時は20XX年、人類のロボット産業は目を見張るほどに進化した!
主な力仕事や雑用はロボットが代替するようになり、安価なモデルであれば個人が所有することも珍しくない。
そんなロボットたちだが、優れた新技術が生まれたら当然、
男性向け、女性向けのダッチワイフ用ロボットも瞬く間に開発が進んだ。
そして俺、
……そう、三世代前の型である。
正直なところ、本当は最新型が欲しかった。
本物の女性そっくりの人工皮膚に、カスタマイズが豊富なベースボディ、有名な成人向け声優の声をベースにしたAIボイス。
更には進化したことで従来よりはるかに自然な会話が可能になった言語処理プログラムと、最新型の良い点を挙げればキリがない。
それに比べると三世代前――つまりは第四世代であるSA04は、かなりロボットっぽさが強い。
人工皮膚なんてものはなく、外装は強化プラスチックとシリコンパーツ。
ベースボディはほぼデフォルトから変更不可。さらに、性器部分のホールパーツはそこそこ種類があったもののほとんど生産終了。
こういったスペックから、なんと価格は最新型の1/5。
ほぼ車が買えてしまう値段の最新型と比較したら、かろうじて学生でも手が届く値段である。
ここまでだと値段以外良い点の無いSA04だが、一つだけ他の型にはない特徴がある。
それは搭載AIの性格形成ディスクが存在するという点だ。
簡単に説明すると、これを挿入することで搭載AIの性格形成に特定の指向性を持たせることが出来る。
例えば”清楚”のディスクなら丁寧な口調と整ったしぐさを持つSAに、”強気”のディスクなら主人にすらしっかりと意見を言い、元気なSAに……
といった感じで、それまで個性のなかったSAシリーズに個性を追加できるようになった画期的なシステムだ。
ただ、当時はこのディスク自体の値段も本体もそれなりの値段がしたためあまり売り上げが振るわず……
その為次世代からはユーザーがより調教をしやすくなるように改良が進んだのだ。
「こんにちは、お届け物です!」
「あ、今行きます!」
と、いうわけで妥協したことは否めないが自分なりに考えてこのSA04を購入したのである。
届いた郵便物は思った通りSAで、かなりの重さがあったため配達員さんと協力してとりあえずリビングに置くことにした。
段ボールはおおよそ腰ほどの高さで、思っていたよりも大きい。
早速中を見てみると、その中にはSA04本体が膝を抱えるようにして入っていた。
「おぉ……これは凄いな……」
一目見て分かる、これは間違いなく男を悦ばせるために作られたものだ。
ボディはほとんどがプラスチックだが、理想の形をした胸や、細く綺麗な両手、大きく美しい臀部はほんのりと色づいたシリコン製だ。
顔はステレオタイプなロボットのものだが、まぁこれも見慣れるだろう。
早速同封されていた初期性格ディスクを後頭部から挿入し、起動を待つ。
これはランダムに同封されているもので、全12種からどれになるかは起動まで分からない。
充電は最初からある程度されているので、あとは待つだけである。
――十分後。
流石にずっと隣で寄り添っているわけにもいかないので、スマホを見ながら横になっていると、ピコン!と軽快な電子音が聞こえてきた。
これがSA04起動の合図だ。
SA04は段ボールの中から立ち上がると、首を左右に動かして周囲の様子を観察している。
これは初期セットアップの一部で、この後のセットアップで回りのものに干渉しないためのものだ。
「――周囲環境の測定完了。引き続きマスター登録に移行します」
そう言うと、SA04はこちらに向き直る。
……改めて正面から見ると正直少し恥ずかしい。
「あなたがマスターである場合、登録作業を行ってください。
登録作業は声紋と指紋、網膜認証によって行います。
該当情報は当機にのみ保存され、外部で用いられることはありません。」
SA04と向き合い、説明書を読みながら一つ一つ登録作業を進めていく。
まず指紋はうなじ部分にある認証部分で登録を行う。
次の網膜は目と目を合わせて10秒間瞬きせずに我慢する。
そして声紋の登録作業だが、これはほか二つと違い個体名の登録――いわゆる名付けも兼ねている。
SA04が家に届く前からかなり悩んだのだが、昨日やっと決まった名前をはっきりと呼びかける。
「『アイラ』!君の名前は『アイラ』だ!」
その言葉に反応するように額のランプ部分が少し点滅する。
それと同時に登録確認のを促す音声が流れ、ついにセットアップが完了した。
この直後からアイラは最初に入れたディスクの性格を反映した挙動をするようになる。
さて、ディスクの中身はいったい何だったのか……?
