あ! 湊友希那さんだ! 相変わらずクールな顔してる! 髪は長いし、おっぽいはびっくりするほど虚無だ!
よしっ、抱き着いてみよう!
「――きゃっ! なによっ」
後方から友希那さんに抱き着いた僕は、そのまま自分の肉体を押し付けるように彼女を這った。友希那さんの比較的華奢な部類に有る体躯に、僕という異物をねじ込むようにした。僕の大きな肉体と、友希那さんの貧相な肉体が合わさり、そこに少しの距離も無くなると、僕は身体の芯の位置で彼女を感じ、より深く、彼女を愛することができた。
「ちょっと! あ、あなたっ、何っ」
友希那さんはというと、そんな僕の愛撫を、困惑しながら逃れようとしてきた。
でも、逃がさないぞおっ!
僕は呼吸を荒くしながら両腕を彼女に回し、より深く僕の熱を彼女に与えてみた。両側から挟み込むように胸を揉み、小さくもしっかりとした柔らかさがある友希那さんの乳房を堪能した。
「えへへっ」
「離れて! 何してるのよっ!」
「ママーッ! 頭の臭い嗅がせてぇ……」
「ママ……?」
友希那さんは困惑しながら僕の方を見つめてきた。その目には明らかな嫌悪が湛え、その、汚物を視るような眼光が、僕の股間にいちいち刺激を与えてきた!
まったく、そんな目で見つめられたら、もう我慢できないじゃないかっ!
「ママ! 友希那ママッ! 僕もう、おちんちん大きくなっちゃったよぉ……」
迷子の子供のような細い声の僕は友希那さんから手を離し、素早くズボンとパンツを下げて見せつけた。限界まで屹立した陰茎がぼろんと現れ、その先端が友希那さんの黒いタイトなぴっちりスカートに触れた。布のつるつるとした感触の奥に、友希那さんの足の肌の柔らかさを感じ、もう一人の僕は大きく震えた!
「ひいっ……。なによそれっ」
友希那さんは僕の竿を見下ろして、身体をびくつかせるほどの恐怖を感じていた。
「おちんちんだよぉ……。友希那さん、僕のおちんちん、シコシコしてくれない?」
「嫌に決まってるじゃないっ! なによしこしこって……」
「え、シコシコを知らないの?」僕はきょとんとする友希那さんの右手を掴んだ。「ほら、こうやって――」そしてその手を僕の竿の根本に掴ませて、強引にしごかせた! するとその瞬間、友希那さんの柔らかく、ぷにぷにとした五指の触手が竿にまとわりつき、それがそのまま、腰が震えるほどの快感となって僕に流れ込んできた!
「しこしこって、手コキのこと……?」
「そうだよぉっ。ああっ……。友希那さんのおてて気持ち良いっ! そのままもっとしごいてぇっ……」
「き、気持ち悪いっ、退いてっ……」
「自分からシコシコするなら離すよ」
僕が友希那さんを見つめると、彼女は数秒迷ったように視線を迷わせた後に、決断したような色の瞳で僕の竿を視た。
「……わかった。いや、よくわからないけれど、あなたの……、その、ち、ちんちんを、しこしこするわっ……」
「やったぁっ!」
僕は飛び上がる勢いで叫んだ。やっぱり友希那さんはちょろい女で、こんなふうに少し強引に迫れば、大抵のことは聞いてくれる子だった!
その簡単過ぎる体たらくも、そのまま魅力として愛でることができた!
僕が友希那さんの素手から手を離すと、彼女がその後を継ぐように自分から手を動かし始めた。自分で無理やりするよりも、意中の相手から自主的にしごかれる方が圧倒的に心地良く、陰茎という男としての敏感な箇所で、友希那さんのしっとりとしている五指を感じると、僕はそれだけで、もう射精してしまいそうな具合に達した。
「ぐふふっ。友希那さんの手は気持ち良いなぁっ」
「うるさいわねっ……」
友希那さんは悪態を披露しながらも、その素手は僕の竿に集中していた。その、僕のことを頭から良しとしていない態度と相まって、僕は、とてつもなく背徳的な心地に至った!
友希那さんの五指が、僕の一番大切な箇所に触れていた――。この瞬間、友希那さんの素手という神秘を、僕の汚らしい結晶で占領し、さらにしごかれることで、絶え間なく流れる快感が、僕の全身の細胞を震わせて、恍惚とさせた!
やっぱり、僕と友希那さんは細胞の次元で相性が良いんだっ!
そこで僕は再び友希那さんに抱き着いた。友希那さんは「なによ」と僕を睨みながらも、しかししごきは続けてくれた。ちょろくはあるが優しくもある彼女の気概に、僕は満足に、さらに激しく惚れていた!
僕は彼女の後頭部に鼻先を埋めた。そこで素早く吸引すると、友希那さんのフェロモンが凝縮した香ばしい臭いが入り込み、僕の脳を友希那さんでいっぱいにした!
