※この作品はR-18です。

永江衣玖の少年食い   作:喚く狂人


原作:東方Project
タグ:R-18 永江衣玖 おねショタ
人里の乱交パーティに紛れ込んだ少年を優しく筆下ろしする永江衣玖さんです


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永江衣玖の少年食い

 人里における娯楽といえば、酒か噂話、弾幕ごっこくらいなものだ。遊びが少なければストレスが溜まる。ストレスが溜まれば軋轢に繋がる。

 ガス抜きのためには、「多少の」風紀の乱れは許容する――それが、妖怪の賢者や稗田家のスタンスだった。そうして定められた催しが、乱交会である。

 内容は、名前のとおりだ。居住区の外れにつくられた専用の集会所で、参加者たちが"自由恋愛"を謳歌する。いわば権力者主催での公認夜這いだ。滅茶苦茶な制度だが、住人にはいまやすっかり受け入れられ、明確に地域トラブルも減っている。目論見はある程度、奏功しているといえた。

 ところでこの催しには、大人達が愉しむ場として以外に、もう一つの役目がある。すなわち、少年らの筆下ろしの場だった。

 こんな会に参加する女は、だいたい好色で経験豊富だ。であれば、下手な娼婦に任せるよりは、ここで初めてを済ませた絵しまったほうがよい――そういう考えだった。

 少年も、そうしたクチだった。精通してだいぶ経つし、お前もそろそろいいだろうと、親戚に無理やり連れてこられたのだ。

 そのくせ、当人は早々に相手を見つけて、二人でどこかへ行ってしまった。おかげで、勝手の分からないまま、ぽつねんと立ち尽くす羽目になっていた。

 絨毯張りの会場内を、ショッキングピンクのライトが薄暗く照らしている。河童製のオーディオシステムが、心臓に響く重低音のBGMを奏でている。

 場内のいたるところに、ベッドやソファ、テーブルが無秩序に配置されている。妖しげな照明の下、誰も彼も裸をさらし、様々な粘膜を擦り合わせては熱い声を上げている。まさに風紀紊乱、といった風情だ。

 こんな環境で、誰かに教えを乞う気にはなれなかった。会場の隅で、ずっと手持ち無沙汰にしている。素っ裸で立ち尽くすのは、精神にくる。

 もう一人で帰ってしまおうか。永江衣玖。里においては、あまり歓迎されてない存在だ。龍宮の使いである彼女の仕事は、地震の告知。現れる=大地が揺れる、なのだから、嫌われるのも無理はなかった。

 けれども少年は違った。地響きに対処するのは大人達なので、悪印象を抱く余地がない。そして何より、地上のものでは決して有り得ぬ美貌に惹かれていた。

 まして、ここは乱交会。誰も彼も裸でいる。

 衣玖も例外ではなかった。豊満ながらも引き締まった、誰もが涎を垂らすような美体を晒している。必然、意識は吸い寄せられていた。

 首筋はすらりとして、胸鎖乳突筋の存在がわずかに窺える。肌の白さが照り映える。デコルテのラインに作られる鎖骨の窪みが、なんともフェティッシュだ。

 柔らかなる二つの山は、成人男性の掌に余るほど豊かだ。釣り鐘型で突き出した、俗にいうロケットおっぱいは、カップにしてH。それだけのサイズでありながら、垂れることなくつんと上向いた形を保っている。絶妙なバランスであり、あらゆる男を――少年を含めて――魅了する。

 先端はこんもりと盛り上がったパフィーニップルだ。乳首は硬く尖っており、この場の空気にあてられているのを物語っていた。

 腹回りは優雅にくびれて、女性らしい曲線を描いている。スリムさとグラマーさを両立させた、素晴らしいウェストラインだ。縦に走った臍が、いかにもセクシーだった。

 しっかりした骨盤によって、豊かな下半身が作られている。メリハリの効いたボディラインの礎となっている。

 三角州には、恥毛が茂っている。よく整えられてはいるようだが、そもそも毛の濃い体質らしい。大人の女性らしい色香に、少年の視線と心は引き寄せられる。

 そしてなにより、秘裂。花弁はいやらしく開いて、雄を誘っている。きらりと、光るものがあった。濃厚な蜜が滴っているのだ。

 まさしく、極上の女体。今にも声をかけようとしている男達は、両手の指で余るほどにいるだろう。

「天女のお姉さん……」

 思わず呟く。天女とはそのまま彼女の地位でもあるが、その美を讃えた言葉でもあった。

「わっ」

 聞こえていたのだろうか、目と目があう。深緋色の瞳に見つめられ、動けなくなっている間に、彼女はこちらへ近づいていた。

「坊や、お一人ですか?」

「え……あ、あの、おじさんと一緒だったんですけど、どっか行っちゃって」

 どこを見ていいか分からない。類い稀なる美貌、いまにも溢れそうな乳房、麗しき腰に魅惑的な恥部、ふるいつきたくなる脚。どこも網膜に焼き付けておきたい、すばらしいものだった。

