性処理の為に妊娠まで受け入れてくれる都合の良い女友達 作:uniymoi
ご愛読誠に有難う御座います。
コメント、評価、ここすきなど頂いた方々にも重ねて御礼申し上げます。
次回作執筆への燃料とさせて頂きます。(いつになるかは未定ですが…。)
初夏。段々と温かさが増してきて、日によっては半袖で出かけるのが丁度良いと感じるようになって来た今日この頃。
僕こと
ピンポーン。
インターフォンを押して暫し待つ。
「はーい。」
スピーカー越しに聞こえて来た声は女性のもの。凛とした中にどこか包容力と色気のようなものを感じさせる独特の声だ。
まぁ、この感想に関しては僕がこの声の主を良く知っているせいでそう感じるのかも知れないけれども。
「こんにちは、清太です。」
短く名乗ると、直ぐに内側からドアが開かれる。
「いらっしゃい清太くん。」
柔らかな笑顔で出迎えてくれたのは、僕の友達のお母さん。
やや幼く見える顔立ちにいつも小さく笑みを浮かべていて、会う人すべてに優しい印象を抱かせる。
この笑顔でお出迎えされればどんな男でも頬を緩ませない訳にはいかないだろう。
しかし切れ長な目尻とピンと伸びる睫毛、それによく見るとやや小さい瞳が、ふとした瞬間に彼女に精悍な印象を抱かせる。
髪は娘の波留と同じくショートだが、ブラウンの髪色がより大人らしさを演出している。
身長は波留と同じくらいか、ほんの少しだけ高いような。
昔はスポーツ少女だったそうで、出産を経験して主婦になった今でもボディラインは崩れる事なく素晴らしいプロポーションを保っている。
そんでもってでっかい。
涼香さんの前面にはとんでもない威圧感を放つロケットが2機配備され、いつでも僕を撃墜しようと臨戦態勢を取っている。
僕は先日、その破壊力を嫌と言うほど味わった。だと言うのに何回見てもその迫力に視線を持っていかれてしまうのだった。
僕と同い年の子供が居るからには若く見積もっても30代半ばのはずだが、初対面の人間は20代前半だと紹介されれば疑いすら持たないだろう。
そんな若々しくて可愛らしい奥さんに招き入れられ、僕はリビングにお邪魔した。
~~~~~~~~~~~~~~~
「波留がね。どこかに遊びに行っちゃったのよ。」
言いながら差し出されたアイスコーヒーをお礼を言って受け取る。
僕の友達の
アイツめと、思わずスマホを取り出して見るが、何の通知も来ていない。
「ごめんなさいね。あの子ったら昔からそういうところがあって。小学生の頃もお友達との約束を忘れたまま遊びに行っちゃって、後で凄く怒られたって話してた事があったのに全然反省してないんだから。」
頬に手を添えながら、飽きれた様子で話してくれる。
波留よ、高校生になっても行動が小学生から変わっていないのか…。
この場に居ない女友達の顔を思い浮かべる。
約束を忘れたまま家を飛び出して、どこかの原っぱを駆け回る小学生波留。うーん、ありそう。
波留は基本友達思いで良い子なんだけど、たまにそういう抜けたところがあるんだよなぁ。
コーヒーをストローで吸い上げつつ、波留にメッセージを送信。
涼香さんとおしゃべりしながら既読が付くのを待つ。
波留との事。学校での事。僕自身の事。涼香さんの事。話題は尽きず、リビングには安らいだ時間が流れた。
おかげで時間が経つのはあっという間だったけど、結局コップが空になり氷がほとんど溶けても波留からの返信は無かった。
「ごめんなさいねぇ。」
スマホの画面を睨んでどうしたものかと考えていると、心底申し訳無さそうに涼香さんが謝ってくれる。
「いえいえ、涼香さんが悪い訳じゃありませんから。今日のところは帰りますよ。」
スマホをポケットに仕舞い席を立とうとした時。
ぐ~~。
お腹が鳴った。
朝食べた食パンをとっくに消化し終えて空になった胃袋が、次の栄養を寄越せとせがんでいる音。
は、恥ずかしいっ!友達のお母さんにお腹の音を聞かれるって何だかとっても情けないぞ!?
頬が熱くなるのを感じる。
空腹でお腹を鳴らすのって、なんだかとても子供っぽいんじゃなかろうか。
高校生は大人とは言えないかも知れないけれど、当の高校生からすると子ども扱いされたくないお年頃なんです!
涼香さんに子供だと思われたくない、呆れられたくないという子供っぽいプライドが、僕の頬を染める。
お腹を抑えて固まったまま、目線だけで涼香さんの顔を見ると、いつもの笑顔をさらに崩して心底楽しそうに笑っている涼香さん。
それを見て僕の顔は増々赤くなるのだった。
何か弁解しようと考えるが、良い言葉が出てこない。
フリーズしたままのそんな僕に、涼香さんが優しく声を掛けた。
―――清太くん。おばさんと、デートしよっか♡
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駅前の待ち合わせスポットで虚空を見つめながら涼香さんを待つ。
おかしいな。気が付いたら友達のお母さんとデートする事になっているぞ。
妙に張り切りだした涼香さんのテンションに押されて、僕が何かを言う前にそれは決定事項となってしまっていた。
何故唐突にデートなのかというと、何のことはない。
珍しく波留が不在のお昼なので、折角だから二人で何か食べに行こうというお誘いなのだった。
そういう事なら是非にと返したところ。
「女の人には色々と準備があるから。そうね、1時間後に駅前で良いかしら。そこで待ち合わせしましょう。」
と言われるままに一旦稲美家を後にして、こうして待ち合わせ場所へやってきた訳だ。
さっきまで腹の虫が鳴いていたというのに、今の僕は涼香さんとの初デートというシチュエーションに全てのリソースを持っていかれて、そんな事はすっかり忘れてしまっていた。
あの涼香さんが僕とのデートの為に時間を割いて準備してくれているというこの状況に、幸福と緊張と罪悪感と期待を感じる。
僕はつい先日、稲美涼香さんと稲美波留という二人の女性と、デート以上に濃密な時間を過ごした。
思い出すだけで顔を覆いたくなるような痴態を晒し、僕の中で滾る欲望を言葉にして浴びせ、彼女達の体を隅々まで味わった。
そんな卑しい僕を彼女達は嫌な顔一つせずに受け入れ、求められるまま全てに応じてくれた。
冷静になってから自分の姿を思い出すと、あの空間の淫猥さに充てられたとは言え自分は何て事をしたんだと自己嫌悪せずにいられない。
波留の無防備さと涼香さんの暖かさに付け込んで。二人なら許してくれるだろうと甘えて。僕は自分の性欲を満たす為だけに彼女達を使った。
友達とそのお母さんを肉奴隷だと認識して何度も何度も犯し、剰え最低限のマナーである避妊すら怠った。
