、遺伝子の近似性の違いだとの学説もあるわ。
いずれにしても、食生活やエクササイズ習慣、睡眠・起床サイクル、ストレス要因などが互いに似てくるから、これも原因の一つね。
結論としては「寄宿舎効果という物は無い」と言うのが結論」
「なるほど、だから女のパンツに惹かれる男が居るのかぁ」
「アーニャ、それ違うと思う」
葵と陽菜はコロコロと笑った。
「お話は戻りますが、そのラクトンは幾つぐらいまで出るのでしょうか」
彩奈は聞いた。
「個人差はあるけど、15歳くらいから出始めて20歳ぐらいでピーク、30歳ぐらいから徐々に低下して、35くらいになると殆どなくなるみたいね。
三人とも気になるの?」
「いえ、仕事柄、香水の様なものは避けてますので、自分の匂いという物が気になりまして」
彩奈は微妙な表情で答えた。
「父親の匂いとか兄の匂いが臭いっていう娘は、そういう所が原因にあるのかも」
そうアーニャは言った。
「近親姦を防ぐメカニズムでしょうね。
まあ、全然感じなくってヤッちゃう人も居るけど」
この日は、アーニャも私も綾香と生活する事になり、性生活が充実してエッチな事は無かった。
でも、彼女たち、特に葵と陽菜は意識して居た事は、アーニャと私の股間に何度も視線が飛び、離れなかった事から解った。
一応、黒塗りの防弾車は運転手を除いて4人乗れるが、みるく、アーニャ、綾香、陽菜と学院に行くには余裕が無い。
そこで、車を新調する事になった。
同じメーカーの一般向けフラッグシップブランドのワンボックスタイプだ。
綾香が事前に改造を発注していたようで、防弾仕様となったワンボックスが増車された。
この車両なら既に在庫を持っているアメ車より車内に余裕があるし、運転手を除いて6人乗れる。
「凄い車なのですねぇ」
陽菜が驚いている。
「防弾仕様だから。
ドアも凄く重いから、すべてが自動で開閉するの。
ま、運転席だけは迅速に動かないとダメだから手動だけどね」
「相変わらず、分厚い窓だよね」
アーニャは窓を開けて厚さを見ていた。
「オリジナルと違って全開にはならないけどね」
陽菜は容姿と話し方から、ふわふわスイート系と見られる。
男性受けは、ものすごくいいが、女性にはあまり人気が無い。
意外にも、頑固だったり芯の強い女性が多い。
見た目と一致しないいい例だろう。
お胸は標準的なCカップ
葵という名は今ではお淑やかに感じる名前だが、彼女は溌溂としたスポーツ少女のイメージだ。
お胸も見た所Bカップ。
「さて、そろそろ気温も下がって来たしペントハウスに入りましょうか」
私は促した。
美人さん1人と、5人の女の子は揃ってペントハウスの中に移動し、昼食を摂ることになった。
「ところで、三人の内ここに誰か住むの?」
「ここはセキュリティも高いですし、通いでも良いかと。
まあ、本来は24時間最低一人付くのがセオリーですが、日本ではそう大きな事件も無いですし、学校の行き帰りも車両ですしね。
泊れと言われれば泊まりますが」
彩奈はそう答えた。
「特にガード上での問題は無いわよ。
一応、親睦を兼ねてどうかしらと思っただけ」
「あ、私お願いしたいかも」
陽菜が手を挙げた。
「じゃ、今度の土曜日に遊びにいらっしゃい。
二人でも三人でもて良いわよ」
「お誘い大変に有難く、後でご連絡いたします」
彩奈はそうみるくに答えた。
翌週、彩奈から話が有り、週末は葵と陽菜が、次の週には彩奈が泊りがけで来ることとなった。
帰りがけに彩奈は「全員卵管閉塞術を受けておりますので、心行くまで可愛がってあげてください」と耳打ちして帰っていった。
それをアーニャと綾香に伝えると
「だとすると真理と乃々華も呼んでおいた方が良いかな」
「え、人数的には大丈夫だと思うけど、3.4人なら満足させられるし」
とアーニャ。
「あのね、まだあの子たちは16歳の一度切り破瓜しただけの処女みたいな物よ。
あなた達二人の凶悪なモノ入れられたら最悪切れるから。
切れなくとも、快感より苦しい方が大きいでしょうよ
おチンポのサイズ考えなさいよね」
綾香が呆れたように言った。
「そ、それもそうね・・・」
「じゃ、少し熟れてからだね」
「こ、こなれてって・・そう言う使い方だっけ?」
「じゃんっ! 牡蠣が届いたわ」
「なんかすごい量ね」
「既に剝いてあるけど、使う前にザルで軽く濯ぐくらいね。
あと、北海道熟成バター」
そう言って、クーラーボックスの中にはビニールに入った正味1kgの牡蠣が何本も入っていた。
「かなり大振りね、何処の?」
「秋田南部の岩牡蠣よ。
今が旬なの、これは販売ルートに乗りにくい小ぶりなものを集めたからお買い得」
「そのまま食べるの? それとも焼いて?」
牡蠣バターを知らないアーニャが尋ねた。
「牡蠣バターよ、だよね綾香」
「そう、牡蠣の美味しい食べ方の一つよ。
フライも良いけど、飽きるしどうしても塩分過多になるから」
「へえ、生では食べた事あるけど、バターで焼く?
