pixivより転載
薄暗い間接照明。ベッドの上で、提督と鈴谷が舌を絡ませ合う音がする。ぴちゃ、ぺちゃ、ぴちゃ。鈴谷は顔を紅潮させながら、提督に口腔を蹂躙される悦びを抱いていた。――これだけで気持ちいい。提督にもっと滅茶苦茶にされたい。鈴谷がそう願ったとき、提督は彼女の体をゆっくりと押し倒した。提督は顔に喜悦を浮かべていた。
「鈴谷。イイコトしような」
「うん……♡」
提督はしおらしく頷いた彼女の唇に、再び自分の唇を重ねた。
さて、ことは1時間ほど前のことだ。
鎮守府を中心に展開される街。艦娘も勿論だが軍人がより多く住んでいる。その他にも酒保が店を広げている。
その中でもとりわけ、若い男性軍人の需要があるのが色町である。
推奨されているわけではないが、規制をされていない風俗街。若い男性軍人の迸る熱を受け止めるのがこの街だ。男性、とは言ったものの1部は艦娘を受け入れる風俗店もある。
それはそれとして、店舗型性風俗特殊営業――所謂ラブホテルもあった。軍人たちがどういった利用をしているかは、店舗側としては個人情報として秘匿している。
勿論、この街の事実上のトップである司令官――提督が利用していても、それは秘密なのだ。
ラブホテル街。そこの中央に位置する噴水にて、夜に待っていた提督。私服のため、彼が軍人であろうことは体格で察せられたが、まさかこの若い青年が司令官だとは思われまい。
(遅いな)
提督が腕時計を見たところで、背後から衝撃が来る。思わず噎せ込んだ提督に「わっごめん!」と若い女性の声がした。
「……鈴谷、勘弁してくれ」
「ごめんごめん、慌ててさ! それより……この格好でいいの?」
提督が振り返った先には、10代後半ほどの女性がいた。鈴谷である。普段は日本の女子高生のような出で立ちだ。そして、夜。このラブホテル街で少しばかり浮いている彼女の服装は、普段艦娘として着用している制服そのままだった。
提督は笑う。
「いつもの格好がよかったんだよ。それじゃ、行こうか」
「うん……♡」
提督が腕を差し出すと、鈴谷はその腕に絡みつきぴとりと寄り添った。懐ききった猫のように頭を摺り寄せてくる。そして囁いた。
「提督、今夜もうーんとかわいがってね♡」
「あぁ」
提督も低く呟いた。
――ここの鎮守府の司令官である提督と、航空巡洋艦娘である鈴谷が恋愛関係にあることはほとんどが知らないことだった。特に彼らが関係を秘密にしていたわけではないが、気が付くものが少なかったのだ。この鎮守府は恋愛に疎い艦娘が多いようだ、とは提督が数年勤めあげて察したことである。
ましてや肉体関係にすら至っていることを把握しているものはさらに限られるだろう。提督と鈴谷がまともな倫理観を持っていて――少なくとも職場である鎮守府敷地内で性交渉に及んだことはない――、限られたスペースで性的な行為に及んでいるからこそでもあった。
提督の私室以外ならば、今夜のようにラブホテルに行くことも一再ではなかった。
ところで、鈴谷はどう見ても女子高生のそれだ。成人男性と夜に連れ立って歩いているのは援助交際のそれに見られても仕方なかった。ただ、ラブホテル街はお互いのことしか見えていないカップルばかりで、彼らが見咎められることはなかった。いつものことである。
そして彼らは予約していたラブホテルの門をくぐったのだった。
……そして今に至る。
部屋に行きつくまでに待ちきれなかった彼らは、シャワーも浴びずにベッドに向かったのだった。
鈴谷はジャケットとカーディガンを脱がされ、リボンタイとスカート、ニーハイソックスだけという出で立ちだった。
「鈴谷、起きて」
「ん……♡」
言われるがままに半身を起こす鈴谷。そんな彼女の、乳首に当たるところを提督は突いた。