二人のお腹の中には既に僕の子供が居るかも知れない。
僕は何の覚悟も無いまま、ただ気持ちよく射精する為だけに親しい女性を二人も妊娠させたのだ。
取り返しのつかない事をした。一番の懸念点である金銭面での心配はいらないと説明されたし、彼女達も僕の子を産みたいと言ってくれたが、それでも僕は人として最低だ。
そしてそこまで自分の愚かさを自覚していながら、お咎めがなかった事にまた甘えて、こうして稲美家との関係を続けている自分をまた嫌悪する。
あの甘く痺れる夜を経て、僕の人生は色んな意味で変わってしまった。
自分は最低の人間だと思っている。でもあの柔らかな女体が齎す快楽と、極上の女性を従える愉悦を覚えてしまった。
どれだけ良心に蔑まれようとも、もはや手放せない。
僕は稲美家の優しさに甘え切ってどこまでも堕ちて行こうとあの日覚悟を決めていたのだった。
もはや当たり前の人生は手放した。そこまで覚悟して、淫靡な非日常に漬かり切っていたはずなのに。
今更僕は、デートなんて可愛らしいものに怯んでいる。
思春期に入ってから漠然と想像するようになった男女のお付き合い。
いつか僕にも彼女が出来て、そしたら一緒にどこかに出かけて、映画を見たりスポーツをしたりして仲を深めて、そしていつかキスしたりして…。
そんなことを夢見ていた。
今となってはそんなもの一足飛びに飛び越してしまった訳だが、それでも夢にまで見た初デート。
しかもお相手はあの美人で可愛らしくて、優しくて良い匂いがして、スタイル抜群で格好良い、あの涼香さんだ。
憧れのお姉さんとのお出かけという未体験に、淫獣と化していた筈の僕はすっかり鳴りを潜め、情緒は年相応の男の子に戻っていた。
「おまたせ。」
一人で勝手にテンパっていると、不意に声がした。
思わず姿勢を正して振り向くと、そこにはいつも通りだけどいつもと違う涼香さんが。
家に居た時と大きな差は無いが、デートの為にと気合を入れ直した事が伝わってくるメイク。
主張しすぎないルージュが可愛らしい彼女の唇を彩っている。
ピアスもこれまで家で着けているのを見たことがないフープタイプ。お洒落とはこういう事かと感心させられる。
胸元にはプラチナのネックレス。控えめなデザインだがよく見ると小振りなダイヤらしきものが散りばめてある。
稲美家の財力から言って、多分このネックレスは相当お高いものに違いない。素人の僕が見てもそう確信させる代物だった。
トップスはライトブルーのオフショルダーブラウス。露出した肩が涼香さんの健康な色香を引き立てている。
ボトムスはベージュのクロップドパンツ。七分丈で、涼香さんのよく手入れされている太腿が目に眩しい。
ソックスはフットカバータイプのようで踝が見えている。そこに装飾の少ないダークブラウンのローファー。
ヒールは高すぎず、デザインと共に歩きやすさも重視する涼香さんの性格が見て取れる。
肩には高そうな本革のショルダーバッグが掛けられており、右肩から左の腰まで伸びるストラップが涼香さんの豊満な胸の間を縦断し、形の良い乳房をくっきりと浮かび上がらせている。
更には涼香さんが近づくにつれて漂ってくる、仄かに鼻孔を擽る大人な香水の香り。
これが、デートか。
僕は危なく血を吐いてその場に崩れ落ちるところだった。
もし先日童貞を捨てていなかったらとても耐えきれなかったであろう、大人の女性の魅力。
可愛い、綺麗なんてありふれた褒め言葉じゃ、御粧しした涼香さんの魅力の百万分の一も伝わらないだろう。
「清太くん。清太くーん?」
トリップして動かなくなっていた僕の目の前で、涼香さんがヒラヒラと手を振りながら声をかける。
なんか前にもこんな事あったな…。
などと思いつつ我に返り、気を取り直して涼香さんに顔を向けた。
「すみません!その、あんまりお綺麗なもので、見惚れちゃいまして…。」
取り繕う余裕もなく、つい本音が口から出る。
「…。 あはは、もう。 そんなお世辞なんて良いのに♡」
それを聞いて涼香さんは、いつも細められている眼を2、3回瞬かせた後、ほんのりと頬を染めた。
恥ずかしそうに視線を逸らす涼香さんの可愛らしさに、更に称賛の言葉を送る。
「お世辞だなんて!ほんとに綺麗です。涼香さんはいつもお綺麗ですけど、今日は特に!」
ますます赤くなって縮こまってしまう涼香さん。
さっきまで年上のお姉さん然としていたのに、ちょっと褒められただけであっという間に少女のように変わってしまう。
こういうギャップのあるところが涼香さんという女性最大の魅力かも知れない。
こうして男子高校生とその同級生のお母さんとの初デートがスタートしたのだった。
~~~~~~~~~~~~~~~
本当の恋人のように腕を組んで歩く。
デートというシチュエーションに舞い上がってふわふわしている自分と、こんな美人な人妻と腕を組んでいる事にニヤニヤするのを抑えられない自分と、涼香さんの良い香りについすんすんと鼻を鳴らしてしまう自分と、何か粗相をしやしないかと緊張でガチガチの自分と、それでもなんとか彼女が歩くペースに合わせてそろそろと足を動かす自分と…。
色んな情緒がごちゃ混ぜながらも総動員され、力を合わせてこの初体験を良い結果にしようと奮闘している。
道すがらすれ違う人々から感じる視線。
あれはきっと、僕みたいな子供がこんな綺麗な人と腕を組んでいるという状況に対する好奇の視線だろう。
恥ずかしいと感じるのは、やっぱり僕がまだ子供だからだろうか。
待ち合わせ場所だった駅から歩く事15分。
涼香さん曰く、カップルに人気だというハンバーガーの専門店に到着した。
ハンバーガーなんてマ〇クとかモ〇みたいなチェーン店のしか食べたことがない自分としては、こんな垢ぬけた雰囲気の店に入るのは気後れしてしまう。
だが、今日は隣に涼香さんが居る。こんなに綺麗な女性と二人なら、背伸びしてこういう店に入る勇気も湧くというもの。
お昼時を僅かに過ぎていた為か、日曜日だと言うのに運よく席は空いていた。
カップルでの利用を意識したと思われる、椅子が2つの小さなテーブル席。涼香さんには壁側に座ってもらって、僕は通路側の席に向い合せに座る。
店内はカジュアルな雰囲気の中にどこか高級感があり、今時のカップルというのはこういう所でデートするのか、なんてジジ臭い感想が出てくる。
テーブルに備え付けられたメニューまでお洒落で、オーダーしなければ始まらないというのについ手に取るのを躊躇ってしまう。
きっと他のお客さんからは、僕がデート初心者だと一目で分かった事だろう。
2人で見れるように横向きにしてメニューを開く。
…んん?お高くない???
