ベッドの上で仰向けになった湊友希那は、全裸の肌の質感の中に熱を感じていた。それは意識をぼうっと発熱させる籠った熱で、全身の全ての感触が一気に研ぎ澄まされて、冴えてゆくのがはっきりと理解できた。
自分と対面する浮島ケイスケは神妙な面持ちをこちらに向けていた。同じように全裸で、友希那の開かれた両足を左右の素手でゆったりと摩りながら、整えきれていない荒い呼吸を続けていた。
「……良いわよ。あなたのタイミングで、来て?」
友希那はケイスケと、彼の腰の竿を同時に見つめながら呟いた。
「ゴ、ゴムつけなきゃ……」
必死に呟くケイスケは友希那から離れようとした。
「いいから」
しかし友希那は、その身体を止めて鋭く呟いた。
「でもっ……」
「大丈夫。今日は安全な日だから」友希那は落ち着いた声で微笑んだ。ケイスケの戸惑っている情緒を優しく導くような声だった。「それに、はじめてでゴムはよくないんでしょう?」その膣はうずうずと、ケイスケのめいっぱいの竿を欲しがっていた。
「そうかな……」
「そうよ」
ケイスケの竿は、すでに立ち上がっていた。彼の、中肉中背の肉体から堂々と伸びる男根は明らかに異質で、さらにどこかグロテスクな雰囲気を纏っており、友希那の秘裂の少し前で大人しく潜んでいた。が、その象徴はびくびくと震えており、友希那という肉体をはやく愉しみたいと発揮しているように思えた。
するとケイスケがゆったりと身体を動かした。覚悟を決めたようだった。友希那の顔の横にそれぞれ手を付き、覆いかぶさるようにして上に向かった。股間の竿の先が膣口に触れた。
「すごい、濡れてる……」
その瞬間友希那の中に、背筋を撫でつけるように一気に駆けて上がっていく衝動があった。
「友希那さんも、期待してたの?」
「そ、それは……」友希那は高揚している頬のまま顔を背けた。陰茎の先が触れただけというのに身体は大きく反応していた。
「なんか、可愛いっ」
「い、言わないで……」
友希那は自身の鼓動がさらに激しくなっていくのを耳の奥で感じ取っていた。それはケイスケとの性行為に対する期待感と少しの恐怖が原因だった。心臓の激しい動きが濃く解り、その脈動はそのまま、身体そのものを動かさんとする勢いだった。
「大丈夫。怖くないから」
ケイスケがにっこりと笑った。友希那はハッとした。ケイスケの瞳の中には、こちらの若干の恐怖心を温かく受け入れ、さらにそのまま、あやすような光があった。自身の恐怖心を見透かされ、なおも肯定してくれるケイスケのことが、どこまでも愛おしいと思え、友希那はその目を見つめながら、ゆっくりと頷いた。
「それじゃ、いくよ」
ケイスケの声と共に、その腰が一気に引き出された。竿の熱がそのまま身体の中に割って、侵入していった。
「んっ……! くうううっ……」
両目をぎゅっと瞑った友希那は、股間が、なにか強引に切り拓かれてゆくのを感じていた。さらにその中で、自分の股に存在していた確かな膜が、弾頭によって蹴散らされ、完全に貫通していったのを意識した。
(おちんちん、入ってきたっ……!)