初めてかもぉ~」
アーニャは大きな目をさらに大きくして見ている。
「ああ、牡蠣バター久しぶりっ!
美味しんだよぉ。
アーニャ。
絶対気に入るから」
「牡蠣は一度ロシアで流行ったの2025年ころだったかな。
でもそれをけん引したのが韓国でね、案の定、肝炎が出捲りで死者まで出したの。
もちろん、韓国の牡蠣は輸入禁止になったのよね。
その結果、生の牡蠣は販売も提供も政府から禁止令が出されたのよ。
それが基で、牡蠣は香草焼き程度で生なんかじゃ食べなくなったわね。
ヨーロッパじゃ生で食べるのが普通だけど。
あおりを喰らったのが、沿岸部で細々と食された牡蠣や漁師ね。
今では牡蠣を好んで食べないわね」
アーニャが現状を説明した。
ホントあの国は碌な事をしない。
そこへ真理と乃々華がやってきた。
「お呼ばれして来ましたっ! お姉さま方。
うわー!今日は牡蠣ですか、大好物です」
「お久しぶりです、乃々華呼んで頂いて嬉しいです
わー、おっきな牡蠣。美味しそう」
「牡蠣が苦手な子の為に、お肉も有るからね。
お昼は楽しみに」
「わーいっ!」
「やりましたです!」
綾香の事だ、大田原牛のサーロインでも頼んだのだろう。
知らないぞ~、口肥えてレストランのお肉食べる気しなくなっても。
姦しく騒いでいるところへ、葵と陽菜もやってきた。
「お邪魔いたします」
「宜しくお願いします」
「えーっと紹介するわね。
私たちのクラスメートになる予定の立花葵さんと陽菜さん。
二人は二卵性の姉妹よ。
こちらは斎藤真理ちゃん、中等部さん年のヘルマちゃんよ。
こちらが緑野乃々華ちゃん、小等部5年生のヘルマちゃん」
「宜しくお願いします、葵お姉さま、陽菜お姉さま」
「あ、はい」
顔が赤い・・もしかしてとみるくは思った。
「乃々華です。いっぱいエッチな事してね葵お姉ちゃん、陽菜お姉ちゃん」
「きゃーっ!きゃわいい!」
「ひ、陽菜?!」
顔をトロトロにしてノノちゃんに抱き着く陽菜ちゃんを、みるく達は生暖かい目で見ていた。
「あの・・この娘も・・」
「この娘達は、少なくともあなた達よりベテランよ。
私たちが仕込んだ娘だし、テクニックも凄く上手よ。
あとで見せるけど真理のは成人男性でも大きい方になるし、乃々華ちゃんだって姿は小っちゃいけどあっちは成人並みの一物よ。
それより、あまりに気持ちよすぎて失神しないようにね、うふふ」
「は、はあ?」
「へっ?」
二人は意味が解らなかった、いや、今日は抱かれるつもりで来たのは理解している。
だけど、こんな小さな娘まで・・・
「ちなみに、もちろん他言無用よ。
真理も乃々華も法令違反の年齢だしね、捕まる時は皆一緒」
そう言って綾香はニヤリと笑った。
「この娘達を呼んだのは、みるくとアーニャのお相手はいきなり無理と思ったからよ。
それだけの大きさが有るの。
見ても腰抜かさないようにね。
ま、この程度で腰抜かしてたらガード失格だけど」
「そ、そんなに・・・」
「た、大変な一晩になりそうだね、お姉ちゃん」
「これでサイズ会うと思うけど。
ま、紐ビキニだから大丈夫でしょ」
そう言ってビニールに包まれた物を見た時、二人は固まった。
どう見ても、完全にスケスケ。
性器なんか丸見えである。
僅かにプリント柄は有るようだが、隠すことができない水着にしか見えない。
ポリ袋に入っている水着は、少し小さ目の紙で出来たボディの形の一目でわかる様に、記号の様なものが台座に架かれている。
「こ、これ・・・これを着るんですか?」