僕の知ってるハンバーガーの値段と桁が違うんだけど!?
ページをめくる度に変な汗が出てくる。
ここは本当に僕なんかが入って良い店だったんだろうか。
先ほど入店する為に振り絞った勇気は目の前に現れた予算オーバーという現実に吹き飛ばされ、慣れ始めていたハンバーガーショップの空気は一瞬でアウェイの居心地の悪さを取り戻した。
「清太くん、決まった?」
またしても心の中で吐血して気を失いかけたが、涼香さんの声で現実に引き戻された。
「え?あ、はい。いいえ。その…、まだ、です。」
歯切れ悪く返事をする。するとすぐに察してくれる涼香さん。
「もしかしてお値段の事気にしてる? いいのよ今日は。 折角のデートなんだから。」
暗に自分が支払うから好きなのを頼めと言う涼香さん。
普段は親から貰っている食費を涼香さんに受け取ってもらってご飯をご馳走になっている訳だが、この店ではサイドメニューだけ頼んだとしてもそれじゃ足りない。
デートでは男性が女性にご飯を奢るもの、なんて一昔前のマナーをどこかで聞いたせいで、自分の分すら女性に払ってもらうこの状況は酷く情けなく感じられた。
結局支払いをお願いする事になったハンバーガーセットは、美味しかったはずなのに苦い記憶として僕の中に刻まれることとなったのだった…。
食事を終えて、ぶらぶらと歩きだす二人。
この後の事は特に決めていない。涼香さんが歩くのに合わせて僕もゆっくりと着いて行く。
デートと銘打ったからにはご飯だけ食べて帰るのは勿体ない。よりデートらしい事をしなければ、僕は失敗した思い出だけを持って帰ることになってしまう。
思えば今日は涼香さんの前で恥をかいてばかりいる。
腹の虫の音を聞かれて、待ち合わせで惚けた姿を見られて、昼食代も奢ってもらって。
これじゃあ子ども扱いされても文句が言えない。自称大人の高校生としては何とかして汚名返上したかった。
少し歩いたところでドラッグストアが目に入り、寄りたいと言う涼香さん。
僕も一緒に入ってトイレを借りた。
用を足しながらこの後の事を考える。
デートと言ったら普通はどこに行くのだろう。
定番と聞くのはショッピング、映画、カラオケ、ゲームセンター、水族館、遊園地などテーマパーク辺りだろうか。
大人のデートだと美術館とかも聞いたことがある。いや、流石にハードルが高すぎるか。
帰って晩御飯の用意をする事を考えると、自由に過ごせる残り時間は2時間ちょっとだろう。
その間でデートとして成立する行き先は限られる。
真っ先に思いつくのはショッピングだが、相手はあの稲美家の奥様だ。
今日身に着けているコーディネートも総額を聞いたら僕が卒倒しそうになる額に違いない。
そんな女性と一体どこに何を買いに行くのが正解なのか。僕には難問が過ぎた。
結局良い行先が浮かばないままトイレから出て店内を見回すと、既に買い物を終えたと見える涼香さんの姿があった。
「お待たせしました。」
「ううん。私も今お会計したところ。」
軽く言葉を交わし、再び腕を組んで店内を後にする。
一瞬店員のお兄さんと目が合った。驚愕と嫉妬の眼差し。
分かります、僕が貴方の立場でも同じ顔になる。
何とも言えない後ろめたさと優越感を感じてドラッグストアを離れたのだった。
「あの、涼香さん。この後なんですけど。」
恥を忍んで、涼香さんに行きたい所を聞いてみる。
気の利いたデートスポットの一つも案内できない自分にまたしても情けなさが湧いてくるが、僕の小さなプライドよりも涼香さんに満足して貰う方がずっと大事だ。
「うん、もうすぐ着くわよ。」
歩きながら言う涼香さん。
なんと。
行先を決める前に取り合えず歩き出したのかと思っていたが、涼香さんの中では既に目的地は決まっていたらしい。
この辺りに買い物したり遊べる場所なんてあったっけ?記憶を辿ってみるも、デートに適した場所が思いつかない。
そのまま涼香さんに腕を引かれてしばらく歩くと、やや派手に装飾された看板が見えてきた。
ギョッとして思わず体が強張る。が、お構いなしに歩いていく涼香さん。
道を変えた方が良いんじゃないかと思いつつ提案出来ずに居ると、涼香さんはその建物にどんどん近づいて行くではないか。
まさか目的地ってここじゃないですよね!? 流石に違いますよね!!?
「じゃあ入りましょうか。」
当たり前のように中に入ろうとする涼香さん。
「ちょ、涼香さん、ストップ! ストップ!!」
肩を引いて彼女を立ち止まらせる。
「? どうしたの?」
「いや、どうしたのじゃないですよ! ここに入ろうとしたんですか!?」
派手な看板を指さす。
「そうだけど、どうして?」
小首を傾げる涼香さん。あ、かわいい。じゃなくて。
「ここ何の建物だか分かってます!?」
念のため彼女の認識を確認する。もしかしたらカラオケとかと勘違いしてる可能性があるからね!
慌てる僕の心を知ってか知らずか、涼香さんは笑いながら答えた。
「勿論知ってるわよ。 ラブホテルじゃない。」
そっかー、知ってて入ろうとしてたかー。
目の前に聳える独特な装飾を間接照明で照らすビル。
休憩と宿泊の料金が大まかに書かれた看板。
出入り口を絶妙に覆うように植えられた背の高い観葉植物。
うんこれ、LOVE HOTELだ!
産まれて初めて生で見たそれは、ラブホテルという概念を知っていればこれがそうなのだろうと直ぐに分かる外観だった。
しかし一方で外壁には豪華な装飾が施され、足元には大理石が敷かれている。敷地内は掃除が行き届いており、普通のホテルにも負けないような清潔感があった。
以前、処女の癖にやたらラブホテルに詳しいクラスメイトが
「ラブホテルと一言で言っても、そのグレードはピンからキリまで! 高級店だと料金は安いところの2倍から5倍ほどに達することもある。 んが!そういった高級ラブホテルには金額に見合うだけの気品があり、最近ではファッションホテルなどと呼称される事も増えてきている! 卑猥な施設だという安直な先入観だけで良く知りもしないラブホテルの事を悪く言う輩も居るが、そういう方々にも是非一度、奮発して高級ラブホテルを体験してみて頂きたいものだ。 きっと考えが変わること請け合いだよ!」
と何故かドヤ顔で語っていたのを思い出す。
ここはピンのホテルに違いない。だって看板に書いてある料金がすっごいもの。ちょっと待って、ラブホってこんなにするの?ここにえっちしに来る人達お金持ち過ぎない?