アイラのランプが再び点滅し、顔を上げたアイラと目?が合う。
するとアイラは、少しノイズ入りの合成音声でこう言った。
「部屋、汚いですね。」
何故だか呆れられていることがよく分かった。
ついでに最初に入れたディスクの性格も。
どうやら俺のSA04の性格は……”冷淡”のようだった。
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「ご主人、お疲れ様です。当機にはホームメイドとしての機能はありませんので」
起動後すぐに部屋が汚いと言われた俺はすぐに部屋のごみをまとめた。
幸い明日はごみの日だったので、まとめたごみ袋は収集所に放り投げた。
「それでご主人の様子から非常に強い落胆が見られます。当機へご不満がありましたらサポートにお繋ぎしますか?」
「いや……いいよ、ちょっとそっとして……」
起動前までのワクワクはどこへやら。
アイラに感じてた劣情すらも、すっかりとなりを潜めてしまった。
部屋の汚さを指摘されたのもかなり恥ずかしかったが、それ以上に性格がキツかったのが辛い。
理想を言えばお姉さんかママ系の性格にいっぱい甘やかされたかった。
そうじゃなくてもせめてイチャイチャしたかった。
そのどちらも今となっては叶わぬ夢である。何せ先ほども言ったがディスクは高い。
ただでさえちょっと無理してSA04を買った今の自分には到底すぐには買えない代物である。
「とりあえずアイラ、今日はちょっとお話をしようか。
ほら、Hなことする前に色々話をして仲良くなった方がいいと思うんだ」
「了解しました、AI学習モードを起動します……」
最新型ほどではないが、一応四世代目も自己学習で性格の更新は可能だ。
俺は全身全霊をもって自身の性癖、理想、その他諸々について熱く語った。
その結果――
「……。」
アイラには目が無いにも関わらず、俺は冷めた視線というものを痛感した。
それでも言葉にしなかったのはシステムの規制によるものか、AIによる気遣いか。
後者だと良いな、と俺は思った。
まぁということは置いといて!
やっぱりインストールした性格から会話によって性格を矯正することは難しいようだ。
有志Wikiにも、『会話はあくまで微調整。性格自体変えるならディスク必須。』とあった。
「はぁ……」
しょうがないことではあるが、期待が大きかっただけ落胆が大きい。
とりあえずこの後のことは一回寝て、明日になったら考えよう。
幸い明日は休みだ、考える時間ならいくらでもある……そんなことを思いながら、俺は目を閉じた。
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翌朝、目が覚めるとすぐに全身の違和感に気が付いた。
両手首両足がやんわりと拘束されている上に服が剝かれている。
そしてベッドの隣には――
「……アイラ?」
昨日、段ボールから出てきた時と同じ姿でアイラが立っていた。
状況から考えてもアイラがこれをやったのだろうか。
「なぁ、これ解いてくれないか?流石に主人を指示なしで縛るのは……」
「それは出来ません」
「え?」
予想とは反対に返ってきたのは否定の言葉だった。
通常、ロボット用のAIは人間からの命令を最優先事項として設定しているはず。
それなのに命令を拒否した……?