「ここのパーティの正式衣装だよ。
凄く薄くて透ける生地で伸縮性が良いの、お腹の方には女性内性器のプリント、いわばセックスウェアかな。
これを着て、見たりジャグジーで遊んだりしてるうちに性的に興奮するって訳なの。
どうせ、セックスするなら気持ち良くなって欲しいしね。
慣れてきたら、私達のオチンチンでお相手してあげるから、無理はだめだよ」
アーニャは優しく言っているが、要はこれで興奮して、膣を濡らしセックスを重ねなさいとの事だ。
そして、十分馴染んだら、入れてあげるとの事。
水着なんかエリアボスでもなく、単なるザコ。
中ボスの乃々華、大ボスの真理と来て、ラスボスが二人。
五体満足で帰れるのか不安になった。
「あ、もちろん、SМや痛い事は無し。
スカトロもダメ、まあ、漏らしちゃうのは仕方ないけど。
あと、気持ちいいとか、何処が良いとか、こうして欲しいとか、ちゃんと言わないとダメよ。
でないと、判らないから。
それがセックスには大切な事なの」
「は、はじめてが・・・両性の子・・・」
「お、お姉ちゃん。頑張ろう。これもお仕事」
「無理強いはしないわ、秘密さえ守ってくれれば。
私たちを見て、無理って思ったら、帰っても良いし、好きにしなさい。
ペナルティは無いから」
綾香が続けて言う。
葵と陽菜は前日に、彩奈からレクチャーを受けていた。
間違いなくセックスするということ。
そして、女にちゃんとしてもらえるということ。
もしかしたら児を持たせてもらえるかもしれないこと。
両家にとってそれが深い絆となり、将来も収入も安泰な事。
どの様な変態的な事でも受け入れること。
最後に一言。
「せっかくだから、楽しんでいらっしゃい」と。
「部屋は開いているところならどこでも良いわよ、後、陰毛は無い方が良いわね、舐めるにしても舐められるにしても、不潔になりやすいし、無い方が気持ちいいから」
そう言って、綾香はVIO対応の除毛クリームを二人に渡した。
意を決して、二人はバスルームへと向かう。
「ね、陽菜」
「なに?」
「また生えて来るよね」
「たぶん。
私、やっと生えそろったと思ったのにぃ」
「でもほら、今は無いのが普通じゃない。
彩奈さんもツルツルだし」
「一度は生やしてみたい、我が陰毛。
乱交控えて露と消えゆく」
「季語が無いわ。
読み直し」
二人は軽くシャワーを浴び性器を綺麗にした。
そして、おもむろに、除毛クリームをVIOに塗り、暫く待つ。
「これ、凄く高いやつだわ。
脛と脇もやっちゃお」
「お姉ちゃん、脛濃いめだもんね」
「匂いもきつく無いし、これ貰っても良いのかな」
そして、海綿のスポンジで拭きとる。
この頃の年代は女子でもホルモンの関係で結構毛深い。
せっかくだからと、腕まで綺麗にした。
クリームを拭きとり良く洗い流す、お肌はもちろん、恥丘、陰唇もツルツルのお肌だ。
『乃々華です、お姉さま、ご一緒して構いませんか』
乃々華がバスルームの外から声をかけた。
「ええ、今出る・・」
しかし、陽菜は姉の言葉を手で制し、答えた。
「良いわよ、乃々華ちゃん」
乃々華が、全裸でタオルも持たずに入ってきた。
股間には大きなペニスが勃起し、亀頭をこちらに向け揺れている。
ごくりと葵の喉が鳴った。
「失礼してシャワー使わせてくださいね」
「ええ、構わないわ・・お、おおきい・・」
「うふふ、ありがとうございます。
褒めて貰えるのは嬉しいんです。
もっとよく見てくださいね。