そっと目を見開いた友希那は下半身に集中した。自分に侵入してきたケイスケの陰茎は、膣の中でどっしりと静止して熱を放っていた。押し広げた膣の中にみっちりと滞在する竿は時おりびくびくと蠢き、その雄の存在を友希那に知らしめていた。
竿の熱は、そのまま友希那とケイスケの境界線を溶かし、胎内で一体化するような具合を披露した。
「友希那さん、大丈夫?」
犬のように深い呼吸の中で、ケイスケがこちらを気遣うような声色を出した。
「も、問題無いわっ」
痛くは、あった。
だが友希那は、いつも通りの冷静な声で答えた。しかしその声は震えており、すでに明らかに情緒が狂わされていた。すっかり高揚した頬はそのまま友希那の感情がぎりぎりであることを示しており、それがケイスケに見られているということが、友希那にとって、何よりも恥ずかしいこととして、脳裡にあった。
「本当に、大丈夫? だって、処女だよね……?」
ケイスケがもう一度友希那に訊ねた。友希那は口で答えるのではなく激しく首肯した。正直自分のことなどどうでも良かった。それよりも、はやくケイスケの陰茎を膣で感じたかった。はやく、ケイスケと性行為がしたかった。
「そ、そっか……。それじゃ、動くね……」
ケイスケはゴクリと喉を鳴らすと宣言通りに腰を振るいはじめた。膣内で竿が前後すると、その瞬間友希那の中に刺激が流れた。それは股間の底から全身に向かって放たれてゆく衝動で、全ての筋肉が弛緩すると同時に友希那は一気に呼吸が荒くなっていくのを感じた。
「んっ……。んんっ」
しかし友希那は淫らに嬌声を上げることはしなかった。ケイスケに聞かれてしまうのはどこか恥ずかしかった。腹に力を込めて必死に声を押し殺し、膣の肉が竿によって動いていくのを我慢していた。
「ひっ、くうっ……。んあっ……」
ケイスケの竿は、その友希那の我慢の情緒を見透かし、それを崩そうとしているような堂々たる調子で激しく動いていた。友希那の膣をえぐって掘り進むように執拗に擦れ、その度に友希那は、弾ける衝動を得た。どれだけ我慢しても熱量は全身を流れて揺るがし、その度に友希那は声を上げそうになったが、自分の喉をきゅっと押し込んでなんとか抑えた。
(おちんちんがあっ……。中で擦れてるっ……。私、本当にセックスしちゃってるうっ……)
すでに脳内の思考は飛んでいって消え去り、真っ白になった意識の中で感じれるのは膣内の竿の蠢きだけだった。まさに今の友希那は神経の全てをケイスケに支配されており、胎内で前後する陰茎だけに集中していた。
「はぁっ……。あぁっ、んっ……」
声を抑えようとしても、むしろ、そうしようと努めれば務めるほど、腹の底から上がってくる吐息の声は大きくなっていった。まるでケイスケに自分の痴態を掘り起こされているような具合で、それがどうしようもなく、恥ずかしかった。
「ああっ、ああぁっ……。んんっ……!」
するとそれまで淡々と腰を振るっていたケイスケが、息を上げている友希那を物欲しそうな顔で見て、口を開いた。
「声、我慢しなくて良いのに」
友希那は乱れた呼吸の中で口を開いた。
「だ、だってっ、恥ずかしいのよっ」赤面をめいっぱいに湛えながら顔を背けた。ケイスケの真剣な顔を見つめることができなかった。「こんな、淫らな……」
「そう? 泣いてるみたいで、可愛いと思うけどなっ」
「で、でも……」
「お願いだよ友希那さん……」ケイスケは身体を倒して友希那の耳元に接近した。「友希那さんのえっちな声、もっと聞かせて?」
そしてさらに激しく腰を動かした。それは友希那の身体に自分の腰を打ち付けるような具合で、ケイスケからの振動で友希那は身体の全身が震えた。さらに膣内の陰茎がより強烈に肉壁を突き、友希那は股間から迸る新鮮な熱を一身に受けて大きく喘いだ。
「んっ、んんあっ……。はあっ、んはっ……」友希那は呼吸と共に声を吐き出しながらケイスケの首に腕を回した。そしてぎゅっと、その汗で湿った体温を享受した。
「良いよ。今の友希那さん、すっごい可愛いよ」
「駄目なのっ……。あなたのおちんちんっ、ナカでぞりぞりきてっ、気持ち良いのおっ……」
友希那は震えた高い声を出した。膣と同様に喉も弾けており、出される声の全てにか細さがあった。