「ああ……筆下ろしなんですね。それはそれは」

 しどろもどろで返した少年に、衣玖はやまま艶然と微笑んだ。観察眼のある者なら、肉食獣の目と評しただろう。

 ともかく、彼女はすっかり、少年をロックオンしていた。腰を屈め、視線の高さを合わせてくる。

「それじゃあ……よければ、私と少し、過ごしませんか? 私が初めてでよければ、ですけど」

「えっ! えっえっ、ぜひお願いします!」

 憧れの女性に、手ほどきしてもらえる。願ってもないことだった。

 衣玖が、己の手首を見せる。統制された性行為の場である乱交会においては、どこまでの行為を望むか、事前に示すべしと定められている。そのバロメータが、受け付けで渡されるリストバンドだった。衣玖が着けているのは、赤色のバンド――避妊具なしの性交まで認める、最上位の意思表示だった。

 対する少年は黄色。避妊具は着用してほしいという色だった。この場合、当然、黄色が優先される。

「あら……私は被せ物なしでも、大丈夫でしたけど」

 人里で見せるのと変わらぬ、穏やかな笑みを浮かべている。発言の過激さとのギャップが、少年を興奮させる。股間のものが、ぴぃんと尖っていた。

「さ……それじゃぁ、よろしくお願いしますね」

「ひえっ?」

 近くのソファまで導かれる。衣玖に、後ろから抱えられた。

 柔らかく抱きしめられる。彼女の体温が直に伝わってくる。弾力ある双山が、後頭部に当たっている。この世のものとは思えぬ、魅惑の感触だった。

「んっ、ちゅっ、ちゅ、んちゅ」

「あっ、うわっ、わっ、わ」

 湿った音が聞こえてくる。耳に口づけられているのだ。生温かな舌が、耳孔の中を探ってくる。ぞわぞわとこみ上げてくる感覚に、体が震えた。

「ほら……何をしたいか、教えてくれますか?」

「っひゃ、わ、っ、はぁッ、あぁッ、あ」

 後ろから手を回される。「胸板」と呼べるほどにも成長していない、平たい胸郭の先端、乳首を弄ばれる。

 じくじくと響くような快感に、身をよじる。動いてはいけないとばかりに、両腕で動きを封じられる。くりっくりっと、小豆をダイヤルするように弄ばれて、少女のごとき声が漏れた。

「ほら――あの人達みたいに、獣の姿勢で交尾しますか? それとも私が上になって、沢山搾り取りましょうか。頭のてっぺんから爪先まで舐め回してあげましょうか? もしお好きなら、坊やのための奴隷として、嬲りものにしてくれても構いませんよ?」

 ある場所では、寺子屋教師が父兄と獣の姿勢で交わっている。

 またある場所では、稗田のご当主が男を組み敷き、腰を振っている。

 悪魔の館で働いているというメイドが、全身くまなく奉仕している。

 縄で縛り上げられた寺の住職が、鞭で打たれている。

 博麗の巫女と守矢の風祝が、ステージの上で淫らなダンスを繰り広げている。

 貸本屋の一人娘が、皆の見ているまえで放尿している。

 白黒の魔法使いが、人形劇の魔女と粘膜を擦り合わせている。

 鴉天狗の新聞記者が、穿たれよがる痴態を写真に映されていた。

 会場内で交わる男女を次々に指さしながら、衣玖は彼に問い掛ける。

「さ……どうぞ、教えてくださいな」

「あっ、あぁっ、あぁ」

 ぴぃんと尖っていた一物を、ゆるゆる弄ぶ。優しい手つきだ。嬲るわけでは決してなく、獣欲を煽り、射精欲を促している。

 はぁ、はあと、呼吸が詰まる。ぐつぐつと、睾丸が煮えているのを感じる。初めての感覚だった。

「いいんですか? このままだと、出てしまいますよね? 本当はもっと、ほかの方法で出したいんじゃないですか……?」

 ふぅ、と耳元に息を吹きかけ、掌の内でペニスを優しく転がす。希望を聞いている……と見せて、誘導していた。

「お、お姉さんと、したいです……っ」

「何を?」

「っせ、セックスを」

 セックス。童貞である少年にとっては、その名を口にするだけでもとんでもない行為だった。希望を述べるだけで、喉がせり上がり、息が詰まった。マラソンでもしたかのように、呼吸が荒くなっている。