なんなら触って頂いても良いんですよ」
そう言って、シャワージェルを体に塗り、海綿スポンジで洗い出す。
「ここのスポンジって、本物の海綿ですの、だからオチンチンもオマンコも優しく洗えるんですよ、うふふ」
乃々華はスルスルと体を擦った後、股間を滑らせ、最後にペニスをゆっくりと撫でだした。
「ああん・・・んふぅ・・んう・・」
ペニスは入って来た時よりもさらに大きくなり、上向きに45度の角度で揺れ、包皮はすっかり捲れ形のいいカリ首を広げている。
「お姉さま、洗ってみます?
私の、オ・チ・ン・チ・ン」
葵がフラフラと近づき海綿を受け取り、片膝を床に付いてしゃがんだ。
そして、スルスルと撫でだす。
「んっ、きもちいい・・んっ・・もっと直接手で・・」
葵の海綿を持ってない手で、ペニスを直接つかんだ。
「初めてなのかな、触るの」
こくんと葵の頭が頷く。
「え、ええ・・凄いわ・・こんなに硬いなんて」
「先も触って、丸く傘になってるところ・・んふふっ・・ああっ!」
「ね、私もさわっていい?」
陽菜もフラフラと近づいた。
「うん、陽菜お姉ちゃんの柔らかい手でもさわって・んあっ!」
葵の手と陽菜の手の二本でペニスがニュルニュルと直接撫でられる。
トロリと鈴口から透明な体液が滴った。
「なんか・・出て来た」
「カウパーだよ、オチンチンの愛液。
エッチな気分になると出て来るの。
お姉ちゃんたちの手が気持ちいいからだよ」
「はあ・・はあ・・凄い・・」
「じゃ、そろそろ流すね」
乃々華はそう言うとするりと二人から離れ、シャワーを浴びだした。
「じゃ、先に上がってるね。
あ、真理お姉ちゃん」
乃々華と入れ替わりに真理が入ってきた。
「水着置いてあるからね」
「うん、ありがと」
「時間かかってるから、手間どっちっゃてるのかと思っちゃいました。
ふやけちゃいますよ」
真理のペニスはまだ萎んだままだ。
「え、ええ。そうね」
「一緒に流しちゃうましょ、ジェル」
三人は交互にシャワーを浴びた。
見る見るうちに真理のペニスが勃起し、包皮の中から亀頭が顔を出す。
乃々華ちゃんより、大きなペニスに驚く。
「最近やっと、大人の平均サイズを超えたの。
洗ってみます?」
真理の手が陽菜の手を取り、真理のペニスへと持って行った。
「ん・・やっぱり誰かに触ってもらうの気持ちいい・・」
「そ、そうなんだ・・」
「はい、洗ってもらうのって自分で洗うのとは全然違うんです。
凄く気持良いんです」
真理の手は、陽菜の手を上から支え、ペニスをシュルシュルと摺り出す。
陽菜の手には、大きく膨らんだ柔らかくも、張りの有る亀頭の感触と、竿の硬い感触を感じた。
「うふふ、そんなに焦らなくとも大丈夫。
後で一杯触れるから。
さ、そろそろ出ましょうか」
三人でバスルームを出た。
葵と陽菜のふたりは、タオルで拭く間も、膣から何かがトロリと出る感覚に戸惑った。
しかし、見ても出血はしていない、それに生理はまだ2週間も先だ。
「ね、私、濡れちゃったかも」
「私も、なんか出てきちゃった」
「そのまま水着着るんですよ。
愛液が垂れてもそのまま。
その方がエッチに見えるでしょ?」
水着を着けている真理を見ると、全裸かと一瞬見える肌色のシースルーの生地のボトムにペニスを通し、腰の紐を結んでいるところだ。
ゆらゆらと大きくなったペニスが揺れる。
慌てて二人も、渡された水着を着る。
----------陽菜---------
「ね、お姉ちゃん、紐パンてどうやって着るの?」