胎内で感じれる陰茎が、どこまでも愛おしく、それが激しく蠢くと、そのまま全ての感覚が竿と合致し、勢い良く湿って深く刺さっていた。
「うんっ。僕もすっごい気持ち良いよっ……。もっと気持ち良くなろ、一緒にっ」
「ああぁっ……。おちんちんっ、おちんちんがあっ……。すごいっ、いっぱいきてるのおっ……」
ケイスケの陰茎によって、友希那は完全に乱されていた。すっかりどろどろに溶けて、ふにゃりとした口調だった。そこにいつもの冷静さは少しも無く、あるのは、彼氏の竿ですっかり湿らされている『女』だった。女としての性をそのまま浮彫にさせられているような、たまらなく背徳的な具合だった。
「ふふふっ。喘いでるのすごい可愛いよ。大好きだよ」
「私もすきぃっ……、あなたも、あなたのおちんちんもすきっ……」
友希那はケイスケに抱き着き、ケイスケもまた友希那に身体を擦り付けていた。互いの性器を押し付け合うような、情熱的なまぐわいだった。
そんな友希那の中に、何か、情熱的で刺激的な感覚が生まれた。それはすぐに股間から全身に流れ、身体を火達磨のようにすると一気に呼吸が高揚していった。
「ねぇっ……、なにかきちゃううっ……。くるっ、ううっ……」
「それ、イくってやつだよ」
「イく……? イくってなにっ……」
「すっごい気持ち良くなれるのっ。それがセックスなんだよっ」
ケイスケはにやけながら腰を突いた。膣内の陰茎の動きに合わせて、友希那は弾ける声を出していた。
「イっちゃうっ……。もうイっちゃうっ……。あなたのおちんちんでイくのおっ……」
腹の底で生まれてのたうち回る衝動が、そのまま膣に集結して温かく予感を呼んでいた。
「僕もっ、もう出る……」
「一緒にっ、一緒にイきたいっ……。一緒に気持ち良くなりたいっ」
友希那に抱き着いたケイスケの腰が、ずっぷりと奥まで到達し、温かく整えられた友希那の膣が、それをしごいてあやしていた。どんどんと盛り上がってゆく欲求が、友希那の脳に新しく支配し、そのまま股間へと集結した衝動が一気に解き放たれて、筋肉がじっとりと軽くなった。
「うう、イくっ――」
ケイスケの呻き声と共に、友希那は悲鳴にも近い甲高い声を上げていた。身体は激しく痙攣し、膣から放たれる波動が脳を包み、そのまま全ての意識が、どこかへと飛んで行ってしまうような衝動を得ていた。
(これが、イく……)
さらに股間で感じれるのはそれだけではなかった。胎内の竿の先端から流れる、身体の熱とは明らかに違う異質な温かさが、下半身に溶けて重く滞在していた。
(出てるっ……。ナカで、たくさん射精してるっ……)
友希那は自分の胎内の、子宮にまで達しているケイスケの精液が愛おしかった。ケイスケとの性行為の果てに自身の身体に植えつけられた愛の結晶が何よりも重要で、何よりも尊いもので、すでにそれらに、母性すら感じていた。
「うう、友希那さんっ!」
ケイスケが弾けたように呻き、同時に腰の動きを再開した。
「うぐっ、んんあっ……!」
絶頂したばかりで刺激に対する耐性が皆無な膣は、しかし咥えられた竿をしごいてはいたが、それによって友希那が感じる愛は、とてつもなく濃度の高い劇薬だった。
「きゅうけいっ……。休憩しましょっ……。ねぇっ、ちょっと、動かないでっ」
友希那は慌ててケイスケに静止を叫んだ。必死に繋ぎとめるような縋る声だった。
「友希那っ、友希那あっ……」
しかしケイスケはそれを振り切って腰を動かした。まだまだ萎えることのない強靭な若い肉棒が膣を刺激し続けていた。陰茎から飛び出した精液を、そのまま膣内に塗り込むようなねっとりと執拗な腰遣いだった。
「まってっ、まってまってえっ……! 休憩っ、休憩をおっ……」
息を呑んだ友希那は予想外の喜悦を得たが、やはりそれは、今の弱りきった胎内では対応できない愛であり、慌てて静止を叫んだが、ケイスケは依然として腰を振るうだけだった。
「……待てない」
ケイスケは激しく連続で腰を打ち下ろした。
「いぎいっ! また、入ってきてるうっ……。もうイったっ、もうイったのにいっ……。無理やりっ、やられてるのおっ……」乱れと震えのある声の友希那は身体の感覚が溶けて、ケイスケの体躯と同化していくような感覚を得た。「おかしくなっちゃううっ、このままじゃ、私おかしくなっちゃうからっ……!」