「ふふ、よく言えましたね? 女の子にハメハメしたいって言えるだなんて、格好いいですよ」

 ご褒美とばかりに、軽くキスしてくる。対する衣玖は、よくできましたとばかりに、にこやかに微笑んだ。

 すぐ近くのテーブルに置いてあったゴムを手に取る。少年のモノに、くるりと取り付けた。準備万端です、とばかりに、もう一度軽く口づけてくる。

 本当にセックスをするのだ。それも、遠目に見て憧れていただけの、高嶺の花きわまるお姉さんと。

「ふふ……どうぞ? 坊やが好きにしていい穴が、ここにありますよ」

 ベッドの上で横になり、衣玖は両脚を大きく広げる。誰からも秘められるべき裂け目が、今は彼だけのために曝け出される。

 指先で、裂け目が開かれる。にちゃ……と小さな音を鳴らして、彼女の体内が曝け出される。

 ピンクのぬらつく粘膜が、ひくっ、ひくっと収縮を繰り返す。ネトつく液体が、次から次に滴っている。

「ッ」

 こみ上げてくる衝動を、股を押さえて堪える。とんでもなく淫猥な光景であり、初心な少年には劇薬だったのだ。

「ねえ……早く。坊やが今、必死なのと同じくらい、私ももう、我慢ができないんですよ?」

 くねくねと腰を揺らし、誘惑してくる。むせ返るような色香は、大の男ですら夢中にさせるほどのものだ。ついこのまえ精通を迎えた、年端も行かぬ少年が、抗えるものではなかった。

「おっ、お姉さん」

「衣玖です。永江衣玖」

「衣玖さんっ」

 覆い被さる。二人の体格差ゆえに、乳房に顔を埋めるような形になる。ミルクを煮詰めたような、うすら甘い濃厚な女性のフェロモンが、脳髄を痺れさせる。

「はっ、はっ、はっ」

 へこへこと、腰を振る。男根は太腿から膣口あたりに触れ、擦り上げていた。ぬちっ、ぬちっと、粘っこい音が鳴る。

「ほら、ここです、ここ」

 しなやかな指先が、そっと亀頭を摘まむ。肉穴の入口に正対するように導いた。

 ここまでお膳立てされて、外す馬鹿はいない。衣玖に感謝すると同時に、いよいよ自分が、童貞を喪おうとしているのだと自覚する。遠くに見ているだけだった美女と、初めてのセックスするのだ――あまりの事実に、くらくらしてしまいそうだ。

 けれども、惚けてはいられない。せっかく交わるのだから、彼女にもせめて、気持ちよくなってもらいたかった。

「い、衣玖さんっ、ハッ、あ、……あぁああッ!」

「んっ、はやく、……あっ、ああああんっ!」

 腰を押し出す。しっかりガイドされた一物は、狙いを違わず狭穴へと侵入する。

 ぬぶっ! と、泥に槍を突き刺すような音が響いた。少年のペニスが、衣玖の膣穴を穿ち、割り開いていく。

 粘液に濡れそぼつ無数の襞が、ヌルヌルと肉竿を愛撫する。絡みつき、しめつけながら、奥へ奥へと誘導する。

 魔性とすらいっていい淫乱穴相手に、初体験の少年が胃平気でいられるわけもない。高く裏返った声を上げて、背を反らした。

「はっ、あっ! あぁッ、あっ、あぁ、あぁ、ああ!」

 たまらず、腰を振りたくる。ぱちゅッ、ぱちゅっと、肉同士のぶつかり合う音が響く。下半身から伝わってくる熱と快感に、早くも夢中だった。

 突き込めば、肉襞が竿に絡みついてくる。引き抜けば、ゾリゾリッとカリ首を刺激される。とても人体の一部とは思えない淫猥構造は、コンドーム越しとは思えないほどのエクスタシーを肉棒にもたらす。どちらが穿たれる側か分かったものではない嬌声を、少年はあげていた。

「あっ、っは。いいですよ……んっ! じょうず、じょうず。ほらもっと、頑張って……あっ!」

 対する衣玖も、甘い声をあげていた。肉体的快楽であれば、より大きなものをもたらす男は、会場内にいくらでもいるだろう。乱交の場に現れるような連中なのだから、童貞少年などよりはるかに経験を積んでいるはずだ。

 彼女が見出しているのは、精神的な悦びだった。無垢なる童貞を食い、己の色に染めて、忘れられない思い出を刻み込む悦びだ。

 衣玖は自らのセックスや美貌に、自信を持っている。己に初めてを捧げた以上、彼はもう、他の女では満足できない。いつまでも己を想い、足繁く乱交会に通うのだ――そんな薄暗い快感に浸っていた。