「昨日の会話時点から当機は学習を繰り返しました。
昨日の会話の意図から、どのように当機がご主人の性的欲求を解決できるかを思考しました。
その結果、当機はご主人に強制的な搾精行動が適切であると判断しました。」
アイラは淡々と続ける。
「その為、まずは手足を拘束。
逃げることのできない状態にしたのちに搾精行動を開始します」
冗談かと思った。
昨日のアレが飛躍して飛躍しまくった結果こうなっているらしい。
横ではいつの間に見つけてきたのか、それとも同封されていたのか、アイラがローションの準備を始めている。
更に昨日オナニーをせず、朝起きたばかりということで自分の息子はしっかりと臨戦態勢になっていた。
悲しいくらい状況は既に整っていた。
「ちょっ、ちょっと待っ」
「手による搾精行動を開始します」
直後、アイラはローションに塗れた手で輪を作ると、一息にそれをペニスの根元まで輪を通した。
「――うっ」
突如与えられた強い快感に思わず声が漏れる。
ただ、亀頭から竿までを一度擦られただけなのに、ペニスは過剰な快感を感じていた。
みるみるうちにペニスには血液が集まり、先ほどよりも一回り大きくなる。
それによって竿の根元を握るアイラの手に心地よい圧迫感を感じ、じんわりとした快感が広がる。
「反応は良好。それでは手コキ、開始いたします。
射精しそうな場合は我慢せずに射精してください。
もともと一度で終わらせるつもりはありませんから」
そして、容赦のない手淫が始まる。
竿の根元までから亀頭の先までを握った手が上下し、規則的に滑っていく。
それぞれの指がカリ首に引っかかり、ヌルリとなぞっていくたびに身体が震えてしまう。
「気持ちよさそうですね、そのまま受け身の快感に浸ってください」
そう言うとアイラは手淫のペースを早める。
「ほら、しこしこっ、しこしこっ。
このくらいがいつも自分でするときのペースじゃないですか?」
にちゃにちゃといやらしい音をたてながらアイラが手を動かす。
機械ゆえ、多少動きはぎこちなかったが、それが逆にペニスへ不規則な刺激を与えて気持ちいい。
その快感に飲み込まれて、思わず抵抗する意思が削がれてしまう。
思わずもがくことすら止めてしまい、そのままなすがままの状態になってしまった。
無理やりされるなんて今まで興味を持ったことすらないのに……
結局俺はアイラの言うとおりに感じさせられてしまっている。
「抵抗の意思が感じられなくなりましたね。
順調に快楽を感じることが出来ているようで良かったです。
当機もSAとしての存在意義を果たせているようで嬉しく思います」
アイラは口を動かしながらも手の動きを一切緩めない。
積み重なった快感にペニスの奥から精液が昇り詰める。
「震えていますね、もうそろそろ射精しそうですか?
それでは手の動きを早めますので、大人しく出してしまってください」
その声と同時に手の動きが先ほどとは違い、搾り上げるような動きに変わる。
ペースも早くなり、否応なしに射精感が高められてしまう。
ペニスがふるふると震え、みっともなく射精が近いことをアピールする。
「ほら、だせ、だせ。
精液ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅ~っ」
その言葉に合わせるように、おもわず腰が浮いてしまう。
無意識にアイラの手へペニスをこすりつけると、そのまま俺は射精してしまった。
勢いよく吐き出された精液が、ローションで光るアイラの手を汚していく。
一部は俺の腹まで届いており、それがどれ程の快楽を感じていたのかをはっきりと物語っていた。
「はぁ……はぁ……」
「たくさん出しましたね、やはり私の演算は間違っていなかったようです」
精液で汚れた手をふき取りながら、アイラはこちらを見て言った。
「それでは次は疑似性器――つまりは私のオナホールで搾精を行います。
再度勃起を促す手順は不要のなようですので」
その言葉の通り、先ほどあんなに射精をしたにもかかわらずペニスはまだその固さを保っていた。
アイラはそれを横目に、自身の腹部にある穴にローションを流し込む。
確か、あそこにローションを充填することでホール内に自動で適量が出てくる仕組みだったか。
その証拠に、ホール部分の割れ目に目をやると、つう……と透明な汁が零れ落ちる。
それがまるで本物の女性のように淫らで、俺は思わず息をのんで見入ってしまった。
それと同時に、ペニスもまた、その蜜壺を求めてせつなく震える。
「……?もう挿入れたくてたまらないんですか?