「清太くん、大丈夫? 具合が悪いならすぐ言ってね?」
僕がラブホテルのファーストインプレッションに気を取られまたしても固まっていると、いい加減慣れたのか、動じることなく涼香さんが呼び戻してくれた。
「あ、いえ、具合は大丈夫です…。じゃなくて! 何シレっと中に入ろうとしてるんですか!」
「だってデートだもの。ラブホテルに入るのは当たり前じゃない。」
そーなのぉ? 僕これが初デートなんで偉そうなことは言えないんですけど、それでも違うんじゃないかなぁ多分。
乱される思考を何とか制御して、しどろもどろのまま反論する。
「いやでもデートってこう、一緒にご飯食べたり映画見たりして、お互いのことを知って仲良くなって行くものなんじゃ…。」
「? おかしなこと言うのね?」
困惑した顔の涼香さん。
「デートっていうのは女の子をラブホテルに連れ込んで手籠めにする為にするんじゃない。 食事も映画もお買い物も、男の子が女の子の気を引いて股開いてもらう為にする前戯なんだから。」
「私たちはもう仲良しだし、とっくに心も体も許してるんだから、そんな手間なんて必要ないでしょう? ならさっさとラブホに直行して手早くハメるのが正しいデートよ。」
右手の人差し指と親指で輪を作り、そこに左手の人差し指を差し込んで前後させながら話す涼香さん。
っ…なるほど、確かにそういう面もあるだろう。
男児たるもの下心があるから女性に言い寄るもの。それを完全に否定できる男はそうは居ないはずだ。
で、女性を口説く為にデートするのだと考えた場合、僕の場合は既に口説き終わっているからデートの行き先はラブホ一択になると。
…あぶな! 一瞬涼香さんの主張は正しいんじゃないかと納得しかけてしまった。
しかし僕の中の常識が「そうはならんやろ」と言っているのでもうちょっと頑張ってみる。
「あの! 今日は僕、全然そういう気は無くて…。 デートだって言うから、僕はてっきりご飯食べたらどこか遊びに行くものだと…。」
「だから遊びに来たんじゃない。」
またしても怪訝な顔をする。
そうだった。稲美家にとってセックスはアミューズメントにカテゴライズされてるんだった。
つまりあれだ。デートのお誘いとはデートのお誘いではなく、初めからラブホえっちのお誘いだったって訳だ。そうかぁ、そうだったかぁ。
きっと涼香さんにしてみたらご飯を食べに行くついでに時間もあるし、ちょっと最寄りのラブホでひとパコってくらいのノリなんだろうなぁ。
波留の処女を貰い涼香さんと繋がったまま一夜を過ごしたあの日以来、僕の中の倫理観も順調にぶっ壊れて来たと思っていたけど、本物にはまだ勝てる気がしない。
改めて、僕は何という肉奴隷を手に入れてしまったのか。
ここまでお膳立てされて、もはや手を出さないでいられる程僕のモラルは高くない。マトモである事はとっくに諦めたんだ。
覚悟を決め直した僕は、無言で涼香さんの露出した肩を抱き寄せ、目の前の魔窟へと入って行ったのだった。
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フロントは無人。そこそこの広さのフロアにタッチパネルの機械が2台だけ置いてあり、他にはSTAFF ONLYと書かれたドアくらいしか無い。
涼香さんが言うにはこの精算機で入りたい部屋を選択し支払いを済ませると、その時点で選んだ部屋の鍵が開くようになっており、後は部屋に入って内側から鍵をかけるだけとのこと。
帰りは鍵は開けっぱなしで良いらしい。はえー、便利。
涼香さんは迷わず最上階の一番高価な部屋を選択し、クレジットカードで支払いを済ませた。
ちらりと見えたカードは黒かった。まぁ、稲美家の人間が持ってるんだし黒いよねと納得する。
涼香さんが機械を操作している間に、改めて辺りを見回してみる。
ここがラブホテルか…。
以前、処女の癖にやたらラブホテルに詳しいクラスメイトが
「このような性行為だけを目的にした施設は世界中でも日本のラブホテルしか存在しない。 純然たる逢引き専用宿泊施設! 生まれながらのヤリ部屋! どうだ、えっちであろう? フハハハ、ンフーッハハハハッ……!」
と何故かドヤ顔で語っていたのを思い出す。
確かにそうだ。ただセックスするだけなら自宅でも、普通のホテルでもできる。
だと言うのにこのセックス専用の施設を訪れるというのは、それだけでとんでもなくエロい。
ここを訪れた人間は嫌が応にもこれから自分たちは間違いなくセックスするのだという期待感を高められ、わざわざお金を払ってセックスの為の準備が万全に整った施設で行為に及ぶという非日常感は、理性の箍を外すには十分だ。
かく言う僕もラブホテルの魔力に充てられ、ズボンの前を僅かに膨らませたのだった。
支払いを終えた涼香さんとどちらからともなく恋人つなぎで指を絡ませ、エレベーターに乗り込んで上へ。
良く考えるとこのエレベーターという狭い空間で、これから交わろうという相手と二人きりというのは、既に相当えっちなのでは?
繋いだ手の指だけを動かしていたずらしてみると、同じように指を手の甲に這わせてくる。
隣を見る。いつもの笑顔で見つめ返してくれる涼香さんだったけど、肌はほのかに赤くなっており、大きなバストは静かに上下を繰り返していた。
涼香さんもこれからする事に期待して興奮してくれている。
いかん。今後はエレベーターに乗るだけで今日のことを思い出してしまうかも知れない。それは嬉しい事のような、危うい事のような…。
そうしている内にエレベーターが止まりドアが開かれる。
部屋に向かう為歩いた廊下はホテルの外観と同じく煌びやかに装飾されており、何だか神聖な雰囲気すら感じられた。
間もなく廊下の一番奥の部屋に到着。
まるで自宅に帰ってきたかのような気安さで中に入っていく涼香さんを、僕も慌てて追いかけた。
部屋の中はカーテンが閉め切られ日光が入らない代わりに、暖色の間接照明が数個点いて暖かな空間を演出していた。
入口からベッドは見えないが、ベッドの上から垂れ下げられているのだと分かる薄手のカーテンの端が見切れており、期待感を更に煽ってくる。
脱いだ靴を丁寧に寄せ、使い捨てスリッパに履き替える涼香さん。それを真似て部屋に上がった。
涼香さんはこの部屋の作りを分かっているようで、迷いなく奥へと進んで行く。
この女性は人妻なんだから、もしかしたら旦那さんと一緒に来たことがあるのかも知れない。
もしくは別の男と…?