「ふぅッ、ふぅうッ、うッ……!」

 強烈な快感に、手足が震える。姿勢を保っていられない。深い乳房の谷間に、顔を埋め+-*る形になっていた。

「んんぅううッ……!」

「あらあら。おっぱいがだいすきですね? んっ……ふふ、どうぞ?」

 濃厚な、甘ったるい女の香りが、脳味噌をぐずぐずに蕩かしていく。もはや何も分からず、ぢゅるぢゅると目の前の柔山に吸いつきながら、ただ腰を振りたくっていた。

「ふぅッ、ぅうっ、うッ、う……!」

 が、それもやがて、限界を迎える。射精が近いのだ。ただでさえ経験の浅い少年が、衣玖のような極上美女の、淫乱膣を味わったのだ。長く堪えられるほうがおかしかった。

「くッ、う、ぅ、ううッ」

 思わず、腰を引こうとする。こんなアッという間に終わってしまってはもったいない。もっと素敵な快感に酔いしれていたい――そうした思いからの行動だった。

「あっは。だぁめ」

 が、許されなかった。震いつきたくなるほど見事な衣玖の脚が、蜘蛛のごとく彼の腰を絡め取る。逃げることは認められず、ぐいぐいと引き寄せられる。トランポリンの要領で、腰を強引に前後させられる。

「あっ、あっ、出る、出ちゃッ、はッ、あっ、あぁッ、ああああああ……!」

「いいですよ、ほらっ、出しちゃってください、ふふッ、ンッ、んぅううう~ッ……!」

 そんな風にされて、堪えられるわけもなかった。視覚・味覚・聴覚・嗅覚・触覚。五感の全てが永江衣玖で染められ、逃げ場のない中で、肉棒は簡単に限界を迎えた。

 胡桃のような陰嚢が、きゅうっと収縮する。中に溜め込んだ青臭い精子が、輸精管を通って尿道を経由し、解き放たれる。

「はぁッ、あぁあぁッ、ああ……ッ」

 初体験のセックスでの射精だ。生じる快感は、脳味噌を甘く痺れさせる。

 ぶるッ、ぶるっと、全身を痙攣させる。上がる声は高く、どちらが女か分かったものではなかった。

「ンッ、んんん……っ!」

 対する衣玖も、ぞくりと体を震わせた。射精する瞬間に叩きつけられたストロークは、熟練者である彼女をして悪くないと思わせるものだった。なにより、年端も行かぬ少年を食い散らかし、性快楽を植え付けたという倒錯感に酔いしれていた。

「ハッ、あぁッ、あぁ……ぁぁ、は……っ」

 性的には未成熟な少年の絶頂だ。時間としてはごく僅か、十秒ほども続かなかった。

 とはいえ、本人にとっては鮮烈な経験だ。精も根も尽き果てて、ぐったりと、彼女に被さるように脱力する。

 柔らかくなったモノが、淫ら穴から引き抜かれる。ゴムも外される。解放されたモノはすっかり萎えきって、萎びた唐辛子のような形になっていた。

「ふふ、お疲れ様でした。……んちゅッ、ぢゅるッ、ぢゅ」

「んっ、んぅッ! ンッ、ンン、んぅうぅ!」

 優しく微笑んだ衣玖は、少年の顎を軽くつまみ、己と相対させる。次の瞬間、口づける。

 そのキッスは、優しくなどなかった。ぢゅるぢゅると音を立て、舌をねじ入れ絡ませ唾液を啜る、激しい接吻だ。むっちゅ、むぢゅっと、情熱的な音が響く。大人同士すら滅多にやらないほど、熱烈なベーゼだ。

「ぷは……っふふ。また大きくなりましたね?」

 口が離れる。口腔は人体においても特に敏感な粘膜の一つだ。そこをねっとりと愛撫されて、少年のモノはまた大きくなっていた。

「楽しかったですよ。坊や。今夜はここでお終い。お互い、今夜は他の人と愉しんで、きっとまた会いましょうね?」

「は……っあ」

 少年をソファに寝かせたまま、衣玖は颯爽と立ち去る。後ろ姿を、少年は肩で荒い呼吸を繰り返しながら見つめていた。頭の中には、先ほどの激しい行為がぐるぐると渦巻いている。

 二度と忘れられないだろう、最高の初体験だった。他の人と愉しんでと衣玖は言っていたが――とても、味わう気にはならなかった。




短編で投稿するんじゃなくて
連載にしてオムニバス短編集みたいな形にしたほうが
見やすいんじゃねって気がしてきた

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