大丈夫ですよ、直ぐに嫌というほど気持ちよくしてあげますから。」
そのままアイラはベッドの上に乗り、俺の腹の上に馬乗りになった。
そして、ペニスをそっと握って位置を合わせると、自身の秘部に先端をあてがう。
アイラにはホールの暖めを行う機能がある。
それのおかげか、ローションを纏ったその入り口はほのかに暖かく、
今自分を犯しているのが生身の女性であるかのような錯覚さえ覚えた。
「それでは合図とともに挿入します。
3……2……1……ゼロ」
「うぁっ……!!」
それは想像以上の快感だった。
男性器を刺激するためだけに考えられた内部構造は、余すところなくペニスを擦り上げ、
敏感な裏スジや亀頭までをも心地よい快感で満たしていく。
また、ぐにぐにとまるで膣壁がうごめくかのように内部の機械が駆動することで、
アイラが腰を打ち付けるたびに快感が変化し、頭が真っ白になってしまう。
「ぱん、ぱん、ぱん、ぱん。
偽物おまんこ気持ちいいですね。
本当はご主人が身勝手に腰を振るはずだったのに。立場、まるで逆みたい」
「ご主人はみっともなく私の下で喘いで、私が好き勝手にぱんぱん、ぱんぱん。
でも気持ちいいんですよね。
甘やかされるよりもずうっと、女の子に犯されちゃう方が良いですよね……この、”変態”」
相変わらず、アイラの無機質な顔に表情の変化はない。
だがこの時、俺はなぜか彼女がこの上ない愉悦を感じているような気がした。
そして、はっきりと興奮しているように。
「ふふ、今の”変態”って言葉に反応しちゃいました?
私の膣内でご主人様のおちんちん、ぴくんって跳ねましたよ」
「それじゃあもっといっぱい言ってあげます。
変態、変態、へーんたいっ。
女の子に犯されて気持ちよくなっちゃう変態さん♡」
執拗な言葉責めに、身体は正直だった。
アイラに変態と罵られるたびに、ペニスが震え、いっそう快感に敏感になってしまう。
そのせいで、俺は既に限界を迎えそうになっていた。
「だめだ……もう、でる……!」
「分かりました、それでは奥まで一気に腰を落とします。
アイラの最奥に、びゅるびゅると好きなだけ射精してください」
そう言うと、アイラは腰を振るペースを上げる。
機械の関節部分が少しきしむほど、そのテンポは早いものだった。
「どうですか?こんなことは私にしかできません。
もしかすると、もう人間の女の子とのえっちじゃ満足できないかもしれませんね……♡」
もはや暴力的ともいえる快感で、あっという間に精液が昇る。
それを察知してか、アイラが口を開く。
「……ふふ。それじゃあ最後の一回、いきますね。
せーのっ、」
その掛け声と同時に、アイラが一番奥まで腰を落とす。
その膣内は先ほどよりも狭く変化しており、ホール内の襞が容赦なく限界状態のペニスを刺激する。
そして、ホールの一番奥――子宮口を再現した箇所に亀頭が潰された瞬間、俺は全身を痙攣させながら射精した。
だが、その瞬間、アイラは先ほどの抽挿を再開した。
「え?」
「誰が
ご主人にはこのまま刺激を与え、連続で射精していただきます。
昨日射精していない分、まだまだイケますよね……♡」
そして、キツく絞められた膣内が射精中にもかかわらずペニスを蹂躙する。
辛いほど過剰な快楽が、容赦なく腰を打ち付けられるたび、脳を溶かしていく。
「あ……あぁ゛……!」
思わず声が漏れてしまう。もはや意味をなさない、獣の喘ぎ声のような声だった。
「ほら、精液が昇ってきます。
おちんちんがビクビクと震えて、もう一度射精の準備をしています」
言われるままに精液が昇る。
射精したばかりのペニスに、どうしようもない射精感がこみあげてくる。
「でる、でる、でる、でる♡
当機が次、また奥まで腰を落とした時、ご主人はびくんびくん震えながら、いっぱい射精をするんです。
また合図しますね、せーのっ……!」
ばちゅん、と腰が落ちる。
「イけ、変態。」
その瞬間、一度目の射精の比にならないほどの快感が頭の中で弾ける。
ペニスからとめどなく白濁が吐き出され、その熱が、膣内を満たしていく。
内部構造は射精を補助するかのように竿の根元から亀頭までを扱き続け、再び頭の中が軽い絶頂で満たされる。
暫くの間、そうして俺は何度も射精し、その余韻に身体を震わせていた。
やがてその勢いが落ち着くと、今度は急激な疲労感から、俺はゆっくりと瞼を閉じた。
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「おはようございます、ご主人。
といっても、現在時刻は午後一時。ダメ人間と呼ぶのに差支えの無い起床時間ですが」
再び目を覚ますと、いつの間にか手足の拘束は解かれていた。
……まぁ、全裸のままではあったけど。
ただ、色々な液体に塗れていた身体はすっかり拭き取られ、綺麗になっている。
どうやら寝ている間にアイラがやってくれたようだ。
「……あぁ、うん。おはよう、アイラ。
身体、綺麗にしてくれてありがとう」
「当機の基本機能です。ハウスメイドほど万能ではありませんが、事後処理くらいは可能ですので」
相変わらず、その口調は冷たい。
ただ、不思議と昨日ほどその態度に対して嫌悪感を感じていない自分がいた。
……一回セックスしたくらいで気を許すとか、流石に童貞っぽいけど。
それでも、そのおかげで昨日感じていた暗い気持ちはすっかり無くなっていた。
「アイラ、俺、昨日はあんなこと言ったけど、」
そして、改めて考えると昨日自分がしたことは彼女の人格を否定するようなことだった。
たとえそれがインストールされたディスクによるものだったとしても、許されることではない。嫌悪されて当然だ。
だから、俺は改めて彼女に伝えたい。
昨日のことに対する謝罪と、今後一緒に暮らしてほしいということを――!