そう思うと、僕は自分が間男の立場にあることも忘れて、過去にここで涼香さんを抱いたであろう男に嫉妬せずにはいられなかった。
僕がきょろきょろしている内に荷物を置いた涼香さんは、お風呂場と思わしきドアに入って行く。
間もなく聞こえだす水音。どうやら湯船にお湯を張っているらしい。
脱衣所を覗き込むと、二人分のタオルとローブが備え付けられていた。
湯が溜まっていく音を聞きながら、僕も適当な場所に荷物を置いて涼香さんに声を掛ける。
「涼香さん、なんだか手慣れてるみたいですね。」
振り返る涼香さん。
「ん、そうね。 そう見えた?」
いつものように小さく笑みを浮かべ近づいてくる涼香さんは、どこかほんのちょっとだけ、僕の知らない女性に見えた。
「涼香さん…。」
何か言おうとしたけど。
それ以上僕の口から言葉が出てくる事は無かった。
気づけば涼香さんの顔は目前に迫っていて。
僕が呆気に取られている内に、涼香さんはゆっくりと僕にキスをしてくれた。
唇が触れ合うだけの軽いバードキス。
時折漏れる吐息が僕の耳を擽り、あっという間に夢中にさせていく。
何度か唇を重ねた後、少し体を放して涼香さんが口を開いた。
「ふふ…♡ 今の私は清太くんだけのモノなんだから、余計な事なんて考えなくて良いのよ? 清太くんの好きにして良いんだから♡」
次の瞬間には再び僕の唇は涼香さんの唇に覆い隠され、今度は艶めかしい舌が無遠慮に僕の中に入り込んできた。
唇は唇を食み、時には軽く触れ、時には強く押し潰し。どれだけ求めても求め足りなくて、角度を変えて何度も何度も重なり合う。
口の中では舌が舌を捕まえ、溢れ出した唾液を混ぜ合わせて甘いジュースを作っている。
両腕は僕の背中に回され、この口付けが途切れる事のないようにと懸命に縋りついていた。
あふれ出て来るよだれを舐めとり、音を立てて飲み干す涼香さん。
今僕は、涼香さんに食べられている。そう錯覚するような淫靡で甘い、不倫味のキス。
やっと追いついた僕は、反撃とばかりに涼香さんを抱き締め返し、二人の体をより密着させる。
片手は背中から次第に下へ向かい、涼香さんの形の良いお尻を無遠慮に撫で揉みしだく。
舌の先端同士が擦れ合う度に全身を駆け巡る痺れ。
奥歯から順番に涼香さんの歯並びの良い口内を舐って行く。
性欲よりも愛情が籠ったキス。繰り返す度に心が満たされて行く。
唇を離さないまま、服越しに互いの体を弄る。まるで全身で交尾しているかのような錯覚。
互いの距離はとっくに0cmだと言うのに、もっともっと近付きたいと体を寄せ合い、貪り合う。
すっかりやる気になった愚息は彼女の下腹部に無遠慮に押し付けられ、僕のズボンだけに留まらず涼香さんのパンツにまで染みを作っていた。
自制が効かなくなりつつある僕の肩を、涼香さんが軽く突き放す。
唇が離れ、何分かぶりに見えた彼女の表情。
口の端からはだらしなく涎が垂れ、眼元は溶けて焦点がブレている。
呼吸は荒く、真っ白な肌はほんのりピンクに色付いて汗を弾いている。
それを見て等々辛抱出来なくなり、彼女を押し倒さんと身を乗り出した。
が、寸でのところで手で制す涼香さん。
「清太くん♡ もうちょっとだけ我慢できる? 頑張れたら、その分うーんと気持ち良くしてあげる♡」
涼香さん自身も余裕が無さそうなのに、欠片だけ残った理性を使って何かを企んでいるようだ。
うんと気持ち良くなんて言われたら気になってしまうじゃないか。
何とか踏み止まって、涼香さんの言う事を聞く事にする。
「偉い偉い♡ それじゃベッドに行く前に、軽くシャワー浴びよっか♡」
今日は少し外を歩いたから、もしかして汗の匂いが気になったのだろうか。
涼香さんからは名前の通り涼し気な香りしかしないけれども、本人が言うからには希望を聞いてあげたい。
お預けされて不満げに脈打っている相棒を何とか落ち着かせ、二人でいそいそと脱衣所に移動する。
脱いだブラウスを簡単に畳んで、備え付けの籠へ入れる涼香さん。
その次の瞬間には、窮屈そうなブラから解放され重力の影響をより受けつつも、それに抗い形の良さを保っているロケットおっぱいが現れ、たわわに揺れて僕を誘惑して来た。
喉が鳴り、思わす手を伸ばしそうになる。が、まずはシャワーだ。
初めてって訳じゃないんだし、我慢できないお子様だと思われたくない。
僕の子供っぽさが珍しくプラスに働いたおかげで、何とか再び我慢する事が出来たのだった。
やや乱暴に服を脱ぎ棄て全裸になった僕は、同じく全裸になりピアスも外した涼香さんと一緒にバスルームへと入って行った。
シャワーヘッドを手に取ってお湯の温度を確認する涼香さん。
「洗いっこしよっか♡」
波留にそっくりないたずらっぽい笑顔を浮かべる。
洗いっことか、めっちゃデートっぽくない? とてもしたいですハイ。
一も二もなく返事をする。
すると持っていたシャワーヘッドを壁に戻して、どこかに歩き出す涼香さん。
あれ? 洗いっこするんじゃないの?
不思議に思っていると、涼香さんは壁に立て掛けられていた、とある物に手を伸ばした。
「じゃーん♡ これを使います♡」
涼香さんが持ってきたのは、ビニール製の大きなエアマットだった。
清太知ってる! これ風俗店とかで使われてるソープマットって奴だ!
性的なサービスの為に生産・販売されているアダルトグッズ。
それをこれから自分が使うのだと認識しただけで、愚息がびくんと跳ね上がる。
広い洗い場の中央にマットを敷き、僕らとマットをシャワーで濡らして行く涼香さん。
十分に水気を纏ったところでシャワーヘッドを壁に戻し、今度はボディソープのボトルからたっぷりと中身を取り出した。
彼女は小さな手を覆い隠すほどの量のボディソープを無遠慮に僕の胸に塗り広げ、そのまま下腹部まで手を滑らせる。
一瞬性器を触られるのかと期待して、またしても竿が跳ねてしまった。それを見て楽しそうに微笑む涼香さん。
残ったソープを僕の背中側にも塗りたくり、掌のソープはこれで殆ど使い切られた。
「じゃあそこに横になって♡」
涼香さんに言われるまま、マットに仰向けになる。
寝そべった状態から見上げる涼香さんの下乳。今すぐ嘗め回したい衝動に駆られる。
興奮が高まり、今日何度目かの生唾を飲み込んだ瞬間、天から2発のロケットが僕を強襲した。
「私が動くから、清太くんは楽にしててね♡」
僕の薄い胸板に押し付けられ形を変えるロケット。
擦り合わせる動きの中で互いの乳首が引っかかり、涼香さんの乳首が既に硬く勃起している事を教えてくれた。
これは、泡踊り…! まさかこの身で味わう日が来るとは…!!