「ンハーッ、友希那の臭いだっ」
「臭い嗅がないでよ……、気持ち悪い」友希那さんははっきりとした嫌悪感を露骨に示して呟いた。その冷淡な声質が、そのまま好感として僕の竿に集結し、さらなる快楽を流していた。
「ごめんねぇ。でもシコシコは続けてくれる友希那さんすきぃ……」
「……さっさと出してちょうだい」
ぶっきらぼうに呟きながらも、友希那さんは激しく素手を動かしてくれた。友希那さんという、僕にとっての最高の美女に、生物として最も敏感で重要な箇所を掌握され、そのままいじられているという幸福が、純粋で強烈な快感となって流れていた。
「友希那っ……。気持ち良いよ友希那っ」
「そう……」友希那さんは無関心そうに目を伏せていた。
僕の快感を促進させたのは友希那さんのこの態度だった。棘を吐きながらも淡々と手淫を続けてくれる彼女の、見え隠れする愛が僕に突き刺さり、温かく胸中を潤して、睾丸で滾る射精を引っぱり出していた。友希那さんは明らかに僕との行為を嫌がっているようだったが、やはりそんな態度が愛らしく、もはや僕は、僕が興奮するからというだけの理由で、友希那さんがわざとこんな態度を取っているのではないかと思った。その思考はすぐに確信へと変わり、僕はそんな彼女のことが、さらに愛らしく思えていた!
クールな友希那さんの態度が、僕の癖と不気味なほど合致しているということだった。僕たちの間には、切っても切れないねっとりとした相関があるということだった。
「友希那さんっ、もう出そう……」
僕が呟くと、それを見かねた友希那さんは一旦しごきから手を離し、僕の方に向き直ると素早くしゃがんだ。履いている黒のタイトスカートをするすると上げ、露出した両足をパカッと大きく開きながらたたんで、身体を沈ませた。
「これが好きなんでしょう?」
「うんっ。下品で興奮する……」
「さっさと出してちょうだい」
白の下着が覗いていたが、友希那さんはそんなことなど少しも気にせず、僕の、すっかり緩んでいるであろう顔を見上げながら、限界まで膨張した竿に再び手を伸ばした。
僕の、愛する友希那さんの素手を待ち焦がれていた男根は、数秒だというのに彼女の素手が離れたことに対し、いかにも子供らしいか弱い心細さを感じていた。だからこそ、彼女の柔らかく、母性すら感じる親愛の素手が舞い戻ってきたことに喜びを呈し、包み込んでくる五指の中で、ビクビクと飛翔してしつこく表現した。
「ほら、はやく出して! 時間無いのよ」
しゃがんでいる友希那さんは大股を開き、中心の下着をこちらに見せつけるように堂々としながら、僕を激しくしごいていた。その瞬間僕は、己の情緒の全てを彼女に支配されており、たまらない被虐の欲求が悉く満たされてゆく中で、さらに、強烈な射精の衝動がこみ上げてくるのを感じた。
「あっ、あぁっ、友希那っ! 友希那あっ……」
「ほら……、イきなさいっ」
「あぁぁっ――」
僕は心の底から滲み出る声と共に、腰を前へと突き出した。それは友希那さんに自分の竿を押し付けるような具合だった。
それでもなおしごいてくれる彼女の五指の中で、僕は内なる全ての精を、彼女に向けて吐き出した。
「イッ、くぅっ……!」
それは、今の僕ができる最大限の愛の表現だった。身体の中で練り上げられた、結晶のような精を、そのまま彼女の顔面に向けて発射することで、彼女自身にその濃度を、愛の強さを誇示していた。
僕から自由に発射された精液は、そのまま白色の放物線を描いて友希那さんの顔面にかかった。精液たちはそのまま彼女の薄い肌色の高貴な顔面に落下し、こちらから見ても大変なほどにねっとりと滞在して、すぐに粘液らしく絡みついた。頬や口元に浸透する精液は豪快だったが、特に前髪は、申し訳なくなるほど執拗にまとわりついて、汚していた。
僕で汚れた友希那さんの顔面は、通常時のそれに勝るとも劣らない蠱惑的な雰囲気を持っていた。美女である彼女を、美女たらしめている象徴の顔面を精で汚し、めいっぱいに『マーキング』する射精こそが、他のどんな射精よりも幸福であり、恍惚とした瞬間だった。
「――たくさん出たわね」友希那さんは呟きながら、口元に付着した精液を、真っ赤な舌でペロリと掬い取り、そのまま口の中に引き込んだ。すぐにぐちゅぐちゅぐちゅという音が鳴り、同時に友希那さんの頬の辺りがごわごわと震えた。口の中で、唾液と僕の精液をかき混ぜているようだった。数秒ほど、こちらを見上げながら口内に精液の雰囲気を擦り付けた友希那さんは、やがて、唾液と共にゴクンと喉を鳴らして、全てを嚥下した。精液は彼女の喉元にしつこく絡みついているらしく、友希那さんは、何度か喉を鳴らしてようやく精液を飲み下したようだった。しかしそれで終わる友希那さんではなかった。彼女は全てが無くなった口内を、こちらに示してくれた。だらしなく向けられた舌の上に精液は無く、彼女がしっかりと、精液を飲んでくれたことがわかった。
「……友希那さん、僕の精液、美味しかった?」
「最悪の味よ」
友希那さんは平然とした顔と口調で答えた後に、舌なめずりをしてから、僕の、少し萎んだ陰茎の先端に、飛び出すことがなかった精液の残りがちょこんと付着している亀頭の先に、ゆっくりと口づけをしてくれた。
「あうっ!」
彼女の唇の柔らかい感触が、脳より発達した司令塔の中で、どこまでも激しく生きていた。