なお、pixivにも同じものが掲載されています。
窓から射し込む朝の光がまぶしくて目を覚ました。この位置まで日差しが届くなら10時近いはずだ。
隣に目をやると優がいなかった。もう起きてるんだろう。
ベッドの下に落ちていたトランクスを穿き、リビングに向かう。
僕がリビングに入ると、シャワーを浴びたらしく濡れた髪を拭きながら優も入ってきた。
そして僕の姿を認めて静かに微笑む。
「あ、起きたんだ。ちょうど起こそうと思ってたところだよ」
「優……」
呆けたような僕の視線に気付いた優が怪訝そうな顔をする。
「フフッ、どうしたの?」
優は一糸まとわぬ裸だ。豊かな胸も、なだらかな下腹部も、そしてその下に続く茂みも隠そうとしていない。
「……優……裸」
「え? ……フッ、キミは私の裸なんか何度も見てるだろ? 相手がキミなら、私は全然構わないよ」
そう言って優がまた微笑んだ。
「キミもシャワー浴びたら? 汗かいたままだったよね?」
そう言って優は寝室に戻り、部屋の隅にある衣裳ケースに向かった。下着を着けるのだろう。
僕たちはゆうべ、激しく求めあった。お互いに何度も絶頂を迎え、疲れ果ててそのまま眠ってしまったのだ。
「シャワーの間に何か作るよ。食べたいものはある?」
無防備に僕に背中を向けたまま言葉を継いだ優の背後に忍び寄り、そっと抱きしめる。
「優……」
下半身が屹立している。それを優のお尻に押し当てた。
「……っ!」
優が息を呑んだ。目覚めたときの生理現象とは違う意味合いを僕も自覚する。
「優が欲しい。……したい。しよう?」
引き出しを開けたままの優から戸惑ったような感じが伝わってくる。でも拒絶の言葉はない。それが僕を後押しした。
「優!」
トランクスを脱ぎ捨てると、肩を抱くようにしてこちら側を向かせる。そして唇を重ねる。そうしながら僕の右手は優の胸に置かれた。
もう僕は裸だ。その気になれば、すぐにでも優と一つになれる。
即座に優を貫きたい気持ちを抑え、胸に這わせていた手を少しずつ下に移動させる。わき腹を通り腰へ、そして足の間に……。
同時に僕はわずかに身をかがめ、優の乳首を口に含んだ。
口と手、その二つで丹念に優の体をほぐし、気持ちを高めていく。
「あっ、…だ、ダメだよ……こんなに明るいのに……」
恥じらいを含んだ優の声がする。
それでも僕は手を、口を止めなかった。舌先で先端の突起を転がし、指で肉ひだの中をかき混ぜる。
「あん、っ! くふっ…くぅん」
優の声が艶を帯びていく。優の中から染み出る液体が僕の指を濡らしていく……。
「んくぅっ…あふぁあ……」
少しずつ優の声から冷静さが消えていく。優の股間から立つ音も淫らに響いている。
「優」
名前を呼んで優の片ひざを持ち上げる。亀頭を膣口にあてがう。そうされながら、優が潤んだ瞳で僕を見返す。
「入れるね」
返事を聞く前に腰を突き上げると、
ぐちゅ……
湿った音を立てて勃起が優の中に入っていく。
「やっあっぁぁん……」
僕たちは見つめあいながら一つになっていく。心地よい抵抗が屹立にまとわりつき、優の膣穴をこじ開けていく……。
根元まで収め、そこで僕は動きを止めた。肉茎全体で優を感じる。優が僕を包みこむ。
「た、立ったままなんて…ベッドで愛して……」
僕の首に両腕を回し、優がささやくような声で言う。
優に深く突き立てたまま、お尻を抱えるようにして持ち上げる。優も僕の腰に両足を巻きつけるようにして協力してくれる。
そのままベッドに向かい、静かに優を下ろした。
腰を振る。優の足は僕に巻きついたままだ。それが二人の結合をより深くする。
亀頭の先端が優の奥を突く。カリのふくらみが優の中をかき混ぜる。僕たちがつながっている場所から卑猥な水音が鳴る。
「やっあっあ…んぁっ! あんっ…んんっ!」
いつもはあまり感情を表に出さない優がメスの顔になった。
明るいところでのセックスが優を興奮させているのか? 優から沈着さを失わせているのか?
普段は見ることのできない優の痴態に僕も昂ぶっていく。射精感がこみ上げてくる。
「優…イキそうだよ……」
「あっ、ふぅっ! な、中は、んっ! ダメだよ…んくっ!」
乱れながらも優はそれを告げた。コンドームを着けていない。このままでは優を妊娠させてしまう。
「優…優……うっっ!」
寸前で引き抜いた。
その直後、
びゅびゅっ! びゅるっ! びゅくっ! どぴゅっ!………
熱くたぎった白濁が飛び出し、優の裸身に降り注ぐ。
「あ、あっ……」
ぎゅっと目をつぶり、小刻みに体を痙攣させながら優が僕の精液を浴びていく。
大きな満足感に包まれ、僕たちは同時に昇りつめた……。
「もう、ダメって言ったのに……」
甘えたような声で優が僕を見上げた。
「ごめん。優の裸見てたら我慢できなくなった」
「え? ……フフッ、わかった。これからはキミに襲われないよう、いつも服を着ていることにするよ」
いたずらっぽい笑顔で優が返す。
「いや、それはそれでうれしくない。せめて下着で」
僕も顔だけはまじめにして答えた。でも声が笑っている。
「フフッ、キミにはかなわないな。……ね、シャワー浴びようよ」
「今度はバスルームでする?」
「! さ、先に行ってるよ」
動揺したような顔になった優は、言うなり立ち上がった。その拍子に精液が流れて床に垂れそうになり、あわてて手を添える。
その背中に声をかける。
「優、待って。僕も行くよ!」
せっかくの日曜日、外はいい天気だけど、どうやら今日は外出できなくなりそうだった。