でも涼香さん! これ多分洗いっことは言いません!
しかし実際、ボディソープをつけて体同士を擦り合わせれば、確かにお互い綺麗になって行く。
またしても涼香さんの言い分は正しいのではないかと少し納得しそうになってしまった。
艶めかしく体をくねらせながら、僕の体の至る所におっぱいを押し付ける涼香さん。
たまに目が合えば、発情しきった雌の顔と世話焼きなママの顔を併せ持つ性愛の女神が眼差しをくれる。
僕の腕を取って胸で挟みぬるぬると前後。しばらくしたら今度は僕をうつ伏せにさせて、背中にのしかかって全身でぬるぬる。
「はーっ♡♡ はーっ♡♡ はーっ♡♡ はーっ…♡♡♡」
動きが激しくなるにつれて大きくなる涼香さんの息遣い。
一通り洗い終えると、次はバスタブを背もたれにして座るよう指示された。
言われた通りに座ると、涼香さんは僕と向い合せになるように僕の太股に腰を降ろした。
堪らなくなっている僕の竿は涼香さんのお尻の割れ目に挟まれて、少し動くだけで達してしまいそうになる。
このままちんぽを根元まで打ち込んで、我武者羅に突き上げてしまいたい衝動に駆られる。
「清太くん♡♡♡」
濡れた瞳で僕を見つめる涼香さん。やがてゆっくりと目を瞑り、小さく口を開けて舌を伸ばして来た。
堪らずそれにむしゃぶりつき、ベロでベロを捕まえて犯す。
ぬちぬちと唾液が混ざり合う音を聞きながら、泡塗れの体を引き寄せて胸を愛撫。
しかしこれだけ全身満遍なく洗っているというのに、お互いの肝心な部分にはあえて積極的には触れない。
この頃には僕も、涼香さんの狙いに気づき始めていた。
絡み合ってじゃれあう事10分ほど。
これ以上続ければ暴発してしまうというギリギリのところで、涼香さんがシャワーを浴びせてくれる。
お湯と互いの手で相手の体についた泡を流して行き、すっかり綺麗になると足早に脱衣所へ。
お互い無言のまま、すっかり火照った体をバスタオルでざっと拭き、涼香さんはローブを羽織う。
互いに準備が出来ると、またどちらからともなく手を繋いで脱衣所を後にした。
綺麗にベッドメイクされた布団を半分ほどめくり、サラサラと手触りの良いシーツに腰を下ろす涼香さん。
先ほどまであれだけ淫らな姿を晒していたと言うのに、今更恥ずかしそうに顔を伏せながらローブの前を開ける。
静かな部屋に響く、荒い男女の息遣い。それに合わせて上下する涼香さんのたわわな胸。
先端はすでにこれ以上ないほど硬く尖っており、冷たい空気に晒されて小さく震えている。
ローブをベッドの脇に落とし、左手の薬指からリングを外して棚に置く。
人妻からただの女へ変わった彼女が、両手を伸ばして僕を呼んだ。
「清太くん…♡ 好きにして♡♡♡」
部屋に入ってから既に30分近く経っている。
主人の期待を裏切らぬよう辛抱強く「待て」に耐えていた猛犬は、ついに許されたご馳走に猛然と襲い掛かったのだった。
覆いかぶさるように押し倒し、素早く太股を押し開く。
涼香さんの秘部は既にぐっしょりと濡れそぼり、僕が入ってくるのを心待ちにしているようだった。
避妊の重要性など完全に頭から消え失せ、僕は蜜壺へむき出しの肉棒を押し当てた。
涼香さんのそこはとても出産経験があるとは思えないほど引き締まっており、これまでも数えきれないほど犯して来たというのに、未だに少女のような狭さを保っている。
しかし欲情しきった狼の前では、そんな抵抗は無駄というもの。体重をかけ無理やりに肉壁を押し広げて行く。
「んーっ♡♡ はぁっっ♡♡ あーっ♡♡」
まだ亀頭が入っただけだと言うのに、涼香さんの声には全く余裕が無い。涎を垂らして歯を食いしばり、軽く首を振って必死に快楽に耐えているようだった。
僕も我慢したけれど、同じだけ涼香さんも我慢していたのだ。
男根が奥へ進む度に、カリ首が膣壁に擦れて快楽を齎す。
僕がその快楽に耐え切れず、身を震わせて動きを止める度、涼香さんの口からもより大きな声が漏れ出た。
焦らしに焦らされた僕らの体は、今乾き切っている。
理性を失いかけている脳が、今すぐ腰を打ち付けて性愛を貪れと命令している。が、カラカラの喉にいきなり水を流し込めば咽てしまうように。
僕らは大きすぎる快楽を受け止めきれず、結局たっぷりと時間をかけて何とか根元まで挿入したのだった。
「はーっ♡ はーっ♡ はーっ♡ はーっ…♡」
二人とも肩で息をしてなんとか呼吸を整えようとする。
顔は真っ赤に染まっていて、表情だけ見れば初めてを経験している処女と童貞に見えたかも知れない。
セックスなんてもう慣れ切っていたはずなのに。こんなにも気持ち良いなんて。
気持ち良すぎて動けない。動いたら死ぬかも知れない。なんて馬鹿な事を本気で考えるくらいには気持ち良い。
繋がったまま何分経っただろうか。互いに余裕が戻ってきたと見て、僕から切り出す。
「涼香さん。動きますね? 多分動き出したら止まらなくなっちゃいますけど、良いんですよね? 涼香さんが、好きにして良いって言ったんですもんね?」
話しながら涼香さんの中でびくびくと跳ねる相棒。うんと気持ちの良い射精をする準備は整っているようだ。
「うん♡♡ 私は清太くんの女なんだから、こっちの様子なんて気にしないで、どうすればより気持ち良く射精出来るかだけ考えてて良いのよ♡♡♡♡」
緩み切ってもう待ちきれないという表情なのに、それでもいつものように優しく僕の頭を撫でてくれる涼香さん。
「動いて♡♡♡ おばさんの事、ちんぽでハメ殺して?♡♡♡♡♡」
そう言って軽くキスをしてくれる涼香さん。そんな涼香さんを、僕はちんぽでハメ殺してあげることにした。
「おおおぉっ♡♡♡♡♡ おーっ♡♡ イクッ♡♡♡ あぁあーっ♡♡♡♡♡ おおおぉーっ♡♡♡」
弾かれるようにピストンを始めたペニスに、涼香さんが獣じみた嬌声を上げる。