「とりあえず両方結んでおいて、足を通そうかと・・それから結び直して調整?」
「なる・・」
「葵さんのやり方で正解ですよ。
私はオチンチンを通すから、解いてましたけど、ほら、オチンチンでパンティ落ちないし」
真理ちゃんが教えてくれた。
オチンチンの皮がすっかり捲れ、亀頭のカリ首が広がって、まさに立派なペニスだ。
「おおっ、てかそんなに大きくなってて痛くないの?」
「あまり長時間だと痛くなったりしますけど、興奮が低く成れば少し柔らかくなりますし問題無いです。
ずっと強く勃起してる時って、すごくエッチな状態に長時間置かれた時ですから。
後、解けるのを怖がって堅結びはしない方が良いです。
この水着、お腹の上に内性器のプリントが有るでしょ、だから普通の紐パンより前の方の面積が大きいんです。
街で紐パンつけるなら、片方堅結びをしますが、今日はエッチなお遊びですから、脱げちゃっても結び直せばいいんですよ」
私は何とか紐パンを着けた。
人生初めての紐パンがエロ水着とは・・。
「もっと上げて履くんです。
これ普通のヒモパンより前の方の面積が有りますから、こうグッとあげて。
プリントされた内性器の図柄とリアルな内性器の位置が合わさるように」
そう言って、両側の紐を掴まれグッと引き上げられた。
結果、お股の部分がおマンコに密着どころか、食い込んでくる。
薄手のショーツなんかは陰唇に食い込む事も多いが、その比ではなく、しっかり中まで食い込んだ。
「んあっ!」
「気持ち良いでしょう?
この水着伸縮性が良いから、ちゃんと上げて居れば、自然にオマンコに食い込んで来るんです。
両性だって食い込むぐらい。
で、歩いたり腰を回すと、生地とオマンコの中が擦れて気持ち良いんですよ。
始めて履くと大抵知らない間に、腰回してオナニーしちゃうくらい」
そう言って、私の腸骨の上に紐を引き上げ固定した。
「はい。二人ともこっちですよ」
ペントハウスの外に出ると、夏のむっとした湿気に襲われた。
ジャグジーまでは30メートルほどなのに、股間から甘い快感が上がって来る。
僅か30Mが遠い・・・。
「あ、やっと来たようね。
はい、今日のカクテル、もちろんノンアルです」
そう言って、みるくさんから渡されたタンブラーグラスは綺麗なオレンジ色から黄色、緑色へとグラデーションが映える綺麗な色だった。
飲んでみると結構甘い。
「あ、味がかわった」
お姉ちゃんは、喉が渇いたのかオレンジ色の部分を飲み干し、黄色と緑の部分になっている。
「へえ、甘めのオレンジから、黄色のレモン、最後の緑色は何の味だろう」
「じゃ、私達も準備して来ますね」
そう言ってみるく様たちはペントハウスに入っていった。
ジャグジーの周りには、既に着替えた綾香様が居て、ジャグジーの様子を見ている。
後ろから完全に性器が丸見えだ、裸よりいやらしい。
「ジャグジーは初めて?」
綾香様に聞かれた。
「はい。動画や映画では見たんですが、入るのは初めてです」
「ちょっと大きなジェットバスだと思えば良いわよ。
海外でも屋外のジャグジーはプールの横に付けられることが多いの、体が冷えた場合の加温用ね。
だから、温度が大体39度くらい、気温が低い場合は41度くらいまで上げるわ、今日は気温が27度くらいだから、38度にしてあるの、来なさいな、それ持って」
どうでも良いけど綾香様。
無毛のオマンコがクロッチから透けて丸見えです。
私とお姉ちゃんは、グラスを持ったままジャグジーへと向かった。