一度射精したというのに少しも萎れていないケイスケの男根は、すでに休息の体勢に入っているはずの膣を無理やり突いていた。上からずんずんと、陰茎を押し付けるようにすると、許容をはるかに超えた友希那はくたくたになりながら出入りする竿だけを意識していた。
「んんっ、お願い駄目よっ、敏感だからあっ……。今そんなに動かれたら、またすぐイっちゃうからあっ……」
「イって。イってよ、友希那さん。可愛いの見せてっ。僕も、また出るからっ」ケイスケが友希那の耳元で必死に囁いた。腰を動かすことで、友希那に植えつけるつもりの精液を錬成しているようだった。
「ううううっ……。駄目っ、だめだめだめっ……。イっちゃう……。またきちゃうっ……、イくっ」
二度目の絶頂を呼ばれている今の友希那に余裕など無かった。ずぶずぶに崩れた情緒の中で、ひたすらケイスケの竿と、そこから発射される精液の衝動だけを想っていた。
「もう一回、また一緒にイこっ……。友希那さんっ、友希那っ……」
「イくっ、イくイく、イくのっ……。くるっ。きちゃううっ。んんおっ……。またイっちゃうのおっ……!」
友希那の脳内にあるのは絶頂のことだけだった。膣が刺激を上げ、そのまま身体が痺れる幻想的な感覚への欲求だけがあった。
「んっ、くうううっ……! あぁくっ、イくっ」
ケイスケが腰を押し付けるのと同時に、すでに一度果てたはずの膣が再起し、震えながら二度目の頂に到達した。身体から現実感が抜けてゆき、脳が湯舟の中に浸ったような具合になった。
(出てるっ……。また熱いのが、たくさん……)
ベッドの上で狂い咲く友希那は、膣に注がれたケイスケのどろりとした射精をしっかりと感じていた。やはりその衝動と、胎内に注入された精液は愛おしく思え、やって来る絶頂の後味に全身で酔いながら、友希那は身体で感じれる、ケイスケの熱の質感に添っていた。
「ほら、今どうなってるの? 自分の口で説明してごらん?」
ケイスケは友希那の艶めかしい背中を見つめながら腰を振るっていた。
「んっ、い、いまはぁっ……、あなたのおっきくなったおちんちんがっ、私のっ、私のおまんこに後ろからずっぷり入って、たくさん気持ち良くなってるのおっ……」
「気持ち良くなってるんだ。ちなみに、どれくらい気持ち良い?」
「すっごい気持ち良いのおっ。あなたのおちんちんっ、私のことずんずん突いて犯してるのっ」
「そっかそっか。僕もすごい気持ち良いよっ。友希那さんのあったかいおまんこ、おちんちんで感じてるよっ……」
ケイスケは微笑むと友希那の腰の位置を左右から掴み、固定した友希那の尻に腰を放った。後方から入れられたことで竿の先端が奥まで到達し、子宮を叩く強い物質としての感覚がそのまま友希那の背筋を貫いて脳を痺れさせた。
「僕のおちんちん、どう? この体勢だと、もっと感じれるんじゃない?」
「奥まできてるっ……。奥までえっ、あなたのおちんちん届いてるっ。おちんちんの先っぼがっ、子宮にごりごり当たったるのぉっ……」
友希那はベッドに沈めた両手をぎゅっと握りしめ、長い髪を垂らしながら感じていた。後方から轟くケイスケの腰の振動が全身を揺らして、胎内ではしごいていた。
「ううっ、だめっ、ほんとにだめえっ……。おちんちんきてるうっ……。がつがつきてるっ」
胎内で突かれる陰茎の存在感が、そのまま友希那を貫いて、どこまでも続く淫らな喜悦を生んでいた。
「だめ? じゃあやめちゃう? おちんちん抜く?」
「そんなっ、いじわるいわないでっ」友希那は荒々しい呼吸の中で必死に膣の中の陰茎を繋ぎとめた。「抜くのだめっ……、や、やめないでえっ……。あなたのおちんちん、もっと感じさせてっ」
「まったく。すっかりちんちん中毒だなっ」ケイスケは口元を緩ませた。「でもそんな友希那さんも、すっごく可愛いよっ」
「おちんちん気持ち良いのおっ……。私のおまんこ、もうあなたのおちんちんの形になってるのっ。あなた専用のおまんこなのっ。だからもっと、もっと激しくおまんこ使って……。気持ち良くなってえ……」