先ほど取り戻したと思っていた余裕はあっという間に消え失せ、僕に残っていた僅かな理性も一緒に連れて行った。
もはや多根清太も稲美涼香も居ない。ここには雌を犯し孕ませんと欲望をぶつける雄が居るのみ。
「いぎぃ♡♡♡ ダメ♡♡ これ♡♡♡♡ 強しゅぎてっ♡♡♡ あひっ♡♡♡ おおっ♡♡♡ おおっ♡♡♡ イグッ♡♡♡♡ ぐぃっ♡♡♡ っんぐぅぅ♡♡♡♡♡♡」
腰を振る僕の下で必死にシーツを握り締め、押し寄せる快楽の洪水に流されまいと耐える涼香さん。
それでも構う事なく撃ち込まれるペニスに、悲鳴はますます高く大きな音色に変わる。
意識が飛びそうになる程の快楽が一突き事に束になって襲い掛かり、二人の脳細胞を焼き焦がして行く。
「清太くんっ♡♡♡ あーっ♡♡♡ 清太くぅん♡♡♡♡♡ 凄いよぉ♡♡ こんなに女を狂わせてっ♡♡♡ 手玉に取ってっ♡♡♡♡ 格好良いよぉ♡♡♡♡」
「出したくなったらっ♡♡♡ 我慢なんてしないでっ♡♡♡ いつでもおばさんの中に出して良いからね♡♡♡♡♡」
「余計なことは考えないで♡♡♡♡ 好き勝手に中出し種付け交尾楽しんで良いんだからね♡♡♡♡♡♡ だから、出してぇえ♡♡♡♡♡♡♡♡」
必死に意識を繋ぎながらも僕に媚びるのを忘れない涼香さん。そんな事言われたらいよいよもって限界だ!
「涼香さんっ! イキますっ!! 出る、出るっ!!!」
「っ♡♡♡ ああぁーっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
痙攣する涼香さんの体を抱え込み、約束通りのうんと気持ちの良い射精を味わう。
焦らされている間に急ピッチで生産されていた精子達は、ついに迎えた解放の瞬間に歓喜し、我先にと躍り出た。
目指す先は一つ。津波のように押し寄せる何億という精子達は、無防備に佇んでいた卵子を発見すると即座に取り囲み、己の本懐を遂げんとして一斉に襲い掛かるのだった。
涼香さんの小さめな陰裂からは、既に収まり切らなかった白濁液が溢れ出している。
しかしずっしりと重みを感じる程にザーメンを蓄えた金玉は、まだまだ空になる様子を見せない。
時折小さくペニスを抜き差して竿を扱き、かと思えば一気に根本まで挿入れ直して再び射精。
僕が長い長い種付けを堪能している間、涼香さんも絶頂し続け、大量の潮をまき散らし続けたのだった。
セックスが終わった後、水分補給を忘れないようにしなければ…。
ようやく射精し終えたところで、ふと目に入った巨乳。
断りも入れずにむしゃぶりつき、びんびんに勃起した乳首を吸い上げた。
「あんっ♡♡」
まだイっている最中だの言うのに、無遠慮に追加された快楽に身を震わせる涼香さん。
空いているもう片方の乳首は指の腹で捏ね回し、押しつぶし、引っ張り伸ばして弄ぶ。
はー…。最高のセックスだった。
とっくに全て出し終わっているというのに、敢えてペニスを引き抜かずに余韻に浸る。
体重を涼香さんに預けて、柔らかな胸に顔を埋めて。
そうしている間にも腰は僅かに動いて、今流し込んだザーメンがどうやったらより奥に届くかを探っている。
直ぐには動けそうにない。それは僕も涼香さんも同じのようだった。
肩で息をしながらしばしの休息。
今まで数えきれないほど涼香さんの穴を使ってきたけど、今回のセックスは別格だった。
我慢して我慢して、飢えで狂ってしまうかと思うほどに我慢して。
そうしてありついた雌穴のハメ心地と言ったら。
焦らしプレイというものがあるのは知識として知っていたけど、正直舐めていた。
人は焦らされて初めて本物のセックスに出会えるのかも知れない。
徐々に理性を取り戻すに反比例して、硬度を失って行く僕の相棒。
そりゃこれだけ出せば萎みもするよね。シーツに広がったザーメンの量は自分でもドン引きする程だった。
名残惜しいが、弄んでいたおっぱいを離してベッドに腰掛ける。
涼香さんもやっと息が整ってきたようで、体勢を変えて座り直した。
「お疲れ様、清太くん♡ どうだった?ちゃんと気持ち良く中出し出来た?」
「はい、涼香さんの言う通り、うんと気持ち良かったです…。腰が抜けるかと思った。」
つい要らない事まで口走ってしまい、それを聞いてころころと笑う涼香さん。
涼香さんの笑顔は大好きだけれど、それでもやっぱり自分が子供扱いされているようで、ちょっとだけ複雑だった。
ちらりと時計を見て涼香さんが口を開く。
「まだ時間あるし、ヤリ足りなかったら遠慮なく言ってね? 私は夫の許しが出たのを良い事に、娘を押し退けてそのお友達と生ハメ本気子作り交尾にドハマりしちゃうような悪い人妻なんだから。 罰として本当にぶっ殺すつもりで使い潰してくれて構わないんだからね?」
家にいる時「今夜は何が食べたい?」と尋ねるのと変わらぬ様子で聞いて来る。
いい加減慣れたと思ってたのに、相変らずエロスが過ぎるよこの変態淫語女神はー。
思わず生唾を飲み込むが、これだけの淫語をぶつけられても相棒はまだ立ち上がれない。
僕としては是非もう一度涼香さんの豊満な体を味わいたいのだが、一旦休憩するしかないか。
凄い出たからなぁ。ポ〇モンで『はかいこうせん』を撃ったら、次のターンは反動で動けないみたいな感じだ。
ちょっと休む旨を伝えようとしたその時。涼香さんが先に口を開いた。
「清太くん、喉乾いてない?」
「え、あ、そうですね。結構汗かいたから、乾いてるかも。」
「やっぱり。 じゃあ、はいこれ♡」
答えると直ぐに小瓶を手渡された。
ジュースにしてはかなり小さめの変わった瓶。不思議に思いラベルに目を落とす。
そこには [活力成分20種類配合 ここぞという日に【轟天】] と書いてあった。
…これはもしや、精力剤という奴では!?