「んっ♡」
「あぁ……ちゃんと言う通りに、ブラをつけてこなかったんだな」
「だって……こうした方がすっごいぞくぞくする……♡」
「良い子だ」
「あっ♡」
提督は、言いながらブラウス越しに乳首を軽く抓った。軽い痛みと、今までの性経験で開発された身体が彼女に快感を及ぼす。
提督は鈴谷のブラウスのボタンを外していく。ひとつひとつ、ゆっくりと。鈴谷はそれがもどかしく、腰をもぞもぞと動かした。既に、下半身が熱を持っていた。
ブラウスの襟からリボンタイを引き抜く。上半身を晒された彼女の首には、首輪のようにリボンタイが飾られていた。鈴谷は顔を赤らめる。
「やっ……これなんか恥ずかしい……」
「そんなことないよ。……かわいい」
「んっ♡」
低く囁いた提督は、つんと上向いている鈴谷のたわわな乳房に吸い付いた。桜色のそれは提督が散々舐り倒しており、鈴谷はあられもなく喘ぐしかない。
「あっ♡あっ♡提督、もっとぉ……♡」
「いっぱい感じてるんだな、……良い子だ」
「あっ♡♡♡♡♡」
提督が軽く歯で齧ると、鈴谷はびくんと体を跳ねさせた。そしてベッドの上に転がる。
「もぉ……軽くイッちゃった……♡」
「まだ早いぞ。……鈴谷。四つん這いになれ」
「はぁい……♡」
鈴谷は提督の命じるままにベッドで四つん這いになる。尻を突き出すと、ミニスカートのプリーツからパンツが見えた。提督は躊躇わずスカートを捲る。
そこには鈴谷の、パンツに覆われた丸い尻があった。提督は鈴谷から見えないのをいいことにあくどく笑う。
「鈴谷、パンツを脱がすぞ」
「あっ……♡」
宣言通りにパンツを脱がす。ゆっくりと脱がしたそれのクロッチは、鈴谷の秘部から糸を引いていた。
「もうこんなに濡れてるんだな……」
「提督がいっぱい可愛がってくれるから……♡」
「本能に忠実で良い子だ。ここも可愛がってあげような」
「――あっ♡♡♡♡♡」
言いながら、提督は鈴谷の秘部に舌を這わせた。
既に濡れそぼっているそれに唾液を絡ませ、膣の中に舌を突き入れ、舐る、舐る、舐る。鈴谷は嬌声を上げるだけで必死だ。尻たぶを揉みしだきながら提督は舐めて――
「あっ♡」
――鈴谷の噴いた潮を顔に浴びた。
「鈴谷、気持ちよかったんだな」
「ごめん提督……また、潮吹いちゃった……」
「いいんだよ、それだけ気持ちよくなってくれたなら。それより、もういいよな?」
言いながら、提督はジーンズを脱ぐ。ボクサーパンツの中から、屹立したそれを取り出した。四つん這いのまま振り向いた鈴谷は、恍惚とした顔で頷く。
「いいよ……♡いっぱい入れて♡」
鈴谷に承諾された提督は、彼女の細い腰を掴み――男根を打ち付けた。
「あっ♡♡♡♡♡奥、おくぅ♡♡」
「鈴谷のナカは相変わらず気持ちいいな……」
「提督のおちんぽも鈴谷大好き♡♡おっきくてっ♡ふとくて♡すっごいかたいの♡♡♡鈴谷は提督に遭うまで処女だったけどぉ♡提督以外の男の人じゃきっと満足できない体にされちゃった♡」
揺さぶられるままに、鈴谷は言う。リボンタイが揺れ、乳房が同様に揺れていた。鈴谷は喘ぎながら言った。
「提督♡責任、取ってね♡♡」
――そのとき、提督は深々と彼女を貫いた。
「んーっ♡♡」
「……約束だ、責任取るよ」
彼女の背中に覆い被さり、提督は囁いた。
「ケッコンしよう」
最奥を貫いた瞬間言われた言葉に、鈴谷は性と精神の同時に歓喜の念を湧かせた。同時に、果てた。
数日後の鎮守府執務室。
「えーっ提督と鈴谷ケッコンするんですの!? 知りませんでしたわ!」
「えへへ」
机に向かう提督の腕に絡みついた鈴谷の左手薬指には、銀色のリングが光っていた。
「いっぱい幸せにしてくれるって♡」
了