するとケイスケが、その友希那に答えるように、腰遣いを荒くした。腰で友希那の尻を叩くような様相だった。友希那はたまらず自分から尻をケイスケの方に押し付けた。もっと中で竿を感じていたかった。
「ああっ、あぁ、ああっ……! おちんちん激しくなったっ……。んぐあっ……。イくっ、ううっ……、イっちゃうよおっ……。いぐのっ、きちゃうのおっ……。もっときちゃううっ……」
荒い呼吸の中でようやく出せた繊細な高い声だった。それは語尾がどろどろに砕けており、すでに友希那に、本当に余裕が無いことを示していた。
「またイくの? 友希那さん、もっと可愛いの、僕だけに見せてくれる?」
「イっちゃうっ。気持ち良いのきちゃううからあっ。あなたのおちんちんでっ、またイくっ……」
「僕もそろそろ、出るよっ……。友希那さんの中に、また出すよっ……」
「きてっ。私で射精してえっ……。一緒にイってぇっ……。精液ちょうだいっ。たくさんっ、思う存分、出してっ」
すでに欲求は最大限まで高まっていた。それがケイスケも同様であることは、胎内で生きたまま搾っている陰茎の、その巨大な雰囲気からも察することができた。
「いぐっ……。いぐいぐっ……」友希那は身体が痙攣していくのを感じた。股間の先から全身にかけて流れて込み上がっていく欲求が、そのまま弾けていった。「んんんっ、イ、くっ……」
「ううっ……。でるうっ……」
ケイスケが呻き、腰を一気に友希那に押し付けた。それはできるだけ中の陰茎を、奥の子宮の位置に達させようとしていることがわかる気概だった。その思惑通りに陰茎は子宮口を叩き、そのまま精液が炸裂した。熱湯のような衝動がどろどろと胎内を駆け巡り、その刺激によって友希那は絶頂していたが、それは自身から溢れ出る情緒の果ての頂ではなく、ケイスケの野生的な射精によって、絶頂の舞台に無理やり押し上げられているといった具合だった。
(ううっ、また精液きてるっ……。たくさん出されたっ……)
やがて、くたびれた身体の中に余韻がやってきた。それはしっとりと内心を潤して温かい心地をみせてきた。ケイスケの腰がゆったりと離れていった。胎内の陰茎も抜かれ、栓を無くした膣からは吐き出された白濁の精液がたらりと垂れてベッドに落下した。それはケイスケの射精が友希那の膣の許容を軽々と越えていることを物語っており、その性壕の如く大量の精液に、友希那は恍惚とするものを得た。
「でも、友希那さんがあんなにえっちだったなんて、ちょっと意外だよ……。可愛かったけど」
「それは……。あなたが激しいから……」
ベッドの上、隣り合わせで寝転んだ友希那とケイスケは、互いの顔を見つめながら微笑み合った。
「そうかな? 実は、もともとえっちな子だったんじゃない?」
「……あなたに変えられたのよ」
友希那ははっきりと宣言した。その情緒はすっかり元通りになっており、低い声だった。
「え、僕に?」
「あなたが私を求めるから、私もあなたを求めるようになった。……恋人って、そういうものなんででしょう?」
友希那は至極真剣な顔でケイスケを見た。
「ふふ。そうかもね……! でもそれって嬉しいなぁ。あんなに可愛い友希那さんを、僕が引き出せたってことでしょ?」
「……あまり言われると、恥ずかしいわっ」
「大丈夫。もうすっごい可愛かったから」
「それが恥ずかしいのよ……、もう……」友希那は、カッと頬が赤みを帯びていくのを感じた。あんなにも乱れた痴態を、他でもないケイスケに見られたということが、そのまま恥ずかしさとして上がってきていたが、同時に、自分の全てを見られ、なおも「可愛い」と言われたことに、少女らしい温かい感情も確かに得ていた。
「ねぇ、ケイスケさん……」友希那は改めて、ケイスケを覗いた。「これからも、こんなえっちな私を、あなたじゃなきゃ満足できない私を、どうかお願いするわ」
「もちろんだよ! 僕もえっちな友希那さんは、大好きだからね!」
ケイスケは微笑んだ。その目には、あの、こちらのことを完全に受け入れてあやすような、優しい光があった。
「……ありがとう」
友希那も微笑みかけた。穏やかな笑みだった。
二人はそのまま、温かく笑い合った。