薬局なんかに置いてあるのをチラっと見たことあるけど、こうして手に取るのは初めてだ。
涼香さんに視線を戻す。
「こんなのどこから?」
「さっきドラッグストアで買っておいたのよ。 折角のデートなんだから、いっぱい楽しまないと勿体ないと思って♡」
ああなるほど、それでドラッグストアがある道を選んでここまで来たのか。
僕がどこに行こうかと悩んでいた時間、涼香さんの中では完璧な
再び手の中の小瓶を見る。燃え広がる炎をバックに、太いフォントで書かれた【轟天】という文字が鎮座している。
ちょっと怖い気もするけども、涼香さんが選んだんだしおかしなことにはならないだろう。きっと。
好奇心と性欲に負けた僕は封を切り、一気に中身を飲み干した。
決して美味しいとは言えないけれど、飲めなくはない独特な味。
その液体が喉を焦がしながら胃に落ちて行く。いつだったか試しに舐めてみた日本酒みたいだった。
瓶が空になったのを見て、今度はミネラルウォーターを手渡してくれる涼香さん。ほんと良くできた奥さんだよ。
口を濯ぐようにして一口飲んだ。
さて、『初めて精力剤飲んでみた!』状態だけど、果たして効き目はあるのだろうか。
効くとしたらどれくらいの時間で、どの程度?
今は半信半疑だけども、飲んじゃったからには効くと信じて待つ他無い。
「はい、頂戴。」
そう言って空の瓶と飲みかけのペットボトルを受け取り、バッグに仕舞う。
ホテルなのだからこのくらいのゴミは置いて行っても問題ないだろうに、きちんと持ち帰ろうとするところが涼香さんらしい。
バッグを荷物入れに戻し、こちらを向き直す。
「それじゃ、準備しましょうか♡」
言うや否や座っている僕の足元にしゃがみ込むと、垂れ下がっている肉棒を手に取ってキスを落とし始める涼香さん。
最初は様子を見るような軽いキスだったのが、やがて唇の隙間から綺麗なピンクのベロが伸ばされ、マラの根元から先端までをちろちろと這い始めた。
僕らの愛液を纏い濡れたままだった男根を嘗め回し、段々と綺麗にして行く。
舌先が敏感な部分に触れる度、腰は勝手に浮き上がってしまうのだった。
「♡♡♡♡」
上目遣いに僕の様子を見ながら、刺激に慣れたのを見計らって今度は股間に深く顔を埋める涼香さん。
そこにあったはずの陰茎はすっぽりと丸呑みされ見えなくなり、口内では唾液を塗すように舌が動いて極上のマッサージが始められる。
唇で歯を覆ってペニスに触れないよう準備し、息を吸い上げて口の中の空気を抜くと、舌の動きはそのままにゆっくりと前後に首を振り始める。
竿を支える必要が無くなった両手は僕の乳首に伸ばされ、優しく愛撫を加える。
「じゅぽ♡♡♡ んぽっ♡♡♡ じゅる♡♡♡ っじゅぽ♡♡♡♡」
そんな素晴らしいフェラチオのおかげだろうか。はたまた早くも【轟天】先生が効いたのか。
ぐったりとしていた僕の相棒は、見る間に元気を取り戻したのだった。
「!? エホッ♡ ゴホッゴホッ…♡♡♡」
口の中で急激に膨張した男根の大きさに負け、思わず吐き出してしまう涼香さん。
目じりに涙を溜めながら何度か咳き込んだ後、困ったような笑顔を浮かべる。
「ご奉仕もまともに出来ないなんて、不出来な雌でごめんなさい♡♡♡♡」
謝罪の言葉とは裏腹に口元はだらしなく緩み切っており、眼は反り返った肉棒に釘付けだ。
僕は立ち上がると、跪いたままの彼女の腕を掴み強引に引き上げる。
足に力が入らない様子の涼香さんだが、それでも僕の求めに応じようと気力を振り絞り、何とか体重を支えている。
そんな健気な姿に、愛おしさが高まって行く。
ふらふらの涼香さんを歩かせて壁際まで行かせると、こちらに背中を向けて壁に手を着くよう命令した。
すると、それ以上の指示は出していないと言うのに勝手につま先立ちになり、心配になるほど背中を反らせて腰を突き上げる。
「これで良い?清太くん♡♡♡ 下手糞なフェラで不快にさせちゃった分、おばさん頑張るから♡♡♡ 金玉すっきりするまでガンガンおちんぽ打ち込んで♡♡♡ 孕ませ汁注ぎ込んで♡♡♡♡♡」
言いながら腰をくねらせ僕を誘う。
割れ目からは先ほど僕が注ぎ込んだ精が流れ落ち、糸を引いているのが見える。
僕は思わず唾を飲むと、無造作にその肉付きの良い尻肉を鷲掴みにし、彼女を串刺しにした。
「おおっっっ♡♡♡♡♡♡♡」
入れた瞬間痙攣し、ジュースを垂れ流す涼香さん。
僕は今度こそこの雌をハメ殺してしまおうと、手加減の無い立ちバックを開始するのだった――。
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「ごめんね清太ぁ~( ;∀;)」
夕方。稲美家に帰ると、先に波留が帰って来ていた。
僕の顔を見るや否や両手を合わせて深々と頭を下げる。
「別に怒ってないって。」
苦笑しながら頭を上げるよう言う。
確かに今日は波留とは遊べなかったけれども、そのおかげで涼香さんとデートできたんだもの。ちっとも怒って何ていなかった。
まぁ、そのデートの中身は思っていたのと違ったけれども…。それでもデートはデートだ。
ちらりとキッチンの方を見ると、晩御飯の支度を始めた涼香さんと目が合う。
つい先ほどまで僕はこの人に尻を突き出させ、有らん限りの精を流し込んでいた。
きっと彼女のクロッチをめくれば、中に残ったままの精液がどろりと垂れてくる事だろう。
そんな事実など露知らず、いつも通りに話しかけてくる波留。
きっと波留は、自分を孕ませた友達が母親とラブホテルに行ってたっぷりと濃厚子作りセックスを楽しんで来たと知っても、特に何とも思わず受け入れる事だろう。
でも今日のデートの事は、何となく二人の秘密にしておきたかった。
僕と涼香さんの間に生まれた初めての小さな秘密。それが何だか恥ずかしくて嬉しくて。
見つめ合ったまま、僕らは小さく笑い合った。
次はどんなデートをしようか。今から楽しみだ。
お待たせしました。都合の良い女友達のお母さん編です。
プレイの内容が中々思いつかなくて難産となりましたが、その分エロく仕上がったのではないかなと思います。
気に入っていただければ幸いです。
追記:誤字をご指摘頂きましてありがとうございます。励みにして参ります。