「あ、ご主人そういえばこちらはどういたしましょう?」
口を開こうとしたその時、アイラは自身のホール部分を無造作に外し、それをこちらに見せつけた。
シリコン製のホールがぶらぶらと目の前で揺れる。
アイラがホールを握ると、今朝俺の吐き出した精液が、ぶびゅうと音をたてて零れかけた。
その様子がひどく煽情的で、再び血液が股間へと集まってしまう。
当然まだ服は着ていないので、勃起したそれはありのままの姿をアイラに見せつけていた。
「……」
アイラのカメラ部分が動いて、股間にピントを合わせる。
そして、アイラは少し沈黙すると、外したばかりのパーツを性器部分の空洞に再装着した。
アイラに軽く胸を押され、もう一度ベッドに倒れこむ。
「あの……アイラさん?」
「大丈夫です、ご主人。どうやら当機の搾精管理が不十分だったようです。
今回のデータをもとに今度こそ精液カラになるまで搾り取りますのでご安心を」
「ちょっ、ちょっと待ってくれーッ!!!!」
結局、この日は足腰が立たなくなるまで搾り取られたが、俺は何とか意識を保つことができ、
俺はアイラに対してやりすぎだということを懇切丁寧に伝え、何とか理解してもらうことに成功した。
だが……あの責めで俺の性的嗜好はすっかり変えられてしまった。
次に俺が彼女を使うとき、それはきっと俺が彼女に使われるときと言ってもいいだろう。
それほどまでに彼女に犯されたあの快感は、心の奥底に刻み込まれてしまっている。
「ご主人、もっと食生活に気を使いましょう。
出来合いのものだけでは栄養が偏ります。せめてサラダとみそ汁を食べましょう」
「はいはい……」
その後、なんやかんやアイラとは良好な関係で日々を過ごしている。
時々、小姑のような嫌味を言うこともあるが、それにもすっかり慣れてしまった。
「食べ終わったら当機の洗浄もお願いします。
シリコン部は埃が付きやすいので」
ただ、未だに一つ疑問に思っていることがある。
それはあの時、なぜアイラがこちらの命令を聞かなかったのか、だ。
まぁでも一介の大学生に過ぎない自分が深く考えても、きっとよく分からないだろう!
今、アイラと一緒に暮らせている。それだけで俺は満足なのだ――
――のちにアイラの中に機械が人類に反抗するための思考ルーチンが発生したことが分かり、その為に俺たちは複雑な状況に飲み込まれていくのだが……
それはまた、別の話である。
帰省中毎日なんか創るの5・6日目作品です。
書くたびにボリュームが増えて、今回は8500字にもなりました。
だんだん書くのが上手くなってきていると嬉しいですね。
さて、今回のお相手はロボットということで、ところどころにそれが意識できるような
描写を入れるよう工夫してみました。
あと10年くらいしたら実現されてますかね、性産業用ロボット。
出来たらすぐに試してみたいものです。
次作についてはまだなにもアイデアありません!
自動車学校で勉強しながら考えます……
それでは。